関西学院大学
2012年度
自己点検・評価報告書
(付:大学基準協会認証評価結果)
本 書 は 、大 学 評 価 ( 認 証 評 価 )の た め に 本 学 が 大 学 基 準 協 会 に 提 出 し た「 関 西 学 院 大 学 2012 年 度 自 己 点 検・評 価 報 告 書 」( 2013 年 3 月 )と 大 学 基 準 協 会 の 評 価 結 果( 2014 年 3 月 ) で あ る 。 構 成 は 、 大 学 基 準 協 会 の 評 価 結 果 ( 結 果 と 総 評 の 前 文 )、 各 章 の 報 告 書 に お け る 本 学 の 記 述 ( 1 ~ 3 ) と 大 学 基 準 協 会 の 評 価 結 果 で あ る が 、 章 に よ っ て は 評 価 結 果 が な い も の が あ る 。
評 価 結 果
評 価 の 結 果 、貴 大 学 は 本 協 会 の 大 学 基 準 に 適 合 し て い る と 認 定 す る 。 認 定 の 期 間 は 2021( 平 成 33) 年 3 月 31 日 ま で と す る 。総 評
貴 大 学 は 、 1889( 明 治 22) 年 に キ リ ス ト 教 主 義 教 育 と い う 理 念 の も と 、 神 学 部 と 普 通 学 部 を 持 つ 「 関 西 学 院 」 と し て 創 立 さ れ た 。 1932( 昭 和 7 ) 年 に 「 大 学 令 」 に よ る 旧 制 大 学 へ と 移 行 し た 後 、 1948( 昭 和 23) 年 に 学 校 教 育 法 に よ り 新 制 大 学 と な り 、 学 部 ・ 学 科 お よ び 研 究 科 の 改 組 、 キ ャ ン パ ス 開 設 を 経 て 、 現 在 は 11 学 部 ( 神 学 部 、 文 学 部 、 社 会 学 部 、法 学 部 、経 済 学 部 、商 学 部 、理 工 学 部 、総 合 政 策 学 部 、人 間 福 祉 学 部 、教 育 学 部 、 国 際 学 部 )、13 研 究 科( 神 学 研 究 科 、文 学 研 究 科 、社 会 学 研 究 科 、法 学 研 究 科 、経 済 学 研 究 科 、 商 学 研 究 科 、 理 工 学 研 究 科 、 総 合 政 策 研 究 科 、 言 語 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 文 化 研 究 科 、 人 間 福 祉 研 究 科 、 教 育 学 研 究 科 、 司 法 研 究 科 、 経 営 戦 略 研 究 科 ) を 擁 す る 総 合 大 学 へ と 発 展 し て い る 。 キ ャ ン パ ス は 、 兵 庫 県 西 宮 市 の 西 宮 上 ケ 原 キ ャ ン パ ス の ほ か 、 隣 接 す る 西 宮 聖 和 キ ャ ン パ ス 、 同 県 三 田 市 に 神 戸 三 田 キ ャ ン パ ス と 3 キ ャ ン パ ス を 有 し 、 キ リ ス ト 教 主 義 に 基 づ く 教 育 ・ 研 究 活 動 を 展 開 し て い る 。 な お 、経 営 戦 略 研 究 科 経 営 戦 略 専 攻 は 2009( 平 成 21)年 度 に 特 定 非 営 利 活 動 法 人 A B E S T 21 の 専 門 職 大 学 院 認 証 評 価 を 受 け て お り 、 そ れ 以 降 の 改 善 状 況 を 踏 ま え て 、 大 学 評 価 ( 機 関 別 認 証 評 価 ) の 観 点 か ら 評 価 を 行 っ た 。 司 法 研 究 科 は 本 年 度 に 公 益 財 団 法 人 日 弁 連 法 務 研 究 財 団 の 専 門 職 大 学 院 認 証 評 価 を 、 経 営 戦 略 研 究 科 会 計 専 門 職 専 攻 は 本 年 度 に 特 定 非 営 利 法 人 国 際 会 計 教 育 協 会 会 計 大 学 院 評 価 機 構 の 専 門 職 大 学 院 認 証 評 価 を 受 け て い る た め 、 基 準 4 「 教 育 内 容 ・ 方 法 ・ 成 果 」 に つ い て 、 そ れ ぞ れ の 専 門 職 大 学 院 認 証 評 価 結 果 に 委 ね る 。第1章 理念・目的
1 現 状 の 説 明
(1) 大 学 ・学 部 ・研 究 科 等 の理 念 ・目 的 は、適 切 に設 定 されているか。 司 法 研 究 科 は 「 理 念 ・ 目 的 」 な ど を 次 の よ う に 定 め 、 関 西 学 院 公 式 Web サ イ ト に 掲 載 し て い る。 1 - 41 ) 「人 材 の養 成 に関 する目 的 その他 の教 育 研 究 上 の目 的 」は関 西 学 院 大 学 専 門 職 大 学 院 学 則 第 1章 第 2条 第 2項 (別 表 )に定 めている。1 - 4 2 ) <理 念 > 法 曹 三 者 という高 度 専 門 職 業 人 の養 成 に特 化 した専 門 職 大 学 院 (法 科 大 学 院 )として、専 門 的 な知 識 を習 得 するとともに、豊 かな人 間 性 や責 任 感 、高 度 な倫 理 観 を養 い、社 会 に貢 献 し うる法 曹 を養 成 することにより、21世 紀 の法 曹 界 を支 えていくことを理 念 とする。 <養 成 する法 曹 > 「人 権 感 覚 豊 かな市 民 法 曹 」、「企 業 法 務 に強 い法 曹 」、「国 際 的 に活 躍 できる法 曹 」 「人 権 感 覚 豊 かな市 民 法 曹 」 複 雑 化 、多 様 化 する社 会 の中 で、社 会 的 弱 者 の立 場 に立 ち、社 会 に奉 仕 できる市 民 法 曹 の存 在 が 求 められている。関 西 学 院 として100年 を超 えるキリスト教 主 義 教 育 をもとに、法 律 の 専 門 的 知 識 とともに社 会 的 責 任 感 ・倫 理 観 をしっかり持 った、人 権 感 覚 に優 れた、市 民 に貢 献 でき る法 曹 を養 成 する。 「企 業 法 務 に強 い法 曹 」 企 業 活 動 をめぐる法 律 関 係 が複 雑 化 ・専 門 化 ・多 様 化 している現 在 、ビジネスローや企 業 法 務 に詳 しい法 律 知 識 をもった法 曹 に対 する需 要 は、現 在 急 速 に増 加 している。とくに、企 業 経 営 という視 点 から見 ても、そのような専 門 的 法 律 知 識 を有 する企 業 弁 護 士 の需 要 は、ますます拡 大 することが考 えられる。同 時 に、これまで経 済 ・産 業 界 に多 くの優 秀 な人 材 を輩 出 してきた関 西 学 院 大 学 において、法 律 知 識 だけではなく経 営 学 や経 済 学 の視 点 も併 せ持 った、視 野 の広 い、産 業 界 において不 可 欠 となるであろう法 曹 を養 成 する。 「国 際 的 に活 躍 できる法 曹 」 グローバル化 が進 む中 で、国 際 犯 罪 や国 際 商 事 紛 争 が増 加 していることから、国 際 的 感 覚 と 外 国 法 の 知 識 を 有 し た 法 曹 が 求 め られ てい る 。 外 国 の 法 律 知 識 や 国 際 的 感 覚 を 持 つ 人 材 の 養 成 は、語 学 教 育 の充 実 した、また国 際 色 豊 かな関 西 学 院 の特 色 を生 かすことで可 能 となる。 特 に 日 本 法 の 実 務 知 識 だけでなく 、 留 学 等 を 通 じて、 将 来 、 外 国 と 日 本 の 架 け 橋 と なり、 国 際 的 に活 躍 できる法 曹 を養 成 する。 <目 的 > 3つの法 実 務 のいずれの分 野 においても、一 般 的 に要 求 される法 曹 としての基 本 的 能 力 や資 質 を十 分 に養 成 しつつ、法 的 問 題 の多 様 化 ・専 門 化 ・国 際 化 に確 実 に対 応 できる能 力 を持 ち 、<人 材 の養 成 に関 する目 的 その他 の教 育 研 究 上 の目 的 >
司 法 研 究 科 は、法 曹 三 者 という高 度 専 門 職 業 人 の養 成 に特 化 した専 門 職 大 学 院 (法 科 大 学 院 )として、“Mastery for Service”の精 神 を体 現 した人 権 感 覚 豊 かな市 民 法 曹 として、現 代 社 会 の多 様 な法 的 ニーズに応 えて、法 曹 と呼 ぶにふさわしい良 き仕 事 (Good Work)を遂 行 す ることができる高 度 の専 門 性 と倫 理 的 資 質 を備 えた法 曹 を養 成 することを目 的 とする。 <教 育 目 標 > ①多 様 化 する広 範 な法 の領 域 に対 応 しうる基 礎 的 な知 識 や特 化 した専 門 分 野 の高 度 な知 識 を身 につける ②問 題 に対 して高 度 な法 的 分 析 により考 察 する力 =「理 論 」と、具 体 的 に行 動 し解 決 する力 = 「実 務 」の融 合 を図 る ③ 徹 底 し た 少 人 数 教 育 、 多 彩 な 科 目 群 、 英 語 で の 講 義 、 等 に よ り 、 個 々 の 目 標 や 活 動 の フィールドに応 じた、多 様 なニーズに対 応 できるレベルの高 い学 習 システムを提 供 する (2) 大 学 ・学 部 ・研 究 科 等 の理 念 ・目 的 が、大 学 構 成 員 (教 職 員 および学 生 )に周 知 され、 社 会 に公 表 されているか。 ①学 生 への周 知 関 西 学 院 公 式 Webサイトの法 科 大 学 院 司 法 研 究 科 のページにおいて、理 念 、養 成 する法 曹 像 、目 的 、教 育 目 標 を掲 載1 - 41 ) し、入 学 前 ガイダンス(2012年 度 は3回 開 催 )1 - 91 )、入 学 後 の宣 誓 式1 - 9 2 ) および新 入 生 対 象 の特 別 講 座1 - 9 3 ) でも研 究 科 長 からのメッセージとして説 明 し、周 知 を図 っている。また、履 修 科 目 選 択 ・進 路 選 択 等 の指 導 ・助 言 や学 生 に対 する講 演 会 などを通 じての周 知 にも留 意 している。 ②教 員 への周 知 司 法 研 究 科 の 多 くの 教 員 ( みなし 専 任 教 員 を 含 む 全 専 任 教 員 30 名 中 21 名 ) は 、 研 究 科 開 設 のための 設 立 準 備 委 員 会 やカ リキュラム 検 討 会 議 に参 加 し、司 法 研 究 科 の 理 念 や 教 育 内 容 について議 論 を重 ねてきているので、十 分 に周 知 されている。また、開 設 後 に赴 任 した教 員 につ いても、採 用 時 の面 談 や赴 任 後 の新 入 生 オリエンテーションへの参 加 を求 めることで、十 分 に周 知 されている。 ③入 学 志 望 者 等 学 外 の者 に対 する周 知 関 西 学 院 公 式 Webサイトの法 科 大 学 院 司 法 研 究 科 のページにおいて、理 念 、養 成 する法 曹 像 、目 的 、教 育 目 標 を掲 載 し周 知 をはかっている。1 - 41 ) また、学 内 ・学 外 の説 明 会 においても理 念 、養 成 する法 曹 像 などを伝 え、周 知 をはかっている。1 - 94 ) (3) 大 学 ・ 学 部 ・ 研 究 科 等 の 理 念 ・ 目 的 の 適 切 性 に つ い て 定 期 的 に 検 証 を 行 っ て い る か。 大 学 全 体 で毎 年 実 施 している自 己 点 検 ・評 価 において、研 究 科 長 の責 任 の下 、執 行 部 と自 己 点 検 ・FD委 員 会 が点 検 ・評 価 を行 い、次 年 度 の自 己 点 検 ・評 価 につなげている。1 - 12 8 )また、 2011年 度 からは、外 部 評 価 制 度 を導 入 し、社 会 で求 められる法 曹 像 と関 西 学 院 大 学 が取 り組 むべき課 題 についてアドバイスを得 ている。1 - 12 9 )
2 点 検 ・ 評 価
(2) 改 善 すべき事 項 な し
3 将 来 に 向 け た 発 展 方 策
(1) 効 果 が上 がっている事 項 な し (2) 改 善 すべき事 項 な し第3章 教員・教員組織
1 現 状 の 説 明
(1) 大 学 として求 める教 員 像 および教 員 組 織 の編 制 方 針 を明 確 に定 めているか。 大 学 として求 める教 員 像 および教 員 組 織 の編 制 方 針 については、大 学 の記 述 のとおりであり、 各 種 規 程 を定 め、大 学 の各 教 員 に求 める能 力 と資 質 等 を明 確 にしている。 専 門 職 大 学 院 である司 法 研 究 科 は、「専 門 職 大 学 院 教 員 任 用 規 程 」3 - 8 ) に加 え、「法 科 大 学 院 任 期 制 実 務 家 教 員 規 程 」3 - 12 ) を定 め、司 法 研 究 科 の教 員 に求 める能 力 と資 質 等 につい て明 確 にしている。 編 制 方 針 に つ いて は 、 法 科 大 学 院 は 専 門 職 大 学 院 設 置 基 準 等 に よ り 教 育 課 程 、 教 員 組 織 が厳 しく定 められているが、司 法 研 究 科 は、教 育 目 標 である理 論 と実 務 の融 合 を顕 現 させるた め、実 務 家 教 員 と研 究 者 教 員 の比 率 を同 じにしていることが大 きな特 徴 である。3 - 6 4 ) 役 割 分 担 に ついては、職 制 66 条 の2 において専 門 職 大 学 院 研 究 科 科 長 を 研 究 科 の 代 表 と することを定 め、処 理 事 項 などを明 記 している。そして、研 究 科 教 授 会 の招 集 者 でありその議 長 と している 。3 - 18 ) 研 究 科 教 授 会 は「 専 門 職 大 学 院 研 究 科 教 授 会 規 程 」 によって 定 められて い る 。 3 - 16 ) な お 、 本 規 程 に お い て 任 期 制 実 務 家 教 員 も 構 成 員 と す る カ リ キ ュ ラ ム 委 員 会 を置 くことを定 めている。また、これら以 外 に、各 種 委 員 会 を設 置 し研 究 科 を運 営 している。3 - 6 5 ) (2) 学 部 ・研 究 科 等 の教 育 課 程 に相 応 しい教 員 組 織 を整 備 しているか。 法 令 上 定 められた専 任 教 員 数 は22人 であるが、2012年 5月 1日 現 在 の専 任 教 員 数 は30人 で 充 分 満 たしている。 内 訳 は研 究 者 教 員 15人 、実 務 家 教 員 15人 で、教 授 27人 、准 教 授 3人 である。3 - 6 4 ) 従 って、 専 任 教 員 1人 当 たりの在 籍 学 生 数 は6.2人 である。 研 究 者 教 員 の 分 野 ご と の 内 訳 は 、 憲 法 2 人 、 行 政 法 2 人 、 民 法 4 人 、 刑 法 2 人 、 商 法 1 人 、 民 事 訴 訟 法 1人 、刑 事 訴 訟 法 2人 、英 米 法 1人 であり、入 学 定 員 が100人 である司 法 研 究 科 は、 「法 律 基 本 科 目 の 各 科 目 に1 人 ず つ 専 任 教 員 ( 専 ら 実 務 的 側 面 を 担 当 する 教 員 を 除 く) が 適 切 に配 置 されている」という基 準 を満 たしている。3 - 9 2 ) p . 3 1 ~ 3 2 実 務 家 教 員 の 比 率 は 、研 究 者 教 員 と 同 じ であり、実 務 家 教 員 のうち 1 人 は 派 遣 裁 判 官 、14 人 は弁 護 士 (うち2人 は元 裁 判 官 )である。3 - 9 2 ) なお、専 任 教 員 の年 齢 構 成 は、60歳 代 が13人 (43.3%)、50歳 代 が11人 (36.7%)、40歳 代 が4 人 (13.3%)、40歳 未 満 が2人 (6.7%)である。研 究 者 教 員 の60歳 代 の割 合 が15人 中 10人 (66.7%) と高 い。また、専 任 教 員 のうち女 性 教 員 は2人 で、比 率 は6.7%である。3 - 67 ) 教 員 組 織 の 適 切 性 を 検 証 す ること に ついては、毎 年 の 自 己 点 検 ・ 評 価 時 に行 っていることに 加 え、将 来 構 想 委 員 会 を研 究 科 内 で発 足 させ、年 齢 構 成 、ジェンダー構 成 、専 門 分 野 の配 置 、 任 期 制 実 務 家 教 員 の 配 置 も 含 め た 中 長 期 的 な 教 員 人 事 計 画 を 検 討 する中 で 検 証 し ていく 。 3 - 9 3 ) (3) 教 員 の募 集 ・採 用 ・昇 格 は適 切 に行 われているか。 教 員 の採 用 ・昇 格 (昇 任 )については、1-(1)に示 した規 程 に基 づき実 施 している。採 用 についの責 任 のもとに行 われている。 (4) 教 員 の資 質 の向 上 を図 るための方 策 を講 じているか。 現 在 教 員 5人 で構 成 している自 己 評 価 ・FD委 員 会 があり、教 員 の教 育 上 の資 質 向 上 の取 り 組 みをこの委 員 会 が担 っている。司 法 研 究 科 は、法 曹 養 成 という高 度 専 門 職 業 人 の養 成 に特 化 し た専 門 職 大 学 院 (法 科 大 学 院 )としての性 格 上 、授 業 改 善 のための資 質 向 上 の取 り組 み が中 心 となっている。3 - 14 6 ) 主 な活 動 は 、①毎 学 期 実 施 している授 業 評 価 アンケートの集 計 結 果 、 学 生 からの意 見 等 を 各 教 員 へフィードバックしている、②授 業 改 善 の参 考 となる評 価 の高 かった科 目 などをピックアップ して、教 員 相 互 の授 業 参 観 を実 施 し意 見 交 換 会 を実 施 している、③毎 年 資 質 向 上 につなげるた めのFD研 修 会 を実 施 している、等 である。3 - 147 ) また、研 究 者 としての資 質 向 上 を目 的 とした取 り組 みは、教 員 相 互 の研 究 発 表 の場 として「判 例 研 究 会 」を年 に4回 程 度 実 施 している。3 - 14 8 )
2 点 検 ・ 評 価
(1) 効 果 が上 がっている事 項 専 任 教 員 1人 当 たりの在 籍 学 生 数 が6.2人 であり、少 人 数 教 育 できめの細 かい教 育 が可 能 な 体 制 になっている。 (2) 改 善 すべき事 項 研 究 者 教 員 における60歳 代 の割 合 が高 い(15人 中 10人 で66.7%)。 また、専 任 教 員 における女 性 の比 率 が低 い(30人 中 2人 で6.7%)。3 - 7 2 )3 将 来 に 向 け た 発 展 方 策
(1) 効 果 が上 がっている事 項 ST比 のレベルを維 持 するため、教 員 数 を確 保 する。 (2) 改 善 すべき事 項 年 齢 構 成 、ジェンダー構 成 の問 題 に ついて、1-(2)で示 した将 来 構 想 委 員 会 において、中 長 期 的 な教 員 人 事 計 画 を策 定 する。3 - 9 3 )評 価 結 果
総 評
教 員 組 織 の 編 制 方 針 は 明 文 化 さ れ て い な い が 、「 専 門 職 大 学 院 教 員 任 用 規 程 」 に 加 え 、 「 法 科 大 学 院 任 期 制 実 務 家 教 員 規 程 」を 定 め 、教 員 に 求 め る 能 力 と 資 質 等 を 明 確 に し て 、 適 切 に 運 用 し て い る 。 教 員 組 織 の 実 態 は 、 専 門 職 大 学 院 設 置 基 準 上 必 要 な 教 員 数 を 満 た す と と も に 、 教 育 目 標 で あ る 理 論 と 実 務 の 融 合 を 顕 現 さ せ る た め 、 実 務 家 教 員 と 研 究 者 教 員 の 人 数 を 同 数 に教 員 組 織 の 適 切 性 の 検 証 に つ い て は 、「 自 己 評 価 ・ F D 委 員 会 」 に て 検 証 し 、「 科 長 室 委 員 会 」 へ 報 告 す る 手 順 と な っ て い る 。
第5章 学生の受け入れ
1 現 状 の 説 明
(1) 学 生 の受 け入 れ方 針 を明 示 しているか。 司 法 研 究 科 における学 生 の受 入 方 針 と入 試 の実 施 概 要 は次 のとおりであり、関 西 学 院 公 式 Webサイトで公 開 するとともに5 - 57 )、毎 年 6月 に頒 布 する「入 学 試 験 要 項 」に記 載 し5 - 5 8 )、説 明 会 な どにおいても開 示 している。5 - 5 9 ) <学 生 の受 け入 れ方 針 >関 西 学 院 大 学 ロースクールは、スクール・モットー“ Mastery for Service”(奉 仕 のための練 達 )のもとに高 度 専 門 職 業 人 の養 成 に特 化 した専 門 職 大 学 院 (法 科 大 学 院 )であって、人 権 感 覚 豊 かな、かつ、現 代 社 会 の多 様 な法 的 ニーズに応 える市 民 法 曹 として、法 曹 にふさわしい良 き 仕 事 (Good Work)を遂 行 できる人 材 の養 成 を目 的 とする。 この目 的 の達 成 をめざし、広 い専 門 知 識 と 深 い 洞 察 力 、 豊 か な 人 間 性 と 強 い 責 任 感 、 高 度 な 倫 理 観 を 育 成 し 、 社 会 に 貢 献 す る 法 曹 を養 成 するため、次 のような人 物 を求 める。 ①ロースクールにおいて必 要 とされる論 理 的 思 考 力 、分 析 力 および表 現 力 を有 する者 。 ② 幅 広 い 分 野 に お いて 顕 著 な 活 動 を 行 っ た 者 や 、 専 門 的 な 能 力 、 資 格 を 有 す る 者 な どで 、 将 来 法 曹 となった時 にその特 長 を十 分 に活 かし社 会 に寄 与 する活 動 が期 待 できる者 。 ③ 出 身 学 部 に か か わら ず 、 ロ ース ク ー ル に お いて 必 要 と さ れ る法 学 の 基 本 的 な 学 識 を 有 す る 者 。 <入 試 の実 施 概 要 > 学 生 の受 け 入 れ方 針 に基 づき、司 法 研 究 科 で はA日 程 、B日 程 、C日 程 の3日 程 方 式 にて 入 学 者 選 抜 を実 施 する。各 日 程 においては、「一 般 入 試 (法 学 既 修 者 )」「一 般 入 試 (法 学 未 修 者 )」を実 施 し、加 えてB日 程 では「特 別 入 試 」を実 施 する。 「一 般 入 試 (法 学 既 修 者 )」 は、ロー スクールにお いて必 要 とさ れる法 学 の 基 礎 的 な 学 識 を有 する者 で、 2 年 間 で の 修 了 を 希 望 す る 者 を 対 象 とし 、「 一 般 入 試 ( 法 学 未 修 者 )」は、3 年 間 で の 修 了 を希 望 する者 を対 象 とする。「特 別 入 試 」は関 西 学 院 大 学 の特 徴 的 な入 試 形 態 で、幅 広 い分 野 において顕 著 な活 動 を行 った者 や、専 門 的 な能 力 ・資 格 を有 する者 などで、将 来 法 曹 に なった時 にその特 徴 を十 分 に生 かし、社 会 的 に寄 与 する活 動 が期 待 できる者 を対 象 にした選 抜 形 態 とする。 (2) 学 生 の受 け入 れ方 針 に基 づき、公 正 かつ適 切 に学 生 募 集 および入 学 者 選 抜 を行 っ ているか。 学 生 の 受 け 入 れ 方 針 に 基 づ き 入 試 要 項 を 作 成 し 、 事 前 に 頒 布 し て い る 他 、 関 西 学 院 公 式 Webサイトにおいても入 試 概 要 を掲 載 している。5 - 57 ) , 5 - 5 8 ) また、説 明 会 を開 催 し入 試 概 要 について 説 明 を行 っている。5 - 5 9 ) これらのことにより公 平 性 、開 放 性 を担 保 している。 入 学 試 験 実 施 において公 平 性 、開 放 性 を確 保 することは、最 重 要 課 題 のひとつである。実 施
入 試 は、全 ての形 態 において、出 身 学 部 に関 係 なく受 験 することができ、広 く門 戸 を開 放 してい る。A日 程 のみ学 部 卒 業 見 込 み者 を対 象 としているが、B日 程 、C日 程 については全 ての入 試 形 態 に出 願 することができるよう受 験 機 会 を増 やしている。 公 平 性 、開 放 性 の 確 保 については、出 願 人 数 、 合 格 者 人 数 などの入 試 結 果 ならびに試 験 問 題 についても、事 後 にWebサイトで公 開 していることもその一 つである。5- 9 0 ) , 5 - 91 ) さらに各 日 程 とも 合 格 発 表 後 には受 験 生 からの入 試 成 績 の開 示 請 求 に応 じていることもあげられる。5 - 9 2 ) なお、合 格 判 定 に当 たっては、研 究 科 内 の入 試 実 行 小 委 員 会 、執 行 部 、研 究 科 教 授 会 で 審 議 し決 定 している。 (3) 適 切 な定 員 を 設 定 し、学 生 を 受 け入 れるとともに、 在 籍 学 生 数 を収 容 定 員 に基 づき 適 正 に管 理 しているか。 開 設 時 より1学 年 の入 学 定 員 を125名 としてきたが、定 員 の見 直 しを行 い2011年 度 より100名 に 減 員 した。 過 去 5年 間 の入 学 定 員 に対 する入 学 者 数 比 率 の平 均 は75%、収 容 定 員 に対 する在 籍 学 生 数 比 率 は70%となっている。5 - 8 8 ) (4) 学 生 募 集 および入 学 者 選 抜 は、学 生 の受 け入 れ方 針 に基 づき、公 正 かつ適 切 に実 施 されているかについて、定 期 的 に検 証 を行 っているか。 定 期 的 な検 証 については、研 究 科 内 に入 試 実 行 小 委 員 会 を設 け、実 施 上 の問 題 点 および 改 善 点 を毎 年 度 検 討 している。また、入 試 の制 度 設 計 等 の課 題 が生 じた場 合 には入 試 検 討 委 員 会 にて議 論 を行 う体 制 ができている。5 - 13 5 ) , 5 - 13 6 ) 研 究 科 教 授 会 において応 募 時 、合 格 者 判 定 時 、入 学 者 決 定 時 に検 証 を行 なっていることは当 然 のことである。 なお、関 西 学 院 大 学 における毎 年 の自 己 点 検 ・評 価 において点 検 ・評 価 することも行 なってい る。