一人ひとりの想いつたえたい
あなたの声でつくる情報誌
企画・発行 武蔵野市企画政策室市民活動センター男女共同参画担当
NO.
66
一
人
ひ
と
り
の
想
い
つ
た
え
た
い
あ
な
た
の
声
で
つ
く
る
情
報
誌
﹃
ま
な
こ
﹄
第
66
号
企
画
・
発
行
武
蔵
野
市
企
画
政
策
室
市
民
活
動
セ
ン
タ
ー
男
女
共
同
参
画
担
当
『まなこ』は市役所、各市政センター・図書館・コミュニティセンター、市内の医療機関、美理容院、大型店舗、金融機関、 おふろやさんなどに置いてあります。バックナンバーをご希望の方は、市民活動センター男女共同参画担当まで。
レポーター会議から
レポーター 石丸俚恵子・上野敏子 後藤 瞳・田村恵子 平井弥生・真壁正江 取材・編集 森 治美(編集長) 栗原恵子・戸田真帆子 浜 俊子・福井貴美子 松田理恵
☆ 他にもたくさんのアンケート協力員、 編集協力員に支えていただいています。 レイアウト 小井戸厚子
イラスト 本田 倫
印 刷 社会福祉法人東京コロニー
S T A F F
2007
取材
寄稿
情報
レポーター会議風景
今回のテーマに関する本を、むさしのヒューマン・ネットワークセンターの蔵書の中から
ほ ん
2007・春号
武蔵野市境2-10-27武蔵境市政センター2階 TEL・FAX 0422(37)3410 E-mail [email protected] URL http://www.mhnc.jp/
●
団塊世代 これからの目線
井波 信一さん●
人生は自分が決める
藤沢 俊郎さん●
楽しいことは、まだまだこれから!
原田 良枝さん 仕事も家庭も頑張ってきた女性たちへ・ いつも「出会い」から始まる まなこレポーター 真壁 正江
・平成 19 年度男女共同参画推進団体の登録・更新について
・市民がつくる男女平等情報誌『まなこ』レポーター募集 市民活動センター男女共同参画担当
66
・ 再就職支援の話が誌面のトップにきたのは良い意味で驚きだった。65号「夢をかたちに」について・再就職にはパソコンの技術だけでなく、笑顔など自分の力をかたちにし ていくのが大切なのだと思った。
・「夢をかたちに」というテーマ通り「かたちにするために」目標を立て、 十分準備をして実現させていく話が聞けてとてもよかった。
・資料も多く興味深く見ることができた。
66号「新しい自分、新しい人生」に向けて
・ 子育て真っ最中。時間に余裕ができるとき、ましてや定年後など考えられない。 そんな日が来るとは思えない。
・ 時間はつくるもの。大切なのは生涯学ぶことだと思う。そのためにも健康が第一。 ・ 男女雇用機会均等法ができた頃、私の職場の環境は何も変わらなかったと思う。 ・ 女性たちにも転勤や残業がふりかかり、家庭との両立は難しく夢を捨て退職せざる
を得なくなった。それをずっと後悔している人も多い。
・ フルタイムで働きながらも定年後を見据えて準備をしている女性を知っている。 ・ 物は溢れているが、誰もが人とのつながりを欲しているようだ。
1月15日(月)10:00∼12:00 市役所第602会議室にて
新しい自分、新しい人生
●卒婚のススメ
杉山由美子 著 オレンジページ 久田 恵 著 朝日新聞社
●シクスティーズの日々 それぞれの定年後
60 歳代とは残された人生へ向けてそれぞれの暮ら し方や生き方を変える人生の転換期。「お願い、あな たはひとりで先に逝って」「ペーパー離婚をしてみたら」 「あの時から自分で慰謝料を稼いでいたのよ」……目次
からも見える男女 44 人の本音が集められている。今 まで過ごしてきた自分たちの過去に、夫婦でどう向き 合うか、あるいはひとりでどう生きるのか、「これから」 の生き方への鍵になる何かがみつかるかもしれない。 「離婚」ではなく「卒婚」。それは結婚を
卒業し新たな人生をスタートさせること。 積極的別居結婚、役割交替で妻が世帯主、 夫 山暮らし 妻 都会生活、事実婚、子育 て後の恋愛など、「卒婚」という言葉を足 がかりに「結婚」という形にとらわれず、後 半生を充実させようと自分たちのスタイルを 作っていった8組のカップルを紹介している。 子育て後の夫婦はもっと自由であっていい はず。結婚の新しい形を考える1冊。
お
詫
び
と
訂
正
07
年
1
月
15
日
発
行
﹃
ま
な
こ
﹄
65
号
裏
表
紙
レ
ポ
ー
タ
ー
会
議
の
﹁
64
号
に
つ
い
て
﹂
上
か
ら
2
行
目
を
お
詫
び
し
て
訂
正
い
た
し
ま
す
。
誤
ぼ
け
る
と
↓
正
認
知
症
に
な
る
と
1947年∼ 49年生まれのベビーブーム時代の人たちが定年になる。 戦後の激しい変化の中で過密な教室で学び、女性の高学歴化の影響 もあり狭き門だった入学試験、そして高度経済成長期の中でJUN やVANを着、ビートルズを楽しみ、バブル期を突っ走り、やがて 崩壊。その多くの女性や男性が今年はいっせいに職場を離れる。そ して専業主婦として支えてきた妻たちもまた、従来とは違う暮らし が始まるのだ。
「DANKAI プロジェクト」の理事である井波 信一さん(60歳) が語ることは……。
緑町
調査対象:昭和22∼24年度生まれの市内在住者
●将来の生きがい
※「将来」とは、ここでは
○現在、企業や団体などにお勤めの方で、いずれは定年退職などによる 引退(リタイア)を考えている方は「退職後」
○それ以外の方は「おおむね60歳以降」 を想定し、お伺いしています。
N=896
●地域活動への将来の参加希望
資料出所:武蔵野市「団塊世代」市民アンケート調査報告書(平成16年3月 武蔵野市)
http://www.city.musashino.lg.jp/section/06010seifuku/pdf/dankai6-1.pdf
N=896
N :アンケート有効回答総数
※
華
甲︵
還
暦
︶夢
企
画
コ
ン
ク
ー
ル
は
07
年
3
月
25
日
実
施
職業・仕事 子や孫の成長 家族との団らん 親の世話や介護 趣味 スポーツ 自治会・子ども会などの地域活動 NPO活動 その他のボランティア活動 友人・仲間と過ごすこと 勉強・習い事 その他 特にない 不明
自治会など地縁に基づく地域活動
趣味やスポーツなどを中心としたサークル活動
近隣の人々で取り組む防犯活動
介護や子育てなどのボランティア活動
地域の共通問題を研究したり、解決に向けた取り組みを行う活動
地域の人々が知り合い、交流を広げる季節行事
地域の公園や歩道の清掃などの美化活動
地域の集会施設などの自主的管理運営
その他
団
塊
力
井
波
さ
ん
は
55
歳
の
時
に
早
期
退
職
制
度
を
利
用
し
て
会
社
を
辞
め
た
。﹁
妻
と
は
年
金
が
支
給
さ
れ
る
60
歳
ま
で
の
生
活
の
メ
ド
が
た
っ
た
ら
、
セ
カ
ン
ド
ラ
イ
フ
を
ス
タ
ー
ト
さ
せ
た
い
と
話
し
合
っ
て
い
た
の
で…
…
。
1
年
間
は
、
現
代
ア
ー
ト
の
作
家
で
あ
る
妻
の
希
望
や
、
私
が
興
味
を
持
つ
イ
ン
ド
の
仏
教
石
窟
寺
院
を
訪
ね
る
な
ど
、
海
外
旅
行
を
し
て
過
ご
し
た
﹂
が
、
地
域
に
知
人
は
ま
っ
た
く
居
な
い
。
﹁
ボ
ラ
ン
テ
ィ
ア
で
も…
…
﹂
と
思
っ
た
が
自
分
に
適
し
た
も
の
は
見
つ
か
ら
な
か
っ
た
。
03
年
11
月
、
市
報
に
載
っ
て
い
た
︵
公
募
委
員
の
募
集
︶
市
民
会
議
﹁
団
塊
世
代
の
主
張
﹂
∼
こ
れ
か
ら
を
ど
う
生
き
る
∼
に
応
募
。
女
性
3
人
と
4
人
の
男
性
委
員
の
一
人
と
し
て
団
塊
世
代
が
地
域
で
生
き
が
い
を
得
る
た
め
の
討
議
と
、
翌
年
は
そ
れ
に
は
欠
か
せ
な
い
健
康
、
家
族
、
生
活
、
コ
ミ
ュ
ニ
テ
ィ
、
仕
事
に
つ
い
て
各
委
員
が
執
筆
し
た
テ
ー
マ
別
市
民
会
議
報
告
書
﹁
団
塊
力
﹂
を
市
に
提
出
し
た
。
﹁
D
A
N
K
A
I
プ
ロ
ジ
ェ
ク
ト
﹂
っ
て
?
﹁﹃
団
塊
世
代
の
主
張
﹄
か
ら
生
ま
れ
た
市
民
公
益
団
体
で
す
。
こ
の
世
代
が
持
つ
キ
ャ
リ
ア
と
活
力
を
地
域
に
活
か
し
、
こ
れ
か
ら
新
し
い
人
生
を
ス
タ
ー
ト
さ
せ
る
同
年
代
を
バ
ッ
ク
ア
ッ
プ
す
る
こ
と
が
目
的
で
す
﹂。
例
え
ば
団
塊
サ
ロ
ン
。
月
に
一
度
の
ペ
ー
ス
で
吉
祥
寺
駅
近
く
の
喫
茶
店
を
借
り
切
っ
て
同
世
代
の
市
民
と
そ
の
時
々
の
テ
ー
マ
で
話
し
合
う
。
会
費
は
コ
ー
ヒ
ー
代
だ
け
。
語
ら
い
パ
ー
ト
ナ
ー
養
成
講
座
は
、
高
齢
者
た
ち
の
よ
い
聞
き
手
と
な
る
傾
聴
ボ
ラ
ン
テ
ィ
ア
を
養
成
。
講
座
終
了
後
は
福
祉
施
設
・
病
院
な
ど
で
活
動
し
て
い
る
。
ま
た
、
華
甲
︵
還
暦
︶
夢
企
画
と
し
て
、
還
暦
以
上
の
人
た
ち
が
手
が
け
る
社
会
貢
献
に
な
る
事
業
の
ア
イ
デ
ィ
ア
を
団
塊
世
代
か
ら
募
り
、
そ
の
実
現
に
向
け
計
画
を
し
て
い
る
。
出
来
る
こ
と
か
ら
今
の
60
歳
は
昔
の
ご
隠
居
の
イ
メ
ー
ジ
は
な
い
。
体
力
も
あ
る
。
見
渡
し
て
み
れ
ば
自
分
を
生
か
し
、
楽
し
ま
せ
る
事
柄
に
出
会
え
る
は
ず
。﹁
と
に
か
く
、
顔
を
出
し
て
み
る
。
出
来
る
こ
と
か
ら
や
っ
て
み
る
。
引
き
こ
も
ら
な
い
で
!
﹂
と
エ
ー
ル
を
送
る
。﹁
私
は
妻
と
イ
ン
ド
に
旅
行
し
た
こ
と
で
、
仏
教
を
生
涯
学
習
の
テ
ー
マ
と
決
め
、
武
蔵
野
大
学
で
の
仏
教
学
の
聴
講
生
に
な
り
ま
し
た
。
06
年
10
月
と
今
年
の
1
月
に
吉
祥
寺
雑
学
大
学
に
て
仏
教
を
テ
ー
マ
に
講
師
を
務
め
ま
し
た
が
、
熱
心
な
質
問
は
私
に
と
っ
て
も
大
い
に
勉
強
に
な
り
ま
し
た
。
ま
た
、
吉
祥
寺
ナ
ー
シ
ン
グ
ホ
ー
ム
で
毎
月
第
3
日
曜
日
の
午
後
﹃
日
曜
喫
茶
﹄
を
や
っ
て
い
ま
す
。
私
が
マ
ス
タ
ー
役
で
コ
ー
ヒ
ー
を
入
れ
ま
す
。
お
客
は
入
居
者
や
面
会
に
来
た
ご
家
族
で
、
車
イ
ス
の
方
が
近
く
ま
で
来
て
﹃
お
い
し
か
っ
た
!
﹄
と
言
っ
て
く
れ
た
時
は
と
て
も
嬉
し
か
っ
た
で
す
ね
﹂。
会
社
人
間
か
ら
家
庭
人
間
へ
井
波
さ
ん
が
﹁
団
塊
力
﹂
に
執
筆
し
た
テ
ー
マ
は
﹁
家
族
﹂
だ
っ
た
。
退
職
後
も
よ
り
良
い
夫
婦
の
た
め
に
は
現
役
の
時
か
ら
早
め
の
準
備
と
心
構
え
が
必
要
で
す
、
と
強
調
し
て
い
る
。
例
え
ば
、
家
庭
内
で
の
基
本
的
な
役
割
分
担
を
決
め
る
。﹁
介
護
が
あ
れ
ば
共
に
手
を
出
す
の
は
も
ち
ろ
ん
で
す
が
、
我
が
家
で
は
食
事
の
後
片
付
け
、
洗
濯
、
ゴ
ミ
出
し
は
私
の
役
目
で
す
﹂。
夫
婦
共
通
の
趣
味
や
話
題
を
必
ず
一
つ
は
持
つ
。﹁
お
互
い
に
干
渉
は
し
合
わ
な
い
が
、
私
の
場
合
5
月
に
青
山
で
行
う
妻
の
個
展
に
は
、
搬
入
や
搬
出
、
ギ
ャ
ラ
リ
ー
で
の
手
助
け
を
予
定
し
て
い
ま
す
。
現
役
の
時
か
ら
し
て
い
ま
し
た
。
お
互
い
外
で
見
聞
き
し
た
こ
と
は
話
題
に
す
る
よ
う
に
し
て
い
ま
す
﹂。
感
謝
や
尊
敬
の
気
持
ち
を
言
葉
に
出
す
こ
と
も
大
切
な
こ
と
。
そ
し
て
夫
は
会
社
人
間
か
ら
家
庭
人
間
へ
の
脱
皮
を
、
妻
た
ち
に
は
家
庭
人
間
へ
の
脱
皮
に
猶
予
期
間
を
見
て
も
ら
い
た
い
。
団
塊
世
代
と
他
の
世
代
の
違
い
は
?
﹁
団
塊
世
代
は
子
離
れ
し
て
い
る
世
代
と
言
え
る
の
で
は…
…
。
多
く
が
三
世
代
同
居
で
育
ち
、
結
婚
し
て
核
家
族
。
自
分
が
親
に
な
る
年
代
で
は
少
子
化
傾
向
に
な
り
、
定
年
後
は
夫
婦
単
位
、
将
来
は
一
人
暮
ら
し
が
見
え
て
い
る
。
そ
の
生
活
経
験
か
ら
か
、
特
に
﹃
子
供
の
世
話
に
は
な
ら
な
い
よ
う
に
し
た
い
﹄
と
言
う
女
性
が
多
い
。
未
来
志
向
だ
し
、
や
り
た
い
こ
と
が
具
体
化
し
て
い
る
の
で
は…
…
﹂
と
言
う
。
高
学
歴
化
と
社
会
進
出
の
さ
き
が
け
と
な
っ
た
年
代
の
女
性
た
ち
、
そ
し
て
経
済
の
浮
き
沈
み
を
乗
り
越
え
た
こ
の
年
代
に
精
神
的
な
自
立
と
エ
ネ
ル
ギ
ー
を
感
じ
た
。
取
材
浜
俊
子
︵
文
︶ 3人の仲間と一緒の「日曜喫茶」ではマスターです。口ひげのせいでしょうか。
か
こ
う
0 20 40 60 80 (%)
38.8 24.1
37.9 4.4
68.6 26.8
6.6 16.1
26.8 40.0
43.4 4.2
2.2 0.9
0 20 40 60 80 100%
25.9 35.6 38.5
50.8 31.0
41.3 27.6 31.1
29.4 36.2 34.4
35.7 32.5 31.8
36.4 30.6 33.0
37.8 28.6 33.6
15.0 51.1 33.9 88.5 8.6
2.9
1947年∼ 49年生まれのベビーブーム時代の人たちが定年になる。 戦後の激しい変化の中で過密な教室で学び、女性の高学歴化の影響 もあり狭き門だった入学試験、そして高度経済成長期の中でJUN やVANを着、ビートルズを楽しみ、バブル期を突っ走り、やがて 崩壊。その多くの女性や男性が今年はいっせいに職場を離れる。そ して専業主婦として支えてきた妻たちもまた、従来とは違う暮らし が始まるのだ。
「DANKAI プロジェクト」の理事である井波 信一さん(60歳) が語ることは……。
緑町
調査対象:昭和22∼24年度生まれの市内在住者
●将来の生きがい
※「将来」とは、ここでは
○現在、企業や団体などにお勤めの方で、いずれは定年退職などによる 引退(リタイア)を考えている方は「退職後」
○それ以外の方は「おおむね60歳以降」 を想定し、お伺いしています。
N=896
●地域活動への将来の参加希望
資料出所:武蔵野市「団塊世代」市民アンケート調査報告書(平成16年3月 武蔵野市)
http://www.city.musashino.lg.jp/section/06010seifuku/pdf/dankai6-1.pdf
N=896
N :アンケート有効回答総数
※
華
甲︵
還
暦
︶夢
企
画
コ
ン
ク
ー
ル
は
07
年
3
月
25
日
実
施
職業・仕事 子や孫の成長 家族との団らん 親の世話や介護 趣味 スポーツ 自治会・子ども会などの地域活動 NPO活動 その他のボランティア活動 友人・仲間と過ごすこと 勉強・習い事 その他 特にない 不明
自治会など地縁に基づく地域活動
趣味やスポーツなどを中心としたサークル活動
近隣の人々で取り組む防犯活動
介護や子育てなどのボランティア活動
地域の共通問題を研究したり、解決に向けた取り組みを行う活動
地域の人々が知り合い、交流を広げる季節行事
地域の公園や歩道の清掃などの美化活動
地域の集会施設などの自主的管理運営
その他
団
塊
力
井
波
さ
ん
は
55
歳
の
時
に
早
期
退
職
制
度
を
利
用
し
て
会
社
を
辞
め
た
。﹁
妻
と
は
年
金
が
支
給
さ
れ
る
60
歳
ま
で
の
生
活
の
メ
ド
が
た
っ
た
ら
、
セ
カ
ン
ド
ラ
イ
フ
を
ス
タ
ー
ト
さ
せ
た
い
と
話
し
合
っ
て
い
た
の
で…
…
。
1
年
間
は
、
現
代
ア
ー
ト
の
作
家
で
あ
る
妻
の
希
望
や
、
私
が
興
味
を
持
つ
イ
ン
ド
の
仏
教
石
窟
寺
院
を
訪
ね
る
な
ど
、
海
外
旅
行
を
し
て
過
ご
し
た
﹂
が
、
地
域
に
知
人
は
ま
っ
た
く
居
な
い
。
﹁
ボ
ラ
ン
テ
ィ
ア
で
も…
…
﹂
と
思
っ
た
が
自
分
に
適
し
た
も
の
は
見
つ
か
ら
な
か
っ
た
。
03
年
11
月
、
市
報
に
載
っ
て
い
た
︵
公
募
委
員
の
募
集
︶
市
民
会
議
﹁
団
塊
世
代
の
主
張
﹂
∼
こ
れ
か
ら
を
ど
う
生
き
る
∼
に
応
募
。
女
性
3
人
と
4
人
の
男
性
委
員
の
一
人
と
し
て
団
塊
世
代
が
地
域
で
生
き
が
い
を
得
る
た
め
の
討
議
と
、
翌
年
は
そ
れ
に
は
欠
か
せ
な
い
健
康
、
家
族
、
生
活
、
コ
ミ
ュ
ニ
テ
ィ
、
仕
事
に
つ
い
て
各
委
員
が
執
筆
し
た
テ
ー
マ
別
市
民
会
議
報
告
書
﹁
団
塊
力
﹂
を
市
に
提
出
し
た
。
﹁
D
A
N
K
A
I
プ
ロ
ジ
ェ
ク
ト
﹂
っ
て
?
﹁﹃
団
塊
世
代
の
主
張
﹄
か
ら
生
ま
れ
た
市
民
公
益
団
体
で
す
。
こ
の
世
代
が
持
つ
キ
ャ
リ
ア
と
活
力
を
地
域
に
活
か
し
、
こ
れ
か
ら
新
し
い
人
生
を
ス
タ
ー
ト
さ
せ
る
同
年
代
を
バ
ッ
ク
ア
ッ
プ
す
る
こ
と
が
目
的
で
す
﹂。
例
え
ば
団
塊
サ
ロ
ン
。
月
に
一
度
の
ペ
ー
ス
で
吉
祥
寺
駅
近
く
の
喫
茶
店
を
借
り
切
っ
て
同
世
代
の
市
民
と
そ
の
時
々
の
テ
ー
マ
で
話
し
合
う
。
会
費
は
コ
ー
ヒ
ー
代
だ
け
。
語
ら
い
パ
ー
ト
ナ
ー
養
成
講
座
は
、
高
齢
者
た
ち
の
よ
い
聞
き
手
と
な
る
傾
聴
ボ
ラ
ン
テ
ィ
ア
を
養
成
。
講
座
終
了
後
は
福
祉
施
設
・
病
院
な
ど
で
活
動
し
て
い
る
。
ま
た
、
華
甲
︵
還
暦
︶
夢
企
画
と
し
て
、
還
暦
以
上
の
人
た
ち
が
手
が
け
る
社
会
貢
献
に
な
る
事
業
の
ア
イ
デ
ィ
ア
を
団
塊
世
代
か
ら
募
り
、
そ
の
実
現
に
向
け
計
画
を
し
て
い
る
。
出
来
る
こ
と
か
ら
今
の
60
歳
は
昔
の
ご
隠
居
の
イ
メ
ー
ジ
は
な
い
。
体
力
も
あ
る
。
見
渡
し
て
み
れ
ば
自
分
を
生
か
し
、
楽
し
ま
せ
る
事
柄
に
出
会
え
る
は
ず
。﹁
と
に
か
く
、
顔
を
出
し
て
み
る
。
出
来
る
こ
と
か
ら
や
っ
て
み
る
。
引
き
こ
も
ら
な
い
で
!
﹂
と
エ
ー
ル
を
送
る
。﹁
私
は
妻
と
イ
ン
ド
に
旅
行
し
た
こ
と
で
、
仏
教
を
生
涯
学
習
の
テ
ー
マ
と
決
め
、
武
蔵
野
大
学
で
の
仏
教
学
の
聴
講
生
に
な
り
ま
し
た
。
06
年
10
月
と
今
年
の
1
月
に
吉
祥
寺
雑
学
大
学
に
て
仏
教
を
テ
ー
マ
に
講
師
を
務
め
ま
し
た
が
、
熱
心
な
質
問
は
私
に
と
っ
て
も
大
い
に
勉
強
に
な
り
ま
し
た
。
ま
た
、
吉
祥
寺
ナ
ー
シ
ン
グ
ホ
ー
ム
で
毎
月
第
3
日
曜
日
の
午
後
﹃
日
曜
喫
茶
﹄
を
や
っ
て
い
ま
す
。
私
が
マ
ス
タ
ー
役
で
コ
ー
ヒ
ー
を
入
れ
ま
す
。
お
客
は
入
居
者
や
面
会
に
来
た
ご
家
族
で
、
車
イ
ス
の
方
が
近
く
ま
で
来
て
﹃
お
い
し
か
っ
た
!
﹄
と
言
っ
て
く
れ
た
時
は
と
て
も
嬉
し
か
っ
た
で
す
ね
﹂。
会
社
人
間
か
ら
家
庭
人
間
へ
井
波
さ
ん
が
﹁
団
塊
力
﹂
に
執
筆
し
た
テ
ー
マ
は
﹁
家
族
﹂
だ
っ
た
。
退
職
後
も
よ
り
良
い
夫
婦
の
た
め
に
は
現
役
の
時
か
ら
早
め
の
準
備
と
心
構
え
が
必
要
で
す
、
と
強
調
し
て
い
る
。
例
え
ば
、
家
庭
内
で
の
基
本
的
な
役
割
分
担
を
決
め
る
。﹁
介
護
が
あ
れ
ば
共
に
手
を
出
す
の
は
も
ち
ろ
ん
で
す
が
、
我
が
家
で
は
食
事
の
後
片
付
け
、
洗
濯
、
ゴ
ミ
出
し
は
私
の
役
目
で
す
﹂。
夫
婦
共
通
の
趣
味
や
話
題
を
必
ず
一
つ
は
持
つ
。﹁
お
互
い
に
干
渉
は
し
合
わ
な
い
が
、
私
の
場
合
5
月
に
青
山
で
行
う
妻
の
個
展
に
は
、
搬
入
や
搬
出
、
ギ
ャ
ラ
リ
ー
で
の
手
助
け
を
予
定
し
て
い
ま
す
。
現
役
の
時
か
ら
し
て
い
ま
し
た
。
お
互
い
外
で
見
聞
き
し
た
こ
と
は
話
題
に
す
る
よ
う
に
し
て
い
ま
す
﹂。
感
謝
や
尊
敬
の
気
持
ち
を
言
葉
に
出
す
こ
と
も
大
切
な
こ
と
。
そ
し
て
夫
は
会
社
人
間
か
ら
家
庭
人
間
へ
の
脱
皮
を
、
妻
た
ち
に
は
家
庭
人
間
へ
の
脱
皮
に
猶
予
期
間
を
見
て
も
ら
い
た
い
。
団
塊
世
代
と
他
の
世
代
の
違
い
は
?
﹁
団
塊
世
代
は
子
離
れ
し
て
い
る
世
代
と
言
え
る
の
で
は…
…
。
多
く
が
三
世
代
同
居
で
育
ち
、
結
婚
し
て
核
家
族
。
自
分
が
親
に
な
る
年
代
で
は
少
子
化
傾
向
に
な
り
、
定
年
後
は
夫
婦
単
位
、
将
来
は
一
人
暮
ら
し
が
見
え
て
い
る
。
そ
の
生
活
経
験
か
ら
か
、
特
に
﹃
子
供
の
世
話
に
は
な
ら
な
い
よ
う
に
し
た
い
﹄
と
言
う
女
性
が
多
い
。
未
来
志
向
だ
し
、
や
り
た
い
こ
と
が
具
体
化
し
て
い
る
の
で
は…
…
﹂
と
言
う
。
高
学
歴
化
と
社
会
進
出
の
さ
き
が
け
と
な
っ
た
年
代
の
女
性
た
ち
、
そ
し
て
経
済
の
浮
き
沈
み
を
乗
り
越
え
た
こ
の
年
代
に
精
神
的
な
自
立
と
エ
ネ
ル
ギ
ー
を
感
じ
た
。
取
材
浜
俊
子
︵
文
︶ 3人の仲間と一緒の「日曜喫茶」ではマスターです。口ひげのせいでしょうか。
か
こ
う
0 20 40 60 80 (%)
38.8 24.1
37.9 4.4
68.6 26.8
6.6 16.1
26.8 40.0
43.4 4.2
2.2 0.9
0 20 40 60 80 100%
25.9 35.6 38.5
50.8 31.0
41.3 27.6 31.1
29.4 36.2 34.4
35.7 32.5 31.8
36.4 30.6 33.0
37.8 28.6 33.6
15.0 51.1 33.9 88.5 8.6
2.9