立正佼成会と政治との関わり
立正佼成会の政治理念と政治浄化活動
一立正佼成会と政治との関わり 一一本会の政治および政治浄化に対する基本姿勢 三本会会員の政治・政治家との関わり 四政治浄化活動推進の体制整備 五佼成平和研究所の総括としての﹁今後の課題﹂ 六政治浄化活動のさらなる発展に向けて ︿付録﹀教団の動向と政治活動の歩み員田芳憲
26 立正佼成会︵以下、﹁本会﹂と略称する︶は、昭和一三年の創立以来、﹁立正佼成会会規﹂の前文にも認われているように、.仏乗の精神に基づき、諸宗教者間の対話と協力をとおして、人類世界に平和をもたらす歴史的使命 の達成に献身してきた。﹂そして、その宗教活動は、会規第二条に明定されているように、﹁開祖の開顕した法華経 の本義に基づき、在家仏教の精神に立脚し、菩薩道の実践をとおして、人格の完成並びに家庭、社会、国家及び世 界の平和境の建設に貢献することを目的﹂として展開されてきた。 もとより、家庭・社会・国家・世界の平和境の建設は宗教のみの力でできるものではない。人々の現実生活を正 しく、明るく、豊かにする政治の力が必要不可欠であることは言うまでもない。それ故に、本会は、以下で詳論す るように、宗教と政治を﹁車の両輪﹂としつつも、宗教団体が政党をつくり、直接政治に関与することは宗教の尊 厳さを自ら艇め、次元の低い世俗の力にすり替えるものと位置づけ、政治浄化の活動を展開してきた。 本会が政治、特に選挙との関わりを持つのは、昭和二一一年に遡る。しかし、その頃の選挙を通しての政治家との 接触は、東京都の杉並区議会議員選挙での自然発生的なものであり、また同年の東京都知事選挙で安井誠一郎氏を 推薦したことも、本会の幹部と政治家との個人的人間関係から生まれたこともあって、推薦や応援もごく限られて いた。したがって、本会の政治的関わりの政治的意図や対社会的な働きかけの影響は、ごく小さなものであった︵中 央学術研究所編﹁日本における宗教と政治︵﹁宗教と政治﹂研究報告書︶﹂昭和四九年、六一頁︶。 本会が国政選挙に関与するのは、昭和一一八年の参議院議員選挙であった。しかし、本会が創立以来一三年にわた る﹁政治への低姿勢﹂から一歩前進して﹁政治への積極的発言へと転換し、本格的に全国的規模で選挙運動を展開 するのは、昭和三四年の第五回参議院選挙においてであった。この選挙において、本会は全国区の本会統一候補と して前田久吉氏を推薦し、また地方では各選挙区毎に推薦候補を立てて、独自の活動を展開した。 次いで、本会が選挙を通じて政治浄化活動に本格的に取り組み始めたのが、昭和三七年の第六回参議院選挙のと 27 立正佼成会の政治理念と政治浄化活動
たのであった。 このようにして、本会が中央・地方選挙において推薦・応援活動が盛んになり、政治との関わりを深めていくに つれて、内部的にも幹部や青年部・壮年部の会員の選挙に対する関心も高まり、その活動も活発になっていった。 しかし、その反面において、選挙を通しての政治との関わりが﹁宗教の本筋である布教の面に大なり小なりの悪影 28 きであった。昭和三七年次の教団計画大綱には、﹁国家繁栄を期するため、①政治を正し、②大衆を教化する﹂と いうことが掲げられ、選挙を通して仏教徒の使命を政治に反映させていく方向が強力に打ち出された。この方針に 基づき、本会は長谷川仁氏を本会の統一候補に推薦し、国政の場に送った。そして、この選挙を契機として、同年 一一月一四日、政治課題に取り組むための﹁佼成懇談会﹂が発足した。 本格的に全国的な規模で﹁選挙運動﹂を展開するのは、昭和三七年の参議院選挙であった。以後、本会は衆・参両 議院の選挙をはじめ、都道府県や市区町村の長や議員などの地方選挙にも積極的に関与し、具体的な運動を展開し ていくことによって社会の注目を集めていくことになる。その意味において、昭和三七年の参議員選挙は、本会が 選挙にかかわる歴史の中で大きな分岐点となるものであった︵中央学術研究所編﹁前掲害﹂六二頁︶。 本会が政治、とくに選挙にかかわる歴史の中で今一つの大きな分岐点をなすのが、昭和五六年一○月、鈴木善幸 首相をはじめ、飛烏田一雄社会党委員長、佐々木良作民社党委員長、田川誠一新自由クラブ代表に対し個別的に申 し入れた四項目︵①平和主義の推進②政治浄化の実行③思想、信教の自由の堅持④行政改革の努力︶からな る﹃申し入れ書﹄であった。この﹃申し入れ書﹂は、イデオロギーを超え、仏教思想に基づくものであって、単に 党首への申し入れにとどまらず、本会の政治浄化活動指針を決定づけ、政界やマスコミ等に対し本会の平和活動の 基本路線を公示し、政治浄化活動の対応を組織化してその推進を本格化する上で、本会の歴史上大きな転機となっ
川本会の政治に関わる基本姿勢 本会は、立正佼成会会規の前文にも調われているように、本会の創立以来、開祖の教導に従って.仏乗の精神 に基づき、諸宗教者との対話と協力をとおして、人類世界に平和をもたらす歴史的使命の達成に献身してきた。ま しかし、開祖日敬一乗大師︵以下、﹁開祖﹂と略称する。︶は、すでに昭和三四年頃から宗教教団としての宗教と 政治、そしてこれとの関連において宗教と選挙のあり方について法話や著書を通して幹部や会員を指導してきた。 とりわけ中央・地方選挙を通して本会の政治への関わりが社会的影響力を持つほど強化される昭和三七年以後にな ると、開祖は法華経を所依とする仏教教団としての本会の政治に対する基本理念、家庭・社会・国家・世界の平和 境の建設に向けての本会の宗教的使命と社会的責務、そして菩薩道の実践に自己の信仰の証を求める信仰者として の会員の政治との関わり方と責任などについて、幹部や会員に対して頻繁に指導し、具体的な指針を提示するよう になるにいたった。爾来、本会の政治活動は開祖の指導の下に推進されていくことになる。本会の具体的な歩みに ついては、﹁︿付録﹀教団の動向と政治活動の歩み﹂に譲ることにする。 以下において、本会の政治に対する理念と基本姿勢およびその具体的な活動方針について、開祖の法話に依拠し つつ明らかにすることにする。 出するようになっていった。 響を及ぼすようになったことも否定できない﹂︵中央学術研究所編﹁前掲害﹂六三頁︶とする自己批判が内部から湧 本会の政治および政治浄化に対する基本姿勢 29 立正佼成会の政治理念と政治浄化活動
一口に言って、政治にかかわることも一仏乗の道であり、普門示現にほかならないのであります。大乗の教 えというものは実に広々したもので、﹁大道無門﹂という言葉もありますように、どこから入ろうが、どうい う入り方をしようが、そんなこまかいことにいちいちとらわれることなく、とにかく、人間みんなが共に幸せ になればそれでよいのです。︵中略︶ 仏教は﹃物心一如﹂ということを教えています。そのことについての天台大師は、一念三千の法門の中で、 ﹃心が先でもない、物が先でもない﹂と説いておられますが、心と物とは相即・融通するものですから、現実 の現われにおいては、心が先行する場合もあり、物が先になる場合もあるのです。︵中略︶ 普通、宗教は心の幸せを説くものとされています。しかし、大乗仏教はそんな偏︵かたよ︶ったものではあ りません。物心共に幸せになるように導く教えです。また、信仰者自身だけが幸せになることを願うものでも ありません。一切衆生ひっくるめて幸せになることを願うものです。 す ○ 30 た、早くから、宗教の社会的責任を自覚し、教育・医療・文化などの事業をおこすとともに、地域社会と手をたず さえて社会の浄化に尽力してきた﹂。 本会が政治と関わる基本姿勢について、開祖は.仏乗の道であり、普門示現にほかならない﹂と強調し、本会 が政治と関わりを持つのは、まさしく一仏乗の世界を実現することにあるとして、次のように教え説かれる。 ﹁最近、会員の皆さんの間に、宗教と政治のかかわり合いについての関心が高まり、それについての正しい 認識を深めたいという機運が高まっているようです。これは世直しを目指す私共会員が最も認識を深めなけれ ばならない非常に重大なテーマですから、会長の私の口から、それについての見解を述べておきたいと思いま
②本会の政治理念
開祖は、昭和四五年五月、初めて公的に﹁政治にたいするわたしの考え﹂として、政治というものは仏法の根本 である︿中道﹀の精神に立脚し、その精神を政策の上に貫き通すものでなければならないと説き、本会の政治理念 として﹁中道政治﹂を提唱した。そして、仏教の中道精神に基づく政治のあり方として次の五点を挙げる。 第一に、極端に走らぬということ。 第二に、つねに真理にしたがう柔軟な考えかたをするということ。 第三に、権謀や暴力を排し、話しあいを重んずるということ。 ですから、人間の現実生活を正しく、明るく、豊かにすることが本来の機能である﹃政治﹄を、毛ぎらいし たり、のけ者にしたりすることは決してないのです。してもならないのです。 観世音菩薩が三十一一一身に身を現じて法を説かれるように、われわれもありとあらゆる場合に即応して、一仏 乗の道を現世に現す努力をしなければなりません。それをこそ普門示現といい、それこそが、立正佼成会が政 治にかかわる基本姿勢なのでありますo﹂含佼成新聞﹂昭和五五年四月四且 開祖は、事ある度ごとに。仏乗﹂の教理を説き示している。いわゆる政治の重大問題である核兵器の問題も、 公害の問題も、交通戦争の問題も、はたまた塵芥堆積の問題も、帰するところは眼前の利益追求から無制限に自然 を破壊し、自然にそむいた人間の負欲が招いた結果である。それは、人間が諸法実相の真理を忘れ、自分の偏狭に よって世界を狭くし、苦を生じ、次第に自分を見失った結果でもある。それ故、人間は諸法実相の真理に即した生 き方にすみやかに復帰しなければならない。このことは、信仰者が政治に関わる場合においても異なることはない。 31 立正佼成会の政治理念と政治浄化活動第四に、階級の対立・闘争・革命・独裁というような︿修羅﹀の理念にもとづくものでなく、あくまでもみん魂 なの調和とみんなのしあわせを願う慈悲心を基調とするということ。 第五に、排他独善でなく、つねに向上のための自己反省をおこたらぬということ。 第五に、 ︵﹁佼成﹂ 排他独善でなく、 昭和四二年五月号︶ 開祖のこの中道政治観に基づいて、本会の布教本部が昭和四九年に発表した﹁本会の政治に対する基本姿勢﹂︵以 下、﹁基本姿勢﹂と略称する。︶の中で﹁本会の政治理念﹂が次のように提言されている。 本会の政治理念は、仏教の中道観に基づいた政治をこの人間社会に実現することである。 その基本的な立場は、次のとおりである。 仙つねに仏教真理にしたがった柔軟な考え方や行動をとり、極端に走らないこと。 ②﹁信教の自由﹂と﹁政教の分離﹂の基本原理に立脚すること。 ③権謀や暴力を排し、平和な話し合いを尊重すること。 側階級の対立、闘争、革命、独裁等を認めず、すべての者の調和と幸福を願う慈悲心を基調とすること。 ⑤排他独善でなく、つねに向上のための反省を怠らず、協調を希求すること。 この﹁基本姿勢﹂は、その後の選挙制度の大幅な改正に伴い全面的見直しの必要に迫られ、平成七年、本会の佼 成平和研究所は﹃政治浄化活動の基本的なあり方﹂︵以下、﹃基本的なあり方﹂と略称する。︶を発表した。 その中で、先ず、﹁政治浄化の目的﹂として次の四点を明確にしている。 一、立正佼成会は、個人、家庭、社会、国家、世界の平和と繁栄に貢献することを使命とし、菩薩行の実践を 通して大衆教化と仏国土建設を目指して活動を展開してきた。
四、宗教者といえども決して政治に無関心であってはならず、ましてやわれわれ在家の信仰者は進んで大きな 関心をもち、積極的に政治を正すという姿勢をとらなければならない。 次いで、宗教団体としての立場からの﹁政治浄化の基本姿勢﹂として、次の四点を挙げている。 一、﹁政教分離﹂﹁信教の自由﹂の原則を守る。 ﹁いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない﹂︵憲法二○条︶という 原則を厳守する。よって本会独自の政党はつくらず、また教団役職者をそのまま政治家にすることはしない。 政党支持は、一党一派に偏さず、よりよい政党を支持し、特定の政党を固定的に支持するものではない・ 三、選挙活動・支援活動を政治浄化の足がかりとする。 政治を正していくためには、主権者である国民自身が政治への参加意識を高め、厳正なる選択によって政治 家を選びだすことが必要である。 その意味から、選挙こそ政治浄化の絶好の機会であるとの認識に立ち、社会、国家への菩薩行としてとら え、本会の政治浄化の目的を正しく理解する政治家を応援するものである。併せて日常的にも支援・交流を 原則を厳守する。よ三 ﹁いかなる宗教団体も、 二、一党一派に偏しない。 三、現実の政治が国民の幸福を左右する大きな力と機能をもつかぎり、政治をよくするための努力、活動なく して、真の繁栄も平和も実現できない。このため本会は、宗教団体の立場から正しい政治が行なわれるた めの努力を続けている。 一一、その活動は、個人、家庭レベルの布教活動と、宗教協力を基盤とした各界協力による具体的な平和活動で ある。 33 立正佼成会の政治理念と政治浄化活動
信仰者の為すべきことは、 ろう。 開祖の教えによれば、仏教の信仰に生きる者の使命は﹁魂の改造によって社会を救う﹂こととなる。そのために ﹁まず第一に、根本的な法︵宇宙と人間の真理︶を学び、理解し、それを信念となるまでに深めることです。 と同時に、その信念を、生活の場において実践することです。法にしたがって生き、法にしたがって実践すれ ば、かならずその理想がしだいに現実生活にもあらわれてくるものです。それが、とりもなおさず︿法の現証﹀ はかり﹁正法に基づく政治﹂への足がかりをつくる。 四、政治に対する正しい世論づくりを進める。 政治の進む方向が誤ることのないよう、積極的に世論を盛り上げていく努力をする。そして、政治の動向 をよく見定め、大多数の国民を不幸に陥れるような立法や行政があった時は、宗教教団としてふさわしいあ り方で抗議する行動性をもつものである。 34 側仏教教団としての本会の社会的使命と政治参加 本会の使命は、会規の前文からも明らかなように、﹁一切衆生の仏性開顕にあり、日々の菩薩道の実践による人 格の完成と、家庭、社会、国家、世界の平和境の建設にある﹂。開祖は、これこそが﹁信仰者としての社会性﹂で あると教示している。すなわち、信仰者としての社会性とは﹁信仰によって自分を高め、浄化し、その影響を周囲 へおしひろめていくことです。と同時に、その︿人格完成﹀という理想をひろく社会へおし進めていくことです。﹂ ここで、開祖が教示する﹁信仰者としての社会性﹂とは、換言すれば﹁信仰者の社会的使命﹂と言ってもよいであ
われわれ信仰者は、もっと深いところからものごとを見、根本を掘り下げて考えなければなりません。すな わち、仏法︵宇宙と人間の真理︶に照らしてものごとの奥の奥にある真相をつきとめ、その病巣から根本的に 直していくことに心をひそめ、献身的な努力をしていかなければならないのです。﹂二躍進﹂昭和四○年九月号︶ 信仰者が政治との関わりを持つ場合に最も重要なことは、﹁仏法にしたがって生き、仏法にしたがって実践する﹂、 すなわち、いつでも、いかなる場合でも、法を優先し、﹁法を立てる﹂ということである。﹁法を立てる﹂とは、単 に仏法を護るということではない。それは、仏法に立脚して仏法を生かす依法のあり方を意味する。信仰者にとっ て依法を忘れた政治との関わりは、信仰者の堕落以外の何物でもない。 しかし、現実には国民の間で﹁政治に対するあきらめ﹂、とりわけ青年層の﹁脱政治化﹂ということが言われて いる。このような状況に対して、開祖はすでに早くからこうした現象を蔓いていた。開祖は、次のように戒めてい る。 ﹁われわれは、しょせん、この狭い地球丸という船の中で暮らすほかはなく、逃げも隠れもできはしないの です。逃げも隠れもできないからには、みんなが力を合わせて、この地球丸が沈没しないように、安全な航海 がつづけられるように⋮と、精いっぱい工夫するほかないのではないでしょうか。その工夫を結集し、討議し、 最善の方途を決定し、そして実施していくのが政治の場なのですから、今となっては、ただの一人として政治 に背を向けてはならないのです。どんなに現在の状態が気に入らなくても、政治を放棄してはならないのです。 それを放棄することは、自らの生存を放棄することであり、人間仲間から出て行くことになるのです。〃脱政 治〃などという傾向に引きずりこまれることがないように、深く自戒してほしいものです。﹂︵﹁躍進﹂昭和四九 にほかなりません。︵中略︶ 35 立正佼成会の政治理念と政治浄化活動
そして、開祖は、すすんで宗教は心の面から、政治は現実生活の面から共に国民の幸福を追求するものであって みれば、宗教と政治は﹁車の両輪﹂であって、 ﹁宗教者といえども、決して政治に無関心であってはならないのです。ましてや、われわれ在家の宗教者は、 すすんで関心を大きく持ち、積極的に政治を正すという姿勢を取らなければなりません﹂︵﹁躍進﹂昭和四三年 年六月号︶ 第三に、正しい信仰を持つ者の結束した力によって、つねに政治と政治家のあり方を監視し、必要があれば 意見をどしどし具申して、正しい道へ方向づける。 第四に、みずから政治に参加する意欲と自信を持ち、あるいはそのような因縁にめぐまれた人は、進んで政 界へ乗り出し、仏法を世法に生かす直接のはたらきをする。﹂︵﹁佼成﹂昭和五五年四月号︶ をつくる。 第三に、 七月号︶ 36 と説き示し、その上で信仰者は積極的に政治に関与すべきであると説いている。 このように会員に対して積極的に政治に関与すべきことを説く開祖は、在家仏教者である会員の政治参加のあり 方として次の四つの道を教え示している。 ﹁第一に、天地の道理︵仏法︶にのっとって政治を正していこうという積極的な姿勢を持ち、正しい世論を盛 り上げていくことに努力する。 第二に、りっぱな信仰者で、しかも、すぐれた識見を持つ人を、われわれの後押しで政界へ送り込み、目前 の権力争いに明け暮れている世界に天地の道理を振り返る契機を与え、﹁正法にもとづく政治﹂への足がかり
と教え説いていた。しかし、それはいかなる意味においても﹁宗教が権力にべったりと癒着し、その特別の保護を 受ける﹂ことを目的とするものではない。開祖は、早い時期から次のように断言している。 ﹁日蓮聖人は、信仰を改めることによって国家社会を立て直そうという信念のもとに、激しい諌暁を行なわ れましたが、みずから政治の場に立とうとか、政権を笠に着て教線を伸ばそうとかということは、ぜつたいに なさいませんでした。︵中略︶ お釈迦さまも、ビンビサーラ王やハシノク王などを教化され、またその遣教・遺徳によってアショカ王のよ うな名君を育てられました。けれども、ご自分では政権などに一指をもお触れになりませんでした。日蓮聖人 も、またしかりです。これが宗教家としての正しい態度なのであります。 在家仏教者が政治に関わることは、帰するところ、仏法の正しい道を政治に浸透させることであり、信仰を実生 活のうちに開顕し、大衆を救う大乗の道に通ずるのである。開祖はこれを ﹁直接に仏法を広宣流布することと、政治を通してそれを実生活に反映させることが、現代における菩薩行の 大きな二本の柱である﹂︵﹁躍進﹂昭和四三年七月号︶と説き示している。 Ⅶ政教分離と宗教団体としての本会の役割 開祖は、すでに述べたように、機会ある度ごとに ﹁宗教者といえども、決して政治に無関心であってはならないのです。ましてや、われわれ在家の信仰者は、 すすんで関心を大きく持ち、積極的に政治を正すという姿勢を取らなければなりません﹂︵﹁躍進﹂昭和四三年 七月号︶ 37 立正佼成会の政治理念と政治浄化活動
38 わが立正佼成会も、その態度を学んで、宗教という大きな立場.高い次元から、世を立て直そうと志向する ものであります。在家信者のなかには当然政治にたずさわる人もあり、また政治の場に仏法精神を反映させ、 その姿勢を正していくために、ことさら会員を政界に送ることもありえます。これは、民主主義社会のありか たとしてごく自然なことです。しかし、教団をあげて政権をめざしたり、あるいは政権に尾を振ったりするこ とは、ぜつたいにいたしません。この点においてもまた、立正佼成会は日蓮聖人の精神を現代に生かしている 教団であるということが出きるのです。﹂︵﹁躍進﹂昭和四一年三月号︶ ﹁宗教者のなかには自己の宗教が国家によって特別の保護を受けることを望み、それによって安穏に過ごした いという気持ちをもっている人もあるらしいのです。これはまさしく宗教の堕落であると私は思うのでありま す。いまさらいうまでもなく、宗教は政治の下僕ではありません。政治家に良き忠告を与え、精神的に激励す ることはあっても、政治家に利用され、あまつさえ恩恵に預かろうなどというのは断じて許されるべきことで はないのです。﹂︵﹁躍進﹂昭和四三年九月号︶ 開祖は、政教分離についても一仏乗の立場から、﹁今日の高度に発達した社会機構の中では政治、経済、文化、 宗教はそれぞれ形態の上では独立し、そしてそれらがすべて有機的に結びつき、十分な機能を果たすことが一番理 想的なのです。このことは過去の歴史が如実に物語っていることです。﹂と根本的立場を明確にする。次いで、﹁し たがって﹁政教分離﹂ということは、現代の文明社会ではもはや動かすことのできない哲理といえましょう。宗教 にいかなる形でも国家が干渉せず、一方、宗教家が政治の場に乗りださないという、鉄則がある以上、立正佼成会 としても、決して政治団体になるつもりはないのです。︵中略︶また、国の政治、地方の政治に直接干渉すること もあり得ないのです﹂︵﹁躍進﹂昭和三八年七月号︶と明言する。
この政教分離観から、政治に対する具体的な関わり方として次ぎの三つの原則が導かれる。 一、本会の幹部は、現職のまま政治の場に進出することを認めない。 ﹁組織をはなれて信仰者が個人の資格で、政界へ進出することはさしつかえないのですが、布教活動の組 織のなかにある支部長︵筆者注.現在の教会長︶以上の会の幹部が、現職のまま政治の場に進出すること はありません。﹂︵﹁躍進﹂昭和三八年七月号︶ 二、本会は、独自の政党をつくらないし、持たない。 ﹁宗教団体が政党をもち、直接政治にタッチするのは、あきらかに邪道です。なぜならば、政党をもつこ とは権力への野望につながり、権力への野望は宗教の尊厳さを次元の低い世俗の力にスリかえるものにほ かならないからです。権という語は︿仮りの﹀という意味をもつことばです。ですから、権力というのは、 人間にあたえられた仮の力にすぎません。いつかはかならずそれを失い、他へゆずりわたさねばならぬの が、権力のもつ運命です。 宗教者は、そのようなハカナイものを望んではなりません。永遠に変わることのない真理によって人び とを救いみちびく、永久に失うことのない法の力こそ望まねばならないのです。そういった高次の力を保 持して︿一一一界の王﹀とならなければならないのです。﹂︵﹁求道﹂昭和四七年特別二月号︶ 一一一、本会は、特定の政党を固定して支持することはしない。 ﹁立正佼成会はどの政党をも固定的に支持はいたしません。なぜならば、立正佼成会は仏法の真理のみに 絶対忠実でありたいと願う団体であるからです。︵中略︶ この世に絶対なものはないのです。ただ、﹁現実世界に絶対なものはない。すべては相対的な存在だ。 39 立正佼成会の政治理念と政治浄化活動
この四点の原則は、その後、さらに検討が加えられ、平成七年の﹁基本的なあり方﹄︵Ⅱ12を参照︶では、す でに述べたような四つの原則として整理され、明確な位置づけが与えられている。 ⑤正しい政党の条件 独自の政党をつくることも特定の政党に対して固定した支持をすることも断固排除した開祖は、すでに﹁在家仏 仰本会は、独自の政党をつくらない。また特定の政党を固定して支援しないということ。 ②宗教が教える天地の根本道理を堅持し、現実の政治をもその根本道理の軌道にのせるよう、日常活動とし て積極的に世論を盛り上げていく努力をすること。 ③日常生活の実践運動によって、世相の誤りを正し、ひいては政治を正しく動かしていく努力をすること。 ㈲本会の政治理念を正しく理解し、行動する政治家に対しては、積極的な後援をし、﹁正法に基づく政治﹂ の足がかりをつくること。 の四点の原則は、その後、 ます。 だからこそ、それを正しく、善く、美しくすることができるのだ﹄というこの真理だけが絶対なのであり卿 われわれが特定の政党を支持しないのも、それが絶対ではないからです。絶対でないものと固定的なっ がなりを持つことは、真理に背く行為であります。真理に背けば、堕落し、失敗することは必至なのです。﹂ ︵﹁求道﹂昭和四七年特別二月号︶ 本会は、以上の原則的立場に立って、﹁基本姿勢﹂の中で本会の政治との関わり方について次の四点を確認し、 政治を正す運動を展開してきた。
教者の政治参加の四つの道﹂で指摘したように、﹁この人ならぱという人物を政界に送りこみ、この政党ならぱと おもう政党を育てあげ、仏法の正しい道を政治に浸透させていかなければなりません。これが、信仰を実生活のう えに開顕し、ひろく大衆を救う大乗の道にほかならないのですo﹂と説き、﹁民主主義時代の今日においては、選挙 を通じ、あるいはある政党をバックアップすることによって、真理をひろく国民生活のうえに顕現することが、ひ とつの大きな菩薩行にほかなりません。直接に仏法を広宣流布することと、政治を通じてそれを実生活に反映させ ることが、現代における菩薩行の大きな一一本の柱であるというべきであります﹂︵﹁躍進﹂昭和四三年七月号︶と教え 示し、政党を通しての﹁正法に基づく政治﹂を唱道する。 その上で、﹁われわれ真正の仏教徒が期待し、活用し、育成していくべき政党は⋮⋮⋮仏教の根本である︿中道﹀ の精神によって立ち、その精神を政策のうえにつらぬきとおすものでなくてはなりません﹂︵﹁躍進﹂昭和三八年七 月号︶と説いている。そして、その後﹁正しい政党﹂の条件として次の五つの条件を提示したのである。 一、高い理想と、現実に即したビジョン、この双方をハッキリとうち立てけっして極端に走らぬこと。 二、つねに真理にしたがう柔軟な考えかたをし、教条主義におちいらぬこと。 三、権謀や暴力を排し、話しあいを重んずること。 四、階級の対立・闘争・革命・独裁といった修羅の理念にもとづくものでなく、あくまでもみんなの調和とみ んなのしあわせを願う慈悲心を基調とすること。 五、排他独善でなく、党利党略に終始せず国民の福祉をこそすべてに優先させ、そのための自己反省を怠らぬ こと。︵﹁躍進﹂昭和四三年七月号︶ 41 立 正 佼 成 会 の 政 治 理 念 と 政 治 浄 化 活 動
自分の属する団体や地域の利益のため、しかも目前の利益のために選ぶのでなく、あくまでも日本人全体のた め、そして国家百年の利益のためを考え、その委託に値する人を選ばなければならないのです。︵中略︶ と言えばそんな人物は見当たらないではないか、という反論が返ってくるでしょう。しかし、それは完全主義 者の反論であって、現実に即しません。相対の世界であるこの世には、完全無欠の人というものは見当たらな いのが当然です。とすれば、次善の人を選ぶのが正しい道ということになりましょう。次善の人がいなければ、 一一一次善の人を選べばいいのです。 次善の人であろうが、三次善の人であろうが、とにかくよりよい人を議政壇上に送るという理念は、あくま でも貫かねばなりません。﹂︵﹁佼成新聞﹂昭和五五年四月四日︶ しかし、現実に選挙における投票という段階にいたった場合に、すべての会員が必ずしもこうした資質を持った 政治家であるか否かを判断し得るとは限らない。そこで、本会として推薦し、支援する候補者の選定という課題が 生じてくる。これについて、開祖は次のように説いている。﹁率直に言って、皆さんの中には、誰に投票していい 上に送ることです。︵中略︶ 42 ⑥正法を生かす政治家の資質 政党の支持の場合と同じように、中央たると地方たるとを問わず、政治の世界に躍進する政治家に求められる資 質について、開祖は、立派な信仰者で、しかもすぐれた識見を持つ人であって、目前の権力争いに明け暮れている 世界に天地の道理を振り返る契機を与え、﹁正法に基づく政治への足がかりをつくってくれる人﹂︵﹁佼成﹂昭和五五 年四月号︶でなければならないと説いている。また、開祖は次のようにも説いている。 ﹁まず第一に、正しい政治理念をもち、その生活態度も正しい人に投票することです。そういう人を議政壇
か皆目わからない人がたくさんいるばずです。そんな人たちに﹃会長の私はこのような人を.⋮⋮⋮﹄という意向 を示し、一つの目安にしてもらうためです。投票は最終的には公職選挙法にも示されているように、選挙人一人一 人の自由意志にもとづくことが大切ですから、何も強要はしません。 ただ、いろいろな事を通して、私が接してみて﹃この人なら少々の欠点はあっても根性の上から見ても、ご法を 守って活躍できる人だ、将来、日本のために役立つ人だ﹂と私が思い、それを皆さんが自分の意思で信じて協力し て頂きたいということに他なりません。﹂︵﹁佼成新聞﹂昭和五五年四月四日︶ 以上のような原則的立場に立って、本会は﹁基本的なあり方﹂の中で﹁今後の選挙への対応﹂として具体的な﹁候 補者の選定等﹂について次のように方針を明らかにしている。すなわち、 一、推薦候補者については、教会︵推薦委員会︶が決定する。佼成平和研究所は、教会に対して政治浄化活動 全般に関わる助成︵情報提供、諸調整等︶を行なう。会員の投票行動については、従来通り、自由を拘束 三、推薦する候補者の選定は、その人物を重視し、人格、宗教への理解、﹁四項目﹂︵①平和主義の推進、②信 教の自由の堅持、③政治倫理の確立、④行政改革の推進︶への理解とその実績、および政治と宗教のあり 方︵政教分離︶についての正しい認識等を考慮して判断する。 四、政党支持については基本姿勢に基づき、思想・信教の自由をはじめとする基本的人権の尊重、平和主義の 推進、政治倫理の確立、行政改革の断行、福祉の充実、政教分離等に重点を置いて判断する。 していく。 、政界再編の過渡期にあって、特に新制度となる衆議院選挙については多様な選択肢を検討し、柔軟に対応 するものではない。 43 立正佼成会の政治理念と政治浄化活動
川仏教徒としての﹁信﹂の確立 開祖は、政治家に対していかなる姿勢で相対するかについて、相手がどんな人であろうと、安らかな気持ちで、 自信を持って、怯むことなく法が説ける不動の信を持つことの重要性を説いて、﹁安楽行品﹂の次の一節を挙げて 教え示している。すなわち、﹁菩薩時あって静室に入り正憶念を以て義に随って法を観じ禅定より起って
諸の国王王子・臣民・婆羅門等の為に開化し演暢して斯の経典を説かば其の心安穏にして怯弱あること
なけん﹂ 開祖は、この一節を次のように解説している。すなわち、﹁ここには、信仰者がなさねばならぬ二つの大事な行 が、ハッキリと述べられています。一つは、つねに教えを心にかみしめることです。もう一つは、教えを人のため に説くことです。三本会会員の政治・政治家との関わり
五、推薦候補者の選定、政党支持いずれも従来通り固定的なものとはせず、選挙のつどあらためて判断する。 六、国民に与えられた選挙権は直接に政治に参加できる貴重な権利であり、国民として果たさなければならな い重要な責任を負うものとして、内外に放棄防止を呼びかける。 44 教えは、ただ表面的にその意味を知っているだけでは、力になりません。自分を向上させる力にも、他を動かす 力にもならないのです。つねに心によくかみしめ、いわゆるシンを入れなければならないのです。シンが入ってし まえば、あとは自由自在ですよ。相手がどんな人であろうと、安らかな気持ちで、自信を持って、怯むことなく法③正法に則った教化と諌言 開祖は、政治との癒着を厳に戒め、﹁妙荘厳王本事品﹂ のためである﹂ことを強調し、次のように説いている。 ②妥協を排して世法を仏法に近づける努力 開祖は、﹁安楽行品﹂の﹁国王・王子・大臣・官長に親近せざれ﹂の一節を解説して、﹁これは﹃けっして近づく な﹄という意味ではなく﹃何か求める気持ちがあって近づくな﹄という意味です。これはじっに大事なことです。 求める気持ちがあって近づくと、こちらも汚くなるし、相手すなわち政治家や官長︵上級の役人︶にも過ちを犯さ せます。︵中略︶またあまり個人的に親しくなり過ぎて、相手の機嫌を取るようなことをしたり、相手の政治に対 する誤りを大目に見るようなことがあってはならない、という意味もあります。︵中略︶相手が国王であろうと、 大臣であろうと、真理は厳然として真理なのですから、手加減を加えてはならないのです。﹃政治は妥協である﹄ といわれますが、それは政治家にとっての方便であって、政治家をリードすべき宗教家は、つねに﹃政治を一歩で も根本道理に近づける﹄という信条に対して忠実であり、峻厳でなくてはならないのです。︵中略︶妥協精神は、 真理と理想を説く宗教家にあってはならないのです。国士が荘厳され、衆生が荘厳され、世界全体が寂光土となる までは皇末も主張を曲げぬという不退転の決意をもって、世法を一歩でも仏法に近づけるように努力してやまぬの が、宗教家の宗教家たるゆえんなのですo﹂︵﹁躍進﹄昭和五五年四月号︶ が説けるのです。﹂︵﹁躍進﹄昭和五五年四月号︶ の一節を解説して、﹁政治家と接するのはあくまでも民衆 45 立正佼成会の政治理念と政治浄化活動
46 ﹁一つは宗教が教える天地の根本道理を常に堅持し、現実の政治をもその根本道理の軌道に乗せるよう、積 極的に世論を盛り上げていく努力をすること。 つまり、正法を世の底辺に広く浸透させ、その大きなマス︵塊り、多数︶の力によって、政治をも正しい方 向へ導いていこうというのであって、これは信仰者として最も正統的なゆきかたであります。そのためには、 政治の動向をよく監視し、もし根本道理に外れて大多数の人々を不幸に陥れるような立法や行政があったなら ば、敢然とそれに抗議する行動性をも持たなければなりません。 監視とか、抗議とかは、信仰者としてはイヤなことだと考える人があるかもしれませんが、これは民主主義 社会の一員として当然の行為であり、それに罪悪感をもつのは、一種の感傷に過ぎません。︵中略︶行動的信 仰者︵菩薩︶たらんことを信条とする法華経行者は、日蓮聖人の国家諌︵かん︶暁に見られるような、不惜身 命の勇気を持たなければならないのです。﹂︵﹁佼成新聞﹂昭和四九年五月一七日︶ また、次のようにも教え示している。 ﹁政治の民衆に及ぼす影響力は、まことに甚大であります。その善悪が、どれほど民衆の幸、不幸を左右す るか、まことに計り知れないものがあります。それだけに、政治の衝にあるものを正しく導くということは、 人びとの幸福を考えた場合、きわめてだいじなことであることは明らかです。すなわち、衆生の幸福を思うが ゆえに、国王や政治家を教化するということです。 したがって、表面的な人気とりのための政策でなく、真に国の将来のためにだいじな問題を通すか通さないか というような時には、政治家を励ます場合もありましょうし、また反対に悪法と思われる時には、直接、政治 家にあって諌言することもあり得るわけです。
本会は、開祖の教え示す政治理念に基づき政治に関する基本姿勢の維持強化に努め、政治浄化活動を推進するた めに、とくに昭和三七年以降、現職体制の整備充実にさまざまな努力を行なってきた。ここでは、本部における教 会における体制とを分けて、担当部門の変遷を中心に概観しておく。 宗教者の政治にたいする態度というものは、けっして諸いなどではなく、あくまでも真理に則った、人間とし ての正道をはっきり指し示すのでなくてはならないと思います。﹂︵﹃佼成﹂昭和五○年一二月号︶ 本会が政治との関わりを持つのは、勿論、選挙の間ばかりではない。政治との関わりが﹁菩薩行の実践﹂である以 上、日常生活の中で常に政治浄化について関心を持たねばならないのは言うまでもない。 ﹃基本的なあり方﹄は、﹁日常活動﹂と題してこれを次の三点にまとめ明確にしている。 一、正しい政治が行われるためには、われわれ国民がつねに政治に対する強い関心をもたなければならない。 したがって、たえず社会の動向に目を向け、政治を正しく理解し、正しい政治的選択ができるよう、会員 の政治意識の高揚につとめる。 二、推薦した政治家が国民の代表としてその使命が果たせるよう、また、本会の政治理念についての理解が深 められるよう、日常的に交流し、相互の啓発をはかる。 三、会員であるか否かを問わず、政治家︵候補者、候補者となろうとする者および現に公職にある者︶から金 品は一切受け取らない。 四 政治浄化活動推進の体制整備 47 立正佼成会の政治理念と政治浄化活動
った。 参議院選挙が行なわれた昭和三七年一一月一四日、長沼広至理事を委員長とする﹁佼成懇話会﹂が設置された。 これは、政治浄化の目標を達成するための運動を推進する機関として、選挙において立候補者の選定・推薦、正し い選挙運動の推進などを目的としたものであった。各支部︵現教会︶に支部委員会が置かれ、壮年部が活動の中心 となって委員会活動を担当した。しかし、その後は文化的な懇話会の色合いが強くなり、次第に有名無実化してい った。その結果、政治浄化の窓口は、布教本部が担うことになった。った。その結果、政治浄化の ㈲政治社会問題運営委員会 昭和五二年に﹁政治社会間 この委員会は、﹁特別布教の雑
同佼成懇話会
川本部における体制の整備伯政治社会委員会
昭和五五年一月、 庭野欽司郎委員長︵ 審議を重ねた結果、昭和五一一年一○月一一八日の責任役員会に次の三点を提案し、決定された。 ①理事長の諮問機関として、現委員会を﹁政治・社会委員会﹂とすること。 ②総務部に﹁政治担当部門﹂を設けること。 ③政治に関する専門機関を設置すること。 ﹁政治社会問題運営委員会﹂が設けられた。 ﹁特別布教の総括﹂と﹁教団の政治に関する基本姿勢および基本方策の開発﹂ 理事長の諮問機関として﹁政治社会委員会﹂が設置された。 ︵総務部長︶を中心に、各部の部課長九名によって構成された。そして、総務部総務課に政治担 の二つがテーマであ 48教団創立五○周年を迎えた昭和六一一一年の一二月、渉外課の政治担当を独立させて﹁佼成平和研究所﹂が設立され た。佼成平和研究所の主要な目的は、﹁政治全般についての窓口・対応﹂および﹁対外活動全般についての側面的 援助﹂の具体的な推進にあった。 ㈲立正佼成会平和研究会 昭和五六年五月一日、明社研の名称を変更し、﹁立正佼成会平和研究会﹂が設立された。﹁国民の真の幸福を実現 する政治の確立と平和社会の建設﹂を主旨とし、﹁国士荘厳、衆生利益の大眼目を達成するため、具体的で、その 時流に即刻対応のできる体制づくり﹂のための機関であった。 昭和五七年一一一月一Ⅲ、渉外課と広報課の二課からなる渉外部が発足した。この渉外部の発足によって、教団と しては、初めて政治浄化活動を含む平和社会活動の専門部門が確立した。政治浄化の担当は、渉外課に置かれた。 昭和五九年一二月一日には、渉外部に国際課が加わり、教団平和社会活動を担当する部署が一本化された。 ⑥明るい政治活動推進研究会︵明社研︶ この委員会で教団が政治に関わる基本理念や候補者の推薦についての検討を行なった。 当が置かれ、その事務局を担った。 昭和五一一一年一一一月、﹁明るい政治活動推進研究会﹂が設立された。この明社研は、昭和三七年の選挙以来、各種 選挙に関わってきた東京の幹部有志が中心となって、﹁平和を愛し、公正と真義が貫かれる社会実現のため、宗教 が具現された明るい政治の発展に努力すること﹂が目的であった。
⑨佼成平和研究所
49棚㈹渉外部渉外課
上洲昭和五七年一一一
治政しては、初めて政
と 蝋昭和五九年一一一月雌⑨佼成平和研究
帥教団創立五○周
航た。佼成平和研究
鉦援助一の具体的な
平成一一年には、事務所を本部・事務庁舎から赤坂︵東京都港区赤坂三’一一一一’一一一ふえいビル七階︶へ移転した。 これによって政治家・マスコミ等との意見交換、情報収集・連絡などの対応が迅速にできるようになった。 さらに、平成四年に、秘書室渉外課から﹁同和・人権に関する機能業務﹂が、移管された。
㈲社会布教委員会
本会が開祖の理念に基づき政治浄化活動を一層効果的に推進してくためには、従来の努力に加え、さらに改善の ための検討が行なわねばならないことは言うまでもない。事実、すでに佼成平和研究所は本会における政治浄化活 動の流れを総括し、この総括に基づいて﹁今後の課題﹂として、今後取り組まねばならない問題を提起している。 された。 昭和五七年の核兵器廃絶・軍縮推進運動をはじめ、政治浄化活動を具体的に展開していく中で、各教会において も対外活動を専門とするお役の必要性が高まり、昭和五八年八月一日、常設機関として﹁社会布教委員会﹂が設置㈲○○教会渉外部
﹁社会布教員会﹂が具体的活動を進める中で、委員会の立場や役割がわかりやすい名称に変更してほしいとの要望 が寄せられた。そこで、昭和五三年七月一日付で﹁○○教会渉外部﹂と名称変更された。 五佼成平和研究所の総括としての﹁今後の課題﹂ 回教会上における体制整備 50②﹁選挙へのかかわりのあり方﹂の構築 政治浄化を進めるためには選挙への対応が不可欠である。選挙こそが政治浄化の絶好の機会であり、﹁正法に基 づく政治﹂の足がかりをつくるものである。 その選挙へのかかわりのあり方について、教団としての基本線を明らかにしておく必要があると考える。 側平和活動とその中にある政治浄化活動についての位置づけ 本会が取り組んでいる広範な平和活動は、いずれも開祖さまがその道を開かれ、自ら先頭にたって活動が始めら れたのである。どの活動も重要な課題に取り組むものであるが、始動の時期は一様ではなかった。このため、多岐 にわたる平和活動の体系的な整理、位置づけが充分なされていないのではないかと認識せざるをえない。 この平和活動全体の体系的な整理、位置づけの中で、他の平和活動とともに政治浄化活動についてもあらためて確 認される必要があるのではないかと考える。 これによって、教団としての活動の方向性が見いだされ、将来にわたって継続した活動を展開するための基礎が確 立されるものと思われる。 るだけに極めて傾聴に値するものがある。以下において、﹁今後の課題﹂をそのまま再録しておくことにする。 この﹁今後の課題﹂は、実際に多年にわたって政治浄化活動の推進を担ってきた現場の見解であり、かつ要望であ
同推薦のあり方
・教会の主体性を尊重しつつ、各選挙に対する教団の意思決定のシステムを確立する。 51 立正佼成会の政治理念と政治浄化活動はかる。 ⑥選挙活動、支援活動のガイドラインを示す。 ・その意味でも﹁四項目﹂の具体的な課題に着目し、教団としての見解を示せるよう努力する。 ・推薦を判断する基本的な考え方を明示する。 また、会員一人一人が正し 。推薦した政治家との交流 である。 ある。十 側日常の政治浄化活動の充実 政治浄化活動は選挙の時ばかりでなく、日常から関心をもって取り組むことが大切である。 ㈲政治に対する正しい世論づくりを進める 政治の進む方向が誤ることのないよう、日常活動として積極的に世論を盛り上げていく努力をすることが大切で ある。また、われわれの実践活動によって、世相の誤りを正し、ひいては政治に正しい方向を示唆することも必要
b政治意識の高揚
正しい政治が行なわれるためには、国民一人一人が政治に対する強い関心をもち、常に政治の監視者、後見者で なければならない。したがって、たえず社会のできごとに目を向け、政治を正しく理解できるよう、会員の啓発を 推薦した政治家が政治の場に選出されても、国民の代表としてその使命が果たせるよう、また、本会の政治理念 についての理解が深められるよう、日常的に接触し、相互の啓発をはかる。 人が正しい政治的選択ができるよう教育につとめ、政治意識の高揚をはかることが必要である。 52開祖は、すでに述べてきたように、宗教と政治が一仏乗の世界を実現するための﹁車の両輪﹂であってみれば、 宗教者は政治に対して決して無関心であってはならず、むしろ進んで関心を持ち、積極的に政治を正す、すなわち ﹁政治浄化﹂のために政治に関与すべきであると説いた。その場合、政治浄化を進めるためには選挙への対応が不 可欠であってみれば、選挙こそが政治浄化の絶好の機会ということになる。 従って、政治浄化の実践は、正しい政治理念という原理論と選挙への対応という運動論がいわば﹁車の両輪﹂と して不離不可分な関係に立っていなければ、およそ所期の目的を達成することは至難と言わざるを得ない。なぜな ら、原理論を欠く運動論は、自動車に書えれば、運転者の気分のままに暴走する車のようなものであり、逆に運動 論を欠く原理論は、運転中に運転者が貧血で倒れて停車せざるを得なくなった車のようなものである。 本会は、開祖によって政治浄化のための政治理念が提示され、その意味でその政治理念を、いわば所依の原理論 として展開してきた。しかし、その開祖の原理論に対応する運動論が本会の政治への取組みの歴史の中で構築され てきたかというと、直ちにこれを肯定するわけにはいかない。今、本会に問われているのは、政治浄化のための運 動論をどのようにして構築するかということであろう。 目まぐるしく変化する政治状況をとらえ、その時々の政治課題に対応するため、教団に政治委員会を常設し、必 要に応じて検討を進める。 (d) 六政治浄化活動のさらなる発展に向けて 政治委員会の設置 53 立正佼成会の政治理念と政治浄化活動
法華経に説かれている﹁仏の本願﹂を現代の社会に実現していくためには、法華経の解釈を通してでの活用とい うことが不可避であると同じように、政治浄化を実現していくためには、開祖の教示した原理論を金科玉条として 随順するのでなく、これを解釈して実際に活用していくということが必要不可欠である。なぜなら、私たちを取り 巻く政治状況は、今日、開祖が説かれた時代状況とは著しく変化し、むしろ激変していると言っても過言ではない からである。 側政界再編成と連動する憲法改正論議 一九九○年代に入ってから、これまでの改憲論議と異なる様相が見られるようになってきた。すなわち、自民党 運動論の構築において考慮すべき点は数多くあると思われるが、ここでは以下の六点のみを指摘するにとどめる。 54 ㈹今日の政界再編成の政治状況 東西冷戦構造の終罵、国際貢献や経済をめぐる国際社会との摩擦の深刻化、四○年に及ぶ﹁保守永久政権・自民 党の一党支配﹂の腐敗、世代交代の要求、自民党竹下派の崩壊等による政界の構造変化に象徴的に見られる国際・ 国内の政治状況の激変に対応するため、諸種の新しい課題を担うべき新しい政治勢力、すなわち﹁政権交代可能な 政治勢力の結集﹂が、与党、野党を問わず、すべての既成政党において急迫した政治課題となっている。 この政治再編成の動きは、複雑かつ混沌としており、﹁政権交代可能な政治勢力の結集﹂が、どのような具体的 形態をとるかは、今日、依然として予測しがたい。それにもかかわらず、政治浄化の観点からこうした政治再編成 の動きを注視し、その対応策を検討しておくべきであろう。
側選挙制度の改変と本会の対政党・政治家との緊張関係のあり方についての検討 政治浄化活動の最大にして、かつ最高の場は選挙である。前記したい.②の問題も、帰するところ、選挙への対 応にかかってくる。そして、宗教団体の政党・政治家との関係は、その選挙制度のあり方によって大きく影響を受 衆議院選挙の中選挙区制と参議院選挙の全国区制の時代においては、宗教団体側と政党・政治家とは良い意味で の緊張関係が保たれ、それだけ前者が後者に対して優位性を維持することができた。しかし、昭和五八年︵一九八 三年︶六月の参議院選挙で比例代表制︵拘束名簿式比例代表制︶が導入されることによって宗教団体側と政党・政 治家との立場は逆転し、後者が前者の優位に立つことになった。平成一一一一年︵二○○一年︶の参議院選挙では、比 例区で拘束名簿式比例代表制から非拘束名簿式比例代表に改変された。この改変によって宗教団体と政党・政治家 の緊張関係にどのような変化が生じたのであろうか。よい意味で宗教団体が政党・政治家に対して影響力を行使し けることになる。 そして、極めて重要なことは、こうした改憲論議が政界再編成の動きと密接に連動しているということである。 従って、本会も政治に関心を持った以上、現今の改憲論議の内容に深い関心を持ち、宗教者の立場から検討に怠る ようなことがあってはならないであろう。 制定が提唱されている。 張されてきている。その上、こうした改憲論﹂・﹁新しい護憲論﹂の双方から﹁安全保障基本法﹂その他の基本法の ともに、﹁新しい改憲論﹂が提唱され、さらに新しい時代状況に対応して﹁護憲﹂の発展を期する﹁創憲論﹂が主 政権下における野党たる政党や政治グループから﹁憲法の見直し﹂や﹁憲法問題はタブーではない﹂という主張と 55 立正佼成会の政治理念と政治浄化活動
側情報収集のネットワーキングの確立 政治浄化活動に関与する場合、法律案が作成され、国会において討議される段階ではすでに遅く、効果的な対策 を取ることは困難である。法律案の作成以前の政策決定に至る段階でその任にある官僚・政治家から情報の提供を 受けるネット・ワーキングを作っておく必要がある。そのためには、①本会に理解のある政党・政治家との人的交 流を強化し、時には勉強会のようなシステムを作る、②新宗連を情報収集の場の一つとし、他教団と横の協力関係 を強化しつつ、情報の交換と情報の正確度の確定に努めることが、少なくとも最低限度必要となろう。 ⑤﹁宗教と政治﹂に関する常設研究会の設置についての検討 上記⑪.②.③の諸事項を含め、﹁宗教と政治﹂に関する検討は、法律学、政治学、宗教学等の専門知識を持つ 特別の専門家集団の協力を必要とする。この研究会がその設置形態・規模・内容・メンバーについて様々な問題が あると思われるが、これを常設化して、定期的に開催し、政治状況と宗教団体、特に本会との関係、本会の視点か らの政治に対する教学的理論とそれを具体的に実践するための運動論について研究成果を蓄積し、政治的問題に対 して迅速かつ適切な対応が講ぜられるようにしておくべきであろう。 56 得る地位、すなわち優位な立場に立てるかどうかは、選挙制度のあり方と密接に関係があることを考慮すると、選 挙制度そのものはもとより、選挙制度の改変についても検討し、それによって政党・政治家に対する緊張関係の影 響を種々の観点から予測可能にしておくべきである。
⑥教会の幹部会員・一般会員の意見交換の場としてのフォーラムの設立についての検討 今日、衆・参議員選挙や地方の首長選挙の際の投票率に象徴的に見られるように、国民大衆の政治的無力感や無 関心が顕著である。本会の会員についても、決してその例外ではないであろう。国民の政治的無関心は、権力の濫 用や腐敗を生み、それがまた逆に、国民の政治に対する嫌悪と絶望をかきたてるという悪循環が繰り返され、ます ます国民の政治に対する無力感と絶望感が増幅していくことになる。 その意味において、開祖の本願の実現の一翼を担うためには、本会が自ら会員の自主的な批判力と積極的な公共 精神を不断に喚起しておく必要がある。これを実現する一つの方策は、本会の広報媒体である新聞・雑誌等で政治 的・社会的問題を信仰者の立場から討議し、意見の交換を行ない、問題の理解を深化させる場Ⅱ討議の広場︵フォ ーラム︶を設置することが考えられる。会員に対して、選挙の度ごとに、いわゆる﹁推薦﹂という形で、ともすれ ば上からの意志の伝達という印象を与えかねない形で選挙に関与することは、会員の政治への関心を深めるという 点では、必ずしも適切ではないであろう。 会員に対して、その日常生活の中で政治的・社会的問題を法華経という信仰的視座から、不断かつ継続的に討議 する場が与えられていることは、会員の政治的関心の喚起にとどまらず、教団運営の健全性をさらに一層維持して いく上でも重要であろう。 57 立正佼成会の政治理念と政治浄化活動
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︿付録﹀教団の動向と政治活動の歩み
951|創削室 雪咲子卸N虚沢●禾女ロヨ 弛都直立Ⅷ目下知事・都宿 叩山叫匹へ戸豆 杉並区議会選挙で岡 部ツネ氏を推薦 』1 0 58 1951蔵敷事件 ︵昭茄︶ 第2回統一地方選挙 3/u選挙対策委員会結成 5/u選挙対策委員会解散 2/岨社会民主党結成 4/恥市町村長・市町村議の 4/別都道府県知事・都道府 1950 ︵昭妬︶ ︵昭別︶ 1949 ︵昭路︶ 1948 ︵昭〃︶ 1947 ︵昭旧︶ 1938 西暦 ︵一元口宕︶ 3/5教団創立﹁この 世で人を救い世 を建て直す﹂ ︿教団の動向﹀ 杉並区議会議員選挙 で柴田章氏を応援。 東京都知事選挙で安 井誠一郎氏を推薦 ︿政治活動の歩み﹀ ︿政治家等との懇談﹀ 1/岨日本社会党、左右両派 に分裂︵4/3再統一︶ 3/l自由党結成 4/旧公職選挙法公布 6/4第2回参議院議員選挙 6/躯吉田改造内閣成立 1/路第別回衆議院総選挙 u/1極東国際軍事裁判判決 皿/岨第2次吉田内閣成立 3/Ⅲ芦田均内閣成立 5/3日本国憲法施行 4/加第1回参議院議員選挙 3/⑫独軍、オーストリアに 侵攻 1043 / / / 21113 日 国 独 本 家 填蕊
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27 武漢︶ ︿政治の動向﹀’ 立正佼成会の政治理念と政治浄化活動 〔 ) 1 0 8 4 コ 調 う 対 吉 、 印 ン 円 閉 【 〕 乙 【 」 E I p 永 穐 l 勾 廼 〃 1 , 丑院条言iI リ 8 米 右 米 ド ス § 客 両 害 調 口 引 田 .」 /1。 59 県議の第2回統一地方 選挙 7/4吉田改造内閣成立 9/8対日平和条約︵サンフ ランシスコ講和条約︶ 調印︵日本を含む棚か 国、ソ連・チェコスロ バキア・ポーランド調 印拒否︶ 皿/型社会党、講和・日米安 保条約をめぐり左右両 派に分裂 皿/恥衆議院、講和・日米安 保条約承認︵u/肥参 議院承認︶ u/別吉田改造内閣成立 1953 ︵昭朋︶ ︵昭刀︶ 1952 2/7NHKによる蔵 敷事件の報道を 契機としてマス コミの本会に対 する批判が強ま る 4/旧鳩山一郎自由党総裁来訪 3/u吉田内閣不信任案可決、 衆議院解散 4/岨第茄回衆議院総選挙 4/別第3回衆議院議員選挙 5/皿第5次吉田内閣成立 7/〃朝鮮休戦協定調印 4/邪講和条約・日米安保条 2/8日本改新党結成 約・日米行政協定発効 ︵独立回復︶ Ⅲ/1第妬回衆議院総選挙 岨/旧警察予備隊を保安隊に 改組︵定員n万人︶ Ⅲ/別第4次吉田内閣成立
] n C ? 1 L l ノ ー 〆 一 1浄日IEI帥 の1口 ■ロ O b 4 8 2 3 0 ︵昭弘︶ 60 1959 7/1ブロック制︵地 域に根ざした明 社運動・政治浄 化運動等の平和 第5回参議院選挙全 国区の本会統一候補 として前田久吉氏を 推薦︵当選︶地方区 4/羽第4回統一地方選挙 4/釦第4回統一地方選挙 6/2第5回参議院議員選挙 6/肥岸改造内閣成立 1958 ︵昭羽︶ ︵昭犯︶ 1957 ︵昭剖︶ 1956 ︵昭刈︶ 1955 ︵昭羽︶ 1954 西暦 ︵一元口宕︶ 1/5真実顕現 1/妬読売新聞による 本会批判のキャ ンペーン︵読売 事件︶ 4/釦開祖、衆議院法 務委員会で喚問 2月蔵敷事件を理由に 本会に対する﹁宗教法 人解散命令請求﹂が提 出される ︿教団の動向﹀ ︿政治活動の歩み﹀ 4/釦開祖、衆議院法務委員会で証人尋問を うける 6/1開祖、衆議院法務委員会で証人尋問を うける 2/旧文部・法務大臣特別講演 3/5開祖、文部省宗教法人審議会委員となる ︿政治家等との懇談﹀ 4/肥衆議院、原水爆禁止決 議案を可決︵4/皿参 議院可決︶ 5/躯第肥回衆議院総選挙 6/u第2次岸内閣成立 7/Ⅲ岸改造内閣成立 2/妬第1次岸信介内閣成立 皿/肥国連総会、日本の加盟 7/8第4回参議院議員選挙 を全会一致で可決 u/羽石橋湛山内閣成立 Ⅱ/〃第3次鳩山内閣成立 Ⅱ/旧自由民主党結成 4/釦第3回統一地方選挙 4/羽第3回統一地方選挙 3/旧第2次鳩山内閣成立 2/〃第〃回衆議院総選挙 6/9防衛庁設置法・自衛隊 法公布 Ⅱ/型日本民主党結成 ⑫/Ⅲ第1次鳩山一郎内閣成立 ︿政治の動向﹀
6/7.喝・拠新安保条約講演会開催︵3回︶ 立正佼成会の政治理念と政治浄化活動 1960 ︵昭弱︶ 1962 ︵昭訂︶ 1/5全国ブロック制 6/1会員綱領 教団計画大綱に 国家の繁栄を期 するために①政 治浄化②大衆教 化を掲げる 進︶ 社会活動の推一榊瀦蝿継純ごとに候 第6回参議院選挙 全国区の本会統一候 補として長谷川仁氏 を推薦︵当選︶ 5/Ⅱ開祖、文部省宗教法人審議会委員となる 9/3開祖、社会党書記長江田三郎と対談 7/〃川島国務大臣来会 1/別民主社会党結成 5/岨衆議院安全保障特別委 員会が自由党の強行採 決で混乱、本会議開会 で会期即日延長を議決、 5/別未明、新安保条 約・協定を強行採決 6/旧安保改定阻止第2次実 力行使で全学連国会突 入、警官隊と衝突︵東 大生樺美智子死亡︶ 7/岨第1次池田勇人内閣成 立︵初の女性大臣誕生︶ u/別第朗回衆議院総選挙 u/8第2次池田内閣成立 −/Ⅳ創価学会政治連盟、公 明政治連盟と改称 5/皿公職選挙法改正公布 ︵公営ポスター掲示場 設置、公務員の政治的 地位利用規制等強化︶ 7/1第6回参議院議員選挙 7/肥池田改造内閣成立 107 / / 2518 議 衆 池
灘
u/〃安保改定阻止第8次統 一行動国会請願デモ隊 約2万人が国会構内に 乱入 6162
緋
f l 918 土│藷 。〈r隣 4/Ⅱ開祖、佐藤栄作国務大臣、橋本登美三一5/旧衆議院、部分的核実験 1964 ︵昭約︶ 3/4大聖堂完成 停止条約承認︵5/弱 参議院も承認︶ 郎元建設大臣と ロ 7/肥池田改造内閣成立 Ⅱ/9第1次佐藤栄作内閣成立 1963 ︵昭銘︶ 西暦 ︵一元巨万︶ 9/u開祖、核兵器禁 止宗教者平和使 節団副団長とし を歴訪 Ⅱ/u政治課題に取り 組むための組織 として佼成懇話 会の発足、後に 次第に有名無実 化し、政治浄化 の窓口は布教本 部が担うことに なる ︿教団の動向﹀ 立正佼成会都議会議 員協議会の発足 第7回参議院選挙全 国区候補として楠正 俊氏︵自民︶︵新宗 連の統一候補︶と内 藤誉三郎氏︵自民︶、 地方区で和田耕作氏 ︵東京・民社︶と剣 木亨弘氏︵福岡・自 民︶を本会統一候補 として推薦︵いずれ も当選︶ 新潟県議会佼成議員 連盟の発足 ︿政治活動の歩み﹀ 9/u開祖、法務大臣と懇談 ︿政治家等との懇談﹀ 4/Ⅳ第5回統一地方選挙 4/釦第5回統一地方選挙 u/皿第加回衆議院総選挙 u/9第3次池田内閣成立 ︿政治の動向﹀] n C