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ご愛用の皆様に このオーナーズハンドブックには お買いあげいただいたお車の正しい取り扱い方 安全な運転の仕方 簡単な整備の方法などについて説明してあります より快適に より安全にお乗りいただくために このオーナーズハンドブックを是非お読みください 仕様の変更などにより図や内容が一部実車と異なる場合が

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ご愛用の皆様に

このオーナーズハンドブックには、お買い あげいただいたお車の正しい取り扱い方、安 全な運転の仕方、簡単な整備の方法などに ついて説明してあります。 より快適に、より安全にお乗りいただくため に、このオーナーズハンドブックを是非お読 みください。

仕様の変更などにより図や内容が一部実 車と異なる場合がありますので、ご了承くだ さい。

本書に関 する最 新の情報 は弊 社ホー ム ページ http://www.bright.ne.jp/ でご案内 しております。

この車は、運転者を含めて2名まで乗車で きます。 本書では正しい取り扱い方法および点検、 整備に関する重要な事項を、次のシンボル マークで示しています。

危険

取り扱いを誤った場合、死亡または重大 な傷害に至る可能性が大きいと想定さ れる場合を示しています。

警告

取り扱いを誤った場合、死亡または重大 な傷害に至る可能性が想定される場合 を示しています。

注意

取り扱いを誤った場合、物的損害の発生 が想定される場合を示しています。

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アドバイス

製品の操作や整備に関連して知っておい ていただきたいこと、知っておくと便利なこ とを説明しています。

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目次

安全運転のために... 6 主要諸元 ... 15 各部の名称 ... 19 エンジン番号・車台番号 ... 22 メータの見方、使い方 ... 23 メータユニット ... 23 インジケータ ... 24 スピードメータ/タコメータ ... 40 水温計 ... 40 ディスプレイセッティング ... 42 機能 ... 56 KIPASSについて ... 62

KIPASS (Kawasaki’s Intelligent Proximity Activation Start System) 62 エンジンの始動 ... 62 FOBキー(携帯機) ... 64 FOBキー(携帯機)の電波送受信の 可能範囲 ... 72 KIPASSが正しく作動しないとき ... 73 KIPASSのご使用にあたって ... 73 スペアFOBキー(携帯機) ... 75 スイッチの使い方 ... 78 ステアリングロックユニット... 78 ステアリングロック ... 83 左ハンドルスイッチ ... 85 ディマスイッチ ... 85 パッシングボタン ... 85 ターンシグナルスイッチ ... 86 ホーンボタン ... 86 メータモードボタン ... 87 K-ACT ABSボタン ... 87 KTRCボタン ... 87 電動ウインドシールド調整ボタ ン ... 87 右ハンドルスイッチ ... 88 スタータボタン ... 88 エンジンストップスイッチ ... 88 ハザードスイッチ ... 89 各部の取り扱い方 ... 91

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センタスタンド ... 91 ブレーキレバーアジャスタ ... 92 クラッチレバーアジャスタ ... 93 シート ... 94 サドルバッグ... 96 小物入れ... 101 リヤキャリア ... 103 ツールキット ... 104 エアインテーク ... 104 ウインドシールド ... 105 ヘッドライト調整用アジャスタノブ ... 107 アクセサリソケット/コネクタ ... 108 サスペンションセッティング ... 110 グリップウォーマ ... 115 燃料の補給 ... 117 正しい運転操作 ... 121 エンジンのかけ方 ... 121 ならし運転 ... 124 走り方... 124 シフトダウンの仕方... 126 ブレーキの使い方... 126 Coactive-braking Technology)アン チロックブレーキシステム(ABS) ... 128 エンジンの止め方 ... 131 エンジンの非常停止... 131 駐車の仕方... 132

KTRC (Kawasaki TRaction Control) ... 134

点検整備について ... 138 簡単な整備... 140 ブレーキ液量の点検 ... 141 ブレーキライトスイッチの調整 ... 142 クラッチ液量の点検 ... 144 エンジンオイルの補給 ... 145 ファイナルギヤケースオイルの補給 .. 148 冷却液... 150 スパークプラグ ... 153 エアクリーナ ... 154 スロットルケーブルの遊び調整 ... 177 アイドリング回転速度の調整 ... 178 タイヤ ... 179 バッテリターミナル部の清掃 ... 182 ヒューズの交換 ... 193 車のお手入れ ... 196

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安全運転のために

ここにあげた項目は日常の走行上非常に基本的なものです。これらのことを守って安全運転 および上手なオートバイ操作を心がけましょう。 運転する前に

オーナーズハンドブックをよく読んでくださ い。車の取り扱いをよくご存じの方も、この 車の特有の構造や取り扱い方がありますの で、この説明書を必ずお読みください。

日常点検を必ず行ってください。車は常に 清潔に手入れをし、定められた点検整備を 必ず行いましょう。

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定期点検を必ず行ってください。ガソリン の補給は、必ずエンジンを止め、火気厳禁 で行ってください。

排気ガスには、一酸化炭素などの有害な 成分が含まれています。エンジン始動、暖 機運転は、風通しの良い場所で行ってくだ さい。

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服装

運転者と同乗者は、必ずヘルメットを着用 してください。これは、法令でも定められて います。 - ヘルメットは正しくかぶり、あごひもを 確実に締めてください。 - ヘルメットは二輪車用でPSCマークの あるものを必ずお選びください。頭に しっくり合って、圧迫感のないものを お選びください。

ヘルメットにはフェースシールドを取り付け てください。取り付けできないときは、ゴー グルを使用してください。

手袋を着用してください。手袋は、摩擦に 強い皮製のものが適しています。

保護具や保護性の高い服を着用してくだ さい。 - 明るく目立つ色の動きやすい服を着 用してください。 - 体の露出が少ない長ズボンと長袖 のジャケットを着用してください。疲 労を少なくし、万一の転倒時には身 体を保護します。 - すその広がったズボンや袖口の広い 服は、ブレーキやクラッチ、チェンジ 操作の邪魔になり思わぬ事故の原因 にもなりますので避けてください。

靴は、ブレーキ操作やチェンジ操作のしや すいものを着用してください。また、くるぶ しまで覆う、足にあったサイズのものを選ん でください。

警告

ヘルメットは正しく着用してください。 正しく着用していないと、事故の際、死 亡または重大な傷害に至る可能性が 高くなります。

運転者と同乗者は乗車時、ヘルメッ ト、保護具および保護性の高い服を必 ず着用してください。

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荷物を積むときは

荷物を積んだときは、積まないときにくらべ て操縦安定性が変わります。サドルバック に荷物を積むときは、“積み過ぎない”、“荷 物をしっかりと固定する”、“左右均等に積 む”など十分注意して、安全に走行してく ださい。

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乗り方

走行中は、運転者は両手でハンドルを握 り、両足をステップに置いてください。

同乗者には、両手で体をしっかり固定させ、 両足は必ず、同乗者用ステップに乗せさせ てください。 この車の乗車定員は2名です。なお、次の 運転者は法令により2人乗りすることはできま せん。 一般道路 免許取得後1年未満の運転者 高速道路 免許取得後3年未満の運転者、20歳未満の 運転者、または2人乗り運転が禁止されてい る区間

急激なハンドル操作や片手運転は横すべ りや転倒の原因となります。絶対におやめ ください。

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駐車するときは

警告

可燃物近くでの運転、駐車は、火災の原 因となる可能性があります。背の高い植 物、枯れ木、枯れ葉、等の可燃物がマフ ラ等の排気系部品に触れるような場所 で、アイドリングしたり駐車したりしない でください。

警告

エンジンや排気系統は運転中や停止後 しばらくの間は高温のため、やけどをお こす可能性があります。

エンジンや排気系統には触れないで ください。

駐車するときは交通の邪魔にならな い、安全な場所で他の方がマフラ、エ ンジンに触れることのない場所に駐車 してください。

車は水平でしっかりとした地面の場所に駐 車してください。やむをえず傾斜地や柔ら かい地面などの不安定な場所に駐車する ときは、車の転倒、動き出しのないよう、安 全処置に十分留意してください。

交通の邪魔にならない安全な場所に駐車 してください。

エンジン回転中や停止後しばらくの間はマ フラ、エンジンに触れないでください。

マフラ、エンジンが熱くなっています。他の 方が触れることのない場所に駐車しましょ う。やむをえず子供が遊ぶ施設や人通りの

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多いところに駐車するときは、他の方がマ フラ、エンジンに触れないように配慮してく ださい。

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洗車後や水たまりを走行したときは

洗車後や水たまりを走行した後は、ブレー キの効きが悪くなる場合があります。

ブレーキの効きが悪いときは、周囲の交通 状況に十分注意して低速で走行しながら、 ブレーキの効きが回復するまでブレーキを 軽く作動させて、ブレーキの湿りを乾燥さ せてください。 タイヤ

異なった種類のタイヤを使用したり、指定 サイズ以外のタイヤを使用することは、車の 走行安定性に悪影響を及ぼしますので使 用しないでください。 調整

自己流のエンジン調整、部品の取り外しは 行わないでください。エンジンの調整はブ ライト取扱店におまかせください。 触媒装置 この車のマフラには、触媒装置が内蔵され ています。この触媒装置の働きによって排出 ガスに含まれる一酸化炭素(CO)、炭化水素 (HC)、窒素酸化物(NOx)の有害物質の排 出量を低減します。 触媒装置の適切な使用のため、以下の注 意点をご確認ください。 改造

車の構造や機能に関係する改造は、操縦 性を悪化させたり、排気音を大きくしたり、 ひいては車の寿命を縮めることになりま す。

車を改造することは法律に触れることは勿 論、他の人への迷惑行為となります。

他のマフラをこの車に取り付けますと、排 出ガス規制に適合しなくなる可能性があり ます。マフラを交換する場合はブライト取 扱店へご相談ください。

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警告

可燃物近くでの運転、駐車は、火災の原 因となる可能性があります。背の高い植 物、枯れ木、枯れ葉、等の可燃物がマフ ラ等の排気系部品に触れるような場所 で、アイドリングしたり駐車したりしない でください。

警告

エンジンや排気系統は運転中や停止後 しばらくの間は高温のため、やけどをお こす可能性があります。

エンジンや排気系統には触れないで ください。

駐車するときは交通の邪魔にならな い、安全な場所で他の方がマフラ、エ ンジンに触れることのない場所に駐車 してください。 昼間もヘッドライトオン

この車は、エンジンが始動してスタータボ タンを放すと、ヘッドライトが点灯するデイ ライトシステム(昼間点灯システム)を採用 しています。

通常はヘッドライトをロービームにして走行 しましょう。 カウリングの取り扱い上の注意

走行中は、カウリングと車体の間に、物を 置かないでください。ハンドル操作に悪影 響を及ぼすおそれがあります。

ブレーキ液、ガソリン、洗浄液等の化学物 質が、スクリーンやカウリング本体にかかる と、損傷の原因となりますので注意してくだ さい。

スクリーンを洗浄するときは、表面を傷つけ ないように、水またはぬるま湯をかけなが ら、柔らかい布またはスポンジで拭いてくだ さい。

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主要諸元

性能 最高出力 114 kW (155 PS) @8 800 rpm 最大トルク 136 N·m (13.9 kgf·m) @6 200 rpm 最小回転半径 3.2 m 寸法・重量 全長 2 230 mm 全幅(サドルバック装備時) 790 mm (1 000 mm) 全高(ハイポジション) 1 345 mm (1 465 mm) 軸間距離 1 520 mm 最低地上高 125 mm 車両重量(サドルバック装備時) 305 kg (313 kg) エンジン 型式 4ストローク,4シリンダ,DOHC,水冷 総排気量 1 352 cm3 内径 × 行程 84.0 × 61.0 mm

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圧縮比 10.7:1 燃料供給方式 FI(燃料噴射) 点火方式 バッテリ&コイル(トランジスタ点火) 進角方式 電子式自動進角 点火時期 上死点前10° @1 100 rpm∼ 上死点前36.8° @3 800 rpm 始動方式 電動スタータ 潤滑方式 圧送式(ウェットサンプ) エンジンオイル カワサキ純正4サイクルオイル エンジンオイル量 4.7 L 冷却液量 3.4 L スパークプラグ NGK CR9EIA-9 スパークプラグギャップ 0.8∼ 0.9 mm エアクリーナエレメント ペーパエレメント(ビスカス式) 動力伝達装置 トランスミッション型式 常時かみ合い、6段リターン式 クラッチ 湿式多板式 後輪駆動方式 シャフトドライブ

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一次減速比 1.556 (84/54) 二次減速比 2.036 (14/22 × 32/10) 総減速比 3.402 (6速) 変速比: 1速 3.538 (46/13) 2速 2.412 (41/17) 3速 1.900 (38/20) 4速 1.545 (34/22) 5速 1.292 (31/24) 6速 1.074 (29/27) 車体 キャスタ 26° トレール 112 mm タイヤサイズ 前輪 120/70ZR17 M/C (58W) チューブレス 後輪 190/50ZR17 M/C (73W) チューブレス リムサイズ 前輪 J17M/C × MT3.50 後輪 J17M/C × MT6.00 燃料タンク容量 22 L

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ブレーキフルード DOT4 電装品 バッテリ 12 V 14 Ah (10 HR) ヘッドライト ハイビーム 12 V 60 W × 2 ロービーム 12 V 55 W × 2 ブレーキ/テールライト LED この車のブレーキ/テールライトにはLED(発光ダイオード)を採用しています。ブレーキ/ テールライトが一つでも点灯しないときは、ブライト取扱店にご相談ください。 (主要諸元は予告なく変更される場合があります)

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各部の名称

このマニュアルは、サドルバックを装備した状態で作成しております。 1. クラッチレバー 2. スタータロックアウトス イッチ 3. クラッチリザーバ 4. ヘッドライト調整用ノブ 5. メータユニット 6. アクセサリソケット 7. ブレーキリザーバ(フロ ント) 8. フロントブレーキレバー 9. スロットルグリップ 10. 右ハンドルスイッチ 11. スプリング初期荷重ア ジャスタ 12. 伸側減衰力アジャスタ 13. ノブキー 14. アクセサリコネクタ 15. 左ハンドルスイッチ 16. グリップウォーマ温度調 整ダイヤル 17. 小物入れ

(21)

1. エアインテーク 2. ヘッドライト 3. ターンシグナルライト 4. スパークプラグ 5. エアクリーナ 6. 燃料タンク 7. シート 8. シートロック 9. ツールキット 10. リヤキャリア 11. テール/ブレーキライト 12. ライセンスプレートライト 13. ファイナルギアケース 14. スプリング初期荷重ア ジャスタ 15. 伸側減衰力アジャスタ 16. サイドスタンド 17. シフトペダル 18. アイドルアジャスティン グスクリュ 19. 冷却液リザーブタンク 20. ブレーキキャリパ 21. ブレーキディスク 22. フロントフォーク

(22)

1. サドルバック 2. ヒューズボックス 3. バッテリ 4. 燃料タンクキャップ 5. ウインドシールド 6. オイルレベル点検窓 7. リヤブレーキペダル 8. リヤショックアブソーバ 9. リヤブレーキライトスイッチ 10. センタスタンド 11. スイングアーム 12. ブレーキリザーバ(リヤ) 13. マフラ

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エンジン番号・車台番号

エンジン番号・車台番号は車の登録のために使われます。これらの番号はブライト取扱店に 部品を注文するときに必要であり、盗難にあった場合、多くの同機種の車、あるいはいくらか特 徴の似かよった車の中からあなたの車を捜し出す手掛かりにもなります。 あなたの車のエンジン番号・車台番号を下記の欄に記入してください。 エンジン番号 A.エンジン番号 車台番号 A.車台番号

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メータの見方、使い方

メータユニット 1. マルチファンクションメータ 2. タコメータ 3. アッパメータボタン 4. ロアメータボタン 5. スピードメータ 6. 水温計 7. ECO走行インジケータ 8. ギヤポジションインジケータ 9. マルチファンク ションディスプレイ -平均燃費/瞬間燃 費/航続可能距離 -タイヤ空気圧 -バッテリ電圧 -外気温 10. 燃料計 11. K-ACT ABSモードインジ ケータ(モード1/2) 12. 時計 13. 低燃費走行アシストイン ジケータ 14. オドメータ/トリップメータ (トリップメータA/B) イグニションスイッチを“ON”の位置にすると、“Kawasaki”ロゴが3秒間表示され、その後、マル チファンクションメータは動作モードに切り替わります。

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インジケータ 1. 左ターンシグナルイン ジケータ(緑色) 2. ニュートラルインジ ケータ(緑色) 3. 警告インジケータ/ イモビライザインジケー タ(赤色) 4. 油圧警告インジケー タ(赤色) 5. ハイビームインジ ケータ(青色) 6. 右ターンシグナルイン ジケータ(緑色) 7. K-ACT ABSインジ ケータ(黄色) 8. KTRCインジケー タ(黄色) 9. 水温警告インジ ケータ 10. 燃料警告イン ジケータ 11. FI警告インジケータ

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12. -イモビライザ警告イン ジケータ -ECU ID警告インジ ケータ -ステアリングロック警 告インジケータ -ステアリングロックID警 告インジケータ -サブキーID警告イン ジケータ 13. -タイヤ空気圧警告イン ジケータ -タイヤ空気圧センサ警 告インジケータ -タイヤ空気圧センサ バッテリ警告インジケータ 14. -K-ACT ABS警告イン ジケータ -KTRC警告インジケータ 15. FOBキー(携帯機) 警告インジケータ 16. FOBキー(携帯 機)低バッテリ警告イン ジケータ 17. バッテリ警告イン ジケータ

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インジケータ初期動作 イグニションスイッチを“ON”の位置にする と、次の表のとおり、すべてのインジケータが 点灯または消灯します。 もし動作しない場合 は、ブライト取扱店にて点検をお受けくださ い。 ON イ ンジ ケ ー タ □ □ □ □ □ ■ □ ■ ■ ■ ■ ■ ON: イグニションスイッチを“ON”の位置 にしたとき : 数秒後 : エンジン始動時 □ : 点灯 ■ : 消灯 * : 車両が動き始めてから消灯

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アドバイス

前頁以外のインジケータが表示されたとき は、「警告インジケータが点灯または点滅

するときと警告メッセージが表示されたと き」を参照してください。

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警告インジケータが点灯または点滅するとき と警告メッセージが表示されたとき 警告インジケータと警告メッセージが表示された場合、車両に問題がある可能性があります。 安全な場所に車両を停車した後、次の表の対応をしてください。 *: この列の番号は、24項と25項の番号を参照するために対応しています。 *No. イ ン ジ ケータ 状 態 メッセージ 対 応 3 *1 点 滅 – (なし) もし、スタータボタンを押している間にインジケータが点滅 する場合、転倒センサが作動しており、エンジンは始動し ません。一旦イグニションスイッチをOFFの位置にして、 それから再度イグニションスイッチをONの位置にします。 4 点 灯 – (なし) 油圧が低いとき、またはノブキーをONの位置にしたとき、 インジケータは点灯します。アイドリング回転速度よりエ ンジン回転速度が高いときに点灯する場合は、エンジン を直ちに停止し、エンジンオイルレベルを点検してくださ い。エンジンオイルが不足している場合は追加してくださ い。オイル量が正常でも点灯する場合はブライト取扱店 で点検をお受けください。

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*No. イ ン ジ ケータ 状態 メッセージ 対 応 7 点滅 – (なし) K-ACTシステムに問題があります。K-ACTシステムは 作動しませんが、ABSは正常に作動します。もし、インジ ケータが点滅した場合は、バッテリを充電してください。 バッテリを充電しても点滅する場合はK-ACTシステムを ブライト取扱店にて点検をお受けください。 点灯 9 点滅(全セ グメントを 含む) HIGH TEMP マルチファンクションメータに6つすべてのセグメントが 表示され点滅し、水温警告インジケータと水温警告メッ セージが交互に表示された場合は、安全な場所に停車 してエンジンを止め、エンジンが冷えてからリザーブタン クの冷却液の量を点検してください。冷却液が不足して いる場合は追加してください。冷却液の量が正常な場合 はブライト取扱店で点検をお受けください。 点灯 10 点滅 FUEL LOW マルチファンクションメータの最小のセグメント(E)が点滅 し、燃料警告インジケータと燃料警告メッセージが交互 に表示された場合は、燃料タンクには使用可能な燃料が 約4.0 L残っています。お早めに燃料を補給してくださ い。サイドスタンド使用時などで車体が傾いていると、燃 料警告が正しく表示されない場合があります。水平な場 所で車体を直立にしてガソリン量を確認してください。

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*No. イ ン ジ ケータ 状 態 メッセージ 対 応 11 3 点 灯 FI ERROR マルチファンクションメータに警告インジケータ/イモビ ライザインジケータが点灯し、FI警告インジケータとFI警 告メッセージが交互に表示された場合は、FI(フューエ ルインジェクション)システムに異常があります。ブライト 取扱店にて点検をお受けください。 12 3 点 灯 IMMOBILIZER ERROR マルチファンクションメータに警告インジケータ/イモビラ イザインジケータが点灯し、イモビライザ警告インジケー タとイモビライザ警告メッセージが交互に表示された場 合は、イモビライザシステムに異常があります。ブライト 取扱店にて点検をお受けください。 12 点 灯 3 点 滅 ECU ID ERROR マルチファンクションメータに警告インジケータ/イモビ ライザインジケータが点滅し、ECU ID警告インジケータ とECU ID警告メッセージが交互に表示された場合は、 FI ECUが正しく通信できていません。FI ECUをブライト 取扱店にて点検をお受けください。 12 3 点 灯 STEERING LOCK ERROR マルチファンクションメータに警告インジケータ/イモビ ライザインジケータが点灯し、ステアリングロック警告イ ンジケータとステアリングロック警告メッセージが交互に 表示された場合は、ステアリングロックユニットに問題が あります。ステアリングロックユニットをブライト取扱店に て点検をお受けください。

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*No. イ ン ジ ケータ 状態 メッセージ 対 応 12 点灯 3 点滅 STEERING LOCK ID ERROR マルチファンクションメータに警告インジケータ/イモビ ライザインジケータが点滅し、ステアリングロックID警告イ ンジケータとステアリングロックID警告メッセージが交互 に表示された場合は、ステアリングロックユニットが正しく 通信できていません。ステアリングロックユニットをブライ ト取扱店にて点検をお受けください。 12 点灯 3 点滅 SUBKEY ID ERROR マルチファンクションメータに警告インジケータ/イモビ ライザインジケータが点滅し、サブキーID警告インジケー タとサブキーID警告メッセージが交互に表示された場 合は、FOBキー(携帯機)が正しく通信できていません。 登録された予備のFOBキー(携帯機)またはスペアFOB キー(携帯機)を使用してください。まだ表示される場合 はブライト取扱店にご相談ください。 13 3 点灯 LOW PRESSURE TIRE F マルチファンクションメータに警告インジケータ/イモビ ライザインジケータが点灯し、タイヤ空気圧警告インジ ケータとタイヤ空気圧警告メッセージが交互に表示され た場合は、前輪のタイヤ空気圧が約220 kPa以下になっ ています。空気圧を規定値に調整してください(「簡単な 整備」の章の「タイヤ」の項を参照してください)。タイヤ空 気圧が約230 kPa以上になると、インジケータとメッセージ は表示されなくなります。

(33)

*No. イ ン ジ ケータ 状 態 メッセージ 対 応 13 3 点 灯 LOW PRESSURE TIRE R マルチファンクションメータに警告インジケータ/イモビ ライザインジケータが点灯し、タイヤ空気圧警告インジ ケータとタイヤ空気圧警告メッセージが交互に表示され た場合は、後輪のタイヤ空気圧が約220 kPa以下になっ ています。空気圧を規定値に調整してください(「簡単な 整備」の章の「タイヤ」の項を参照してください)。タイヤ空 気圧が約230 kPa以上になると、インジケータとメッセージ は表示されなくなります。 13 3 点 灯 TIRE PRESSURE SENSOR: F ERROR マルチファンクションメータに警告インジケータ/イモビ ライザインジケータが点灯し、タイヤ空気圧センサ警告 インジケータとタイヤ空気圧センサ警告メッセージが交 互に表示された場合は、前輪のタイヤ空気圧センサに 問題があります。前輪のタイヤ空気圧センサをブライト 取扱店にて点検をお受けください。 13 3 点 灯 TIRE PRESSURE SENSOR: R ERROR マルチファンクションメータに警告インジケータ/イモビ ライザインジケータが点灯し、タイヤ空気圧センサ警告 インジケータとタイヤ空気圧センサ警告メッセージが交 互に表示された場合は、後輪のタイヤ空気圧センサに 問題があります。後輪のタイヤ空気圧センサをブライト 取扱店にて点検をお受けください。

(34)

*No. イ ン ジ ケータ 状態 メッセージ 対 応 13 点灯 TIRE PRESSURE SENSOR: F LOW BATTERY マルチファンクションメータにタイヤ空気圧センサバッテ リ警告インジケータとタイヤ空気圧センサバッテリ警告 メッセージが交互に表示された場合は、前輪のタイヤ空 気圧センサのバッテリが低下しています。バッテリの交 換をブライト取扱店にてお受けください。タイヤ空気圧 センサのバッテリがなくなると、インジケータとメッセージ は表示されなくなります。 13 点灯 TIRE PRESSURE SENSOR: R LOW BATTERY マルチファンクションメータにタイヤ空気圧センサバッテ リ警告インジケータとタイヤ空気圧センサバッテリ警告 メッセージが交互に表示された場合は、後輪のタイヤ空 気圧センサのバッテリが低下しています。バッテリの交 換をブライト取扱店にてお受けください。タイヤ空気圧 センサのバッテリがなくなると、インジケータとメッセージ は表示されなくなります。 14 3 点灯 KTRC ERROR マルチファンクションメータに警告インジケータ/イモ ビライザインジケータが点灯し、KTRC警告インジケー タとKTRC警告メッセージが交互に表示された場合は、 KTRCシステムに問題があります。KTRCシステムをブライ ト取扱店にて点検をお受けください。

(35)

*No. イ ン ジ ケータ 状 態 メッセージ 対 応 14 7 点灯*2 K-ACT ABS ERROR マルチファンクションメータにK-ACT ABSインジケータ が点灯し、K-ACT ABS警告インジケータとK-ACT ABS 警告メッセージが交互に表示された場合は、K-ACT ABSシステムに問題があります。K-ACT ABSは作動し ませんが、通常のブレーキシステムは正常に作動しま す。K-ACT ABSシステムをブライト取扱店にて点検をお 受けください。 15 3 点灯*3 NO TRANSPON-DER*4 マルチファンクションメータに警告インジケータ/イモビ ライザインジケータが点灯し、FOBキー(携帯機)警告イ ンジケータとFOBキー(携帯機)警告メッセージが交互に 表示された場合は、エンジンを停止し、FOBキー(携帯 機)がどこにあるか確認してください(例えば、FOBキー (携帯機)を持たずに車を走行したとき、FOBキー(携帯 機)のバッテリがなくなったとき、FOBキー(携帯機)が正 しく認証していないとき)。登録された予備のFOBキー (携帯機)を使用してください。まだ表示される場合はブ ライト取扱店にご相談ください。

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*No. イ ン ジ ケータ 状態 メッセージ 対 応 16 点灯 TRANSPON-DER LOW BATTERY マルチファンクションメータにFOBキー(携帯機)低バッテ リ警告インジケータとFOBキー(携帯機)低バッテリ警告 メッセージが交互に表示された場合は、FOBキー(携帯 機)の電池の電圧が低下しています。FOBキー(携帯機) の電池を交換してください(「KIPASSについて」の章の 「FOBキー(携帯機)」の項を参照してください)。 17 点灯 LOW BATTERY マルチファンクションメータにバッテリ警告インジケータ とバッテリ警告メッセージが交互に表示された場合は、 バッテリ電圧が10 V以下または16 V以上になっていま す。バッテリを充電してください。バッテリを充電した後で も表示する場合は、バッテリまたは充電系統をブライト 取扱店にて点検をお受けください。

(37)

*1: 警告インジケータ/イモビライザインジケータの注記 警告インジケータと警告メッセージがマルチファンクションメータに交互に表示されているときに、 アッパメータボタンを押した状態でロアメータボタンを押すと、前回表示されていた画面に戻ります が、警告インジケータ/イモビライザインジケータは点灯したままになります。 警告インジケータと警告メッセージが表示中に、他の警告インジケータと警告メッセージが表示さ れたときは、それぞれマルチファンクションメータに交互に表示されます。それぞれの警告インジ ケータと警告メッセージの表示は、アッパメータボタンを押して表示を切り替えることができます。 *2: 次の状況でK-ACT ABSインジケータが点灯するときがあります。 連続して悪い路面を走行したとき。 スタンドで後輪を持ち上げ、ギヤを入れた状態でエンジンを始動して、後輪を回転させたとき。 前輪が地面から離れるような、急激な加速をしたとき。 K-ACT ABSが強力な電波障害を受けたとき。 タイヤの空気圧が異常なとき。空気圧を調整してください。 標準とは異なるサイズのタイヤが使用されたとき。標準サイズに変更してください。 ホイールが変形しているとき。ホイールを交換してください。 K-ACT ABSインジケータが点灯した場合は、一旦イグニションスイッチをOFFにして、再度イグニション スイッチをONにした後、車速が5 km/h以上で車両を走行します。すると、K-ACT ABSインジケータは 消灯します。もし消灯しない場合は、K-ACT ABSシステムをブライト取扱店にて点検をお受けください。

(38)

*3: FOBキー(携帯機)警告インジケータがマルチファンクションメータに10秒間表示されたとき FOBキー(携帯機)が車の近くになく、FOBキー(携帯機)警告インジケータが表示されている間、 エンジンを再始動することができることを表します。 FOBキー(携帯機)警告インジケータは10秒経過すると消えますが、エンジンを再始動すること はできなくなります。 FOBキー(携帯機)警告インジケータが10秒間表示されているときにエンジンが始動できない場合 は、登録された予備のFOBキー(携帯機)を使用するか、ブライト取扱店にご相談ください。 *4: FOBキー(携帯機)を持たずに車を走行した場合、FOBキー(携帯機)警告インジケータが表示され ます。表示されたときは、車を停止してFOBキー(携帯機)がどこにあるか確認してください。FOB キー(携帯機)警告インジケータは、FOBキー(携帯機)を持たずに車を走行した場合に、速度が20 km/h以上で一定の加速をすると表示されます。

(39)

その他のインジケータ *No. インジケータ 状 態 1 ターンシグナルスイッチを左に入れると、インジケータは点滅します。 2 トランスミッションがニュートラルのときに、インジケータは点灯します。 3 イグニションスイッチをOFFの位置にしたとき、イモビライザが作動し、インジケータが 点滅*1します。24時間経過後、赤色警告インジケータ/イモビライザインジケータは 点滅を止めますが、イモビライザシステムは作動しています。 5 ヘッドライトがハイビームのときに、インジケータは点灯します。 6 ターンシグナルスイッチを右に入れると、インジケータは点滅します。 *1: 赤色警告インジケータ/イモビライザインジケータの点滅モードをオンまたはオフのいずれか に設定ができます。 赤色警告インジケータ/イモビライザインジケータの点滅をオフにするには、イグニションス イッチをOFFの位置にしてから20秒以内にアッパメータボタンとロアメータボタンを同時に 2秒以上押します。 バッテリを再接続した場合は、赤色警告インジケータ/イモビライザインジケータは点滅モー ドになります。 バッテリ電圧が低く(12 V以下)なると、バッテリの過度な放電を防ぐために赤色警告インジケー タ/イモビライザインジケータは自動的に点滅を止めます。

(40)

その他のインジケータとメッセージ *No. イ ン ジ ケータ 状態 メッセージ 対 応 消灯 – (なし) KTRC機能がオンになっています。 点灯 – (なし) KTRC機能がオフになっています。 点滅 (ゆっくり) – (なし) KTRC自己診断が完了していません。「正しい運転操作」 の章の「KTRC (Kawasaki TRaction Control)」の項を参 照してください。 KTRC WORKING KTRC機能が作動しています。 8 点滅 (早い) KTRC SLOW DOWN 運転者がKTRCを故意に長時間作動させ続けたとき、マ ルチファンクションメータにこのメッセージが表示され、 エンジン出力がさらに抑制されます。このような場合、 KTRCインジケータの点滅が止まるまで、スロットルグリッ プを戻してください。警告を無視してスロットルを開け続 けると、車の故障の原因となる場合があります。

(41)

スピードメータ/タコメータ A. スピードメータ B. タコメータ C. レッドゾーン スピードメータ 走行中の速度を示します。 タコメータ タコメータは毎分のエンジン回転速度を示 します。

注意

レッドゾーンは、エンジンの許容回転速 度を超える領域を示したもので、レッド ゾーンに入るような運転あるいはレッド ゾーン内での運転は、エンジン故障の原 因となりますので、そのような運転をしな いようにお願いします。 イグニションスイッチをONの位置にすると、 スピードメータとタコメータの指針は動作確認 のため、最大位置まで動き、その後“0”に戻り ます。もし、メータの指針が正常に動かないと きは、ブライト取扱店にご相談ください。 水温計 冷却液の温度をC(冷たい)からH(熱い)の 間の表示されたセグメントの数で表示します。

(42)

A. セグメント B. C(冷たい) C. H(熱い) D. 警告インジケータ/イモビライザインジ ケータ

注意

水温計の6つすべてのセグメントが点滅 し、水温警告インジケータと警告メッセー ジが表示しているときは走行しないでく ださい。もし続けて走行すると、エンジン が損傷する原因となります。 アドバイス 冷却液が冷えているときは、最小のセグメ ントが表示されます。冷却液が熱くなるに つれて、セグメントはC(冷たい)から順にH (熱い)の方へ表示されます。 水温計の6つすべてのセグメントが表示さ れ、点滅を開始し、水温警告インジケータ と警告メッセージが交互に表示された場合 は、本章の「インジケータ」の「警告インジ ケータが点灯または点滅するときと警告 メッセージが表示されたとき」の項を参照し てください。 もし、3つのセグメントが交互に点滅した場 合は、水温警告系統に問題があります。水 温警告系統をブライト取扱店にて点検をお 受けください。 水温警告インジケータと警告メッセージが 交互に表示されているときに、アッパメー タボタンを押した状態でロアメータボタンを 押すと、前回表示されていた画面に戻りま すが、警告インジケータ/イモビライザイ ンジケータは点灯したままになります。

(43)

水温警告インジケータと警告メッセージが 表示中に、他の警告インジケータと警告 メッセージが表示されたときは、それぞれ マルチファンクションメータに交互に表示さ れます。それぞれの警告インジケータと警 告メッセージの表示は、アッパメータボタン を押して表示を切り替えることができます。 ディスプレイセッティング メータボタンとメータモードボタン メータボタンと左ハンドルスイッチにあるメー タモードボタンは、マルチファンクションメータ のディスプレイに表示される各機能を操作す るために使用されます。

警告

安全のため、走行中にボタン操作を行わ ないでください。ボタン操作に気をとられ ると、思わぬ事故を招く可能性がありま す。また、走行中に操作できない機能も あります。必ず停車中にボタンを操作し てください。 A. アッパメータボタン B. ロアメータボタン C. メータモードボタン これらのボタンを使用すると希望の機能に 切り替えることができます。切り替える手順に ついては各項を参照してください。

(44)

メータボタン 機 能 アッパ ロア メータモー ドボタン マルチファンクション ディスプレイモード

オドメータ –

– トリップメータ(トリッ プメータA/B) –

– 言語/単位/ウイ ンドシールド/時計 セッティング

• •

– 低燃費走行アシスト モード – –

マルチファンクションディスプレイ

アッパメータボタンを押してディスプレイモー ドを切り替えます。次の手順でも切り替える ことができます。 アドバイス マルチファンクションディスプレイは、ユニッ トモードセッティングに応じて表示されます。 左ハンドルスイッチのメータモードボタンで もディスプレイモードを切り替えられます。

(45)

A. アッパメータボタン/メータモードボタン B. アッパメータボタンまたはメータモードボタ ンを押したときの切り替えの流れ

ロアメータボタンを押してディスプレイモー ドを切り替えます。次の手順でも切り替える ことができます。 アドバイス マルチファンクションディスプレイは、ユニッ トモードセッティングに応じて表示されます。

(46)

A. ロアメータボタン B. ロアメータボタンを押したときの切り替え の流れ 平均燃費(AVERAGE) このディスプレイモードは、リセットからの平 均燃料消費量を示します。表示される値は5 秒ごとに更新されます。

アッパメータボタンまたはメータモードボタ ンを押して、平均燃費を表示します。 A. 平均燃費 平均燃費のリセットの仕方

アッパメータボタンを押し続けると“--. -”に戻ります。 アドバイス バッテリの接続をはずした場合、平均燃費 は“--.-”にリセットされます。 平均燃費の値をリセットした場合、100 m以 上走行した後まで表示されません。

(47)

瞬間燃費(CURRENT) 走行中に瞬間の燃料消費率を表示します。 表示される値は4秒ごとに更新されます。

アッパメータボタンまたはメータモードボタ ンを押して、瞬間燃費を表示します。 A. 瞬間燃費 アドバイス イグニションスイッチをONの位置にしたと きは、数値は“--.-”が表示されます。 走行した数秒後に数値が表示されます。 航続可能距離(RANGE) 燃料タンク内の燃料残量から航続可能距 離を数値で表示します。表示される値は10秒 ごとに更新されます。

アッパメータボタンまたはメータモードボタ ンを押して、航続可能距離を表示します。 A. 航続可能距離

燃料タンクが満タンのときは、燃料計の6つ すべてのセグメントが表示され、表示される 航続可能距離に“(+)”が表示されます。 A. “(+)”表示

(48)

アドバイス 燃料が少なくなり最小のセグメント(E)が 点滅し、燃料警告インジケータと警告メッ セージが交互にマルチファンクションメータ に表示されたときは、航続可能距離は表 示されません。 燃料を補給すれば最小のセグメント(E)の 点滅は止まり、燃料警告インジケータと警 告メッセージの表示も止まり、航続可能距 離は表示されるようになります。航続可能 距離は、燃料残量が少ないときにでも表示 されますが正確ではありません。 タイヤ空気圧(TIRE F, TIRE R) タイヤの空気圧を表示します。マルチファ ンクションメータに表示される空気圧は、時速 約20 km/h以上で走行し、さらに1分経過する と表示します。 走行中に空気圧が低下していないか、メー タの表示で確認することができます。 TIRE F: 前輪タイヤ空気圧 TIRE R: 後輪タイヤ空気圧

アッパメータボタンまたはメータモードボタ ンを押して、タイヤ空気圧を表示します。 A. タイヤ空気圧 アドバイス タイヤ空気圧は350 kPaまで表示すること ができます。 メータに表示される空気圧の値は、タイヤ 空気圧の測定に使用しないでください。こ の値は、実際のタイヤ空気圧を示していな

(49)

い場合がありますので、走行中の参考値 としてのみ使用してください。 メータに表示される空気圧の値は、標準値 より若干高く、または低く表示されることが あります。タイヤ空気圧を測定するときは、 「簡単な整備」の章の「タイヤ」の項を参照 してください。 タイヤを交換したときは、空気圧が正しく表 示されるかどうか確認してください。 タイヤ空気圧センサは、電波を発生しま す。ノイズが多い場所、または強力な電波 が存在する場所では、タイヤの空気圧が 正しく表示されない場合があります。 もし走行中にタイヤの空気圧が正しく表示 されないときは、ブライト取扱店にご相談く ださい。 バッテリ電圧(BATTERY) バッテリ電圧を数値で表示します。

アッパメータボタンまたはメータモードボタ ンを押して、バッテリ電圧を表示します。 A. バッテリ電圧 アドバイス バッテリ電圧が10 V以下、または16 V以上 になったときは、バッテリ電圧の表示は正 しい値を表示しない場合があります。 表示されるバッテリ電圧の値は、他の電圧 計で測定した値と異なる場合があります。 外気温(OUTSIDE) 外気温を数値で表示します。表示される値 は5秒ごとに更新されます。

アッパメータボタンまたはメータモードボタ ンを押して、外気温を表示します。

(50)

A. 外気温 アドバイス 外気温は-20℃から60℃まで表示するこ とができます。 停車時やエンジン始動直後、または時速 20 km/h以下では外気温が正しく表示され ない場合があります。 オドメータ/トリップメータ(トリップメータA/B) オドメータ 走行した総走行距離を示します。オドメー タは“0”に戻すことはできません。 アドバイス オドメータは最大“999999”まで積算できま す。それ以上は積算されません。 トリップメータ トリップメータのリセットの仕方

ロアメータボタンを押し続けると、“0.0”に戻 ります。

(51)

アドバイス トリップメータAは“999.9”、トリップメータBは “9999.9”まで積算できます。その後、“0.0” に戻りカウントを続けます。 言語/単位/ウインドシールド/時計の設定 アドバイス 走行中これらの設定は変わりません。設 定操作は停車中にしてください。 走行前に正しい単位に設定されているか どうか確認してください。 言 語 の 設 定 : 言 語 ( ENGLISH, FRANCAIS, DEUTSCH, ITALIANO) マルチファンクションメータに表示される言 語は、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語 を表示することができます。この言語設定に て表示する言語を設定してください。

アッパメータボタンとロアメータボタンを同 時に2秒以上押してください。

ロアメータボタンを押して、カーソルを表示 したい言語に合わせます。

アッパメータボタンを押して、表示したい言 語を確定します。確定後は、タイヤ空気圧、 距離、外気温の単位の設定、ウインドシー ルド、時計の設定へ進みます。

アッパメータボタンとロアメータボタンを同時 に2秒以上押すと、通常画面に戻ります。

(52)

A. 言語の設定 B. カーソル C. ロアメータボタンを押したときの切り替え の流れ D. アッパメータボタンを押したときの切り替 えの流れ

単位の設定:TIRE PRESSURE (KPA, PSI) 日本国内ではマルチファンクションメータに 使用される単位表示は、KPAに合わせてくだ さい。

言語の設定をした後、アッパメータボタン を押して、カーソルを“TIRE PRESSURE”に 合わせてください。

“TIRE PRESSURE”の前回設定した表示が 点滅するまで、アッパメータボタンを押し続 けます。

ロアメータボタンを押して、表示する単位を 選びます。単位は次の流れで切り替わりま す。

(53)

A. ロアメータボタンを押したときの切り替え の流れ

アッパメータボタンを押して、表示したい単 位表示を確定します。 アドバイス 誤った単位を表示して走行しないでくださ い。 単位の設定を変更した後、マルチファンク ションメータの空気圧単位も変更されます。 単 位 の 設 定 : MILEAGE (KM/L, L/100KM, MPG USA, MPG UK) 日本国内ではマルチファンクションメータに 使用される単位表示は、KM/Lに合わせてく ださい。

言語の設定をした後、アッパメータボタン を押して、カーソルを“MILEAGE”に合わせ てください。

“MILEAGE”の前回設定した表示が点滅す るまで、アッパメータボタンを押し続けます。

ロアメータボタンを押して、表示する単位を 選びます。単位は次の流れで切り替わりま す。

(54)

A. ロアメータボタンを押したときの切り替え の流れ

アッパメータボタンを押して、表示したい単 位表示を確定します。 アドバイス 誤った単位を表示して走行しないでくださ い。 単位の設定を変更した後、マルチファンク ションメータのオドメータ、トリップメータ、距 離単位も変更されます。 単位の設定:OUTSIDE TEMP (°C, °F) 日本国内ではマルチファンクションメータに 使用される単位表示は、°Cに合わせてくださ い。

言語の設定をした後、アッパメータボタン を押して、カーソルを“OUTSIDE TEMP”に 合わせてください。

“OUTSIDE TEMP”の前回設定した表示が 点滅するまで、アッパメータボタンを押し続 けます。

ロアメータボタンを押して、表示する単位を 選びます。単位は次の流れで切り替わりま す。

(55)

A. ロアメータボタンを押したときの切り替え の流れ

アッパメータボタンを押して、表示したい単 位表示を確定します。 アドバイス 誤った単位を表示して走行しないでくださ い。 単位の設定を変更した後、マルチファンク ションメータの外気温単位も変更されます。 ウインドシールドの位置設定:WINDSHIELD SET (1, 2, 3, 4) 電動ウインドシールドの初期位置を4つの 標準位置より選択することができます。 1 最下部(基本位置) 2 中間部 3 最上部の3/4 4 最上部

言語の設定をした後、アッパメータボタンを 押して、カーソルを“WINDSHIELD SET”に 合わせてください。

“WINDSHIELD SET”の前回設定した初期 位置(数字)が点滅するまで、アッパメータ ボタンを押し続けます。

ロアメータボタンを押して、4つの標準位置 から初期位置を選びます。初期位置は次 の流れで切り替わります。

(56)

A. ロアメータボタンを押したときの切り替え の流れ

アッパメータボタンを押して、初期位置を確 定します。 アドバイス エンジンを始動すると、電動ウインドシー ルドは設定された位置へ自動的に移動し ます。 ノブキーをOFFの位置にした後すぐに、ノ ブキーをONの位置にすると電動ウインド シールドは正しく作動しないおそれがあり ます。正しい位置に作動させるために再度 ノブキーをOFFの位置にしてください。

警告

ウインドシールドが作動している間は、体 の一部や衣服等が挟み込まれたり引っ 掛かったりして負傷する可能性がありま す。ノブキーをOFFの位置にすると、ウイ ンドシールドは自動的に最下部まで移動 しますので、停車時は誰もウインドシー ルドに触れないように注意してください。 時計の設定:CLOCK 時刻を表示します。

(57)

時計の時刻調整の仕方

言語の設定をした後、アッパメータボタンを 押して、カーソルを“CLOCK”に合わせてく ださい。

アッパメータボタンを押し続けると表示中の <時>と<分>の数字が点滅します。

ロアメータボタンを押して、調整したい<時 >または<分>の数字を点滅表示にしま す。

アッパメータボタンを押して調整します。

時刻を合わせたら、<時>と<分>の数字 を点滅表示にし、アッパメータボタンを押し ます。 アドバイス バッテリの接続をはずした場合、時計は “1:00”にリセットされます。バッテリを再接 続した場合は、“1:00”より動きますので時 刻調整を行ってください。 機能 燃料計 燃料タンクの燃料残量をE(空)からF(満タ ン)の間の表示されたセグメントの数で表示し ます。

(58)

A. セグメント B. E(空) C. F(満タン) D. 警告インジケータ/イモビライザインジ ケータ アドバイス 燃料が満タンのときは、燃料計の6つすべ てのセグメントが表示されます。燃料が減 るにつれてセグメントは、“F(満タン)”から 順に“E(空)”の方へ消えていき、燃料タン ク内の残量を示します。 最小のセグメント(E)が点滅を開始し、燃料 警告インジケータと警告メッセージが交互 に表示された場合は、本章の「インジケー タ」の「警告インジケータが点灯または点 滅するときと警告メッセージが表示された とき」の項を参照してください。 もし、3つのセグメントが交互に点滅した場 合は、燃料警告系統に問題があります。燃 料警告系統をブライト取扱店にて点検をお 受けください。 燃料警告インジケータと警告メッセージが 交互に表示されているときに、アッパメー タボタンを押した状態でロアメータボタンを 押すと、前回表示されていた画面に戻りま すが、警告インジケータ/イモビライザイ ンジケータは点灯したままになります。 燃料警告インジケータと警告メッセージが 表示中に、他の警告インジケータと警告 メッセージが表示されたときは、それぞれ マルチファンクションメータに交互に表示さ れます。それぞれの警告インジケータと警 告メッセージの表示は、アッパメータボタン を押して表示を切り替えることができます。

(59)

ギヤポジションインジケータ トランスミッションがシフトされたときに、対 応するギヤ位置(1速~5速、OD)を表示しま す。ギヤがニュートラルのときは、“N”を表示 し、ニュートラルインジケータが点灯します。 1 ギヤが1速に入っているときは、“1”を 表示します。 2 ギヤが2速に入っているときは、“2”を 表示します。 3 ギヤが3速に入っているときは、“3”を 表示します。 4 ギヤが4速に入っているときは、“4”を 表示します。 5 ギヤが5速に入っているときは、“5”を 表示します。 OD ギヤが6速(OD)に入っているときは、 “OD”を表示します。 A. ギヤポジションインジケータ B. ニュートラルインジケータ アドバイス マルチファンクションメータのギヤポジショ ンが“□”を表示しているときは、ギヤが正 しく1速に入っていません。ギヤを確実に入 れてください。 K-ACT ABSモードインジケータ(モード1/2) K-ACT ABSモードには2つのモードがあ り、個人の嗜好や走行状態により制動効果 (前後輪のABS連動性)を変えることができま す。K-ACT ABSシステムの詳細については、 「正しい運転操作」の章の「K-ACT (Kawasaki Advanced Coactive-braking Technology)アン

(60)

チロックブレーキシステム(ABS)」の項を参照 してください。 標準モード(モード1): リヤブレーキペダルのストロークが初期から 中間において、フロントブレーキの連動性が モード2よりも低減され、カーブの多い道に適 します。 高連動モード(モード2): リヤブレーキペダルのストロークし始めか ら、フロント/リヤブレーキの連動性を高め、 ツーリング、同乗者がいるとき、または高速道 路の走行に適します。

K-ACT ABSボタンをモードが切り替わるま で押し続けます。 A. K-ACT ABSボタン B. K-ACT ABSモードインジケータ(モード1) C. K-ACT ABSモードインジケータ(モード2) D. K-ACT ABSボタンを押したときの切り替 えの流れ アドバイス モードの切り替えは車が停止しているとき にのみ行えます。 設定されたモードは、ノブキーをOFFの位 置にしても維持されます。 K-ACT ABSインジケータが点滅したとき、 K-ACT ABSが 低電 圧モード(バッテリ電

(61)

圧低下状態)にあります。低電圧モードに なった場合、K-ACTシステムは作動しませ んが、ABSは作動します。K-ACTシステム の機能を復帰させるためにノブキーを一旦 OFFの位置にしてください。このとき、バッ テリは正常な状態でなければなりません。 低電圧モードが続くようであれば、K-ACT ABSをブライト取扱店にて点検をお受けく ださい。 バッテリ電圧が低いときは、K-ACT ABS モードが切り替わらない場合があります。 ノブキーをOFFの位置にして機能を回復さ せてください。 K-ACTの機能が停止した場合(例えば、低 電圧モードにあるとき)、マルチファンクショ ンメータに表示されていたK-ACT ABSモー ドインジケータ(モード1/2)は消えます。 ECO走行インジケータ 運転者が燃料消費を抑えた走行を行って いるとき、ECO走行インジケータがマルチファ ンクションメータに表示され、低燃費走行であ ることが確認できます。ECO走行インジケータ が表示される運転を心がけることで、燃料効 率を高めることができます。 A. ECO走行インジケータ

警告

ECO走行インジケータに気を取られ過ぎ て道路や交通の状況への注意を怠ると、 死亡や傷害につながる事故を引き起こす 可能性があります。常に広い視野をもっ て運転してください。 低燃費走行アシストインジケータ この車には、低燃費走行アシストモードが 装備されており、燃料効率を高めるのに役立 ちます。低燃費走行アシストモードをONにす ると、フューエルインジェクションの設定が変

(62)

更され、走行性よりも燃料消費の低減が優先 されます。低燃費走行アシストモードは、エン ジン回転数が6 000 rpm以下、スロットル開度 が30%以下、速度が250 km/h以下のときに、 左ハンドルスイッチにあるメータモードボタン を使って機能させることができます。低燃費走 行アシストモードの機能が有効であるときは、 低燃費走行アシストインジケータがマルチファ ンクションメータに表示されます。

メータモードボタンをモードが切り替わるま で押し続けます。 A. メータモードボタン B. 低燃費走行アシストインジケータ C. メータモードボタンを押したときの切り替 えの流れ アドバイス 運転の仕方により、燃料消費量は変化し ます。低燃費走行アシストモードを機能さ せていても、急発進や急加速を行えば燃 料消費量の変化は見られないかもしれま せん。 低燃費走行アシストモードを機能させると 出力が若干低下します。

注意

この車には、無鉛プレミアムガソリンを使 用してください。無鉛レギュラガソリンを 使用すると、エンジンに悪影響を及ぼす 原因となります。

(63)

KIPASSについて

KIPASS (Kawasaki’s Intelligent Proximity Activation Start System)

この車には、KIPASS (キーパス)が装備され ており、FOBキー(携帯機)を携帯することに より、ノブキーを取り出すことなくエンジンを始 動したり、ステアリングロックを解除したりする ことができます。このシステムの構成部品は、 FOBキー(携帯機)、KIPASS ECU、ノブキー があります。 アドバイス バッテリがあがっている、または取り外さ れているときは、ステアリングロックを解除 または施錠することはできません。 A.FOBキー(携帯機) B.KIPASS ECU C.ノブキー エンジンの始動 このKIPASSは、電波によって車とFOBキー (携帯機)との間でユーザIDの相互認証を行 い、ユーザIDが正しく認証されると、エンジン を始動することができます。

(64)

A.FOBキー(携帯機)

警告

KIPASS は電波を発信しますので、植 込み型心臓ペースメーカや植込み型 除細動器などの医療機器の作動に影 響するおそれがあります。FOB キー (携帯機)あるいはKIPASS ECUのアン テナ部とこれらの医療機器の植込み 部位との距離は、必ず22 cm以上離し ておいてください。FOB キー(携帯機) は胸ポケットに入れないでください。

植込み型心臓ペースメーカや植込み 型除細動器を使用されている方は必 ず医師または医療機関と相談してくだ さい。

(65)

A.FOBキー(携帯機) B.KIPASS ECU(シート下) FOBキー(携帯機) この車についているFOBキー(携帯機)に は、メカニカルキーがあります。このメカニカ ルキーはFOBキー(携帯機)の中に格納され ており、ノブキーの紛失などの非常時に使用 してください。このFOBキー(携帯機)は、最 大6個まで一度にKIPASSに登録することがで きます。 FOBキー(携帯機)を追加登録する ときは、ブライト取扱店にご相談ください。もし すべてのFOBキー(携帯機)を紛失された場 合は、新しくFOBキー(携帯機)を登録するこ とができなくなりますので、ご注意ください。 KIPASSに1度に6個の登録を行うと新規で は追加登録できません。 A.メカニカルキー B.FOBキー(携帯機) FOBキー(携帯機)の使用上の留意点

FOBキー(携帯機)を金属面の上に置いた り、キーリングなどで、他の金属をつなげた りしないでください。通信不良の原因となり ます。

(66)

FOBキー(携帯機)が電波送受信の範囲内 にあるときは、FOBキー(携帯機)を携帯し ていない人でもエンジンを始動することが できますので、注意してください。

お店のガラス越しや家の塀越しなど隔てた 場所でも、車を駐車した場所が電波送受 信範囲内にあると、FOBキー(携帯機)を携 帯していない人でもエンジンを始動するこ とができますので、注意してください。

FOBキー(携帯機)は必ず運転者が携帯し てください。そして、エンジンを停止する前 にFOBキー(携帯機)を所持していることを 確認してください。

FOBキー(携帯機)は、電波を送受信しま すので、FOBキー(携帯機)のボタン電池は 消耗していきます。電池の寿命は、使用状 況により変わりますが、約1年です。もし強 い電波を発生する電子機器の近くに置か れているときは、電池を早く消耗することが あります。FOBキー(携帯機)は、ノブキー のON-OFF時、ロック解除時、および車の 発進時に通信を行います。

FOBキー(携帯機)のボタン電池が切れる と、ノブキーの操作ができなくなります。FOB キー(携帯機)からメカニカルキーを取り外 し、FOBキー(携帯機)のくぼみ部分をステ アリングロックユニットの突起部に取り付け ます。約2秒後にノブキーを押し込み操作 できるようになります。 A.FOBキー(携帯機) B.くぼみ部分 C.突起部

(67)

登録済みのFOBキー(携帯機)を複数所持 しているときは、いずれかのFOBキー(携帯 機)にて正しく認証を行うことができれば、 エンジンを始動することができます。もし通 信不良が起こったときは、どちらかのFOB キー(携帯機)の位置を移動してください。

FOBキー(携帯機)は電波送受信範囲内に あっても、正しく電波を送受信しない場合 があります。このときは、FOBキー(携帯機) の位置を移動して使用してください。

(68)

注意

FOBキー(携帯機)の保護のために次の注意事項をお守りください。

高温多湿になる場所に放置しないでください。

削ったり、無理に形状を変えたり、超音波洗浄器で洗浄したりしないでください。

磁気に近づけないでください。

他の電気製品または医療機器に近づけないでください。

水につけないでください。

電池交換以外の目的で分解しないでください。

落としたり、強い衝撃を与えたりしないでください。

ガソリン、またはシンナーなどで磨かないでください。

FOBキー(携帯機)を紛失されたときは、ただちにブライト取扱店にご相談ください。

すべてのFOBキー(携帯機)を紛失されたときは、ECUの交換と新しいFOBキー(携帯機) の登録が必要となります。

(69)

電池交換 FOBキー(携帯機)にはボタン電池を使用 しています。もし電池交換を行う場合は、ブラ イト取扱店に相談するか、または以下の手順 で行ってください。

FOBキー(携帯機)の上側にある溝へマイ ナスドライバを差し込み、マイナスドライバ を軽くひねってFOBキー(携帯機)を分解 します。 A.溝 B.ひねる C.マイナスドライバ アドバイス FOBキー(携帯機)を分解するときは、マイ ナスドライバの先にウエスなどを当てて、 FOBキー(携帯機)を傷つけないようにして ください。

新しい電池に交換し、確実に電池を取り付 けてください。 アドバイス 電池を交換するときは、(+)面を下側に向 けて取り付けます。

(70)

A.ボタン電池 B.(+)面を下側に向けて取り付ける 使用電池(ボタン電池) CR2025

警告

間違った電池と交換した場合には、電池 が破裂して負傷する可能性があります。 必ず同じタイプまたは同等品の電池と交 換してください。

注意

電池を直射日光に当てたり、火気に近づ けないでください。発火や液漏れなどを 引き起こす可能性があります。

FOBキー(携帯機)を組み付けるときは、 FOBキー(携帯機)の上側カバーの突起部 と下側カバーの溝を合わせて、しっかりと 差し込みます。 A.溝 B.突起部

(71)

警告

ボタン電池や取り外した小さな部品を子 供が誤って飲み込むと、重大な負傷をお う可能性があります。ボタン電池や取り 外した部品は、子供の手が届かないとこ ろへ置いてください。

注意

ボタン電池を交換するときは、FOBキー (携帯機)の保護のために次の注意事項 をお守りください。

無理な分解などで傷つけないようにし てください。

ボタン電池は必ず(+)(-)を正しい 方向に取り付けてください。

内部の電子部品、または電子回路に 触れないようにしてください。

ほこりの多い場所での電池交換は行 わないでください。

内部に水、ごみ、ほこりなどが入らな いようにしてください。

電池およびFOBキー(携帯機)の端子 部分を素手で触らないようにしてくだ さい。 メカニカルキー 非常用イグニションキーは、ノブキーを紛失 などしたときに、代替キーとして使用してくだ さい。メカニカルキーを取り出すときは、FOB

参照

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