- 0 -
栗原東部地域土地利用方針(案)
平成26年1月 座間市都市計画課 < 目 次 > (1) 調査の目的・背景等・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 (2) 栗原東部地域の現状・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 (3) 上位・関連計画の整理・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 (4) 問題点の抽出・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 (5) 課題の整理(放置した場合の現象))・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 (6) 地元意向の把握・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6 (7) 土地利用整序の必要性・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10 (8) 土地利用ゾーニングの提案・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11 (9) 土地利用整序と緑被率確保のための施策誘導の必要性・・・・・・・・・・18 (10) 今後の課題・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 20- 1 - 1) 調査の目的 栗原東部地域は市街化調整区域であるが、周辺の土地利用の状況から開発圧力が高く、既に土地利用の混在が見 られ、無秩序な開発が進行する恐れがある地域である。 こうした状況に対応するため、平成 23 年 3 月に改定した『座間市都市マスタープラン』の「将来都市構造図」で、 利用調整ゾーン(土地利用検討地)として位置づけるとともに、土地利用方針の中では、「市街化調整区域の位置づ けを前提に、土地利用方針の策定に向けて、農地や緑地などの機能を尊重しつつ、地域にふさわしい秩序ある土地 利用を検討します。」としていることから、平成 23 年 11 月に「栗原東部土地利用の基本的な考え方」(以下「基本 的な考え方」という。)を策定した。 本調査はこの「基本的な考え方」に基づき、現状や課題の検証を行いながら、地域住民からの意見等を踏まえて、 「栗原東部地域土地利用方針」を作成することを目的とする。 2) 策定の背景 上記した「基本的な考え方」において、次のような背景や視点があるので、抜粋・整理する。 土地利用に関する現行法制度は、保全・活用、規制・誘導の方向付けを十分に満たすものではない。特に、市街 化調整区域については、周辺状況の違いなどから、地域ごとに求められる将来都市像が大きく異なる。 また、少子高齢社会の進展や人口減少社会の到来、景気の長期低迷、市民のライフスタイルの多様化など、社会 経済情勢の変化に伴い、農地や緑地の利用、維持管理の担い手不足による荒廃化や土地利用転換による減少といっ た事柄を背景として、市街化調整区域は、近年、その役割や機能が多方面から評価されるようになっている。 このため、自然の保全と市街化の抑制を図るためには、規制のみではなく、農林業などの振興とその担い手であ る地域住民の生活基盤が充実していなくてはならない。 つまり、望ましくない土地利用の抑制を徹底する一方で、地域活性化に必要な活動は妨げない、メリハリのある 施策がなされるべきである。 このような認識に立って、栗原東部地域の土地利用に関する基本的な考え方を、以下のように二つの観点から整 理している。
3)座間市における市街化調整区域の位置と役割
◎座間市の都市計画図は、下記のとおりである。 ・座間市の行政区域面積:1,758ha ・市街化区域面積 :1.253ha ・市街化調整区域 : 505ha(うち栗原東部地域 137ha) ◎市街化調整区域は、大きくは相模川左岸地区と栗原東部地域の2 箇所に分布し、座間市の貴重な都市 内緑地資源(オープンスペース)を構成し、将来ともこの貴重な資源の保全・整備が重要な課題とな っている。 <自然的土地利用> ●農業振興地域農用地区域などの一団の優良な農地については、自然環境の保全をはじめ、良好な景観の 形成、水源の涵養などといった多面的機能を有する空間として重要な役割を持つことから、その機能を 維持する必要があるため、特別な事情(*)を除き保全を図る。 ●まとまりのある緑地や樹林地など特に良好な自然環境については、市内に残る貴重な自然環境の魅力を 高める資源として、特別な事情を除き(*)、保全を図る。 ●その他、良好な自然環境や景観等、本市の個性的、歴史的価値が高いなど、保全すべき優先度が高い区 域については、特別な事情を除き(*)、保全を図る。 ●無秩序な土地利用が進行するおそれのある地域については、自然環境や景観の保全を前提とし、立地に 際しては、周辺環境への影響や調和に配慮した計画的な規制・誘導を図る。 ●既存の集落地については、周辺環境と調和した集落地環境の保全を図る。 ●農地については、必要に応じて流動化推進や生産基盤の整備を図るとともに、集約化による一段の優良 農地として整理するなど高度利用の推進を図る。 注:(*)は都市計画と整合した整備等 <都市的土地利用> ●既に都市的土地利用がなされ、または、自然的土地利用と都市的土地利用が混在している区域について は、地区計画等を活用し、地域の実情に応じたきめ細かな土地利用の整序を図る。 ●新たな都市計画道路の整備やその他交通条件などにより、本市の将来的な発展に必要な区域や地域経 済、産業の活性化等に寄与する可能性がある区域については、自然環境の保全に配慮しながら、一定の 都市的土地利用を一体的に図る区域を明確にした上で、必要最小限の計画的な活用を検討する。 (1)調査の目的・背景等 ◆座間市における市街化調整区域の位置と役割- 2 - (2)栗原東部地域の現状 芹沢公園 栗原中学校 座間総合高等 学校 相武台東小 学校 栗原遊水地 <土地利用の特性> ・地域内には、芹沢公園や目久尻川及び斜面緑地といった緑地資源が多く分布し、水源涵養機能を有してい る。 ・小学校をはじめ、多くの教育施設が立地するとともに、高齢者等の福祉施設も点在している。 <道路の特性> ・道路幅員6m以上が少なく、かつ4m未満の行き止まり道路が多いのが特徴である。 ・地域の東側には市道 38 号線が南北に通っており、現在商業系施設の開設にあわせて、 この市道の拡幅計画がある。 出典:平成22 年都市計画基礎調査 出典:平成22 年都市計画基礎調査
- 3 - 座間市における栗原東部地域の特性 栗原東部地域の主要な課題 主要な現況と課題 <人口・世帯等> ・座間市の人口・世帯は増加しているが、栗原東部地域は減少している。 <土地利用現況> ・住宅を主体とする座間市の中にあって、旧日産工場の跡地利用等、土地 利用の転換がある。 ・座間市の中にあって貴重なオープンスペースを提供しているのが栗原東 部地域である。 <法規制> ・栗原東部地域は、市街化調整区域に位置している。 ・また、地域の全域が農業振興地域に指定され、相模川左岸一帯と本地域 の 2 箇所で貴重な都市農業を展開している。 <交通> ・鉄道では市内には小田急小田原線、相模鉄道、JR 相模線が通り、高速道 路では東名高速道路が近接している。また、計画ではさがみ縦貫道路や 新東名高速道路がある。広域幹線道路をみると、国道 246 号(大和厚木 バイパス)が栗原東部地域の南側、市域の南端を横断している。県道町 田厚木線は小田急小田原線に併行し、栗原東部地域北側には県道座間大 和線が通っている。 ・栗原東部地域は、広域幹線道路利用の利便性が高い地域である。 ○調査区域の人口(平成 18 年~24 年)は、減少数 251 人(▲15.3%) 市平均(1.3%増加)や他地区の中で最も減少しており、地域活性 化が望まれている。 ○調査区域は農地や公園等の緑を中心とした土地利用となってい るが、住宅地や墓地や産業系の土地利用が混在している。 ○市街化調整区域で多くの農地は優良農地(農用地)となっている が、都市計画道路の計画があり、土地利用調整が課題となってい る。 ○地域の中央を南北に通るルートで計画されている都市計画道路 3.3.2 号広野大塚線があり、国道 246 号と県道座間大和線を連絡 する重要な広域幹線道路の性格をもっている。 ○本地域の北側は、鉄道最寄駅は相武台前駅であるが、地域南側は 駅勢圏から外れている。芹沢公園周辺は、相武台前駅と座間駅ま で直線距離で2km 離れており、バス圏域である。 ・地域内には幅員6m以上の道路が少なく、幅員は4m未満で、か つ行き止まり道路が多くある。 上位・関連計画 ・上位・関連計画として、第四次座間市総合計画、座間市都市マスタープ ラン、座間市緑の基本計画、座間市農村環境整備計画、その他(ハザー ドマップ、防災マップ)を抜粋、整理している。 ・このうち、上位計画のまちづくりとして、栗原東部地域は都市内の貴重 なオープンスペースの役割を担っていくことが重要との位置づけがあ る。 ・関連計画として防災マップがあり、栗原東部地域の特性を活かしたまち づくりが位置づけられている。 ○座間市に残された貴重なオープンスペースの確保を基本に、本区 域の特性を活かしたまちづくりを進めることが重要である。 ○芹沢公園をはじめ、目久尻川及び遊水池を活用した水辺空間を活 かしたまちづくりの展開が重要である。 ○東日本大震災後のまちづくりにおいて、防災機能の強化が重要な テーマであり、安心・安全のまちづくりを目標とすることが求め られている。 (3)上位・関連計画の整理、(4)問題点の抽出 字名 H18年4月 H24年3月 増減 増減率 栗 原 1,645 1,394 -251 -15.3% 相模が丘 22,431 23,265 834 3.7% 四ツ谷 2,452 2,402 -50 -2.0% 新田宿 2,602 2,894 292 11.2% 立野台 5,477 5,231 -246 -4.5% 緑ケ丘 811 861 50 6.2% 明 王 905 871 -34 -3.8% 広野台 2,869 3,070 201 7.0% 小松原 4,877 4,805 -72 -1.5% 座 間 5,528 5,362 -166 -3.0% 相武台 10,379 10,228 -151 -1.5% 入 谷 18,784 18,466 -318 -1.7% ひばりが丘 15,721 15,894 173 1.1% 東 原 8,095 8,541 446 5.5% さがみ野 2,345 2,266 -79 -3.4% 南栗原 7,220 7,724 504 7.0% 栗原中央 6,684 6,546 -138 -2.1% 西栗原 2,022 2,084 62 3.1% 座間(自衛隊含む) 79 114 35 44.3% 合 計 127,775 129,493 1,718 1.3% 10%以上 5.0~9.9% 0~4.9% -4.9~0% -9.9~-5.0% -10%未満 平成 18 年から 24 年の 6 年間の地区別人口の推移 (資料:住民基本台帳)
- 4 -
H12 土地利用現況(都市計画基礎調査) H22 土地利用現況(都市計画基礎調査)
(5)課題の整理(放置した場合の現象) ◆土地利用の変遷
H22年
面積(ha) 構成比(%) 面積(ha) 構成比(%) 量(ha) 率(%)
48.0 35.1% 42.2 30.9% ▲ 5.8 -12.1 ・平成12年公園面積(5.3ha)を農地に編入 26.7 19.5% 24.3 17.8% ▲ 2.4 -9.0 ・平坦地、斜面地 13.9 10.2% 17.1 12.5% 3.2 23.0 ・河川・水路、荒地 88.6 64.8% 83.6 61.2% ▲ 5.0 -5.6 27.5 20.1% 29.4 21.5% 1.9 6.9 11.8 8.6% 11.3 8.3% ▲ 0.5 -4.2 8.8 6.4% 12.4 9.1% 3.6 40.9 48.1 35.2% 53.1 38.8% 5.0 10.4 136.7 ー 136.7 ー ー ー 都市的土 地利用 合計 自然的土 地利用 農地 山林・原野 公園・広場 備考(分類) 小計 住宅、工場、事業所など 学校、庁舎、道路など その他(宅地・道路など) 小計 H12年 増減率 <土地利用の推移> 〇平成 12 年と平成 22 年の 10 年間における土地利用の推移は、右表のとおりである。 ○これによると、この 10 年間で自然的土地利用が 5.0ha,5.6%減少している。 ○一方、都市的土地利用のうち、住宅・宅地系が 1.9ha,6.9%増加している。 ○また、その他(道路(宅地開発に伴って建設されている)が 3.6ha、40.9%増加して いるのが大きな特徴である。
- 5 - ◆座間市の緑被量・率の状況(航空写真から判読) <座間市の緑被率の現況> ・平成24 年度の緑被量・率の現況は、以下の資料のとお りである。(座間市緑の基本計画(平成25 年 3 月)) ・市全域の緑被面積は 546 .7 ha であり、市全体の緑被率 は31 .1 %となっています。 <市街化区域の緑被率> このうち、市街化区域内の緑被率は 15.5%にとどまっていま す。また、市街化区域の緑被の構成では、 住宅や工場な どの緑が最も多く、約4 割を占め、貴重なまち中の緑にな っています。 <市街化調整区域の緑被率> 一方、市街化調整区域の緑被率は69.7%に達しています。ま た、市街化調整区域の緑被の構成では、農地が最も多く、 約 5 割を占めています。これらの農地は相模川沿 いや栗 原東部地域に拡がっており、 その他では、 座間谷戸山 公園や羽根沢地区の緑がまとまって拡がっています。 出典:座間市緑の基本計画(平成25 年 3 月) <放置した場合の現象> 1)開発許可での立地 ・基準に適合する開発は可能である。(現況 の土地利用と同様なもの、特に基準の変更 があり1ha 未満の施設立地が可能) ・開発行為以外に施設建設が可能なもの(小 規模な販売加工・店舗、都計法第 34 条等 の特定工作物等) 2)既存施設の建替え・更新 ・既存の土地利用の建替えや施設更 新が出てくる可能性が高い。(駐 車場やコンテナ置場等) その際、地域のまちづくりに好ま しくない土地利用・施設建設にな る可能性がある。 3)良好な資源の減少 ・農振農用地は、地区の東側の台 地部にある。 ・ゾーンの西側に残存している緑 地があるが、保全対策が無いた め、他用途に転換されることが 懸念される。 <緑被率の定義> ・座間市の分布する緑地資 源(樹林・芝生・水辺等) を航空写真から判読し、 市域や地区面積で除し て率として表したもの である。
- 6 - ○市民アンケートの結果報告 1)ねらいと方法 (1)アンケート調査のねらい アンケート調査は、栗原東部地域の地権者や事業者等(以下、地権者等と呼ぶ)が考えている「まちづくり の意向」を把握し、土地利用方針に反映させることをねらいとして実施したものである。 具体には、地権者等の属性(年齢、居住場所、職業、家族構成等)、土地・建物の所有状況や利用状況等、 地域の土地利用上の問題点及び将来像、所有地の利活用等について実施したものである。 (2)アンケート調査の実施方法等 ア)対象 栗原東部地域の地権者及び事業者等を対象とした。 ※地形・土地利用状況等をふまえ、地域を北西部・北東部・南部の3つの地区に分け集計。 イ)実施方法等 ①方法 ・郵送による配布・回収 ②実施期間 ・平成24年12月3日(月)発送 ・平成24年12月19日(水)〆切 ③配布対象数 ・596 名 ④回収実績 ・292 通(回収率 49%)
◆栗原東部地域の土地利用状況と地区区分図
(6)地元意向の把握 <栗原東部地域の特性> ・図中の黄色の区域には農業振興 地域の農用地が指定されていま す。 ・都市計画道路広野大塚線が地域 の中央を南北に計画されており ます。 相武台東小 学校 3.北西部 の地区 栗原遊水池 1. 南 部 の地区 芹沢公園 栗原中学校 座 間 総 合 高等学校 産業系土地利用 転換地(工事中) 2.北東部 の地区 都市計画道路広野大 塚線の東側、市道 38 号線の西側、都市計 画道路座間南林間線 の北側の地区で、工 場、病院、福祉施設 等土地利用が混在し ています。 都市計画道路広野大 塚線の西側の地区 で、都市計画道路相 武台栗原線の沿道に は既存宅地があり、 相武台東小学校、目 久尻川、栗原遊水池 があります。 都市計画道路広野大 塚線の東側、都市計 画道路座間南林間線 の南側の地区で、道 路の沿道は土地利用 がされており、芹沢 公園、座間総合高等 学校、栗原中学校が あります。- 7 - 2)アンケート結果のまとめ ① 回答者の年齢構成
【年齢構成】
② 回答者の入居時期【入居時期】
【南部地区】北東部地区と北西部地区の中間的構成 ・70歳未満の割合が約52%で3地区の中間値を示している。 ・70歳以上の割合は、43%で北西部より高い。 ・60歳代及び70歳以上の合計は、約74%で、北西部地区と同じで割合ある。 【北東部地区】3地区中最も高齢化の割合が高い ・60歳未満の割合が約13%と最も低い。 ・70歳以上が59%と最も高い。 ・60歳代及び70歳以上の合計も81%以上と最も高い。 【北西部地区】3地区中最も、高齢化割合が低い ・60歳未満の割合が約22%と最も高い。 ・70歳以上が32%と最も低い。 ・60歳代及び70歳以上の合計は、約74%で、南部地区と同じで割合ある。 1.9% 6.9% 1.9% 2.9% 8.0% 4.2% 2.9% 11.4% 11.1% 9.4% 14.7% 31.8% 41.7% 22.6% 30.9% 72.7% 47.7% 31.9% 58.5% 42.6% 27.3% 1.4% 1.5% 1.1% 2.8% 5.7% 4.4% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 不 明 (n=11) その他 (n=88) 北西部の地区 (n=72) 北東部の地区 (n=53) 南部の地区 (n=68) 20代 30代 40代 50代 60代 70歳以上 不 明 非該当 【南部地区】北東部地区と北西部地区の中間的構成 ・昭和49年以前からの居住者が47%で、北東部地区と北西部地区の中間に位置する値となっ ている。 ・昭和49年以前と昭和50年~昭和63年の合計は、北西部地区とほぼ同じ約59%となって いる。 【北東部地区】古くからの居住者の割合が、3地区中最も低い ・昭和49年以前からの居住者は34%と最も低い割合となっている。 ・昭和49年以前と昭和50年~昭和63年の合計も、約55%と3地区中最も低い。 【北西部地区】古くからの居住者の割合が、3地区中最も高い ・昭和49年以前からの居住者は53%と最も高い割合となっている。 ・昭和49年以前と昭和50年~昭和63年の合計は、北西部地区とほぼ同じ約60%となって いる。 36.4% 38.6% 52.8% 34.0% 47.1% 9.1% 29.5% 6.9% 20.8% 11.8% 17.0% 12.5% 15.1% 17.6% 9.1% 12.5% 5.7% 1.5% 45.5% 5.7% 13.9% 20.8% 20.6% 1.9% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 不 明 (n=11) その他 (n=88) 北西部の地区 (n=72) 北東部の地区 (n=53) 南部の地区 (n=68) 昭和49年以 前 昭和50年~ 昭和63年 平成元年~ 平成15年 平成16年以 降 不 明 非該当- 8 - ③ 回答者の職業
【職業】
④ 回答者の所有地の用途【所有地の用途】
【南部地区】農業者が少なく、無職の人が多い ・農業の割合が約9%と最も低い。 ・無職の割合が43%と3地区中で最も高く、それに専業主婦(夫)を加えると 47%で過半近 くを占め、3地区中もっとも高い値となる。 【北東部地区】南部地区と北西部地区の中間 ・農業の割合は約15%で北西部地区とほぼ同じ割合であるが、無職の割合が 36%と、南部地 区と北西部地区の中間値となっている。 ・自営業の割合が、17%と高く、会社員・会社役員の割合が 9%と低い。 【北西部地区】多様な職業の人々により構成されている ・農業、会社員・会社役員、パート・アルバイト、専業主婦(夫)、無職の割合が15%前後と なっている。 18.2% 17.0% 15.3% 15.1% 8.8% 13.6% 6.9% 17.0% 13.2% 3.4% 1.4% 17.0% 16.7% 9.4% 16.2% 1.1% 4.2% 1.9% 1.5% 6.8% 11.1% 1.9% 4.4% 9.1% 11.4% 16.7% 7.5% 4.4% 54.5% 28.4% 19.4% 35.8% 42.6% 9.1% 1.1% 6.9% 7.5% 5.9% 9.1% 1.9% 1.5% 1.4% 1.9% 1.5% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 不 明 (n=11) その他 (n=88) 北西部の地区 (n=72) 北東部の地区 (n=53) 南部の地区 (n=68) 農業 自営業 自由業 会社員・会社 役員 公務員・団体 職員 パート・アルバ イト 学生 専業主婦(夫) 無職 その他 不 明 非該当 【南部地区】住宅とともに、多様な用途の土地を所有している ・住宅地として所有している人は、46%で、3地区の中間値となっている。 ・工場、倉庫、商業、資材置き場、駐車場、その他の土地所有者の割合は、19%で3地区中最 も高く、多様な用途となっている。 【北東部地区】南部地区ほどではないものの、多様な用途の土地を所有している ・住宅地として所有している人は、41%で、3地区中最も低い値となっている。 ・工場、資材置き場、駐車場、その他の土地所有者の割合は、17%で、南部地区に近いが、倉 庫、商業がない。 【北西部地区】住宅地と農地の所有がほとんどである ・住宅地として所有している人が、65%と圧倒的に多い。 ・住宅地と農地として所有している人で、90%を占めている。 ・倉庫、資材置き場、その他の土地所有者の割合は、9%で3地区中最も低い値となっており、 用途も種類が少ない。 18.2% 19.3% 65.3% 41.5% 45.6% 18.2% 30.7% 25.0% 26.4% 22.1% 18.2% 25.0% 2.8% 7.5% 10.3% 1.1% 5.7% 1.5% 1.1% 1.4% 2.9% 1.5% 10.2% 2.8% 3.8% 4.4% 5.7% 3.8% 2.9% 18.2% 2.8% 3.8% 5.9% 27.3% 1.1% 7.5% 2.9% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 不 明 (n=11) その他 (n=88) 北西部の地区 (n=72) 北東部の地区 (n=53) 南部の地区 (n=68) 住宅地 農地 山林・農地 工場 倉庫 商業地 資材置き場等 駐車場 その他 不 明 非該当- 9 - ⑤ 回答者の所有建物の用途
【所有建物の用途】
⑥ 栗原東部地域の土地利用上の問題点【土地利用上の問題点】
【南部地区】多様な用途の建築物の所有者がいる ・一戸建て住宅の割合は、62%で北東部地区とほぼ同じ値となっている。 ・店舗と併用の住宅、工場、倉庫、その他の建物所有者の割合は、13%で、多様な用途の建物 所有者となっている。 【北東部地区】工場の所有者の割合が他地区より多い ・一戸建て住宅の割合は、62%で南部地区とほぼ同じ値となっている。 ・工場の建物所有者の割合6%で、他地区に比べて高い。 【北西部地区】一戸建て住宅の割合が最も高い ・一戸建て住宅の割合は71%で、3地区中最も高い。 27.3% 23.9% 70.8% 62.3% 61.8% 4.4% 1.1% 5.7% 1.5% 4.5% 2.8% 4.4% 9.1% 11.4% 9.7% 9.4% 2.9% 9.1% 1.1% 2.8% 5.7% 58.0% 13.9% 17.0% 25.0% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 不 明 (n=11) その他 (n=88) 北西部の地区 (n=72) 北東部の地区 (n=53) 南部の地区 (n=68) 一戸建て住宅 店舗と併用の 住宅 工場 倉庫 店舗(物品販 売等) その他 不 明 非該当 ●3地区とも、「道路が狭い」とする意見が最も多い。 【南部地区】 ・「ゴミの不法投棄が目立つ」が3地区の中で最も高い値(21%)となっている。 【北東部地区】 ・「農地以外の土地利用ができない」が3地区の中で最も高い値(16%)となっている。 【北西部地区】 ・「資材置き場や墓地が増えている」が3地区の中で最も高い値(18%)となっている。 27.4% 22.3% 26.0% 25.0% 22.6% 18.2% 14.1% 17.5% 11.2% 11.6% 4.5% 5.8% 7.2% 5.2% 6.2% 1.5% 3.9% 1.7% 4.1% 13.7% 2.9% 3.9% 2.6% 5.5% 14.6% 12.3% 14.7% 21.2% 4.5% 19.4% 11.0% 16.4% 8.2% 9.1% 8.7% 2.6% 5.2% 8.2% 4.5% 2.9% 1.9% 3.4% 4.5% 3.9% 3.3% 6.9% 6.9% 4.5% 2.4% 7.1% 3.4% 3.4% 9.1% 1.5% 3.3% 4.3% 2.1% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 不 明 (n=11) その他 (n=88) 北西部の地区 (n=72) 北東部の地区 (n=53) 南部の地区 (n=68) 道路が狭い 資材置き場や墓地が 増えている 耕作放棄地が増えて いる 居住環境が悪化して いる 緑が減少している ゴミ等の不法投棄が 目立つ 農地以外の土地利用 ができない 農業後継者がいない 農地以外の土地の借 り手がいない 特に問題はない その他 不 明- 10 - ⑦ 回答者の所有地の利活用
【所有地の利・活用】
○地元意見交換会の実施 【栗原土地利用研究会】 ・平成25 年 10 月 17 日、 9 名参加 【工業会】 ・平成25 年 10 月 21 日、20 名参加 【農業委員会】 ・平成25 年 10 月 30 日、15 名参加 【商工会】 ・平成25 年 12 月 3 日、23 名参加 栗原東部地域の土地利用整序の必要性については、前記(1)~(6)までに検討してきた結果を受けて、以下に 示す4項目で整理している。 【南部地区】積極的な土地利用や活用を望む人の割合が少ない ・「今の利用のままで良い」とする人の割合が、50%と半分を占めているが、これは3地区の 中間値である。 ・「新しい土地利用や活用を考えたい」とする人の割合は21%と3地区中最も低い。 【北東部地区】積極的な土地利用や活用を望んでいる人が多い ・「今の利用のままで良い」とする人の割合が43%と3地区中最も低く、「新しい土地利用や活 用を考えたい」とする人の割合が25%と3地区中最も高い。 【北西部地区】現状維持を望む人々が3地区中最も多い ・「今の利用のままで良い」とする人の割合が56%で3地区中最も高い。 ・但し、「新しい土地利用や活用を考えたい」とする人の割合も22%と北東部地区に次いで高 い。 18.2% 37.5% 55.6% 43.4% 50.0% 27.3% 31.8% 22.2% 24.5% 20.6% 18.2% 12.5% 9.7% 11.3% 13.2% 36.4% 18.2% 12.5% 20.8% 16.2% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 不 明 (n=11) その他 (n=88) 北西部の地区 (n=72) 北東部の地区 (n=53) 南部の地区 (n=68) (1)今の利用 のままで良い (2)新しい土 地利用や活用 を考えたい (3)その他(上 記2の以外の 方) 不 明<栗原東部地域の土地利用整序の必要性>
● 貴重な緑地資源の保全
●
地域の生活環境の改善
●
現在の土地利用混在の解消・改善策の明確化
●
地域の生産環境の改善
(7)土地利用整序の必要性 <意見交換会での主要な表出意見> ・土地利用のゾーニングの考え方は、基本的に了解した。 ・栗原東部地域は、調整区域内で農用地の指定が多く、保全 系の土地利用を基本に進めてもらいたい。 ・「生活環境誘導ゾーン」は都市的な土地地用を認めるのな ら、市街化区域へ編入すべきではないか。 ・もう少し、自由度のある土地利用をしたいが、墓地はこれ 以上いらない。 ・一変に良くなるような要望をしているのでは無く、少しず つ変えて行き、皆が納得するプランにしてもらいたい。 ・市道 38 号線沿道を当面急いでいることは、了解した。- 11 -
(1)栗原東部地域の土地利用ゾーニング
◆栗原東部地域全体の土地利用ゾーニング <土地利用ゾーニングとは> ・市街化調整区域に属している「栗原東部地域」の土地利用ゾーニングは、 地域の成り立ちや特性及び地形・交通条件を加味しながら、望ましい土 地利用を誘導していくための基本方針とする。 <生活環境改善ゾーン> ・相武台栗原線沿道周辺に対し、既存集落地の生活環境を 改善しながら、土地利用を誘導していくゾーンとして位 置づける。 <整序誘導ゾーン> ・市道38号線沿道周辺に対し、産業系開発や周辺の民間開 発のポテンシャルを受け止めながら、混在する土地利用の 整序を促進するゾーンとして位置づける <沿道環境整序ゾーン> ・市道15号線(座間南林間線以南)沿道周辺に対し、既存 の学校や福祉施設と融合しながら、土地利用の整序を促進 するゾーンとして位置づける <保全ゾーン:農地> ・地域の農業を育成するため、生産環境の向上を図りながら、 農地を保全していくゾーンとして位置づける。 <保全ゾーン:緑地> ・目久尻川遊水池を核に、治水・防災機能を強化して、地域 全体のまちづくりに貢献するゾーンとして位置づける。 <保全ゾーン:緑地と農地> ・芹沢公園を中心に、市民のレクリエーション機能の強化や、 地域の農業を育成するための生産環境の向上を図るゾーン として位置づける。 ・地域住民の生活環境 の向上に資する土地 利用を市街化調整区 域の枠の中で展開し ていく。 ・将来にわたって、良 好な自然環境を保 全します。 具体的には、大きく次の 2 つに分類する。<整序・誘導>
<保全>
(8)土地利用ゾーニングの提案- 12 -
(2)ゾーン毎の土地利用方針
前記した「栗原東部地域全体の土地利用ゾーニング」を受けて、<整序・誘導>を図るべき3つのゾーンの土地 利用の方向を整理する。なお、<保全>については、良好な自然環境を保全します。 ①生活環境改善ゾーン 生活環境改善ゾーンの土地利用に関する基本方針は、次のとおりとする。 ■生活環境改善ゾーンの土地利用基本方針 ②ゾーン特性と課題 ・ゾーン西側は住宅市街地であり、地区内は住宅系を中心とした土地利用となっている。 ・幹線道路沿道には市民農園をはじめ、駐車場、資材置場等の立地がある。 ・道路条件の悪い沿道の裏側は、農地や緑地となっている。 ⑤将来像を達成するための対策の必要性 1) 誘導すべき土地利用・施設 ・地域に適合する土地利用・施設(緑地や 農地の関連施設等) ・良好な田園型地区にふさわしい特定土地 利用・施設 2)規制すべき土地利用・施設 ・資材置場・廃棄物処理施設等 ・墓地 ・一定規模以上の駐車場(規模を今後検討) ③放置すると予想される事態 1)開発許可での立地 ・基準に適合する開発は可能で ある。(現況の土地利用と同様 なもの) ・開発行為以外に施設建設が可 能なもの(小規模な販売加 工・店舗、都計法第 34 条等の 特定工作物等) 2)既存施設の建替え・更新 ・既存の土地利用の建替えや施設更 新が出てくる可能性が高い。(駐 車場やコンテナ置場等) その際、地域のまちづくりに好ま しくない土地利用・施設建設にな る可能性がある。 3)良好な資源の減少 ・農振農用地の指定は、無い。 ・目久尻川の段丘緑地を構成する 樹林地等が残存しているが保全 対策が無いため、他用途に転換 されることが懸念される。 ①生活環境改善ゾーン ・都計道相武台栗原線の沿道のゾーンであり、他のゾーンより奥行きが存在 ・ゾーン内には目久尻川が通り、地形がやや複雑で、斜面樹林が残存 ④生活環境改善ゾーンの将来像 市街化区域に隣接する 台地上の地区は、基盤施設 整備(道路、公園)を前提 に、ゆとりある田園型住宅 市街地の形成を図る。 斜面緑地(樹林地)は、 将来的にも保全対象とし、 地域の緑地を確保する。 (担保するための制度を 検討することが重要) 幹線道路の沿 道は、地域の生活 環境の向上に繋 がる土地利用・施 設の形成を図る。 (資料:都市計画基礎調査) ◆生活環境改善ゾーンの建物利用の情報図- 13 - <A-A”断面図> A A 区画道路 区画道路 区画道路 目久尻川 3・6・10 号 相武台栗原線 宅地 宅地 宅地 宅地 宅地 側道 側道 宅地 斜面緑地 斜面緑地 ゾーン内の特性をみると、大きく次のような小区分に分類できる。 この小区分ごとに、きめ細かな対策を検討していくことが重要である。 ① 市街化区域に隣接する台地部 ② 斜面緑地(樹林地)部 ③ 都市計画道路相武台栗原線の沿道部 ④ 目久尻川の以東部 ① 市街化区域に隣接する 台地部 ② 斜面緑地(樹林地)部分 ③ 都市計画道路相武台栗原 線の沿道部 ④ 目久尻川の以東部 ① 市街化区域に隣接する台地部 <シナリオ:1> ・隣接地の市街化区域の都市圧力を適切 に受け止めることのできる基盤整備 型地域まちづくり(必要に応じて「整 備・開発・保全」の方針位置づけ) <シナリオ:2> ・市街化調整区域の地区計画制度を活用 した基盤施設の確保 整 備 戦 略 の 検 討 ② 斜面緑地(樹林地)部 <シナリオ:1> ・都市緑地に位置づけ、公共が中心 となって保全策を行う。 <シナリオ:2> ・緑地と一体的な優良な民間開発に 対し、官民での役割分担の基に、 保全策を行う。 ③ 都市計画道路相武台栗原線の沿道部 <シナリオ:1> ・地域の生活環境の向上に繋がる土地利 用・施設の誘導を明確にする。 <シナリオ:2> ・あわせて、地域に好ましくない土地利用・ 施設を明確にする。 ④ 目久尻川の以東部 ○基本は、上記した③と同様である。た だし、田園型にまちづくりの展開。 <シナリオ:1> ・地域の生活環境の向上に繋がる土地利 用・施設の誘導を明確にする。 <シナリオ:2> ・あわせて、地域に好ましくない土地利 用・施設を明確にする。 市 街 化 の 圧 力
- 14 - ②沿道環境整序ゾーン 沿道環境整序ゾーンの土地利用に関する基本方針は、次のとおりとする。 ■沿道環境整序ゾーンの土地利用基本方針 ②ゾーン特性と課題 ・ゾーン西側は住宅市街地となっている。 ・幹線道路沿道には住宅系や一部商業系が立地している。 ・他のゾーンと比べると、資材置場や廃棄物の施設は少ない。 ・道路条件の悪い沿道の裏側は、農地が残存しており、土地利用転換の可能性がある。 ⑤将来像を達成するための対策の必要性 1)誘導すべき土地利用・施設 ・地域に適合する土地利用・施設(学 校・福祉等の関連施設) ・一定の緑地施設を担保した特定土地 利用・施設 2)規制すべき土地利用・施設 ・資材置場・廃棄物処理施設等 ・墓地 ・一定規模以上の駐車場(規模を今後検討) ③放置すると予想される事態 1)開発許可での立地 ・基準に適合する開発は可能で ある。(現況の土地利用と同様 なもの) ・開発行為以外に施設建設が可 能なもの(小規模な販売加 工・店舗、都計法第 34 条等の 特定工作物等) 2)既存施設の建替え・更新 ・既存の土地利用の建替えや施設更 新が出てくる可能性が高い。(駐 車場やコンテナ置場等) ・その際、地域のまちづくりに好ま しくない土地利用・施設建設にな る可能性がある。 3)良好な資源の減少 ・ゾーンの東側に残存している緑 地があるが、保全対策が無いた め、他用途に転換されることが 懸念される。 ① 沿道環境整序ゾーン ・都計道広野大塚線(概成済、道路幅拡張)の沿道のゾーンである。 ・ゾーン内には学校等が多く立地している。 ・地域の良好な資源である「まとまりのある緑地」は、保全対象とする。 ・緑地の量と質を確保し、都市内の緑地を担保していく。 ・土地利用の混在を適切に誘導に、地区にふさわしい土地利用を目指す。 ④沿道環境整序ゾーンの将来像 学校をはじめ公共・公益 施設が多く立地する特性を 勘案し、福祉・医療系の集 積を促進し、時代ニーズに 対応していく。 斜面緑地(樹林地)は、将 来的にも保全対象とし、地域 の緑地を確保する。(担保す るための制度を検討するこ とが重要) 低地部の土地利 用は、自然的土地利 用を促進していく。 ◆沿道環境整序ゾーンの建物利用の情報図 (資料:都市計画基礎調査)
- 15 - <B-B”断面図> 宅地 中学校 宅地 区画道路 区画道路 市道 15 号線 B B 斜面緑地 斜面緑地 ゾーン内の特性をみると、大きく次のような小区分に分類できる。 この小区分ごとに、きめ細かな対策を検討していくことが重要である。 ① 市道 15 号線の沿道部 ② 斜面緑地(樹林地)部 ③ 斜面緑地に挟まれた底地部 ③斜面緑地に挟まれた低地部 整 備 戦 略 の 検 討 ② 斜面緑地(樹林地)部 <シナリオ:1> ・都市緑地に位置づけ、公共が中心 となって保全策を行う。 <シナリオ:2> ・緑地と一体的な優良な民間開発に 対し、官民での役割分担の基に、 保全策を行う。 ① 市道 15 号線の沿道部 <シナリオ:1> ・地域の生活環境の向上に繋がる土地利 用・施設の誘導を明確にする。 <シナリオ:2> ・あわせて、地域に好ましくない土地利 用・施設を明確にする。 ③ 斜面緑地に挟まれた低地部 <シナリオ:1> ・地域の生活環境の向上に繋がる土地利 用・施設の誘導を明確にする。 <シナリオ:2> ・あわせて、地域に好ましくない土地利 用・施設を明確にする。 ②斜面緑地(樹林)部 ① 市道 15 号線の沿道部 市 街 化 の 圧 力
- 16 - ③整序誘導ゾーン 整序誘導ゾーンの土地利用に関する基本方針は、次のとおりとする。 ■整序誘導ゾーンの土地利用基本方針 ④生活環境改善ゾーンの将来像 市街化区域に隣接する 台地上の地区は、基盤施 設整備(道路、公園)を 前提に、ゆとりある田園 型住宅市街地の形成を図 る。 斜面緑地(樹林地)は、 将来的にも保全対象とし、 地域の緑地を確保する。 (担保するための制度を 検討することが重要) 幹線道路の沿 道は、地域に生活 環境の向上繋が る土地利用・施設 の形成を図る。 ②ゾーン特性と課題 ・現況土地利用は、市道 38 号線沿いに産業系、スポーツ・娯楽系、商業系に加え、住宅 系が混在している。 ・駐車場の利用が多くあり、また資材置場、廃棄物置場の利用も見られる。 ・旧日産社宅跡は産業団地へ土地利用転換がなされている。 ⑤将来像を達成するための対策の必要性 1)誘導すべき土地利用・施設 ・地域に適合する土地利用・施設(生 産系の関連施設) ・一定の緑地を担保した産業系や都市 活動支援のための土地利用・施設 2)規制すべき土地利用・施設 ・単独・小規模な住宅施設等 ・資材置場・廃棄物処理施設等 ・墓地 ・一定規模以上の駐車場(規模を今後検討) ①整序誘導ゾーン ・市道 38 号線<9m に拡幅予定>に沿って、南北に細長いゾーン ・ゾーン東側に民間商業開発があり、ゾーンの土地利用に大きな影響 ・地域の良好な資源である優良農地、まとまりのある緑地は、保全対象とする。 ・緑地の量と質を確保し、都市内の緑地を担保していく。 ・土地利用の混在を適切に誘導に、地区にふさわしい土地利用を目指す。 ③放置すると予想される事態 1)開発許可での立地 ・基準に適合する開発は可能で ある。(現況の土地利用と同様 なもの) ・開発行為以外に施設建設が可 能なもの(小規模な販売加 工・店舗、都計法第 34 条等の 特定工作物等) 2)既存施設の建替え・更新 ・地区のポテンシャルが高まること により、既存の土地利用の建替え や施設更新が出てくる可能性が高 い。 その際、地域のまちづくりに好ま しくない土地利用・施設建設にな る可能性がある。 3)良好な資源の減少 ・農振農用地は、当面保全さ れるが、一部収用移転や農 地利用としての資材置場 等に利用される可能性が ある。 ・地域の良好な資源である「まとまりのある緑地」は、保全対象とする。 ・緑地の量と質を確保し、都市内の緑地を担保していく。 ・土地利用の混在を適切に誘導に、地区にふさわしい土地利用を目指す。 ④整序誘導ゾーンの将来像 隣接の住宅市街地との 連続性に配慮した「ゆと りある住宅地」に改善を 図る。 隣接する産業系の土地利 用に加え、計画のある産業団 地の形成を踏まえつつ、生 産・都市活動を支援するよう な土地利用を展開する。 隣接の大規模開発のポ テンシャルを受け止める ような土地利用を展開す る。(駐車場等の適正配置) (資料:都市計画基礎調査に地区計画情報を追加) ◆整序誘導ゾーンの建物利用の情報図 民間商業開発(再開発促進 区、約 12.7ha) パルタック プロロジスパーク <市道 38 号線の幅員構成> 座間インフィニィテ ィ(約 2.6ha) プロロジスパーク
- 17 - ゾーン内の特性をみると、大きく次のような小区分に分類できる。 この小区分ごとに、きめ細かな対策を検討していくことが重要である。 ① 地域の北部(住宅市街地に隣接し、既存の住宅地もあり、一定の条件で住宅 地の集約化) ② 地域の中央部(スポーツ施設やビニールハウス等の混合した現況土地利用で あり、かつ民間の大規模開発に伴って駐車場需要が高まり駐車場の適正配置 に対処) ③ 地域の南部(産業業の施設が多く立地しており、このような生産系を中心と する土地利用や、都市活動を支える施設立地を周辺環境と調和させながら誘 導) ① 地域の北部(テーマ:住宅移設の集約化) <シナリオ:1> ・北側の住宅市街地との連続性やコミュニティ形成に配慮しながら、 ゆとりある住宅地の整序を図る。 <シナリオ:2> ・地域内の中央部や南部に点在する住宅地の集約化(建替え時の移転 や交換分合等)を促進する。 整 備 戦 略 の 検 討 ② 地域の中央部(テーマ:民間開発の波及効果の受け止め方) <シナリオ:1> ・大規模民間開発の影響の受け止め方として、一定のルールの基に、駐車 場を受け止めることができる地区として位置づける。 <シナリオ:2> ・逆に、駐車場の立地を規制するルールを定める。 ③ 地域の南部(テーマ:生産活動の支援のあり方) <シナリオ:1> ・生産系の土地利用や都市活動展開のために必要な施設の立地を誘導 し、東側の工業系土地利用との連続性を促進する。 <シナリオ:2> ・住宅系の施設の立地の規制を強化する。 ①地域の北部 ま と ま り あ る 農 地 の 保 全 産 業 系 用 途 地 域 と の 整 合 ③地域の南部 ②地域の中央部
- 18 - <基本的な考え方> 緑の基本計画では、平成32 年の緑被率の目標を、市全域では31.1% から34.0% としている。 計画では市街化区域内の緑被率を15.5% から20.0% と大幅な増加を見込む一方、市街化調整区域では現状の69.7 の値 を維持することとしている。 ◎ 市街化調整区域内に位置している「栗原東部地域」の緑被率確保日標について < 市街化調整区域内の緑被面積の現況と目標値> * 緑被面積 505ha(市街化調整区域面積)× 69.7% (緑被率) ≒ 352ha(緑被面積) H32 (下記グラフ参照) **栗原東部地域の自然的土地利用は、過去からのトレンドで予測すると、今後 10 年間で 83.6ha(H22 年)から 76.3 ha(H32 年)に減少する。これに伴って、緑被率も大幅に減少することなる。 現状を放置すればこのような緑被面積・緑被率の減少が予想されるが、「座間市緑の基本計画」における目標数字を 達成するためには、栗原東部地域において緑被率を高める・維持するための施策が必要である。 <座間市緑の基本計画(平成 25 年 3 月)との整合> ・緑の基本計画における市街化調整区域の緑被率の目標値に対し、栗原東部地域においてこの数 値達成に寄与するような「緑被率確保」の方策を採用し、市街化調整区域に位置している「栗 原東部地域」の役割を担っていくことを基本方針とする。 ◆緑の基本計画における緑被率の目標(座間市全域) <緑被率算定の作業フローについて> ① 緑の基本計画の緑被率の担保を日標値としたが、緑被率の算定は、緑の基本計画策定作業時 (H23) に本市 で初めて算定したもので、経年変化のデータがないこと。 ② 定期的に調査されているデータは、概ね5 年毎に実施されている都市計画基礎調査で、土地利用(農地、山 林、住宅等・ ・ 土地利用目的別面積) データが得られる。 ③ 都市計画基礎調査の土地利用データを活用し、栗原東部地域の H12~22 年の10 年間の土地利用の推移を 算定し、 この推移をH32 の土地利用変化予測値とした。 ④ H22 年の士地利用面積とH23 年の緑被面積調査を比較し、換算率を設定した。 ◆緑被率算定の作業フロー 平成12 年~平成 22 年の 10 年間における土地利用の推移 この推移から、10 年後(平成 32 年頃)の土地利用の変化予測 10 年後(平成 32 年頃)の緑被率の考察 土地利用と緑被の換算率の設定 土地利用誘導と緑地確保による施 策実施により、緑被率の確保方策 緑の基本計画に基づく、市街化 調整区域の緑被率目標値 (9)秩序ある土地利用と緑被率の確保のための施策誘導の必要性 31.1 15.5 69.7 34.0 20.0 69.7 0 10 20 30 40 50 60 70 80 座間市全域 市街化区域 市街化調整区域 (%) 現況 目標 (現状維持) ◆今後10年後の土地利用の見通し(栗原東部地域) H12年 H22年
面積(ha) 面積(ha) 面積(ha) 構成比(%)
48.0 42.2 トレンドから▲12.1%減少 37.1 27.1 26.7 24.3 トレンドから▲9.0%減少 22.1 16.2 13.9 17.1 H22値と同じと想定 17.1 12.5 88.6 83.6 ー 76.3 55.8 27.5 29.4 トレンドから+6.9%増加 31.4 23.0 11.8 11.3 H22値と同じと想定 11.3 8.3 8.8 12.4 宅地や道路用地の増加で調整(+5.3haと想定) 17.7 12.9 48.1 53.1 小計 60.4 44.2 136.7 136.7 合計 136.7 100.0 今後10年間の予測 H32年の見通し 自然的土 地利用 農地 山林・原野 公園・広場 小計① 都市的土 地利用 住宅、工場、事業所など 学校、庁舎、道路など その他(宅地・道路など) 小計 合計
- 19 - ■土地利用から緑被率への換算 ◆市街化調整区域のまちづくりルール(地区計画制度を活用して確保していく緑地)の例 土地利用 街並み整備の必要性 地区整備の計画(案) 地区施設 建築物の用途制限 最低敷地規模制限 壁面位置の制限 高さ制限 意匠制限 塀・さくの制限 その他の制限 住宅系 住宅地の居住環境の維持・発展 生活道路及び公園等の都市施設 用途混在の解消上必要 必要 必要 1低層なみ 必要 必要 緑被率の設定が 必要 工業系 工業・産業の生産環境の確保 道路及び緑地帯の設置 住宅用途の規制 ― 必要 必要 必要 緑地帯が必要 同 上 文教・福祉系 学校や福祉施設との共存を 図るまちづくり 生活道路及び公園等の 都市施設 工業・産業用途の規制 必要 必要 必要 必要 同 上 66.0 68.0 70.0 72.0 74.0 76.0 78.0 80.0 82.0 84.0 86.0 H12年 H22年 H32年 (10年後) 緑被量 (ha) 推移 趨勢型 目標 緑被率 (%) 40.0 50.0 70.0 80.0 緑被量 緑被率 61.7% 57.6% ◆ ◆ ◆ ◆ 53.0% 61.7% 施策型 60.0 <※上記で設定した換算率を用いて、栗原東部地域の緑被率を算定> <緑被率の算定結果と基本方針について> 以上の作業により、栗原東部地域の現在(H22)とH32 年の緑被率を算定した。 *これまでの推移から緑被率を考察すると、H22 からH32 で、約4.6%緑被率は減少する。(栗原束部地域で) 136.7ha X 4.6% = 6.3 ha 市街化調整区域全体の緑被面積の減少と比べると、 栗原東部地域の緑被率の減少が大きくなると予想され ている。そこで施策で緑被率の確保が重要となっている。以下は、この方針を整理する。 方針1: 栗原束部土地利用方針では、緑被率の確保目標を明確にした上で、 減少していく自然系土地利用(農 地、緑地等)に対し、一定の土地利用誘導を行うことにより、土地利用転換を適切に誘導し、緑被率 の確保を図ることを日指すものである。 方針2: まちづくりルールの締結 (市街化調整区域内の地区計画制度の活用等) によって、具体的な緑地量(緑 地率) 及び緑被量(緑被率) を担保できるような誘導策を採用していくことが重要である。 <緑被率の確保手法 誘導系> モデル 1 :【産業系】 県土地利用調整条例、開発許可等による誘導事例《SIP 座間 2》の開発では、従前の住 宅系土地利用(社宅) 約2 .4 h a を工業団地として整備することにより確保された緑地面積は、開 発区域の約30%の 7,000 ㎡であり、一定の誘導効果が確認できる。 モデル 2 :住宅系開発等において、下記の地区計画で緑化率のルールを定めることにより、一定の緑を確保することが 可能となる。例えば、最低敷地面積と緑化率を定めることにより、一定の緑を確保することができる 53.0% ◆土地利用と緑被量の相関表(座間市全域) ○土地利用面積は平成22年都市計画基礎調査 ○緑被面積は平成25年緑の基本計画 土地利用 面積(ha) 緑被面積 (ha) 緑被率(%) 換算率(%) 農地(工作放棄地含む) 248.0 230.8 93.1% 93.0% 山林、原野(水面及び水辺を含む)など 114.9 99.9 86.9% 87.0% 公園・広場 87.6 47.7 54.5% 55.0% 小計 450.5 378.4 84.0% ー 住宅、工場、事業所など(注1) 905.6 132.7 14.7% 15.0% 学校、庁舎、道路など植栽地 93.9 35.6 37.9% 40.0% 緑被面積合計 1,450.0 546.7 31.1% その他(宅地・道路など) 308.0 68.9 ー 1,758.0 ー ー (注1) 「住宅、工場、事業所」に「社寺林、屋敷林、小規模な樹林」と「民間空地」等を分類 自 然 的 土 地 利 用 都 市 的 土 地 利 用 合 計 ●土地利 用と緑被 率の換算 率の設定 (数値は丸 めて設定) 緑被量 (ha)
推 移
目標
◆今後10年後の土地利用の見通し(栗原東部地域) H12年 H22年 H32年 面積 (ha) 換算率 (%) 緑被量 (ha) 面積 (ha) 換算率 (%) 緑被量(ha) 面積(ha) 換算率(%)緑被量(ha) 48.0 93.0% 44.6 42.2 93.0% 39.2 37.1 93.0% 34.5 26.7 87.0% 23.2 24.3 87.0% 21.1 22.1 87.0% 19.2 13.9 55.0% 7.6 17.1 55.0% 9.4 17.1 55.0% 9.4 88.6 ー 75.5 83.6 ー 69.8 76.3 ー 63.1 27.5 15.0% 4.1 29.4 15.0% 4.4 31.4 15.0% 4.7 11.8 40.0% 4.7 11.3 40.0% 4.5 11.3 40.0% 4.5 8.8 ー ー 12.4 ー ー 17.7 ー ー 48.1 ー 8.8 53.1 ー 8.9 60.4 ー 9.2 136.7 ー 84.4 136.7 ー 78.7 136.7 ー 72.4 合計 緑被率への換算 緑被率への換算 緑被率への換算 小計① 都市的土 地利用 住宅、工場、事業所など 学校、庁舎、道路など その他(宅地・道路など) 小計 自然的土 地利用 農地 山林・原野 公園・広場 57.6 % 61.7 % 緑被率(%) ◆今後10年後の土地利用の見通し(栗原東部地域) H12年 H22年 H32年 面積 (ha) 換算率 (%) 緑被量 (ha) 面積 (ha) 換算率 (%) 緑被量
(ha) 面積(ha) 換算率(%)緑被量(ha) 48.0 93.0% 44.6 42.2 93.0% 39.2 37.1 93.0% 34.5 26.7 87.0% 23.2 24.3 87.0% 21.1 22.1 87.0% 19.2 13.9 55.0% 7.6 17.1 55.0% 9.4 17.1 55.0% 9.4 88.6 ー 75.5 83.6 ー 69.8 76.3 ー 63.1 27.5 15.0% 4.1 29.4 15.0% 4.4 31.4 15.0% 4.7 11.8 40.0% 4.7 11.3 40.0% 4.5 11.3 40.0% 4.5 8.8 ー ー 12.4 ー ー 17.7 ー ー 48.1 ー 8.8 53.1 ー 8.9 60.4 ー 9.2 136.7 ー 84.4 136.7 ー 78.7 136.7 ー 72.4 61.7% 57.6% 53.0% 緑被率 合計 緑被率への換算 緑被率への換算 緑被率への換算 小計① 都市的土 地利用 住宅、工場、事業所など 学校、庁舎、道路など その他(宅地・道路な ど) 小計 自然的土 地利用 農地 山林・原野 公園・広場
趨勢型
緑被率 (%) 53.0% 当面、H12 年 値までの回復- 20 - 都市計画マスタープランにおける地域別計画の合体図(3 地域) 栗原東部地域 1)第7 回線引き方針と整合 ・ 神奈川県が決定主体である「整備・ 開発及び保全の方針」における調整 ● 市街化調整区域の土地利用方針と栗原東部地域土地利用方針との整合について 2) 座間市都市計画マスタープランにおける栗原東部地域の深化 (位置づけ) ● 「土地利用検討地」を「栗原東部土地利用方針」としてゾーニングをまとめた。 今後、地域関係者及び市民との意見交換を積み重ね、具体的な施策、事業のあり方を踏まえ、 地域別構想・ 地域別都市づくりの方針の改訂を図る。 (10)今後の課題 3)実現化方策の検討 ● 市街化調整区域内地区計画の適用 ● 工業系特定保留区域の検討 ● 市街化調整区域内の土地利用調整条例の検討 ● 特別緑地保全地区の検討 関係権利者、関係団体等との意見交換を踏まえ、栗原東部土地利用方針を作成し広く市民の皆様へ公表していくものです。 本方針が既存の市街化調整区域の枠組みを前提としたものであることから、保全すべき農用地と都市計画道路の関係など長期的な課題 は残されている。 まとまりのある農用地を保全する方針を示すだけで 良好な農地が担保されるわけでもない。農業後継者の課題、農業基盤整備のあ り方、援農への市民の関わりなど、市全体で農をいかに担保していくか、今後さらに議論していく必要がある。 目久尻川沿いの斜面緑地にしても、 市街化調整区域が指定されているだけで 樹林地が永続的に保全されているものではない。 一方、隣接する東部台地部の大規模な土地利用転換により、 東部の周密な市街地と栗原東部地域の関連性が強くなることが予測さ れる。 日産カレスト跡地の地区施設道路と市道 38 号線の道路整備は、両者が農地や緑地を通じて繋がっていく可能性を予測するこ ともできる。 . 土地利用方針に基づき、関係する部局が様々な関係者と関わりつつ具体的な施策や事業を展開していかなければ、栗原東部地域がも っている良好な環境を継承していくことは難しいものと思われます。 栗原東部土地利用方針は、市としての現時点での考え方を示し、公表することで様々な方々との協議を深めていくために作成された ものであります。 上記のような課題を認識した上で、 当面の都市計画分野における課題は、次の三つがあります。