PC サーバ PRIMERGY(プライマジー)
更新日 2016 年 8 月
[技術資料] iSCSI 接続および iSCSI Boot について
目 次
はじめに ... 2
1. iSCSI とは ... 2
1.1 iSCSI Initiator と iSCSI Target ... 2
1.2 iSCSI の環境 ... 3 1.2.1 iSCSI Target ... 3 1.2.2 iSCSI Initiator(1) ~ソフトウェア環境 ... 3 1.2.3 iSCSI Initiator(2) ~ハードウェア環境 ... 3 1.3 iSCSI の基本構成 ... 4 1.4 iSCSI のメリット ... 5 2. iSCSI Boot とは ... 6 2.1 iSCSI Boot の環境 ... 6 2.1.1 iSCSI Target ... 6 2.1.2 iSCSI Initiator... 6 2.2 iSCSI Boot の基本構成 ... 8 2.3 iSCSI Boot 構築手順 ... 9 2.3.1 概要... 9 2.3.2 リモートハードディスクを使用した環境構築方法 ... 9 2.4 iSCSI Boot 留意事項 ... 10 2.5 トラブル発生に備えて ... 10 2.5.1 ネットワークアダプタの変更時の注意 ... 10 2.5.2 ダンプファイルを作成する方法 ... 10 2.5.3 冗長化構成(マルチパス)にする方法 ... 11 2.5.4 コマンドプロンプトの表示について ... 11
PC サーバ PRIMERGY(プライマジー)
はじめに
本資料では、iSCSI の基本構成及び、iSCSI Boot の機能概要、 PRIMERGY サーバでの iSCSI Boot 環境構築方法を中
心に紹介します。
1. iSCSI とは
1.1 iSCSI Initiator と iSCSI Target
iSCSI (Internet Small Computer System)は、SCSI デバイスへアクセスする際の SCSI コマンドを既存の IP ネットワーク
で利用されているTCP/IP プロトコルに包みこんで iSCSI PDU (Protocol Data Unit)を作成し、IP ネットワーク経由でリ
モートにあるストレージデバイスへアクセスするためのプロトコルです。
iSCSI プロトコルのやりとりは、入出力要求を行なう要求を投げる「Initiator」と実際の動作を受ける「Target」間で行 なわれます。
iSCSI プロトコルを処理するには、Initiator と Target に iSCSI 対応のハードウェアあるいはソフトウェアを実装する必
要があります。iSCSI ではストレージデバイスへのアクセスに、IP ネットワークを利用するため、LAN 環境を利用する
ことができます。
「Initiator」上のアプリケーションは、「Target」内の Virtual Hard Disk(以下、VHD)形式のファイルを、iSCSI Initiator
からiSCSI Target にログオンすることで、ローカルハードディスクと同じ方法でアクセスすることができます。
iSCSI には Initiator と Target という役割があり、それぞれ以下の機能を提供します。
iSCSI Initiator iSCSI コマンドを発行
iSCSI Target サーバの仮想ハードディスクにアクセス iSCSI Target iSCSI コマンドに対して処理を返すサーバ
ストレージ機能を提供 IPネットワーク iSCSI Target サーバ/ストレージ iSCSI Initiatorサーバ iSCSI PDU (iSCSIコマンド/データ) IP M A C ISCSI PDU (iSCSIレスポンス/データ) IP M A C IPネットワーク iSCSI Target サーバ/ストレージ iSCSI Initiatorサーバ IPネットワーク iSCSI Target サーバ/ストレージ iSCSI Initiatorサーバ iSCSI PDU (iSCSIコマンド/データ) IP M A C iSCSI PDU (iSCSIコマンド/データ) IP M A C ISCSI PDU (iSCSIレスポンス/データ) IP M A C ISCSI PDU (iSCSIレスポンス/データ) IP M A C
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1.2 iSCSI の環境
1.2.1 iSCSI Target
◆ETERNUS を使用する場合 ETERNUS に付属する iSCSI 接続マニュアルを参照してください。1.2.2 iSCSI Initiator(1) ~ソフトウェア環境
OS Windows Server® 2003 Family※1 Windows Server® 2008 Family Windows Server® 2012 Family VMware Infrastructure 3.5 VMware vSphere 4 VMware vSphere 5 VMware vSphere 6
Red Hat Enterprise Linux 5.5 以降
※1 Microsoft iSCSI Initiator v2.08 を使用してください。Microsoft iSCSI Initiator は Microsoft のホームペ ージから入手可能です。「iSCSI Boot Initiator」と記載されている場合もあります。
1.2.3 iSCSI Initiator(2) ~ハードウェア環境
◆オンボードLAN を使用する場合は、2008 年 2 月発表以降の全ての機種で使用可能です。 ◆LAN カード、LAN 拡張ボード、ポート拡張オプション、コンバージド・ネットワーク・アダプタを使用する場合は、 以下のカードで使用できます。 PG-285(L),PG-289(L),PG-289(L)1,PG-2861(L),PG-2861(L)1,PG-2862,PG-28621,PG-2871,PG-284G(L), PG-2841G,PG-LND201,PG-LND203,PG-LND204, PG-292B(L),PG-CND201 型名がPY で始まる LAN カード、LAN 拡張ボード、ポート拡張オプション、コンバージド・ネットワーク・ アダプタPC サーバ PRIMERGY(プライマジー)
1.3 iSCSI の基本構成
iSCSI では、iSCSI Target 側に、VHD 形式のファイルを用意します。iSCSI Initiator から iSCSI Target にログオンするこ とで、外付けハードディスクを追加した時と同じ感覚で、ハードディスクを使用できるようになります。 仮想ディスク (.vhd) C: D: iSCSI Initiator (PRIMERGYサーバ) LUN 1 LUN 2 iSCSI Target LUN 1 1 5 6 7 8 E: 4 NIC BIOS 2 3 仮想ディスク (.vhd) C: D: iSCSI Initiator (PRIMERGYサーバ) LUN 1 LUN 2 iSCSI Target LUN 1 1 5 6 7 8 E: 4 NIC BIOS 2 iSCSI Initiator (PRIMERGYサーバ) LUN 1 LUN 2 iSCSI Target LUN 1 1 5 6 7 8 E: 4 NIC BIOS 2 3 iSCSIの動作概要
3. iSCSI Initiatorから、iSCSI Targetにログオンする。 4. iSCSI Targetで、認証する。(CHAP認証を使うこ
とも可能)
5. iSCSI Initiatorと、 iSCSI Targetで、iSCSIコマン ドのやり取りが開始される。
6. iSCSI Initiatorでディスクを使用できる。(通常の 外付けHDと同じ感覚)
iSCSIの動作概要
3. iSCSI Initiatorから、iSCSI Targetにログオンする。 4. iSCSI Targetで、認証する。(CHAP認証を使うこ
とも可能)
5. iSCSI Initiatorと、 iSCSI Targetで、iSCSIコマン ドのやり取りが開始される。 6. iSCSI Initiatorでディスクを使用できる。(通常の 外付けHDと同じ感覚) iSCSI環境の構築手順 1. iSCSI Target側で、仮想ディスク(.vhd)を作成す る。 2. iSCSI Initiator側(PRIMERGYサーバ)で、ログオ ンする iSCSI TargetのIPアドレス/使用する LUN(Logical Unit Number)などを設定する。
iSCSI環境の構築手順
1. iSCSI Target側で、仮想ディスク(.vhd)を作成す る。
2. iSCSI Initiator側(PRIMERGYサーバ)で、ログオ ンする iSCSI TargetのIPアドレス/使用する LUN(Logical Unit Number)などを設定する。
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1.4 iSCSI のメリット
通常、サーバとストレージは1:1 の関係にあります。(これを DAS:Direct Attached Storage と言います。)
DAS 接続の状態では、情報量増加への対応やバックアップなど、運用管理が大きな負荷となります。これに対して 考えられたのがストレージ専用ネットワーク(SAN:Strage Area Network)です。サーバとストレージを n:1 に(ストレ
ージが 1、あるいは 1 に近い数)にまとめることで管理する台数も減り、バックアップなどの運用も楽になります。 iSCSI を使用することで、この SAN を構築できます。 まとめてバック アップできる スイッチ 仮想ディスク(.vhd) NIC 人事 バックアップ NIC NIC NIC 経理 バックアップ 営業 バックアップ 営業 経理 人事 サーバとストレージ の関係は n:1 (上記では3:1) サーバとストレージ の関係は 1:1
DAS SAN (iSCSI)
それぞれで バックアップ まとめてバック アップできる スイッチ 仮想ディスク(.vhd) NIC 人事 バックアップ NIC NIC NIC 経理 バックアップ 営業 バックアップ 営業 経理 人事 サーバとストレージ の関係は n:1 (上記では3:1) サーバとストレージ の関係は 1:1
DAS SAN (iSCSI)
それぞれで バックアップ スイッチ 仮想ディスク(.vhd) NIC 人事 バックアップ 人事 バックアップ NIC NIC NIC NIC NIC NIC NIC NIC NIC 経理 バックアップ 経理 バックアップ 営業 バックアップ 営業 バックアップ 営業 経理 人事 サーバとストレージ の関係は n:1 (上記では3:1) サーバとストレージ の関係は 1:1
DAS SAN (iSCSI)
それぞれで バックアップ
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2. iSCSI Boot とは
iSCSI Boot とは、ネットワーク上のストレージデバイスから、OS イメージを読み込み、OS を起動する機能です。
2.1 iSCSI Boot の環境
2.1.1 iSCSI Target
対象装置のマニュアルを参照してください。
2.1.2 iSCSI Initiator
◆以下のPRIMERGY のオンボード LAN(Intel 製 LAN コントローラ)と OS※1の組み合わせで使用できます。
(2016 年 1 月現在) ・Windows Server® 2008 SP2 BX620 S5、BX920 S1/S2、BX922 S2、CX120 S1 ・Windows Server® 2008 R2 SP1 BX920 S2、BX922 S2、BX924 S2、BX960 S1、 RX100 S7/S8、RX200 S6/S7/S8、RX300 S6/S7/S8、RX350 S7/S8、RX600 S5/S6、 TX100 S3、TX120 S3、TX140 S1、TX150 S8、TX200 S6/S7、TX300 S6/S7/S8、 CX122 S1、CX250 S1/S2、CX270 S1/S2、 RX1330 M1、RX2520 M1、RX4770 M1、TX1320 M1、TX1330 M1、CX2550 M1、CX2570 M1 ・Windows Server® 2012 サポートしていません。 ・Windows Server® 2012 R2 RX100 S8、RX200 S7/S8、RX300 S7/S8、RX350 S7/S8、TX300 S7/S8、CX250 S2、CX270 S2 RX1330 M1、RX2520 M1、RX4770 M1/M2、TX1320 M1、TX1330 M1、CX2550 M1、CX2570 M1 ・Red Hat Enterprise Linux 5.5
BX620 S5、BX920 S1/S2、BX922 S2、CX120 S1 ・VMware vSphere 5.1 update1/update2
使用可能な機種についてはVMware vSphere5.1 ソフトウェア説明書(PRIMERGY)を参照してください。
http://jp.fujitsu.com/platform/server/primergy/software/vmware/manual/
※1: サポート可能な組み合わせについてはシステム構成図を参照してください。
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◆以下のPRIMERGY のオンボード LAN(Emulex 製 CNA コントローラ) と OS※1の組み合わせで使用できます。
(2016 年 7 月現在) BX920 S3/S4, BX924 S3/S4, BX2560 M1/M2, BX2580 M1/M2, RX2530 M1/M2※2, RX2540 M1/M2※2, RX2560 M1/M2※2, TX2560 M1/M2※2 ※1: サポート可能な組み合わせについてはシステム構成図を参照してください。 樹形図 > 周辺機器 > 各サーバのインターフェースと OS のサポート組み合わせについて http://jp.fujitsu.com/platform/server/primergy/system/ ※2: ポート拡張オプション PY-LA302U、PY-LA304U、PY-LA3A2U、PY-CN302U を使用します PY-LA302U、PY-LA304U の場合は、ソフトウェア iSCSI boot になります
◆以下のコンバージド・ネットワーク・アダプタ(Emulex 製 CNA コントローラ) と OS※1の組み合わせで使用できます。
(2016 年 7 月現在)
PG-292B(L), PG-CND201, PY-CN202(L), PY-CN302※2, PY-CN3A1, PY-CND02
※1: サポート可能な組み合わせについてはシステム構成図を参照してください。
樹形図 > 周辺機器 > 各サーバのインターフェースと OS のサポート組み合わせについて
http://jp.fujitsu.com/platform/server/primergy/system/
※2: RX4770 M1 に搭載した場合、iSCSI boot は未サポート
◆Intel 製 LAN コントローラを搭載した LAN カード、LAN 拡張カード、ポート拡張オプションからの iSCSI Boot は
サポートしていません。
◆Emulx 製コントローラを搭載した以下の LAN カードからの iSCSI Boot はサポートしていません。
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2.2 iSCSI Boot の基本構成
iSCSI Boot は、iSCSI を利用して、リモート(iSCSI Target)にあるハードディスクから、OS をブートする機能です。 PRIMERGY サーバでは、この iSCSI Boot をサポートします。
iSCSI Boot では、起動する OS のイメージを、内蔵ハードディスクではなく、iSCSI Target 側の仮想ハードディス
クに用意します。
iSCSI 通信に必要な情報(ログオンする iSCSI Target の IP アドレス/使用する LUN 番号など)は、NIC
(Network Interface Card) の拡張 ROM を有効にして設定します。
一度設定を行えば、後は、PRIMERGY サーバの電源を投入するだけで、OS を起動できるようになります。 仮想ディスク (.vhd) C: D: iSCSI Initiator (PRIMERGYサーバ) LUN 1 LUN 2 iSCSI Target LUN 1 1 5 6 7 8 E: 4 NIC BIOS 2 3 仮想ディスク (.vhd) C: D: iSCSI Initiator (PRIMERGYサーバ) LUN 1 LUN 2 iSCSI Target LUN 1 1 5 6 7 8 E: 4 NIC BIOS 2 iSCSI Initiator (PRIMERGYサーバ) LUN 1 LUN 2 iSCSI Target LUN 1 1 5 6 7 8 E: 4 NIC BIOS 2 3 iSCSI Boot環境の構築手順 1. iSCSI Target側で、仮想ディスク(.vhd)を作成す る。 2. PRIMERGYサーバのBIOSセットアップで、NIC の拡張ROMを有効にする。 3. iSCSI Targetの情報(IPアドレス/使用するLUN 等)をNICに設定する。 4. iSCSI Target側の仮想ディスクに、OSイメージを 用意する。 iSCSI Boot環境の構築手順 1. iSCSI Target側で、仮想ディスク(.vhd)を作成す る。 2. PRIMERGYサーバのBIOSセットアップで、NIC の拡張ROMを有効にする。 3. iSCSI Targetの情報(IPアドレス/使用するLUN 等)をNICに設定する。 4. iSCSI Target側の仮想ディスクに、OSイメージを 用意する。 iSCSI Bootの動作概要
5. iSCSI Initiatorから、iSCSI Targetにログオンする。 6. iSCSI Targetで認証する。(CHAP認証を使うこと
も可能)
7. iSCSI Initiatorと、 iSCSI Targetで、iSCSIコマン ドのやり取りが開始される。
8. iSCSI InitiatorでOSが起動される。
iSCSI Bootの動作概要
5. iSCSI Initiatorから、iSCSI Targetにログオンする。 6. iSCSI Targetで認証する。(CHAP認証を使うこと
も可能)
7. iSCSI Initiatorと、 iSCSI Targetで、iSCSIコマン ドのやり取りが開始される。
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2.3 iSCSI Boot 構築手順
2.3.1 概要
iSCSI Boot では、OS イメージをリモートハードディスク(iSCSI Target 側の仮想ハードディスク)に用意します。 ※詳細な手順については、Intel 製 LAN コントローラの場合は iSCSI-Boot 構築ガイド、Emulex 製 CNA コントロ
ーラの場合はMC-CNA12E-F/OCl11102-LOM ブートマニュアル、NIC / iSCSI / FCoE プロトコル向けブートマニュ
アルを参照してください。
※VMware を使用する場合は、iSCSI-Boot 構築ガイド(windows 用)を参照して iSCSI Target、iSCSI Initiator の設定 を行った後、VMware のマニュアルに従いインストールを実施してください。
http://jp.fujitsu.com/platform/server/primergy/software/vmware/manual/
2.3.2 リモートハードディスクを使用した環境構築方法
リモートハードディスクを使用した環境では、iSCSI Target 側のハードディスクを直接指定して、OS をインストール します。 特徴としては、以下の点があげられます。 リモートハードディスク HDD を持つサーバ、持たないサーバ(ディスクレスタイプ)のどちらで も利用できる。 OS インストール前に、 iSCSI Target 側の仮想ハードディスクにアクセ スできるようにする必要がある。 OS インストール時に、インストール先ハードディスクとして、iSCSI Target 側の仮想ハードディスクを直接指定する。直接指指定するた めのドライバが別途必要な場合がある。 OS インストール中もネットワークに負荷がかかる。 手順 1. PRIMERGYサーバのBIOSセットアップで、NICの拡 張ROMを有効にする。 → iSCSI Targetへアクセスするための情報を NICに設定できるようになる。 2. iSCSI Targetの情報(IPアドレス/使用するLUN等) をNICに設定する。
→ iSCSI Targetにログインし、iSCSI Target側の
手順 1. PRIMERGYサーバのBIOSセットアップで、NICの拡 張ROMを有効にする。 → iSCSI Targetへアクセスするための情報を NICに設定できるようになる。 2. iSCSI Targetの情報(IPアドレス/使用するLUN等) をNICに設定する。
→ iSCSI Targetにログインし、iSCSI Target側の
手順 1. PRIMERGYサーバのBIOSセットアップで、NICの拡 張ROMを有効にする。 → iSCSI Targetへアクセスするための情報を NICに設定できるようになる。 2. iSCSI Targetの情報(IPアドレス/使用するLUN等) をNICに設定する。
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2.4 iSCSI Boot 留意事項
iSCSI Boot に使用する NIC のドライバ(LAN ドライバ)をアンインストールしないでください。アンインストールす
ると、再起動でブルースクリーンが発生し、OS を再インストールする必要があります。
iSCSI Boot インターフェイスでは、稼動中でのハード交換は未サポートです。
iSCSI Boot に使用するポートでチーミングは未サポートです。冗長化構成とする場合は、iSCSI Initiator で、マ
ルチパスの設定をしてください。
Intel 製 LAN コントローラでは ServerView Installation Manager(SVIM)を使用した OS インストールには対応し
ていません。各装置本体のWindows OS 手動インストール手順書を参考にインストールしてください。また、
OS インストールの際は公開ページから LAN ドライバをダウンロードし使用してください。Windows Server 2012 R2 で OS 標準の LAN ドライバをそのまま使用した場合、OS のインストールに失敗することがあります。 ※ 留意事項の詳細については、iSCSI-Boot 構築ガイドまたは各装置のご使用上の注意を参照してください。
2.5 トラブル発生に備えて
2.5.1 ネットワークアダプタの変更時の注意
ネットワーク ドライバや OS のサービスパックなどのネットワークに影響を与える可能性があるハードウェアまた はソフトウェアを追加または更新した後には、下記のようなメッセージが表示される場合があります。 上記のメッセージの指示に従い、再起動をおこなう必要があります。2.5.2 ダンプファイルを作成する方法
Windows Serverを使用している場合、クラッシュダンプ機能をiSCSI上で使用することができます。 この機能は、万が一システムが稼動しなくなった場合、クラッシュダンプファイルがiSCSIターゲット上には記録さ れます。また、Red Hat Enterprise Linux 5.5でiSCSI Bootを使用する場合には、iSCSIで接続されていないディスク上にダ
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2.5.3 冗長化構成(マルチパス)にする方法
片方のパスが故障した場合、他のパスに切り替えてアクセスを行うパスフェイルオーバー機能等により、パス 故障時のアクセス停止を回避し、システムの信頼性をより向上させることができます。また、複数のパスを使 用して負荷分散を行うロードバランス機能により、システム性能をさらに向上させることができます。 ※ETERNUSのマルチパスドライバを使用する際は、ETERNUSマルチパスドライバの仕様書を参照してください。2.5.4 コマンドプロンプトの表示について
下図のようにiSCSI Boot したアダプタで ipconfig を実施すると、IP アドレスが2つ表示される事があります。
これは、iSCSI OPROM が独自に IP アドレスを取得したものと、Windows 上で MAC アドレスが別のリクエストを DHCP サーバにしているために表示されます。本動作は、仕様上の動作ですので、特に問題はありません。