レクリヱ
第
30
号
日本レジャー
・
レクリエーション学会第
2
4
回大会
平成
6
年
9
月
1
0
・
1
1
日
於
: 拓殖大学北海道短期大学
究
原 稿 提 出 要 領
1.印刷・製本
発表論文は、提出された原稿をそのまま縮写し、
B5判の大きさでオフセット印刷さ
れ、レジャー・レクリエーション研究(大会発表論文集)として製本される。
2
.
原稿用紙
提出原稿は、指定の原稿用紙
(A4
判)
4枚以内に限る。見聞き頁の印刷を基本とす
るため偶数枚数(
2
枚ないし
4
枚)が望ましい。なお予備を含め合計
6
枚の原稿用紙が
同封される
O3
.
文 字
本文文字は、邦文タイプ
(4号活字)またはワードプロセッサー(12ポイント 2
4ド
ッ
ト以上)を用いて、横書き印字したものに限る。
4
. 演題・氏名等
①演題は、原稿用紙上部第
l行と第 2行を用い、副題がある場合には行を改めて記載
する。
②演題には、本文より大きな活字または倍角文字を用いること。
③ 氏名は、演者と共同研究者とでは行を改めて区別し、演者には氏名のすぐ前に
O
印
を付けること
O④ 所属機関名は、氏名に続いて( )付で記入する。また複数の共同研究者が同ーの
機関に所属する場合にはまとめて( )付で記入する。
5
.
キーワード
論文の内容を適確に表現するようなキーワードを、第
6
行自に
2--5
語程度記載する
こと
O6
.
本 文
① 本文は、目的・方法・結果・考察・結論等、できるだけわかりやすくまとめ、研究
論文として完結していること。
② 本文の各段は、最初のー字分をあけて書き始めること
O③原稿用紙の字数は、
4
0
字
X40
字の
1
,
6
0
0
字となっている。
④ 図表などを使用する場合にも、必ず本文枠内に収めること。
7
. 送付要領
① 同封の厚紙にはさみ、原稿とそのコピー
2
部を同封のこと。
② 同封の提出用封筒を使用し、必ず書留郵便(簡易書留可)で郵送のこと。
③提出要領が守られていない場合には、原稿を受付けない場合がある。
④ 提 出 期 限 は
1
9
9
4
年
8
月
2
0
日とする。
日本レジャー・レクリエーション学会
第
24回 大 会 実 行 委 員 会
第
24
回日本レジャー・レクリエーション学会
大会の開催にあたって
日本レジャー・レクリエーション学会
会 長 浅 田 隆 夫
ここ何年か生物多様性の危機が叫ばれています。 9
2
年 6月、ブラジルで1
8
3
ヶ国、約 4万人の
参加者を集めて行われた地球サミットでもこの問題について様々な角度から提案がなされ、「ア
ジェンダ
2
l
j
を宣言して
1
1
日間の幕を閉じました。これに関連して思い出すのは、日本人の心性
の特質でもある「ホンネ」と「タテマエ」を相手により使い分けたり、「なりゆきまかせ」とか
「なしくずし
J
、「恥の文化」といわれるような、ひとりよがりの勝手な行動が最近多くみられる
ことです。
例えば、ゴミ集積所には普通・分別・組大ゴミと区別して出すことになっているのに、それが
守られず、また、所定の容器にこれを入れないため、いつもカラスが食べ物の残物を突き出し、
道路に散乱させています。さらに街角のジュースボックスに
1
0
0
円銀貨を入れて纏ジュースをと
り出し、それを歩きながら飲み終えると、ところ構わず捨てたり、駅構内にはチューインガムの
吐き捨てや煙草を投げ捨てる人も目につきます。いま、日本人に欠けているものの一つに、この
ような環境倫理欠如の問題があります。
思うに、本学会は研究対象を個人や集団(組織)におき、それらが一定の環境の中で遂行され
る
L/R
行動を他の諸条件との関わりで、研究開発していこうとする領域が中心的な一つの分野
となっているだけによまず、研究者自らが環境倫理学的な研究態度で研究に取り組むことが望ま
れるし、また、このような態度で諸事万端事に当たって欲しいものだと思います。
L/R問題は、環境保護型よりはとかく環境破壊型になり易く、ゴルフをするにはゴルフ場が、
スキーを楽しむにはスキー場が……移動するには自動車や飛行機による大気汚染が……等々、自
然環境・資源枯渇に関わる問題ともなり、とかく環境破壊に繋がることになりやすいといえましょ
つ
。
したがって、これからは韮の人間が環境に迷惑をかけず、に、
L/Rを維持遂行できる L /
財茸造
をいかにすれば創造することができるのか、特に、国土の狭院な日本だけに、私達はこの環境保
護の上に立ったL/Rのあり方の追求に関心と意欲を向けねばなりません
Oこのようなネ見点にたっ
た成果を北海道大会に期待したいと思います。
- 1-大 会 組 織
大 会 名 誉 会 長 石 川 武 拓殖大学北海道短期大学学長 大会会長浅 田 隆 夫
日本レジャー・レクリエーション学会会長 〈日本レジャー・レクリエーション学会第2
4
回大会組織委員会> (当日まで) 大 会 組 織 委 員 長 永 嶋 正 信 東京農業大学 副 委 員 長 鈴 木 文 明 拓殖大学北海道短期大学 事 務 局 長 鈴 木 文 明 拓殖大学北海道短期大学 総 務 坂 口 正 治 東洋大学 志 村 健 道都大学 渉 外 松 浦 三 代 子 東京女子体育大学西 田 俊 夫
淑徳短期大学 企 画 寺 嶋 善 明治大学 長 屋 昭 義 兵庫県立看護大学 鈴 木 央 北見工業大学 経 理 大 森 雅 子 東京女子体育大学 三 浦 裕 北海道教育大学姐川校 鈴 木 文 明 拓殖大学北海道短期大学 〈日本レジャー・レクリエーション学会第2
4
回大会実行委員会> (当日) 大 会 実 行 委 員 長 鈴 木 文 明 拓殖大学北海道短期大学 顧 問 永 嶋 正 信 東京農業大学 監 事 志 村 健 道都大学 橋 本 信 拓殖大学教員 広 報 ・ 案 内 拓 殖 大 学 事 務 職 員受 付 前 田 和 司
北海道教育大学旭川分校 拓殖大学北海道短期大学学生6
名 接 待 ・ 座 長 長 屋 昭 義 兵庫県立看護大学 鈴 木 文 明 拓殖大学北海道短期大学 会 計 三 浦 裕 北海道教育大学旭川校 鈴 木 文 明 拓殖大学北海道短期大学 北海道教育大学大学院生(2
名) 懇 親 会 鈴 木 文 明 拓殖大学北海道短期大学 9 u日本レジャー・レクリエーション学会
1
. 主 催
2
.
主 管3
.
日 時
4
.
会 場
5
.
日 程
6
.
研究発表第
24回大会開催要領
日本レジャー・レクリヱーション学会 日本レジャー・レクリエーション学会 第2
4
回大会実行委員会平成
6
年9
月1
0
日(土)・1
1
日(日) 拓殖大学北海道短期大学 干0
7
4
北海道深川市メム4
5
5
8
電話01642-3-4111
9
月1
0
日(土)1
0
:
0
0
常任理事会1
1
:
0
0
理事会1
2
:
0
0
受付1
3
:
0
0
基調講演
1
4
:
0
0
1
4
:
1
5
シンポジウム1
7
:
0
0
1
7
:
3
0
懇親会 9月1
1
日(日)
8 :
3
0
受付開始9 :
0
0
1
2
:
3
0
1
3
:
1
5
1
4
:
1
5
研究発表 総会1
4
:
3
0
公開講座
1
6
:
3
0
終了 レジャー・レクリエーション研究大会第2
4
回大会 発表論文集として掲載 3-第
24
回日本レジャー・レクリエーション学会
大会本部企画
口大会テーマ(
2
1
世紀を迎えるレジャー・レクリエーション環境〉 一北海道の自然と生活文化に学ぶ 口基調講演(
2
1
世紀に向けてのライフスタイルを展望する〉-20
世紀の社会を総括して一講 師
鷲 田 小 菊 太 札 幌 大 学 教 授9
月
1
0
日(土)
1
3
:
0
0
"
"
1
4
:
0
0
口シンポジウム9
月
1
1
日(日)
1
4
:
1
5
"
"
1
7
:
0
0
(
2
1
世紀を迎えるレジャー・レクリエーション環境〉 一北海道の自然と生活文化に学ぶ一1
.
I
北海道の自然・生活文化とレジャー・レクリエーション」 〈森山軍治郎〉 専修大学北海道短期大学教授 北海道は我が国で最も豊かな自然環境と活動実績を有したレジャー・レクリエーショ ンの先進地域である。そこで北海道の自然や歴史・文化とレジャー・レクリエーショ ン活動との関わりに関する議論を通して、2
1
世紀におけるレジャー・レクリエーショ ンの在り方を考える。2
.
I
北海道の豊かな自然の利用と保護」 〈生方秀紀〉 北海道教育大学教授 -自然とレジャー・レクリエーションとの関わり、自然の楽しみ方 ・豊かな自然の保護、持続的活用-4-3
.
r
北海道における産業構造の変化とレジャー・レクリエーション対応
J
〈下川
哲央〉
北海道銀行調査部部長
・第一次産業のサービス産業化(鉱業、農業、畜産業)
・リゾート事業への巨大な投資と経済状況の変化
・地域振興との関わり
4
.
r
アイヌの遊び、祭りと北海道の自然」
〈魚井一由〉
北海道旭川市博物館
・アイヌの生活における自然との豊かな関わり
.アイヌの人々の生活の楽しみ方と祭り
司 会
〈寺嶋善一〉
学会常任理事・明治大学教授
口 公 開 講 座
9月1
1
日(日)
1
4
:
3
0
"
"
-
'
1
6
:
3
0
テーマ
「遊びとまちづくり」
1
.
r
豊かな遊びのまちづくり一楽しみながらまちづくり
-J
講師〈前野淳一郎〉学会副会長・側スペースコンサルタンツ会長
2
.
r
遊びゃスポーツの変化に対応した新しいまちづくり」
講師〈宮下桂治〉学会常任理事・順天堂大学教授
司会〈永嶋正信〉学会理事・東京農業大学教授
*今年度は、地域を対象とした公開講座を学会として提供します。学会員の皆様も御参加下さい。
5
参 加 者 へ の ご 案 内
1 . 受 付9
月1
0
日(土)午後1
2:
0
0
より受付け致します。 下記参加費をお支払いください。2
.
大会本部 正会員・特別会員 名誉会員・賛助会員 その他一般の方(当日会員) 資料代 拓殖大学北海道短期大学 3.車輔の入講について 駐車場は十分に用意しであります。4
.
休息と賞事4
,0
0
0
円 無料2
,0
0
0
円(1日につき)1
,0
0
0
円 休憩室が用意されています。昼食はお弁当をご利用ください。 5.会場内禁煙のお願い 発表会場は禁煙です。喫煙所でお願いします。- 6
-(発表者へのお願いとお知らせ)
1.発表受付 各発表会場の入り口で受付を行います。各自の発表時刻の3
0
分前までに受付をすませ、「次演者席」 におつきくださL。、2
.
発表資料 研究発表補足資料等については、 100部を発表受付時に提出してください。資料には、必ず演題番 号(例・A-,lA-2)、演題、演者氏名を明記してください。3
.
スライド スライド映写を希望される方は、発表受付にあるホルダーに、各自で順序正しく正像に写るよう に挿入して、発表受付にご提出ください。スライドの大きさは3
5
醐フィルム用の標準マウント(
5
0
X
5
0
m
m
)
に限ります。 4. 発表時間 各発表演題につき、発表15分です。(13分一ベjレl回、 15分ーベル 2回)。なお、質疑討論は、各 発表セッション毎にまとめて行います。(10分、セッション終了 ベル3回)(座長へのお願いとお知らせ)
各発表会場の入口で座長受付を行います。座長時間の3
0
分前までに必ず受付を済ませていただき、 開始2
0
分前までに「次座長席」にお座りください。 時間を厳守して進行させるようにご協力ください。 質疑討論は、各セッション毎にまとめて該当時間でとり行うようにお願いします。 発表取り消しなどで空き時間ができた場合は、討論や休憩にあてられるなど、自由にご裁量下さい。(討論者・質問者へのお願い)
挙手のあと、座長の合図を待って、所属、氏名を告げたのち、参加者にわかるように発言して下 さい。- 7
-第
2
4
回日本レジャー・レクリエーション学会大会発表演題
=A
会 場 =
〈 座 長 : 師 岡 文 男 〉 発表9
:
0
0
-
1
0
:
0
0
質疑問:
0
0
-
1
0
:
1
0
A
-
1
9
:
0
0
-
9
:
1
5
O
堀 良 子 帝 塚 山 学 院 大 学 女性の「ライフスタイル」と学習意識との関係 特にM短大卒業生についてA
-
2
9
:
1
5
-
9
:
3
0
0
荒 井 啓 子 武 蔵 野 短 期 大 学 女性の学習行動の現状と課題 学習内容の比較からA
-
3
9
:
3
0
-
9
:
4
5
0
松 浦 三 代 子 東 尽 女 子 体 育 大 学 「学習のタイプJ
からみた女性の生き方についてA
-
4
9
:
4
5
-
1
0
:
0
0
0
寺 嶋 文 代 都 立 北 多 摩 両 校 生涯学習の意識に関する一考察 -,家族の収入」と「ライフコース」を中心に 〈 座 長 : 飯 田 明〉発表1
0
:
1
0
-
1
1
:
1
0
質疑1
1
:
1
0
-
1
1
:
2
0
A
-
5
1
0
:
1
0
-
1
0
:
2
5
0
鈴 木 秀 雄 関 東 学 院 大 学 白山源三郎・=隅達郎にみる日本における初期のレクリエーション観 関東学院大学でのインタビュー(19
8
0
年1月1
3
日)を中心にA
-
6
1
0
:
2
5
-
1
0
:
4
0
0
佐 藤 朝 代 け や の 森 学 園 幼児の「自然一自由遊び」の教材化に関する試み 特に教材化とその価値の決め手の問題を巡ってA
-
7
1
0
:
4
0
-
1
0
:
5
5
0
山 田 文 男 大 谷 女 子 大 学 サッカーくじ導入の功罪に関する一考察A
-
8
1
0
:
5
5
-
1
1
:
1
0
0
長 積 仁大阪体育大学研究員 国民体育大会の意義と役割に関する研究 特に沖縄、京都、東四国国体における地域住民の意識の比較について 〈 座 長 : 黒 田 信 寛 〉 発表1
1
:
2
0
-
1
2
:
2
0
質疑1
2
:
2
0
-
1
2
:
3
0
A
-
9
1
1
:
2
0
-
1
1
:
3
5
0
佐 藤 由 美 樟 蔭 女 子 短 期 大 学 高齢者のQOLに対する余暇活動参加の影響A
-
1
0
1
1
:
3
5
-
1
1
・5
0
0
阿 部 信 博 日 本 大 学 工 学 部 中・高年者の日常行動における快・不快の意識A
-
1
1
1
1
:
5
0
-
1
2
:
0
5
0
飯 田 明東京体育専門学校 セラビューティックレクリエーションの視点からみた社会福祉施設支援 デイホームのプログラムサービスについてA
-
1
2
1
2
:
0
5
-
1
2
:
2
0
0
野 村 一 路 日 本 体 育 大 学 障害者スポーッ施設職員のレクリエーション認識に関する研究 」 …8
-=B
会t
易=
〈 座 長 : 西 野 仁〉発表9
:
0
0
-
1
0
:
0
0
質疑問:
0
0
-
1
0
:
1
0
B
-
1
9
:
0
0
-
9
:
1
5
0
塚 本 珪 一 大 阪 薫 英 女 子 短 期 大 学 「地図づくり」プログラムについての研究(2)
B
-
2
9
:
1
5
-
9
:
3
0
0
1
1
1
村 協 平 山 梨 大 学 キャンプと健康(第4
報)B
-
3
9
:
3
0
-
9
:
4
5
0
正 武 家 重 治 札 幌 市 立 上 野 幌 東 小 学 校 野外活動における子どもの健康状態の評価B
-
4
9
:
4
5
-
1
0
:
0
0
0
杉 内 伸 生 東 京YMCA野外教育研究所 キャンプにおけるボランティア指導者の研究 東京YMCAキャンプリーダーの調査から 〈 座 長 : 塚 本 珪 ー 〉 発 表1
0
:
1
0
-
1
1
:
1
0
質疑1
1:
1
0
-
1
1
:
2
0
B
-
5
1
0
:
1
0
-
1
0
:
2
5
0
上 野 直 紀 い わ き 明 星 大 学 大学におけるレジャー教育・生涯スポーツとしてのヨットB
-
6
発表取消B
-
7
1
0
:
4
0
-
1
0
:
5
5
0
西 田 俊 夫 淑 徳 短 期 大 学 大学生のレジャースポーツ行動の参加動機に関する研究 定期的参加者と不定期参加者との比較B
-
8
1
0
:
5
5
-
1
1
:
1
0
0
西 野 仁 東 海 大 学 ESM法を用いたファミリー・レジャー研究の試み 〈 座 長 : 川 村 協 平 〉 発 表1
1
:
2
0
-
1
2
:
2
0
質疑1
2
:
2
0
-
1
2
:
3
0
B
-
9
1
1
:
2
0
-
1
1
:
3
5
0
松 永 敬 子 ス ポ ー ツ 産 業 特 別 講 座 研 究 員 民間スポーツクラブにおけるプログラムサービスの進化 特にoff-siteプログラムとしてのイベントに注目してB
-
lO1
1
・35-11:
5
0
0
栗 田 和 弥 東 京 農 業 大 学 農 学 部 造 園 学 科 大規模公園における利用状況の調査方法に関する研究B
-
1
1
1
1
・5
0
-
1
2
:
0
5
0
趨 泰 東 千 葉 大 学 韓国の智異山国立公園における公園政策の変遷についてB
-
1
2
1
2
:
0
5
-
1
2
:
2
0
0
小 泉 勇 治 郎 神 戸YMCA学院専門学校 沖縄におけるリゾート開発の一考察 9口第
2
4
回学会大会開催地略図
圏 内 案 学 大 期 短 遭 海 一 ﹄ f H ﹄ 司 4 司 学 大 師E
酋 ﹂ =
望
- a
-10
一論 議 論 文
4
E
匡 ヨ
女性の「ライフスタイルJと学習意識との関係
-特に短期大学卒業生についてー
女 性 ラ イ フ ス タ イ ル 学 習 意 識 I 調 査 の 目 的 と 方 法 1 ) 目 的 急 速 に 進 む 高 船 化 社 会 の 中 で 女 性 の 老 後 が 長 く な り 、 O堀 良 子 ( 帝 塚 山 学 院 大 学 ) 浅 田 隆 夫 ( 目 白 学 園 う そ れ だ け 人 生 に お け る “ 余 暇 時 間 " が 多 く な っ た 。 こ の 自 分 の 時 聞 を ど の よ う に 生 き る か は 人 生 設 計 を ど う デ ザ イ ン す る か と い う こ と で あ ろ う 。 本 調 査 は 短 期 大 学 を 卒 業 し た 女 性 が 卒 業 後 の 自 ら の ラ イ フ ス タ イ ル (L f e S t y 1 eを 以 下 L / Sと 略 記 一 個 人 の 生 き 方 や 暮 ら し 方 を 意 味 し 、 そ れ は 今 日 の 社 会 の 生 活 文 化 の 状 況 を 個 人 の 価 値 意 識 に よ っ て 規 定 さ れ る も の ) を ど う 位 置 づ け て い る の か 。 そ の L/ S
か ら み た 学 習 意 識 を 分 析 し 、 人 生80年 時 代 を 活 力 と ゆ と り の あ る 生 活 実 現 の 環 境 づ く り の た め の 資 料 と し た い 。 2 ) 対 象 と 方 法 対 象- M短 期 大 学 卒 業 生 名 簿 (1万 5干 名 ) よ り し250人 を 抽 出 、 回 収 さ れ た 集 計 実 数 は 441人 、 こ れ を I-VIに 区 分 し た 。 回 答 者 441人 の 『 卒 業 年 度 」 ご と の 人 数 の 割 合 は 表 1に 示 す よ う に 、 I期・ 14%、E期・ 10%、E期・ 17%、lV期・ 28%、V期・ 24%、 班 期 ・7% ( 小 数 点 は 第 1位 以 下 四 捨 五 入 ) で あ る 。 ( 表 1) 方 法 一 郵 送 に よ る 質 問 紙 調 査 、 調 査 実 施 時 期 は 平 成 5年 2月- 3月。 有 効 回 収 率 、 34.8%。 3 ) 結 果 と 考 察 本 調 査 で は 、 L/ S 5つ の パ タ ー ン で 示 し 自 己 評 価 し て も ら っ た 。 以 下 5つ の L / Sの パ タ ー ン を 示 す 。 第 1の パ タ ー ン は 「 自 分 の 好 き な 人 生 を 楽 し く 生 き て ゆ く ほ う で あ る j と い う L / Sで、 こ れ を 「 享 楽 型Jと す る 。 第 2は 「 伝 統 を 大 切 に し 、 自 分 の こ と よ り も 家 族 や っ き 合 い を 大 切 に す る ほ う で あ る 』 と い う L / Sで こ れ を f伝 統 型j と す る 。 第 3は 『 あ ま り 伝 統 や 習 慣 に こ だ わ ら ず 自 分 の 欲 望 に 忠 実 に 生 き る ほ う で あ るJ と い う L / Sで こ れ を f自 律 型J と す る 。 第 4は f目 標 を 立 て そ れ に 向 か つ て 一 生 懸 命 努 力 す る ほ う で あ る j と い う L / S で 「 努 力 型j と す る 。 第 5は 家 族 の た め 社 会 の た め に は 自 分 を 織 牲 に し て も 尽 く す ほ う で あ る Jと い う L / Sで 「 他 人 ( 社 会 ) 型Jと す る 。 全 体 的 な L / Sの 傾 向 と し て は 、 自 分 は 「 享 楽 型j と す る 人 が38.9%と も っ と も 多 く 、 次 に 『 努 力 型 」 が23.9%、 「伝統型Jが 19.7%、 「 自 律 型j が10.0%、 「 他 人 ( 社 会 ) 型J が 7.5%の 順 に な っ て い る o 次 に こ れ ら の L / Sを 年 代 別 に み て み る と 、 卒 業 時 期 に よ っ て 差 が み ら れ る 。 I期 (19 65-'70年 卒 ) の 年 代 は 「 享 楽 型J と 「 伝 統 型j が そ れ ぞ れ25.4%、 f努 力 型J が22.0%で、 4人 に l人 が 選 ん で い る 。r
他 人 ( 社 会 ) 型Jは18.7%と こ の 「 他 人 ( 社 会 ) 型Jで し め る 割 合 は I期 の 年 代 が 最 も 多 い 。 E期 (1971-'75年 卒 ) の 年 代 は 「 享 楽 型j と 「 伝 統 型J の し め る 割 合 が I期 よ り や や 増 加 し f他 人 ( 社 会 ) 型Jが 減 っ て い る 。 E 期 (1976-',80年 ワ 白 e a i卒 ) で は 「 享 楽 型Jと す る も の は 2人 に l人 と な っ て お り 「 努 力 型J、 f自 律 型Jと す る 評 価 は 他 の 年 代 に 比 べ て 最 も 少 な い 。 IV期 (1981-'85年卒)、 V 期 (1988-'90年 卒 ) で は 「享楽型j と す る 割 合 は E期 に 比 べ て 少 な い が 、 f努 力 型j で あ る と す る 人 が 増 加 し て い る 。 卒 業 年 度 の お そ いVI期 (1991-'92年 度 ) で は 「 享 楽 型 J と 評 価 す る 人 が 53.3%と も っ と も 多 く 、 f努 力 型Jと す る 人 が 3人 に 1人 と な っ て い る 。 だ が 、 f他 人 ( 社 会 ) 型Jと す る 人 は い な い 。 回 答 者 の 年 代 別 に み ら れ る L / Sの 傾 向 か ら み て 卒 業 年 度 が 下 が る に し た が っ て 各 自 の L / Sは f伝 統 型j や 『 他 人 ( 社 会 〕 型Jは 減 少 し 「 享 楽 型j 、 『 努 力 型j と い っ た 自 己 実 現 を 重 視 す る 生 き 方 が 選 択 さ れ る 傾 向 が み ら れ た 。 ( 表 2) 学 習 の 現 状 と ラ イ フ ス タ イ ル の 関 係 短 期 大 学 卒 業 後 の 学 習 状 況 に つ い て 、 詳 し く た ず ね た 結 果 の 中 か ら 、 5つ の L / Sと 有 意 な 差 が み ら れ た 項 目 を 取 り あ げ 分 析 を 行 う 。 学 習 情 報 の 入 手 の 方 法 ( 表 3) 学 習 に 関 す る 情 報 を ど の よ う に し て 入 手 し て い る か 、 そ の 方 法 を 14項 目 を 示 し 、 主 な も の を 一 つ 選 択 し て も ら っ た 。 そ の 結 果 は 表 3で 示 す よ う に 緩 め て 多 様 で あ っ た 。 入 手 の 方 法 と し て 1位 に f知 人 か ら j と 回 答 し た の は 「 努 力 型J以 外 の 4つ の L / Sで あ る 。 つ ま り 「 享 楽 型J (22.9%)、 「 伝 統 型J (27.8%)、 「 自 律 型J (30.3%) 、 「他人 ( 社 会 ) 型J (30.8%)、 で 人 か ら 人 へ の 口 込 み の 情 報 が 重 視 さ れ て い る 。 次 い で 「 新 聞j f雑 誌J、 「本j か ら の 入 手 が 多 く 「 享 楽 型Jは (35.7%)、 「 伝 統 型J (47.2%)、f自 律 型J (24.3%)、 「 他 人 ( 社 会 ) 型 J (27.0%) と な っ て お り 、 さ ら に fタ ウ ン 誌j 、 「広 報 誌 」 を 加 え る と 活 字 メ デ ィ ア か ら の 情 報 収 集 の 割 合 が 高 く な っ て い る 。 次 に 、 「 テ レ ビJ を あ げ た の は 「 享 楽 型J (10.7%) 、 「自律型J (12.1%) 、 「 他 人 ( 社 会 ) 型J (23.1 % ) 特 に 「 他 人 ( 社 会 ) 型Jは そ の 割 合 が 高 い が 、 映 像 メ デ ィ ア か ら の 情 報 を 入 手 す る 機 会 は 活 字 メ デ ィ ア に 比 べ る と 少 な い 傾 向 が 示 さ れ た 。 一 方 、 「 努 力 型J は 「 新 聞 (22. 1 % ) が 1位 と し て 活 字 メ デ ィ ア か ら 収 集 す る 割 合 は 60%近く、 「 知 人 か ら j は (11.7%) と そ の 傾 向 に 違 い が み ら れ た 。 ま た f享 楽 型Jで は 「 職 場 」 と 回 答 し た 女 性 が (10.7%) み ら れ た 。 2 学 習 の 「 き っ か け 表 4- 1 ) 卒 業 後 の 学 習 方 法 に つ い て こ の 1年 間 学 習 を 始 め た き っ か け に つ い て27の 項 目 を 示 し 、 そ の 理 由 を 3つ 選 択 し て も ら っ た 。 そ の 結 果 、 次 の 項 目 に 有 意 な 差 が み ら れ た 。 そ れ は ① 「 資 格 を 取 得 す る た めJ、 ② f生 き が い の た めJ、(各々 P.
<.
05) の 2項 目 で あ る 。 回 答 者 の L / Sか ら み る と f資 格 取 得Jと 回 答 し た の は f努 力 型 (31.3%) 、 「自律型J (25.5% ) に 多 く 、 生 活 に 目 標 を も っ て 卒 業 後 も 資 格 取 得 を 目 ざ す 姿 勢 は 自 ら を 「 努 力 型J 「自律型Jと 回 答 し た 女 性 の 意 欲 的 な 学 習 態 度 と 付 号 し て い る 。 次 に 「 享 楽 型J (18.4%) 、 「 他 人 ( 社 会 ) 型J (15.6%) 、 「伝統型J (14.3%) と な っ て い る 。 女 性 の 生 き 方 が 多 様 化 し 、 客 観 的 実 力 と し て の 資 格 の 取 得 意 識 は ま す ま す 高 ま る こ と が 推 察 さ れ る 。 ② f生 き が いj に つ い て は39人 (9.3%) と 決 し て 多 い 人 数 で は な い が 、 そ の 中 で 「 他 人 13-( 社 会 ) 型J (18.8%)の 回 答 者 が 多 い 。 自 ら を 「 他 人 ( 社 会 ) 型j と 自 己 評 価 し た 女 性 た ち は 卒 業 年 度 が 早 い I期 か ら E期 ま で が ほ と ん ど で あ る 。 子 育 て を 終 え た 年 代 の 人 た ち が 生 き が い の た め に 学 習 に 取 り 組 ん で い る こ と が 推 察 さ れ る 。 続 い て f努 力 型j 、 「伝統 型Jが 同 じ 割 合 で 続 い て い る 。 3 この 1- 2年 間 の 学 習 状 況 ( 表 4- 2 ) ま ず 、 職 場 で の 学 習 方 法 に つ い て10の 項 目 で 回 答 を 求 め た も の の う ち f他 の 企 業 で の 研 修 に 参 加J (P. <. 01 ) の 項 目 に 有 意 差 が み ら れ た 。 こ の 回 答 者 は 「 他 人 ( 社 会 ) 型j 、 「 努 力 型J、 『伝統型Jに 多 く 「 努 力 型 』 は 自 ら の 目 標 の た め 、 f他 人 ( 社 会 ) 型J、 f伝 統 型Jは 自 ら の た め で な く と も 、 学 習 の 機 会 を 活 用 し て い る こ と が う か が え る 。 次 に 、 地 域 で 参 加 し て い る 活 動 に つ い て で あ る が 、 回 答 者 が 暮 ら し て い る 地 域 で ど の よ う な 活 動 を し て い る の か に つ い て は ) 参 加 し て い る 場 所(2)参 加 し て い る 内 容 に つ い て 質 問 し た。 (I) 参 加 し て い る 場 所 ( 表 4- 3 ) 地 域 で ど の よ う な 活 動 に 参 加 し て い る の か 「 場 所Jに つ い て 12の 項 目 を 設 け あ て は ま る も の を 選 択 し て も ら っ た 。 有 意 差 が み ら れ た 項 目 は ① f学 習 し て い な いJ (26.4%)② f各 種 学 校 に 通 っ て い る j (4.3%) (各々 P. く . 05)の 2項 目 で あ る 。 地 域 で の 学 習 に 参 加 し て い な い 回 答 者 は f享 楽 型J、 「伝統裂J、 「自律型Jに多く、 3人 に 1人 で あ る 。 一 方 、 f他 人 ( 社 会 型 )Jで は 何 ら か の 方 法 で 学 習 に 参 加 し て い て 参 加 し て い な い 人 は わ ず か 3人 で あ る 。 ② 「 各 種 学 校 に 通 っ て い るJと 回 答 し た 人 は 5% 以 下 と 僅 か で あ る が 、 卒 業 後 も 更 に 目 的 を も っ て 学 習 に 取 り 組 ん で い る こ と が う か が わ れ る 。 そ の う ち 「 努 力 型Jが 全 体 の 半 数 を し め て お り 、 次 に 「 他 人 ( 社 会 ) 型 」 、 f享 楽 型Jと 続 い て い る 。 (2) 学 習 活 動 の 内 容 ( 表 4- 4 ) 活 動 内 容 に つ い て 具 体 的 に12の 項 目 を 設 け 選 ん で も ら っ た 。 L/Sか ら み る と ① f仕 事 の 技 術 や 資 格 に 関 連 し た 内 容 の 活 動 (P. <. 001 ) 、 ② 「 学 習 し て い な いJ (P. く . 01 ) 、 ③ 「 社 会 福 祉 や 奉 仕 活 動J (P. く . 05)、 ④ 「 そ の 他 (P . く . 05)の 4つ の 項 目 に 有 意 差 が み ら れ た 。 ① 「 仕 事 の 技 術 や 資 格 に 関 連 し た 活 動j に 参 加 し て い る 割 合 が 最 も 高 い の は 「 努 力 型j (38.4%)で あ る 。 r努 力 型Jと 評 価 す る 女 性 た ち は 卒 業 年 度 が 下 が る V 、 VI期 に 多 く み ら れ る 。 地 域 の 中 で 仕 事 に 関 す る 技 術 や 資 格 向 上 の た め 学 習 に 積 極 的 に 参 加 し て い る こ と が う か が わ れ る 。 次 に f他 人 ( 社 会 ) 型J、 「自律型』、 「 享 楽 型Jは 5人 に l人 の 割 合 で そ れ ぞ れ が 学 習 に 参 加 し て い る 。 し か し 「 伝 統 型Jは 低 い 割 合(8.3%) で あ る 。 ② 「 学 習 に 参 加 し て い な いJと 回 答 し た 女 性 た ち は 全 体 と し て 3割 近 い o 特 に 「 自 律 型J は 高 い 割 合 (41.2%)で あ る 。 r享 楽 型J、 f伝 統 型Jは3人 に i人 の 書JI合 で 学 習 に 参 加 し て い な い 。 ③ f社 会 福 祉 や 奉 仕 活 動 ( ボ ラ ン テ ィ ア 活 動 ) J で は f他 人 ( 社 会 ) 型J の 女 性 の 5人 に 1人 の 割 合 で 地 域 の 中 で ボ ラ ン テ ィ ア 活 動 に 参 加 が み ら れ る も の の 、 こ の L/Sの 女 性 た ち は 卒 業 年 度 の 早 い I-illMの 女 性 た ち で あ る 。 こ の 活 動 は 現 状 で は ま だ 十 分 に 機 能 し
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-て い な い こ と が う か が わ れ る 。 4 学 習 で き な か っ た 理 由 ( 表 5) f短 大 卒 業 か ら 現 在 ま でj の 期 間 に お い て 学 習 を 行 う こ と が で き な か っ た 理 由 に つ い て 24項 目 を 示 し 、 女 性 が 学 習 を 行 う 上 で の 障 害 を た ず ね た (3つ 選 択 ) 。 そ の 中 で L / Sと の 関 係 で 有 意 な 差 が み ら れ た 項 目 は ① 『 育 児 に 追 わ れ てj ② f結 婚 の た めJ ③ 「 学 習 意 欲 が わ か な いJ (P.
<.
05)である。r
伝 統 型J の 女 性 た ち の 3人 に l人 が 「 育 児 に 追 わ れ て い る Jと 回 答 し て い る 。r
伝 統 型Jは 自 分 の こ と よ り 家 族 を 大 切 に す る と い う L / S で 3人 に 1人 は 子 育 て に 専 念 し て い る ( い た ) と い う こ と に な る 。 「享楽型J、 f自 律 型J、 f努 力 型Jは 同 じ よ う な 割 合 の 傾 向 で あ る 。r
他 人 ( 社 会 ) 型Jで は 育 児 を 理 由 に す る 女 性 は 少 な い 。r
育 児 の 忙 し さ Jを 理 由 に す る 女 性 た ち は f女 性 は 家 庭 に 、 子 育 て に は 女 性 がj の 役 割 を し て い る 人 た ち で は な い か と 考 え ら れ る 。 次 に 、 低 い 割 合 で あ る が 、 「努力型J、 f自 律 型Jの 女 性 に 「 結 婚 の た め j を 理 由 と し て あ げ て い る 者 が み ら れ る 。 5 社 会 教 育 事 業 内 容 へ の 希 望 ( 表 6) 今 後 の 社 会 教 育 事 業 の 申 で も っ と カ を 入 れ て ほ し い 学 習 内 容 に つ い て21の 項 目 を あ げ て 解 答 を 求 め た (3つ 選 択 )0 L / S と の 関 係 で 有 意 な 差 が み ら れ た 項 目 は ① f女 性 問 題 や 労 働 問 題 を 考 え る 内 容J (P. く . 001)、② f趣 味 や レ ク リ エ ー シ ョ ン に 関 す る 講 座j ( P . く . 05)、 ③ 「 健 康 増 進 や ス ポ ー ツ に 関 す る 教 室 (P.<.
05)の 3項 目 で あ る 。 ① 「 女 性 ・ 労 働 問 題j とL / Sと の 関 係 で は 「 自 律 型 」 の 女 性 に 割 合 が 高 < (34.9%) 次 い で f努 力 型Jの (20.2%)、 「 享 楽 型J (12.3%)の 順 、 他 の 型 は 1割 以 下 で 、 特 に 「 他 人 ( 社 会 ) 型Jは 少 な い (3.1%) 女 性 た ち は 社 会 的 役 割 に 参 与 し つ つ あ る 現 在 、 f自 律 型j 、 「 努 力 型j のL / Sと す る 女 性 た ち に 、 女 性 の 生 き 方 、 職 業 へ の 意 識 の 高 さ が う か が わ れ る 。 ② 次 に 、 f趣 味 、 レ ク リ エ ー シ ョ ン 講 座Jと の 関 係 で は 『 伝 統 型j の 女 性 の 3人 に 1入、 「享楽型J、 「自律型Jの 女 性 の 4人 に l人、 「 他 人 ( 社 会 ) 型Jの 女 性 の 5人 に l人 の 割 合 で こ れ ら の 講 座 の 充 実 を 希 望 し て い る 。 飽 味 、 レ ク リ エ ー シ ョ ン と い っ て も そ の 内 容 は 多 様 で あ る が 、 育 児 に 追 わ れ て 学 習 で き な か っ た と す る f伝 統 型Jの 女 性 た ち に 比 較 的 希 望 が 高 い 。 総 じ て 、 女 性 が 自 ら の 生 活 を 楽 し む 機 会 を 求 め て い る こ と が う か が え る 。 ③ f健 康 、 ス ポ ー ツ の 講 座Jの 回 答 で は 「 伝 統 型J (23.8%)、 「 享 楽 型J (20.9%) の 割 合 が 高 く な っ て い る 。 f伝 統 型Jは 卒 業 年 度 の 古 い 年 代 に 多 く み ら れ る こ と か ら 健 康 志 向 へ 、 ま た f享 楽 型j は 卒 業 年 度 の 新 し い 年 代 に 多 く な る 傾 向 の み ら れ る こ と か ら ス ポ ー ツ の 技 術 志 向 へ と 関 心 が 示 さ れ て い る よ う に 推 察 さ れ る 。 ま と め 1 . ラ イ フ ス タ イ ル の 5つ の パ タ ー ン の う ち 「 享 楽 型Jと す る 女 性 た ち は 、 い ず れ の 卒 業 年 度 で も 一 番 多 い が 、 卒 業 年 度 が 下 が る ほ ど そ の 割 合 は 高 く な っ て い る 。 特 にVI期 の 若 い 世代、 E期 の 中 堅 世 代 は 5書JI前 後 と な っ て い る 。 学 習 情 報 の 入 手 方 法 は 「 知 人 か ら 」 が l 位 で あ る 。 次 い で 「 雑 誌Jと な っ て い て 『 新 聞J、 f職 場J、 「 テ レ ビj が 同 じ 割 合 で 続 い て い る 。 r職 場Jで の 情 報 収 集 は l割 で は あ る が 他 の 型 よ り 多 い 。 学 習 の き っ か け は 「 資 格 取 得 の た め 」 と す る 女 性 が 2割 近 い 。 学 習 状 況 と し て は 、 「 学 習 し て い な いJ女 性 EU 4 E Aが 3~J いるが、今後の社会教育事業として『避味・レクリエーション・健康・スポーツ講 座j に も っ と も 力 を 入 れ て ほ し い と 希 望 し て い る 人 た ち が 5割 近 く 学 習 へ の 意 欲 が み ら れ る。 2 . 伝 統 型Jでは、 VI期 の 若 い 世 代 は 1
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に も 満 た な い が 、 卒 業 年 度 が 上 が る に 従 っ て 多 い 傾 向 と な る 。 学 習 情 報 の 入 手 は 3割 近 い 女 性 が f知 人 か らj と し て い る 。 次 い で f新 聞」、 「雑誌」、 f本j と な っ て お り 、 さ ら に 「 広 報 誌Jを 加 え る と 、 活 字 メ デ ィ ア か ら の 情 報 を 収 集 す る 割 合 は50%を こ え て い る 。 学 習 の き っ か け は f資 絡 を 取 得 す る た めj 「 生 き が い の た め 」 が ほ ぼ 同 じ 割 合 で あ る 。 学 習 状 況 は 、 f学 習 し て い な いJ と す る 女 性 が 「 自 律 型 J に つ い で 多 い 。 そ の 理 由 は 「 育 児 の た め 」 が 高 い 割 合 を し め て い る 。 子 ど も を 産 み 育 て な が ら も 女 性 が 学 習 で き る 環 境 づ く り が 重 要 だ と 恩 わ れ る 。 今 後 の 学 習 と し て 「 趣 味 ・ レ ク リ エ ー シ ョ ン ・ 健 康 ・ ス ポ ー ツ 講 座Jの 希 望 の 割 合 が 特 に 高 い 。 3 . 自 律 型j は 卒 業 年 度VI期、 V期 の 女 性 に 比 較 的 多 く み ら れ る 。 学 習 情 報 の 入 手 は 「 知 人 か ら Jが 3tJJで 第 1位 、 次 い で 『 本j 、 「 テ レ ビ 』 が 同 じ 割 合 と な っ て い る 偽 . , 学 習 の き っ か け は 4人 に 1人 が 「 資 格 取 得 の た めj とそ の 意 識 の 高 い 傾 向 が み ら れ る 。r
学 習 し て い な いj と 回 答 し た 女 性 は 一 番 多 い が 、 今 後 の 学 習 で は 「 女 性 労 働 問 題j を 希 望 す る も の が 、 3~刊をこえていて他の型よりもっとも多い。 また f趣 味 ・ レ ク リ エ ー シ ョ ン ・ 健 康 ・ ス ポ ー ツ 講 座Jの 希 望 も 4人 に l人 と 積 極 的 な 姿 勢 が み ら れ る 。 4 . 努 力 型Jは 若 い 世 代 に な る ほ ど 多 く な っ て い る 。 学 習 情 報 の 入 手 方 法 は f雑 誌 か ら j が 第 l位 、 次 い で 「 本 」 、 『新聞Jか ら と な っ て お り 、 さ ら に 『 タ ウ ン 誌J、 f広 報 誌j を 加 え る と 、 活 字 メ デ ィ ア か ら 情 報 を 収 集 す る 割 合 は 6寄lを こ え て い る 。 次 に 『 知 人 か ら J と な っ て い て 、 他 の 4つ の 型 と 異 っ た 傾 向 が み ら れ る 。 学 習 の き っ か け は 「 資 格 取 得 の た め 』 と す る 者 が 3tJJを こ え て い て 、 他 の い ず れ の 型 よ り も っ と も 割 合 が 高 い 。 ま た 地 域 で の 学 習 活 動 内 容 も f技 術 の 向 上 、 資 格 に 関 す る も のj に 4tJJ近 い 女 性 が 参 加 し て い て 学 習 の 目 標 を 持 ち 意 欲 的 に 取 り 組 ん で い る 。 一 方 、 「育児j 、 「結婚j の た め 学 習 で き な か っ た と す る 女 性 も 4人 に 1人 い る 。 今 後 の 学 習 と し て f女 性 ・ 労 働 問 題 』 へ の 意 識 も 高 い 。 5 . 他 人 型Jは 5つ の パ タ ー ン の な か で も も っ と も 割 合 が 少 な い 。 若 い 世 代VI期 で は こ の 型 に 属 す る 者 は み ら れ ず 、 卒 業 年 度 が 古 く な る に つ れ て 多 く な っ て い るo 情 報 収 集 は 「 知 人 か ら 」 が 3害IJで 第 l位 、 次 い で 「 テ レ ビJと な っ て い る 。 rテ レ ビj か ら の 入 手 は こ の 型 が も っ と も 多 い 。 学 習 の き っ か け は f生 き が いj 、 「 資 格 取 得 の た めj の 順 で 他 の 型 と 違 っ た 傾 向 が み ら れ る 。 地 域 で の 活 動 で fボ ラ ン テ ィ ア 活 動Jを し て い る 者 は こ の 型 が 一 番 多 く 、 ま た 学 習 の 参 加 率 も 学 習 意 欲 も 高 い 。 表 l 卒 業 年 度 人 数 % 累 積 頻 度 累 積 % N A 6 1.4 6 1.4 1965一
.
70年 60 13. 6 66 15. 0 1971ー
.
75年 43 9. 8 109 24. 7 1976-'80年 73 16. 6 182 41.3 1981ー
.
85年 124 28. 1 306 69. 3 1986-'90年 105 23. 8 4 II 93. 2 1991 ・92年 30 6. 8 441 J 0 O. 0 n h U 4 E A量 2 陣 位【,,}自 ライフスタイルの型 車牽璽 伝統墨 自修型 時力型 他 人 l 卒章受手11 〈社告}聾 全 体 耳目 19. 7 10.0 飽a 1.5 IlIII(町一10年 } お4 25.4 8.5 22.0 18.1 E期(11-75年 } 29.3 施s 1.3 22.0 14.6 E期06-削 年 ) 4&6 釦ι 5.6 13
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11.1 町制 (81-85~) ぬI 20.0 14.2 25.0 0.7 VlIII(師-90年 } 却。 16.0 11.0 担。 5.0 明鯛(91-92年) 日3 6.1 10.0 30.0 。一一
書3学習情報の入手方法・lつ週択 率量年度 合 計 テ レ ビ ラ ジ オ 新 聞 雄 総 本 タウν誌広111能 回 置 恒 知 人 . 嶋 車 臨 融 師 "ソコン そ の 他 ライフスタイルの型 N 1 140 15 3 15 21 14 4 8 3 担 15 4•
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題
一 一 学 習 内 容 の 比 較 か ら
一一
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0
荒井啓子(武蔵野短期大学)
浅田隆夫(目白学園女子短期大学)
1
.研究の目的
現代社会における生涯学習とは,たんに一生涯にわたる学習を意味しているばかりで
なく,自分で自分の生き方をつくっていく創造的な学習活動としてとらえられている.
これには,学校で習得した知識や技術では対応しきれなくなった社会的な状況がもたら
した職業や科学技術に関連する学習が考えられるとともに,もう一方で,職業や実益に
は直接関連はないが,余暇を利用して自分を解放し,活動そのものに生き甲斐を見いだ
していくという学習活動が含まれる.いずれも自己実現,自己啓発,自己発見等の概念
を包摂しており,この背景には,近年の「モノからココロへ
Jの価値意識の変化や,余
暇時聞の増大に伴うライフスタイルの変化が影響しているといえる.
とりわけ,女性のライフスタイルは,高齢化・高学歴化・少産化・家事の合理化・所
得水準の増大等によって著しく変化した.これによって,女性は自分のために使える時
間やエネルギーを獲得し,それらをどのように活用するか,つまり,自己実現のために
どのような生涯学習をデザインしていくか,ということが人生の中で重要な役割をもつ
ようになってきたのである.
本研究では,女性の学習行動に着目し,学習活動にみる諸特性を考察することによっ
て問題状況を引き出し,女性が生涯にわたって快適な学習活動を推し進められるよう,
今後の課題を検討するものである.
2
.
研究の方法
1)調査対象
都内にある M女子短期大学の
1
9
6
5
年から
1
9
9
2
年までの卒業生
1
2
5
0
名を対象とした.
したがって,年齢分布は
2
0
歳から
5
1
歳にわたっている.
2)調査方法
1
9
9
3
年
2
月から
3
月にかけて,郵送による質問紙調査として実施された.有効回収率
は
,
34.8%
であった.
3
)
分析方法
学習内容について次のような問いかけを試みた.
あなたは,日常生活をよりよくするために,意識の上で(実際,かけている時
間ではなく) ,どんな学習に最も重点をおいていますか.それぞれの項目につい
て重点の程度を表す番号に
O
をつけてください.
5
.
最も重点を置いている
/
4
.
かなり重点を置いている
/
3
.
どちらともいえない
2
.
あまり重点を置いていない/1.全〈重点を置いていない
口 。
1.家庭に関する学習(家庭型)
2
.
社会生活に関する学習(社会生活型)
3
.
職業
生活に関する学習(職業型)
4
.
婦人問題,女性問題に関する学習(女性問題型)目
5
.
趣味・けいこごと等に関する学習(趣味型)
6
.
余暇(旅行・スポーツ・野外
活動)に関する学習(余暇型
7
.
その他
このように
7つの学習の型に対して 5点尺度で回答を求め(表 1)
.それらが,
①学習の契機,②学習の意図,③学習の場,④学習の具体的内容,⑤学習の障害とな
るもの,⑥ライフスタイル,⑦アイデンティティー(生活観,女性観)とどのように
関わっているのかを
X2検定により分析した.
(表1)
28.あなたは、どんな学習に盛点をおいτいます清、 Q28 65-70 71・75 7ト倒 81・85Il&・羽目1-92 NAm
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結果と考察
①学習の契機(表
2)一家庭型及び職業型では,資格や技術の取得を求めた実用主義的な
傾向があり,趣味型と余暇型では生き甲斐を求めて活動自体に目的を置いている.
②学習の意図(表
3)一職業型においては,資格や学歴を得るため,趣味型は,興味・欲
求・仲間・資格・学歴と多様である.余暇型はやはり活動目的傾向がみられる.
③学習の場(表 4)一家庭型と社会生活型は,地域の図書館や行政提供の講座を利用,職
業型・趣味型・余暇型は,各種学校やスポーツ施設,カルチャーセンターと広範囲.
④学習の内容(表
5
)…家庭型は家事・育児,職業型でも同様に育鬼に関する学習が際立
っている.趣味型は趣味に関して,女性問題型は教育と健康に有意差が見られた.
⑤学習の障害となるもの(表 6)一家庭型は家事,職業型は仕事,趣味型は結婚をそれぞ
れにあげているが,共通する事柄は育児であった.余暇型は経費過剰をあげた.
⑥生活内容(表
7
)一一家庭型は育てる,社会生活型は学ぶ,職業型は遊よ,趣味型は住
む・交わる・学ぶ・遊よ,余暇型は食べる・遊ぶ,という各事柄に満足度を示した.
⑦アイデンティティー(表
8
)一家庭型は,妻として母として生きる家庭人志向,職業型
は,家庭と仕事の両面志向,社会生活型は女性が仕事をもつことに支持的であった.
4
.
まとめ
*自由時間の使い方に,レジャー志向というより職業関連志向の傾向がみられた.
*仕事が忙しいために学習時間がとれない状況がある.有給の教育休暇制度をはじめと
するリカレント教育の制度化が推し進められるべきである.
*職業の有無に関わらず,結婚・家事・育児が女性の学習活動の障害になっている.男
女の役割分業観の見直しが必要とおもわれる.
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