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どの子も『わかる・でき る』 授業づくり

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Academic year: 2021

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(1)

どの子も『わかる・でき る 』

授業づくり

志水メソッドによる授業改革

   愛知教育大学大学院 

       

 志水 廣

(2)

教師になるには

① 体力 休めない・立ち仕事

② 知力 記憶力と思考力

③ 心力 人間関係力 深い愛

がいる。

子どもが大好きでないと勤まらない。

大人も好きでないと、勤まらない。

(3)

自己紹介

現在58歳、36年間教員。

神戸市の小学校・東京の筑波大学附属小 学校の教員を40歳まで、

40歳になって愛知教育大学数学教育講 座。現在、教職大学院。18年になる。

専門は、算数や数学の教え方の研究。

69冊の単行本、ホームページ

(4)
(5)

志水メソッドの道具

計算力を上げる には

問題解決型の授 業をするには

「わかった」

 →「できる」

今の私の気持ち

音声計算練習法

① ヒント包含法

②○ つけ法

③ 意味付け復唱法

適用問題定着法

(6)

過密ダイヤから ゆとりを生み出す

① 時間のゆとりを生み出す

   →教科書の教材研究を深くして     授業の密度を濃くする

② 計算力のゆとりを生み出す    →音声計算練習

③ 理解のゆとりを生み出す →○付け法

④ 表現力のゆとりを生み出す→意味付け復唱法

⑤ 習熟・定着のゆとりを生み出す    →適用問題定着法

(7)

   愛の現れ

見て見て,ぼくの顔を,ぼくのノートを

聞いて聞いて,ぼくの話を,ぼくの気づきを 来て来て,ぼくのそばに来て

かけてかけて,ぼくに声をかけて 感じて感じて,ぼくの心を

ほめてほめて,ぼくのことを心からほめて 先生,ぼくのことを見てくれていますか?

(8)

話して,話して,ぼくたちに話して,算数数学の 話を教えて,教えて,ぼくたちにわかるように

導いて,導いて,ぼくたちを算数数学の世界へ 信じて,信じて,ぼくたちの力を

鍛えて,鍛えて,ぼくたちができるように

好きになって好きになって,ぼくたちのことを 先生,ぼくたちのことを愛していますか?

(9)

言葉の教育

言葉は「知」と「心」を表す

言葉は「知」と「心」の変容をも

たらす

(10)
(11)
(12)

言葉の両面の働き

やる気を起こさせる言葉

やる気をなくさせる言葉

(13)

やる気をなくさせる言葉

こんなこともわからないの?

さっき言ったじゃん。

もう忘れたの。

何回言えばいいの。

おまえは、だめだ。

(14)

できない子どもがいたと

「そう、これがわからないんだね」と受け 止める。・・・受容

「そうそう。これは難しい問題なんだよ」

「それはね。こうやってみればいいんだ よ」・・・

 ・・・助言

(15)
(16)

授業力とは何か?

 授業力={(教材把握力)

       × (子ども把握力)

       × (指導技術 力)} 

× (精神エネルギー)

志水理論の特徴は、即時評価・即時指導

(17)

志水の願い

問題解決型の授業をしてほしい。

どの子にも学力を保障してほしい。

「愛」で育てる授業をしてほしい。

みなさんに授業がうまくなってほし

い。

(18)
(19)

「愛」で育てるとは

子どもの「心」と「知」に 変容を起こすことである。

    外化 

心→関心・意欲・態度 知→数学の概念

道具

○ つけ法

意味付け

復唱法

(20)

見て見て

聞いて聞いて 来て来て かけてかけて 感じて感じて

ほめてほめて

あなたは、子どもを

見たいですか?

聞きたいですか?

声をかけたいですか?

感じたいですか?

ほめたいですか?

(21)

理解の評価のためには

子どもに外化を促し、それをつかまえて  正しく評価して、指導すること。

 キャッチ&リスポンス

 これが教師の「愛」である。

(22)

そうは言っても、

全員の子どもを見るなん

(23)

個人の授業力を高めるには

一度に成功しようとすると無理

その人のレベルに応じて伸ばす

全体をパーツに分けて練習

まず、一番になるものから始め

(24)

問題解決型授業の流れ

① 問題把握

② 見通しをもつ

課題把握:めあてをもつ

個人による自力解決

集団での話し合い

解決の仕方の理解

(よさに気づく)

適用する(類題)

練習問題

意味付け復唱法

○ つけ法

○ つけ法

意味付け復唱法

適用問題定着法

○ つけ法

(25)

本時の目標達成のために

② 見通しをもつ

④ 個人による自力解決

⑤ 集団での話し合い

⑦ 適用する

 「確認」

   と

  「見届け」

 が必要

(26)

問題解決型授業の特徴

算数の概念形成は、問題解決を   通してできる。

問題を解決するときには、困難が伴う。

子どもの困難、教師の困難 

(27)

自力解決のときには

(28)

困ったなあ

問題を解こうとしない子どもがいる。

問題を解くことができない つまずいている。

多様な解き方をしている。

(29)

机間指導:子どもの困難、教師の困 難

子ども:初めて出会う問題にすぐに解ける      わけがない。

教師:全員を解決させることができない。

    多様な解と多様な解き方がでる。

    つまずきに対応できない。

こんなことは、ありませんか?

(30)

 あると思います。

(31)

では、どうすればよいの?

(32)

○ つけ法のすすめ ・・・

たった5分間で授業が変わ る

(1)○つけ法とは何か

(2)なぜ、○つけ法が大切なのか

(3)○つけ法をするポイント

(4)○つけ法をすると

(33)
(34)

○つけ法の発端・願い

学習意欲をもたせてほしい。

机間指導をしてもっと子どもを見

て、支援・指導してほしい。

全員の子どもを「できる」ように してほしい。

全員の子どもに声をかけてほしい

問題解決型の授業をしてほしい。

(35)

前提となること

 子どものノートを見たいで すか?

 子どもの解決している様相

を見たいですか?

(36)

解決の見通しに○つけ

(37)

解決の手だてとなる図に○つけ

(38)

式のみに○つけ  部分肯定の○つ

(39)

前提となること

子どもに○をつけたい

ですか?

(40)

○ つけ法のすすめ ・・・

たった5分間で授業が変わ る

(1)○つけ法とは何か

(2)なぜ、○つけ法が大切なのか

(3)○つけ法をするポイント

(4)○つけ法をすると

(41)

(1) ○ つけ法とは、机間指導で 一人一人に声かけをしながら

、赤ぺんで○つけをすること

どの場面で○つけ法をするか。

①

前時の復習の場面で、確認

② 自力解決の支援と指導

③ 適用題解決の支援と指導

(42)

○つけ法の基本方針

全員に○をつける

 部分肯定 の精神で行う

即時評価・即時指導をする

教卓ではなく机間指導でする

(43)

実際に○つけ法の様子を見ましょう

 ○つけ法の映像

(44)

(2)

なぜ、○つけ法が大切なのか

 机間指導しないと・・・

 机間指導しても、○つけ法を する場合、しない場合の

  ちがいは

(45)

安心しては・・・

(46)

「確認」と「見届け」

(47)

 机間指導方式と教卓方式 の

 ちがい

(48)
(49)

部分肯定しよう

 ① できたところまでを認める。

 ② 次への行動を促す助言を与える

(50)
(51)

○ つけ法をするためのポイント

① スピード 5秒・15秒の法則  

② 正確さ

③ 声かけ

④  実態把握

⑤  判断

⑥  次への指示

(52)

○ つけ法を始めるには

適用練習の問題から始める  3分間で40人が目標

 少なくとも100回はすること

自力解決の○つけ法は難しい

(53)

自力解決場面と適用問題練習の○つ け法との違い

自力解決

子どもの見通しが 確定していない。

解決に多様性があ る。

 つまずきがある

適用問題練習

見通しは確定して いる。

 解決方法は固定化 されている。

つまずきはあるが

、自力解決ほどで

はない。

(54)

「答え合わせ」という言葉

結果主義だから、「答え」だけを 合わせる。

本当に必要なことは、途中合わせ

○ つけ法も意味付け復唱法も

 「プロセス」と「結果」を合わ

せること

(55)

結果主義? プロセス主義?

解決の見通し「分母をそろえる」→「通分すれ ばよい」と気付いてから、子どもは解決し始 めた。

子どものノート

1/2=3/6、  1/3=2/6 1/2+1/3=3/6+2/6

         =5/6

(56)

結果主義? プロセス主義?

解決の見通し「分母をそろえる」→「通分すれ ばよい」と気付いてから、子どもは解決し始 めた。

子どものノート

1/2=3/6、  1/3=2/6 1/2+1/3=3/6+2/6

         =5/6

(57)

結果主義? プロセス主義?

解決の見通し「分母をそろえる」→「通分すれ ばよい」と気付いてから、子どもは解決し始 めた。

子どものノート

1/2=3/6、  1/3=2/6 1/2+1/3=3/6+2/6

         =5/6

(58)

解決の見通し「分母をそろえる」→

「通分すればよい」と気付いてから

、子どもは解決し始めた。

子どものノート

1/2=3/6、  1/3=2/6 1/2+1/3=3/6+2/6

         =5/6

(59)

解決の見通し、問題解決の初手

 教材研究では、まず教材の 問題を解いて見て、

 どんな方法で解くのか・・

見通し

 どんな初手をするのかを

考えること

(60)

○ つけ法のよさ1:教師にとって

・子どもに○を与えることができる。

・できた瞬間をほめることができる。

  脳の強化学習の理論(茂木健一郎)

・子どもの実態をつかむことができる

・できていない子どもに直面する。

・ヒントを与えることができる。

(61)

○ つけ法のよさ2:教師にとって

・子どものよさが見えてくる。

・机間指導後の指導展開を修正で きる。

・机間指導した証拠を残すことが できる。

・1時間に1回は子どもとかかわ りをもつことができる。

・子どもを残さなくても済む。

(62)

○ つけ法3:子どもにとってのよさ

・○をもらうと嬉しい。だから、やる気がで る。

・○をもらいためにどの子もがんばる。

・○だから自信をもつことができる。

・○だから発表しようとする。

・先生にひと言声をかけてもらって嬉しい。

・○になったノートを家にもって帰ることが できる。

(63)

声かけ

声かけは、子どもの認知の中に、

チェックポイントを作るような声 かけにしたい。

メタ認知の形成を目指したい。

気付かせる声かけ。

(64)

○ つけ法の目指す授業像

 ○ をもらわなくても、

 自信をもって

 解決に取り組める子ども

(65)

ただし、  前提がある

 子どもが集中して授業を受け ていないときは、○つけ法は

、始めるべきではない。

 つまり、一斉授業が成立して

いる教室でないとおすすめで

きない。

(66)

このあと、実技研修

○ つけ法の実技

 知る→わかる 

ために体験してみよう

(67)

本日の実技目標

○ つけをやってみる

 ①  スピード

 ②  正確に

 ③  元気な声かけ

    温かい声かけを

(68)

授業の変容には

 毎日できることを

 どんだけ!!! 

 やり続けることができるか

参照

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