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株式会社アルペン

株式会社アルペン

代表取締役社長

代表取締役社長

水野泰三

水野泰三

200 20077年年22月月99日日

持続的収益力の確立に向けて

持続的収益力の確立に向けて

アルペンの社長をつとめております、水野でございます。 私から、当社の事業戦略の概要についてお話したいと思います。

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1 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 98年 99年 2000年 2001年 2002年 2003年 2004年 2005年 2006年 スポーツ用品市場規模の推移 (億円) ウィンター、ゴル フなどレジャース ポーツ市場の規 模縮小が一服、 市場全体としても 底打ちへ 資料: 2005年スポーツ産業年鑑(スポーツ産業研究所)

市場全体の動向

まず最初に、市場全体の動向についてご説明しておきたいと思います。 一般的には、スポーツ用品市場はこの10年ほど、規模がやや小さくなっていると言われてき ましたが、その傾向は近年一服し、底打ちをしております。

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スポーツ用品市場の変化

各 カ テ ゴ リ ー 別市 場規模 ( 百 万 円 ) 各 カ テ ゴ リ ー 別市 場規模 ( 百 万 円 ) 2001~2006年*における年平均変化率(%) 2001~2006年*における年平均変化率(%) * 2006年の数値は予測値 資料: 2005年スポーツ産業年鑑(スポーツ産業研究所)、2006年スポーツ産業白書(矢野経済研究所) フィットネス 卓球 バドミントン サイクルスポーツ スノーボード マリンスポーツ 野球・ソフトボール テニス スポーツシューズ アウトドア アスレチックウェア スキー ゴルフ 0 50,000 100,000 150,000 200,000 250,000 300,000 350,000 -10.0% -8.0% -6.0% -4.0% -2.0% 0.0% 2.0% 4.0% 6.0% 8.0% 団塊の世代を含 めたシニア層や、 30~40代のファ ミリー層の健康 志向から、ゴルフ や、ウォーキング 関連のカテゴリー は成長軌道に カテゴリー別の市場の変化を示しているのがこの図です。縦軸には各カテゴリーの市場 規模が示されており、横軸は、各カテゴリーの過去5年間の、年平均の変化率を示して います。 まず、団塊の世代を含めたシニア層を中心とする、あらゆる世代の健康志向によって、 ゴルフやウォーキング、フィットネスなどの市場は拡大基調にあります。ゴルフは、過去5 年間を見ると減少傾向なのですが、団塊の世代の退職や、女性の参加によって、競技 人口が増加しています。 また、ジュニア向け市場も、一人当たりのスポーツ用品支出額が伸びることによって、少 子化が進んでいるにも関わらず、市場全体は伸びている傾向にあります。特に近年、野 球やサッカーなど、日本人選手が海外で活躍している競技をプレーする子供が増加す る傾向にあります。 他方では、ウィンタースポーツやマリンスポーツなど、レジャー系スポーツの減少幅が小 さくなってきています。 今お話したようなことが、スポーツ用品市場全体が堅調な背景になっているのです。

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当社の特徴

スポーツ用品専門店として、

21年連続トップマーケットシェ

アを堅持

(2006年度 約9%)

自社で企画・開発・生産管理まで統合的に手がけて販売す

る、高品質かつ低価格なプライベートブランド製品が、高い

粗利益率を実現

特色ある

3つの小売業態(アルペン、ゴルフ5、スポーツデポ)

を確立し、機動的かつ柔軟な店舗開発が可能

そうした市場環境の中で、確固たる地位を確立している、当社の特徴を、改めて、述 べさせて頂きたいと思います。大きく分けて3つあるのではないかと考えております。 一つ目は、スポーツ用品専門店として、20年以上にわたってマーケットシェア1位を維 持していることです。それによって、有利な取引条件の確保や、優秀な人材の獲得な ど、あらゆる面において、強固な経営基盤づくりが可能になっています。 二つ目は、明確な特色を持つ、3つの小売業態を確立しており、機動的、かつ柔軟な 店舗展開が可能であるということです。 三つ目は、競争力のあるプライベートブランド商品を生み出す力を持っていることです。 プライベートブランドについては、企画、開発、生産管理、販売まで、自社グループ内 で実施できる体制を構築しております。昨年度は売上高の約4分の1がプライベートブ ランドであるという、日本のスポーツ用品専門店としてはユニークな品揃えを実現して います。

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事業戦略の

5つの柱

大型店の拡大 • スポーツデポとゴルフ5の併設型を主 軸に、集客力があり収益性の高い大 型店を着実に拡大 商品供給体制革新 (SCM改革) • ITの活用による、本社業務の効率 化・精度向上 • PB企画業務も含めた供給サイクル の短縮および柔軟性向上 新事業領域の強化 • アルペンクイックフィットネス事業 複数のプライベート ブランドの開発育成 • メインターゲット・価格帯の異なる複数 ブランドの育成 • 来店目的となり得るブランドに ロイヤルティの高い お客様の増大 • アルペングループカードによる、お客 様情報の戦略的活用 • Tポイント(CCC)への参画 売上高アップ • 売場面積拡大 • 新規顧客獲得 • 欠品率低下 • 坪効率向上 • 新規売上拡大 • 来店頻度増加 • 購入点数増加 • 来店頻度増加 • 客単価向上 • 新規顧客獲得 利益率アップ • 粗利益率向上 • 販管費率低減 (物流・保管費) • 粗利益率向上 • 販管費率低減 (販促費) • 粗利益率向上 • 販管費率低減 (店舗・本社人件費) × 1 2 3 4 5 このような特徴を活かした、当社の現在の戦略には5つの柱があります。 一つ目は、複数のプライベートブランドの開発、育成です。各ブランドはそれぞれターゲットと するお客様、価格帯などが異なっています。そうした、複数のブランドを育成することによって、 リスクヘッジをしながら、幅広いお客様が求める品揃えを実現していきます。 二つ目は、集客力があり、収益性の高い大型店の着実な拡大です。 三つ目は、アルペングループファンのお客様の増大です。昨年3月から展開しているアルペ ングループカードを主軸に、お客様の購買情報を戦略的に活用して、効果的なマーケティン グを実施していきます。 四つ目は、商品供給体制の改革です。ITを活用することによって、本社商品部の業務の効 率化、欠品の減少、坪効率の向上、値下げロスの低減を図っていきます。 五つ目は、新たな事業領域の強化です。これについては後ほど詳しくご説明致します。

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5 ▲ 6.0 ▲ 4.0 ▲ 2.0 +0.0 +2.0 +4.0 +6.0 +8.0 +10.0 +12.0 +14.0 06年7月 8月 9月 10月 11月 12月

プライベートブランドの強化

一般スポーツ: アパレル 一般スポーツ全体 ゴルフ ウィンタースポーツ プライベートブランド比率前年比の推移 (%; 金額ベース; 各カテゴリー売上高におけるPB製品比率の前年比) 1 一つ目の戦略の柱として、今年度は、プライベートブランド比率の向上にこれまで以上に積極 的に取り組んでおります。当社のPBは値頃感が最大の特徴であり、店舗全体としての安さの 訴求にもつながっています。 昨年立ち上げたイグニオを中心として、従来PB比率が低かった一般スポーツ、特にそのアパ レル部門については前年同期と比較して10%以上PB比率が伸びており、大幅な粗利益率の 向上が実現しております。 (ご参考: 中間期 一般スポーツ部門粗利益率は前期38.5%→今期40.6%に改善) 今後は、お客様の反応をじっくりと見ながら、お客様に支持される品揃えとはどうあるべきか、 適正なPB比率とはどうあるべきかについて、実験と検証を繰り返していきたいと考えておりま す。

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大型店の拡大

競合優位性を有する、「スポーツデポ」1,200坪・「ゴルフ5」450坪の、合計1,650坪の併設タイプを 中心に、キャッシュフローの範囲で大型店を着実に出店していく 2 大型店の着実な出店による、規模拡 大と収益性の改善 スポーツデポ+ゴルフ5併設型タイプ 大型店、特に2業態併設型店舗は競争力が あり、小型店と比較して収益性が高い •大型店の平均営業利益率は10%以上 •スポーツ用品購入にあたってお客様の「目 的地」となり得る、年代・性別を問わず幅広 いお客様に訴求できる品揃え •売れ筋商品の店頭在庫に厚みを持たせる ことが可能 •VMD等による提案強化が可能 •販売員のオペレーション効率性、本部業務 の効率性が高い 二つ目の戦略は、大型店の着実な出店です。 「スポーツデポ」1200坪、「ゴルフ5」450坪の、我々が今後の出店における標準タイプと定 めている大型店は、オペレーション面から見ても効率性が高い上、集客力もあり、高い収 益性を見込むことができます。特に、スポーツデポとゴルフ5を併設した形の店舗は、競 合と比べて強い競争力があります。 こうした大型店を、キャッシュフローの範囲で着実に出店していきます。出店余地は、スポー ツデポについても日本全国で200店舗以上あると見込んでおり、長期的なシェアアップを 持続的に実現できると考えております。

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「アルペングループカード」による収益基盤の強化

0 20 40 60 80 100 120 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 獲得件数 (万件) 7,967 6,383 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 AGC会員 非AGC会員 16 20 17 0 5 10 15 20 25 06/3-6月 7-9月 10-12月 客単価 (円; 06/7-12月) レジ提示率 (%) ポイントプログ ラムによる客 単価向上 ポイントプログ ラムによる客 単価向上 2006年12月末で100万件突破 お客様の囲い 込みによる来 店頻度向上 お客様の囲い 込みによる来 店頻度向上 3 三つ目の戦略である、アルペングループファンのお客様を増やすための施策の中心が、昨 年3月から展開している「アルペングループカード」です。 おかげさまで、昨年12月末には会員数100万人を突破いたしました。このスライドにもありま すように、アルペングループカードの会員様は、それ以外のお客様と比較して客単価が25% 程度高いという実績になっております。レジでのカード提示率も着実に向上してきており、今 後の当社グループの収益基盤の強化に大きな効果があるものと期待しております。

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新規事業の拡大

小型の女性専用フィットネス施設「アルペンクイックフィットネス」の積極展開 5 •30坪のスペースで展開する、女性専用の30 分間フィットネスクラブ事業 •サーキットトレーニングによって、効率的に脂 肪を燃焼 •ゲルマニウム温浴、体組成測定などで「キレイ と健康」をサポート •現在はスポーツデポ隣接で直営6店を出店 •今春からフランチャイズ展開開始 – 標準モデルで1店舗売上高は約2800万円、 営業利益率約25% – フィットネス器具をアルペングループで内製 化することで投資額低減 – 加盟金は1店舗250万円(同一加盟店2店舗 目からは125万円) – ロイヤリティは売上高の5% 五つ目の戦略は、新たな事業領域の拡大です。中でも、小型の女性専用フィットネスクラブ の展開について、注力していく方針です。 「アルペンクィックフィットネス」を業態の名前としております。 アルペンクィックフィットネスは、マシンとストレッチ運動を組み合わせた30分間のサーキット トレーニングと、ゲルマニウム温浴が特徴となっており、「キレイと健康、30分フィットネス」が スローガンです。 これまでのところ、直営店を6店舗、スポーツデポに隣接する形で出店しており、概ね良好な 成績を残しておりましたので、この春からフランチャイズ方式で、店舗数を拡大するという戦 略を打ち出すことに致しました。 次のページで、他社企業との比較をしております。

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「アルペンクイックフィットネス」の競合優位性

店名 A アルペン ク イ ッ ク フ ィッ トネス 運営企業 A ㈱アルペン 店舗数 直営6店舗 展開形式 FC 直営店+FC 加盟金 300万円 2 5 0 万円 ロイヤリティー 売上の5% 売上の5% 営業時間 平日:10時~19時 平日:1 0 時~2 1 時 13時~15時休み なし 土曜日:10時~12時 土曜日:10時~18時 定休日 日曜日 なし 施設規模 40坪 30坪~40坪 賃料(月額) 40万円 30~40万円 初期投資額 1000万円~1500万円 1000万円(開店準備費用含む) 運転資金 500万円 400万円 (売上構成比) 賃料 15~16% 13~14% 人件費 33% 38% 水道光熱費 2% 2% 減価償却 2% 3% ロイヤリティー 5% 5% 会員数 450人 350人 入会金 15000円 5250円 月会費 6900円 5250円 年契約(月払) 5900円 設定なし 年契約(年払)月額 5250円 4800円 売上高 240万円~250万円 235万円 損益分岐点 会員数 300人 300人 想定売上 概要 開発 営業 FC標準モデル 店名 A アルペン ク イ ッ ク フ ィッ トネス 運営企業 A ㈱アルペン 店舗数 直営6店舗 展開形式 FC 直営店+FC 加盟金 300万円 2 5 0 万円 ロイヤリティー 売上の5% 売上の5% 営業時間 平日:10時~19時 平日:1 0 時~2 1 時 13時~15時休み なし 土曜日:10時~12時 土曜日:10時~18時 定休日 日曜日 なし 施設規模 40坪 30坪~40坪 賃料(月額) 40万円 30~40万円 初期投資額 1000万円~1500万円 1000万円(開店準備費用含む) 運転資金 500万円 400万円 (売上構成比) 賃料 15~16% 13~14% 人件費 33% 38% 水道光熱費 2% 2% 減価償却 2% 3% ロイヤリティー 5% 5% 会員数 450人 350人 入会金 15000円 5250円 月会費 6900円 5250円 年契約(月払) 5900円 設定なし 年契約(年払)月額 5250円 4800円 売上高 240万円~250万円 235万円 損益分岐点 会員数 300人 300人 想定売上 概要 開発 営業 FC標準モデル 事業モデルの競合比較 加盟金が低い 長い営業時間 低い投資金額 安い利用料金 強いブランド力 顧客サー ビスの強 い競争力 加盟店企 業にとって 大きなメリッ ト 5 他社でも、かなり近いビジネスモデルを展開しているところがあるのですが、当社の特徴と しては、まず、店名に「アルペン」が入っており、加盟店様がそのブランド力を活用できること が挙げられます。また、加盟金を低く抑えており、さらには、フィットネス器具を当社グループ 内で内製化することなどの工夫によりまして、加盟店様が少ない投資金額で出店することが 可能になっております。このように、他社と比較すると、加盟店企業様にとって大きなメリット がございます。 一方では、営業時間が長く、利用料金が安いという点は、お客様サービスにおける強い競 争力になると考えております。 当社は、「アルペンクイックフィットネス」事業を、将来の収益の柱の一つとして、着実に育成 していく方針です。

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以上をもちまして、私からの説明を終了いたします。ご清聴いただきありがとうございました。 ご質問がございましたら、よろしくお願いいたします。

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本資料には、将来の業績に関する記述が含まれております。

これらの記述は将来の業績を保証するものではなく、リスクと

不確実性を内包するものであります。従って将来の業績は

経営環境の変化等に伴い、目標と異なる可能性があること

にご留意ください。

また、この内容は投資判断の参考となる情報の提供を目的

としたもので、投資勧誘を目的としたものではありません。

当社としては一切の責任を負いかねますのでご承知ください。

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