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DES-3200シリーズC1ユーザマニュアル

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ユーザマニュアル

D-Link DES-3200

シリーズ

(2)

安全にお使いいただくために

ご自身の安全を確保し、システムを破損から守るために、以下に記述する安全のための指針をよくお読みください。 本製品を安全にお使いいただくために、以下の項目をよくお読みになり必ずお守りください。

安 全 上 の ご 注 意

必ずお守りください してはいけない「禁止」内容です。 必ず実行していただく「指示」の内容です。 記号の意味 この表示を無視し、間違った使い方をすると、傷害または物損損害が発生するおそれがあります。 この表示を無視し、間違った使い方をすると、火災や感電などにより人身事故になるおそれがあります。 この表示を無視し、間違った使い方をすると、死亡または重傷を負うおそれがあります。 内部に水が入ると、火災、感電、故障の原因となります。 水をかけたり、ぬらしたりしない 禁 止 火災、やけど、けが、感電、故障の原因となります。 油煙、湯気、湿気、埃の多い場所、高温になる場所や 熱のこもりやすい場所(火のそば、暖房器具のそば、 こたつや布団の中、直射日光の当たる場所、炎天下の車内、 風呂場など)、振動の激しい場所では、使用、保管、放置しない 禁 止 火災、やけど、けが、感電、故障の原因となります。 電子レンジ、IH 調理器などの加熱調理機、 圧力釜など高圧容器に入れたり、近くに置いたりしない 本製品付属の AC アダプタもしくは電源ケーブルを 指定のコンセントに正しく接続して使用する 火災、感電、または故障の原因となります。 禁 止 禁 止 禁 止 禁 止 禁 止 故障の原因となります。 落としたり、重いものを乗せたり、強いショックを 与えたり、圧力をかけたりしない 感電、火災の原因になります。 使用を止めて、ケーブル / コード類を抜いて、煙が出なくなって から販売店に修理をご依頼ください。 発煙、焦げ臭い匂いの発生などの異常状態のまま 使用しない 火災、感電、または故障の原因となります。 たこ足配線などで定格を超えると火災、感電、または故障の 原因となります。 火災、感電、または故障の原因となります。 雷鳴が聞こえたら、ケーブル / コード類にはさわらない 表示以外の電圧で使用しない たこ足配線禁止 設置、移動のときは電源プラグを抜く 感電の原因となります。 火災、やけど、けが、感電、故障の原因となります。 各種端子やスロットに水などの液体(飲料水、汗、海水、 ペットの尿など)をいれない。万が一、入ってしまった場合は、 直ちに電源プラグをコンセントから抜く 禁 止 火災、感電、故障の原因となります。 内部に金属物や燃えやすいものを入れない 禁 止 火災、やけど、けが、感電、故障の原因となります。 砂や土、泥をかけたり、直に置いたりしない。 また、砂などが付着した手で触れない 禁 止 ケーブル / コード類や端子を破損させない 無理なねじり、引っ張り、加工、重いものの下敷きなどは、 ケーブル / コードや端子の破損の原因となり、火災、感電、 または故障の原因となります。 禁 止 カメラのレンズに直射日光などを長時間あてない 素子の退色、焼付きや、レンズの集光作用により、 火災、やけど、けがまたは故障の原因となります。 無線製品は病院内で使用する場合は、 各医療機関の指示に従って使用する 電子機器や医療電気機器に悪影響を及ぼすおそれがあります。 禁 止 本製品の周辺に放熱を妨げるようなもの (フィルムやシールでの装飾を含む)を置かない 火災、または故障の原因となります。 耳を本体から離してご使用ください 大きな音を長時間連続して聞くと、難聴などの耳の障害の原因となります。 無線製品をご使用の場合、医用電気機器などを 装着している場合は、医用電気機器メーカーもしくは、 販売業者に、電波による影響について確認の上使用する 医療電気機器に悪影響を及ぼすおそれがあります。 高精度な制御や微弱な信号を取り扱う 電子機器の近くでは使用しない 電子機器が誤作動するなど、悪影響を及ぼすおそれがあります。 ディスプレイ部やカメラのレンズを破損した際は、 割れたガラスや露出した端末内部に注意する 破損部や露出部に触れると、やけど、けが、感電の原因となります。 ペットなどが本機に噛みつかないように注意する 火災、やけど、けがなどの原因となります。 禁 止 各光源をのぞかない 光ファイバケーブルの断面、コネクタおよび本製品のコネクタや ガソリンスタンドなど引火性ガスが発生する可能性のある場所や 粉じんが発生する場所に立ち入る場合は、必ず事前に本製品の電源を切る 引火性ガスなどが発生する場所で使用すると、爆発や火災の原因となります。 火災、やけど、けが、感電などの原因となります。 分解・改造をしない 禁 止 感電の原因となります。 ぬれた手でさわらない 禁 止 禁 止 水などの液体(飲料水、汗、海水、ペットの尿など) でぬれた状態で触ったり、電源を入れたりしない 火災、やけど、けが、感電、故障の原因となります。 禁 止 禁 止

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禁 止 SD や MicroSD カード、USB メモリの使用中は、 カードやメモリを取り外したり、本製品の電源を切ったりしない データの消失、機器本体の故障の原因となります。 禁 止 磁気カードや磁気を帯びたものを本製品に近づけない 磁気カードのデータが消えてしまうおそれもしくは 機器本体の誤作動の原因となります。 禁 止 乳幼児の手の届く場所では使わない やけど、ケガまたは感電の原因となります。 禁 止 破損したまま使用しない 火災、やけどまたはけがの原因となります。 禁 止 ぐらついた台の上や傾いた場所などの 不安定な場所や高所には置かない 落下して、けがなどの原因となります。 禁 止 子供が使用する場合は、保護者が取扱いの方法を教え、 誤った使い方をさせない けがや故障などの原因となります。 AC アダプタもしくは電源プラグについたほこりは、拭き取る ほこりが付着した状態で使用すると、 火災、やけど、感電または故障の原因となります。 AC アダプタや電源ケーブルをコンセントに さしこむときは、確実に差し込む 確実に差し込まないと、火災、やけど、 感電もしくは故障の原因となります。 接続端子が曲がるなど変形した場合は、直ちに使用を中止する。 また、変形をもとに戻しての使用も行わない 端子のショートにより、火災、やけど、けが、 感電または故障の原因となります。 各種接続端子を機器本体に接続する場合、斜めに差したり、 差した状態で引っ張ったりしない 火災、やけど、感電または故障の原因となります。 使用しない場合は、AC アダプタもしくは 電源ケーブルをコンセントから抜く 電源プラグを差したまま放置すると、火災、やけど、 感電または故障の原因となります。 お手入れの際は、AC アダプタもしくは 電源ケーブルをコンセントから抜く 抜かずに行うと、火災、やけど、感電または故障の原因となります。 ディーリンクジャパンが販売している無線機器は 国内専用のため、海外で使用しない 海外では国によって電波使用制限があるため、 本製品を使用した場合、罰せられる場合があります。 海外から持ち込んだディーリンク製品や並行輸入品を 日本国内で使用する場合も同様に、罰せられる場合があります。 静電気注意 コネクタや電源プラグの金属端子に触れたり、 帯電したものを近づけますと故障の原因となります。 禁 止 コードを持って抜かない コードを無理に曲げたり、引っ張ると、 コードや機器本体の破損の原因となります。 禁 止 振動が発生する場所では使用しない 故障の原因となります。 付属品の使用は取扱説明書に従う 本製品の付属品は、取扱説明書に従い、 他の製品に使用しないでください。機器の破損の原因となります。 本製品を長時間連続使用する場合は、 温度が高くなることがあるため、注意する。 また、使用中に眠ってしまうなどして、 意図せず長時間触れることがないようにする 温度の高い部分に直接長時間触れると お客様の体質や体調によっては肌の赤みや かゆみ、かぶれ、低温やけどの原因となります。 禁 止 コンセントにつないだ状態で、AC アダプタや 電源コンセントに長時間触れない やけど、感電の原因となります。 一般の電話機やコードレス電話、テレビ、ラジオなどを お使いになっている近くで使用しない 近くで使用すると、本製品が悪影響を及ぼす原因となる場合があるため、 なるべく離れた場所で使用してください。 D-Link が指定したオプション品がある場合は、 指定オプションを使用する 不正なオプション品を使用した場合、故障、破損の原因となります。 禁 止 電波障害自主規制について 本製品は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準に基づくクラス A 情報技術装置です。 この装置を家庭環境で使用すると電波妨害を引き起こすことがあります。この場合には使用者が適切な対策を講ずるよう要求されることがあります。

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ご使用上の注意

けがや感電、火災および装置の破損のリスクを減らすために、以下の注意事項を遵守してください。 ● マニュアルなどに記載されている以外の方法でのご使用はやめてください。 ● 食べ物や飲み物が本製品にかからないようにしてください。また、水気のある場所での運用は避けてください。 ● 本製品の開口部に物をさしこまないでください。火事や感電を引き起こすことがあります。 ● 付属の AC アダプタもしくは電源ケーブルのみを使用してください。 ● 感電を防止するために、本製品と周辺機器の電源ケーブルは、正しく接地された電気コンセントに接続してください。 ● やむなく延長コードや電源分岐回路を使用する場合においても、延長コードと電源分岐回路の定格を守ってください。延長コードまたは電源分 岐回路に差し込まれているすべての製品の合計定格アンペア数が、その延長コードまたは、電源分岐回路の定格アンペア限界の 8 割を超えな いことを確認してください。 ● 一時的に急激に起こる電力の変動から本製品を保護するためには、サージサプレッサ、回線調整装置、または無停電電源装置(UPS)を使用し てください。 ● ケーブルと電源コードは慎重に取り付けてください。踏みつけられたり躓いたりしない位置に、ケーブルと電源コードを配線し、コンセントに 差し込んでください。また、ケーブル上に物を置いたりしないようにしてください。 ● 電源ケーブルや電源プラグを改造しないでください。 ● システムに対応しているホットプラグ可能な電源装置に電源を接続したり、切り離したりする際には、以下の注意を守ってください。 -- 電源装置を取り付ける場合は、電源装置を取り付けてから、電源ケーブルを電源装置に接続してください。 -- 電源装置を取り外す場合は、事前に電源ケーブルを抜いておいてください。 -- システムに複数の電源がある場合、システムから電源を切り離すには、すべての電源ケーブルを電源装置から抜いておいてください。 ● 抜け防止機構のあるコンセントをご使用の場合、そのコンセントの取り扱い説明書に従ってください。 ● 本製品は動作中に高温になる場合があります。本製品の移動や取り外しの際には、ご注意ください。 ● 本製品は動作中に高温になる場合がありますが、手で触れることができる温度であれば故障ではありません。ただし長時間触れたまま使用しな いでください。低温やけどの原因になります。 ● 市販のオプション品や他社製品を使用する場合、当社では動作保証は致しませんので、予めご了承ください。 ● 製品に貼られている製品ラベルや認証ラベルをはがさないでください。はがしてしまうとサポートを受けられなくなります。

静電気障害を防止するために

静電気は、本製品内部の精密なコンポーネントを損傷する恐れがあります。静電気による損傷を防ぐため、本製品に触れる前に、身体から静電気を 逃がしてください。 さらに、静電気放出(ESD)による損傷を防ぐため、以下の手順を実行することをお勧めします。 1. 機器を箱から取り出すときは、機器をシステム等に取り付ける準備が完了するまで、本製品を静電気防止包装から取り出さないでください。静 電気防止包装から取り出す直前に、必ず身体の静電気を逃がしてください。 2. 静電気に敏感な部品を運ぶ場合、最初に必ず静電気対策を行ってください。 3. 静電気に敏感な機器の取り扱いは、静電気のない場所で行います。可能であれば、静電気防止床パッド、作業台パッド、および帯電防止接地ス トラップを使用してください。

電源の異常

万一停電などの電源異常が発生した場合は、必ず本スイッチの電源プラグを抜いてください。電源が再度供給できる状態になってから電源プラグを 再度接続します。

(5)

このたびは、弊社製品をお買い上げいただきありがとうございます。 本書は、製品を正しくお使いいただくための取扱説明書です。 必要な場合には、いつでもご覧いただけますよう大切に保管してください。 また、必ず本書、設置マニュアル、および弊社 WEB に掲載された製品保証規程をよくお読みいただき、内容をご理解いただいた上で、記載事項に従っ てご使用ください。 製品保証規定は以下を参照ください。 http://www.dlink-jp.com/support/product-assurance-provision ● 本書の記載内容に逸脱した使用の結果発生した、いかなる障害や損害において、弊社は一切の責任を負いません。あらかじめご了承ください。 ● 弊社製品の日本国外でご使用の際のトラブルはサポート対象外になります。 なお、本製品の最新情報やファームウェアなどを弊社ホームページにてご提供させていただく場合がありますので、ご使用の前にご確認ください。 製品保証、保守サービス、テクニカルサポートご利用について、詳しくは弊社ホームページのサポート情報をご確認ください。 http://www.dlink-jp.com/support

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目次

安全にお使いいただくために... 2 ご使用上の注意... 4 静電気障害を防止するために... 4 電源の異常... 4

はじめに

12

本マニュアルの対象者...13 表記規則について...13

第 1 章 本製品のご利用にあたって

14

本スイッチについて...14 サポートする機能...14 ポート...16 前面パネル...17 LED 表示...19 背面パネル...21 側面パネル...22 ギガビットコンボポート...24

第 2 章 スイッチの設置

25

パッケージの内容...25 ネットワーク接続前の準備...25 ゴム足の取り付け(19 インチラックに設置しない場合)...25 19 インチラックへの取り付け...26 電源の投入...26

第 3 章 スイッチの接続

27

エンドノードと接続する...27 ハブまたはスイッチと接続する...28 スイッチとの接続例...28 スイッチ構成例...28 バックボーンまたはサーバと接続する...29

第 4 章 スイッチ管理の導入

30

管理オプション...30 端末をコンソールポートに接続する...30 スイッチへの初回接続...31 パスワード設定...32 SNMP 設定...33 トラップ...33 MIB...33 IP アドレスの割り当て...34

第 5 章 Web ベースのスイッチ管理

35

Web ベースの管理について...35 Web マネージャへのログイン...35 Web マネージャの画面構成...36 Web マネージャのメイン画面について...36 Web マネージャのメニュー構成...37

第 6 章 System Configuration(スイッチの主な設定)

40

Device.Information(デバイス情報)...41 System.Information.Settings(システム情報設定.)...43 Port.Configuration(ポート設定)...43 Port.Settings(スイッチのポート設定)...43 Port.Description.Settings(ポート名設定)...45

(7)

System.Log.Configuration(システムログ構成)...51 System.Log.Settings(システムログ設定)...51 System.Log.Server.Settings(システムログサーバの設定)...51 System.Log(Syslog ログ)...52 System.Log.&.Trap.Settings(Syslog とトラップ設定)...53 System.Severity.Settings(システムセベリティ設定)...53 Time.Range.Settings(タイムレンジ設定)...54 Time.Settings(時刻設定)...54 User.Accounts.Settings(ユーザアカウントの設定)...55 Command.Logging.Settings(コマンドログ設定)...56

第 7 章 Management(スイッチの管理)

57

ARP(ARP 設定)...58 Static.ARP.Settings(スタティック ARP 設定)...58 ARP.Table(ARP テーブルの参照)...59 Gratuitous.ARP(Gratuitous.ARP の設定)...60 Gratuitous.ARP.Global.Settings(Gratuitous.ARP グローバル設定)...60 Gratuitous.ARP.Settings(Gratuitous.ARP 設定)...61 IPv6.Neighbor.Settings(IPv6.Neighbor 設定)...62 IP.Interface(IP インタフェース設定)...63 System.IP.Address.Settings(IP アドレス設定)...63 Interface.Settings(インタフェース設定)...64 Management.Settings(管理設定)...67 Session.Table(セッションテーブル)...67 Single.IP.Management(シングル IP マネジメント設定)...68 シングル IP マネジメント(SIM)の概要...68 バージョン 1.61 へのアップグレード...69 Single.IP.Settings(シングル IP 設定)...70 Topology(トポロジ)...71 ツールヒント...72 メニューバー...75 Firmware.Upgrade(ファームウェア更新)...76 Configuration.File.Backup/.Restore(コンフィグレーションファイルの更新)...76 Upload.Log.File(ログファイルのアップロード)...76 SNMP.Settings(SNMP 設定)...77 SNMP.Global.Settings(SNMP グローバル設定)...78 SNMP.Trap.Settings(SNMP トラップ設定)...78 SNMP.Linkchange.Traps.Settings(SNMP リンクチェンジトラップ設定)...79 SNMP.View.Table.Settings(SNMP ビューテーブル)...79 SNMP.Community.Table.Settings(SNMP コミュニティテーブル設定)...80 SNMP.Group.Table.Settings(SNMP グループテーブル)...81 SNMP.Engine.ID.Settings(SNMP エンジン ID 設定)...82 SNMP.User.Table.Settings(SNMP ユーザテーブル設定)...82 SNMP.Host.Table.Settings(SNMP ホストテーブル設定)...83 RMON.Settings(RMON 設定)...84 Telnet.Settings(Telnet 設定)...84 Web.Settings(Web 設定)...84

第 8 章 L2 Features(L2 機能の設定)

85

VLAN について...86 IEEE.802.1p プライオリティについて...86 VLAN とは...86 IEEE.802.1Q.VLAN...86 VLAN(VLAN 設定)...91 802.1Q.VLAN.Settings(802.1Q.VLAN 設定)...91 802.1v.Protocol.VLAN(802.1v プロトコル VLAN)...93 GVRP(GVRP の設定)...95 MAC-based.VLAN.Settings(MAC ベース VLAN 設定)...97 PVID.Auto.Assign.Settings(PVID 自動割り当て設定)...97 VLAN.Trunk.Settings(VLAN トランク設定)...98 Browse.VLAN(VLAN の参照)...99 Show.VLAN.Ports(VLAN ポートの参照)...99 QinQ(QinQ 設定)...100 QinQ.Settings(QinQ 設定)...101 VLAN.Translation.Settings(VLAN 変換機能の設定)...102

(8)

Layer.2.Protocol.Tunneling.Settings(レイヤ 2 プロトコルトンネリング設定)...103 Spanning.Tree(スパニングツリーの設定)...104 802.1Q-2005.MSTP...104 802.1D-2004.Rapid.Spanning.Tree...104 ポートの状態遷移...104 STP.Bridge.Global.Settings(STP ブリッジグローバル設定)...106 STP.Port.Settings(STP ポートの設定)...107 MST.Configuration.Identification(MST の設定)...108 STP.Instance.Settings(STP インタンス設定)...109 MSTP.Port.Information(MSTP ポート情報)...110 Link.Aggregation(ポートトランキングの設定)...111 ポートトランクグループについて...111 Port.Trunking.Settings.(ポートトランキング設定)...112 LACP.Port.Settings(LACP ポートの設定)...113 FDB(FDB 設定)...114 Static.FDB.Settings(スタティック FDB の設定)...114 MAC.Notification.Settings(MAC 通知設定)...116 MAC.Address.Aging.Time.Settings(MAC アドレスエージングタイムの設定)...116 MAC.Address.Table(MAC アドレステーブル)...117 ARP.&.FDB.Table(ARP と FDB テーブル)...118 L2.Multicast.Control.(L2 マルチキャストコントロール)...119 IGMP.Snooping(IGMP.Snooping の設定)...119 MLD.Snooping(MLD.Snooping 設定)...126 Multicast.VLAN(マルチキャスト VLAN)...133 Multicast.Filtering.(マルチキャストフィルタリング)...137 IPv4.Multicast.Filtering(IPv4 マルチキャストフィルタリング)...137 IPv6.Multicast.Filtering(IPv6 マルチキャストフィルタリング)...140 Multicast.Filtering.Mode(マルチキャストフィルタリングモード)...144 ERPS.Settings(イーサネットリングプロテクション設定)...145 LLDP(LLDP 設定)...148 LLDP(LLDP 設定)...148 NLB.FDB.Settings(NLB.FDB 設定)...155

第 9 章 L3 Features(レイヤ 3 機能の設定)

156

IPv4.Static/Default.Route.Settings(IPv4 スタティック / デフォルトルート設定)...156 IPv4.Route.Table(IPv4 ルートテーブル)...157 IPv6.Static/Default.Route.Settings(IPv6 スタティック / デフォルトルート設定)...157

第 10 章 QoS(QoS 機能の設定)

158

QoS について...159 802.1p.Settings(802.1p 設定)...160 802.1p.Default.Priority.Settings(ポートへのパケットプライオリティの割り当て)...160 802.1p.User.Priority.Settings(802.1p ユーザプライオリティ)...161 802.1p.Map.Settings(802.1p マップ設定)...161 Bandwidth.Control(帯域幅の設定)...162 Bandwidth.Control.Settings(帯域幅の設定)...162 Queue.Bandwidth.Control.Settings(キュー帯域幅制御の設定)...163 Traffic.Control.Settings(トラフィックコントロールの設定)...164 DSCP(DSCP 設定)...166 DSCP.Trust.Settings(DSCP トラスト設定)...166 DSCP.Map.Settings(DSCP マップ設定)...166 Scheduling.Settings(スケジュール設定)...168 QoS.Scheduling(QoS スケジュール作成)...168 QoS.Scheduling.Mechanism(QoS スケジュールメカニズム設定)...169

(9)

第 11 章 ACL(ACL 機能の設定)

170

ACL.Configuration.Wizard(ACL 設定ウィザード)...170 Access.Profile.List(アクセスプロファイルリスト)...172 アクセスプロファイルリストの作成(Ethernet)...172 アクセスプロファイルリストの作成(IPv4)...176 アクセスプロファイルリストの作成(IPv6)...181 アクセスプロファイルリストの作成(パケットコンテンツ)...185 CPU.Access.Profile.List(CPU アクセスプロファイルリスト)...189 CPU アクセスプロファイルの作成(Ethernet)...190 CPU アクセスプロファイルの作成(IPv4)...193 CPU アクセスプロファイルの作成(IPv6)...197 CPU アクセスプロファイルの作成(パケットコンテンツ)...200 ACL.Finder(ACL 検索)...204 ACL.Flow.Meter(ACL フローメータ)...205

第 12 章 Security(セキュリティ機能の設定)

209

802.1X(802.1X 設定)...210 Port.Access.Entity(ポートアクセスエンティティ)...210 802.1X.Global.Settings(802.1X グローバル設定)...214 802.1X.Port.Settings(802.1X ポート設定)...214 802.1X.User.Settings(802.1X ユーザ設定)...216 Guest.VLAN(ゲスト VLAN の設定)...217 Authenticator.State(オーセンティケータの状態)...218 Authenticator.Statistics(オーセンティケータ統計情報)...219 Authenticator.Session.Statistics(オーセンティケータセッション統計情報)...220 Authenticator.Diagnostics(オーセンティケータ診断)...221 Initialize.Port(s)(初期化ポート)...222 Reauthenticate.Port(s)(再認証ポート)...222 RADIUS(RADIUS 設定)...223 Authentication.RADIUS.Server.Settings(認証 RADIUS サーバ設定)...223 RADIUS.Accounting.Setting(RADIUS アカウンティング設定)...224 RADIUS.Authentication(RADIUS.認証)...225 RADIUS.Account.Client(RADIUS アカウンティングクライアント)...226 IP-MAC-Port.Binding(IMPB.:.IP-MAC- ポートバインディング)...227 IMPB.Global.Settings(IMPB グローバル設定)...227 IMPB.Port.Settings(IMPB ポート設定)...228 IMPB.Entry.Settings(IMPB エントリ設定)...229 MAC.Block.List(MAC ブロックリスト)...230 DHCP.Snooping(DHCP.Snooping 設定)...230 MAC-based.Access.Control(MAC ベースアクセスコントロール)...232 MAC-based.Access.Control.Settings(MAC ベースアクセスコントロール設定)...232 MAC-based.Access.Control.Local.Settings(MAC ベースアクセスコントロール.ローカル設定)...234 MAC-based.Access.Control.Authentication.State(MAC ベースアクセスコントロールの認証状態)...235 Compound.Authentication(コンパウンド認証)...235 Compound.Authentication.Settings(コンパウンド認証設定)...235 Port.Security(ポートセキュリティ)...236 Port.Security.Settings(ポートセキュリティの設定)...236 Port.Security.VLAN.Settings(ポートセキュリティ VLAN 設定)...237 Port.Security.Entries(ポートセキュリティエントリ)...238 ARP.Spoofing.Prevention.Settings(ARP.Spoofing 防止設定)...239 BPDU.Attack.Protection(BPDU アタック防止設定)...240 Loopback.Detection.Settings(ループバック検知設定)...241 Traffic.Segmentation.Settings(トラフィックセグメンテーション設定)...242 NetBIOS.Filtering.Setting(NetBIOS フィルタリング設定)...243 DHCP.Server.Screening(DHCP サーバスクリーニング)...244 DHCP.Server.Screening.Port.Settings(DHCP サーバスクリーニング設定)...244 DHCP.Offer.Permit.Entry.Settings(DHCP オファー許可エントリ設定)...245

(10)

Access.Authentication.Control(アクセス認証コントロール)...246 Enable.Admin(管理者レベルの認証)...247 Authentication.Policy.Settings(認証ポリシー設定)...248 Application.Authentication.Settings(アプリケーションの認証設定)...248 Authentication.Server.Group.Settings(認証サーバグループ設定)...249 Authentication.Server.Settings(認証サーバ設定)...250 Login.Method.Lists.Settings(ログインメソッドリスト)...251 Enable.Method.Lists.Settings(メソッドリストの有効化)...252 Local.Enable.Password.Settings(ローカルユーザパスワード設定)...253 SSL.Settings(Secure.Socket.Layer の設定)...254 SSH(Secure.Shell の設定)...256 SSH.Settings(SSH サーバ設定)...256 SSH.Authentication.Method.and.Algorithm.Settings(SSH 認証モードとアルゴリズム設定)...257 SSH.User.Authentication.Lists(SSH ユーザ認証リスト)...258 Trusted.Host.Settings(トラストホスト)...259 Safeguard.Engine.Settings(セーフガードエンジン設定)...260 DoS.Attack.Prevention.Settings(DoS アタック防止設定)...262 IGMP.Access.Control.Settings(IGMP アクセスコントロール設定)...263

第 13 章 Network Application(ネットワークアプリケーション)

264

DHCP(DHCP 設定)...264 DHCP.Relay(DHCP リレー)...264 DHCP.Local.Relay.Settings(DHCP ローカルリレー設定)...270 DHCP.Local.Relay.Option.82.Settings(DHCP ローカルリレーオプション 82 設定)...270 PPPoE.Circuit.ID.Insertion.Settings(PPPoE.Circuit.ID の挿入設定)...271 SMTP.Settings(SMTP 設定)...271 SNTP(SNTP 設定)...272 SNTP.Settings(SNTP 設定)...272 Time.Zone.Settings(タイムゾーン設定)...273 Flash.File.System.Settings(フラッシュファイルシステム設定)...274

第 14 章 OAM(Operations、Administration、Maintenance:運用・管理・保守)

276

CFM(Connectivity.Fault.Management.:.接続性障害管理)...276 CFM.Settings(CFM 設定)...276 CFM.Port.Settings(CFM ポート設定)...281 CFM.MIPCCM.Table(CFM.MIPCCM テーブル)...281 CFM.Loopback.Settings(CFM ループバック設定)...282 CFM.Linktrace.Settings(CFM リンクトレース設定)...283 CFM.Packet.Counter(CFM パケットカウンタ)...284 CFM.Fault.Table(CFM 障害テーブル)...284 CFM.MP.Table(CFM.MP テーブル)...285 Ethernet.OAM(イーサネット OAM)...286 Ethernet.OAM.Settings(イーサネット OAM 設定)...286 Ethernet.OAM.Configuration.Settings(イーサネット OAM コンフィグレーション設定)...287 Ethernet.OAM.Event.Log(イーサネット OAM イベントログ)...288 Ethernet.OAM.Statistics(イーサネット OAM 統計情報)...288 DULD.Settings(単方向リンク検出設定)...289 Cable.Diagnostics(ケーブル診断機能)...290

第 15 章 Monitoring(スイッチのモニタリング)

291

Utilization(使用率)...291 CPU.Utilization(CPU 使用率)...291 DRAM.&.Flash.Utilization(DRAM とフラッシュ利用率)...292 Port.Utilization(ポート使用率)...292 Statistics(統計情報)...293 Port..Statistics(ポート統計情報)...293 Mirror(ポートミラーリング)...302

(11)

第 16 章 Maintenance(スイッチのメンテナンス)

306

Save.Configuration./.Log(コンフィグレーションとログの保存)...306 Tools(ツールメニュー)...307 Download.Firmware(ファームウェアのダウンロード)...307 Upload.Firmware(ファームウェアのアップロード)...308 Download.Configuration(コンフィグレーションのダウンロード)...309 Upload.Configuration(コンフィグレーションファイルのアップロード)...311 Upload.Log.File(ログファイルのアップロード)...312 Reset(リセット)...314 Reboot.System(システムの再起動)...314

付録 A ケーブルとコネクタ

315

付録 B ケーブル長

315

付録 C ログイベント

316

付録 D トラップログ

323

付録 E RADIUS 属性の割り当て指定

325

付録 F パスワードリカバリ手順

327

付録 G 用語解説

328

(12)

はじめに

DES-3200 シリーズユーザマニュアルは、本スイッチのインストールおよび操作方法を例題と共に記述しています。 第 1 章--本製品のご使用にあたって -- 本スイッチの概要とその機能について説明します。また、前面、背面、側面の各パネルと LED 表示について説明します。 第 2 章--スイッチの設置 -- システムの基本的な設置方法について説明します。また、本スイッチの電源接続の方法についても紹介します。 第 3 章--スイッチの接続 -- スイッチをご使用のネットワークに接続する方法を説明します。 第 4 章--スイッチの管理 -- パスワード設定、SNMP 設定、および各種デバイスからの本スイッチへの接続など基本的なスイッチの管理について説明します。 第 5 章--Web ベースのスイッチ設定 -- Web ベースの管理機能への接続方法および使用方法について説明します。 第 6 章--System-Configuration(スイッチの主な設定) -- デバイス情報、ポート設定、ユーザアカウント、システムログ設定、時刻設定、シリアルポートなどの基本機能の設定について説明します。 第 7 章--Management(スイッチの管理)

-- IP インタフェース設定、ARP 設定、シングル IP マネジメント設定、SNMP 設定、Telnet 設定、Web 設定などの管理機能について説明します。 第 8 章--L2-Features(L2 機能の設定) -- VLAN、トランキング、スパニングツリー、フォワーディング、フィルタリング、ERPS、LLDP などのレイヤ 2 機能について説明します。 第 9 章--L3-Features(レイヤ 3 機能の設定) -- スタティック / デフォルトルート設定などのレイヤ 3 機能について説明します。 第 10 章--QoS(QoS 機能の設定) -- 帯域制御、QoS スケジューリング、802.1p プライオリティ設定、トラフィックコントロールなどの QoS 機能について説明します。 第 11 章--ACL(ACL 機能の設定) -- アクセスプロファイルテーブルや CPU インタフェースフィルタリングなどの ACL(アクセスコントロールリスト)機能、フローベースのコ ントロールについて説明します。 第 12 章--Security(セキュリティ機能の設定) -- 802.1X、トラストホスト、アクセス認証コントロール、ポートセキュリティ、トラフィックセグメンテーション、SSL、SSH、IP-MAC- ポート バインディング、MAC ベースアクセスコントロールおよびセーフガードエンジンなどのセキュリティ機能について説明します。 第 13 章-Network-Application(ネットワークアプリケーション) -- DHCP 設定、SMTP 設定、SNTP などのネットワークアプリケーション機能について説明します。 第 14 章--OAM(Object-Access-Method-:-オブジェクトアクセス方式) -- CFM(接続性障害管理)、イーサネット OAM、ケーブル診断機能機能について説明します。 第 15 章--Monitoring(スイッチのモニタリング) -- CPU 使用率、パケット統計情報、ミラーリング、Ping、トレースルートなどのモニタ機能について説明します。 第 16 章--スイッチメンテナンス -- リセット、システムの再起動、変更の保存について説明します。 付録 A--ケーブルとコネクタ -- RJ-45 コンセント / コネクタ、ストレート / クロスオーバケーブルの標準的なピンの配置について説明します。 付録 B--ケーブル長 -- ケーブルの種類と最大ケーブル長についての情報を示します。 付録 C--ログエントリ -- スイッチのシステムログに表示される可能性のあるログエントリとそれらの意味について説明します。 付録 D--トラップログ

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本マニュアルの対象者

本マニュアルは、本製品の設置および管理についての情報を記載しています。また、ネットワーク管理の概念や用語に十分な知識を持っているネッ トワーク管理者を対象としています。

表記規則について

本項では、本マニュアル中での表記方法について説明します。 - 注意では、特長や技術についての詳細情報を記述します。 - 警告では、設定の組み合わせ、イベントや手順によりネットワークの接続状態やセキュリティなどに悪影響を及ぼす恐れのある事項につい て説明します。 表 1に、本マニュアル中での字体、・記号についての表記規則を表します。 表 1 字体・記号の表記規則 字体・記号 解説 例 「」 メニュータイトル、ページ名、ボタン名。 「Submit」ボタンをクリックして設定を確定してください。 青字 参照先。 "ご使用になる前に"(13 ページ)をご参照ください。

courierフォント CLI 出力文字、ファイル名。 (switch-prompt)# courier太字 コマンド、ユーザによるコマンドライン入力。 show network

courier斜体 コマンドパラメータ(可変または固定)。 value <-> 可変パラメータ。<-> にあたる箇所に値または文字を入力します。 <value> [-] 任意の固定パラメータ。 [value] [<->] 任意の可変パラメータ。 [<value>] {-} {-} 内の選択肢から 1 つ選択して入力するパラメータ。 {choice1-|-choice2} |(垂直線) 相互排他的なパラメータ。 choice1-|-choice2 [{-}] 任意のパラメータで、指定する場合はどちらかを選択します。 [{choice1-|-choice2}]

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第 1 章 本製品のご利用にあたって

-- 本スイッチについて -- サポートする機能 -- ポート -- 前面パネル -- 背面パネル -- 側面パネル -- ギガビットコンボポート

本スイッチについて

DES-3200 スイッチは D-Link スイッチファミリーの製品です。本シリーズは、高性能、フォルトトレランス、スケーラブルな柔軟性、強健なセキュ リティ、標準規格に準拠した相互運用性、および非常に高い技術をサポートしており、将来的な部門ネットワークおよびエンタプライズネットワー ク構築への移行も簡単に行うことができます。 本マニュアルでは、D-Link-DES-3200 シリーズの設置、設定、およびメンテナンスの方法について記述しています。これらのスイッチの基本的なハー ドウェア構成は似ており、設定方法、操作性はほぼ共通です。また、本マニュアル内の記載事項の多くが本スイッチシリーズで共通です。Web 画面は、 シリーズの中の一製品を例にとって説明していますが、ポート数を除き設定方法は同じです。本マニュアル中の説明では主として DES-3200-28P の 画面と設定を例題として使用しています。

サポートする機能

•- L2-機能

-- IGMP スヌーピング※ 1:v1/v2/v3、スヌーピンググループ数:1K、IGMP-Fast-Leave、VLAN-毎の IGMP、IGMP-認証、IGMP フィルタリング -- MLD スヌーピング※-1:v1/v2、スヌーピンググループ数:1K、VLAN-毎の MLD、MLD-Fast-Leave -- スパニングツリー:IEEE-802.1D-STP、IEEE-802.1w-RSTP、IEEE-802.1s-MSTP、BPDU フィルタリング、ルートガード -- ループバック検知(STP-無し) -- ポートトランキング:IEEE-802.3ad/IEEE-802.1ax/ スタティック DES-3200-10/T:5グループ /デバイス、8 ポート/グループ DES-3200-18/T:9グループ /デバイス、8 ポート/グループ DES-3200-26/T:13グループ /デバイス、8 ポート/グループ DES-3200-28/T、28F:14グループ /デバイス、8 ポート/グループ DES-3200-28P:14グループ /デバイス、8 ポート/グループ DES-3200-52/T、52P:26グループ /デバイス、8 ポート/グループ -- ポートミラーリング:1-ポート対 1-ポート /-多対 1-ポート /ACL-モード -- L2 プロトコルトンネリング:GVRP/STP -- E-RPS(ITU-T-G.8032-イーサネットリング) -- ジャンボフレーム:12KByte •-

VLAN--- IEEE802.1Q タグ VLAN、IEEE-802.1v-プロトコルベース VLAN、ポートベース VLAN、MAC-ベース VLAN:1K-エントリ -- VLAN グループ数:4094(スタティック)/255(ダイナミック VLAN)、VLAN-ID レンジ:1-4094 -- GVRP、ダブル VLAN:Port-based-Q-in-Q、Selective-Q-in-Q -- ISM-VLAN、VLAN トランスレーション •- L3-機能 -- Gratuitous-ARP •- QoS--- 帯域制御 -- キューの数:8 レベル /-ポート -- キューのスケジューリング:WRR(重み付けラウンドロビン)、Strict、Strict+WRR、

-- CoS:IEEE802.1p プライオリティ、VLAN-ID、MAC アドレス、Ether タイプ、IPv4/IPv6 アドレス、TOS、DSCP、プロトコルタイプ、TCP/UDP-ポー ト、IPv6 トラフィッククラス、IPv6 フローラベル、ユーザ定義パケット、

-- QoS フローアクション:802.1p プライオリティリマーク、ToS/DSCP リマーク、帯域制御 -- CIR(trTCM、srTCM)、タイムベース QoS

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•- セキュリティ

-- SSHv2、SSLv3 管理アクセス認証用:ローカル /RADIUS/TACACS/XTACACS/TACACS+、ユーザ認証用:ローカル /RADIUS -- RADIUS アカウンティング:管理アクセス /802.1X

-- IEEE-802.1X-認証:ポート / ホストベース認証、MAC アドレス認証、ゲスト / ダイナミック VLAN -- Microsoft®NAP-検疫対応:NAP-802.1X-方式 /NAP-DHCP-方式

-- 認証 DB フェイルオーバ:802.1X/MAC、認証バイパス機能

-- ブロードキャスト / マルチキャストストームコントロール、トラフィックセグメンテーション -- IP-MAC ポートバインディング:ARP モード /ACL モード /DHCP スヌーピングモード -- ポートセキュリティ:3328MAC/ デバイス、BPDU アタック防止、ARP スプーフィング防止 -- NetBIOS/NetBEUI フィルタリング、DoS-攻撃防御、DHCP クライアントフィルタリング -- DHCP サーバスクリーニング、D-Link セーフガードエンジン •- マネージメント -- 4 レベルのユーザアカウント権限 -- LLDP、Web-ベース GUI、CLI -- ZMODEM、Telnet サーバ、Telnet クライアント -- SNMPv1/v2c/v3、SNMP トラップ -- RMONv1:4 グループ -- RMONv2:プルーブコンフィググループ -- PPPoE-Circuit-ID、トラストホスト -- DHCP 自動設定、DHCP/BOOTP クライアント -- DHCP リレー:オプション 82 -- Syslog -- TFTP クライアント、FTP クライアント、SNTP クライアント -- show-tech-support コマンド、SMTP クライアント -- パスワードリカバリ、パスワードの暗号化、複数設定ファイル、複数イメージ、フラッシュファイルシステム -- IPv6-Neighbor-Discovery(ND)、ループバック診断、ケーブル診断、802.3ah、片方向リンク検知(DULD) -- CFM(Connectivity-Fault-Management) -- NLB:ユニキャスト / マルチキャストモード -- CPU モニタリング、メモリモニタリング、ポートステータスモニタリング、デバイスステータスモニタリング、トラフィックモニタリング、 スイッチパフォーマンスモニタリング、DDM •- 以下の MIB のサポート--- MIB-II-(RFC1213) -- MIB-Traps-Convention-(RFC1215) -- Bridge-MIB-(RFC4188) -- SNMP-MIB-(RFC1157,-2571-2576) -- SNMPv2-MIB-(RFC1901-1908,-1442,-2578) -- RMON-MIB-(RFC271,-1757,-2819) -- RMONv2-MIB-(RFC2021) -- Ether-like-MIB-(RFC1398,-1643,-1650,-2358,-2665,-3635) -- 802.3-MAU-MIB(RFC2668) -- 802.1p-MIB(RFC2674,-4363) -- IF-MIB(RFC2233,-2863) -- RADIUS-認証クライアント MIB(RFC2618) -- RADIUS アカウンティングクライアント MIB(RFC2620) -- TCP-MIB(RFC4022) -- UDP-MIB(RFC4113) -- Ping-MIB(RFC2925) -- Traceroute-MIB(RFC2925) -- Trap-MIB、IPv6-MIB(RFC2465) -- ICMPv6-MIB(RFC2466) -- Entity-MIB(RFC2737) -- IPv6-SNMP-Mgmt-Interface-MIB(RFC4293) -- DDM-MIB -- Private-MIB -- DIFFSERV-MIB(RFC3289) -- D-Link-Zone-Defense-MIB ※1-Source フィルタ未サポート

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ポート

DES-3200 シリーズスイッチはそれぞれ以下のポートを搭載しています。

型番 DES-3200-10/T DES-3200-18/T DES-3200-26/T DES-3200-28/T DES-3200-28F

10BASE-T/100BASE-TX ポート 8 16 24 24 ー 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T ポート 1 1 2 2 4 (SFP とのコンボ) SFP スロット 1 1 ー 2 4 SFP スロット(100BASE-X のみ) ー ー ー ー 24 SFP コンボスロット 1 1 2 2 ー RJ-45 コンソールポート 1 1 1 1 1

型番 DES-3200-52/T DES-3200-28P DES-3200-52P

10BASE-T/100BASE-TX ポート 48 24(PoE 給電) 48(PoE 給電)

10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T ポート 2 4 4 SFP スロット 2 ー ー SFP コンボスロット 2 2 2 RJ-45 コンソールポート 1 1 1 DES-3200 シリーズの各ポートタイプの特長および使用可能なオプションは次の通りです。 10BASE-T/100BASE-TX SFP コンボ 1000BASE-T •- IEEE-802.3 •- IEEE-802.3u •- 全二重通信 •- 全二重モード時の IEEE-802.3x フローコント ロール •- IEEE-802.3z 対応 SFP トランシーバ : •- DEM-210(100BASE-FX) •- DEM-211(100BASE-FX) •- DEM-220T/R(100BASE-BX-D/U、WDM) •- DEM-310GT※ 1-(1000BASE-LX) •- DEM-311GT※ 1-(1000BASE-SX) •- DEM-312GT2※ 1-(1000BASE-SX2) •- DEM-314GT※ 1-(1000BASE-LH) •- DEM-315GT※ 1-(1000BASE-ZX) •- DEM-330T/R※ 1-(1000BASE-BX-D/U、WDM) •- DEM-331T/R※ 1-(1000BASE-BX-D/U、WDM) •- DGS-712※ 2-(1000BASE-T) •- IEEE-802.3 •- IEEE-802.3u •- IEEE-802.3ab •- 全二重通信 •- 全二重モード時の IEEE-802.3x フローコント ロール ※1:DES-3200-28F の SFP スロット(100M)-には対応していません。 ※2:SFP コンボスロットと DES-3200-28F の SFP スロット(100M)とには対応していません。 - SFP コンボポートは、対応する 1000BASE-T ポートと同時に使用することはできません。同時に使用すると(例 :-SFP のポート 25 と 1000BASE-T のポート 25)、SFP ポートが優先となり 1000BASE-T ポートは使用不可能となります。

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前面パネル

前面パネルには、Power、Console、およびオプションモジュール用の SFP ポートを含む各ポートの Link/Act の状態を表示する LED を搭載しています。 「LED 表示」の項で詳細の動作について説明します。 DES-3200-10/T -- 10BASE-T/100BASE-TX ポート-x-8 -- 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T ポート-x-1 -- SFP スロット-x-1 -- SFP コンボスロット-x-1 -- -RJ45 コンソールポート-x-1 -- -LED-:-Power、Console、Link/Act/Speed(各ポート) 図 3-1- DES-3200-10/T の前面パネル DES-3200-18/T -- 10BASE-T/100BASE-TX ポート-x-16 -- 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T ポート-x-1 -- SFP スロット-x-1 -- SFP コンボスロット-x-1 -- -RJ45 コンソールポート-x-1 -- -LED-:-Power、Console、Link/Act/Speed(各ポート) 17T 17 18 17F 18F 図 3-2- DES-3200-18/T の前面パネル DES-3200-26/T -- 10BASE-T/100BASE-TX ポート-x-24 -- -10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T ポート-x-2 -- SFP コンボスロット-x-2 -- RJ45 コンソールポート-x-1 -- -LED-:-Power、Console、Link/Act/Speed(各ポート) 25 26 17 18 19 20 21 22 23 24 図 3-3- DES-3200-26/T の前面パネル DES-3200-28/T -- 10BASE-T/100BASE-TX ポート-x-24 -- 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T ポート-x-2 -- SFP スロット-x-2 -- SFP コンボスロット-x-2 -- RJ45 コンソールポート-x-1 -- -LED-:-Power、Console、Link/Act/Speed(各ポート) 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 27F 28F 図 3-4- DES-3200-28/T の前面パネル

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DES-3200-28F -- SFP スロット-(100BASE-X のみ)-x-24 -- -10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T コンボポート-x-4 -- SFP スロット-x-4 -- -LED-:-Power、Console、Link/Act/Speed(各ポート) Console 25 26 27 28 27F 28F 28T 25F 26F 27T Fan 17 18 19 20 21 22 23 24 図 3-5- DES-3200-28F の前面パネル DES-3200-28P -- 10BASE-T/100BASE-TX ポート-x-24 -- 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T ポート-x-4 -- SFP コンボスロット-x-2 -- RJ45 コンソールポート-x-1 -- -LED-:-Power、Console、Fan、Link/PoE、Link/Act/Speed(各ポート) 図 3-6- DES-3200-28P の前面パネル DES-3200-52/T -- 10BASE-T/100BASE-TX ポート-x-48 -- 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T ポート-x-2 -- SFP スロット-x-2 -- SFP コンボスロット-x-2 -- RJ45 コンソールポート-x-1 -- -LED-:-Power、Console、Fan、Link/Act/Speed(各ポート) 図 3-7- DES-3200-52/T の前面パネル DES-3200-52P -- 10BASE-T/100BASE-TX ポート-x-48 -- 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T ポート-x-4 -- SFP コンボスロット-x-2 -- RJ45 コンソールポート-x-1 -- -LED-:-Power、Console、Fan、Link/PoE、Link/Act/Speed(各ポート) 図 3-8- DES-3200-52P の前面パネル

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LED 表示

DES-3200 シリーズスイッチは、Power、Console、および各ポートについて LED をサポートします。

DES-3200-10/T の LED 図 3-9- DES-3200-10/T の前面パネル LED 配置図 DES-3200-18/T の LED 17T 17F 18F 17 18 図 3-10- DES-3200-18/T の前面パネル LED 配置図 DES-3200-26/T の LED 25 26 21 22 23 24 図 3-11- DES-3200-26/T の前面パネル LED 配置図 DES-3200-28/T の LED 22 23 24 25 26 27 28 27F 28F 図 3-12- DES-3200-28/T の前面パネル LED 配置図

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DES-3200-28F の LED Console 25 26 27 28 27F 28F 28T 25F 26F 27T Fan 23 24 図 3-13- DES-3200-28F の前面パネル LED 配置図 DES-3200-28P の LED 図 3-14- DES-3200-28P の前面パネル LED 配置図 DES-3200-52/T の LED 図 3-15- DES-3200-52/T の前面パネル LED 配置図 DES-3200-52P の LED 図 3-16- DES-3200-52P の前面パネル LED 配置図

DES-3200 スイッチシリーズに搭載している LED は以下の通りです。以下の表より、ご使用のスイッチに搭載の LED について確認ください。

LED 状態 色 状態説明 Power 点灯 緑 スイッチに電源が供給され正常に動作しています。 消灯 - スイッチに電源が供給されていません。 Console 点滅 緑 電源投入後の Power-ON-Self-Test(POST)中に点滅し、終了すると消灯します。 点灯 コンソールポートのリンクが確立しています。 消灯 - コンソールポートのリンクが確立していません。 Fan (DES-3200-28F/52T/28P/52P) 点滅 赤 ファンのいずれかが故障しています。 消灯 - ファンは正常に動作しています。 Mode/Link-(DES-3200-28P/52P) 点灯 緑 Link モードを選択中です。

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LED 状態 色 状態説明 PoE モード 10/100Mbps-ポート-LED (DES-3200-28P/52P) -ポート左上の LED は上段ポート、右上の LED は下段ポートの状態を表示します。 点灯 緑 接続中の PoE 受電機器に給電中です。 点滅 PoE ポートにエラーが発生しました。 消灯 - 給電をしていません。-(受電機器が未検出または未接続)-SFP ポート LED ポート左上の LED は上段ポート、右上の LED は下段ポートの状態を表示します。 点灯 緑 1000Mbps でリンクが確立しています。 点滅 1000Mbps でデータを送受信しています。 点灯 橙 100Mbps でリンクが確立しています。 点滅 100Mbps でデータを送受信しています。 消灯 - リンクが確立していません。 10/100/1000Mbps-Copper ポート-LED ポート左上の LED は上段ポート、右上の LED は下段ポートの状態を表示します。 点灯 緑 1000Mbps でリンクが確立しています。 点滅 1000Mbps でデータを送受信しています。 点灯 橙 10/100Mbps でリンクが確立しています。 点滅 10/100Mbps でデータを送受信しています。 消灯 - リンクが確立していません。 100M-SFP ポート LED (DES-3200-28F) -点灯 緑 100Mbps でリンクが確立しています。 点滅 100Mbps でデータを送受信しています。 消灯 - リンクが確立していません。

背面パネル

DES-3200 シリーズの背面パネルは次の通りです。 DES-3200-10/T 電源コネクタおよびアース線用端子が配備されています。 AC LINE 100-240VAC 50-60 Hz 0.3A MAX 図 3-17- DES-3200-10/T の背面パネル図 DES-3200-18/T 電源コネクタ、セキュリティロックおよびアース線用端子が配備されています。 AC LINE 100-240VAC 50-60 Hz 0.4A MAX 図 3-18- DES-3200-18/T の背面パネル図 DES-3200-26/T、DES-3200-28/T 電源コネクタおよびアース線用端子が配備されています。 AC LINE 100-240VAC 50-60 Hz 0.5A MAX 図 3-19 DES-3200-26/T、DES-3200-28/T の背面パネル図 DES-3200-28F 電源コネクタ、セキュリティロックおよびアース線用端子が配備されています。 AC LINE 100-240VAC 50-60 Hz 1.1A MAX 図 3-20 DES-3200-28F の背面パネル図

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DES-3200-28P 電源コネクタおよびアース線用端子が配備されています。 図 3-21- DES-3200-28P の背面パネル図 DES-3200-52/T 電源コネクタおよびアース線用端子が配備されています。 図 3-22 DES-3200-52/T の背面パネル図 DES-3200-52P 電源コネクタおよびアース線用端子が配備されています。 図 3-23 DES-3200-52P の背面パネル図 電源コネクタは標準の電源ケ―ブルを接続する三極インレットです。ここに付属の電源ケーブルを接続します。スイッチは自動的に 50/60Hz、100 ~ 240VAC 内の電圧に調整されます。

側面パネル

システムのファンまたは通気口がスイッチの側面にあり内部の熱を放出します。これらをふさがないようにご注意ください。スイッチの適切な通気 のためには、少なくとも 16cm 以上のスペースを確保してください。最適な熱放出、空気の循環をしないとシステム障害や部品の激しい損傷を引き 起こす場合がありますのでご注意ください。 DES-3200-10/T、.DES-3200-18/T 図 3-24 DES-3200-10/T、-DES-3200-18/T の側面パネル図 DES-3200-26/T、DES-3200-28/T

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DES-3200-28F 図 3-26 DES-3200-28F の側面パネル図 DES-3200-28P 図 3-27 DES-3200-28P の側面パネル図 DES-3200-52/T 図 3-28 DES-3200-52/T の側面パネル図 DES-3200-52P 図 3-29 DES-3200-52P の側面パネル図

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ギガビットコンボポート

DES-3200 シリーズスイッチは、スイッチの前面パネルに1、2 または 4 つのギガビットイーサネットコンボポートを装備しています。これらのポー トは 1000BASE-T ポートと SFP ポート-(オプション)-の兼用ポートです。また、DES-3200-28P/52P はそれぞれ 24、48 個の PoE 給電ポートも搭載し ています。以下に、スイッチに SFP ポートモジュールを挿入した図を示します。

- これらの前面パネルモジュールは同時に使用できますが、コンボポートの SFP ポートモジュール挿入時は 1000BASE-T ポートとしての使用 はできません。SFP ポートが優先されます。

図 3-30- DES-3200 シリーズスイッチに光トランシーバを取り付ける

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第 2 章 スイッチの設置

-- パッケージの内容 -- ネットワーク接続前の準備 -- ゴム足の取り付け(19 インチラックに搭載しない場合) -- 19 インチラックへ取り付け -- 電源の投入 -- ギガビットコンボポート

パッケージの内容

ご購入いただいたスイッチの梱包箱を開け、同梱物を注意して取り出してください。以下のものが同梱されています。 •- 本体 x 1 •- 電源ケーブル x 1 •- ラックマウントキット 1 式(ブラケット 2 枚、ネジ) •- 電源ケーブル抜け防止金具 x 1(DES-3200-52P を除く)  •- ゴム足(貼り付けタイプ) x 4 •- CD-ROM •- RS-232C/RJ-45 コンソールケーブル •- クイックインストールガイド(英語版) •- 製品保証書 •- シリアルラベル 万一、不足しているものや損傷を受けているものがありましたら、弊社ホームページにてユーザ登録を行い、サポート窓口までご連絡ください。

ネットワーク接続前の準備

スイッチの設置場所が性能に大きな影響を与えます。以下のガイドラインに従って本製品を設置してください。 •- スイッチは、しっかりとした水平面で耐荷重性のある場所に設置してください。 •- スイッチの上に重いものを置かないでください。 •- 本スイッチから 1.82m 以内の電源コンセントを使用してください。 •- 電源ケーブルが AC/DC 電源ポートにしっかり差し込まれているか確認してください。 •- 本スイッチの周辺で熱の放出と充分な換気ができることを確認してください。換気のためには少なくとも製品の前後 16cm 以上の空間を保つよう にしてください。 •- スイッチは動作環境範囲内の温度と湿度を保つことができる、なるべく涼しくて乾燥した場所に設置してください。 •- スイッチは強い電磁場が発生するような場所(モータの周囲など)や、振動、ほこり、および直射日光を避けて設置してください。 •- スイッチを水平面に設置する際は、スイッチ底面に同梱のゴム足を取り付けてください。ゴム製の足はスイッチのクッションの役割を果たし、筐 体自体や他の機器に傷がつくのを防止します。

ゴム足の取り付け(19 インチラックに設置しない場合)

机や棚の上に設置する場合は、まずスイッチに同梱されていたゴム製足をスイッチの裏面の四隅に取り付けます。スイッチの周囲に十分な通気を確 保するようにしてください。

ゴム足

図 2-1 机や棚の上に設置する場合の準備図(DES-3200-28P)

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19 インチラックへの取り付け

- 前面、側面にスタビライザを取り付けないで製品を設置すると、ラックが転倒し、場合によっては人身事故を引き起こすことがあります。 そのため、ラック内に製品を取り付ける前に必ずスタビライザを取り付けてください。ラックにシステム / コンポーネントを取り付けた後 は、一度にスライド・アセンブリに乗せて引き出すコンポーネントは 1 つだけとしてください。2 つ以上のコンポーネントが引き出される と、ラックがバランスを失い、倒れて重大な事故につながる恐れがあります。 - スイッチをラックに固定するネジは付属品には含まれません。別途ご用意ください。 1. 電源ケーブルおよびケーブル類がシャーシ、拡張モジュールに接続していないことを確認します。 2. 付属のネジで、スイッチの両側側面にブラケットを取り付けます。 図 2-4 スイッチへのブラケットの取り付け図(DES-3200-28P) 3. 完全にブラケットが固定されていることを確認し、本スイッチを以下の通り標準の 19 インチラックに固定します。 図 2-7 スイッチのラックへの設置図(DES-3200-28P)

電源の投入

1. 電源ケーブルを本スイッチの電源コネクタに接続し、電源ケーブルのプラグを電源コンセントに接続します。 2. 本スイッチに電源が供給されると、Power-LED は点灯します。Console-LED は点滅し、システムの設定が終了すると消灯します。

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第 3 章 スイッチの接続

-- エンドノードと接続する -- ハブまたはスイッチと接続する -- バックボーンまたはサーバと接続する - すべてのポートは Auto-MDI/MDI-X 接続をサポートしています。

エンドノードと接続する

本スイッチの 100BASE-TX または 1000BASE-T ポートとエンドノードをカテゴリ 3、4、5 の UTP ケーブルを使用して接続します。

エンドノードとは、RJ-45 コネクタ対応ネットワークインタフェースカードを装備した PC やルータを指しています。エンドノードとスイッチ間は カテゴリ 3、4、または 5 の UTP ケーブルで接続できます。エンドノードへの接続はスイッチ上のすべてのポートから行えます。

RJ-45 コネクタ 図 3-1 エンドノードと DES-3200-28P の接続図

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ハブまたはスイッチと接続する

使用するケーブルによって以下のように接続します。 •- カテゴリ 3 以上の UTP ケーブル:-10BASE-T ハブまたはスイッチと接続する。 •- カテゴリ 5 以上の UTP ケーブル:-100BASE-TX ハブまたはスイッチと接続する。 •- エンハンスドカテゴリ 5 以上の UTP ケーブル:1000BASE-T スイッチと接続する。 •- 光ファイバケーブル:SFP ポートを光ファイバネットワークに接続します。 ケーブル仕様については「付録-A--ケーブルとコネクタ」(315-ページ)を参照してください。

スイッチとの接続例

ストレートケーブル クロスケーブル スイッチまたはハブ 図 3-2 ストレート、クロスケーブルでスイッチ(DES-3200-28P)と接続する図

スイッチ構成例

2 4 6 8 10 12 14 16 18 20 22 24 25 26 27 Power Console RPS 10GE Port サーバ リンクアグリゲーション PC プリンタ 図 3-3 スイッチ構成例(DES-3200-28P)

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バックボーンまたはサーバと接続する

SFP ポートは、ネットワークバックボーンやサーバとのアップリンク接続に適しています。RJ-45 ポートは、全二重モード時において 10/100/1000Mbps の速度を提供し、SFP ポートは、全二重モード時において 1000Mbps の速度を提供します。 ギガビットイーサネットポートとの接続はポートのタイプによって光ファイバケーブルまたはエンハンスドカテゴリ 5 ケーブルを使用します。正し くリンクが確立すると Link-LED が点灯します。 サーバ PC UTP ケーブル 光ファイバ ケーブル 図 3-4 サーバ、PC、スイッチとのアップリンク接続図(DES-3200-28P)

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第 4 章 スイッチ管理の導入

-- 管理オプション -- 端末をコンソールポートに接続する -- スイッチへの初回接続 -- 管理ポートへの接続 -- パスワードの設定 -- IP アドレスの割り当て -- SNMP 設定

管理オプション

本システムはコンソールポートを経由した接続や Telnet を使用した接続を行い管理することができます。さらに Web ブラウザによっても管理する ことができます。 •- Web ベースの管理インタフェース

本スイッチの設置完了後、Firefox または Microsoft®-Internet-Explorer-(バージョン-6.0 以降)などの Web ブラウザを使用してによって本スイッ チの設定、LED のモニタ、および統計情報をグラフィカルに表示することができます。 •- SNMP ベースの管理 SNMP をサポートするコンソールプログラムでスイッチの管理をすることができます。本スイッチは SNMP-v1、v2c、および v3 をサポートして います。SNMP エージェントは、受信した SNMP メッセージを復号化し、マネージャからの要求に対してデータベースに保存された MIB オブジェ クトを参照して応答を返します。SNMP エージェントは MIB オブジェクトを更新し、統計情報およびカウンタ情報を生成します。 •- シリアルポートまたはリモートの Telnet 経由によるコマンドラインインタフェース管理 スイッチのモニタリングと設定のために RJ-45 シリアルポートを搭載しています。 コンソールポートを使用するためには以下をご用意ください。 -- ターミナルソフトを操作するシリアルポート搭載の端末またはコンピュータ -- 同梱のコンソールケーブル(D-Sub9 ピン-オスコネクタ /-RJ-45 コネクタ)を使用して接続します。

端末をコンソールポートに接続する

1. 本製品付属の RS-232C/RJ-45 コンソールケーブルの RJ-45 コネクタをスイッチの RJ-45 コンソールポートに接続します。 2. ケーブルのもう一方を端末またはターミナルソフトが動作するコンピュータのシリアルコネクタに接続します。以下の手順でターミナルソフト を設定します。 3. 「接続の設定」画面の「接続方法」で、適切なシリアルポート(COM ポート)を選択します。 4. 選択したポートの「プロパティ」画面で「115200」ビット / 秒にデータ速度を設定します。 5. 「データビット」は「8」、「ストップビット」は「1」、「パリティ」は「なし」に設定します。 6. 「フロー制御」は「なし」に設定します。 7. 「エミュレーションモード」を「VT100」に設定します。 8. 「ファンクションキー」、「方向キー」、「Ctrl キー」の使い方で「ターミナルキー」を選択します。「ターミナルキー」(Windows キーではない) の選択を確認します。 - Microsoft®-Windows®-2000 でハイパーターミナルを使用する場合は、Windows-2000-Service-Pack-2 以降がインストール済みであることを 確認してください。Windows-2000-Service-Pack-2 以降でないとハイパーターミナルの VT100 端末で矢印キーは使用できません。Windows-2000-Service-Pack に関する情報はマイクロソフト社のホームページでご確認ください。 9. 端末設定の完了後、本スイッチに電源ケーブルを接続し、電源プラグをコンセントに接続します。端末でブートシーケンスが始まります。 10. ブートシーケンスが完了すると、コンソールのログイン画面が表示されます。 11. 購入後はじめてログインする場合は、ユーザ名(UserName)とパスワード(PassWord)プロンプトで Enter キーを押します。本スイッチには、ユー ザ名(UserName)とパスワード(PassWord)の初期値はありません。はじめに、管理者によるユーザ名(UserName)とパスワード(PassWord)

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端末上で接続に問題が発生した場合は、ターミナルソフトの設定で「エミュレーション」が「VT-100」となっていることを確認してください。「エミュ レーション」は「ハイパーターミナル」画面の「ファイル」メニューから「プロパティ」をクリックし、「設定」タブにて設定します。何も表示さ れない場合はスイッチの電源を切り再起動してください。 コンソールに接続すると、コンソール画面が表示されます。この画面上でコマンドを入力し、管理機能を実行します。ユーザ名とパスワードの入力 プロンプトが表示されます。初回接続時はユーザ名とパスワードは設定されていないため、「Enter」キーを 2 度押して CLI に接続します。

スイッチへの初回接続

本スイッチは本スイッチへのアクセス権限のないユーザのアクセスや設定変更を防ぐセキュリティ機能をサポートしています。このセクションでは コンソール接続で本スイッチにログインする方法を説明します。 - パスワードは大文字小文字を区別します。例えば、「S」と「s」は別の文字として認識されます。 スイッチに初めて接続すると、次のログイン画面が表示されます。 図 4-1 コマンドプロンプト 初回接続する場合、「UserName」または「PassWord」は登録されていません。「UserName」と「PassWord」には何も入力せず、「Enter」キーを押します。 既に設定されている場合は、「UserName」と「PassWord」の両方を入力します。 「DES-3200-xx:admin#」というコマンドプロンプトが表示されます。 - はじめにログインしたユーザが自動的に管理者権限を取得します。少なくとも一つは管理者レベルのユーザカウントを登録することをお勧 めします。

図 3-31 SFP モジュール図
図 6-7- PoE-System-Settings 画面
図 6-18- User-Accounts-Settings 画面
図 8-4- 802.1Q--VLAN-Settings---VLAN-List タブ画面 複数ページが存在する場合は、ページ番号を入力後、「Go」ボタンをクリックして、特定のページへ移動します。 エントリの削除 対象のエントリの行の「Delete」ボタンをクリックします。 新規 / 既存の 802.1Q	VLAN の登録 「Add/Edit-VLAN」タブをクリックします。新しいタブが以下の通り表示され、ポートの設定、および新しい VLAN の固有名と番号を割り当てること ができます。 図 8-5- 80
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参照

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