地方都市圏における世帯構成に着目した高齢者のモビリティ分析
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(2) 土木学会第55回年次学術講演会(平成12年9月). 行とともに中心部と同様に高齢世帯へ移行. Ⅳ-105. 1世代単身. 1世代夫婦 1 km以下 km以下 1 km超 km超2km以下 km以下 2 km超 km超3km以下 km以下 3 km超 km超4km以下 km以下 4 km超 km超6km以下 km以下 6 km超 km超8km以下 km以下 8 km超 km超. すると考えられる。また、郊外に居住して いるにも関わらず自動車を運転しない、ま たは出来ない高齢者にとっては、モビリテ ィの確保が困難であり、今後自動車非運転 高齢者に対するモビリティ確保に関する問. 2世代. 題の深刻化が予測され、公共交通サービス の享受に対する社会的な配慮の重要性が高 まってくると考えられる。 4,高齢者のモビリティ分析 これらを踏まえて、自動車非運転高齢者. 20%. 40%. 鉄道. 60% バス. 自動車同乗. バイク. 自転車. 60%. 徒歩. 80% 100% その他. 図−3 高齢者の属する世帯分類ごとの代表交通手段分担率 外出指 数平均. の交通行動に関する分析を行う。図−3に. 0%. 3世代以上 1 km以下 km以下 1 km超 km超2km以下 km以下 2 km超 km超3km以下 km以下 3 km超 km超4km以下 km以下 4 km超 km超6km以下 km以下 6 km超 km超8km以下 km以下 8 km超 km超 80% 100% 0% 20% 40%. 自動車非運転高齢者の属する世帯分類ごとの前橋駅. 1.0. までの距離別代表交通手段分担率を示す。世帯分類. 0.8. によらず郊外へ行くほど自転車・徒歩の割合は低下. 0.6. する。また、公共交通利用の割合が増加し、特に1. 0.4. 世代単身者においてはその傾向が顕著である。自動. 0.2. 1km超 超 2km超 超 3km超 超 4km超 超 6km超 超 8km超 超 1km以下 以下 2km以下 以下3km以下 以下4km以下 以下6km以下 以下8km以下 以下. 車非運転者にとっての主要な交通手段であると考え. 図−4 高齢者の属する世帯分類ごとの平均外出指数分布. の車への同乗といった形で利用している人もいるが、 やはり少ない。自動車同乗は他人に依存した不確実 な交通手段であることも考えあわせると、自動車非. 潜在需 要有比率. られる自動車同乗については、1世代単身者は他家. 100. 60 40. ない交通手段となっていると言うことができる。. 20. との前橋駅までの距離別平均外出指数分布を示す。 これより、1世代単身者は郊外へ行くほどモビリテ. 1 世代単身 1 世代夫婦 2 世代 3 世代以上. 80. 運転高齢者にとっては、公共交通は欠くことのでき. 図−4に自動車非運転高齢者の属する世帯分類ご. 1世代単身 1世代夫婦 2世代 3世代以上. 0 1km超 6km超 超 2km超 超 3km超 超 4km超 超 超 超 1km以下 以下 2km以下3km以下4km以下6km以下 8km以下 8km超 以下 以下 以下 以下 以下. 図−5 高齢者の属する世帯分類ごとの潜在需要有比率. ィが低下することが分かる。つまり、図−2の結果とも併せて考えてみると、1世代単身者については自動 車同乗に頼ることができずに郊外へ行くほど公共交通を利用する割合が増えるが、公共交通サービスが不十 分であるためにモビリティの確保が困難となると考えられる。 そこで図−5に自動車非運転高齢者の属する世帯分類ごとの潜在需要有比率を示す。これより、1世代単 身者は郊外へ行くほど潜在需要有の割合が高くなっていることが分かる。図−3の結果とも併せて考えると、 郊外部ほど公共交通サービスは不十分となり、高齢者の交通環境は悪化し、そのため交通需要が潜在化する 高齢者が増加することが分かる。従って、自動車非運転高齢者のモビリティ確保のためには、公共交通サー ビスを充実させていくことが必要であるといえる。 5,おわりに 以上の結果より、郊外に住む自動車非運転高齢者、特に単身者にとってモビリティの確保は極めて困難で あることが分かる。公共交通サービスの充実により、自動車非運転高齢者のモビリティは向上することが考 えられ、今後はこうしたことを踏まえて、さらに自動車非運転高齢者の交通行動についての分析を進め、高 齢化社会の実現可能性を検討していく。 【参考文献】 青島縮次郎、小野ももこ:住宅立地特性が自動車非運転者の交通行動に及ぼす影響に関する分析、土木学会第54回年次学術講演会講演概要第4部,pp.296‑297,1999 ..
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