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JAIST Repository: 科学技術への戦略的資源配分と持続的発展(政策評価・研究評価)

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Academic year: 2021

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JAIST Repository

https://dspace.jaist.ac.jp/ Title 科学技術への戦略的資源配分と持続的発展(政策評価・ 研究評価) Author(s) 山形, 与志樹 Citation 年次学術大会講演要旨集, 18: 498-501 Issue Date 2003-11-07

Type Conference Paper Text version publisher

URL http://hdl.handle.net/10119/6936

Rights

本著作物は研究・技術計画学会の許可のもとに掲載す るものです。This material is posted here with permission of the Japan Society for Science Policy and Research Management.

(2)

2C22 科学技術への 戦略的資源配分と 持続的発展 Om 形 与志 樹 ( 国立環境 W)

1.

はじめに

・第 2 期科学技術基本計画では、 将来への先行投資として 科学技術が果た す役割が強調され、 不況で財政状況が 逼迫しているにもかかわらず、 科 学 技術予算の例覚的な 増加が認められた。 ( 内閣府 ) ・しかし科学技術への 戦略的資源配分が、 どのようなメカニズムを 通じて、 中長期的な経済発展に 貢献するかについての 研究はまだ十分になされ ていない。 ・特に社会的に 最適な科学技術を 実現するためには、 研究開発投資の 持 っ経済覚部性を 考慮して、 中長期的経済成長への 影響を検討する 必要 があ る。 ・本研究では、 技術と知識の 複 層 的な相互関係に 着目するとともに、 研究 開発投資を内生変数とする 重複世代モデルを 用いた分析を 試みる。

2.

研究開発投資の

効果に関する

分析

・地球温暖化等の 地球規模での 制約条件を克服して、 持続的な発展の 実 現するためには、 研究開発への 投資が重要な 役割を果たすことが 期待さ れる。 ・しかし、 技術変化の決定要因に 関する経験的知見の 不足や、 経済覚部 性 やり x 穫 逓増型生産のモデル 分析の困難さから、 研究開発投資の 効果 が 十分に評価されてこなかった。 ・ 1990 年代になって、 内生的経済成長モデルの 発展もあ り、 知識や人的 資本に対する 投資が潜在生産力に 影響を与え、 ひいては長期的な 経済 成長に貢献するプロセスの 検討が本格的に 開始された。 ( 渡辺 2001)

3.

経済成長さ % ルの概略

・新古典派成長理論の 枠組み - 資本と労働の ィモき 性を前ほ

(3)

・生産関数 y 二ヵ F ㏄, KY 二ヵ㍗ K13 Y ; 生産、 A ; 全要素生産性、 L; 労働、 K; 資本 ( コブ・ダバラス 型関数 0 千 タ二 1) ・技術革新は 生産関数の A に影響 ・人的資本の 蓄積 一子一タによる 検証が困難 一眼界労働生産性の 係数としてモデル 化 - 科学技術への 投資が教育を 通じて影響 (Romer200 つ

4.

研究開発投資と

内生的成長モデル

・研究開発投資を 内生変数とするモデル 開発 - まず研究開発投資とイノベーションとの 関係の定式化が 重要 ・ "Learnning bydoing" 効果の内生化が 必要 - 研究開発への 投資がイノベーションを 引き起こし、 さらに研究開発の 効率が上昇す る関係をうまくモデル 化する必要があ る。 - 例えば、 研究開発への 先行投資効果が 内生変数を用いて 分析できない 経済モデ ルで評価すると、 温暖化対策のコストを 過大評価してしまう。 ( アメリカの京都議定 書からの脱退の 理由 ) ・収穫逓増が 不完全競争をもたらし、 投資や技術革新を 導く可能性も 指摘 されている。 (SO@Ow 1999) ・本研究では、 このイノベーションのメカニズムを 知識の蓄積との 関係にお いて新たに定式化するとともに、 世代重複経済成長モデルを 用いて研究 開発投資効果の 分析を試みる。

十み

辺ゆ

%

素ル 要べ

が術

効産

G

国技

堰嫡

な定

5 .

(4)

6.

研究開発投資と

イ / ベーシヨンの

関係

・技術変化関数 ( イ ノベーション 可能性フロンティア )

・イノベーションの 収益二市場規模 * 価格低下率 * 占有率 ・研究開発投資の 収益性 (Nordhaus 2002) - 社会的収益 30 一 70% ( スピルオーバ づ - 企業収益 6 一 ]5%

7.

新たなイノベーション

関数の提案

・ イ / ベーシヨン と 知識ストツ ク との生態学的関係 - 現世代の ィ / ベーションが、 次世代の知識ストックを 増大させ、 次世代の ィ / ベ 一 ションがより 大きな知識ストックに 基づいて促進される。 - しかし、 イノベーションが 継続するにしたがって、 限界的な生産性は 逓減する。 - 一方、 過剰なイノベーションは 知識ストックの 枯渇をもたらし、 知識ストックの 維 持管理が持続的かつ 効率的なイノベーションの 継続に重要となる。

8.

技術レベルと

知識ストックの

生態学的関係

技 術 べ ル Ⅱ 七人 " - ア - - 哉 ス @ ク l

(5)

9.

新たなイノベーション

関数の提案

・技術レベル

(A)

と知識ストック

(H)

との生態学的な 関係の定式化。 ノ 二名 ノメ HRR タ 一万 AT

H

二 SHH 一万 H メ 研究開発投資、 月 ; 定数 乙 、

; 進歩率、 あ 、 ㌔ ; 陳腐 7 ト 率 ・技術レベル

(A)

の変化率は技術変化関数であ り、 知識ストッ

H) は技術 変化関数の隠れた 変数となる。

10

・研究開発投資の

重複世代モデル

世代 亡 世代 廿 f

引用文献

Grubler , A ,, Nakicenovic , N 、 ;@and@Nordhaus , W , (2002)@"Technological@Change@and

the@En Ⅴ ronment" , Resource@for@the@Future:@Was Ⅱ ngton , DC , USA

@@ Solow:R ・ (1999)@"Neoclassical@Growth@Theory" , Handbook@of@Macroeconomics ,

Vol , 1 , pp , 637-667

Romer,D.(2001)"Advan ㏄ d Macrnoeconomics",MacGrawHm,2nd.edit @@ Mankiw:N , G ・ (2003)@"Macroeconomics":@Worth@Publishers:@5th@edit

・渡辺千切 (2001) 「技術革新の 計量分析」 日 科技連

参照

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