専業農家漁家の世帯変動について
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(2) . 北海道教育大学紀要(第2部 C) 第25巻 第1号 昭和49年8月. Journalof Hokka ido Unive ion (Sec i ion l I C) Vol ty of Educa t t tl974 r s ,25 ,I Augus , No. 専業農家漁家の世帯変動について 清. 野. き. み. 函館分校家政学研究室. on the Fami l y Changes of Thos Wテho are Farmers incipal occupat ion shermen by Pr and Fi. Kimi KIYONO Depa l tment of Home Economi ido Unive i t r cs ion t t e Col ege s r y of Educa , Hakoda , Hokka. Abstract ln t h i lyst fthose who Were far ructureso s paper were observed the changes ofthefami 工 r ners. ’average age was 5075 ’aver householder householder ( s 5 s age age was 51 ) by , )and 行shermen( . inc ipal occupat ion, pr. ndethod--Compar ing every year t hef l ter mad ami e y structures l967 to l971,the present wri. fe cycl l i i the f t of each household l ami s e, and found the causes of the y pattern conversion l i f f f l i l t t o o a e r n c n v e r s n e v e r a ・ ni o a m p y y y , The resul l t s are as f ol ows: h f l h T 1 t ) e c ange ra e o thef ami y pattern ofthose who werefarmers byprincipaloccupation. was 11,8% and that of those who were 負shermen by principal occupation was 12% ;the ion rat fthe f l convers eo ami y pattern ofthe farmers was 29% and that of the 五shermen was h 3 4 5 i l9% ( igat l l l973 t the hi i i The f t e r r a e nued i l ) nve s on t g ami , , % was got by cont . y f f h 五 h b h h d h d h d t t b f t armers an s ern 1en s owe suc c anges an t e num er o them was sruc ures o o lncreas lng.. ’fami ly pat i f each householdl 2 tern convers f i ) The farmers l on o ecyc e happened i n many h f h h h l d 6 0 ion of the cases W e ternat n t e ouse o er Was 50 to years o age or more , and the al. householde f a parent r was caused by the death o , der The 云shermen househol s when 40 to 50 years of age, received their brothers, sisters dr l i en cat ed cases wereconcent and parents or were abandoned by their chi rated ,and thus compl ives ft he i imeo i ion o fthe 6sherman’s householder was mostly t upon du ernat r ng att rl . The al d age, i caused by h sol. 3 l ) As t。 the causes ofthef ami y pattern conversion of the farmers, they come out in decreas ing order f rom death, marriage, some one leaving the house, householder’s al ion ternat. i lut i by consent he case of 6shermen,insimilarorder s so on of separation and divorce; and in t ,d i l f l h h d i d i l f l or a reatve,t e sso ut ion o separat ion,death and marr the eav ng o a c i i ly age , General l i he natural ones. thesoc ami alfactors off r rates than t y changes show hi ghe. ft h The obj i l i t ec so s study were 134f ami es ,farmers by principal occupation in Kiyokawa, l l i h h K i i o Nakanoand Nozaki v i fe do age s i co ture ‐ shi cho ( ) ‐ sub c ‐ pre , am so , s ma , Hokka , and 58 h 賃 b h h i l f i l i f ion in Yamasedomar i fune i eso t ose w o were s ermen y prncpa occupat ami cho - , 工r. ,. (25).
(3) . 26. 清 野 き み. do Hakodat i e . , Hokka. 1 は. じ. め. に. 昭和35年以来, 我が国では, 農村から都市への人口移動と産業就業構造の変動によっ て世帯変 7 年度農家就業動向調査を発表 したが, それによれば年度中に農家 動が激 しい, 農林者は, 昭和 4 5万人で, 依然農業離脱 世帯員になったものは73万人, 一方, 農家世帯員でなくなったものは13 7年 が続いていると報告されている. さ らに職業移動の状況についてみても, 農家世帯員のうち4 0 度に6 ヶ月以上の予 定で他産業に就職 したものは約8 万人であり, 世帯上の地位別でみても, 世. 帯主25%, 後継者 41%である, このような傾向は, 出稼 ぎ者になるとより顕著にあ らわれ, 世帯 5%に及び, 35歳以上が68%となる等, 生計を建てる中心者や後継者に 主と後継者をあわせて, 9 集 中 して き て い る.. さ らに, 産業就業構造では, 年毎に第一次産業の割合 が低下してきており, 北海道の第一次産業 0年4 7%と漸減している, また,世帯 0%, 昭和 4 部門漁業水産養殖業の構成比では昭和35年には5 . ,. 数の人員の推移を国勢調査の結果でみ ると, 人口増に比例し世帯数は増加する傾向があり, 昭和40 年頃か らの世帯構 造の変化は, ついに人口の増加率を上回 るに至 った. このことは核家族化の進行 7人, 4 0 といわれている. 北海道の一世帯当たりの人員では昭和30年代まで5人台, 35年には 4 . 6人となり, 現在では4人を割る結果となってきた. 年には 3 . さてこのように, 生活の主幹となる世帯主に集中的にあ らわれた世帯の変動は, 日常の生活構造 の変容にも繋 ながり, 家族協業を原則と してきた農業, 漁業世帯でその影響が大きいと 考 え ら れ る. 高度経済成長下にあって農漁村における生活構造は, 生活の経済的主軸となる稼得構造の変容 に基因す る. 即ち家庭の生活からいえば, 家族の労働力 保有の状態が変わっ たということである, 農漁村では, ひとつひとつの行 政や施策が, そのまま日常生活に直結する都市家庭とは違って, 生 業である農業や 漁業と労働力保有の関係によって生活が変わる. ここでは, 専業の農家, 漁家の稼得構造の中 心となる世帯主と家族構成の関係を, 世帯類型転換. 表によって観察 し, 世帯変動の増減, 世帯類型転換の契機となった家族事情, 世帯主の地位の交替 を 明 ら か に しよ う と した,. なお, ここで指摘すべきことに生活周期の問題がある, 一般に世帯変動の概念には, 家族の誕生 か ら消滅までの時間的経過を含んでおり, これを生か した方法に, 家族の生活史的把え方がある, 本稿では, 経年比較をすることによっ て, 世帯変動をあらわすことと した. 資料の不充分な漁家に ついては, その後の追跡調査を加えることに して, 出来るだけ生活史的な意味を補完することにつ と め た,. 世帯分離の激 しい今日において, 専業の農・漁家が経営に必要な労働力をどう維持していくか, これを確か め家族保全の策 の一助に したいと考えた, なお議論のある家族構成の分類についても言. 及 し, 従来使用されてい る分類法を修正 した.. 1 1 調査対象及び方法 わが国の農業世帯では, 直系家族の縦のつながりによる子のひとりが, 結婚後も生まれた家族と 同居 し, 主要な家産を継承 してゆく, いわゆる両親と子供夫婦または未婚の孫という形態が支配的 であっ た. 漁家の場合でも, 後継者育成は絶えず意識されており, 子供がない時には,,次代の労働. 力と して, 経営規模にみあ っただけ養子縁組をす る場合が しばしばある. と ころが, 最近の世帯分 (26).
(4) . 専業農家漁家の世帯変動について. 27. 離の増により, 農・漁家の世帯規模の縮少はもとより, 人口の流出, 還流の回路も複雑とな ってき た, 出生, 死亡という自然的な要 因を上回った社会的要因が, この原因となるであろう. ここで は, 農家, 漁家の世帯の内側から, 家族側の事情に焦点をむけ, 世帯変動の実態を検索することと した,. まず, 世帯主が経営, 生活の主軸であることを実質的に認定する条件をたてた, それは, 世帯主 が農業協同組合, 漁業協同組合に加入し, 少なくとも3年以上にわたって,,それらの資格を有 して. 6歳以上の農業就業者で, 年間150日以 いるものを専業と し, 調査の対象者とした, 農家では, 1 上にわたって農業に従 事 しているもの, 30日以上他に雇われたり, 年3万円以上の販売収入のあ るものが, 一人以上いる農家は兼業として除 外した, これらの世帯について次のような分類をし , 世帯類型別に整理 してみた, 類型の分け方は, 現在, 家族関係の研究に採用されているものを修正 した, 従来の分類では, 家族関係の位座の呼称に重点がおかれていたため, 経済的な実質をともな った世帯主の地位を充分表現するものとはいい難い, 本稿ではこの点を厳密にするため, すべて次 のように世帯主を中心として類型をたてた, (類型). (家族構成). A. 世帯主 (夫婦) +未婚の子. B. 世帯主 (夫婦) +未婚の子十両親又は片親十世帯主のきょうだい. C. 世帯主 (夫婦) +子供夫婦十未婚の孫. D. 世帯主 (夫婦) +子供夫婦十未婚の孫十世帯主のきょうだ い. E. 世帯主 (片親) +未婚の子. F. 世帯主 (片親) +子供夫婦十未婚の孫. G. 単身者. H. そ の他. 調査対象は, 本稿の目的か ら大規模調査とはなり難く, 出稼 ぎ等による変動の大きく ない地点を 選んだ. 対象地区は, 専業農家と して, 北海道渡島管内上磯町字清川, 中野, 野崎部落の1 34戸 4 7 1 1 1 (世帯番号〔〕~〔 〕のうち 戸を除外) を, また比較に選んだ専業漁家は, 函館市入舟町1 4~21 58〕 〕~〔 までの通称山背泊地区58戸 (世帯番号〔1 ) である. 6年, 4 8年の各8月 である, 以下, 対象地区の概況を述べる 調査時期は, 昭和42年, 4 . 図1は, 対象地区の位置を示したものである, 清川, 中野, 野崎部落は, 函館湾の西北に隣接する上磯町 (面積 263 19lm2 うち8 0%は山林 , , 地帯) のなかにあり, 稲と畑作を中心とする農村である, 松前藩史料 「福山秘書」 によれば ここ , 6世紀頃, 漁業を 営なむ人 に和人 が定着 したのは1 の集落が出来たのは17世紀頃とある. 農耕の は じ. まりは, 伊勢の国, 岡田正治郎が, 戸切地川流域に ひろがるこの地 に住み, 相前後して, 因幡の人, 木. 8 05年) に水田 1 村兵四郎が開拓に入り, 文化2年( 5 町歩を 拓いて以来という. 百数十年 経た今日 で 1 も, 世 帯 変 動 の 少 な い と こ ろ で あ る, 昭 和 46 年 現. 7 戸のうち, 在の清川, 中野, 野崎部落の全世帯数21. 少の状態をみ れば, 上磯町農家数の対前年比較の減 (27). 議 事 ・ ゑ 上磯町 惑 $. 清川、中野、野崎地区. 函館市. 露. 図1 調査地区の位置.
(5) . 清. 28. 野. き. み. ) 表4 ‐1 対象地区農家の世帯数(その1. 表1 上磯町の一世帯当たり人員, 農業就業の推移 一世帯当たり人員 昭和40年 41年 42年 43年 44年 45年 46年. 4 41 , 4 31 ,. 240. 清 中 野. 250. 4 21 , 4 18 ,. 235. ,. 270. 4 09 , 3 94 ,. 230 230. 3 94 .. 1年 昭和4 4 2年 43年 4 4年 4 5年 4 6年. 1 331 , 1 272 ,. 53. 168. 318. b ( )a / c. 3 3 ,. 3 9 .. 4 1 ,. 8 3 ,. 世 帯 数 比 世 帯 数 一世帯当た ) り平均人員 (昭和40年100 昭和25年 4〇年 42年 43年 44年 4 5年 46年 4 7年. 29. 29. 84. 228. 3~5. 104. 47. 53. 18. 13. 5. 2. 2. 6. 2. 3. I. 構 成 比 100%. 8 15 .. 28 4 .. 55 8 .. 例外規定. 5 47人 ,. 194 214. 5 17 , 5 00 ,. 226. 4 91 . 4 91 ,. 226 255 223. 4 79 .. 4 78 ,. 217. 55 4 ,. 216. 5 ‐ { 8 ; }裏勢調. 騒 g g g 僻登 : 霊. 少率は, 表 1 ,2のように年々大きくなり, 一世 帯当たりの人員は減少傾向にある. また, 一世. 625. 371. 5^)7 5 . 5h 7 以上 a .. 510. 表4 ) 年次別 ‐2 対象地区農家の世帯数(その2. 農業主兼業主. 1~3. lha 未満. 48. 業. 177. 数. 43. 13 091 ,. 1 6 4 , ‐. 120 1 , 619. 総. 91. 13 001 ,. 表3 上磯町の農業経営規模別, 専業, 兼業別農家数 兼. 98. 23. 902 26 ,. 出所表とおなじ. 総数 専業. 106. 569 6 ,. 4 6 .. 30. 1人 38. 204. h ( )上 磯. 2 1( 3 7 ) . , 3 3 1( 2 ) . , 3 5 2 5( ) , .. 26. 1 190 , 1 022 ,. 3 68人. 7 45人. 530. 4 〇% ,. 26. 女. 1 040 ,. 減少率 ()は道平均. 59. 1 246 , 220 1 ,. 男. 44. 150人. 川 野 崎. 数. 217. 表2 上磯町の農家の対前年比較と減少率 減少数. 総. 口. ( )小 計 a. (上磯町町勢要覧より) 農家数. 人. 世帯数. 235. 561 「 88 4% , 59 4. 鳶霧は. 6年北海道農業基本調査報告を こよる) 昭和4. た 蓄詰も 螺 “嗣 蛋 寿. 帯当たりの農業就業者数と農業経営規模別, 専 業, 兼業別農家数は, 表 3に見るとおり, 全体 4% が 3 ヘ ク タ ー ア ー ル 未 満 の 小 規 模 経 の 88 . 鮎 と な 営 っ て い る,. - これ らのうち清川, 中野, 野崎部落は, 表4 3% 1の(C)に見るように, 上磯町全世帯数の3 . 1 1 0 1 5 を占め, 農家総世帯数 ,2 戸のほぼ / にあ. 蜘 .端. 業を継続している専業農家は, 農業基本調査北海道農. 家 ぎ 穿滋議ぶ謡墓盗も、“遁. ね. う で あ る.. 声 謙 謡謙. 中 野. 4 2 年 4 2 年 3 1戸 3 1 戸. 計 計. 共通対象 終 餐 農家. ・ 2 8戸 2 8 戸. n 5 } 1 1 1 1 } } i 1 141 143. 清 川 o 澱 n 野 崎}. 4 2~46年. 4 6 年 4 6 年. 2 8戸 2 8 戸. 2 8 繋 } 13 4 , 題. 函館山を背に函館湾の海岸線道路に一列に集落を形成, 「箱館」 の時代から沿岸漁業を主とする 0% 地域である. 都市の一部でありなが ら, 都市化の影響はあまり無く, 戸数100戸前後のほぼ7 が, 専業漁家と して漁業協同組合に加入 している (山背泊漁業協同組合加入数は, 昭和40年~42 5年には, 正 年まで137戸, 昭和43年, 44年に函館市行政区の改称に伴ない若干の異動 があり, 4 6名, 4 7年 13名, 4 6 年は, 正組合員102名, 準組合員14名計11 組合員99名, , 準組合員14名計 1 (28).
(6) . の 世 帯 、動 に つ い て 専業農家漁家 “ の世帯変動について. 29. は, 正組合員1 01名, 準組合員14名計11 5名, 4 8年は, 正組合員1 00名, 準組合員 10名計110 名である) , これらのうち専業漁家と して昭和42年か ら4 8 年まで資格をもち, 組合脱会, 新加入, 死亡を除 いた58戸が調査の対象となった, ただし, 48年までに死亡 した世帯が1戸あったので 追跡調査 , の対象は57戸となった,. 漁 業 の内 容 は, 1 月 か ら5 月 頃 ま で は つ ぶ と り 一 本 づ り は え な わ (カ ジカ ソイ ア ブ ラ , , , , , コ 等), ホ タ テ ア ワ ビと り, 八 尺 な ど 7 月 頃か ら12 月 ま で は 海 藻 と り イ カ つ け に 従 事 して い る , . ,. ここの主 婦は魚獲物の陸揚げの手つだいと加工 箱詰 市場への運搬などを引き受け どこの漁村 , , , でもみられるように夫婦協同作業である .. 1 1 1 生活周期別, 年度別にみた世帯の概況 専業の農 家, 漁家の世帯主年令別にみた平均世帯数 就業者数の一覧は 表5‐ 1 ,2に示 した. , , 図2は年度別に したものである,. 専業農家 (以下農家と いう) 専業漁家 (以下漁家という) 共に年度を追って世帯規模, 有業者数 の低下がみ られる. 漁家の世帯規模は, 5 3 1と, 農家の3 44に比べて大きく, 就業者数で 16 , . . . ,5 ,2 66 は, 農 家 の 3 44 に 比 べ て ほ ぼ 1/ 2 の1 48 3と 少ない . , ,2 . . ,1 ,. 4 6年現在の平均世帯主年令は, 農家50 0歳毎に区 5歳である, 世帯主年令を 1 . ,75歳, 漁家51 切った年代別の平均世帯員数, 就業者数を図3にあらわ した 農家では平均世帯員数が,42年に比 , べ4 6年の方に多く, 特に4 6~6 9歳までの世帯員数が多い, 現地の人たちは, 「最近になって, 一度 出ていっていた人たちが戻 ってきているようだ」 と云っていたが, 他出 していた子供や, 世帯主の きょう ,だいが戻ってきているための増とみられ, 人口の社会的要因による増である,. 漁家は, 50歳代を除き, 昭和4 2年, 昭和4 6年ともに, ほぼ似通った平均世帯員数の増減のカー ブを描く, 就業者数では, 農家で, 昭和4 6年は昭和4 2年より少なくなり, 3 0代を除し・て, 42年, 4 6 年とも同様のカーブをつくる. 一方において漁家では 各年代共に平 均した就業者数を有し, ,. 46年は42年に対し, 2 9歳までと50歳代でいく らか低くなっている程度である . 6年 就業者数を年代別にみれば, 50歳か ら60歳にかけて急増する農家に対し, 漁 家では昭和 4 のこの年代で下降する. 平均世帯員数は, 世帯主の年令が進むにつれて拡大を続ける, ただ し昭和 4 6 年度の漁家は60歳代で平均世帯員数就業者数ともに減じ, 世帯の縮少が著 しい , 0~50歳代に集中 している. 世帯構成員の変動は, 農家では50~60 歳代, 漁家の4 1 世帯主年令別にみた平均世帯数, 就業者数の年度別比較 表5‐ 2年 昭和4 戸 ^ )29. 数 1戸. 30{ )39. 31. 40^ 〕49. 35. 50^ )59. 36. 60~69. 24. 70^ -. 計 備. 7 134. 平均世帯数 2 0 人 , 8 2 , 3 65 . 3 58 , 3 91 , 4 O ,. 3 66 .. 1 考 ( )は 年間農業に従事した. ものを入れた場合の就業者数. (専業農家). 6年 昭和4. 就業者数 2. 人. 1 6 .. 2 1 , 2 77 , 2 91 ,. 戸. 数 1戸 22 41 34 28. 2 28 ,. 8. 2 44 ,. 134. 4 2 7 ( ) . (29). 平均世帯数 3. 人. 就業者数 3. 2 86 , 3 60 .. 2 13 . 1 75 ,. 2 1 ,. 1 37 .. 64 3 . 94 3 . 3 64 .. 人. 1 85 , 64 2 , 2 20 ,. 2 32 ( ) ..
(7) . 30. 清 野 き み. (専業漁家). 2 世帯主年令別にみた平均世帯数, 就業者数の年度別比較 表5 ‐ 数 平均世帯数 就業者数. 戸 ~29. 5戸. 30^ }39. 14. 40^J49. 15. 50^ }59. 19. 60^ ‐69. 4. 70^v. I. 計. 58. 昭和4 8年. 昭和46年. 昭和42年. 48 人. 1 4 人 , 1 4 .2. 6 07 . 5 8 ,. 数 平均世帯数 就業者数. 戸. 1戸. 6. 18. 5 61 . 4 9 .. 1 0 人 , 1 31 .. 14. 1 73 . 1 0 .. 14. 2. I 6 , 3 O .. 58. 10 5 ,. 1 33 .. 1 4 , 47 1 . 1 2 .. 11. 2 O ,. 3 5 ,. 1 48 .. 9. 人. 人. F コ. 1 I , 1 28 ,. 5 63 . 4 57 ,. 8. 1 71 . 1 36 .. 6 63 . 4 5 , 4 O .. 5. 17. 数 平均世帯数 就業者数. 戸. 3. 5 05 , 5 O , 4 O ,. 1 33 , 1 5 . 1 0 .. 57. 4 04 .. 03 4 .. 18. O4 2年漁家平均世帯員数 2年農家平均世帯員数‐ 4 一 ・ △4 〃 一4 6年 〃 6年 O4 2年漁家有業者数 2年農家有業者数 ” ・4 . . △ ・ ・ 〃 ▲4 4 6年 〃 ・ . 6年. 7. . 農家の一世帯当たり平均人員 . Nへ\ u~ 上磯町一世帯当たり平均人員. . 3 就. )平均 ×--一--一 翼北海道(市. ・. . . 農家の一世帯当たり平均人員. ′ 、 r 、 \. . 6 平 5 世 . ′ い ′ -\ 、. . 農家の一世帯当たり平均就業者数 ▲ - .. 『 \. 上磯町一世帯当たり平均農業就業者数. . - - 。A 〆 V. -. . . d. -. . 人. 図2 年度別にみた対象地区の平均世帯数, 就業者数. 人 0 4 0 3 ~ ~ 3 9 4 9 世 帯 主. 0 0 7 5 0 6 ~ ~ ~ 9 9 6 5 才 年 令. 園3 世帯主の年令別にみた専業農家,. 漁家の平均世帯人員数, 就業者数. IV 世帯類型転換の経年比較と動機 1 世帯類型転換の実情を, 対象世帯の各類型別戸数及び対前年に較べての増減, 構成比で, 表6- , 2に示 した. 48年のものはす べて追跡資料である. 農家, 漁家に共通していることは, 世帯主夫婦と未婚の子で構成されている A 類型の夫婦家族 =近代家族 が, 全戸数のほぼ40%を占めていること である. この地域の核家族化 率をあ らわすも の で あ る.. (30).
(8) . 専業農家漁家の世帯変動について. 31. 表6一 紙年比較でみた世帯類型構成. \ 年度 \鍵里. A. B. 昭.和 42 年 昭 和 46 年 対 前年増減. 5 9戸. 3戸. 11戸. 55. 2. 13. - 4. - I. 44 O ,. 2 3 . 1 6 ,. /42年 ー4 6年. 41 O ,. C. (専業農家). D. E. F. 5 1戸. 9戸. 1戸. 55. 6. 3. 十2. + 4. - 3. +2. 8 2 , 9 7 .. 38 1 .. 6 7 . 4 5 .. 0 7 . 2 2 .. 41 0 .. 表6‐2 経年比較でみた世帯類型構成. \\- 選塑 \. (専業漁家). A. B. 42 ‐年 46 年 48 年. 23. 24. 5. 5. 0. 0. 25. 23. 2. 6. I. 0. 21. 20. 4. 7. 0. 2. 対前年増減(蟹. 十2. 柵1. - 3. + I. +I. 0. ー4. ー 3. + 2. +I. ‐I. +2. 40 2 , 43. 41 4 . 40 O ,. 8 6 . 3 O .. 0. 0. 2. 0. 0. 3 5 ,. 年度. 昭 和 昭・ 和 昭 .和. ョ鱗. 37. 35. C. 7. D. 8 6 . 10 0 ,. 10 5 ,. さ らに農家の場合には, D 類型の世帯主夫 婦と子 供 夫婦, 未婚の孫に加えて世帯主のきょうだいで構成され. E. F. G. H. 0 0 0 0 0 0 0 0. I I I 0 0 2 2 1 7 ,. 表7 世帯類型別の世帯転換(農家, 漁家). 14 2年 一4 6年 ー 戸数 構成比. . る拡大 家族が4 0%を占め, 昭和4 2年, 昭和4 6年ともに これ は ′変 わ っ て い な い,. 漁家では, A 類型に親族も含めた B 類型が 4 0%を占 め, 農家同様の拡大 家族でありなが ら, 世帯主を中心と. した家族の関 係では, 類型を異にする, 漁家の方が夫婦 家族の系統に属する. 6 年において, それぞれ世帯類型に移 動のあっ 昭和4. 6戸, 漁家で8戸であり, 昭和4 た戸数は農家で1 2年の 農家数134戸に対する変動率は11 8 漁家のそ %である . . れは, 58戸に対 し12%となる, 変動率は, 類型移動の 全数を示すものであるが,.これだけでは, 変動の結果の みが得られるにすぎない. そこで世帯類型転換表を用い. て, 家族構成の移動の実態を探ることとした, まず最初に昭和42年において世 帯類型転 換を した世. 帯を, ①夫婦家族か ら拡大家族に転換 したもの, ②夫婦 家族間において変動のみ られたもの, ③拡大家族か ら夫 婦家族へ移行したもの, ④拡大家族間の変動と家族構成 の内容別に整理し, それぞれの構成比を出 してみた, こ. れが表7である. 上述 した漁家では②夫婦家族間の変動. が多く, 夫婦家族か ら拡大家族になるものが少ない 一 . 方農家では反対に夫婦家族か ら拡大家族になるものが多 い こ と が わ か る,. Y .. 漁 家 昭和. 42 年2 4 6 年. A. C. I. IO ①. . . . . . C. D. I. IO ④.
(9) . 清 野. 32. き み. (専業農家). 1 世帯類型転換表 表8 ‐. A. 4 6△. B. I. C. I. D. 7. 5 ≠ △ 2. 59. 13 ( ). 2. 3. 5. 11. ) (3 ) (6. I. 7. 4. 38△. 4. 5 ≠ △. 3. E. 6年に各類型 昭和4 が受け入れた戸数. \\\ 昭和46年. 2年 \\\\ 昭和4. I. 1△. F. 昭 和42~46年 同 型 類 昭 和46年 小計. I. 55. ) (9. I. 13. 55. 6. 3. ) (8. 1 7 ) (. (1 ). ) (2. 2. ) (2. 5. 38. 5. 46. 51. 13 ) (. 9. ) (4. I. 9 5△ 134. (専業漁家). 2 世帯類型転換表 ‐ 表8 A. B. C I. A. 21△. I. B. I. 21 {△. C. 3. 2年に世 2年 昭和4 昭和4 計 帯転換した数 小. I. 5. ) (2 ) (3 ) (4. 4 ≠ △. 5. ) (1. 23 I. 1 ‘ △ I. D. H. E. D. 3 9 ) (. 39. 24. I. E. 1 ‘ △. F. 昭 和42~46年 型 同 類 昭 和46年 小計 6年に各類型 昭和4 が受け入れた戸数. 21. I. 4. 0. I. 48 { △. 25. 23. 2. 6. I. I. 58. ) (4. ) (2. (1 ). ) (2. 10. (1 ). A. B. C. A. 17 ≠△. 3. I. I. B. 5. 14△. I. 4. I. C. E. D. I. F. H. 6年に世 6年 昭和4 昭和4 小 計 帯転換した数. 2. 24. I. 26. 2 ‘ △. 3. 4 ≠ △. D. 10 ( ). (専業漁家の追跡資料). 3 世帯類型転換表 表8 ‐ \\ 昭和48年 、 6年 -- 和4. I. 21. ) (7. 12 ( ) (1 ). 4. E F. 1 ‘ △. H. 昭 和46年~48年 型 同 類 昭 和 48年 小 計 4 8 昭和 年に各類型. が受け入れた戸数. 17. 14. 2. 4. 22. 18. 4. 9. ) (5. ) (4. ) (2. ) (5. I I. (1 ) 死亡 1. 3. ) (3. I. I. △ 琶 邑. 死亡含む1 20. 20 ) (. 以上を世帯類型転換表にまとめて示すと表8‐1 ,2 ,3のようになる. 表中において, △印は昭和 8戸である. 8戸と3 6年, 昭和48年とも同類型のもので, 農家は95戸, 漁家は4 42年, 昭和4 9 農家の各世帯類型で受け入れた転換世帯は, A 類型 (以下 A と す る B 以下も同様) ‐ , , Bー2 世帯 数 8%の 9%で, 変動率・i 9戸である. 犠蒙 ‐転換率とすれば, 2 C-8 . , F2 の計 3 ,D 『, E・ 戸数 5 倍 と な る, 漁 家 で は, A‐4 約2 , , D‐2 , E-1 の 計 10 戸 で, 転 換 率 は 19% で あ る. 昭 和 , B-2 , C-1 A B C 2 D 5 5 4 48 年 の 追 跡 資 料 で み る と, ‐, -, -, ‐, E‐1 , F‐3 の 計 20 戸 と な っ て い る (E-1 は, 昭 和. 5%という値を示 しいずれも変動率より大幅な増加で, 家族内 4 8年8月 に死亡 した) . . 転換率は34 部の件数の増 が予測される. (32).
(10) . 33. 専業農家漁家の世帯変動について. 世帯類型転換世帯について, 世帯主年令と, 転換の契機となる理由を示せば, 次のとおりとなる 6年現在) (昭和4 , 6年までに転換 した39戸の農家について世帯類型の契 機となっ た事 まず, 昭和 42年から昭和4 情を事由と して整理 してみた. 類 型 世帯番号 世帯主年令 〔37〕 〔43〕 〔47〕 〔78〕 〔21〕. 59歳 63 60 57 54. 〔122〕 ,〔 16〕 1 3戸) 〔63〕 ( 〔75〕 〔97〕 〔111〕 〔109〕. 37 60. 〔129〕. 32. 〔39〕. 56 27. A. B. (3戸). 61 58 54 63 41. 〔136〕 〔131〕. 41. 〔79〕 て 3〕 〔76〕. 33 39 42. (6戸) 〔99〕. 42. 〔115〕 〔135〕. 42 41. 〔20〕 〔24〕 〔35〕 〔60〕. 47 57 44. C. D. 〔103〕 〔110〕 〔128〕. 〔57〕 1 3戸) 〔88〕 ( 〔 1〕. ,. 52 45 43 54 39 37 60. 〔24〕 〔81〕 〔50〕. 60 67. 〔37〕 E 〔23〕 (4戸) 〔36〕 〔80〕. 80 63. 63. 55 56. 事. 由. 夫婦の離婚により妻他出 未婚の子のうち長男が結婚して, 両親と同居 未婚の子のうち長男が結婚して, 両親と同居 未婚の子のうち長男が結婚して, 両親と同居 別居していた息子夫婦戻り, 両親と同居 別居していた母親戻り,世帯主の子供夫婦と同居,日雇いをしている長男も戻った 未婚の子のうち息子結婚し同居, 他に未婚のきょうだいを含む 未婚の子ううち息子結婚し同居, 他に未婚のきょうだいを含む 未婚の子のうち息子結婚し同居,, 他に未婚のきょうだいを含む 未婚の子のうち息子結婚し同居, 他に未婚のきょうだいを含む 未婚の子のうち息子結婚し同居, 他に未婚のきょうだいを含む 別居していた片親 (母) 戻り, 世帯主の子供夫婦と同居 78歳の父親死亡,さらに未婚の子のうち長男結婚世帯主となる.きょうだいと同居 74歳) の死亡, 2人の未婚の女他出 世帯主のきょうだい ( 5 9歳)が死亡, 長男に世帯主変更 世帯主( 79歳)の妻死亡により世帯主変更 世帯主 ( 76歳, 72歳の両親死亡による世帯主変更. 6 8歳)から子供夫婦に世帯主変更 世帯主( 6 2歳)から子供夫婦に世帯主変更 世帯主( 6 2歳)から子供夫婦に世帯主変更 世帯主( 世帯主( 6 9歳)から子供夫婦に世帯主変更 7 5歳)から子供夫婦に世帯主変更 世帯主( 片親, 子供夫婦, 未婚の孫のうち片親の死亡で世帯主変更 片親, 子供夫婦, 未婚の孫のうち片親の死亡で世帯主変更 片親, 子供夫婦, 未婚の孫のうち片親の死亡で世帯主変更 片親, 子供夫婦, 未婚の孫のうち片親の死亡で世帯主変更 片親, 子供夫婦, 未婚の孫のうち片親の死亡で世帯主変更 片親, 子供夫婦, 未婚の孫のうち片親の死亡で世帯主変更 片親の他出による. 世帯主(祖母)の死亡により世帯主変更. 祖母, 片親(父) , 子供夫婦, 未婚の子のうち, 片親の死亡, 未婚の子の他出によ. る世帯主変更. 世帯主夫婦, 子供夫婦, 未婚の子及び孫のうち, 未婚の子, 孫の他出 世帯主夫婦, 子供夫婦, 未婚の子及び孫のうち, 未婚の子, 孫の他出 世帯主夫婦, 子供夫婦, 未婚の子及び孫のうち, 未婚の子, 孫の他出 祖父, 世帯主夫婦, 子供夫婦, 未婚の子及び孫のうち, 祖父の死亡, 未婚の子. (四男)の他出. 片親と未婚の子 (長男, 次女) のうち, 長男結婚し同居, 孫の出生, 次女の他出 未婚の子の他出により, 片親 (母) が単身者となる 未婚の子の他出により, 片親 (母) が単身者となる 世帯主の片親 (父)と二男の構成に, 長男結婚と同時に同居することになった. 件数の整理については事由としてとりあげたが, A 類型では, 離婚によって E 類型に変わ った もののほか, 世帯主の50歳から60歳にかけて, 未婚の子のうち息子が結婚し, そ して同居すると. いうものが9戸で一番多かった. また別居していた母親が戻ってきて同居するものが2戸あった. これ らが夫婦家族から拡大家族に変わった世帯の転換事由である, (33).
(11) . 清 野 き み. 34. B 類型については, 死亡2戸, 他出1戸で世帯人員の減少による世帯主交替であり, 拡大家族間. の変動である. C 類型は, 両親の死亡 1戸を除 いて, 他の5戸は, 協議によって世帯主の地位を交替 したもので あ る.. D の類型の1 3戸は, 類型分類では一番複雑な家族構成をもっているものであるが, 祖父または 片親の死亡 他出によって7割の9戸が 夫婦家族の A 類型に一挙に単純化された, またこの類. , , 型では, 親の死亡がただちに未婚の子 らの他出に繋 がっていた, E 類型では, 片親の世帯主と未婚の子の二世代家族か ら, 長男の結婚と, 未婚の子の他出によっ. て3戸が D 類型へ, 1戸が単身世帯となっ た, 以上農家の世帯類型転換の契機となっ た事由をまとめてみると次のようになる. A 類型では, 子の結婚によるもの 9戸, 別居していた息子夫婦, 母親 が戻 ってきたもの2戸, 離 婚によるもの1戸, 世帯主の夫の 死亡によるもの1戸となる, B 類型では, 世帯主の死亡が1戸, 同居の弟の死亡と世帯主の妹の他出が1戸, 世帯主の妻の死 亡により孫と二 人暮しとなったものが1戸 となる, C 類型では, 両親の死亡により世帯主の交替したものが1戸, 協議による世帯主の交替が5戸あ つ た. D 類型では, 片親の死亡で, 夫婦家族になるもの9戸のほかに, 片親 の他出が 1戸, 世帯主の未. 婚の3人の孫の他出 が3戸である.. E 類型では, 長男の結婚による同居が 1戸, 未婚の子が出稼 ぎのために他出 し, 母親が一時期単. 身者となるものが1戸, 他出が1戸, 結婚が1戸である. 6戸) 10戸) 14戸) .なった事由別に述 べれば, 死亡 ( 以上を, 世帯類型の転換と ,協 , 他出 ( , 結婚( 更の事由は死 1戸) 3戸) 5戸) 議による世帯主の交替 ( , となる. 世帯主の変 , 離婚 ( , 別居の解消 ( 5戸)の計 24戸である. これは, 転 6戸) 13戸) 亡によるもの( , 協議による交替( , 他出によるもの( 換世帯数39戸の7割に及ぶ. 一方, 漁家については, 調査期間の対象数について更に昭和48年まで延長 した追跡資料も加え て考察する, 0戸について, その契機となっ た事由を, 農 6 年まで世帯類型 転換 した1 まず, 昭和 42年か ら4 家の場合と同様に整理 した. 類 型 世帯番号 世帯主年令 A. 〔 8 〕. 79歳) が老齢のため長男に変更 6歳 世帯主 ( 3 59. 長男結婚, 次男他出. 〔54〕. 62 35 37. 世帯主の妹他出. (2戸) 〔41〕 B. 事. 祖母死亡, 子供ら他出. (3戸). 〔 3〕 〔i5〕. C. 〔49〕 〔50〕. 長男の結婚, 同居, 世帯主の妹同居. (4戸). 〔 11〕 〔44〕. 60 42 76 42. D. 〔 3〕. 35. 同居していた妹の他出. (1戸). 由. 別居の母親が戻る. 四男を除く子ら結婚, 独立のため他出 子供独立他出, 夫婦のみ 子供独立他出, 夫婦のみ. 3戸) 以上をまとめると,協議による世帯主の交替は 1戸のみで,子供の結婚ときょ うだいの他出( , 1 )とな 受け入れが( 戸 ており 1戸 4戸 ) 別居していた母親の 親族の死亡( ) 族の他出( っ 同居の親 , , , 8年までの追跡調査によっても変わっ 親族や子供 らの他出が多い. 漁家で他出 が多いのは, 昭和4 (34).
(12) . 専業農家漁家の世帯変動について. 35. 8 年までの追跡調査の結果を述べ る. ていない. 昭和4 類 型 世帯番号 世帯主年令 〔 n〕′. A. 〔 18〕 〔25〕. (5戸) 〔36〕 〔57〕 B. 〔 4〕. 76歳 65 59 52 52 58 50. .. 夫婦のみの世帯で他出の子供を迎え入れ世帯主の変更をした 世帯主のきょうだいを受け入れる 世帯主死亡, 妻と次男だけの世帯となる. 長女他出, 長男に漁業権を渡す. 世帯主のきょうだいを受け入れる. 祖母死亡 祖母死亡 祖父死亡. 〔 10〕 〔28〕 〔40〕. 64. 〔41〕 C (2戸) 〔35〕. 59 59. 子供夫婦の他出. 〔44〕 〔56〕 〔39〕 〔 1〕. 42. 子供夫婦の他出. (4戸). D. (5戸). 58. 52 47. 由. 事. 長男結婚, 世帯主のきょうだい他出 長男の結婚によって, 三男, 三女, 四女他出, 長女戻ってくる. 世帯主の弟独立のため他出 妻の弟結婚, 長男, 次男他出, 二夫婦同居は変わらない. 〔 3〕. 48 35. 世帯主の弟二人他出 世帯主の妹他出. 〔 15〕. 37. 7年に結婚した 母と長男の世帯構成であったが, 長男が昭和4. 〔58〕. 74. (3戸) 〔38〕 〔37〕. 43 78. 世帯主と次男夫婦の構成であったが, 世帯主が札幌へ出稼ぎに行ったまま音信不 通, そのため脱会手続きをする 世帯主の姉の子他出で, 世帯主とその姉の構成となる 世帯主の死亡により, 脱会手続きをとる. E. (1戸) F. 3戸) 5戸) 4戸) 6戸) これをまとめると, 他出 ( , , 別居していた親族の受け入れ ( , 結婚 ( , 死亡 ( ・ 2 1戸 年間で起き この で行方の判らないもの( )となる 1戸) 音信不通 協議による世帯主の交替 ( . , た件数は, 昭和46年までの件数の2倍となっており, 家族事情は一層複雑になっていることが判 る,. 以上の世帯類型転換の事由を, 世帯人員の自然的要因と社会的要因に大別して整理すると, 死亡 による世帯主変更は自然的要因となり, 農・漁家ともにこれによる割合が高く, 特に農家の方が高 い, 次いで社会的要因となる子や親族の他出は漁家に多く, このことで世帯主の変更を したものは 少ない. また結婚や別居S解消, 離婚等の事由による世帯類型転換の件数は, 漁家に多い. しか し これもただちに世帯主の変更には繋がらなかった. 協議による世帯主の交替は 農家の方に 多 か っ た,. 9歳, 0歳~4 なお, 世帯主の年令別にみた世帯類型転換件数は, 農家で, 50歳~59歳が11件, 4 7 ずっ 0歳以上で れ1件 2 9歳 0 3 9歳が6件 はそれぞ 60歳 ~69歳がいずれも10件, 3 歳~ までと , 0 歳以上に集中 している, 漁家では, 昭和46年までは各年代 にば らつき となっていて, 大半が4. 30 歳 ~39 歳 が 4 件, 40 歳 ~49歳 と 60 歳 ~69 歳 が 各 2 件, 50 歳 ~59 歳 と 70 歳 以 上 で 1件 ず つ,. 9歳が4件, 70歳以上でも 0歳~4 昭和48 年までの追跡資料では, 50歳~59歳が急増 して8件, 4 同じく 4件, 30歳~39歳と60歳~69歳が各2件で, 50歳~59歳に集中してきている. V. ま. と. め. 出稼 ぎ等の比較的少ない専業の 農家134戸と, 漁家58戸について, 世帯構造の変動 を 観 察 し 5歳で, ほぼ似通っ た生活周期であ 75歳, 専業漁家で51 た. 世帯主の平均年令は, 専業農家で50 , . ることが予想された, (35).
(13) . 36. 清 野 き み 方 法 は, 3 ヶ年以上にわたって専業であることを条件と したため, 昭和4 2年か ら46年までの期. 6 年の経年比較と 世帯主の生活周期別に, 間 (漁家では, 48 年まで追跡 した) を設定 し, 42年, 4 世帯類型転換表を作成 し, 世帯類型転換を した世帯について, その契機をみつけた.. その結果は次のようにまとめられる, 1 8%, 専業漁家では 12%であった. しかし世帯類型の転換 ) 世帯類型の変動率は, 専業農家で11 . 9%, 漁家では19%, 48 年までの追跡調査では更に高く, 34 率では高くなり, 専業農家で2 5%と ,. なっている, 農・漁家とも世帯構成の変動件数が増大 してきており, 漁家では一層際立っている, 2 ) 世帯主の年令別では, 専業農家の40歳代か ら世帯類型転換の件 数が急 増する. 50歳 ~60 歳 では, 夫婦家族か ら拡大家族になるものが多い. 世帯主の交替は, 片親の死亡が契機となった時に. 多い. 専業漁家では, 40歳~50歳に, 世帯主のきょうだいや, 他出 していた親の受け入れ, 世帯 主の子供の他出等, 複雑な件数が発生する. 漁家の世帯主交替は, 前世帯主の老令化によるものが 多い .. ・. 3 ) 世帯類型転換の契機となる事由をその多さの順序で示せば, 死亡, 結婚, 協議による世帯主の 交替, 他出, 別居の解消, 離婚の順であり, 漁家の場合では, 子供や親族の他出が圧倒的に多く,. 次いで, 別居の解消, 死亡, 結婚の順となって, 農家の事情とは異なる, 4 ) 農家と漁家の世帯類型の構成比からみた特徴は, 農家の場合, 世帯主夫婦と子供夫婦, 未婚の 5 を占め, 漁家ではこれが少なく, 子供 孫, 世帯主のきょうだいで構成される D 類型のものが 2 / 夫婦が世帯主となり, その子と, 両親または片親で構成される B 類型が, これもほぼ 2 5 を しめ / B D る, , の類型は, 従来の家族構成の分類では, いずれも一括して, 拡大家族の分類に入るもの であるが, 本稿のように根幹労働力として家族の主軸となる世帯主の地位を中心に分類することに より, 同じような家族の構成でも, 農家と漁家の世帯主と家族の関係には鮮やかな対 比がみ ら れ. た, このことか ら農家では家族の拡大があっても世帯主の地位はそのままであるのに対し, 漁家で は, 家族の拡大は, 世帯主の交替と結びつく可能性が大きい と考えられる, この違いは, 農業と漁 業の違いか らくるのか, あるいはまた, 労働力の保有の違いからくるのか, 今後更に検 討を要す. 7人 (昭和 42年) 4 20人(昭和4 6年) る, ちなみに, 農家の労働力保有は2 4 8人 昭 , , . ,2 , 漁家は, 1 4 2 3 0人 0 8 6年) 和 年) (昭和 4 . .3人 (昭和4 年) で漁家は少なかった. ,1 ,1. 上に述べたように比較的変動の少ない地域で, かつ家族協業規制の強い世帯の農家では, 世帯主 の死亡, 漁家では老令化という事情が切迫 しない限り, 核家族化していかない. したが って同居の. 親族のさま ざまな事情を包みこんだまま, 世帯主の生活周期をく ぐり抜けていく, このような過程 が農・漁家の世帯構成の変動を複雑に し, 世帯主の老令期まで長く続くことがわか った , なお, 本論文の一部は, 日本家政学会第23 ,25回総会で報告したものである. 参 考 文 献 1 1 973 ) 青山道夫・竹田 旦・有地 享・江守五夫・松原治郎:1 家族の歴史, 講座家族, 弘文堂 ( ) .. 2 i 9 7 2 ) 北海道企画部統計課:北海道農業基本調査結果報告書( ) . 3 ) 4 ) 5 ) 6 ) 7 ). 1 97 2 北海道渡島支庁: 渡島の農業 ( ) . 1号 ( 伊藤秋子: 最近日本における世帯構造の変動, お茶の水女子大学人文科学紀要, 2 1968 ) . 1 971年版町勢要覧 ( 971 ) 上磯町役場:1 , 1 96 清野きみ: 労働の分化と家族の再結晶に関する研究, 北・学・大紀要 (第2部 C) 第14巻第2号 ( 3 ) , 968 1 ) 清野きみ: 家政学要論, 明玄書房 ( .. 1 9 7 2 8 ) ) 清野きみ:生活把握と生活構造, 現代家庭科研究序説所収, 明治図書 ( . 8 1 9 6 9 ) ) 国民生活研究所:世帯変動と生活構造, 東洋経済新報社( , (36).
(14) . 専業農家漁家の世帯変動について 10 ) 小山 隆: 現代家族の役割構造, 培風館( 196 7 ) , 11 ) 労務行政研究所: 労働統計調査月報, 第2 1巻第4号 ( 9 1 96 19 1 ) 7 ) , 第23巻第6号 ( 1 2 ) 湯沢薙彦・副田義也・松原治郎・麻生 誠: 家族・社会・教育, 社会学ゼミナ【3 1 972 ) , , 有斐閣(. (37). 3 7.
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カバー惹句
1 ミャンマー(ビルマ) 570 2 スリランカ 233 3 トルコ(クルド) 94 4 パキスタン 91 . 5
1人暮らし 高齢者世帯 子世帯と同居 独身の子と同居 長期入所施設 一時施設 入院中 その他
養子縁組 子どもの奪取・面会交流 親族・ルーツ捜し 出生登録、国籍取得、帰化申請など 医療/精神保健問題 結婚/離婚問題、手続きなど
海に携わる事業者の高齢化と一般家庭の核家族化の進行により、子育て世代との
雇用契約としての扱い等の検討が行われている︒しかしながらこれらの尽力によっても︑婚姻制度上の難点や人格的
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