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教材の作成と数学補習教育の拡充

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Academic year: 2021

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熊本大学工学部 附属ものづくり創造融合工学教育センタ一 平成

21

年度 年次報告書

微分積分学に関する

eIearning

教材の作成と数学補習教育の拡充

数理工学科 岩 佐 学

.はじめに

工学基礎教育センターで実施されてきた数学補 習教育も今年度で

4

年目を迎え, 熊本大学工学部に おける基礎教育の充実を代表する取り組みとして 定着している。

本プロジェク ト では、 補習教育で主教材として使 用 さ れ て い る 添 削 プ リ ン ト の 副 教 材 と な る

elearning

教材を作成し、それを l V

ebCT

上で公開し、

補習教育、および学生の自主的学習環境の整備を目 指した。

プロジェクトの概要

木プロジェク 卜 の大きな特徴は、教材の作成に数 理工学科の学生が参加した点である。 本プロジェク

卜 の採択後、参加学生を募集し、

4

年生

3

名、3 年 生

4

名の計

7

名の学生がプロジェク 卜 に参加した。

代表者を含めた計

8

名で

4

つのワ ーキンググノレーフ

に分かれて、履修項目ごとに分担を決めて教材作成 に取り掛かった。初回の勉強会を

6

24

日に行い、

以後ほぼ

2

週間に

l

回のベースで勉強会を 開 催し、

その数は

2

月末日までに

12

回を数えた。

補習教育では微分積分と線形代数の両方の専門 基礎数学科目の内容を学習しているが、 本フ。 ロジェ クトで作成する教材は、 参加学生にとってより作成 しやすいと思われた微分積分学を扱うこととした。

また、前学期途中からの開始となったため、後学期 の履修内容から取り掛かる こととした。時間的な余 裕があれば前期の履修内容につ いても作成する予 定で、あったが、結果的にはすべての内容を終えるこ

とはできなかった。

作成した教材は

10

月から後期の補習教育の進捗 と並行してlV

ebCT

に順次掲載していった。 補習教育 では隔週で微分積分と線形代数の項目が交互に消 化されるので隔週で実施される勉強会の周期と 一 致していることもあり、作業は順調に進んだ。

3.

教材の紹介

教材は、lV

eb

ページとして基本となる

html

形式で 作成することとし、初心者でも

html

ファイノレの作 成が比較的容易な¥V

ord

を利用した。 教材は、(1)補 習教育用の添削プリン ト の解答解説、

(2)

基本事項 を確認するための解説記事と演習問題集、 の

2

本立 てとなっている

(1)は既に作成されているプリン

卜教材を

html

形式でリメイクしたものであるが、

(2)

については内容から新たに作成した。

1

月までに

6

項目について、ページ数にして

150

を超える

html

教材を作成した。

l V

eb

教材を閲覧するページは下図のようになる。

3

つのフレームに分割されており 、 上部のフレームに は後期補習教育

12

週分の項目が列挙されており、

まずここで学習項目を指定する。指定した項目の教 材目次が下左のフレームに表示される。 その目次で 指定された教材ページが下右のメインフレームに 表示される。

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教材閲覧ページ

4. おわりに

今回作成した教材は, l V

ebCT

を通して工学部の

l

年生全員が閲覧可能としたが、後期の補習教育の受 講者が少ないことに加え、 宣伝が十分に行き届かな かったこともあり、残念ながら十分に活用されたと は言い難い。 来年度は, 前学期から通年で利用でき るようにすることを目指す。

最後に、数理工学科の

l

年生

10

名にアンケー卜 調 査 を 行 い 、 教 材 、 お よ び 数 学 学 習 に お け る

e‑learning

の有効性などを確認した。 教材に対する 評価はおおむね良好であったが, 教材ーの充実を図る ことが、学生の利用につながることがあらためて確 言翠できた。

80 

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