水俣湾における底質粒度分布の特性について 九州大学大学院
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(2) II‑007. 土木学会西部支部研究発表会 (2013.3). Md Minamata 2011. Md Minamata 2010. (a) 2010 年. Md Minamata 2012. (b) 2011 年. (c) 2012 年. Mdの水平分布. 図2. 10%. 8%. 14% 12% 10% 8% 6% 4% 2% 0%. 8%. 6%. 6%. 4% 4% 2%. 2% 3000. 801.204. 1550.359. 414.051. 110.58. 213.976. 57.146. 29.532. 7.887. 15.262. 4.076. 2.106. 1.089. 0.563. 0.15. 0.291. 0. 0.078. 3000. 801.204. 1550.359. 414.051. 110.58. 213.976. 57.146. 29.532. 7.887. 15.262. 4.076. 2.106. 1.089. 0.563. 0.15. 0.291. 0. 0.078. 0.15 0.233 0.362 0.563 0.874 1.356 2.106 3.271 5.079 7.887 12.247 19.018 29.532 45.859 71.211 110.58 171.713 266.642 414.051 642.954 998.404 1550.359 2407.455. 0%. 0%. 粒径[m]. 粒径[m]. (a) 2010 年(Sta.3). (b) 2011 年(Sta.3) 図3. 粒径[m]. (c) 2012 年(Sta.6-10). 同地点における 3 年間での粒度分布変化. 主に粘土・シルトから構成されていることがわかる.. いることがわかった.また,底質粒度分布を経年的に. また,湾内で比較的水深が浅い西側湾口中央部,比較. 比較すると,大きな変化はみられず,水俣湾内の底質. 的流速の速い北側湾口部には,Md値が 0 以下の比較. は安定していると考えられる.今回の調査期間中,台. 的粒径の粗い砂礫分の堆積がみられる.経年変化につ. 風などの湾内の底質を大きく巻き上げる気象イベント. いては,2010 年から 2012 年にかけて,水俣湾北側湾. は顕著に発生していなかった.水銀のソースとして考. 口部の底質が比較的粗い砂礫から細かい粒径の泥へと. えられる底質が大きく動く台風などの大きな外力の影. 変化していることがわかる.また,Sta.3(2012 年は. 響を受けた場合に,湾内の底質粒度分布がどのように. Sta.6-10)の粒度分布変化(図3)をみると,若干の変動が. 変化しているかを調査することは今後の課題である.. 確認できる.台風などのイベントが少なかった本観測 期間においても変動があることから,潮流や波浪など. 謝辞:本研究は環境省国立水俣病総合研究センターによる平. による底質の巻き上げに伴う底質の輸送が起こりうる. 成 24 年度総合的水銀研究推進事業(研究代表者:矢野真一. ことが分かる.. 郎)により実施された.また,粒度分布の測定において,九 州大学工学部地盤工学研究室(安福規之教授)に測定装置を. 4.. まとめ. 利用させて頂いた.ここに記し,感謝の意を表する.. 水俣湾において,2010 年から 2012 年の間に計 3 回. 参考文献:1) 矢野ら(2012a):土木学会論文集(海岸工学). 底質調査を行い,底質の粒度分布特性を調べた.その. 2) 矢野ら(2012b):土木学会論文集(水. 結果,地点による多少のばらつきはあるものの,中央. 工学). 粒径 d50 が 2mm 未満の細かい砂泥質土が多く堆積して ‑156‑.
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