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時所人  話

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日本小児循環器学会雑誌 ]3巻6号 820頁(1997年)

〈研究会抄録〉

第13回長野小児循環器談話会 時所人

日場世

1997年10月4口(土)

長野県立こども病院2階会議室 長沼 邦明(飯田市立病院小児科)

 1.Torsade de pointesを生じたCongenital Com−

plete Atrioventricular Blockの1例

    長野県立こども病院循環器科,心臓血管外     科*,臨床病理科**

      水上 愛弓,里見 元義,安河内 聰       岩崎  康,原田 順和*,竹内 敬昌*

      滝口  信*,荒井 洋志*,小木曾嘉文**

 先天性完全房室ブロック(CCAVB)でPVCをきっ かけにTorsade de pointesを生じAdams−Stokes発 作を起こした8カ月の男児に対し,緊急でTemporal RV pacingを行ったところ, Torsade de pointesは消 失,ペースメーカー植え込み術を施行した.

 CCAVBでけいれん様発作を認めた場合には

Adams−Stokes発作を念頭におき,モニターやHolter 心電図を装着する必要がある.診断したらまずTem−

poral pacingでHRを増やし,症状の改善を確認した らペースメーカー植え込みを考慮するべきである.

 2.川崎病における大量γ一globulinの投与方法につ いて

    北信総合病院小児科

      今井 寿郎,岩波 利和       浦澤林太郎,久保 徹夫  川崎病で冠動脈瘤を合併した2症例を提示した.症 例1は6カ月女児.主要症状が揃わず診断が遅れ第7 病日よりγ一globulin 360mg/kg×5日間投与した.一 時的に解熱したが,再増悪し第23病口γ一globu]in lg/

kg/24時間持続点滴静注したが,巨大右冠動脈瘤を残 した.症例2はその1カ月後入院した1歳6カ月男児.

第3病日よりγ一globulin 200mg/kg×5日間投与し

た.症例1同様に再増悪したため第lo病日γ一globulin lg/kg/24時間持続点滴静注した.当初冠動脈瘤が認め られたが,縮小傾向となり発症3カ月後ほぼ正常化し た.γ一globulinの投与方法は200〜400mg/kg×5日間 投与が一般的だが,1〜2g/kg/24〜48時間の短期超大 量投与が冠動脈後遺症を有意に減らす報告がされてい

る.またγ一globulinの追加投与についても論じられて おり,今回の反省材料としたい.

 3.学校心臓検診について  司会:長沼 邦明

 長野県児童生徒心臓検診連絡委員より報告及び意見 交換

 長野県の学校心臓検診の実情が報告された.また先 日開催された連絡委員会での討議内容が報告された.

今後さらに有意義な心臓検診とするためには,県内で 行われた学校心臓検診の最終結果を毎年まとめて公表 する方がよいとの意見が出され大方の参加者の賛成を 得た.また両親へ記入してもらう心臓調査書の質問内 容を詳細にすることよりも,学校医や養護教諭の所見 や,小児科医が1次検診を行うことの方が未発見者の 発見のためには効率的であるという意見も出された.

 特別講演

 先天性心疾患の5段階診断法

       安藤 正彦  先天性心疾患の区分診断法としての5段階診断法を 講義された.これは,1.心房,2.心室,3.大血管,

の3つの位置診断と,4.心房心室関係,5.心室大血 管関係の2つの関係診断から成り立つ.心臓の解剖に 基づくこれらの決定法を示された.

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(3)各医療機関においては、検査結果を踏まえて診療を行う際、ALP 又は LD の測定 結果が JSCC 法と