錆び,塗膜付き状態での超音波有効板厚計測器の開発
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(2) 土木学会第55回年次学術講演会(平成12年9月). Ⅵ-125. 3.精度検証試験 3.1. 均一腐食材. 腐食・塗装状態が異なる 9 種類の試験片により、計測精度の検証を行った。断面調査をして計測範囲内の平 均板厚を求めた。試験片 No.8 についての断面調査結果を図−3 に例示する。断面調査による板厚を基準とし た、計測値の誤差を図−4 に示す。この結果から、均一腐食材の計測は±0.1mm の精度にて測定可能といえる。 なお、No.9 の表面からの測定に関しては、表面錆び層が浮いた状態で空隙が存在したため計測不能であった。 現場において、そのような錆びはハンマー等で叩いて落とし空隙を無くせば、計測は可能になると考えられる。 測定範囲 3mm. 鋼板のみ 15.67mm. 計測誤差〔mm〕. 0.4 0.2 測 定 不 能. 0.0 表面より計測 裏面より計測. -0.2 -0.4 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. :錆び :塗膜. 腐食サンプル材. (1)外観写真 図−3 3.2. (2)断面図. 図−4 腐食材の測定誤差. 腐食サンプル材 No.8 断面調査. 孔食材. 水門の実機から孔食材をサンプリングし、錆びが付いた状態にて孔食部の計測を実施した。計測限界を検証 するため、かなり腐食の進行した部材を選定した。 また、サンドブラストにより錆びを除去した後(サンプル例を図−5 に示す)、ポイントマイクロメータに よって孔食部の最小板厚を測定した。その値を基準とした、本板厚計による計測値の誤差を図−6 に例示する。 計測誤差は、孔食の直径や深さによってそれぞれ異なり、孔食径の小さなものに大きな誤差が生じた。原因 としては探触子先端と鋼板とのギャップの影響が考えられ、直径 8mm 以上の孔食で±0.5mm の誤差を確認し. 計測誤差〔mm〕. た。. 図−5 孔食サンプル材 No.1 表面外観写真. 1.5 孔食面より計測 1.0 裏面より計測 0.5 0.0 -0.5 -1.0 -1.5 孔食 ① ② ③. 図−6. ④. ⑤. 同一サンプル内の孔食の計測誤差例. (錆を除去した状態) 4.まとめ 錆び,塗膜が鋼板表裏面どちらに付いた状態でも、強度的に有効な板厚を測定することが出来る超音波板厚 測定器を開発した。測定精度は、測定面が均一腐食では±0.1mm、凹凸の激しい孔食では、孔食直径 8mm 以 上で±0.5mm にて測定可能である事を検証した。.
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