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油・冷媒混合溶液中における金属の腐食

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Academic year: 2021

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(1)

U.D.C.る20.193.4:占21.5る4

油・冷媒混合溶液中における金属の腐食

Corrosion

of

Metalsin

Oil-Refrigerant

Mixtures

宏*

男*

HiromtlAmari Yosbio Asahino

男*

Kazuo Kikucbi

現在の冷凍サイクルに常用されている鉄,銅およびアルミニウムがR-12,R-21,R-22およびR-500な どの冷媒と冷凍機油の睨合溶紋の小ではいかなる耐食性をホすかということを知るために,締閉ガラス管によ る耐食試験を実施した〔その結果油・冷媒混合溶液の濃也化や,冷媒の分解による酸の生成ならびに生成され た酸による各金属の腐食状況などを明らかにすることができ,さらにそれぞれの金属の耐食性ほ組み合わされ る油・冷媒混合添液の種頼や温度条件によって著しく異なることを確認することができた。 第1蓑 供試冷凍機仙の特性

1.緒

口 従来フッ素系冷媒ほ化学的に非常に安足であって創動こ対する腐 食性はほとんどないと考えられていたが,この考え力は冷鮎〔叩独の 場合の腐食性を基準として導かjlたものであり,冷凍サイクルのよ うに潤滑油が共存し,しかも温度が場所によって著しく上昇するよ うな条件では必ずしも′安定であるとはいえない。たとえばR【12を 用いる冷凍サイクル中では鉛が著しく腐食されるということをわれ われは経験的にもまた実験的にも確かめている(1)。このように冷媒 それ自身は比較的安定な物質であるが,こオtが油や金属が共存する 状態で加熱されると,金属の触媒作用によって油と冷媒とが化学反 応を起こし,その結果として生ずる酸やスラッジによって金属が腐 食されるのではないかと考えることができる。 したがって冷凍サイクルを構成する各種の金属材料が油・冷媒混 合溶液の分解反応に対していかなる触媒作用を及ばし,またいかに 腐食されるかということは冷凍機を設計するうえに非常に重要な問 題である。そこでわれわれは現在の冷凍サイクルの主要材料である 鉄(Fe),銅(Cu)およびアルミニウム(Al)を取りあげ,これらが4 種の柵・冷媒混合溶液に対してどのような耐食性を示すものである かということを実験検討することにした。以下その検討結果を収り まとめてここに報告する。

2.実

験 方 ゴ去 2.1供 試 試 料 2.1.1冷 凍 機 油

供試冷凍機油の一-i--一群ほ金属の腐食た大きな影響を与えるが,木

研究では先の冷凍機油の安定性に関する研究(1)において最もすぐ れた安定性を示した抽を使用した。供試油の特性ほ弟1表に掲げ るごとくで,この油はJIS(2)の特2号冷凍機池に相当するもので ある。 2.1.2 冷 媒 桝試冷媒としてほ現在冷蔵峠およびルームクーーラで大竜に川い られているR-12およびR-22とクレーン冷房関係に若1二使丁Tは れているR-21ならびに新冷媒として注目されているR-500の4 種頸を取りあげた。これら供試冷媒の特性は第2表に掲げるよう なものである。 2.1.3 金属試験片 金属試験片は3.2mm¢×50mmの円柱状とした。各供試金属 の化√半分析の紡実は弟3表∼第5表に掲げるとおりである〔 2.2 試 験 法 弟1図のように金属試験什と㌢lい冷秋む ̄ポ千縦†を(納1gと冷軌〔1g 日立製作所栃木工場 試 験 項 目 l l 比 粁【li 引 反 硫 仝 屈 流 腐 色 度 火 並 30℃ 50℃ 応 dま5 C,St ℃ 0.9030 38.65 15.88 178 光一恨"折一動 粘 度 指 平 均 分 子 水 分 価 ヽい ヨユ l!了 食 相 数 i丘 分 プg 0.2> mg KOH/g 0.01> 〃評 1.4973 ℃ ー40> 100℃×3b 1a コー ニ オ ソ -1.0 25.4 325 20> 性 特 の 媒 冷 試 供 表 2 第

】R-500

分 子 一 沸ノ缶(1気圧)℃ 凝 固 点 ℃ 外 観 に お い 純 分 % ラ類発残分 P.P.M. 両面てi手打 ̄盲 ̄亡モ) P.P.M. 水 分・ P.P.M. CC12F2 120.92 ー29.80 -158 無色透明 異臭なし 99.5以上 10 以 ■ド 1 5 以 下 CIiC12F 102.93 8.92 -135 無色透明 異臭なし 字呈 % 99.01よ 上 30 以■卜 10 以下 100 以下 CHCIF2 86.48 ー40.80 ー160 無色透明 異臭なし 99.0以上 30 以 ▼ド 2 以  ̄F CC12F2 CH3-CHF2 99.29 ( 平均) ー33.3 -15臥9 無色透明 男臭なし 99.0以上 20 以  ̄ ̄F 2 以 下

20以下l20以下

第3衷 Fe試験片の化学組成 試験け略号 C Si l Mn l P 備 考 0.23 】 0.45 10.014 0.041 第4末 Cu試験けの化学机成 JIS SWRM-4相当 試鋲Ji ̄蛸弓 Cu ー121-Pb Tr P

-一■

残l

備 考 JIS CuWl-0柑当

(2)

878 昭和38年5月

第5表 Al試験片の化学組成 試験片略号 化 学 成 分 (%) Cu l Si

L+▼__竺+_+二三

Al Fe O.21 第6表 色 の Mn L Al 0.02

一_ヱ_⊆

l

標 準 備 考 JIS AIW3-0相当 標準番号 0 1 3 5 7 9 11 13 15 17 19 21 23 25 27 29 >29 加熱時問(h)l ユニオソカラー l 油 の 色 調 能能能能能能能能能能能 .〇.5乃 可可可可可可可可可可可 0124一5不不不不不不不不不不不 一一一 定定足定山疋定定定足定定 蒸 留 水 う す 黄 色 明 る い箭色 にぷい黄色 暗 い 明るい黄褐色 色 暗 褐 黒褐色,黒 色 色 との混合物)を封入した密閉ガラス管を,弟2図に示すようなアル ミブロックを用いた恒温装置の中に入れて所定の日数加熱した。 断熱材 2.3 試 度 油・冷媒混合溶液中における金属の腐食に最も大きな影響を与え るのほ温度条件である。実際の圧縮機の運転状態においては,吐出 弁付近の温度上昇が最も著しくその温度ほ100∼130℃に達する。 ピストンの往復運動により吐出弁から高温高圧の冷媒ガスが吐き 出されるが,このガス中にほ常に小量の潤滑油が霧状になって含ま れている。したがってこの部分において最も油と冷媒間の化学反応 が促進されるものと想定し,試験温度ほ100,125,150℃およぴ 175℃の4段階とした。 2.4 測定項目および測定方法 2.4.1油・冷媒混合溶液の色の変化 ガラス管内に起こる劣化反応の程度を判定する一つの尺度とし て油・冷媒混合溶液の色の変化を観測した。油の色を測定するの にJIS(8)ではユニオソ比色計を用いることになっているが,油と 冷媒の劣化反応による色の変化はこの比色計では測定できないこ とが確かめられている(1)ので,この測定を行なうために次のよう にしてあらかじめ色の標準試験管を準備した。すなわち葬る表に

掲げるように供試油にFeおよびCu触媒を入れ,酸素を吹き込

みながら湯浴中で加熱し,一定時間ごとに取り出してその油を試 験に用いる試験管と同様に封入し,これを色の標準とした。 2.4.2 生成塩酸量 Spauscbus(4)氏らの実験によれば油・冷媒混合溶液中に生成し た塩酸(HCl)は冷媒を蒸発させた際の初期に大部分が放出される といわれているので,JISに規定されている冷媒中の酸分測定 法(5)を応用して冷媒とともに放出されるHClを定量し,さらにガ ラス試験管中に残った油中の酸分はJISの石油製品全酸価試験方 法(6)に準じて測定し,この両者の合計を油・冷媒混合溶液中の HCl量として表わすことにした。 2.4.3 一般に金属の腐食程度を示すにほ腐食前の単位表面積に対する 重量減が用いられているが,単位表面積における重量減をもとに して,ただちに比重を異にする金属材料相互間の腐食程度を比較 することは当然不合理なので,測定した減重量から次式のように 勲 板-/ 三∠ゝ 百村 / 第45巻 第5号 硬質力小ラス管 油・冷媒湿′合溶液 金属試験岸 Q Q N 宝 q くら J Q (b

♂¢+

/2¢ 第1図 密 閉 試験管 の 構造 /水鑑温度計 /

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試瞼管保護管 叶 ヤ ・人yt入r-ハYlO ・d′hr.--1U オど/α7′ 第2図 恒 温 加 熱 装 置 / 腐食の程度を侵食度として表わすことにした。

p=_I牲_

β×S ここに P:侵 l机:減 P:金 食 度(cm) 重 量(g) 属の密度(g/cm3) 月乙ブロック --●-温度調節暴 熱4反支持合 ‥(1) 5:最初の表面積(cm2) を滋わす。 なお腐食の進行により金属体の表面積は次第に減少する結果と して,腐食前の最初の表面積を基準とせる侵食度ほ,真の侵食度 を示さなくなるので,この補正には山本氏の提唱している補正 式(7)を用いた。

3.油一冷媒一金属間の化学反応について

油一冷媒一金属間の反応機構は未だ明確にされていないが,Spau-schus(4)氏およぴDivers(8)氏らの推論ならびにわれわれが予備実験 で得た腐食生成物の定性分析結果などを総合すると,それらの反応 は次のように推定される。すなわちまず各冷媒分子が金属の触媒作 用や温度の景子響によって(2)(3)およぴ(4)式のように油分子と 反応し,そオtぞれ塩化炭化水素を形成する。 -122一

(3)

油・冷媒混

合溶液

に お け

金属

腐食

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(試毒) べ0モ (‖U ハリ 丘 ノ≠

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∩‖レ ハ=U ウ山 ク←

β ノり ∠J イβ 試旗日数 第3図 油・R-12混合溶披の 色の変化(Fe共存)

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/β 2β J∂ イ♂ 試験日数 CC12F2+R-CIi2-CH3→R-CH-CIi3+CHCIF2 1 Cl (R-12)(油分子) (塩化炭化水素)(R-22) ‥‥(2) CHC12F十R-CH2-CH3→R-CH-CH3+CH2CIF I Cl (R-21) (R-31) ‖(3) CHCIF2十R-CH2-CH8→R-CH-CH3+CH2F2 1 Cl (R-22) (R-32) ‖(4) ここに形成された塩化炭化水素はさらに(5)式のように不飽和炭 化水素とHClとに分解し,生じた不飽和炭化水素は(6)式のように 重合して油の濃色化や炭化を進めるとともに,一方のHClが(7) (8)および(9)式のように各金属を腐食するものと考えられる。 R-CH-CH3→R-CH=CIi2+HCl… l Cl (不飽和炭化水素) 〝R-CH=CH2--→(R-CH-CH2)光‥‥ ll (タールまたはコークス) 2HCl+Fe→FeC12+H2… (塩化第1鉄) (5) ‥(6) 2HCl+〔0〕+2Cu→2CuCl+H20 (塩化第1銅) 6HCl十2Al→2AIC13+3H2… (塩化アルミニウム) R-500の場合は主成分がR-12であることから, ‖…(7) ‥‥….(8) ‥(9) その反応の機構 ほR-12の場合とほとんど同様に進むものと推定される。 なお以上述べた反応式はあくまでも推定であって実際の反応がこ れらのとおりに行なわれるかどうかを明らかにするにほさらに詳細 な検討が必要である。

4.実験結果および莞察

前章のような推定から測定項目としてはガラス管内に起こる化学 変化の程度を測る尺度として油・冷媒混合溶液の色の変化とHClの 生成量の測定を取り__トニげ,さらに本研究の主題である各金属の腐食 量を測定することにしたのであるが,その測定結果の一例として Feと油・R【12混合溶液との組み合わせの例を示せば弟3図/、弟5 879 即 ∬ 舶 却 加 へコこ 肘q=や 岨T Jβ ∂ ℃ 打 /

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/♂β「 β ノβ 2∂ Jβ 〃β 試敦日数 第5図 油・R-12混合溶液中 におけるFeの腐食 第4図 油・R-12混合溶液中 のHCl生成量(Fe共存) 図のとおりであった。 これらの図に明らかなように色の変化,HClの生成量およびFe の腐食を表わす曲線がいずれも同様な陳向を示しており,これら三 者の現象は反応式で推定されたようにいずれも密接な関連のあるこ とが確認された。 なお他のいずjtの金成と油・冷媒混合溶液との組み合わせにおい ても程度の差こそあるが,三者の現象はほぼ同様な煩向を示すこと が確認されている。 次に本実験に供した各組み合わせの色の変化,HCl生成量および 金属の腐食状況を比較してみると策る図∼弟10図のようになる。 ただし125℃以下の温度条件ではいずれの組み合わせについても顕 著な変化は認められなかったので,これらの温度条件の比較は省略 した。 葬る国∼弟10図に示した実験の結果からまず各油・冷媒混合溶 液の安定性について考察すると次のようなことがいえる。 (1)油・R-12混合溶液は150℃までの温度条件では比較的安 定であるが,175℃の温度条件ではいずれの金属によってもその 分解反応が著しく促進される。

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ー123-〃 〔リh (へ〕 ♂ ♂ ♂ 、+ぺ nU ”こツり/+〃 + 「1 「ノーー\ 「+1 (‥√1 ・巾コ由由・ヨ コ]-m ′←∂ ご〟 +ヱ 第7図 油・冷媒混合溶液中の HCl生成量の比較 (150℃,40日間加熱後)

(4)

880 昭和38年5月

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J) nU バリ 〔〃 ?-〔ハ帆 -ム ″4 ヘリへ ご二 3モ +■ ■L.■■-. ハ=レ nU っJ っ∠

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[=コラ由・ノ?-/ご ⊂二]油・′?-ご/ l■油・ノ?づ二 Eヨ油・ノヤーゴごブ

/台 ごJ メェ 第6図 油・冷媒混合溶液中の HCl生成量の比較 (175℃,40日間加熱後) .∴ノト

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へミ 猷.伺 望 ⊂]油-/1 [ニコ油・〟-∴/ t■油・.ヤー`二】ご ⊂コ洩・.々-.うーん】β

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√ク こ「丁 ′4こ 第9国 金属の佼食度の比較 (150℃,40日間加熱後) (2)R-21と抽の混合溶液ほ150℃の温度条件でも,他の冷媒 よりも金属を腐食しやすく,特にCuを侵食する作用が著しい。 (3)R-22は175℃までの温度条件で非常に安定であり,金属 の腐食作用やR-22自身の分解も他の3種の冷媒に比べて著しく 少ない。 (4)R-500の分解反応は175℃におけるAlとの組み合わせの 場合を除けばほぼR-12の場合と同様な挙動を示している〔 (5)R-12やR-21のように1分子「いに2個の塩素(Cl)原子を 含むものの方が,R-22のように1分 ̄「中に1個のCl原子しか含 まない冷媒よりも分解が若しかったことから,金属一油一冷媒の組 み合わせにおける冷媒の安定性ほ冷媒分子中に含まjlるCl原子 の数に大きく左右されるものであるということができる。 次に冷凍装置の保全という面からみると各金属の油・冷媒混合添 液に対する耐食性の問題が最も重要になると思われるので,このノピヱ を比較してみると次のようなことがいえる。 (6)150℃以下の温度条件ではFeおよびAlほ4種の油・冷媒 混合溶液に対して比較的すぐれた耐食性を示すが,Cuほこれに 比べてかなり侵食されやすく,特に油・R-21混合溶液に対して は最も侵されやすい。 (7)175℃の温度条件になると全般に油・冷媒混合溶掛こよる 金属の腐食作用は著しく促進され,ことにAlほ油・R-12混介溶 披によって特異的に侵食さjlる。 本実験の結果と実際の冷媒サイクル内に起こる腐食現象とを直接 関連づけることほ困難であるが,各金属の耐食性を比較するための 一応のめやすとすることほ可能であると考える。

5.輯

口 以上4種の油・冷媒混合溶液の分解反応に及ぼす温度の影響や, 分解生成物による金属の腐食現象などを明らかにしたが,これらを 要約すると次のとおりである。 (1)実験の当初に推定したとおり,油・冷媒混合溶液の濃色

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第45巻 第5号

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ニリ ̄⊂コ通・ノ十/ご ・⊂:コ泡・ノヤーヱ/ ∴フ「 ̄■■池・ノヤープ∠ :m油・斤∬♂ nU へ〓レ 寸心 (∩〕 斤 √rツ メェ 第10図 金属の侵食度の比較 (175℃,40日間加熱検) 化,HClの生成ならびに金属の腐食などの召乙象はいずれも締接な 関連のあることが確認されたが,これらの現象ほ組み合わされる 金属と油・冷媒混合添液の種類によってかなりその程度を異に し,またR-22以外の冷媒では150℃を越える温度条件になると これらの現象が急激に仁王進されることが判明した。 (2)ハロゲン化炭化水素冷媒の安定性ほ各冷媒分子中に含まれ るCl原丁の数むこ左右され,R-12やR-21のように1分丁ヰに2 原イーのClを含むものの方がR-22のように1分子中に1原子の Clしか含まないものよりも不安定であることが確認された.。 (3)150℃以下の況度条件でほFeおよびAlはいずれの冷媒に 対しても比較的すぐれた耐食性を示すが,Cuほこれらに比べて かなり腐食されやすいことが確認され,また175℃の温度条件に なるとR-22以外の冷媒でほ全般に油・冷媒混合溶液の金属に及 ぼす腐食作用が著しく増大し,ことに油・R-12混合溶液中のAl は特児的に位食されることが判明した。 上記の紡論から明らかなように,冷娩装置の設計に当たっては 油・冷媒混合溶液の分解や金属の腐食などの面から圧縮機の温度上 昇をできるだレナ低く抑えることが肝要で,しゅう動部や吐出升付近 の温度が少なくとも150℃以下となるような設計条件にすべきであ るといえるっ 1 2 3 4 5 6 7 8 ー124一 参 考 文 献 旭野:冷凍,35,15(昭35-3) JIS K2211-1956 JIS K251ト1956 H,0.Spauschus,G.C.Doderer:ASHRAEJournal,3, 65(Feb.1961) JIS K1518-1957 JIS K250ト1955 111本洋一:耐金武験,87(昭15-12,常盤書房) R.T.Divers:Refrig.Eng”るる,40(Oct.1958)

参照

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