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Shokei College Investigation into the Physical Condition, Lifestyle and Dietary Habits of the Members of a Boy s Soccer Team and their Families (1) Ph

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Academic year: 2021

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全文

(1)

要旨

 サッカークラブチームに所属する少年とその家族を対象として,食生活改善指導を試みた。 約3か月の介入期間前後の栄養調査結果を報告する。  対象男子の体格は,同年代の全国平均値に比べ,僅かながら下回っていた。調査の過少申 告を考慮しても2割程度の男子が総エネルギー摂取量は十分でないと思われ,摂取内容も脂 質に対して炭水化物の摂取が少ないアンバランス傾向にあった。ビタミン,ミネラルの摂取 も不足の可能性があった。食品群別では,菓子類,乳類,肉類,油脂類の摂取量は摂取目安 を上回る一方,他の食品群摂取は予想基準量を満たしていなかった。  親世代では,カルシウム,マグネシウムとビタミン A,B1,B2の摂取量が推定平均必要量 より少ない人が多かった。食品群別では,菓子類,油脂類,砂糖類,豆類の摂取量は多いも のの,その他の食品群摂取量は少ないため,穀類,いも類,野菜類,果実類,乳類の摂取を

サッカークラブ少年ならびに家族を対象とした

食生活習慣の調査研究

*1

(第1報)

身体状況および食生活改善指導前後の食物・栄養摂取状況

大澤清美,石井孝文,大田黒弥沙

*2

,川島義紀

*2

,西山宗六,

田中眞知子,古賀由香里,大坪路弘

*2

,坂田敦子

Investigation into the Physical Condition, Lifestyle and Dietary Habits

of the Members of a Boy’s Soccer Team and their Families (1)

Physical Condition and Dietary Intake before

and after Dietary Education Intervention

Kiyomi OSAWA, Takafumi ISHII, Misa OOTAGURO

* 2

,

Yoshinori KAWASIMA

* 2

, Soroku NISHIYAMA, Machiko TANAKA,

Yukari KOGA, Michihiro OHTSUBO

* 2

and Atsuko SAKATA

*1

本研究は,(財)くまもとテクノ産業財団「平成19年度バイオ産・学・行政共同研究等助 成事業」による助成を受けて遂行した。

*2

(2)

増やすべきとみられた。

 食事内容は季節変動の影響を受け変化したため,介入による食事改善効果を認めることは できなかった。

Summary

 This research aimed to investigate the present health and eating situation of junior athletes and their parents. Further, we aimed to examine the changes in the dietary intake after dietary education intervention. Self-administered questionnaires based on dietary habits and lifestyles were used. There was no significant improvement in nutritional intake after the investigation period because the athletes food intake was aff ected by seasonal menu.

Key words: junior athlete, soccer player, dietary habit, dietary education intervention

1.緒言

 ジュニアスポーツ選手における栄養の充実は,パフォーマンス向上のための体づくりと, 成長期の子どもの健全な育成という両面から重要である1)∼4)。一方で,多忙な実生活の中で は,食事や栄養に十分な配慮がなされず,持てる能力を引き出せない事例も多く存在すると 思われる。  本研究では,子どもたちの食育の課題を抽出した上で,食事改善による栄養サポートの方 策を探ることを目的として,スポーツに取り組む子どもたちが,食育をきちんと実践できて いるかについて現状を把握するために,栄養摂取状況の調査と食習慣アンケート調査を実施 した。ここでは栄養調査結果とそれに基づき個別指導による食事改善を試みた結果について, 第1報として報告する。

2.方法

(1)対象者  研究の対象者は,熊本県内のサッカークラブチーム部員(小学1年生から中学3年生)と その兄弟(同年代),および部員の両親とした。  本報および第2報に用いた調査の実施人数を表1に示す。調査参加者は延べ167名(子ど も115名,大人52名,指導前後重複あり),52家族となった。 (2)実施時期および方法  研究実施期間: 平成19年10月∼平成20年9月

(3)

  1回目調査実施(指導前調査): 平成19年11月     結果説明・改善指導(1回目): 平成19年12月    食生活改善モニタリング期間(3か月): 平成19年12月∼平成20年3月    食改善進捗状況調査(アンケート): 平成20年1月    食生活改善指導強化介入: 平成20年1月および2月   2回目調査実施(指導後調査): 平成20年3月∼5月  調査・指導実施場所: ㈱熊本製粉,ベアーズサッカーグラウンド(合志市)  調査は,指導前の第1回を平成19年11月に,指導介入と改善実践期間を経ての第2回を平 成20年3月(一部は5月まで)に実施した。栄養摂取状況については,食物摂取頻度調査 (栄養君 FFQgVer.2.0)5),6) を用いた(図1)。習慣的な食物・栄養摂取状況を,調査票記入 および追加聞き取りにより調査し,エネルギー・栄養素摂取量,食品群別摂取量を算出した。 結果説明に用いた個人の栄養調査結果票の例を図2に示す。別に食生活習慣アンケートを実 施し,身体状況,身体活動状況,生活習慣及び自覚症状,食態度・食意識状況についてたず ねた(第2報にて詳述)。 (3)食生活改善指導および実践方法  1回目の結果に基づいて,食生活改善のための指導を平成19年12月に実施した。  栄養調査結果の説明には各個人ごとに作成した「栄養バランス成績シート」を用い,母親 との面接を行った。各自の結果に基づき日常の食生活の中で実行可能な改善目標を決めるよ う,「個別診断結果」に改善すると良い内容を添え,がんばり項目を本人が決めて取り組む よう促した。セルフモニタリング用に「がんばり度チェックシート」も渡し,3か月間の食 改善に取り組んでもらった。  改善実践強化のために,①健康増進のしおり No.103「トップアスリートをめざすジュニ ア期(小・中学生)からのスポーツ栄養」配布,②調理例(レシピ)資料作成配布を開始時 に行った。中間時点で,「食改善進捗状況アンケート」として目標の実行が順調にできてい るかと共に,今後も継続可能であるかをそれぞれ4段階でたずね,③集計結果の報告形式で 励ましの便り,④質問に対する個別回答(文書),⑤ビタミン / ミネラルの役割と欠乏症一 覧資料,⑥九州版食事バランスガイド ⑦「お料理」未満のカンタンひと工夫集,⑧調理例 (レシピ)資料を追加で配布した。 (4)評価方法  食生活改善指導の影響評価として,同一対象者から得られた1回目(指導前)と2回目 (指導後)の,同一方法で実施した調査に基づく食品群別摂取状況を比較した。それ以外の,

(4)

身体状況、食物・栄養摂取状況評価には,同一人物の複数調査結果を含むすべての調査結果 を用いて横断調査結果とした。なおその際に,大人1名は,身体状況・食事摂取状況ともに 他の結果や日本人の標準的な値と大きく離れていたため,特殊な事例とみなして集計からは 除外した。  結果の評価基準を明確にするために,厚生労働省策定「日本人の食事摂取基準(2010年 版)」7) で用いられている年齢区分を栄養評価区分にも用いることとした。調査直後には, 当時適用されていた資料(2005年版日本人の食事摂取基準)により評価を行ったが,平成 17・18年頃までの情報に基づき作成された2010年版の方が調査時の対象者の実態により近い ものであることから,改めて評価を行った。

3.結果および考察

(1)体格  調査参加者の身体状況を,表2に示す。  子どもたちの身長と体重は,10∼11歳男子で基準体位をわずかに上回るものの,それ以外 の年齢区分の男子は,身長に対して体重が少ない傾向にあり,身長も全国平均と比べるとわ ずかながら低い。年齢区分最上位にあたる15∼17歳男子では,全国平均に比べて身長がやや 低く,体重はそれ以上に低値となった。男子は一般に思春期になると,それ以前の丸みのあ る体型から,縦伸び・痩身傾向になるものではあるが,今回の対象者のうち,12歳以上の男 子の体格は,同年代の全国平均と比べても,やせ傾向にある。協力いただいたクラブチーム のスタッフの方からも,部員の体格について「小さい気がする」との相談を受けた。  一方,父親・母親の身長と体重は,男女いずれも基準体位に近いことから,父親・母親共 に日本人の平均的な体格といえる。   父母の体格から,その子どもたちが遺伝的に小柄・やせ型であるとは考えにくく,発育途 上にある調査時の段階では,まだ十分な成長を遂げていないために,同年齢の全国平均値と 比べるとやや小柄な状況にあると見るべきであろう。 (2)エネルギー・栄養素摂取状況 子ども  表3に,エネルギー,三大栄養素,および「日本人の食事摂取基準(2010年版)」で推定 平均必要量(以下,EAR)が策定されているミネラル・ビタミンの摂取状況を子どもの年 齢区分別に示した。  EAR が算定されている栄養素について,集団における摂取状態の評価をカットポイント 法を用いて行うと,不足している人数は,摂取量が EAR に満たない者の人数とみなすこと ができる。よって各集団内の EAR(エネルギーについては推定エネルギー必要量:EER) に満たなかった者の割合を,その栄養の不足者の割合として推定した。

(5)

 男子の推定エネルギー必要量(EER)は,運動量を考慮すると,各年齢区分別に示され る食事摂取基準の中でも最も高いレベルとみて良いはずである。それに対し,実際の摂取量 は平均値として EER の80∼86%程度になり,少ない者が多かった。自己記入式の簡易食事 調査だったため,見積もり量の誤差による過小評価の可能性はある。また,個人のエネル ギー必要量が推定量通りでない可能性もある。しかし,それらを考慮しても,1∼2割の子 どもは,総エネルギーつまり食事全体の量として十分には摂取されていない可能性がかなり 高い。  たんぱく質の摂取量は,EAR と比べると多く見えるかもしれないが,この推定量は十分 なエネルギー摂取を前提とした数値であり,他の熱量素が不足すれば,摂取したたんぱく質 もエネルギー源として使われ,体の成長や筋肉の修復等に回る量は少なくなることに注意が 必要である。対象集団では運動ストレスによるたんぱく質の消耗も考えられる。総エネル ギー摂取量に占めるたんぱく質エネルギーの比率は,14%程度であることから,現状程度を 維持することが好ましい適正な摂取量といえる。  表3-cに,たんぱく質,脂質,炭水化物の平均摂取量をエネルギー摂取比率に換算した 値を示す。表3-a の数値は個人のそれぞれの値を項目別に集計した結果であるため,エネ ルギー摂取量平均値と3大熱量素のエネルギー換算値合計は一致しない。  脂肪エネルギー比率がいずれの年齢区分でも平均30%を超え,高かった。これは運動する ためのエネルギー源としての速効性という面からも,生涯の生活習慣病予防という面からも, 好ましくない。炭水化物エネルギー比率が50%に近い低値であることと対象をなしており, 食事の内容を見直す必要性が示唆される。つまり,脂質は少なく,炭水化物を多く含む食物 の摂取量を増やすことで,総エネルギー摂取量を増加させるべき状況といえる。  各年齢区分別の平均摂取量と食事摂取基準2010による EAR との単純比較からは,ビタミ ン・ミネラルについて,通常の生活をする上で健康を損なうおそれがあるほどの摂取不足は 見えてこない。しかし個々に見ると必ずしも十分な摂取ができているとはいえない状況が, 「不足者の割合」を見ると少なからずある。さらにスポーツ選手の場合は,代謝量亢進に伴 う各種栄養素の消費量増加に加え,汗と共に流出する水溶性ビタミンやミネラル,運動スト レス対応・体損傷の修復のための抗酸化ビタミンなど,通常の活動レベルの場合よりもビタ ミン・ミネラル共に多量に必要となる8) 。  男子のほとんどは日常的に激しい運動をしている集団であるため,エネルギー消費量が高 く,それに伴う各種栄養素の需要も高い。一方で,それらに十分見合った摂取が伴っていな い場合には,発育遅延や低体重など,成長に影響を及ぼしていることも考えられる。食事に よる十分な栄養摂取が行われ,運動と休養とのバランスもとれていれば,骨や筋肉の発育に より,身長や体重も同年齢の平均程度には増大していくのではないかと考えると,改善すべ き点があることをうかがわせる結果である。ただし,発育時期や到達点には個体差もあるた

(6)

め,例数の少ない今回の結果だけで判断はできない。  なお,第2報で後述する子ども用「食育のための生活習慣アンケート」内,「生活 / 身体 状況」19項目の回答結果とエネルギー・栄養素摂取量との関連をみたところ,ほとんどの項 目と各種栄養摂取状況との間に相関性はなかった。危険率5%未満で関連性が見られたもの に,「皮膚障害」とエネルギーおよびビタミンCの摂取量,「食欲」とビタミンAの摂取量が あった。すなわち,エネルギー摂取量の多い子どもは,「皮膚がカサカサしたり,皮膚炎が できやすいほうですか?」という質問に「いいえ」と答えた者が多く,同じ質問に「はい」 と答えた子どもにはビタミンCの摂取量が少ない者が多く,ビタミンAの摂取量が多い子ど もは「食欲がないことが多いですか?」という質問に「いいえ」と答えた割合が有意に高 かった。 (3)食品群別摂取状況 子ども  表4に,食品群別の摂取状況を子どもの年齢区分別に示した。  表4中の「基準量」は,調査に用いたエクセル栄養君オプションソフト「食物摂取頻度調 査FFQg」中で,食事摂取基準を満たすための食品構成として推奨設定されている量を用 いた。調査結果による摂取量平均が基準量に占める割合を「充足状況」として参考のために 示した。  望ましい摂取量の目安となる基準量よりも多く摂取されていたものに,菓子類,乳類(15 ∼17歳以外)と12∼14歳の肉類,8∼11歳の油脂類があった。それ以外では,すべての食品 群において,平均摂取量は基準量を下回っていた。つまり,食事として食べている量全体が 不足気味であり,食べ足りない分は,菓子類等の間食で補っている様子がうかがわれた。し かしその結果として,エネルギーをはじめ,運動しながら成長する体を支える栄養の摂取は 十分とはいえない状況が推測される。  特に摂取量を増やすべきと思われる食品群(表内では充足状況の数値を赤字で示した)は, いも類・緑黄色野菜・その他の野菜・海草類・卵類・果実類で,いずれも基準量の半分も食 べていない子どもが多い。穀類・豆類・魚介類も,もう少し多く摂取することが望ましい。 これらは第1回目の調査後,個別指導の中でも,多くの対象者にもっと食べることを目標と するよう勧めた食品群である。  なお,生活習慣アンケートの回答(第2報)と食品群別摂取量との関連をみた結果,ほと んどの項目と各食品群摂取状況との間に相関性はなかったが,「食欲」と緑黄色野菜および 卵類の摂取量には強い関連性が見られた。すなわち,緑黄色野菜や卵をよく食べている子ど もには,「食欲がないことが多いですか?」という質問に「はい」と答えた者がひとりもお らず,十分とはいえないまでもある程度の量は食べている子の方が,「いいえ」つまり食欲 はあると答えた割合が有意に高かった。食欲旺盛な子どもほど,どの食品群でも多く食べる

(7)

のは自然だが,見方を変えると,卵や緑黄色野菜を日常的によく食べている子どもは,健康 的な食欲が保たれているといえそうである。  指導前と指導後3か月以上をおいた後の両方で栄養調査結果が得られた26名の子どもにつ いて,食品群別平均摂取量の変化を示したものが,表5である。  個人間の差が大きいため有意とはいえないが,穀類,海草類の摂取量がわずかながら増加 し,菓子類,嗜好飲料の摂取量は減少した。肉類も,個別指導の際に量を減らすよう言われ た人が多かったためか,減少していた。ただし,指導では代わりに他の食品群の摂取は増や すよう促したはずだが,豆類,魚介類,卵類など,たんぱく質の主な供給源となる他の食品 群も同時に減っていた。食事調査結果を示すシート内の食事バランスガイドのコマの絵で, 主菜のところが飛び抜けて多く示されていた子どもが多かったので,意識して控えた人が多 かったのかもしれない。  いも,野菜,果物についても主に摂取増加をめざす指導を行ったが,その後の平均摂取量 は増加しておらず,むしろその他の野菜などは減少していた。これは,指導の影響というよ りも,調査時期の違いがより大きく結果として表れたと考える。葉菜類が豊富で,鍋物など で野菜を多くとる機会が多いと思われる冬(1回目調査時)と,春(2回目調査時)との結 果を単純に比較することには問題があるだろう。そんな中でも,緑黄色野菜や果実類の摂取 量があまり減少しなかったことは,むしろ好ましい結果といえるかもしれない。 (4)エネルギー・栄養素摂取状況 大人  表6に,エネルギー,三大栄養素,ミネラル,およびビタミンの摂取状況を大人の性・年 齢区分別に示した。  評価の基準および摂取量の評価は,子どもの結果と同様の考え方で示した。  30∼49歳の男女とも,推定エネルギー必要量(EER)よりも少ないエネルギー摂取量を 示した。成人で真のエネルギー摂取不足があれば,体重減少となって現れるが,この集団に おいてそのような傾向は見られない。よって結果は,実際に食べた量を正確に反映していな い,または対象者の活動量を高く見積もり過ぎて基準量を高く推定している,あるいはその 両方により,摂取量の過小評価になったことが示唆される。エネルギー摂取量については, 集団平均値として男性10%程度,女性15%程度の過少申告が存在するため,食事調査の結果 の解釈には留意を要することが,佐々木らの報告に基づき,食事摂取基準(2010年版)「活 用の基礎理論」の中でも述べられている7) 。また,エネルギー摂取量の評価に用いた基準 (EER)は,表2の身体状況に基づいているが,これはもし実際の身体活動レベル区分が Ⅱ よりも低い人の場合には,活動量やエネルギー必要量を過大視したことになる。  子どもと違って大人の方は,日常的に活発な運動や労働を行う集団ではないと考えられる ことから,食事摂取基準で示される量の栄養素が摂取されていれば,不足の可能性は低いと

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いえる。  本結果で平均摂取量が EAR を下回っているカルシウム,マグネシウム,女性の鉄とビタ ミンA,B1,B2については,不足者の割合も高い。ただしこれは簡易調査に基づく結果で あるため,摂取量の過少申告等による誤差の可能性は残る。また,ビタミンAのわずかな不 足が欠乏症に至るまでには多大な年月を要するため,仮に不足者がいても自覚や症状は現れ 難いだろう。いずれにしても,これら不足しがちな栄養素に関しては,推奨量をめざしてこ れまでよりも多く摂取されるよう,食事内容の改善が望まれた。一方で、たんぱく質と脂質 の摂取エネルギー比率が子どもよりも高いのは、肉などの主菜を多く取り入れた献立を子ど もと共に食しながら、総エネルギー摂取量は少ないため、相対的に炭水化物エネルギー比率 低値として反映されたと思われる。  50∼69歳(実際の対象者は50歳と51歳のみ)の女性では,エネルギー,各栄養素ともに, 必要と考えられる量が平均ではおおむね満たされており,良好な摂取状況にあることがうか がわれた。 (5)食品群別摂取状況 大人  表7に,食品群別の摂取状況を大人の性・年齢区分別に示した。  大人の場合,基準となる量は,体重や活動量によっても異なるため,表中には対象者の多 くに適切と考えられる量を「参考量」として示すのみとした。  望ましい摂取の目安とした参考量以上に摂取されていたのは,肉類(30∼49歳女性以外) と菓子類,油脂類,豆類(30∼49歳男性以外),砂糖類で,その他の食品群については, もっと食べた方がよいとみられる結果になった。  特筆すべきは,母親の年長者(50歳代女性,ただし6例のみ)の群では,30∼49歳男女い ずれの群と比べても,いも類,緑黄色野菜,その他の野菜,海草類,豆類,魚介類,乳類の 摂取量が上回っていたことであろう。ご飯を主食とする食事を,色々な食材からなるおかず と組み合わせてしっかりと食べ,間食には果物を多くとり,牛乳の飲用習慣もあることがう かがえる好例である。食物摂取状況調査から算出した栄養摂取状況も,この群の結果は他の 群よりも良好だった。集団の中で良い手本として機能することを期待したい。  摂取量を増やすべき食品群として,穀類(ごはん),いも類,野菜類,果実類,乳類,逆 に減らすべき食品群としては肉類,菓子類が指導の際に多くの対象者に強調された。その指 導前と指導後3か月以上をおいた後の両方で栄養調査結果が得られた16名(男性2名,女性 14名)について,食品群別平均摂取量の変化を示したものが表8である。  例数が少なく個人差が大きいため有意とはいえないが,男性では穀類,肉類,菓子類,嗜 好飲料の平均摂取量が大きく減少した。しかし一方で,増加が望まれた,いも類,野菜類, 果実類,乳類なども同時に減少していた。女性では,摂取量増加が望まれた穀類,卵類,乳

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類が増加した一方で,いも類,緑黄色野菜,果実類は減少した。減らした方がよい菓子類, 肉類だけでなく,豆類,魚介類の摂取量も減っていた。  1回目の調査は寒さの増しつつある11月後半の食物摂取状況を表しており,2回目は翌年 の春頃の摂取状況を同じ質問票で回答してもらった結果である。各自の努力目標に向けての 実施状況回答から,指導直後にはある程度実行できていた食べ方も,その後継続し習慣化す るには至らなかった人が多いことが推察された。よって,摂取量の変化に指導の効果は大き く現れることなく,季節や個人の事情による変化も同時に現れたと考えられる。1回目の調 査時期の方が,鍋物により豆腐や魚介類,野菜を多く食べる機会が頻繁にあったのではない か。みかん,いも類の出盛り期も1回目調査の頃だったと考えると,納得できる結果であり, 栄養指導の効果を短期の変化として見る調査(影響評価)としては時期が適切でなかったと いわざるを得ない。  指導後に女性の乳類摂取量が増加したことや,男性の嗜好飲料摂取量減少,両者で菓子類 の摂取量が減少した点(表8-b)は,食事改善が継続的に行われた成果とみてよいのでは ないかと考えられる。 (6)全体を通して  本研究の対象としたサッカークラブチーム部員の中には,居住地から練習グラウンドまで が遠く,主に母親による片道1時間程度の送迎時間を経て往き来している子どもが多かった。 練習に付き添う母親を対象として,練習グラウンド脇の施設で練習時間帯に行う食教育は, 受け入れられやすく実現しやすい企画であり,母親の食スキル向上につながることが報告さ れている9)。一方で,練習日の生活時間が制限されることは,家庭での調理や家族の食事時 間にも影響を及ぼす実態がこのたびの調査研究を通してうかがわれた。日常の学校生活の傍 らクラブチーム等で練習を重ねる子どもたちの食事時間や休養をどのようにして確保するか は,競技選手育成に関わる今日的課題であると思う。当人や家族の努力のみでなく,教育機 関や地域など社会ぐるみで支える方策の検討が,将来のトップアスリート養成面からも青少 年の健全育成面からも望まれる。  スポーツ選手における栄養の重要性については,近年ようやく日本でも認識されるように なってきた。しかし,実際にその具体的な内容を理解し実行できている例は特定の選手層に 限られ,アマチュアスポーツ層の多くは日常生活の多忙さなどから,体づくりに十分な注意 が向けられていない実状がある。サッカーは持久力と筋力・瞬発力の両方を必要とする混合 型のスポーツである。競技で活躍するための体づくりとしては,高い位置でボールを捉える ための身長発育,相手と競り合う時に当たり負けしないための筋肉養成,トレーニングや試 合を続けても故障を起こさないための調整をしっかりと行うことが特に大切となる。これら に必要な栄養素を食事から摂取すること,そのための食べ方を身につけることは,サッカー

(10)

そのものの練習と同様に大切なことである。  栄養知識の基本として,骨や筋肉の発育には「からだをつくる」食べ物,動き回る動力に は「ねつやちからになる」食べ物,健康維持のために「からだのちょうしをととのえる」食 べ物が必要であることは,小学校低学年時から給食指導等で学ぶ10) 。中学校卒業までには日 常の食事で何をどのようにして食べたらよいかという自立に向けた知識・技術面までを学校 における食育で身につけるよう,「各教科等における食に関する指導の展開」等も示され, 栄養教諭を中心に指導が進められている10),11) 。よって,学校における食育に加え他の様々な 機会にも食事や栄養の大切さを認識し,「食べる」という行為にもトレーニングの一部とし て注意を払うようになれば,成長期にある子どもが食行動をより良く変えることは難しくは ないと考える。あと一歩,実践を進めるための効果的な支援,きっかけ作りによって,将来 に夢を持つ子どもたちの可能性が最大限発揮されることを願っている。

4.総括

 スポーツをする子どもたちへの家族ぐるみの食教育による食生活・栄養摂取状況改善効果 を,調査と介入により研究した。  対象とした子どもたちは,身長,体重について全国平均に比べ,僅かながら下回っていた。 一方,父親・母親は日本人の平均的な体格であった。  子どもの多くは,総エネルギー摂取量が十分でない可能性が高く,中でも炭水化物の摂取 が少ないため,脂肪摂取比率が高かった。激しいスポーツ時に需要が高まるビタミン,ミネ ラルの摂取量も不足している可能性が高い者が多かった。食品群別では菓子類,乳類,肉類, 油脂類の摂取量が多い反面,その他の食品群は全て基準量を満たしていなかった。  親世代ではビタミン A,鉄,カルシウムの摂取量が,必要量に満たない可能性が高いこ とがわかった。食品群別では,菓子類,油脂類,砂糖類,豆類は目安量を上回っていたが, その他の食品群は摂取不足で,特に,穀類,いも類,野菜類,果実類,乳類の摂取を増やす べきとみられた。  食教育介入の効果を食事・栄養摂取面からの影響評価で明らかにするには,食事内容に季 節変動の影響もあることを考慮して実施時期を選定する必要があった。

謝辞

 本研究調査にご協力頂いた少年サッカークラブチーム「エスパーダ FC」 代表新井知海 氏およびその部員と保護者の皆様,㈱果実堂 井出博之氏,井出剛氏に深く感謝の意を表し ます。

(11)

参考文献

1)間宮裕子,小学生・中学生のためのジュニアサッカー食事バイブル,㈱カンゼン, 2007 2)鈴木志保子,スポーツ栄養学,ベースボールマガジン社,2008 3)田口素子,辰田和佳子,長坂聡子,戦う身体をつくるアスリートの食事と栄養,ナツ メ社,2007 4)吉川珠美,強くなりたい中学・高校生選手のためのサッカー食,㈱ベースボール・マ ガジン社,2006 5)高橋啓子,吉村幸雄,開元多恵,國井大輔,小松龍史,山本茂,栄養素および食品群 別摂取量推定のための食品群をベースとした食物摂取頻度調査票の作成および妥当性, 栄養学雑誌,2001, 59(5), pp. 221-232 6)高橋啓子,栄養素および食品群別摂取量を推定する食物摂取状況調査票(簡易調査 票)の作成,栄養学雑誌,2003, 61(3), pp.161-169 7)日本人の食事摂取基準(2010年版),第一出版,2009 8)下村吉治,スポーツと健康の栄養学(第2版),㈲ナップ,2006 9)大木薫,稲山貴代,スポーツクラブに子どもを通わせている母親への食教育の実践な らびに父親の栄養・食生活の報告,栄養学雑誌,2011, 69(3), pp.135-147 10)食に関する指導の手引き−第1次改訂版−,文部科学省,2010 11)食に関する指導に係る新学習指導要領の主な記述,食育推進評価専門委員会(第4 回)資料2:文部科学省説明資料,2008   http://www8.cao.go.jp/syokuiku/more/conference/evaluation/4th/pdf/s2.pdf, 2011.9.15

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(15)
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(17)

表1 参加者の内訳

調査

1回目/指導前

2回目/指導後

計(延べ数)

子ども

52(38)

28(26)

80(64)

大人

32

16

48

子ども

77

30

107

大人

32

15

47

数字は人数。子どものうちサッカークラブ員数を( )内に示した。

栄養調査

食生活習慣

アンケート

表2 調査参加者の身体状況 子ども 年齢 身長 体重 身体活動 レベル (歳) (cm) (kg) (レベル1〜3) 15〜17歳 平均±標準偏差 M±SD 15.4±0.5 163.0±5.1 52.3±8.7 3±0 男子 基準体位* R 15〜17 170.0 58.4 n=7 平均比率(%) M÷R×100 95.9 89.6 12〜14歳 平均±標準偏差 M±SD 13.3±0.7 157.0±8.0 44.9±6.8 3±0 男子 基準体位* R 12〜14 159.6 48.0 n=50 平均比率(%) M÷R×100 98.4 93.5 10〜11歳 平均±標準偏差 M±SD 10.8±0.4 141.7±8.3 36.3±8.0 3±0 男子 基準体位* R 10〜11 142.9 35.5 n=16 平均比率(%) M÷R×100 99.2 102.3 8〜9歳 平均±標準偏差 M±SD 8.4±0.5 126.0±7.2 25.5±2.8 3±0 男子 基準体位* R 8〜9 130.0 27.5 n=7 平均比率(%) M÷R×100 96.9 92.7 大人 年齢 身長 体重 BMI 身体活動 レベル (歳) (cm) (kg) (レベル1〜3) 50〜69歳 個体値 S 50.7±0.5 151.9±1.7 49.5±4.8 21.5±2.6 2±0 女性 基準体位* R 153.0 53.6 n=6 平均比率(%) S÷R×100 99.3 92.4 30〜49歳 平均±標準偏差 M±SD 40.6±3.0 155.1±4.8 54.4±8.7 22.7±3.8 2±1 女性 基準体位* R 158.0 53.0 n=31 平均比率(%) M÷R×100 98.2 102.6 30〜49歳 平均±標準偏差 M±SD 42.8±3.9 169.8±4.4 68.5±4.7 23.7±1.4 2±1 男性 基準体位* R 170.5 68.5 n=10 平均比率(%) M÷R×100 99.6 100.0 *基準体位には平成17年および18年国民健康栄養調査の当該年齢階級における中央値を用いた。

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表3 エネルギー・栄養素摂取状況 子ども (3-a)エネルギー・熱量素・ミネラ ル エネ ル ギ ー た んぱく質 脂質 炭水化物 カ ル シウム マ グネ シウム 鉄 亜鉛 銅 kc a l g g g m g m g m g m g m g 1 5〜1 7歳 平均摂取量±標準偏差 M±SD 2511±994 86.3±42.5 89.0±46.4 332±106 734±371 277±141 8.7±4.3 10.2±4.1 1 .3±0.5 男子 推定必要量 EER or EAR 3100 50 650 290 8.0 1 1 0 .7 n=7 不足者の割合 % 89.7 14.3 − − 57.1 71.4 57.1 71.4 0 1 2 〜1 4 歳 平均摂取量±標準偏差 M±SD 2533±571 87.2±22.0 97.7±27.4 317±67 865±357 281± 81 8.7±2.9 10.5±2.5 1 .2±0.3 男子 推定必要量 EER or EAR 2750 45 800 240 8.0 9 0.6 n=50 不足者の割合 % 70.0 0 −− 54.0 24.0 46.0 24.0 0 1 0〜1 1歳 平均摂取量±標準偏差 M±SD 2051±452 71.7±19.5 78.7±21.7 257±55 692±275 238± 68 7.3±2.3 8 .3±2.0 1 .0±0.3 男子 推定必要量 EER or EAR 2500 40 600 180 7.0 8 0.5 n=16 不足者の割合 % 87.5 0 .1 −− 56.3 18.8 56.3 43.8 0 .1 8〜9歳 平均摂取量±標準偏差 M±SD 1779±568 63.1±25.7 66.1±29.5 226±56 692±460 204±85 6.1±2.6 7 .4±2.7 0 .8±0.3 男子 推定必要量 EER or EAR 2050 30 550 140 6.0 7 0.4 n=7 不足者の割合 % 71.4 0 −− 57.1 28.6 71.4 71.4 0 (3-b)ビタミン ビ タ ミ ン A ビ タミ ン B 1 ビ タミ ン B 2 ナ イ ア シ ン ビ タ ミ ン B 6 ビタ ミンB 12 葉酸 ビ タ ミンC μg mg mg mg mg μg μg mg 1 5〜1 7歳 平均摂取量±標準偏差 M±SD 598±303 1.13±0.57 1.44±0.71 1 8.3±13. 11 .20±0.6 6 8.1±6.0 271±134 82±37 男子 推定平均必要量 EAR 650 1.2 1 .4 13 1.1 2 .0 200 85 n=7 不足者の割合 % 57.1 71.4 57.1 42.9 57.1 0 42.9 57.1 1 2 〜1 4 歳 平均摂取量±標準偏差 M±SD 652±244 1.27±0.37 1.60±0.55 18.0±5.4 1 .23±0.3 4 7.5±3.0 273±88 89±34 男子 推定平均必要量 EAR 550 1.1 1 .3 12 1.0 2 .0 200 85 n=50 不足者の割合 % 34.0 32.0 32.0 10.0 24.0 0 14.0 42.0 1 0〜1 1歳 平均摂取量±標準偏差 M±SD 546±192 1.01±0.24 1.26±0.44 14.7±3.5 1 .01±0.2 7 6.6±3.2 237±73 78±28 男子 推定平均必要量 EAR 450 1.0 1 .1 11 0.9 1 .6 160 65 n=16 不足者の割合 % 31.3 43.8 43.4 6 .3 31.3 0 18.8 37.5 8〜9歳 平均摂取量±標準偏差 M±SD 461±249 0.87±0.33 1.20±0.67 11.9±4.9 0 .84±0.3 6 5.9±3.1 196±90 58±24 男子 推定平均必要量 EAR 350 0.8 0 .9 9 0 .8 1.3 130 55 n=7 不足者の割合 % 42.9 25.0 42.9 28.6 57.1 0 28.6 57.1 (3-c)エネルギー 摂取比率 た ん ぱく質 脂 質 炭水化物 計 1 5〜1 7歳 平均摂取量 (g) 86.3 89.0 332 男子 エネルギー換算値 (kcal ) 345 801 1328 2474 n=7 エネルギー比率 (%) 14 32 54 100 1 2 〜1 4 歳 平均摂取量 (g) 87.2 97.7 317 男子 エネルギー換算値 (kcal ) 349 879 1268 2496 n=50 エネルギー比率 (%) 14 35 51 100 1 0〜1 1歳 平均摂取量 (g) 71.7 78.7 257 男子 エネルギー換算値 (kcal ) 287 708 1028 2023 n=16 エネルギー比率 (%) 14 35 51 100 8〜9歳 平均摂取量 (g) 63.1 66.1 226 男子 エネルギー換算値 (kcal ) 252 595 904 1751 n=7 エネルギー比率 (%) 14 34 52 100 参考 適 ṇ エネルギー比率 (20%未満) 20〜30% 50〜70%

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年齢 穀類 いも類 緑黄色 野菜 その他の 野菜 海草類 豆類 魚介類 肉類 卵類 乳類 果実類 菓子類 嗜好飲 料 砂糖類 種実類 油脂類 調味料・ 香辛料類 (g) ( g) (g) ( g) (g) ( g) (g) ( g) (g) ( g) (g) ( g) (g) ( g) (g) ( g) (g) 平均摂取量 M 15.4 435 51 67 106 3 5 8 7 9 105 36 248 59 164 121 5 2 12 34 〜1 7歳 標準偏差 SD 0.5 116 51 46 78 2 4 3 7 4 6 8 2 2 209 32 129 180 4151 2 男子 基準量 R 750 90 150 300 20 100 120 120 80 250 220 50 450 7 5 15 90 n=7 充足状況 M÷R × 100 58.1 56.7 44.6 35.3 13.8 57.9 66.0 87.4 44.6 99.2 26.8 327.8 27.0 71.4 34.3 81.1 37.9 平均摂取量 M 13.3 419 36 66 105 4 5 9 6 3 125 34 380 78 137 88 6 2 14 31 標準偏差 SD 0.7 101 28 37 61 2 4 1 3 6 4 2 2 1 250 47 71 105 4461 4 男子 基準量 R 1 2〜14 750 90 150 300 20 100 120 120 80 250 220 50 450 7 5 15 90 n=50 充足状況 M÷R × 100 55.9 40.4 44.2 35.1 17.7 58.7 52.2 103.8 42.0 152.1 35.3 274.0 19.5 92.8 46.7 92.7 34.6 平均摂取量 M 10.8 318 21 65 79 3 6 5 6 0 9 0 2 4 283 80 126 63 5 1 12 33 1歳 標準偏差 SD 0.4 8 1 1 5 4 0 4 5 2 37 41 31 16 156 59 65 52 6 1 5 2 4 男子 基準量 R 10〜11 620 80 140 260 15 90 110 100 60 220 200 35 450 7 5 12 80 n=16 充足状況 M÷R × 100 51.4 26.5 46.1 30.6 18.7 71.9 55.0 90.0 40.2 128.5 39.8 361.1 14.0 78.4 17.1 101.8 41.5 平均摂取量 M 8 .4 329 20 44 82 4 4 9 5 2 6 7 2 6 343 43 75 50 3 1 10 22 標準偏差 SD 0.5 7 6 1 7 2 7 5 3 3 50 32 33 13 386 22 32 43 3 2 6 1 1 男子 基準量 R 8〜9 540 70 140 260 15 80 100 90 55 200 180 25 450 5 5 10 80 n=7 充足状況 M÷R × 100 61.0 29.2 31.7 31.6 23.8 61.6 52.0 74.4 46.4 171.4 23.8 299.6 11.0 61.9 27.3 101.4 27.2 充足状況の 赤字:もっと多くとるべきもの 青字:減らした方がよいもの

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年齢 穀類 いも類 緑黄色野 菜 その他の 野菜 海草類 豆類 魚介類 肉類 卵類 乳類 果実類 菓子類 嗜好飲料 砂糖類 種実類 油脂類 調味料・ 香辛料類 (g) ( g) (g) ( g) (g) ( g) (g) ( g) (g) ( g) (g) ( g) (g) ( g) (g) ( g) (g) 参考量 12〜14 750 90 150 300 20 100 120 120 80 250 220 50 450 7 5 15 90 n=26 平均 ±標準偏 差 12.3±1. 7 377±110 39±30 63±38 107±66 3±2 58±37 63±36 123±54 35±20 381±233 75±50 141±80 98±125 7±5 2±3 14± 6 25±11 n=26 平均 ±標準偏 差 12.6±1. 6 397±117 29±26 62±44 83±52 4±2 44±28 51±37 104±33 32±24 345±276 72±53 128±69 80±75 6±4 2±4 13±6 3 5±20 ↑増加 ↓減少 ↑↓ ↓ ↑ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 米類( め し) パン類( 菓 子パン除) 麺類( ゆ で麺) 牛乳 その他 乳製 ရ (g) ( g) (g) ( g) (g) n=26 平均 ±標準偏 差 294±91 42±30 41±41 294±218 87±53 n=26 平均 ± 標準偏 差 297±109 51±36 49±35 275±266 70±42 ↑増加 ↓減少 ↑↑ ↑↓ ↓

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表6 エネル ギ ー・ 栄養素摂取状況 大人 (6-a)エネ ル ギー ・熱量素・ミネ ラル エネ ルギ ー た んぱく質 脂質 炭水化物 カルシ ウ ム マ グ ネ シ ウ ム 鉄 亜鉛 銅 kcal g g g m g m g m g m g m g 50〜 61歳 平均摂取量±標準偏差 M±S D 2019± 527 81. 0± 29. 6 7 6. 2± 27. 7 241± 47. 8 670± 272 280± 98 8. 5± 3. 0 9 .8 ± 3 .1 1. 2± 0. 4 女性 推定必要量 EER o r EAR 1950 40 550 240 9. 0 8 0. 6 n=6 不足者の 割合 % 50. 0 0 − − 50. 0 66. 7 66. 7 16. 7 0 30〜 49歳 平均摂取量±標準偏差 M±S D 1745± 468 60. 9± 22. 6 6 2. 4± 21. 7 220± 63 417± 134 207± 70 6. 6± 2. 2 7 .2 ± 2 .3 0. 9± 0. 3 女性 推定必要量 EER o r EAR 2000 40 550 240 9. 0 8 0. 6 n=31 不足者の 割合 % 8 0 .6 16. 1 − − 83. 9 77. 4 96. 8 67. 7 0 .1 30〜 49歳 平均摂取量±標準偏差 M±S D 2118± 501 75. 8± 23. 1 6 9. 2± 22. 3 255± 50 527± 186 263± 75 7. 8± 2. 1 8 .9 ± 2 .3 1. 1± 0. 3 男性 推定必要量 EER o r EAR 2650 50 550 310 6. 5 1 0 0 .7 n=10 不足者の 割合 % 8 0 .0 20. 0 − − 50. 0 70. 0 20. 0 80. 0 10. 0 (6-b)ビタミ ン ビ タ ミンA ビ タミンB1 ビ タミンB2 ナ イ ア シ ン ビ タ ミンB6 ビ タ ミンB12 葉 酸 ビ タミンC μ g mg mg mg mg μ g μ g mg 50〜 61歳 平均摂取量±標準偏差 M±S D 636± 294 1. 08± 0. 40 1. 24± 0. 50 18. 1± 7. 1 1 .37± 0. 52 9. 0± 4. 7 324± 118 105± 5 1 女性 推定必要量 EAR 500 0. 9 1 .0 9 1 .0 2. 0 200 85 n=6 不足者の 割合 % 50. 0 50. 0 50. 0 0 16. 7 0 0 50. 0 30〜 49歳 平均摂取量±標準偏差 M±S D 413± 131 0. 81± 0. 29 0. 89± 0. 28 13. 8± 6. 8 0 .95± 0. 43 5. 8± 4. 3 214± 68 67± 3 0 女性 推定必要量 EAR 500 0. 9 1 .0 10 1. 0 2 .0 200 85 n=31 不足者の 割合 % 71. 0 74. 2 74. 2 22. 6 67. 7 0 54. 8 74. 2 30〜 49歳 平均摂取量±標準偏差 M±S D 517± 155 0. 95± 0. 30 1. 14± 0. 37 18. 5± 7. 5 1 .29± 0. 45 8. 7± 4. 3 264± 68 78± 3 3 男性 推定必要量 EAR 600 1. 2 1 .3 13 1. 1 2 .0 200 85 n=10 不足者の 割合 % 6 0 .0 8 0 .0 7 0 .0 2 0 .0 2 0 .0 0 2 0 .0 5 0 .0 (6-c)エネ ル ギー 摂取比率 たんぱく質 脂 質 炭水化物 計 50〜 61歳 平均摂取量 ( g) 8 1 .0 7 6 .2 2 4 1 女性 エ ネ ルギ ー 換 算 値 ( kc al) 324 686 964 1974 n=6 エ ネ ルギ ー 比 率   (% ) 1 6 3 5 4 9 100 30〜 49歳 平均摂取量 ( g) 6 0 .9 6 2 .4 2 2 0 女性 エ ネ ルギ ー 換 算 値 ( kc al) 244 562 880 1686 n=31 エ ネ ルギ ー 比 率   (% ) 1 5 3 3 5 2 100 30〜 49歳 平均摂取量 ( g) 7 5 .8 6 9 .2 2 5 5 男性 エ ネ ルギ ー 換 算 値 ( kc al) 303 623 1020 1946 n=10 エ ネ ルギ ー 比 率   (% ) 1 6 3 2 5 2 100 参考 適 ṇ エネ ルギー比率 ( 2 0 %未満) 2 0 〜 2 5 % 5 0 〜7 0 %

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 食品群別摂取状況 大人 7 -a) 全体結果 年齢 穀類 いも 類 緑黄色 野菜 その 他 の 野菜 きのこ 類 (そ の 他 の 野菜に 含 む) 海草類 豆類 魚介類 肉類 卵類 乳類 果実類 菓子類 嗜好飲 料 砂糖類 種実類 油脂類 調味料・ 香辛料類 (g ) ( g ) (g ) ( g ) (g ) ( g ) (g ) ( g ) (g ) ( g ) (g ) ( g ) (g ) ( g ) (g ) ( g ) (g ) ( g ) 5 0 〜 6 9 歳 平均摂取量 M 5 0 .7 366 51 95 190 0 5 98 94 113 32 194 79 46 56 8 2 16 31 女性  標準偏差 SD 0 .5 3 5 3 3 4 8 5 7 0 2 5 5 5 8 4 6 2 0 9 3 7 7 3 5 7 0 3 3 4 5 n = 6 参考量 R 1950k ca l構成例 470 60 140 260 20 15 60 100 90 55 200 180 25 450 5 5 10 80 3 0 〜 4 9 歳 平均摂取量 M 4 0 .6 312 37 54 91 0 4 63 57 89 30 69 61 81 126 6 1 13 29 女性 標準偏差 SD 3 .0 9 8 2 8 2 5 3 6 0 2 4 6 5 4 5 6 1 5 4 6 5 4 4 2 1 6 1 4 2 6 1 4   n=31 参 考 量 R 1950k ca l構成例 470 60 140 260 20 15 60 100 90 55 200 180 25 450 5 5 10 80 3 0 〜 4 9 歳 平均摂取量 M 4 2 .8 416 45 71 103 0 4 77 91 98 46 115 66 39 350 8 3 17 32 男性  標準偏差 SD 3 .9 9 7 3 7 2 7 3 7 0 3 3 5 5 2 4 8 1 9 8 2 7 0 3 5 2 1 0 6 4 5 1 9 n=10 参 考 量 R 2250k ca l構成例 540 70 140 260 20 15 80 100 90 55 200 180 25 450 5 5 10 80 赤字: も っ と多く と るべきも の 青字: 減らした 方が よいもの 穀類・ 乳類・ 嗜好飲料内訳 䚷 䚷䚷 䚷䚷䚷䚷䚷 䚷䚷䚷 䚷䚷䚷䚷䚷䚷 䚷䚷 䚷䚷䚷 䚷 䚷䚷䚷䚷 䚷 䚷 䚷䚷䚷䚷䚷䚷 䚷 䚷 䚷 䚷 䚷 䚷 䚷 䚷䚷䚷 䚷 䚷䚷 䚷䚷 䚷䚷 䚷 䚷䚷 䚷䚷䚷䚷 䚷䚷 䚷䚷 (g ) ( g ) (g ) ( g ) (g ) ( g ) (g ) ( g ) (g ) 5 0 〜6 9 歳 平均摂取量 M 3 2 5 2 0 2 1 9 0 3 1 5 4 4 0 3 9 1 6 女性 n = 6 標準偏差 SD 7 1 2 2 2 5 5 5 3 6 6 3 5 6 4 1 5 3 0 〜4 9 歳 平均摂取量 M 2 4 2 2 5 4 6 5 4 3 3 0 3 9 7 6 5 0 n=31 標準偏差 SD 96 22 47 54 3 3 2 2 8 145 95 3 0 〜 4 9 歳 平均摂取量 M 3 3 4 2 1 6 2 8 8 3 8 3 3 2 2 8 1 6 9 n=10 標準偏差 SD 101 23 63 52 2 7 3 3 1 142 90 米類 (めし) アル コール 小魚 牛乳 パン類 (菓子パ ン除) 魚介類 (小魚 除) その他 の乳製 品 その他 の嗜好 飲料 麺類 (ゆで 麺)

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食品群別摂取状況指導前後比較  大人 )全体結果 年齢 穀類 いも類 緑黄色野 菜 その 他 の 野菜 海草類 豆類 魚介類 肉類 卵類 乳類 果実類 菓子類 嗜好飲料 砂糖類 種実類 油脂類 調味料・ 香辛料類 (g ) ( g ) (g ) ( g ) (g ) ( g ) (g ) ( g ) (g ) ( g ) (g ) ( g ) (g ) ( g ) (g ) ( g ) (g ) 女性 n=23 平均 ±標準偏差 41.7±4.6 312±102 43±31 63±38 107±62 4±3 77±53 68±69 105±64 30±13 76±77 68± 65 79±45 123±165 6±5 2±3 14±6 29±15 女性 n=14 平均 ±標準偏差 42.7±5.1 319±108 52±28 73±37 116±70 4±2 78±48 66±47 101±46 28±14 92±87 78± 76 79±47 85±121 7±5 2±3 14±4 29±16 女性 n=14 平均 ±標準偏差 43.1±4.9 335±75 32±26 58±23 107±39 4±2 56±37 54±16 73±24 31±20 111±59 57±4 4 70±39 101±132 7±3 1±1 13±6 30±9 変化 ↑増加 ↓減少 ↑ ↓ ↓ ↓↓↓ ↑↑ ↓↓↑ 男性 n=8 平均 ±標準偏差 43.9±6.2 442±93 48±38 67±33 102±43 4±2 81±32 88±61 91±59 42±21 99±91 52±47 47±31 347±236 7±4 3±4 16±5 36±19 男性 n=2 平均 ±標準偏差 45.0±2.8 445±156 46±35 93±35 132±16 6±4 70±42 146±66 129±12 43±10 168±122 123±53 54±76 332±268 11±5 4±4 17±4 45±38 男性 n=2 平均 ±標準偏差 45.0±2.8 333±35 18±15 64±5 72±24 5±5 53±39 63±14 83±28 50±10 127±73 113±14 4 2±3 190±156 11±12 4±6 14±10 21±12 変化 ↑増加 ↓,↓↓減少 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓↓ ↑ ↓ ↓↓ ↓ ↓ ↓ 米類( めし) パ ン 類( 菓 子パ ン 除) 麺類( ゆで 麺) 牛乳 その他の 乳製品 アルコ ー ル その 他 の 嗜好飲料 (g ) ( g ) (g ) ( g ) (g ) ( g ) (g ) 女性 n=23 平均 ±標準偏差 244±102 23±20 45±45 42±65 33±25 84±157 39±77 女性 n=14 平均 ±標準偏差 250±118 25±24 44±38 54±79 38±26 55±111 30±40 女性 n=14 平均 ±標準偏差 273±88 25±24 37±46 62±50 48±33 47±92 54±106 変化 ↑増加 ↓減少 ↑ ↓ ↑↑ ↓↑ 男性 n=8 平均 ±標準偏差 349±107 18±22 74±61 67±75 32±33 271±162 75±94 男性 n=2 平均 ±標準偏差 376±205 30±30 39±18 146±103 22±19 279±242 54±25 男性 n=2 平均 ±標準偏差 299±14 21±30 13±18 109±86 18±13 182±167 8±11 変化 ↑増加 ↓,↓↓減少 ↓↓ ↓ ↓ ↓ ↓

参照

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