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日本におけるシステム放射線生物学( )の胎動

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Academic year: 2021

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(1)

1)日本原子力研究開発機構 量子ビーム応用研究部門 2)日本原子力研究開発機構 原子力基礎工学研究部門 3)大分県立看護科学大学 人間科学講座 環境保健学研究室 坂下哲哉

1)

、鈴木芳代

1)

、大内則幸

2)

、伴 信彦

3)

放射線生物研究 ( )

日本におけるシステム放射線生物学( )の胎動

1.はじめに

近年、放射線防護と放射線影響の分野において、生命現象を 多種多様な構成要素からなる複 雑な大規模システム として捉える システムバイオロジー ( ) を用いて、放 射線影響の理解を試みる システム放射線生物学( ) の研究 およびプロジェクトが欧米を中心に進められており(本特集 システム放射線生物学の現状(川 口勇生)を参照) 、 年よりこれまで4回国際ワークショップが開催されている。また、日本 においても日本放射線影響学会にて、長崎大学 シンポジウム システム放射線生物学 (第

回大会) 、日本におけるシステム放射線生物学研究の夜明け 最新の研究成果と今後の展開

(第 回大会)が開催されるなど、システム放射線生物学に対する関心が高まりつつある。さら に、 年度には第5回国際システム放射線生物学ワークショップが日本で開催されることが決 まっている。そうした中、システム放射線生物学に関心のある日本の研究者が集まり、 システ ム放射線生物学とは、そもそもどのような研究分野であり、何を目指しているのか? に始まり、

将来、自分たちの研究にどのように役立つものなのか? などの議論をする場として 勉強 会を立ち上げ、 年末に第1回の会合を開いた。 年夏に第2回 勉強会を開催し、メン バーを含め、さらなる広がりを見せつつある。本総説では、日本におけるシステム放射線生物学

( )の胎動と題して、 勉強会の創始メンバーが中心となり、各メンバーの研究分野と との関係をオムニバス形式にて紹介・解説する。

2.分子ネットワークと

はじめに、システム放射線生物学の基となるシステムバイオロジーの研究分野について少し触

群馬県高崎市綿貫町

キーワード システムバイオロジー、生命システム、ネットワーク、放射線発がん、リスク評価

総 説

参照

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授業形態

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41 100mSv以下 では、発がんのリスクは、 他の要因が大きく

放射線と放射性物質の違い 放射性物質 放射線 は 体に残りません 放射性物質 は そこから 放射線 を 出します

主要な研究成果

• 等価線量 Sv(シーベルト)[J/kg] 吸収 線量に放射線の種類やエネルギーによる影響

新たな放射線診療手技の普及に伴い医療 現場で新たな放射線 理上の課題が発生し