側窓面水平ルーバー採光の解法
著者
塘 一郎
雑誌名
鹿児島大学工学部研究報告
巻
5
ページ
125-178
別言語のタイトル
SOLUTIONS OF THE HORIZONTAL ILLUMINATION BY
DAYLIGHT THROUGH HORIZONTAL LOUVRES
側窓面水平ルーバー採光の解法
著者
塘 一郎
雑誌名
鹿児島大学工学部研究報告
巻
5
ページ
125-178
別言語のタイトル
SOLUTIONS OF THE HORIZONTAL ILLUMINATION BY
DAYLIGHT THROUGH HORIZONTAL LOUVRES
次
塘
郎
(建築学教案・教授) (彊理昭和40年5月31日) soLuTIoNsoFTHEHORIzONTALmLLUMINAlTION BYDAY皿GHTTHROUGHHORT厩○NTALLOUVRES Ichir6ToMo 邑一一側 窓 面 水 平 ル ー バ ー 採 光 の 解 法
緒 ’’ 緒 言 I 、 側 窓 面 水 平 ル ー バ ー 採 光 に よ る 室 内 照 度 1 . 1 側 窓 面 水 平 ル ー バ ー の 採 光 効 果 1 . 2 側 窓 面 水 平 ル ー バ ー 採 光 に よ る 室 内 照 度 1 1 . 羽 根 板 面 が 水 平 の 場 合 の 解 法 2 . 1 天 空 光 を 光 源 と し た 場 合 2 . 1 . 1 天 空 光 に よ る 直 接 照 度 の 2 次 元 解 法 2 . 1 . 2 天 空 光 に よ る 直 接 照 度 の 3 次 元 解 法 2 . 1 . 3 天 空 光 に よ る 反 射 照 度 の 2 次 元 解 法 2 . 1 . 4 天 空 光 に よ る 反 射 照 度 の 3 次 元 解 法 2 . 2 直 射 日 光 を 光 源 と し た 場 合 2 . 2 . 1 直 射 日 光 に よ る 直 接 照 度 2 . 2 . 2 直 射 日 光 に よ る 反 射 照 度 I I L 羽 根 板 面 が 前 下 り の 場 合 の 解 法 3 . 1 天 空 光 を 光 源 と し た 場 合 3.1.1天空光による直接照度(2次元解法) 3.1.2天空光による反射照度(2次元解法) 3 . 2 直 射 日 光 を 光 源 と し た 場 合 3 . 2 . 1 直 射 日 光 に よ る 直 接 照 度 3 . 2 . 2 直 射 日 光 に よ る 反 射 照 度 1 V 、 羽 根 板 面 が 前 上 り の 場 合 の 解 法 4 . 1 天 空 光 を 光 源 と し た 場 合 4.1.1天空光による直接照度(2次元解法) 4.1.2天空光による反射照度(2次元解法) 4 . 2 直 射 日 光 を 光 源 と し た 場 合 4 . 2 . 1 直 射 日 光 に よ る 直 接 照 度 4 . 2 . 2 直 射 日 光 に よ る 反 射 照 度 岬・庇・日覆いの類からカーテン・ブラインド等に至るまで,所謂日除けの建物への応用は相当古くから
行われて来たが,最近では更に徹底して建築化され,
しかも規模の大きなものも作られるようになった.こ れを一般にプリーズ・ソレイユ(brisesoleil)と呼ん でいる. これは元来が単なる日除けの意であるが,フランス の建築家ル.コルビジュエ(LeCorbusier)が建築化 された恒久的な日除けをこう呼んで紹介し,近代建築 の一要素として主張して以来,プリーズ・ソレイユと 言えば専らこの建築化された日除けを指すようになっ た.実際にはこれが持つ新奇さの故に,全く意味のな い近代建築的街いとして一種の流行様式に晴してしま った嫌いもないではないが,元々プリーズ・ソレイユ の目的は直射日光と日射熱の防止にある.即ち室内作 業面照度の過大並びに激変,従って又室内の照度及び 輝度の著しい不均一による明視の妨害等の採光上の不 都合をなくすと共に,日射による室内の過大受熱を防 止するにある. しかし実はそればかりでなく,仮令2次的ではある にしても,これによって直射日光を積極的に室内採光 並びに室温調節に利用することにあることも見逃すわ けには行かない.かくて,今日プリーズ・ソレイユと 言えば,消極的な意味での単なる日除けとしてではな126 鹿 児 島 大 学 工 学 部 研 究 報 告 第 5 号 く,必要に応じて直射日光や天空光,又は日射熱を遮 り,或は逆に利用したりして積極的に日照を洲節する ものとされるようになった.このような日除けの工夫 は日照調整(sunControl)と言われる. ところで今日実際に応用されている日照調整の建築 的方法としては, 椛造的方法一庇・各種ルーバー等 設備的方法一すだれ・ブラインド・鎧戸等 材料的方法一拡散性板ガラス・ガラスブロック 等 などがあるが,これらの内で最も近代的で代表的なも のとしては,やはり水平或は垂直の平行並列板,即ち 側窓面に設けられた水平ルーパーを挙げなければなら ないだろう. 水平ルーバーが側窓面に設けられた採光設計は既に わが国でもかなり広く行われて居り,一方水平ルーバ ーの採光効果についても若干の研究がある').しかし これらの研究は未だ断片的で初歩の段階に止まり,十
分な解明が得られていないため,実際の採光設計に際
し得らるべき室内照度を算定し,又はこれを推測する ことも現段階では困難である. 本研究では,このような欠陥を補うべく,側窓面に 設けられた水平ルーバーによる室内採光について理論 的解法を試み,且つその結果の実用化を期して計算図 表を作製した. 1.側窓面水平ルーバー採光による室内照度 ここでは側窓面に設けられた水平ルーパーの室内採光上の効果について考察し,ついでこれを実証するた
めに行った模型実験の結果を報告する, 1.1側窓面水平ルーバーの採光効果側窓面水平ルーバーのもたらす採光上の効果は理論
的に次の如く考察される. (a)直射日光の室内への射入を遮断或は制限する. 勿論その程度はルーバー面に対する太陽の位置・羽 根板の巾・間隔・勾配等によって異るだろうが,第1. 1図のような水平ルーバーでは,羽根板の遮光'性によ って一般に高高度の直射日光は室内への射入を遮断さ れ,低高度の直射日光は一部が遮断され−部が透過す る(第1.2図).従って太陽の,位置に応じて,羽根板 の巾・間隔・勾配等を適当に選べば,照度過大の直射日 光を完全に遮断することができ,室内における照度並 に輝度分布の極端な不均一を予防することができる.一二二一一
羽 根 板 水 平 羽 根 板 傾 斜 第 1 . 1 図 水 平 ル ー バ ー (1),G) 天井 (2)今)〃−
第 1 . 2 図 水 平 ル ー バ ー の 採 光 効 果 (1)高高度の直射日光および天空光を遮断す る. (2)低高度の直射日光および天空光は一部遮 断し,一部透過する. (3)羽根板上面からの反射光は対向羽根板下 面 お よ び 天 井 面 を 照 射 し て 2 次 的 光 源 を 作り出す. (4)地面からの光線は羽根板下面を明るくし て 2 次 的 光 源 と な る . (b)天空光の室内への射入を遮断或は制限する. これについても(a)の直射日光の場合と同じこと が言える(第1.2図).ところが元々高高度の天空光 は大体において室内の窓に近い部分に向う光であり, 低高度のものは室の奥の方に向う光である.そのため 窓而にルーバーがなければ寧ろ明る過ぎて困る窓に近 い部分ほど天空光の入射制限を厳しく受け,室の奥の 方になるほど入射制限を受ける割合が小さくなって, 結局天空光による室内の奥行方向の照度分布は余程均 一化される. 〔c)下向きに入射した直射日光と天空光は羽根板 の上面で反射し,一部は対向羽根板の下面を照射し, 他の一部は室内に入って天井面を照らす(第1.2図). その結果羽根板下面と天井面が二次的光源となって 室内の拡散照度を増す.これは単に室内照度分布を均 一化するばかりでなく,室内で陰影を柔げ,輝度対比 を少なくし,又室の奥部では主光線の方向が水平に近 くなり過ぎがちであると言う欠点を補うなどして,室 内の光線状態を好ましいものとする、2.15 3.19 127 ノ,=6×sina I2=6×COSα/tam ノーノ,+12 (d)地面或は地上の物件から上向きに入射した直 射 日 光 及 び 天 空 光 の 反 射 光 線 は 羽 根 板 下 面 を 照 ら す (第1.2図). その結果これが二次的光源となって,結局(c)の場 合と同様な採光効果をもたらすことになる. 1.2側窓面水平ルーバー採光による室内照度 杵通のⅢ窓採光では,直41日光を受けた場合は無論 のこと,天空光を受けた場合でも窓に近い部分は非'附 に明いが,窓から離れて室の奥の方へ行くと急激にWf くなると言う欠点がある.このようなⅢ11窓でも水平ル ーバーを設けると,前述の如き採光効果が得られる筈 であるが,その程度は羽根板の巾・厚さ・断面形状・ 傾斜角・反射率等によって当然違ってくるものと考え られる. そこで先ずこの点を実験的に明かにするために,次 のような模型実験を行った. ( 1 ) 実 験 方 法 先ず羽根板としては巾6cm・厚さ3mmの細長い ガラス板の表面に白色水性ペンキを厚く塗ったものを 用い、これで第1.3図に示すように所定の傾斜角α と保護角仙をもった水平ルーパーを椛成する. 実験に供した水平ルーパーは,何れも鼓上段の羽根 4.96 6.00 ﹄枠 ﹃上
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6.0 〆↓i典寺4
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側 L 一 三 』 60。 一 第 1 . 3 図 供 試 水 平 ル ー バ ー 板を窓上枠の下端から6cm離して取付け,それ以下 の羽根板は傾斜角α及び保謹角。並に各部の寸法(第 1.3図)を第1.1表に示すような値にとった時の組 合せで得られる40種とし,大きさはすべて窓枠内法で 60cm×90cmとする.但し実験では60cm×80cmの 部分だけを使用することは鎖1.4図に示す通りであ 第 1 . 1 表 供 試 水 平 ル ー バ ー 各 部 の 寸 法 〔註〕 70。 3.55 9.18 2.45 8.08そ『∼皇’20。60。
3.26 5.31 20。 30。 40コ 50。 60・ 1.72 7.3s 1.19 6.82 ノ1=0cm ‘=6.00 ︾〃〃しす〃L ︽ソ日ml雑c、
2.18c 2.18 5.03cm 5.03 7.15cm 7.15 10.39cm 10.39 0 。 0.75 6.38 J1=1.04 ‘=5.91 ﹁〃〃し7〃し ︹︾色 J2= 1.09 / = 6 . 2 9 3.41 4.45 30。 7.04 8.08 10.23 11.27 10。 咽″〃し勺〃〃︾ n画 ノ1=5.63 α=2.05 5.20 10.40 城 : 側 窓 而 水 平 ル ー バ ー 採 光 の 解 法 ノ1=2.05 m=5.64 /2=2.05 ノ ー 4 . 1 0 /,=3.86 m=4.60 4.73 6.78 6.72 8.77 9.77 11.82 20。 ノ1=3.00 &=5.20 /2=1.89 ノ ー 4 . 8 9 3.00 6.00 4.34 7.34 6.19 9.19 9.00 12.00 40。 2.52 7.72 ノl=5.20 α=3.00 3.58 8.78 J1=4.60 ‘=3.86 /2=1.67 J = 5 . 5 3 2.65 6.51 3.86 7.72 5.48 9.34 7.96 11.82 2.23 6.83 50。 /2=1.40 J = 6 . 0 0 4.60 9.20 6.68 11.28 3.24 7.84 1.73 6.93w/〃”ラス 釦阿蓉ヅ「 − 128 ; 卜 鹿 児 烏 大 学 工 学 部 研 究 報 告 第 5 号 第1.4図実験装祇(図の水平ルーバーはα=30.,巾=60,の場合)
る . 並 に 昼 光 率 分 布 図 と し て 若 干 示 す と 第 ’ ・ 6 図 ∼ 第 1 ・
このような供試体を第1.4図のように,天空光装置’2図が得られる・
の前面に垂直に取付け,周囲を遮光板で塞ぎ,暗室内これらの図中で,「ルーパーなし」なるI'11級はH,
にある照度測定線上の各点の水平面照度を照度計で4Higbieの与えた理論式
E
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回宛測定する. 天空光装置は第1.4図に示すような半径が1mの'
たもので,これを周囲から合計18個の60W電球で,摺/
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ガラスを透して照射したものを天空光光源としている但しE=観測点Pにおける水平面照度〔'ux〕
のであるが,別に球内面全休の輝度を均一に保つためB=窓面の輝度
に特に中央部に対して補助光を付加し,叉その輝度を”=窓の巾=60〔cm〕
終始一定に保つために鉄共振型定電圧装置を用いた.Z=窓の高さ=80〔cm〕
又照度の測定は東芝照度計校正器によって調整したD=窓面からPまでの距離
東芝照度計第5号型及び同低照度用によった.による計算結果で(第1.5図),言わば仏-90。の場
( 2 ) 実 験 結 果 合 の 理 論 値 を 示 し , o 印 は そ れ に 対 す る 実 験 値 で あ る .
本実験では側窓の大きさ,従って羽根板の長さ,並而して上式のBは,第’・4図に示されている0点
にその巾.厚さ.断面形及び表面反射率を一定とし,で得られたルーパーなしの場合の半天照度の実測値
只羽根板の傾斜角αと保護角‘だけを変えてみて,そ2701uXを,その理論式にあてはめて,
の都度照度測定線(第1.4図)上の各点の水平面照度画
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を測定したが,今その結果を室内奥行方向の照度分布 こう〆士6〒0千A〒 〃々黒色]K侭ン控ず
天壷jAと光源面 (白色カセイン途) 水子ルーパ終
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2 o f垣
X P 平面図 → 一 一 一 一 一 一 断面図 胆哩2促線フー 0一
I
菌
ルーパーmL仲舞90.) 鮒 : 側 窓 而 水 平 ル ー バ ー 採 光 の 解 法 70 129 剛 さて第1.6図∼第1.12図を通観すると.水平ルー バーに極めて近い部分即ちD=O∼20cmでは曲線の 乱れが見られるが,これは各水平ルーバーとも最上段 の羽根板の位置を窓上枠下端から6cmの距離に保 ち,それ以下の羽根板の位置は保護角によって定めた 為,照度測定面から直上羽根板迄の距離が不同になっ た結果によるものである. そこで今この部分を除いて検討してみると,一般に 側面窓に水平ルーパーを設けると,それがない場合に 比べて室内各点とも水平而照度は低下し,しかもその 低下の割合は,一般に明るい窓に近い部分ほどひどく, 暗くなりがちな室の奥の方ほど小さくなっている.そ の結果として室の奥行方向の照度分布は相当均一化さ れている. 次に羽根板の傾斜角αと保護角仙の大きさと室内 各点の照度との関係についてみると,一般にαが大き く,妙が小さいほど,つまり羽根板の勾配が急になり, 羽根板の間隔が小さくなるほど室内各点の照度は低下 77 U し 6 0 第 1 . 5 図 から算定したもの,又図巾縦刺│の昼光率Fの値もこれ に準じて
原
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烏
・
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0
0
〔
影
〕
から求めたものである. 0204−06080100120I40160180200220Z40260280 D〔c柾】 第 1 . 6 図 実 験 結 果 ( α = 0 の 場 合 )皿印伽叩剛.卸叩.剛即川畑伽加和印則梱知即M0
岳光畢︲、︵%︶
100 90 1 0 度 Ⅲ 節 Ⅱ伽q 兜 20 4 0 ︵此︶ 1Ⅱ■Ⅱ.ⅡI■。’■Ⅱ■Ⅱ6ⅡⅡⅡI| ︲︲︲●、、・・’、、、●、︲︲皿’、、●、●:,:︲卜:︲・︲、耐., ︾、16L毎︵し 鹿 児 島 大 学 工 学 部 研 究 報 告 第 5 号 0 10.0 9.0 8.0 昼 7.0 6p 光 即
半
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』
ヲ.0 20 ゲ ー 、 % 一1.0 0 0204060801001201,IOl60I80200220240260280 D〔こけL〕 第1.8図実験結果(α=30°の場合) 知 40 咽 J巳01 ヲ0 叉 唖 ︵と︶ ' 0 I 020406080100I20140I60I80200220240260280 D〔c証〕 第 1 . 7 図 実 験 結 果 ( α = 1 0 ・ の 場 合 ) 即刈昼印光湘苧如︵%勃鋤脚0 40 叩 ,〆ルーハ,・−,tし 刑 照 20 20 度 10 130 '0ミミ=
“則柚知帥加0
提光畢︲︵%﹂ ︵し︶ 020406080100I20I40I6018020022024026C D〔これ〕 節1.10図実験結果(α=70。の場合) 知ミー=陰
−−ー ルーバー7rL 庇 照及︵ム︶000
20
Z羽 ︾二一. 、 ヘヘーーー へ︷﹄︿一 、﹃、一一 ﹃、、一一 へへ﹄﹃﹃ 、﹄一、﹄ へ恥﹄﹄﹄ 妙,I。、へ証︽緬諦琴諏 ︾へ〆亀﹄仙知加仙・0
畳光年︵%︶ ' 1 0.204060801001201㈹I601BO200220240260280 D〔QIL〕 第 1 . 9 図 実 験 結 果 ( α = 5 0 . の 場 合 ) ルーパ・一雄し︵と︶ 雄 : 側 窓 面 水 平 ル ー パ ー 採 光 の 解 法 1 0 131
叩加伽別如加加旧0
昼光挙︲露︶ 4-0 0. 邸 L=ルーパー唯し ヲ0 夏 ヂ〔・〕 0 2 0 ヲ 0 4 0 卯 剛 ︵と︶ ' 0 ロ 02040608010oI20140160180200220240260280 D【c汎]第1.11図実験結果(‘二二60。の場合)
60仙知知如鋤Ⅲ0
蚤光準︲︵弘一 う0 RⅡ 20 収 10望意
一二一一64輪
︾
〕0 ソ0 D〔cm] 第1.12厘!実験結果(仏=40・の場合) し,そしてその低下率は窓に近い所ほどひどく,室の 奥の方ほど小さくなり,そのため室内は総体に暗くな るが,一方室の奥行方向の照度分布は均一化される. 従って実際問題としては,照度の絶対値が不足しな い範囲内ではそれだけ好ましい採光状態が得られるこ とになる. なおこれらの傾向は第1.13図∼第1.17図によっ て一届明確に見取ることが出来る. 皿.羽根板面が水平の場合の解法 2 . 1 天 空 光 を 光 源 と し た 場 合 IOE , 一 夕6F”午ヲ210
尽一光志十︵〃c76目4う2
昼此一千︵砂〃︶ D〔⑱id鼎唾哩砿仙鎚
/一一一三
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一一一一三
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0瓢哀
0 7﹄ Ip(。1 − 2 0 0 2 0 う 0 4 0 5 0 0 1 2 ツ 4 日 6 7 8 9 1 0 1 1 1 2 』〔c,,L〕 第1.13図実験結果(α=0.の場合) 0 6020 132 鹿 児 鳥 大 学 工 学 部 研 究 報 告 第 5 号 1 0 知 ここでは水平ルーバーの羽根板と羽根板の間を通つ F〔.] FaO 一F 0 2 0 フ 0 4 0 ” 6 0 て射入する天空直接光による室内作業面上の一点の直 接水平面照度を求める. ( 1 ) 解 法 I 第2.1図の如き有限巾・無限長の帯状等輝度完全 拡散面光源(輝度B)による作業面上の1点Pの直接 水平面照度Eは,立体角投射の法則から,
F4う210
畳光皐︲︵%︶ 友 恥. 』三
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20 照 戊 10 一 、 i工 一 一 F ・ ' 隅 , ! Ⅱ ロ l Z ヲ 4 5 6 7 8 9 1 0 1 1 1 2 2[これ〕 第1.15図実験結果(α=50.の場合) 0 1 0 2 0 7 0 4 0 5 0 6 0 7 0 0LL・〕 節1.16図実験結果(め=60・の場合) (2.3)1654ヲ210
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コミ一﹁ 一一一一一一﹁ へ一一一一一一‘ 1一一一一一一一 恥I峯堅花工些錘. ・へ.へ一一一一一. +fcos81+ 第 2 . 1 図E=苧(1−c。Sの(2.2)
で表わされる.ここにSbは立体角投射面積である. 従ってこれらの式を利用すれば,羽根板の数が少な い場合は羽根板の間を通って室内に射入する天空光に よる室内作業面上の一点における直接水平面照度は簡 単に求められる(第2.2図及び第2.3図参照). そこで次には第2.4図の如く,羽根板の数が多い場 合についてみると,天空輝度をB,P点の直接水平面 照度を動で表わせば,}
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ここでは断面が細長い矩形で上下両面が水平に保た れた羽根板からなる水平ルーバーを考え,これが垂直 の側窓全面に取付けられていて,1/4球面をなす等輝 度完全拡散性の天空を光源とした時の室内作業面上の 一点の水平面照度を求めてみる. 2.1.1天空光による直接照度の2次元解法=
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節 2 . 2 図 R︻F八片r八一0淵淵│〈
D = 水 平 ル ー バ ー か ら P 点 ま で の 距 離 で,P点を含む作業面は羽根板0の上面と一致するも のとし,又加算上限〃は,0≧仏の場合は β"<仏=tan-1I/α≦0,,+’ 又 @ < ‘ の 場 合 は 9 .鰭
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表
但し,B=1とする ノー羽根板間のあき r=羽根板の厚さ α=羽根板の巾 D = 水 平 ル ー バ ー か ら P 点 ま で ⑦ + 4 斗 - − , − 但 し 第 2 . 5 図 β"<0≦β"+’ を満足すべきものとする・ 第2.6図∼第2.8図は,それぞれノ/ヒノ=1,1.5, 2,なる水平ルーバーについて,B=1とし,第2.5図 に示すように羽根板と羽根板の間を通って室内に射入 した天空光によるP点(D,〃)の直接水平面照度を(2.1)式によって計算した結果を,等照度線を以っ
て図示したものである.これらの図を利用すれば,数
多くの羽根板の間から射入した天空光による室内任意
の点の直接水平面照度も,各羽根板間のあきと観測点
との位置関係即ちDとルに応対する図中の値を加算 することによって,比較的簡単に求められるだろう。 ( 2 ) 解 法 I ’ 第2.5図に示すような羽根板の間から射入した天 空光による室内任意の点の直接水平面照度は’第2. 9図で明かなように,水平で断面が矩形の羽根板を, 厚さが無視できて前下り勾配がα'=tan 1r/αなる羽 根板に置き替える方法でも求めることができるが,こ の解法については後述する. ︵雪s︲一︶跡 / /7
7ー6 鹿 児 勘 大 学 工 学 部 研 究 報 告 第 5 号 134 8 十.戸F−D lpl 9 9 III2Iヲ141ラI617I8I920 ↑必十llIh
2ヲ456789Ⅲ川胆腸・杵阪肥Ⅳ旧H”
L ∼ 一 L 、 ' 4曇
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〔単位%〕但し,B=1,”=1の場合 節2.61重 ' 6 + 4 - ' 一 一 , 、l、 l01ll2Bl41ヲ’617181920 0 1 2 ヲ 4 F 6 T2+IlIh 唾 2 陰 ラ 岸子
4 5品
ヒ
ヒ
7 ー 借蕊27図勤=乳赤-,(万千斜南ア}による等照…“
1 2 ヲ 4 5 6 7 8 9 1 0 1 1 1 2 1 ラ l 4 1 F l 6 1 7 I 8 1 9 2 0 ' 0 1 − 岸 Ⅱ 2 l ヲ’12ぅ4Bf
' 5−12ヲ456789旧川恨腸・杵阪肥Ⅳ旧H犯
■
1 7 、 、 ' 8 ’912 8 9 1 0 1 1 1 2 1 ヲ 1 4 1 ラ 1 6 1 7 〔単位%〕但し,B=1,ノ/"=1.5の場合 I7 If lq 2 〔 181920 う 4 F 6 7穂
毒
ミ
蕊寒筆
雷雲雲
ミー雲
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254
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冒
罰
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=〆 1 1.5 雪煙 ニミ 1篭 ミミ 雲 ミ鍵
願、
固 唾 、』 厩 、、 雷 ) 、 、90= 一 . | 加 、 、 抑剥竺
紬 1 .知 / 45A│
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一一一 一へ璽
、坤‘!
135蔓
毒
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二 , Ⅱ更」意
1011121ヲI41FI617181920雲
一 一 一 信華
h誰
半
駒=乳赤恩一両鈴弄示}にょ溺等順慶曲線図
〔単位%〕但し,B=1,〃α=2の場合 第 2 . 8 図|l274F6789012う4ぅ鵬Ⅳ旧円釦
I1111I
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従って羽根板がある時の”部分によるP点の直接水 平面照度極は,(2.4)式と(2.5)式から ZfE=の。、E’ヂノ粥、4s…’(2.6)
一一● 第 2 . 1 0 図 猫 : Ⅲ 窓 面 水 平 ル ー バ ー 採 光 の 解 法 141ツ1617181920 、==登、
| ・l−cL−一一 ( 3 ) 解 法 、 第2・10図に示すような室内作業面上の一点Pに対 し,天空光を光源とした時の水平ルーバーの透過率α は,その一単位の“なる部分についてみると, ノーatan8 (2.4)①=/+r
但しβ≦め=cot-Wノとする. 一方仮に羽根板がないものとした場合の伽部分に よるP点の直接水平面照度‘ZE'は,天空輝度をBと すれば,立体角投射の法則或は(2.1)式から”
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蕊 悪蝋
蝉N,、 淫 蕊言侭
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』 ソ ロ IjR瓦 じ 6.b 輿ざ蔦
J ‐ 、、1J “ 、 I F、 ノ 10− 1.先・ 24L 密 万 和. 、(2.8) 136 (2.9) で表わすことができる. 然るにルーバー面からP点までの距離Dに対して, 羽根板の間隔ノ・巾α及び厚さrが何れも小で,羽根 板の配列が一様であれば,のは0の変化に対して連続 的に変化するものと考えることが近似的に可能である から,(2.4)式ののはそのまま変数βの函数とする ことができる. 従って第2.11図の如き水平ルーバーの全面から透 過した天空光によるP点の直接水平面照度勤は, (2.6)式を積分して,
L
F
Ⅵ肌皿、鮎価叫⑱腿叫
4 EI
冬
| D − − l 第 2 . 1 1 図動
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7
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而してrがノ及び‘に対して十分小であれば,近似〃(ノ+r)=〃/=cot‘
的 に / = O と 置 け る か ら , 従 っ て ( 2 . 7 ) 式 は 〃(I+r)=1 /動
=
芋
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鹿 児 島 大 学 工 学 部 研 究 報 告 第 5 号 【 I 但し0<‘とする.若し0≧‘であれば,0をゆに置き替える.要するに上式の積分上限のeとしては第
2.11図に示すoかめか,何れか小なる方をとれば よいわけである.第2.12図に,B=1とした時の(2.9)式による
動の計算図表を示す. 2.1.2天空光による直接照度の3次元解法 ( 1 ) 解 法 ’第2.13図の如き垂直矩形の完全拡散面光源OJ
BCによるP点の直接水平面照度Eは,光源の輝度を Bとすれば,錐面積分の法則からE
=
:
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労 6 0 /│
瞳
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9 ) 式 の 動 の 計 算 図 表 B = 1 と す る 0 5 1 0 1 5 2 0 2 5 ] 0 秀 4 0 4 5 う 0 8. 第2.12図(2 但 し 〃 吐中四
/弘
“傘
十 出 I 、
第 2 . 1 5 図助
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号
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2
)
但しβ"<の=tan-1ノ/‘j≦'"+1 00,=0. とする. しかし実際問題としてこの式の計算はそう簡単では ない.そこで次のような実用的解法が考えられる. ( 2 ) 解 法 1 1前記の(2.10)式は,第2.16図の如く窓巾が半無
限大即ちβ=元/2の時 137 0.F.、ベ ユ § や ① 04§、 一 a U E 唖 って室内に射入した天空光による室内作業面上の一点 における直接水平面照度は,羽根板で分割された個々 の光源に対して(2.11)式を適用すれば求められる.即ち第2.15図の如き水平ルーバーに対して(2.11〕
式を適用すれば, A 〆 I / DO ECP
、
第 2 . 1 3 図 但しP点は光源面の一隅0からひいたその面の法線 上にあるものとする.第2.14図に(2.10)式の計算 図表を示す. 一 刑r
ル
1 , 6 1.F 1 4 腸 1 , 2 1 . 1 へ’.O へ +j0H O● 雷 、§,0.8 Ⅱ12 . t‘Oj7 零 80.6 延05 叫 0,ヲ q2 0 , 1 0 0.8 0.2ⅡI0
牛典牛土
Hi 0.7 0.6 ■e e;LawlB,91018/BIP 塘 : 側 窓 面 水 平 ル ー バ ー 採 光 の 解 法 if、/〆「
E mlc、』 O i O 2 0 ツ 0 4 0 ; 0 6 0 7 0 8 0 9 0 β ・第
2
,
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図
:
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n
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…
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の 計 算 図 表 但 し , B = 1 と す る 従って光源DABEによるP点の直接水平面照度E は,E
=
;
[
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1
)
で表わされるから,水平ルーバーの各羽根板の間を通 ニーニ三_一堂二三雪
一一r而吉 一二王二二にヨェ
粥 2 . 1 6 図恥
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となるが,これは(2.2)式のEの値の1/2に相当す る . そ こ で 今脇
〃
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99囚誌
和一霧
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〆〆 50 / $、if/
/ハ・ 138 β − 8 0 7 0 曲
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〕
β 恥 (2.13) 鹿 児 島 大 学 工 学 部 研 究 報 告 第 5 号岨万犯渉釦
(1−cCsの苦
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1
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)
の大きな位置にある光源程誤差は大きくなるが,実は それと同時に光源の高さが小さくなるので,β,=βと した時の光源の面積の増大は元々大したものではな く,しかもそれはP点から最も離れた部分において生 ずるのであるから,結局光源の面稚増大部分がP点に 与える直接照度の増大は案外小さなものである. そこでこうした論拠から,近似的にβ'=βと置いて みると,(2.10)式からP点の直接水平而照度Eは,E=芋(1−cosの(2.16)
なる近似式が得られる.第2.18図はこの式の計算図 表であるが,第2.15図のような場合のP点の直接水 平面照度勤は,(2.10式)と(2.15)式から,6,』 <ゆ≦β"+’として と置いて,予め〃の値を計算しておけば(第2.17図) 一 般 に E は E=座。Eβ=元/2 (2.14) で表わされ,2次元解(第2.3図)に,βの値に対 応する係数〃を乗ずれば得られることになる.但し第 2.3図のEはβ=元の時の値を示しているので,こ の場合はその1/2の値をとらなければならない. 従って又数多くの羽根板の間を通って室内に射入した天空光によるP点の直接水平面照度も,(2.11)式
或は(2.12)式と同様にして求められる, 1.0 09 0 ‘8 町 0 ,6 0.ラメ
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伽
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伽 0.OI O,冊 qO2 q01 0 1 0 2 0 ヲ O 4 0 F O 6 0 7 0 8 0 9 0 βL・〕 第 2 . 1 7 図 似 の 計 算 図 表 ( 3 ) 解 法 、第2.15図の如き水平ルーパーでは,各羽根板の間
を通ってP点に直接照度を与える光源の内で最高の位 置にあるものの作業面上の高さHは,近似的に H=(D+のtam=(D+の.I/α で表わされるが,Z/αが比較的小であればHはDに 比べ比較的小となるから,(2.10)式に見られる0に よるβ'の変化を近似的に無視して β,=tan-1(cosO・tanβ)一β(2.15) と置くことが出来るだろう.β,=βと置けば,6の値 0 F ’ 0 1 ラ 2 0 2 ラ ヲ 0 死 4 0 心 eL今1簾
2
弧
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/ノ 〃 f/139 塘 : 側 窓 面 水 平 ル ー バ ー 採 光 の 解 法 B’2 D D+‘
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]
〕
( 4 ) 解 法 1 V 第2.19図に示すように,ルーバー面から測点まで の距離Dに対して,羽根板間のあきノ・巾‘・厚さr が何れも小で,羽根板の配列が一様であれば,水平ル ーバーの一単位の”なる部分についての天空光透過 率のは,0の変化に対して連続的に変化するものとす ることが近似的に許され,2次元解の(2.4)式と同 様に変数0の函数として ノーftanOの=−7千戸
と置くことができる.但し'≦巾=cot-v〃とする. 一方水平ルーバーがないものとした場合の〃部分 によるP点の直接水平面照度極'は.(2.11)式から極
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第 2 . 1 9 図 従って水平ルーバー全面からの透過天空光によるP 点 の 直 接 水 平 面 照 度 母 は , 上 記 2 式 を 組 合 せ て助=I;。”
(2.20) で表わされる. ところがこの砿分は元々解けないものであるから, 今近似解を求めるため COS(β+”)=cos6・COS(抑)一sin0.sin(”) =cos6-sin8・” 又0が余り大でないと言う条件の下に tan-1(cosO・tanβ)=β=
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}
〕
(2.18) 而してrがノ及びaに比べて充分に小であれば,近了
f
7
=
c
・
齢
似的にr=0と置けるから,ー L = , と な っ て , ( 2 . , 8 ) 式 は
ノ+オ tan-1(COS('十‘の.tanβ〕=β と世いてみると,(2.7)式に準じて母
=
等
I
:
ノ
ー
癖
‘
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‘
.
"
]
=判:1-fドヅs…‘
第 2 . 2 1 凶 140
E、=聖2
r 2 で表わされる.ここにsoはX点を中心とする半径ノ. なる半球面による立体角投射面積であるが,これは羽 根仮の長さが無限大の場合,即ち2次元的にはs
・
=
等
(
。
。
s
'
'
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c
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s
の
である.然るにここでは光源として1/4球面の天空を 考えているので,0'=0即ちcosO'=1とする.従って動
=
等
=
等
(
l
-
c
o
s
'
)
=芋('一歳秀)(222)
で表わされる. そこでこの式を使ってx=0∼α即ち羽根板上面全 面についての平均照度Eb"Zを求めてみると,但し@<‘とする.若し0≧ゆであれば上記諸式中
の0を‘に置き替えればよい.即ち身
=
芋
〔
,
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雌
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‘
〕
〕
(
2
.
2
1
)
第2.20図に(2.21)式の計算図表を示しておく.
0 1 1 ロ ,i
−
「
[
│
lI’1│
汁
x
T
i
05 01020ヲ040ツ060、8010. β ・ 第2.20図(2.21)式の母の計算図表 但し,B=1とする 2.1.3天空光による反射照度の2次元解法天空光によって羽根板上面が照射されると,その反
射光は対向羽根板の下面を照らし,これらは相互の反
射によって互に輝度を高める.その結果羽根板下面が
2次的光源となって室内作業面を照らすことになる. ここではそれを仮りに天空光による反射照度と呼ん で,これを求めてみる. (1)羽根板面の終局輝度第2.21図に示すように,羽根板上面が天空光によ
って照らされた時の羽根板上面上の一点Xにおける 【I 直接水平面照度Eb熊は,立体角投射の法則から 0 4 瞳 E』 0.2 0.1 鹿 児 島 大 学 工 学 部 研 究 報 告 節 5 号I
:
(
'
一
示
幸
素
)
ぬ
=
受
{
徽
一
(
〃
燕
−
0
}
となる.今各羽根板の上面全体の照度が一様にEOj肱で あり,且つ各羽根板面を完全拡散面としてその反射率 をβ(第2.22図)で表わせば,羽根板上面の平均輝 度B,はB
,
=
2
竺
型
(2.24) 元 ‘ 2 aI
:
E
b
灘
”
で表わされるから,このような輝度をもつ羽根板上面 を光源とした時の対向羽根板下面上の一点Xにおける 第1次反射照度且態は,(第2.23図)s
b
=
等
(
c
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α
十
c
o
s
β
〕
であるから, EO"!= 元B (2.23) / / 夕 〃堂堂、
一毎一〃
〃
寅遥 ●■ ’00'
参
〃'必 141
=
E
b
,
,
‘
(
p
』
/
鵬
芋
二
』
)
,
となり,同様に反復反射による平均照度は鴎
,
,
』
=
E
b
鰯
(
'
廻
雰
二
』
)
‘
恥
=
等
=
字
(
c
o
s
a
+
c
o
s
β
)
=字{"¥蕊.+"鮭が}
これに(2.24)式を代入すると恥=竿│示十京十"私躯)息}
そこで前と同様に,この場合も苑=0∼〃即ち羽根板下 而全而についての平均照度E',〃を求めると,”
"
=
」
準
0987654う2102︲I1−111111
明皮風汚︵色珂式︶
明鬼展術︵マンセル式︶Ⅲ9087〃65,斗32
0 2 0 ツ 0 4 − 0 5 0 6 0 7 0 8 0 9 0 1 0 0 瓦 射 半 〔 弧 〕 鋪 2 . 2 2 図 明 度 段 階 と 反 射 率'
一
(
p
・
Z
シ
『
/)
’
'/2+"2−ノ/
'■■
0︼=
勢
I
;
{
示
士
京
十
"
難
聴
)
m
}
“
=響{"干認-1-'+,/…}
=
恥
,
‘
。
』
'
7
需
一
’
次にこのような平均照度E1,〃を受けている羽根板 下面を光源とする対向羽根板上面の平均照度唖,〃を 同様にして求めてみると,恥
,
‘
=
E
,
,
,
,
.
と
写
隆
一
’
の如く求められる. 従ってこれらを加算して羽根板上面及び下面の終局 照度を求めてみると,先ず上而の終局平均照度E上は 1E
上
=
芸
{
‘
-
(
I
/
秤
涯
り
}
これに(2.23)式を代入すれば 2 ハハ小ノ揖茸-’
=Eb,"。 11
−
(
.
』
/
膜
ザ
ー
難 : 側 窓 面 水 平 ル ー バ ー 採 光 の 解 法 E上=Eb,"+E2"8+E4,"+・…・….…=
E
b
鯉
{
'
+
(
。
』
/
‘
γ
-
』
)
恩
十
(
p
/
平
二
!
)
‘
+
…
…
…
}
第 2 . 2 3 図 〃恥
,
‘
=
E
b
,
心
"
キ
リ
9
1
2
二
』
)
‘
ズ
// マツ壷
葎
}
究 報 告 第 5 号 鹿 児 島 大 学 工 学 部 研 142 "一(I//2+α2−又羽根板下面の終局平均輝度B'下は(2.25)式に準じて
/ ) 次に羽根板下面の終局平均照度酢は E下=E1,"十鴎,"+…………=
恥
,
‘
{
,
J
/
'
興
ず
-
'
+
(
p
J
/
I
Y
−
I
−万一,、]/ノ2+a2−Z.)3+……}
)
,
(2.27) =Eb,",0."上=器{‘-(〃存-1)
}
‘
-
(
胤
博
‘
(
'
・
廻
了
霞
二
』
)
‘
002ラ0F0万1.01,2シ1.ヲ2.0 プー〃。. 第2.24図B上の計算図表 但し,B=1とする陰
α 1− 式 を 代 入 す る と これに(2.23)式E下=器{
20 I/J2+d2-ノ一卦加肥岨840
且勇︺ 但し『=〃αとする. 第2.24図及び第2.25図にβ上及びB下の計算図 表を示す. 尚お天空より下の方にある地面或は地上の物件等を 光源と考えた場合,その平均輝度をB,とすれば,そ れによる羽根板上面の終局平均輝度B'上は(2.26) 式に準じて'
一
(
,
J
/
膜
ザ
ー
』
)
,
従って羽根板上面及び下面の終局平均輝度B上及びB下はそれぞれB
上
=
2
且
上
冗=
芸
{
‘
一
(
"
誌
−
1
)
)
,
-
(
‘
ソ
平
ザ
ー
1等
{
1
−
(
i
/
再
T
-
'
う
}
'
−
.
恩
(
,
/
,
逼
十
'
一
が
(2.25)野-耕一…-血}頁詩Lー学{1−…,)戸;濡扉
(2.26)三弱圭圭二
一一 0012ラClラ0万|・Oi2ヲ|,ラ|万 ナー2/‘し 第2.25図B下の計算図表 但し,B=1とする 0 2 ’ T − L l − + −J鳶
、 “ 40 % 死 28 2 4 B上 −20 % ー16 1 2 8 4 0 ∼1− P= = 両 h衿モブニ乞
う
≦
1〆 一 岸 一㎡=二雨=
一審二 一征二弓 '一5F二斗 =.=研二 デ デ ゴ ー ー-α弓.-‐ 0‘2.鐘
-害43∼ L 二 塘 : 側 窓 面 水 平 ル ー バ ー 採 光 の 解 法
L4−L卿"剛…_I
D I厩
下
=
筈
{
側
-
(
"
千
"
-
1
)
}
可
"
ず
-
』
)
‘
(2.28) で 求 め ら れ る . 反 射 照 度 昼 は , 羽 根 板 の 数 が 少 な け れ ば 立 体 角 投 射 ( 2 ) 解 法 I そ の 他 の 方 法 に よ っ て 簡 単 に 求 め ら れ る . そ こ で 次 に さてこのような輝度をもつ羽,限板而を光源とした場は第2.26図の如き場合について島を求めてみる 第 2 . 2 6 図 合の室内作業面上の一点の水平面照度即ちここで言うと,0,』>仏≧0"+'として,島
=
芋
〔
富
(
c
o
s
,
綱
_
c
o
s
,
"
鋤
)
+
'
'
‘
聾
〃 j = 〃(
c
o
s
"
綱
_
c
o
s
,
"
…
)
〕
=
芋
〔
賞
{
c
o
s
(
f
a
n
-
l
"
'
1
憐
ル
l
)
-
c
o
s
(
"
n
-
1
"
!
+
苫
ル
り
}
+
'
'
蔦
Ⅲ
{
c
o
s
(
鯛
、
-
,
半
)
_
c
o
s
(
t
a
n
-
亜
D + ‘ D=
芋
〔
富
{
/
(
。
+
‘
)
圃
十
(
"
’
十
戸
,
)
,
,
、
‘
+
(
"
,
+
戸
が
}
+
,
'
菖
池
D
霞
十
:
渉
雨
)
,
,
、
圏
+
r
再
,‘
Q , ∼ N+I l N可司
ⅡI0
キー上下4+
tt
、翼
i
;
土
迦
)
}
〕
塗 警
143+
,
層
,
‘
'
!
/
D
2
+
(
"
2
.
雨
)
2
1
/
、
2
+
(
,
苑
千
五
.
z
+
"
)
2
(
2
.
2
9
)
而 し て r が ノ 及 び 〃 に 比 べ て 充 分 小 な る 場 合 は 近 似 的 に r = 0 と 続 い てE
,
=
芋
〔
'
'
蔦
'
(
c
o
s
,
縦
_
c
o
s
0
卿
,
,
‘
)
+
(
c
o
s
'
縦
_
c
o
s
,
"
‘
)
〕
=
芋
〔
'
'
蔦
'
{
c
"
(
f
a
n
-
,
鍋
)
_
c
、
s
(
噸
n
-
1
響
)
〕
+
{
c
o
S
(
t
鋤
、
-
,
銅
_
c
o
s
(
t
a
n
-
1
3
)
}
〕
となる.1
−
』
鹿 児 島 大 学 工 学 部 研 究 報 告 第 5 号 ,=
芋
〔
'
'
菖
池
(
・
蝋
(
"
)
,
〃
圏
ふ
)
圏
}
+
い
蝋
(
"
,
)
。
第 2 . 2 7 図 “ 00一
服1両
、一m
甑/i八
通鰐献
”︲妙魯−2垂2 巳 又rがZ,αに比べて十分に小であれば, =0と置けば 〃(I+r)=〃ノーCO姉 であるから,(2.33)式は,
、
圏
阜
(
が
}
〕
(2.30)E
,
=
芋
〔
港
{
'
。
…
(
芳
十
:
)
−
1
。
…
(
f
+
:
)
−
(
s
i
n
’
一
s
i
n
.
,
)
}
+
(
…
_
c
o
s
°
)
〕
となり,0'=0の場合は (2.35) なる近似式が得られる.これらの式の算定には第2. 2図が利用出来るだろう. ( 3 ) 解 法 1 1 次に/,α及びrが比i陵的小なる場合について考察 してみる.第2.27図において,羽根板の下面だけを 光源と考えた場合,これがP点を照射するのは,水平 ルーバーの一単位即ち”の範囲内ではそれの〃tanO /(ノ+r)なる部分だけである.=芋sin…
従って”の範囲内で,羽根板下面だけを光源とした 時 の 水 平 面 照 度 “ は“
=
当
響
・
極
,
=竺工.空型.sinO.”(2.3,)
2 J + r で表わされる. 然るにルーバー面から測点までの距離Dに対して, ノ,‘,rが何れも小で,羽根板の配列が一様であれば, 上式の麺は0の変化に対して連続的に変化するもの と考えることが近似的に可能となるから,第2.11図 の如き水平ルーバー全面にわたる羽;恨板下面によるP 点の水平面照度易は,(2.31)式から 一方”なる部分全体が輝度B下であると仮定した 時,これによるP点の水平面照度麺'は立体角投射の 法則から‘
E
,
=
芋
{
。
。
s
,
_
c
o
s
(
‘
+
d
,
)
}
144 (2.33) 近‘似的に『 しかして0,=0の場合は昼
=
芋
浩
'
1
.
9
噸
、
(
f
十
:
)
−
s
i
n
‘
=
芋
糸
'
1
。
…
(
芳
十
:
)
-
'
。
…
(
斜
)
-
(
s
i
n
o
-
s
i
n
.
'
〕
(2.32)昼
=
芋
…
'
1
。
…
(
芳
十
:
)
-
s
i
n
。
’
(2.34) となる.但し0≦‘とする.第2.28図はこの式の計 算図表である. 若し0>のであれば,窓全面についてはe'∼仙及び の∼0の部分を別々に計上する必要があるので,(2. 32)式は城 : 側 窓 而 水 平 ル ー パ ー 採 光 の 解 法 /