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スロットルケーブルの遊び調整

ケーブルがたるんでいると、スロットルの開 度に対してエンジンレスポンスが遅れます。ま た、ケーブルが張りすぎていると、グリップに 遊びがなくなり、操作しにくくなります。

スロットルグリップに23 mmの遊びがある のが正規です。もし、スロットルグリップの遊び が正規でない場合は、スロットルケーブルを 調整します。

A.スロットルグリップ B.23 mm

•調整ブーツをずらします。

•ロックナットをゆるめます。

•アジャスタを回して調整します。

•ロックナットを締め付けます。

アイドリング回転速度の調整

アイドリング回転速度の調整は、アイドルア ジャスティングスクリュで行います。

•充分に暖機運転をします。

•アイドルアジャスティングスクリュを回して調 整します。

アドバイス

エンジン冷間時にはファーストアイドル機 構が自動的に働き、エンジン回転速度が 高くなります。 このとき、無理なスロットル 操作を行うと警告インジケータ/イモビラ イザインジケータが点灯し、FI警告インジ ケータとメッセージが交互に表示する可能 性があります。

[アイドリング回転速度]

標準値: 1 0501 150 rpm

A.アイドルアジャスティングスクリュ

•数回空吹かしして、アイドリング回転速度 に変化がないことを確認します。必要なら ば再調整します。

タイヤ

車を安全に運転するには、タイヤを良い状 態に保つことが重要です。

警告

空気圧が適正でなかったり、タイヤに亀 裂や、損傷、異常摩耗があるとハンドル をとられたり、パンクの原因になります。

空気圧

常に適正な空気圧を保ってください。タイ ヤの空気圧は、走行前のタイヤが冷えている ときに、タイヤの接地部のたわみ状態により空 気圧が適正であるかを点検します。

アドバイス

タイヤの空気圧は徐々に低下します。ま た、タイヤによっては空気圧不足が見た目 ではわかりにくいものもあるため、少なくと も1か月に一度はタイヤゲージを使用して 空気圧の点検を行ってください。

走行後のタイヤが温まっている状態ではタ イヤの空気圧は高くなることがありますの で、必ず冷えた状態で点検してください。

A.タイヤゲージ

前輪 後輪

タイヤ空気圧 290 kPa (2.90 kgf/cm²)

290 kPa (2.90 kgf/cm²) タイヤサイズ 120/70ZR17

M/C (58W)

190/50ZR17 M/C (73W) 指定

タイヤ

ブリヂス トン

BATTLAX BT021F U チューブレス

BATTLAX BT021R U チューブレス

アドバイス

この車の最大積載荷重は、運転者、同乗 者、荷物、アクセサリ部品を含めて228 kg までです。

亀裂と損傷

タイヤの全周に著しい亀裂や損傷がない か点検します。また、タイヤの全周にわたり、

釘、石、その他の異物が刺さったり、かみ込 んだりしていないかを点検します。

アドバイス

道路の縁石等にタイヤ側面を接触させた り、大きな凹みや突起物を乗り越えたとき は、必ず点検してください。

異常な摩耗

タイヤの接地面が異常に摩耗していないか を点検します。

タイヤが異常に摩耗しているときは、ブライ ト取扱店にご相談ください。

溝の深さ

コーナリング、操縦安定性、さらに安全走 行のため、二輪車のタイヤは溝の深さが前輪 1 mm、後輪2 mm以下になりましたら交換をお すすめします。

タイヤの交換は、ブライト取扱店にご相談く ださい。

A.ディプスゲージ

警告

異なった種類のタイヤを使用したり、指 定サイズ以外のタイヤを使用すると、車 の走行安定性を失い、けがや死亡にい たる事故につながる可能性があります。

前後輪同一メーカの指定タイヤを使用し てください。

バッテリターミナル部の清掃

バッテリターミナル部に汚れや腐食がある 場合は、バッテリを取り外して清掃します。

バッテリの取り外し

•ボルトとワッシャを取り外します。

•右カバーを外側に引いて、右カバーの突 起部をはずします。

A. ボルトとワッシャ B. 右カバー C. 突起部

•右カバーを下側に引いて、右カバーの爪 をはずします。

A. 右カバー B. 爪

•ボルトを取り外します。

•バッテリコンパートメントカバーを外側に引 いて、バッテリコンパートメントカバーの突 起部をはずします。

A. ボルト

B. バッテリコンパートメントカバー C. 突起部

•ボルトを取り外します。

•バッテリ(-)リード線をバッテリトレイのフッ クからはずします。

A. ボルト

B. バッテリ(-)リード線 C. フック

D. バッテリトレイ

•バッテリトレイとバッテリを少し引き出します。

•(+)端子から赤色キャップをずらします。

•バッテリ(+)ケーブルをはずします。

•バッテリトレイとバッテリを取り外します。

A. バッテリトレイ B. 赤色キャップ

C. バッテリ(+)ケーブル

注意

バッテリを引き出すときは、落とさないよ うに注意してください。また、バッテリトレ イを強く引っ張らないでください。ケーブ ルが損傷する可能性があります。

•ストッパをはずし、バッテリカバーを取り外 します。

•バッテリ(-)ケーブルをバッテリからはず

•します。バッテリをバッテリトレイから取り外します。

A. ストッパ B. バッテリカバー C. バッテリ(-)ケーブル D. バッテリトレイ バッテリの取り付け

•バッテリカバーにパッドが取り付けられてい ることを確認します。

A. パッド

B. バッテリカバー

•バッテリトレイにグロメットが取り付けられて いることを確認します。

•図のようにバッテリをバッテリトレイに置きま

•す。図のようにバッテリ(-)ケーブルを接続し

•ます。防食のため(-)端子にグリースを薄く塗布 します。

A. グロメット B. バッテリ C. バッテリトレイ D. バッテリ(-)ケーブル

•バッテリカバーをバッテリ上に置き、ストッパ をバッテリトレイのスロットに取り付けます。

A. バッテリカバー B. ストッパ C. スロット D. バッテリトレイ

•バッテリトレイの突起部をバッテリコンパー トメントの穴に挿入します。

A. 突起部 B. バッテリトレイ C. 穴

D. バッテリコンパートメント

•バッテリ(+)ケーブルを(+)端子に接続 し、バッテリ(-)リード線とバッテリ(-)ケー ブルをフレームに取り付けます。

•規定トルクでボルトを締め付けます。

締め付けトルク

フレームアースターミナルボルト:

8.0 N·m (0.82 kgf·m)

A. バッテリ(+)ケーブル B. バッテリ(-)リード線 C. バッテリ(-)ケーブル D. 外側

E. フレームアースターミナルボルト

注意

バッテリケーブルの(+)(-)の接続は 逆にしないでください。電気系統が損傷 します。

•防食のため(+)端子にグリースを薄く塗布

•します。(+)端子に赤色キャップを取り付けます。

•バッテリ(-)リード線をバッテリトレイのフッ クに通します。

•バッテリ(+)ケーブルをバッテリトレイのく ぼみ部に通します。

A. バッテリ(-)リード線 B. フック

C. バッテリトレイ D. バッテリ(+)ケーブル E. くぼみ部

•バッテリコンパートメントカバーにグロメット が取り付けられていることを確認します。

A. グロメット

B. バッテリコンパートメントカバー

•バッテリコンパートメントカバーの突起部を バッテリトレイのグロメットに挿入します。

•ボルトをしっかりと締め付けます。

A. 突起部

B. バッテリコンパートメントカバー C. グロメット

D. バッテリトレイ

•右カバーにパッドが取り付けられていること を確認します。

A. パッド B. 右カバー

•右カバーの爪をリヤミドルカウリングのスロッ トに挿入します。

•右カバーの突起部をグロメットに挿入しま す。

A. 爪

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