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特集「電子社会に向けたコンピュータセキュリティ技術」の編集にあたって

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Academic year: 2021

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(1)Vol. 43. No. 8. Aug. 2002. 情報処理学会論文誌. 特集「電子社会に向けたコンピュータセキュリティ技術」の 編集にあたって 岡. 本. 司†. 栄. 1970 年代中ばにアメリカで商用暗号が発表されて. ンピュータセキュリティの重要性が高まっていること. から四半世紀が経つ.わが国でも数年後には一部の研. がこの数字にも伺える.本特集号が著者ならびに読者. 究者によって商用暗号の研究が始まった.それから 20. にとって役立ち,さらに次の研究に繋がることを期待. 年以上経って,暗号はあらゆるところに組み込まれよ. したい.. うとしている.これは,セキュリティ対策が電子社会. 最後に,本特集号のまとめるにあたり,忙しい中を. の実現において,最も重要な課題の 1 つと考えられて. 限られた時間の中で作業をしていただいた方々にお礼. いるからであり,今や暗号に限らずさまざまなセキュ. を申しあげたい.特に,査読者と編集者にはご苦労を. リティ技術が研究され,実用化されるようになってき. おかけした.また,投稿していただいた方にも深謝し. ている.. たい.. このようにさかんになってきたコンピュータセキュ 「電子社会に向けたコンピュータセキュリティ技術」. リティ研究であるが,その中で情報処理学会コンピュー. 特集号編集委員会. タセキュリティ研究会( CSEC )は,1998 年の設立以 来,シンポジウムや研究会の開催を通じてコンピュー. • 編集長 岡本  栄司( 筑波大学). タセキュリティ研究レベルの向上に少なからず寄与し てきた.その結果,CSEC の登録会員数は増加を続け. • 編集委員( 五十音順) 岩村  恵一(キヤノン ) 菊池  浩明( 東海大学). て今や 370 近くになり,前回のコンピュータセキュリ ティシンポジウムの参加者も 169 名,発表も 75 件と 増加している.. 櫻井  幸一( 九州大学). このような状況で,本特集は,新しい情報環境の利 用形態において安全な電子空間を創造していく基礎. 佐々木良一( 東京電機大学). となる技術,プロトコル,アーキテクチャなどに関す. 新保   淳( 東芝). る研究論文を掲載することを目的として計画された.. 寺田  真敏( 日立). 特徴は,CSEC と同様,コンピュータセキュリティに. 土居  範久( 慶應義塾大学). 関して,応用や実装を重視している点にある.実際,. 中野  秀男( 大阪市立大学). 採録された論文などで,応用プロトコル,バイオメト. 西垣  正勝( 静岡大学). リックス,不正コピーやウイルス対策,電子透かし ,. 林  誠一郎( NTT データ). ネットワークセキュリティ,実装技術,システム評価. 松浦  幹太( 東京大学). などその傾向が強い.これは投稿論文自体にも当ては. 松本   勉( 横浜国立大学). まる.ちなみに,投稿数は 44,採録数は 28 で,採択. 宮地  充子( 北陸先端科学技術大学院大学). 率は 64%であった.投稿数は昨年より増えており,コ. 村山  優子( 岩手県立大学). † 筑波大学. 2371.

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