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ドキュメント内 レクリエーション研究 (ページ 65-71)

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11.5 

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夕 鶴 量 タ 輯 星

4

X . Y

キャンプでのイラスト得点の朝昼夕方の変動

‑63 ‑

次に、朝・昼・夕方のイラスト得点、を比較して みると、第4図に示しであるように両キャンプと も得点の高い順に昼・夕方・朝となった。 Xキャ ンプでは、各々に統計的な有意差は認められな かった。 Yキャンプでは、夕方と朝の聞について、

夕方の方が0.1%水準(t=4.58)で有意に高い値 を示し、朝と昼の聞についても、昼の方で有意に 市川、値(p<O.01, t=:3. 58)を示した。また、昼と夕 方の聞についても昼の方が有意に高い値(p0.01, t=8. 16)を示した。しかし、今回調査した自覚疲 労調査や過去の先行研究6)において朝に訴え率が 一番低く、夕方に訴え率が高いものと違う結果を 示していた。

(2 )加速度脈波波形について

加速度脈波波形については、第5図‑aおよび第 5図‑bに、

x.y

キャンプの被験者の平均した波 形の経日変化を示しである。

Bタイプの波形を示しているので、イラスト得点 と閉じ様にキャンフ。の活動から受けた影響がある と考えられる。

次に、 3日間

(y

キャンプは4日間)あわせた夕 方・朝・昼の平均値を算出し、その比較を行なっ た(第6図)。

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6

X.Y

材Jずでの加速度脈波係数と各変化点の戟昼、

タの変動〈※各変化点ついては第1図を参照のこと) Xキャンプでは、変化点dについて夕方と朝・

昼の聞にそれぞれ5%水 準(t=2.16, t=2.26)の有 意な差が認められた。しかし、他の変化点に統計 的な有意な差が認められず、加速度脈波係数

00

にも大きな変化がなかったことから、 Xキャンプ の朝・昼・夕方の聞には大きな波形変化はみられ

m・なかったと考えられる。 Yキャンプでは、(文)に

剛 斗 トN I ̲11  ̲11  ̲11  ..LI‑L11  ̲11  ̲11  ̲11  A ついて夕方と朝の聞に1%水 準(t=3.39),変化点

是正三医長医主翼墨色院主主主 i 園 長

bについて夕方と朝の聞に5 %水準れ=2.27),変 化点cについて朝と昼の聞に5 %水準(t=2.12), 第5陸七 Yキャンプでの加速度脈波波形の変動<rF=18> 変化点 dにおいて夕方と朝の間に0.1%水準(t=

Xキャンプの場合は、 1日目の夕方および 3日 目の朝にBタイプの波形を示していたが、それ以 外はすべてAタイプであった。 Yキャンプの場合 は、 2日目の夕方から4日目の夕方までBタイプ の波形を示していたが、それ以外はAタイプであ ることが判定できる。

健康度の判定として使われている加速度脈波波 形とイラスト得点を比較してみると、第5図‑a,‑ bにみられるように波形タイプの変化に伴いイラ スト得点も下がる傾向を示した。これは、子ども 達の様々な要因からくる疲労の蓄積がイラスト得 点に影響を与えたためと思われるo また、波形の 変化点c(第2図)は、基線からの高さが低くなり

‑64 

3.64)の有意な差がそれそれ認められた。

以上のように、イラスト得点と様々な調査・測 定との関連性について考えてみると、子ども達の 健康状態に及ぼす影響が様々であり、気象状況、

班の人間関係、プログラムの内容などの物理的要 因が子ども達に与える影響が強いと思われる。

そして、子ども達はそこから受ける精神的,肉 体的な変動やストレスによって、自己の体調が変 動し、イラスト得点に影響を与えていると考えら れる。

1V.まとめ

本研究では、以下のようにまとめられる。

1,イラスト得点を集計したことにより、子ども 逮全体の平均値の変化は、キャンプ最終日前日に イラスト得点が一番落ち込むこと、最終日になる とイラスト得点が上昇する結果となった。また、

1日のうち昼の得点が一番高く、次に夕方、朝の 順になった。

2,加速度脈波波形では、キャンプの中盤にBタ イプの波形になるものの前半と最終日ではAタイ プの波形を示していた。加速度脈波係数()()の変 化は、 Yキャンプでは、日数が進むにつれて(文) が減少し、最終日に上昇する結果となった。朝と 昼の()()変化はいったん減少するが次第に増加し ていく傾向が見られた。夕方の()()変化は、次第 に減少していく傾向が見られた。

以上の結果から、子ども遠の健康状態は、様々 な要因(気象状況,斑の人間関係,プログラムの内 容など)から受ける影響が大きいと考えられる。

それが子ども達の中でストレスとなったり、疲労 となったり、怪我や病気を引き起こす要因となっ たり、子ども達のキャンプ生活に影響を及ぼして いくと思われる。

したがって、宿泊型の野外活動においてイラス トを用いて子ども遠の健康状態を評価することは、

子どもたちの得点の個人差があるので、今後さら に調査・測定を進めて検討していく必要があると 思われる。このイラストのような簡便な指標を用 いて指導者がいちはやく子ども達の健康状態を把 握し、調査後のプログラム活動が円滑に行われる ことが、里子外活動本来の目的を達成するための大 きな支えになると思われる。

参考文献

1)江橋慎四郎野外教育の理論と実際J,杏林 書院,p.166, 1987. 

2)佐野裕司,

J I I

村協平ら,

r

加速度脈波による血 液循環の評価とその応用(第2報)一波形の定 量化の試みJ,体力研究,No68,pp. 18‑19, 1988.  3)佐野裕司,小山内博ら加速度脈波による血 液循環の評価とその応用J,労働科学61巻3号, p.  141, 1985. 

4)前 橋 明 ら 児 童 版 疲 労 自 覚 症 状 し ら ベ 作 成 への試みJ,運動健康教育研究会,p.63, 1992.  5)飯田稔,

r

キャンプにおける幼児、小学校低学

年児童の泣きに関する横断的研究J,筑波大学 体育紀要,pp91‑92,1979.

6)菅 谷 信 小 学 生 に お け る 冬 の 野 外 活 動 に お ける疲労調査J,山梨大学教育学部卒業論文,

pp. 106~107 , 1985. 

6)福 満 博 隆 野 外 活 動 に お け る 児 童 の 疲 労 に 関する研究J,保健体育専攻学生卒業論文集

(1984年度),p. 235, 1984. 

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E ヨ

キ ャ ン プ に お け る ボ ラ ン テ ィ ア 指 導 者 の 研 究

東 京 YMCA キ ャ ン プ リ ー ダ ー の 調 査 か ら ー

O杉内 伸 生 ( 東 京YMCA野 外 教 育 研 究 所 ) キ ャ ン プ リ ー ダ ー , ボ ラ ン テ イ ア , 参 加 動 機

1.  目的

最 近 , 文 部 省 が 高 校 や 大 学 入 試 で ボ ラ ン テ イ ア 活 動 を 評 価 す る こ と を 求 め た た め , ボ ラ ン テ イ ア 活 動 を 行 う 中 ・ 高 生 が 増 加 し た と 報 道 さ れ た . ま た , レ ジ ャ ー 白 書 '942)の 余 暇 活 動 に 関 す る 調 査 は , ボ ラ ン テ イ ア 活 動 参 加 者 の 拡 大 を 示 唆 し て い る . こ の よ う に ボ ラ ン テ イ ア は 文 化 ・ ス ポ ー ツ 活 動 を は じ め と す る 社 会 活 動 の 担 い 手 と し て 評 価 さ れ て き て い る .

キ ャ ン プ は そ の ほ と ん ど が 夏 の 限 ら れ た 時 期 に 集 中 し て お り , 指 導 者 も そ の 期 間 だ け の ボ ラ ン テ ィ ア 指 導 者 と い う 形 態 が 比 較 的 多 い .YMCAキャンプにおいても同様に,指導事 者 の 多 く は ボ ラ ン テ ィ ア リ ー ダ ー で あ る .

キ ャ ン プ を 企 画 ・ 実 施 す る 上 で , 参 加 者 と 対 面 的 な 関 係 に あ る 指 導 者 に つ い て 理 解 を 深 め て お く こ と は , キ ャ ン プ の 目 的 を 実 現 さ せ る た め に 重 要 な こ と で あ る と 考 え ら れ る . そ の た め に も 様 々 な 方 向 か ら ボ ラ ン テ イ ア 指 導 者 に 関 す る 研 究 が 進 め ら れ る こ と が 望 ま し い .

し か し . ス ポ ー ツ 種 目 の ボ ラ ン テ イ ア 指 導 者 の 研 究 は 見 ら れ る が , 対 象 を キ ャ ン プ 指 導 者 に 限 定 し た も の は 綿 ら り に よ る 障 害 児 キ ャ ン プ の ボ ラ ン テ ィ ア 指 導 者 に 関 す る 研 究 な ど の 他 , あ ま り 行 わ れ て い な い の が 現 実 で あ る .

そ こ で , 本 研 究 は , 東 京YMCAキ ャ ン プ の ボ ラ ン テ ィ ア 指 導 者 の 実 態 や 意 識 を 調 査 し , 参 加 動 機 や 目 的 , 活 動 阻 害 要 国 等 を 明 ら か に す る こ と を 目 的 と し た .

2. 方法

1)調査対象者:1993年 度 東 京YMCAサ マ ー キ ャ ン プ リ ー ダ ー ( デ イ キ ャ ン プ 含 む ) 2)調 査 期 間 :1993年 9月

3)調 査 方 法 : 留 置 法 に よ る 質 問 紙 調 査 ( リ ー ダ ー 会 等 で 直 接 配 布 , 回 収 を 行 っ た ) 4)有 効 回 答 数 :235部

回 答 者 の 基 本 的 属 性 を 図 1""'図 6に示した.

1809.1

20(22.1

9(40.9%)

図l 性 別 図2 年 齢

‑66 ‑

社会人・その他13.棋 }

157.9%)  短大17.7

図3 職 業 図4 過去のボランティア経験

3(8.3

なし(52.2

5 YMCA

キャンプメンバー{勤時)経験

6 YMCA

キャンプリーダー経験

3.結 果 お よ び 考 察

1 ) キ ャ ン プ リ ー ダ ー を , 実 習 群 ( 指 導 実 習 , 現 場 実 習 な ど 単 位 取 得 を 目 的 と し て キ ャ ン プ に 参 加 す る 者 ) と 非 実 習 群 ( 単 位 取 得 を 目 的 と し な い 者 ) に 分 け , 動 機 の 各 項 目 の 平 均 値 を

t

検 定 に よ っ て 有 意 差 を 検 定 し , 結 果 を 表 1に示した.

その結果 r自 分 の 生 き が い と な っ て い る か ら 」 や 「 い ろ い ろ な 人 と 出 会 い た い か らJ な ど 自 己 実 現 , コ ミ ュ ニ ケ ー シ ヨ ン に 関 す る 項 目 で 有 意 な 差 が 認 め ら れ た .

(東京

YMCA

の キ ャ ン プ に は 専 門 学 校 生 が 夏 期 実 習 の 単 位 取 得 の た め に キ ャ ン プ に 参 加 し て い る た め , 比 較 的 多 く の サ ン プ ル の 収 集 が 可 能 で あ っ た . ) 

2)図 7に 見 ら れ る よ う に , キ ャ ン プ リ ー ダ ー を 経 験 し て プ ラ ス に な っ た こ と は r新し い 知 識 ・ 技 能 を 身 に つ け る こ と が で き たJ (64. 7 %),  rよ き 友 人 を 得 たJ (64.2%)  な ど , 他 者 へ の 奉 仕 よ り 本 人 に 関 す る 項 目 が 上 位 に あ げ ら れ た .

3)図8に 見 ら れ る よ う に , キ ャ ン プ リ ー ダ ー 活 動 上 で の 問 題 は 時 間 的 な 負 担 が 大 き い 」 の 回 答 が 半 数 以 上 (56.2%)を占めた.

こ の こ と は , ボ ラ ン テ イ ア リ ー ダ ー の ほ と ん ど が 学 生 で あ り , 学 校 の 講 義 , ア ル バ イ ト , サ ー ク ル 活 動 な ど と の 時 間 調 整 の 難 し さ の た め と 推 測 さ れ る . こ の こ と か ら , 時 間 的 な 拘 束 が リ ー ダ ー 活 動 の 阻 害 要 因 の ー っ と し て 考 え ら れ る .

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80 

70  .64.7..64.2.ー・・・ー・・・・ーー

60 

43.5  40.9 

8.6 

5.2.

0.9  0.4  0.4  28.4 

1‑ ̲ ̲  ̲̲・・24.6・・ー・・ーー・

健康増進に警﹄った

むしろマイナスに

奉仕の喜ひ房墨g

主活に充実感がでてきた

埜耳への見方が広がってきた

他人への思いやりの

人間性が豊かになった

50 

20  10  日 40  30 

キ ャ ン プ リ ー ダ ー を 経 験 し て プ ラ ス に な っ た こ と ( 複 数 回 答 ; 数 字 は 全 回 答 者 に 対 す る 比 率 ) 7

80  70 

56.2・ーー

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5 4  

23.6 

20.219.7 

ー 一 一14.2.13.3

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10.3 

.7.7.7.3. 

4.33.9 ̲ ̲ 2.6  0.0  30 

20  10 

仲間が見つからない

活断の進め方や活動上の悩み一

4

談する人がいない

活動そのものに対して疑問や矛盾安感じる

特に困難なことはない

ボランティアとしての力の限界を感じる

くい遣いがある

経済的な負担が穴きい

体力的な負担が大きい

活動のマンネリ化を

時間的な負担が大きい

キ ャ ン プ リ ー ダ ー 活 動 を 行 う 上 で の 問 題 ( 複 数 回 答 ; 数 字 は 全 回 答 者 に 対 す る 比 率 )

‑68 ‑

8

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