伊東市東大室遺跡出土黒曜石の原産地の推定
著者 高橋 豊
雑誌名 静岡地学
巻 60
ページ 5‑13
発行年 1989‑11‑19
出版者 静岡県地学会
URL http://doi.org/10.14945/00025429
静用地学 60号 (1989)
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は じ め に
先土器時代の物の流通や人の交流についての情報は、遺跡に残された断片的な遺物を通して得られ るO 石器の材料となった黒曜石の原石の産地は、地質学的に特定の地域に摂られるO そこで、
流れを知ることができれば、上記の情報の一端が得られることになるO こ のような、産地分析は石器のみならず考古遺物全般について、さまざまな手法を用いて盛んに行われ
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3.分 析 の 方 法 試 料 の 謂 整
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分 析 に 際 し で は 真 空 中 に 置 か れ 、 さ ら に 電 子 線 の 照 射 を 浴 び て 加 熱 さ れ る の で 、 で き る だ け ガ ス の少ないものを選ばなくてはならない。
け凹凸の少ない面を同じ向きにそろえて配列するO
10個以上配列するO こ の 方 法 で 分 析 す る 際 に た鴻定結果を得ようとした。
測 定 の 条 件
は 、 汚 染 の な い 新 し い 破 面 を も ち 、 で き る だ 1個 の 試 料 台 に 同 じ 試 料 か ら 得 ら れ た も の を る、様々な難点を避け、できるだけ平均化し
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原石産地推定結果を表5に示す。 43点、の中 33点、ほ の中でも思馳 とおも われるものが多い。ID‑valueとしては1.0以上を示すものがあるが、それらも構成元素組成の比から みて、伊豆七島神津島産の可能性が高い。その他、信州和田峠南の丁子沢産が1点、混入しているの が注目されるO 地元の中伊豆町柏峠産のものは 43点の中 9点にすぎない。
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