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小学校における障害理解教育に関する研究-教員および保護者の意識を手がかりとして-

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Academic year: 2021

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(1)           小学校における障害理解教育に関する研究.          一教員および保護者の意識を手がかりとして一                                    特別支援教育学専攻                                      心身障害コース.                                         M07108C                                         中村寿樹 I、問題と目的                (4)分析方法  障害者基本計画(2003)の基本指針において「障   データを意味のあるまとまりに分類し、まとめ、. 害の有無にかかわらず、国民誰もが相互に人格と  結果と考察を示した。. 個性を尊重し支え合う共生社会」の必要性が示さ   表1:対象者プロフィール(小学校教員) れている。そのためには、自分自身と立場や考え. 性別. 勤務歴. 主な担当学年. 方が異なる人々と共に生きていくという認識の育. a. 男. 3年. 中学年. 成が必要である。特に、障害児・者に対してr心. b. 女. 4年. 低学年. のバリア」を取り除くための、障害理解教育の充. C. 女. 26年. 高学年. 実が求められる。. d. 女. 13年. 中学年.  本研究では、学校教育や家庭教育における障害. e. 男. 1O年. 高学年. 理解教育の重要性を考え、学校現場で教員がどの. f. 女. 3年. 低学年. ように障害理解教育を認識し、実行しているか明. 9. 女. 21年. 低学年. らかにするとともに、保護者が学校での障害理解. h. 男. 28年. 高学年. 教育をどのようにとらえているか、どのような教. i. 女. 16年. 中学年. 育をもとめているのか等の意識調査を行う。そこ から、障害理解教育の在り方を検討する。. 2、発達障害児の保護者への意識調査 (1)対象者(表2参照). 皿、方法.  1、小学校教員への意識調査 (1)対象者(表1参照) (2)実施時期と手続き. (2)実施時期と手続き.  2009年10月∼11月。個別にインタビュー  調査を行う。. (3)調査内容.  2009年9月∼10月。個別にインタビュー. ①障害理解教育について②他の児童に対する.  調査を行う。. (3)調査内容.  ①障害理解教育に関することについて②他の. 障害理解教育について③保護者への働きかけ  について④学校・教員に対する想いについて (4)分析方法.  児童に障害を伝えることについて③学級経営. データを意味のあるまとまりに分類し、まとめ、.  の工夫について④保護者への働きかけについ. 結果と考察を示した。.  て. 170一.

(2) 表2 対象者プロフィール(保護者). (2)考察.  障害のある児童がよりよい生活をするために、. 性別. 診断名. j. 女. 自閉症. 小学1年(支援学級). プラスのイメージを抱かせる内容の障害理解教育. k. 女. 自閉症. 小学6年(支援学級). を行うべきことが示唆された。そのためにも、で. I. 女. 自閉症. 特別支援学校高等部. きないことに注目させるのではなく、得意なこと. ャ学校時:支援学級. に注目させる伝え方の工夫が必要である。. m. 男. 所属学年. 自閉症. 特別支援学校高等部. ャ学校時:支援学級 n. 女. ADHD. 1V、総合考察.   中学2年.  先行研究や、意識調査から障害理解教育の在り. ャ学校時1通常学級. 方として以下のことが指摘できる。 ①教員が障害理解教育を行う目的を明確にもつ。. 皿、結果と考察. ②障害児・者との接触体験と障害疑似体験を行い、. 1、小学校教員への意識調査.  具体的な関わり方を考え、行えるようにする。. 1)障害理解教育の必要性についての意見. ③障害に対してプラスのイメージを抱くことがで. (1)結果.  きる機会にする。.  障害理解教育は必要。. ④教員が身近な手本であり、日常の中に学習の機.  無理に行う必要はない。.  会がある。.  教職員自身も、もっとしていく必要がある。. ⑤保護者に対する障害理解教育は困難であるが、. (2)考察.  行うことは必要である。.  必要と考える教員が多くいることがわかるが、. ⑥教員一人で行うのではなく、学校全体や保護者. 逆に無理に行う必要がないと考える教員もおり、.  の参加を促し、より具体的で系統的・継続的な. 障害理解教育を肯定的に捉える教員だけではな.  学習を行うことが必要である。. いことが示唆された。. 以上が障害理解教育を行う上で、必要と考えられ る視点である。特に、発達障害児の保護者の視点. 2、保護者への意識調査. から得られた示唆は障害理解教育をなぜ行うのか. 1)障害理解教育の必要性についての意見. を考える際に有用である。今後、学校内だけでな. (1)結果. く地域を含めて障害理解教育を行うためにも、地. 子どもが地域や学校ですごしやすくなるために. 域の人々や障害理解教育を行う障害者の意見等を. 必要。. 参考にして、障害理解教育の目的や内容を考え、. 障害のある児童の得意な所を知ってもらう機会. 発展させていくことが課題といえる。. になる。. 主任指導教員 河相善雄. 障害のある児童・障害のない児童が人と支え合.   指導教員 河相善雄.  うことや人との関わり方を学ぶ機会になる。. 171一.

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