令和元年度
小学校教育課程研修
(家庭科)
令和元年 8月9日(金)9時~10時
学習指導要領 改訂の内容・評価について 1 新学習指導要領全面実施に向けて
2 2年間の指導計画について
3 「内容のまとまりごとの評価規準」の作成に 向けて
4 授業実践について報告
1Q1 小学校で全面実施されるのは いつから?
令和2年 4月 全面実施
Q2 新しくなることは何?
評価が3観点になる
内容がABCの3つになる
Q3 3観点は何?
知識・技能
思考・判断・表現
主体的に学習に取り組む態度
学習指導要領改訂の考え方
主体的・対話的で深い学び(「アクティブ・
ラーニング」)の視点からの学習過程の改善
主体的な学び 深い学び 対話的な学び
新しい時代に必要となる資質・能力の育成と,学習評価の充実
新しい時代に必要となる資質・能力を踏まえた 教科・科目等の新設や目標・内容の見直し
何を学ぶか どのように学ぶか
よりよい学校教育を通じてよりよい社会を創るという目標を共有し,
社会と連携・協働しながら,未来の創り手となるために必要な資質・能力を育む
「社会に開かれた教育課程」の実現
何ができるようになるか
生きて働く知識・技能の習 得など,新しい時代に求 められる資質・能力を育成 知識の量を削減せず,質 の高い理解を図るための 学習過程の質的改善 小学校の外国語教育の教科化,高校の新科目「公共」の
新設など
各教科等で育む資質・能力を明確化し,目標や内容を構造 的に示す
学習内容の削減は行わない※
各学校における「カリキュラム・マネジメント」の実現
※高校教育については,些末な事実的知識の暗記が大学入学者選抜で問われることが課題になっており,
そうした点を克服するため,重要用語の整理等を含めた高大接続改革等を進める。
未知の状況にも対応できる 思考力・判断力・表現力等の育成 生きて働く知識・技能の習得
学びを人生や社会に生かそうとする 学びに向かう力・人間性等の涵養
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どのように社会・世界と関わり,
よりよい人生を送るか
何を理解しているか 何ができるか
知識及び技能
理解していること・できる ことをどう使うか
思考力,判断力,表現力等 学びに向かう力,人間性等
「確かな学力」「健やかな体」「豊かな心」を 総合的にとらえて構造化
育成すべき資質・能力の三つの柱
生涯にわたり学習する基盤が培われるよう,基礎的な知識及び技能を習得させるとともに,こ れらを活用して課題を解決するために必要な思考力,判断力,表現力その他の能力をはぐくみ,
主体的に学習に取り組む態度を養うことに,特に意を用いなければならない。
学習する子供の視点に立ち,育成を目指す資質・能力の要素を三つの柱で整理。
【参考】学校教育法第30条第2項
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Waku
×2com-bee
ポータルサイトより家庭科の学習過程の参考例
生活の課題発見 解決方法の 検討と計画
課題解決に向け た実践活動
実践活動の評価・
改善
既習の知識・技 能や生活経験を 基に生活を見つ め、生活の中か ら問題を見いだ し、解決すべき 課題を設定する
生活に関わ る知識・技 能を習得し、
解決方法を 検討する
解決の 見通しを もち、計 画を立て る
生活に関わる知 識・技能を活用し て、調理・製作等 の実習や、調査、
交流活動などを 行う
実践した 結果を評 価する
結果を発 表し、改善 策を検討 する
家庭・地域と 連携を図る 改善策を家庭・
地域で実践する
生活の課題 と実践
・「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善
・実践的・体験的な活動の充実
・言語活動の充実
・家庭や地域との連携
・障害のある児童への指導
・個に応じた指導の充実 など
*上記に示す各学習過程は例示であり、
上例に限定されるものではない
(1)2年間の指導の流れを考えて
題材を配列しているか
「生活の営みに係る見方・考え方」
・「協力・協働」
(家族や地域の人々との協力)
・「健康・快適・安全」
・「生活文化の継承・創造」
(生活文化の大切さに気付く)
・「持続可能な社会の構築」
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(1)2年間の指導の流れを考えて
題材を配列しているか
(1)2年間の指導の流れを考えて
題材を配列しているか
・ゆでる材料として「青菜・じゃがいも」など
⇒じゃがいもの芽や緑化した部分には食中毒 を起こす成分が含まれていることに触れる
・布を用いた製作では「日常生活で使用す る物を入れるための袋」など
⇒ゆとりや縫いしろの必要性を理解させる
(2)新しい内容は踏まえられているか
○「住まいの主な働き」「消費者の役割」を 扱い、ガイダンスで触れる「生活の営み に係る見方・考え方」の様々な視点と関 連を図る
○自立した消費者を育成するため 「買い物 の仕組み」や「消費者の役割」について 扱う
(2)新しい内容は踏まえられているか
○献立を構成する要素としての主食・主菜・
副菜
○和食の基本となる「だしの役割」
○幼児又は低学年の児童や高齢者など 異なる世代の人々との関わり
○音
(2)新しい内容は踏まえられているか
「 B 衣食住の生活」 (1) 食事の役割
「 B 衣食住の生活」 (2) 調理の基礎
「 B 衣食住の生活」 (3) 栄養を考えた食事
「 B 衣食住の生活」 (4) 衣服の着用と手入れ
「 B 衣食住の生活」 (5) 生活を豊かにするための布を用いた製作
「 B 衣食住の生活」 (6) 快適な住まい方
「 C 消費生活・環境」 (1) 物や金銭の使い方と買物
「 C 消費生活・環境」 (2) 環境に配慮した生活
「 A 家族・家庭生活」 (1) 自分の成長と家族・家庭生活
「 A 家族・家庭生活」 (2) 家庭生活と仕事
「 A 家族・家庭生活」 (3) 家族や地域の人々との関わり
「 A 家族・家庭生活」 (4) 家族・家庭生活についての課題と実践
内容のまとまり
「 B 衣食住の生活」 (6) 快適な住まい方
ア 次のような知識及び技能を身に付けること。
住まいの主な働きが分かり、季節の変化に合わせ た生活の大切さや住まい方について理解すること。
住まいの整理・整頓や清掃の仕方を理解し、適切 にできること。
イ 季節の変化に合わせた住まい方、整理・整頓や清掃 の仕方を考え、適切な住まい方を工夫すること。
(ア)
(イ)
小学校学習指導要領 解説 家庭編 p58
指導事項アについて、その文末を
「~を(~について)理解している」
「~を(~について)理解するとともに、適切にできる」
として評価規準を作成する。
ア 次のような知識及び技能を身に付けること。
住まいの主な働きが分かり、季節の変化に合わせ た生活の大切さや住まい方について理解すること。
住まいの整理・整頓や清掃の仕方を理解し、適切 にできること。
(ア)
(イ)
住まいの主な働きが分かり、季節の変化に合わせ た生活の大切さや住まい方について理解している。
住まいの整理・整頓や清掃の仕方を 理解している とともに、適切にできる。
(ア)
(イ)
指導事項イについて、その文末を評価の観点及びその 趣旨に基づき
「~について問題を見いだして課題を設定し、様々
な解決方法を考え、実践を評価・改善し、考えたこと
を表現するなどして課題を解決する力を身に付けて
いる」 として評価規準を作成する。
イ 季節の変化に合わせた住まい方、整理・整頓や清掃 の仕方を考え、適切な住まい方を工夫すること。
イ 季節の変化に合わせた住まい方、整理・整頓や清掃 の仕方について問題を見いだして課題を設定し、
様々な解決方法を考え、実践を評価・改善し、考えた
ことを表現するなどして課題を解決する力を身に付け
ている。
①粘り強さ ②自らの学習の調整 ③実践しようとする態度 を含めることを基本とし、その文末を、
「~について、課題の解決に向けて主体的に取り 組んだり、振り返って改善したりして、生活を工夫 し、実践しようとしている」
として評価規準を作成する。
指導事項ア及びイと教科の目標、評価の観点及び
その趣旨を踏まえて作成する。
家族の一員として、生活をよりよくしようと、快適な 住まい方について、課題の解決に向けて主体的 に取り組んだり、振り返って改善したりして、生活 を工夫し、実践しようとしている。
指導事項ア及びイと教科の目標、評価の観点及び
その趣旨を踏まえて作成する。
これではまだ、実際に評価する イメージがもちにくいので・・・
「学習活動に即した評価規準」
を設定
ア 次のような知識及び技能を身に付けること。
住まいの主な働きが分かり、季節の変化に合わせ た生活の大切さや住まい方について理解している。
(ア)
・住まいの主な働きについて理解している。
・季節の変化に合わせた生活の大切さについて理 解している。
・季節の変化に合わせた住まい方について理解し ている。
*暑さ・寒さへの対処の仕方 *明るさの取り入れ方
*音と生活の関わり
小学校学習指導要領 解説 家庭編 p59