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Shikama.net 代表 志鎌 真奈美 ◆はじめに こんにちは!Shikama.net 代表の志鎌 真奈美です。中小企業向けのホームページ企画、 制作、マーケティング支援などを行っております。これまで 600 サイト以上の制作・集 客に関わってきた経験をもとに、6 回にわたり「売れる!ホームページ活用術」をお届 けします。 シリーズ 2 回目となる今回のテーマは、「ホームページをつくる上でおさえておきた いポイント ~考えよう~」です。それでは、どうぞお付き合いください。 ◆ホームページのライフサイクルをおさえておこう 本題に入る前に、ホームページの作成には 3 つの段階があることを覚えておきましょ う。ホームページを作成するとなると、どうしても「作る」という部分に大きな焦点が いきがちですが、売れるホームページにするためには、作るための準備、そして作った 後にどうするのか?を考えておくことがとても大切です。 今回は、「STEP1.作る前」について詳しく解説していきます。 ◆ホームページを作る前に「考えること」が必要な理由 技術面・予算面の両方から、以前に比べて、ホームページを制作するハードルはかな り低くなりました。「はじめて WEB」に代表されるような簡単な仕組みを使えば、小学生 でもホームページが持てます。 起業家応援マガジンVOL.56(2015年2月25日)

#2 ホームページをつくる上でおさえておきたい

ポイント 〜考えよう〜

売れる!WEB 活用術

STEP1.作る前

どんなホームページに するかを考える

STEP2.作る時

コツをおさえながら ホームページを作る

STEP3.作った後

作ったホームページを 運用していく

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作るのが簡単になったからこそ、大事になるのは「ホームページの中身」です。一般 的に「ホームページの中身」と聞くと、原稿や写真・画像を思い浮かべるかも知れませ ん。いきなり、文章を書いていく、写真を用意する・・・でも良いのですが、少し待っ てください。 実はうまく行っているホームページは「作る前の段階」で、やるべきことをきちんと やっているケースがほとんどです。「段取り 8 割」という言葉があるように、まずは準 備をきちんとしておきましょう。 具体的な方法ですが、 (1)ホームページの役割を知る (2)ゴールを設定する (3)閲覧者像を明確にする (4)競合サイトをチェックする の 4 ステップで説明していきます。 ◆(1)ホームページの役割を知る まず最初に、ホームページ役割を理解しておきましょう。代表的なものは、次の 6 つ です。 A:名刺代わり 会社の名刺代わりに作成します。トップページ、会社概要、サ ービス内容、お問い合わせ程度の最低限のページ数で構築します。 一番最初に目指すのは、まずはこれと思っていてよいでしょう。 B:秘書・事務局 イベントやセミナーの開催が多い企業であれば、ホームページ で告知から受付まで完了できると、煩雑な事務処理などを回避す ることができ、人件費の削減にもつながります。 C:人事・採用 さすがに面接までホームページで行うわけにはいきませんが、 募集の告知をしたり受付を行うところまでは、ホームページ上で 完結できます。「はじめて WEB」のように、自社のホームページ が自力で更新できるタイプであれば、いつでも告知スタート・終 了が行えます。

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D:新聞 企業の新鮮な情報を、どんどん発信していくスタイルです。新着 情報の他、ユーザーにとって役に立つ情報を掲載し、こまめに更新 すると、アクセスも集めやすく、定期的に見る人が増えていきます。 E:サポート お客様からのよくあるお問い合わせに対して、ホームページに 回答を掲載しておくと、閲覧者の利便性が高まります。 F:営業マン ホームページの役割といえば、これを思い浮かべる方も少なく ないでしょう。ホームページが営業マンになってくれると、確か に売上の拡大に繋がることが期待できます。ただし、きちんと戦 略を立案して運営までの設計を行う必要がありますので、初めて ホームページを作るという場合には、かなりハードルが高いものになるでしょう。 上記の他にも役割はありますが、代表的な 6 つを紹介しました。この中で、まず目指 して欲しいのは「A:名刺代わり」です。必要最低限の情報を整えて、次の段階で B~E の要素を追加していく、更に発展して F へステップアップする・・・という順をおすす めします。 ◆(2)ゴールを設定する ホームページの役割が明確になったら、次はゴールを設定しましょう。ホームページ のゴールとは、自社のホームページを通して、閲覧者に「どんなアクションを起こして 欲しいかを決める」ということです。 【ゴールの例】 A:お問い合わせをもらう 電話、メールフォームなどを通して、まずは「お問い合わせしてもらう」というパタ ーン。一般的な企業のホームページにおてい、一番多いゴール設定です。 B:直接商品を購入してもらう ネットショップの場合であれば、やはり「購入」が最終目的(=ゴール)になるでし ょう。

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C:資料請求をしてもらう 小冊子やパンフレットタイプのものを、ホームページから請求してもらうのをゴール として設定します。住宅メーカーや工務店などに多いのですが、他業種でも応用できま す。 D:メールマガジンに登録してもらう ホームページを見て、企業やサービスに興味を持った訪問者に、メールマガジン登録 をしてもらいます。その後、定期的にお知らせを送るなどで接触をしていきます。 この中で、「C:資料請求」と「D:メールマガジンに 登録」は、見込み客を集めておいて、まずは接点を 作り、定期的な接触(DM、ニュースレター、メールマ ガジン等)を通して信頼関係を深め、最終的には「顧 客にする」ことを目的としています。 ホームページ制作の直接的なスキルではないので すが、新規顧客へのアプローチ方法として、このよ うな手法があるということを覚えておくとよいでし ょう。 ◆(3)閲覧者像を明確にする ホームページの閲覧者像を明確にするということは、準備段階においてきわめて重要 です。「20 代から 30 代の女性」と、ざっくり考えてしまうケースが非常に多いのですが、 同じ 28 才の女性でも、未婚・既婚、子供の有無などで、全くライフスタイルが異なっ てきます。 つまり、閲覧者像をより明確にしておくことで、 ・キャッチコピーを考えるとき ・原稿を作成するとき ・全体のデザインを考えるとき ・メインビジュアルを始め、写真を選ぶとき ・軸となる色を選ぶとき の指針にします。ここでは 2 つの考え方を解説します。 1.対象者の属性を細かく想像する方法 年齢、性別の他、どんなライフスタイルか、年収はどのぐらいか?などを詳細に想定 しておきます。ペルソナ作りとも呼ばる手法です。例えば、女性向けのサロンを経営し

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ている場合、見込み客として「こんな人に来店して欲しい」という人物の特徴を箇条書 きにしていきます。 ・麹町にフルタイムで勤務する OL ・30 代前半で独身 ・年収○○万円 ・帰宅時間が遅く、ストレスの多い仕事 ・金曜日の会社帰りは癒されたい ・給料日は自分にご褒美 ・自分磨きのための自己投資は好き ・スマートフォンを使いこなしている 2.対象者の「解決したい悩み」から想像する方法 2 つ目は、「どんな悩みや課題を解決したい人なのか」ということから想像していく方 法です。例えば、住み替えを検討している家族の場合であれば、下記のような特徴が考 えられるでしょう。 ・東京の郊外に住む 40 代の夫婦、子供は二人 ・両親が高齢になってきているので 二世帯住宅に住み替えようと思っている ・子供の学区が変わらない場所を希望 ・新規かリノベーション物件かで検討中 ・インテリア性よりは機能性を重視 ・予算は○○万円 いかがですか?顧客像がはっきりと見えてきたのではないでしょうか。もし身近に想 定の顧客層と近い人物がいるのであれば、その人を思い浮かべながら考えるとスムーズ です。 ◆(4)競合サイトをチェックする 事前準備の第4段階では、競合サイトのチェックを行います。Yahoo や Google で、同 じ地域の同業を検索します。 あなたが、日本橋で行政書士事務所を開所しているのであれば、「日本橋 行政書士事 務所」で検索し、1~20 位まで一通り見ます。他、「日本橋 遺言状作成」「日本橋 会 社設立」など少しキーワードを変えて、また同様に見てみてください。

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このときチェックして欲しいポイントとしては、 ・もし自分が顧客だとしたら、どこに依頼したいか? ・その理由は? の 2 点です。閲覧しながら Excel などにメモしておきましょう。 最終的に「こんなホームページにしたい」と思われるものを、3 つほどピックアップ しておき、制作するときの参考にします。 ◆まとめ ホームページは制作前の準備がとても大切です。まずは、 ・(1)ホームページの役割を知る ・(2)ゴールを設定する ・(3)閲覧者像を明確にする ・(4)競合サイトをチェックする の4ステップをぜひ実践してみてください。 次回は、ホームページを作る際のコツについて解説します。 【プロフィール】 Shikama.net 代表 志鎌 真奈美(しかま まなみ) http://shikama.net/ 北海道函館市生まれ。北海道教育大学函館校卒業。千葉県市川市在住。 1997 年より Web 制作を始める。ソフトウェア会社の Web 制作部門に 5 年間勤めた後、2002 年 4 月に独立。Web 制作・企画・制作、システム構築などに従事。講師として Web マーケ ティングやデザインのセミナー活動も精力的に行っている。 ・著書『Web デザイナーのための Jimdo スタイルブック』(2012 年・共著・マイナビ) ・執筆『はじめて WEB』エキスパートコラム など

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