2008/3/12
1 日本語教育における
日本語教育における ee-- ラーニング ラーニング 活用のケース
活用のケース
留学生センター 留学生センター 永井智香子 永井智香子
WebCT
WebCT を利用した日本語中級コースの例 を利用した日本語中級コースの例
中級の作文クラスと文法クラスの例 中級の作文クラスと文法クラスの例
(実施は平成
(実施は平成 16 16 年度~) 年度~)
授業では 授業では 11 回、受講者の登録と使 回、受講者の登録と使 い方を説明する以外 授業では い方を説明する以外 授業では い方を説明する以外、授業では い方を説明する以外、授業では WebCT
WebCT を使わず、すべて受講者と を使わず、すべて受講者と の連絡や時間外学習のための使用 の連絡や時間外学習のための使用 であった。
であった。
作文クラスの流れ 作文クラスの流れ
1.毎回異なるトピックの内容と目的について 1.毎回異なるトピックの内容と目的について の説明
の説明
2.トピックについて書くために必要な語彙や 2.トピックについて書くために必要な語彙や 表現の導入、練習
表現の導入、練習
3.作文例を読む 3.作文例を読む
3.作文例を読む 3.作文例を読む
4.実際に手書きで作文を書く 4.実際に手書きで作文を書く
5.その日のうちに作文を教師に提出 5.その日のうちに作文を教師に提出
6.チェックされた作文を受け取り、次の授業 6.チェックされた作文を受け取り、次の授業 の
の 55 分前までにパソコンで打ち直して、 分前までにパソコンで打ち直して、 WebCT WebCT で提出
で提出
作文クラスにおける
作文クラスにおける WebCT WebCT の利用 の利用
① ①カレンダー カレンダー 各回の作文のトピックや試験 各回の作文のトピックや試験 の予定などを記入
の予定などを記入
② ② Power Point Power Point 毎回の授業で語彙や表現の 毎回の授業で語彙や表現の 導入・練習に使用したものをアップロード 導入・練習に使用したものをアップロード
③授業で使用したプリント ③授業で使用したプリント
④宿題提出「宿題はこちら」 ④宿題提出「宿題はこちら」
⑥メール ⑥メール
⑦提出された全員の作文をアップロード ⑦提出された全員の作文をアップロード
受講学生のアンケート結果 受講学生のアンケート結果
33 期、計 期、計 42 42 名データから 名データから
・パソコンでの学習が好きか ・パソコンでの学習が好きか 好き 好き 31 31 名 名
・感想 ・感想
日本語のタイピングの練習になった 日本語のタイピングの練習になった 29 29 名 名
自分の間違いがよくわかった 自分の間違いがよくわかった 25 25 名 名
時間がかかった 時間がかかった 10 10 名 名
パソコンを持っていないのでやりにくかった パソコンを持っていないのでやりにくかった
55 名 名
アンケートの結果から アンケートの結果から
・クラスメートの作文を読んだか
・クラスメートの作文を読んだか 毎回読んだ
毎回読んだ 33 名 名 だいたい読んだ だいたい読んだ 88 名 名 半分くらい読んだ 半分くらい読んだ 44 名 名 いくつかのトピ クだけ読んだ いくつかのトピ クだけ読んだ 11 11 名 名 いくつかのトピックだけ読んだ いくつかのトピックだけ読んだ 11 11 名 名 11 回も読まなかった 回も読まなかった 66 名 名
・その他の感想
・その他の感想
予習も復習もできるので良い
予習も復習もできるので良い
アクセスできないときが多かった
アクセスできないときが多かった 11 名 名
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中級文法クラスの流れと
中級文法クラスの流れと WebCT WebCT
最初の約 最初の約 30 30 分で動詞と副詞について意味や 分で動詞と副詞について意味や 使い方を導入・練習し、残りの約
使い方を導入・練習し、残りの約 60 60 分で日本 分で日本 語能力試験
語能力試験 22 級レベルの文型の導入練習を 級レベルの文型の導入練習を 行う
行う 行う 行う
WebCT WebCT は「授業のプリント」「 は「授業のプリント」「 Powerpoint Powerpoint 」 」
「メール」「復習テスト」で使用 「メール」「復習テスト」で使用
復習テストについて 復習テストについて
・「テスト・アンケート」というツールを使用して ・「テスト・アンケート」というツールを使用して 作った宿題「復習テスト」で、出題、回答、提 作った宿題「復習テスト」で、出題、回答、提 出、採点、記録のすべてを行う。
出、採点、記録のすべてを行う。
・毎週 期限は次回の授業の ・毎週 期限は次回の授業の 55 分前まで 制 分前まで 制
・毎週、期限は次回の授業の ・毎週、期限は次回の授業の 55 分前まで、制 分前まで、制 限時間・受験可能回数は無制限、結果 限時間・受験可能回数は無制限、結果 (( 正 正 解)の通知は「提出(テスト終了)後すぐ」に設 解)の通知は「提出(テスト終了)後すぐ」に設 定
定
アンケートの結果から アンケートの結果から
33 期計 期計 60 60 名のデータより 名のデータより
・宿題は ・宿題は WebCT WebCT と紙とどちらがよいか と紙とどちらがよいか
WebCT WebCT のほうがよい のほうがよい 38 38 名 名
紙のほうがよい 紙のほうがよい 15 15 名 名
どちらも同じ どちらも同じ 55 名 名 W bCT
W bCT のほうがよい理由(複数回答可) のほうがよい理由(複数回答可)
・ ・ WebCT WebCT のほうがよい理由(複数回答可) のほうがよい理由(複数回答可)
正解がすぐにわかる 正解がすぐにわかる 25名 25名
何回もできる 何回もできる 22 22 名 名
遊びみたいだから 遊びみたいだから 14 14 名 名
紙より面白い 紙より面白い 13 13 名 名
・紙のほうがよい理由
・紙のほうがよい理由 パソコンを持っていない パソコンを持っていない 88 名 名 パソコンがないと宿題ができない パソコンがないと宿題ができない 44 名 名 紙のほうが慣れている
紙のほうが慣れている 33 名 名
・どこで宿題をしたか
・どこで宿題をしたか 自分の部屋
自分の部屋 36% 36% → → 71% 71% → → 86% 86%
永井の取り組み 永井の取り組み
22 期にわたって中級作文クラスで 期にわたって中級作文クラスで WebCT WebCT を使用 を使用 使用項目
使用項目
①メール
①メール
②プリント教材のアップロード
②プリント教材のアップロード
③クラスメートが書いた作文をアップロード
③クラスメートが書いた作文をアップロード
来日前の準備講座から来日後に 来日前の準備講座から来日後に
ee-- ラーニングを利用する例 ラーニングを利用する例
・某大学工学部でのダブルディグリー取得を目指し、 ・某大学工学部でのダブルディグリー取得を目指し、
協定校から留学してくる留学生を対象 協定校から留学してくる留学生を対象
・工学部と共同で開発中 ・工学部と共同で開発中
・日本語ゼロ初級者を対象 ・日本語ゼロ初級者を対象
来日前の教材はひらがな カタカナ 数字 来日前の教材はひらがな カタカナ 数字
来日前の教材はひらがな、カタカナ、数字、 来日前の教材はひらがな、カタカナ、数字、
簡単なあいさつなど 簡単なあいさつなど
・来日後は ・来日後は ee-- ラーニングでの予習と復習が前提 ラーニングでの予習と復習が前提
インターアクションが必要であるコミュニケーション インターアクションが必要であるコミュニケーション
活動のみを教室で行う 活動のみを教室で行う
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LMS LMS はムードル( はムードル( moodle) moodle) を使用 を使用
問題点 問題点
ID ID とパスワードの支給をどのようにするか とパスワードの支給をどのようにするか
上級日本語読解コンテンツの開発 上級日本語読解コンテンツの開発
・東京農工大学の取り組み
・東京農工大学の取り組み
(日本教育工学会
(日本教育工学会 第 第 23 23 回全国大会にて発 回全国大会にて発 表)
表)
留学生を対象とした 本語教育 は 「 本 留学生を対象とした 本語教育 は 「 本
・留学生を対象とした日本語教育では、「日本
・留学生を対象とした日本語教育では、「日本 語教員」と「専門教員」との協同の重要性が 語教員」と「専門教員」との協同の重要性が 指摘されている。
指摘されている。
・
・ MLS MLS である である Moodle Moodle を使って、科学文献購読 を使って、科学文献購読 ee-- ラーニング教材を試作 ラーニング教材を試作
コンテンツと評価 コンテンツと評価
・文献購読:
・文献購読: 文字・音声情報の提供 文字・音声情報の提供
・レクチャー
・レクチャー :研究テーマの理解確認 :研究テーマの理解確認
・レクチャー課題:
・レクチャー課題: 講義の理解課題 講義の理解課題
・専門用語集:専門用語の解説
・専門用語集:専門用語の解説
・文法・構文課題:科学文献の文章理解
・文法・構文課題:科学文献の文章理解
・図表課題:科学文献の図表理解
・図表課題:科学文献の図表理解
・留学生
・留学生 ee-- ラーニング使用に対する期待は ラーニング使用に対する期待は 高いことがわかった
高いことがわかった
名古屋大学留学生センターの試み 名古屋大学留学生センターの試み
日本教育工学会研究報告集(授業実践とメディア活用)
日本教育工学会研究報告集(授業実践とメディア活用)