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DSpace at My University: McCarty教授退職記念号によせて

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McCarty 教授退職記念号によせて

小 松 泰 信

 大阪女学院短期大学はもとより大阪女学院大学開学時からのメンバーでもある Steven Alan McCarty先生が本年 3 月をかぎりに退職される。本号はその記念号として刊行された。  先生のご専門は、バイリンガリズムや日本学で、英語教育にとどまらず広く文化理解に 関わる領域に及ぶ。特に運営してこられたウェブサイト「バイリンガリズムと日本学」と いう英和著作リンク集は、アジアの研究に役立つものとして、オーストラリア国立大学 の Asian Studies WWW Virtual Library から推奨されている。また先生の英文俳句は、国連 UNESCO のコンクールで入賞しておられる。

 McCarty 先生は、2004 年 4 月の着任以来、英語教育と教育情報化の両面で多大な貢献を してこられた。特に大阪女学院短期大学・大阪女学院大学が推進してきたモバイルディバ イスを活用した教育においても業績を残しておられる。“Podcasting Student Performances to Develop EFL Skills” (学生の英語によるパフォーマンスをウェブ上で提供しているオー ディオポットキャスト)は、“Effective Practice”(効果的教授法)であるとして、全米オ ンライン教育推進機関 Sloan Consortium for Online Education に認定されている。  さらに、先生のお名前を知る人は、むしろ学外に多いのかもしれない。我が国において LMS(Learning Management System)といわれるものが、何をするシステムかも十分には 知られていなかった頃から、当時の代表的 LMS プラットフォームである WebCT ユーザ会 の草創期メンバーのひとりとしてその名を知るひとも少なくないだろう。こうしたご経歴 は、本学が過去 10 年余取り組み、社会的評価を獲得している LMS, ePortfolio, Cloud を駆 使する e ラーニングにつながるものといえる。  以上が物語るように、先生はオンライン教育の草分け的存在でもあった。大阪女学院短 期大学・大阪女学院大学においても教育情報化を支える各委員会活動でご尽力をいただき、 その推進に貢献してこられた。教育情報環境整備に伴う機器の選定に関わられたに留まら ず、出席管理システムなど全学的な履修管理のバックボーンとなるシステム選定にも参画 され、本学情報システム全般に関わってこられた。もう一方で、ご専門の立場から情報教 育と英語教育の橋渡し役も担われた。2014 年度も情報教育推進委員会で FD に関する役割 を担われ、ePortfolio に関する教員への講習を担当し、積極的な教育方法上の提言を行っ てこられた。  先生のお人柄は気さくで、頼まれたことを断られたところをみたことがない。そのため 多くの人が、先生に頼り甘えてきた。これからも多くの人が先生を頼みにすることだろう。 しかし、今後はご自愛いただき、なお一層のご活躍を願ってやまない。

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