新潟港 港湾計画の改訂について
新潟港 港湾計画の改訂について
8 IC IC JCT IC IC IC IC 8 116 7 7 113 113 7 113 上越 新幹 線 越後線 信 越 本 線 磐越自動車道 北陸自動車道 信 濃 川 新潟中央IC 新潟中央JCT 新潟空港IC 新潟亀田IC 新潟西IC 豊栄新潟東港IC 聖籠新発田IC 国際交流拠点 フェリーターミナル （佐渡汽船） 大型客船の受入 フェリーターミナル （新日本海フェリー） 石油備蓄基地 バルクターミナル バルクターミナル エネルギー基地、 石油備蓄基地 海上コンテナターミナル 海洋レクリエーション基地 西港区 東港区 新潟空港 東港区ｺﾝﾃﾅﾀｰﾐﾅﾙ 山の下地区 東港区 東埋立地区
新潟港の概要（１）
人流中心の西港区・物流中心の東港区
東港区 佐渡汽船ﾀｰﾐﾅﾙ 朱鷺メッセ 西港区【西港区】 形態別取扱貨物量シェアの推移 【東港区】 形態別取扱貨物量シェアの推移 専用(民間整備)岸壁で取り扱われた貨物 フェリーで輸送された貨物 公共埠頭岸壁で取り扱われた貨物 （フェリー・コンテナ除く） コンテナで輸送された貨物 新潟港【全体】取扱貨物量の推移 ○ 平成24年の新潟港全体の取扱貨物量は3,467万トン ○ 西港区の取扱貨物量の約8割がフェリー貨物 ○ 東港区での主な取扱貨物はＬＮＧ、外貿コンテナ貨物、 木材チップ 60.2% 49.9% 60.7% 27.3% 37.3% 32.8% 12.5% 12.8% 6.5% 0% 20% 40% 60% 80% 100% H24 H18 H12 コンテナ 専用 公共バルク 10.7% 13.5% 13.8% 77.6% 75.1% 71.1% 10.5% 10.4% 14.4% 1.2% 1.0% 0.7% 0% 20% 40% 60% 80% 100% H24 H18 H12 フェリー コンテナ 専用 公共バルク
新潟港の概要（２）
資料：新潟港統計年報 資料：新潟港統計年報34,672 8,494 3,540 3,551 7,353 3,193 14,527 11,998 3,634 589 伏木富山港 秋田港 酒田港 直江津港 舞鶴港 境港 浜田港 新潟港 金沢港 敦賀港 ○ 本州日本海側港湾で最大の取扱量 ○ 平成２４年外貿コンテナ取扱貨物量は、全国第１１位、本州日本海側港湾で第１位 ○ コンテナ取扱貨物量は全国平均を上回る増加率で増加 本州日本海側港湾 総取扱貨物量 (H2４) (コンテナ貨物含む) 〔単位：千ﾄﾝ〕
本州日本海側諸港における新潟港の重要性
35 46 54 59 75 88 100 108 120 137 153 160 157 154 140 163 198 175 131.9 156.2 169.3 217.4 254.0 288.6 311.7 346.3 395.4 441.6 461.8 453.1 444.5 404.1 470.4 571.5 506.2 104.0 102.3 99.2 114.1 123.8 123.8 127.3 130.6 142.0 148.8 156.9 162.1 161.8 139.2 158.9 165.1 165.2 0 100 200 300 400 500 600 0 50 100 150 200 H7 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 ( 千TEU ) ％ 新潟港ｺﾝﾃﾅ取扱量 新潟港増加率（右軸） 全国増加率（右軸） ※1995年を100とした時の伸び率 新潟港ｺﾝﾃﾅ取扱量 新潟港増加率（右軸） 全国増加率（右軸） ※H7年を100とした時の伸び率 新潟港 5.1倍 新潟港 Ｈ７年比 5.1倍 全国 Ｈ７年比 1.7倍 新潟港コンテナ取扱貨物量の推移 全国のコンテナ増加率との比較港湾計画改訂の必要性
現港湾計画：
平成12年7月改訂（目標年次：平成20年代前半）
新潟港への要請や内外の諸情勢の変化に対応するため、
港湾計画を改訂 （目標年次：平成40年代前半）
○ 東アジア地域との交流の活発化（コンテナ取扱量の増加等） ○ 輸送コスト低減のための貨物輸送船舶の大型化 ○ クルーズ需要の増大、クルーズ船の大型化 ○ 環境意識の高まり、海洋環境保全のための規制強化 ○ 東日本大震災の教訓を踏まえた防災機能の強化 など新潟港を取り巻く状況・要請の変化
○「港湾計画」は、港湾法第3条の3に「港湾の開発、利用及び保全 並びに港湾に隣接する地域の保全に関する政令で定める事項 に関する計画」として規定されている法定計画である。 ○「港湾計画」では、通常１０年から１５年程度の将来を目標年次と して、下記の事項等を定める。 ① 港湾の開発、利用・保全、港湾に隣接する地域の保全の方針 ② 港湾の取扱貨物量、船舶乗降旅客者数、その他能力 ③ 港湾の能力に応じた港湾施設の規模・配置 ④ 港湾の環境の整備・保全に関する事項
港湾計画と将来構想
○港湾計画を定める際には、３０年程度先を目標とした長期構想 （＝将来構想） を検討し、そのうち１０～１５年程度での実現を目 指す内容を「港湾計画」とすることが一般的である。港湾計画
将来構想
30年後のビジョンを踏まえ、前半部分を港湾計画に反映
新潟港将来構想
～ 平成26年8月策定～
○港湾計画の改訂を見据え、県民アンケート調査、荷主企業や港湾 関係者へのヒアリングの実施、新潟港将来構想検討委員会での議 論を経て、新潟港の30年後のビジョンとして、目指すべき将来像や その実現に向けた取組をとりまとめた。 【物 流】 北東アジアゲートウェイ機能の進化 【産業・交流】 地域経済の発展への貢献 【防 災】 太平洋側港湾のバックアップ機能の強化 【物 流】 北東アジアゲートウェイ機能の進化 【産業・交流】 地域経済の発展への貢献 【防 災】 太平洋側港湾のバックアップ機能の強化 物 流 産業・交流 防 災 新潟港の将来像 新潟港の将来像 北東アジアの表玄関化 港湾・空港を活用した国際物流拠点 防災拠点機能の強化 エネルギー供給拠点 地域経済の活力増進 賑わい・憩空間の創出 国際的な文化交流拠点 港湾機能・国際競争力の強化 大規模災害時のリダンダンシー 新潟港の目指すべき方向性◆ 改訂の方針（目標年次：平成４０年代前半）
西港区と東港区の適正な機能分担を図りながら、環日本海 における国際物流拠点・国際交流拠点、日本海側における 「日本海･太平洋２面活用型国土」形成の中心的な役割を担う港湾計画の基本方針
【物流】 北東アジアゲートウェイ機能の進化
○ 対北東アジア、東アジア、東南アジアの玄関口にふさわしい 日本海側拠点港の形成【産業・交流】 地域経済の発展への貢献
○ 地域経済の活力を増進する港づくり ○ 交流拠点機能のさらなる強化【防災】 太平洋側港湾のバックアップ機能の強化
○ 防災拠点機能の強化 ○ エネルギー供給基地としてのさらなる拠点化港湾計画の基本方針（１）
【物流】 北東アジアゲートウェイ機能の進化
○ 対北東アジア、東アジア、東南アジアの玄関口にふさわしい日本 海側拠点港の形成 対岸諸国（中国、ロシア、韓国等）や東南アジアの経済発展を我が 国の成長に取り込むため、港湾機能や国際競争力の強化を図る。 ① 外貿コンテナ貨物の増加への対応、雪に 強いターミナルの実現に向けたコンテナ ター ミナルの拡張、機能強化を図る。 ② 国際輸送モードの多様化を実現するため、 国際ＲＯＲＯ船に対応した機能強化を図る。港湾計画の基本方針（２）
【産業・交流】 地域経済の発展への貢献
○ 地域経済の活力を増進する港づくり ① バルク貨物船の大型化に対応するためバルク貨物取扱機能の強 化を図る。 ② 内貿ユニット貨物の海上輸送ネットワーク構築に向けた内貿ユニッ トロードター ミナル機能の強化を図る。 ③ 既存施設の再編・集約等により、効率的な機能配置を促進する。 ④ 港湾機能維持のため、浚渫土砂の縮減を図りつつ、浚渫土砂の 適切な処分を行う海面処分場を確保し、適正な処理・活用を図る。 ○ 交流拠点機能のさらなる強化 ① 背後のまちづくりと一体となった賑わいのある港空間の創出に向け 、既存施設の利用転換による交流拠点としての魅力向上を図る。 ② クルーズ需要の増大に対応し、クルーズ船の受入体制の確保に 向けた交流拠点機能の強化を図る。港湾計画の基本方針（３）
○ 防災拠点機能の強化 ① 太平洋側港湾のバックアップ機能を担う国際海上コンテナ輸送や 複合一貫輸送に対応したターミナルの防災拠点機能の強化を図 る。 ② 大規模地震対策として、緊急物資輸送、住民避難、経済活動維持 に供する岸壁の耐震化や防災拠点となる緑地の確保を図る。 ○ エネルギー供給基地としてのさらなる拠点化 ① 我が国のエネルギー安定供給とリスク分散に資する日本海側エ ネルギー拠点としての役割を担う。【防災】 太平洋側港湾のバックアップ機能の強化
港湾の能力
目標年次(平成40年代前半)における取扱貨物量、船舶乗降旅客数取
扱
貨
物
量
外
貿
（うちコンテナ）
２，４８０ 万 トン
（
４６０ 万 トン ）
〔
３１ 万
TEU〕
内
貿
（うちフェリー）
（うちコンテナ）
１，８００ 万 トン
（ １，１２０ 万 トン ）
（
２０ 万 トン ）
合
計
４，２８０ 万 トン
船舶乗降客数
１５０ 万 人
課 題 ・ 要 請 対 応 方 針 計 画 変 更 内 容 ○地域経済の活性化、地域 の賑わい創出のためのク ルーズ振興への対応 ○環境への負荷が少ない国 内海上輸送ネットワーク の充実・強化 ○大型クルーズ船対応のク ルーズ拠点形成 ○日本海側港湾との連携に よる海上輸送ネットワー ク強化 ○入舟地区 内貿ユニットロード貨物、 大型クルーズ船に対応した 公共埠頭計画の見直し 【P19参照】 ○大量一括輸送 による輸送コス ト低減のため、 バルク貨物船 の大型化への 対応 ○海洋環境保全の視 点に基づく浚渫土砂 の海洋投入処分抑 制への対応 ○港湾の持続的な機 能維持 ○万代島地区 土地利用計画の変更 【P26参照】 ○中央地区 既存公共埠頭の利用転換によるプレジャー ボート係留施設の新規計画 【P26参照】 ○東海岸地区 土地造成及び土地利用計画の見直し 【P23参照】 ○西港区全体 外港展開に伴う既存岸壁、航路・泊地、 泊地水深の規模見直し ○既存の港湾機能の再編・集約 ・効率的な機能配置の促進 ・土砂処分用地の確保 ・既存施設の利用実態を踏まえた見直し ○東海岸地区 大型バルク貨 物船に対応した 公共埠頭の新規 計画 【P22参照】 ○背後のまちづくり と一体となった賑 わい空間 の創出 ○計画的な施設の 更新・再編と適切 かつ効率的な維 持管理 ○バルク貨物取 扱機能の強化
新潟港(西港区)計画変更の考え方
課 題 ・要 請 対 応 方 針 計 画 変 更 内 容 ○外貿コンテナ貨物の増加、雪に強いターミ ナルの実現に向けた機能強化 ○東日本大震災を踏まえた大規模地震発生 時のリダンダンシー機能の確保 ○コンテナターミナルの拡張、機能強化 ・泊地埋立によるターミナルの拡張、岸壁整備 ○大規模地震対策の強化 ・耐震強化岸壁の整備 ○西ふ頭地区、南ふ頭地区 ・増大するコンテナ貨物需要に対応した外貿コン テナ埠頭計画の見直し ・大規模地震対策施設計画の見直し 【P31参照】 ○中国東北部・ロシア極東地域とを結ぶ シームレスな複合一貫輸送航路の安 定就航への対応 ○国際輸送モードの多様化を実現するた めの機能強化 ○西ふ頭地区 ・外貿ＲＯＲＯ貨物を取り扱う公共埠頭の 新規計画 【P31参照】
新潟港(東港区)計画変更の考え方
信濃川左岸地区
主な計画変更内容（西港区）
【入舟地区】 ○クルーズ需要の増大、クルーズ船の大型化、 内貿ＲＯＲＯ船の新規就航に対応 →公共埠頭計画、旅客船埠頭計画を変更 ○大規模地震発生時の防災拠点 【東海岸地区】 ○バルク貨物船の大型化 →新たな公共埠頭を計画 【東海岸地区】 ○港湾から発生する浚渫 土砂の処分に対応 ○港奥の大型船を東海岸地区、入舟 地区へ展開 →航路･泊地の計画水深を（-10m） から(-7.5)に変更 入舟地区 東海岸地区 万代島地区 山の下地区 臨港ふ頭地区 中央地区【万代島地区】 ○交流拠点機能強化 →土地利用計画変更 【中央地区】 ○既存の公共埠頭を利用転換しプ レジャーボート係留施設を計画港湾計画変更の課題と要請①
○水辺空間を含めた港周辺のまちなみや観光資源を活かしながら、クルーズ船乗 船客にとって魅力的なまちづくりを推進することが期待されている。 ○一方、西港区は、回頭水域の確保が困難な河川港のため、近年、大型化が進 むクルーズ 船の受入に対応できていない。（現状では、５万トン級までのクルー ズ船の受入が限界） クルーズ船受入 〔飛鳥Ⅱｸﾗｽまで対応可〕 ○クルーズ需要の増大に対応することで、交流人口拡大による地域 経済活性化、賑わい創出を図る。 飛鳥Ⅱ 全長：241m 総トン数：50,142トン 乗客数：872人 初就航：1990年 初就航：1995年 初就航：1999年 初就航：2004年 初就航：2009年 クルーズ船の大型化【新潟港の優位性】 ○日本海沿岸のほぼ中央に位置 ○首都圏など内陸部や太平洋側を結ぶ 充実した交通網を有している ・北海道～首都圏～中国・九州の海上輸送中継拠点 としてのポテンシャル ・日本海の海上輸送網と内陸部の陸上輸送の円滑化に貢献 19 名古屋 那覇 千葉 神戸 博多 岩国 追浜 御前崎 宇野 高松 仙台 八戸 苫小牧 鹿児島 大阪 三島 苅田 細島 釧路 日立 常陸那珂 川崎 東京 横須賀 敦賀 北九州 油津 大分 宮崎 境港 新潟港 新たな国内海上輸送ネットワークの構築 境港-苫小牧港-新潟港間でのＲＯＲＯ船 のトライアル輸送を実施 平成26年12月 トライアル輸送の状況 （新潟港東港区 南ふ頭地区 木材ふ頭岸壁）
港湾計画変更の課題と要請②
○国内の長距離輸送において、環境負荷の少ない海上輸送ネット ワークの充実・強化が求められている。 ○日本海側地域のうち，舞鶴以西にはフェリー・RORO船が就航しておらず、日本 海側海上輸送網の未就航エリアとなっている。 出典：海上定期便ガイド2014年版 （自動車専用船除く） 国内におけるRORO船航路図港湾計画変更の内容（入舟地区）
【物流、交流、防災機能の向上】 ①外郭施設計画の変更 ②公共埠頭計画の変更 ③旅客船埠頭計画の変更 ④港湾環境施設整備計画の変更 他 他 既定計画 今回計画 公共埠頭計画 岸壁(-9m) 1B 350ｍ （うちRORO船用は230ｍ 耐震強化岸壁） 入舟地区 西海岸地区 防波堤 延長 620ｍ ○西海岸地区と一体となる レクリエーション拠点 ○大規模地震等の防災拠点 ○９万トン級のクルーズ船の受入、内貿 ＲＯＲＯ船に対応する埠頭 防波堤 延長 2，100ｍ 公共埠頭計画 岸壁(-8.5m) 1B 230m 岸壁(-9m) 1B 130m マリーナ計画 旅客船埠頭計画 岸壁(-9m) 1B 260m 平成25年9月撮影 ○マリーナ計画は削除 （プレジャーボートの収容施設として中央地区に小型船だまりを計画） ○フェリー埠頭計画は、山の下地区に変更 フェリー埠頭計画 岸壁(-8.5m) 1B 280m 港湾環境施設整備計画 緑地 40ｈａ（うち既設5ha）立地企業の凡例 エネルギー 製造（化学） 製造（製紙） セメント 船舶大型化の要請がある埠頭 -7.5m -10.0m 中央地区 山の下地区 -5.5m 西港区 背後の企業立地状況 ○バルク貨物に関して、背後立地企業から、大量一括輸送による輸送コスト低減のため、貨 物船の大型化に対応する機能強化が求められている。 ○既存岸壁の増深によってバルク貨物船の大 型化に対応する場合、浚渫土砂量が増加す ることから対応が困難。 中央地区 山の下地区 万代島地区 信濃川左岸地区 入舟地区
港湾計画変更の課題と要請③
○港背後に立地する製紙工場では、 石灰石を輸入する船舶を大型化 したい意向であるが、対応可能な 公共埠頭がない。 -11.0m -7.5m -5.5m -10.0m -2.5～ 4.5m 入舟処分場 土砂処分用区域 山の下地区 中央地区 万代島地区 入船地区 信濃川左岸地区 毎年約80万m3 の浚渫が必要 入舟処分場 約15万m３/年 海洋投入 約65万m３/年 -2.5ｍ ○港の機能を維持するための例外的な措置と して環境大臣の許可を得て浚渫土砂を海洋 投入処分 ○全国の港湾における浚渫土砂の海洋投入処 分量の約７割を占める。 ○港の機能維持のために毎年約80万m3の土砂を浚渫しており、浚渫土砂の縮減が課題。 栁都大橋 臨港ふ頭地区今回計画 ○将来的な港内の浚渫土砂量の縮減が求められているため、大型化 に対応する 岸壁は港口部（東海岸地区）に計画 ○埠頭用地と併せて、港湾関連用地、休息緑地を計画 ○航路拡幅により撤去が必要となる専用ドルフィンは、所有者の意向により東海岸 地区に計画 ○バルク貨物船の大型化に対応する公共埠頭を計画 １号岸壁(-10m) １B 170m、２号岸壁(-11m) 1B 190m 埠頭用地 16.0ha 緑地 1.7ha 港湾関連用地 0.6ha 交通機能用地 0.5ha （うち海面処分・活用用地 18.8ha） 既定計画 ○東防波堤撤去 336m ○東導流堤防撤去 145m ○東防波堤 310m ○東導流堤防 230m ○泊地（-11） 10.0ha ○専用 (-10m) ドルフィン 1基 ○東防波堤撤去 336m ○東導流堤防撤去 145m ○防波堤 280m
港湾計画変更の内容
（西港区 東海岸地区①）
○専用埠頭 (-10)m ドルフィン 1基 (-7.5m) 2B 260m 埠頭用地 2.8ha ○航路・泊地（-11m） 10.0ha○海面処分用地 103.7ha 既定計画 ○東海岸緑地 8.5ha （親水緑地） 多くの市民が海水浴場として利用 新潟空港 新潟空港 ○港湾から発生する浚渫土砂を処分するための土地造成 及び土地利用計画を変更 海面処分用地 144.8ha（うち53.8ha工事中） 海面処分用地 今回計画
港湾計画変更の内容
（西港区 東海岸地区②）
○港湾から発生する浚渫土砂の適正な処分及び環境負荷低減が必要。 ○浚渫土砂を処分するための海面処分用地の計画範囲内に海水浴場があるため、 地域より水際線を残すよう要請がある。 ○既定計画の海面処分用地の一部を 阿賀野川側へ変更 海面処分用地西港区 万代島地区
中央地区
【信濃川左岸緑地】 【新潟歴史博物館】 【旧新潟税関庁舎】 【やすらぎ堤】 【ピアBandai】 【朱鷺メッセ】 【佐渡汽船】 信濃川 【新潟港（西港区）における主な観光資源】
港湾計画変更の課題と要請④
○市街地に近接する貴重なウォーターフロント ○朱鷺メッセやピアBandaiなど集客・交流施設が立地 ○背後のまちづくりと一体となった憩い・賑わい空間の創出が求めら れている。計画変更の内容
（万代島、中央、信濃川左岸）
朱鷺メッセ 信濃川左岸地区 ①土地利用計画 埠頭用地 1.0ha、緑地0.1ha → 交流厚生用地1.1haに変更 佐渡汽船 ターミナル 万代島地区 中央地区 【交流拠点機能の向上】 ①土地利用計画の変更 （万代島地区） ②港湾環境整備施設計画の変更 (信濃川左岸地区) ③小型船だまり計画の変更 (中央地区) ③公共埠頭を利用転換し、プレジャーボート係留施設を計画 小型桟橋 1基 ① 新潟歴史博物館 ② ③ 既定計画 今回計画 ① ② ③ ②公共埠頭 岸壁（-7.5ｍ） ②緑地計画の追加 1.0ｈａ ③ ② ①埠頭用地、緑地 栁都大橋 ピアBandai 旧新潟税関庁舎 信濃川左岸緑地 ①西ふ頭地区 【中央水路東地区】 ○大規模地震発生時の緊急 輸送機能確保 →耐震強化岸壁を計画 【西ふ頭地区・南ふ頭地区】 ○外貿コンテナ貨物の増加への対応 →外貿コンテナ埠頭計画等を変更 【南ふ頭地区】 ○クルーズ需要の増大、ク ルーズ船の大型化に対応 →公共埠頭計画の変更
主な計画変更内容（東港区）
西埋立地区 中央水路西地区 中央水路東地区 南ふ頭地区 東ふ頭地区 南浜地区 網代浜地区 東埋立地区 【西ふ頭地区】 ○国際輸送モードの多様化の実現 →外貿ユニットロード埠頭を計画 （耐震強化岸壁）西ふ頭地区のヤード不 足により南ふ頭地区の 一部を空ｺﾝﾃﾅ置場とし て利用
港湾計画変更の課題と要請⑤
除雪状況 ○増加するコンテナ貨物量に対して、コンテナヤードが不足しており、南ふ頭地区を空コンテ ナ置場として利用するなど非効率な荷役作業が発生している。 ○降雪よる荷役作業の遅れが航路の定時性確保の支障となっており、雪対策の強化が求め られている。 ○中国東北部、ロシア極東地域を結ぶ複合一貫輸送航路の安定就航が求められている。 西ふ頭地区 南ふ頭地区 南ふ頭地区 南ふ頭地区 南ふ頭地区 空コンテナ置場 横持ちが発性 新潟港の荷役方式（ｽﾄﾗﾄﾞﾙｷｬﾘｱ方式） 除雪作業の状況 東港区 コンテナターミナル既定計画 今回計画 ○クルーズ船の大型化に対応するため、公 共埠頭計画を活用してクルーズ船を受入 南ふ頭木材１・２号岸壁（-10m) 2B 370m ① ② ③ ④ ① ② ③ ④ ⑤ 【既定計画】 ○外貿コンテナ埠頭計画等（４ﾊﾞｰｽ） ①西ふ頭２号岸壁(-10m) 180m ② 〃 ３号岸壁(-14m) 350m ③ 〃 ４号岸壁(-12m) 250m （耐震） ④ 〃 ５号岸壁(-12m) 250m 埠頭用地 48.5ha 【今回計画】 ○外貿コンテナ埠頭計画等（４ﾊﾞｰｽ） ①南ふ頭１号岸壁(-12m) 250m（新規）(耐震) ② 〃 ２号岸壁(-12m) 250m（新規）(耐震) ③西ふ頭３号岸壁(-14m) 350m（既定）(耐震) ④ 〃 ４号岸壁(-12m) 250m（既定）(耐震) 埠頭用地 66.0ha ○外貿ユニットロード埠頭計画 ⑤西ふ頭５号岸壁 (-10m) 240m(耐震) 埠頭用地 8ha
計画変更の内容（東港区 西ふ頭・南ふ頭地区）
【コンテナターミナルの拡張、機能強化】 ①外貿コンテナ埠頭計画等の変更 【国際ＲＯＲＯ船に対応した機能強化】 ②外貿ユニットロード埠頭計画の変更計画変更の内容（東港区 西ふ頭・南ふ頭地区）
西ふ頭地区 南ふ頭地区 ターミナルの拡張により雪に強いトランスファークレーン方式の導入が可能となる。 ① ② ③ ④ ⑤ 外貿コンテナ埠頭等計画 ①水深12ｍ 岸壁1バース 延長250ｍ[新規計画] ②水深12ｍ 岸壁1バース 延長250ｍ[新規計画] ③水深14ｍ 岸壁1バース 延長350ｍ(工事中) ④水深12ｍ 岸壁1バース 延長250ｍ(既設) 埠頭用地 66.0ha 外貿ユニットロード埠頭計画 ⑤水深10ｍ 岸壁1バース 延長240ｍ(RORO船用) 埠頭用地 8.5ha 今回計画 泊地埋立による ターミナル拡張① 緊急物資輸送の拠点として機能するために必要な施設
◆大規模地震対策施設について港湾計画で定める事項
② 幹線貨物輸送の拠点として機能するために必要な施設
○ 物資の緊急輸送、住民の緊急避難等に対応
○ 経済活動を支えるために必要な物流機能の維持に対応
【幹線貨物輸送ターミナルの定義】 全国的又は国際的な観点から重要な外内貿コンテナターミナル、外内貿 定期フェリーターミナル、外内貿定期ＲＯＲＯターミナル、ばら積み貨物の輸 入拠点となる国際物流ターミナル大規模地震対策施設計画
必要耐震強化岸壁数：4バース（新潟港の背後人口から算出）【選定理由】 ○緊急輸送道路へのアクセスが良好 ○離島航路である佐渡航路との緊急物資 輸送の拠点としての役割 ○荷役機械が不要なフェリー対応バース
