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軽度発達障害児の入院治療の有効性と退院後の適応を考える

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Academic year: 2021

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医療福祉研究 第5号 2009

75

軽度発達障害児の入院治療の有効性と退院後の適応を考える

一入院治療によって得られた衝動性のコントロールは維持できるか一

足立孝子

Effectiveness of treatment and social adaptation after hospital discharge :an evaluation of a child       with mild developmental disorder.

一Can we maintain control over impulsivity through hospitalization?一

Takako Adachi

 今回の研究では、軽度発達障害児の衝動性や攻撃性について考える。児童精神科の診療をおこな っている「小児心療センターA」では、軽度発達障害児の問題行動(衝動性・攻撃性)に対する入 院治療がおこなわれている。各児の特性に合ったプログラムを取り入れることで、問題行動の改善 や感情のラベリングによる怒りのコントロールが可能になった。つまり、衝動性や攻撃性のコント

ロ・一一一Eルに関しては、SSTなどの治療・療育システムが有効であると考えられた(図1参照)。

 退院後の適応については、家庭や学校などの周囲の人々との環境調整や認知機能への発達の働き かけが不可欠である。退院から3ヶ月後の状況を調査した結果、小学校校長の家庭のサポートや、

担任教師の独自の工夫など、個人の力量に支えられる部分が大きかった。

 今後、医療・家庭・教育をトータルでサポートできる体制づくりが福祉の観点から構築されるべ

きであろう。

(SSTのセッション中における衝動性得点)

→−A

−●−B

−・.

b

−D −・ d

−←−F

−−G

−H

−−P

(セッション回数)(A〜1:対象児)

      図1SST行動観察の評価

Keywords:軽度発達障害児 衝動性コントロール SST 維持 環境

     Slight development handicapped child, Control of impulsivity,

     SST Maintain, Environmental

参照

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