九州大学学術情報リポジトリ
Kyushu University Institutional Repository
音と映像の時間的な関係が両者の主観的な調和感と 注意に及ぼす影響に関する認知心理学的研究
菅野, 禎盛
Kyushu Institute of Design
https://doi.org/10.11501/3181891
出版情報:Kyushu Institute of Design, 2000, 博士(芸術工学), 課程博士 バージョン:
権利関係:
第5章 視聴覚情報の時間的同期が注意に 及ぼす影響
5.1 はじめに
第2草から第4主主までは, -r{�-iと映像を組み合わせた祝lfE党素材を)lJしEて,台二楽のテ ン ポ,映像の動き, そ して背 楽のtlJ 節(I�なアク セ ントと映像の動きのアク セ ントの1� îJ朋 といったIL�:Wd (I� .梢造的な話�rはが?寺楽と映像の調和感と情緒的印象に対して及ぼす影 響について検討した. そして, 音楽のt(1日目的なアクセントと映像の1ぬきのアク セ ントの
同月jという袋囚(同月]要因)が背楽と映像の調和l感に対して非常に大きな影響を及ぼして おり, 音楽と映像のアクセントが同期していることによって両者の間の調和感が高まる ということが示された.
そ こで本草では, 視党情報とlfE党情報のIHJの時間(I�な同月1・時I/',J的なずれによって視 覚情報とlr��党情報に対する注立の言IJり当て方がどのように影響を受けるのかという!日j題 について検討する.
視覚情報と!他党情報の統合に注意のメカニズムが大きく関わっていることは1Y Jらかで ある。 ある研究者達は,十!�Jt'IIIÍ報および服党情報に対する注怠は, 両者の立|味的な一致 やILj間的なずれによって影響を受けると考えている(ßolivar et al., 199-1; ßoltz d al.,
1991; Lipsconll) & Kcncl州,
199-1) .
GrinlCS (1990)は, 初i、't'1'I'j 'mとjft覚情報の意味(1りな一致の程度によって机党情報に対す るj主主:とlr��ljt情報に対ーする( F:.立がどのように変化するかを調べた. 似の実験では, 被!政 手?はニュース番組の映像とitf戸で、主示されるニュースの内符をできるだけ党えるという 課題に加え, ニュース許制lの途r!Jで、不意に呈示される視覚プローフゃないしは聴覚プロー ブに対してできるだけ速く反応する課題(単純反応課題)を行なった. 実験では, ニュー ス需主[1の映像と音声の立I味1'1ななr:kJ述tl:の強さが操作された. 反応H刊11データからは, 映像 と71二戸による説明とが怠l味(I�に強く一致している場合は、 不立に呈示される悦党プロー
第5章 悦JWJt'l古宇11の11寺raJ(1':) friJ Jりjが?!:怠に及ぼす影響 弘‘‘.,, { -B、J
ブに付する反応がJ[Íくなるということが示された. この結果は, 映像に対してより?Ì:広 が向けられたために不芯;に呈示される仰党プローブに対する以応が遅れたのであると解 釈できる. つまり, 悦iftiZ'!?jキ11の高い意味(I�な一致は視覚情報に対する注怠を促進する.
では, 机l他党情報のn日�J的ずれは11:意にどのような影響を及ぼすのであろうか. Bolinu et al. (1994)とLipsCOlnb &, Kcndall (1994)は, 祝党情報とlfEiI情報がIIS:間的に同月jして いれば机党間報あるいはlIJ53tifi Fliに対する注怠はより強められ. 1何者が同月!していなけ れば注意は弱められるという仮説を提案-している.
一方, 聴覚的注意に対して, 聴党情報のfI_):間(I� HI})圭(リズム)の複雑さと注怠の備え(注 意の向けブJ)がどのように彰響を及ぼすかということが. Kleill & JOllCS (1996)によって 検討されている. 彼らは. 2つの呉なるi告さを持つ楽音が交互に5.ぷされる音ダIJを)11.意 し,115背の系列のリズムの伎jtifさと高い音の?ミ二列と低い音の音刈に刈ーする注意の付与えを 操作した. 注意の付与えとは, ifJilJ、背と低い背の両方にj主意を分割させるか(分割注意条 件), それともおい音のみに選択的にjiiiZを払わせるか(選択jiiB:条件)ということであ る. 被験者の課題は音ダiJ� 11のランダムなfI:i点で呈示されるプローブ音に対してできるだ け速く反応することであった. プローブは, 栄子干の周波数構成を変化させた音であった.
実験ではプローブに対する反応H日目jが測定された. 実験の結果, 1吉川、音タIJに選択(I�Jに1[:
意を払わせた場合には おい音列と低い刊二列とが単純なリズムを形成する条1'1ニで,,11] J5-が 複雑なリズムを形成する条1t-よりも反1,[:,時間は長くなった. そして古川、音の音ダiJと低い 音の音列の両方に注意を払わせた場合は, 逆に, 単純なリズムの条竹:で複紘なリズムの 条件よりも反応H引間は短くなった. これは, リズム構造によって音列への注意が影響を 受けるということ, またn:志;の例えによってその効果が大きく変化することを示してい る. Klcin & Joncs (1996)の実験パラダイムを机lfE党問の相互作Jnの問題に適川すること によって, 悦聴覚情報の11,j: IHJ的なずれが注怠に対してどのような影響を及ぼすのか, ま たその影響が注意の構えによって変化するのかという問題を検討することがnJ能となる.
ここで言う注窓の構えとは, ね�lr��t党情報が同H寺に呈示される状況で, 予め注意を視覚と lulliIの[if'JjJに分割して払うのか, それとも祝党か聴覚のどちらか一方にのみ選択的にn:
怠を払うかを示す。
これまでの研究からは, 2つのタイフ。の正志制御のメカニズムが仮定されている, 一 つは, 能動(1なな市IH�J (activc control)もしくは内的なrtJlJ御(enclogenOlls cOlltrol)と呼ばれ
第5市 侃lfE11情報の[I,}:111,] (I�J IlîJ nJJが1ì:怠に及ぼす影矧 、,EJ,.、‘ -EE-A
るfljU御であり, 主:凶的・トップダウン的なí!JU制lである. ある対象や'ji象に付して“怠じ(1íJ�J にj主主:をrnJける"場合には, この能動的なilj!Jf�1lが働いている. もう -つは, 交動的な;IJIJ 御(passivc control)もしくは外lねなfl!IJfJ:p (cxogcnolls control) と呼 ばれるílIlJf�1lであり, 日 立つ刺激によってI�動的に.'.�I�1ï)JされるIJ動的・ ボトムアップ的な制御である. ィ;,C;に早
刀ミされた光や背に対して不Iljfi �なMJに “注意が引き付けられる"場合には この受動的な 市iJ1J=!Jが(動いている (Wt11(!?1994;Spence&Dliver71994;Dl;iverkSpe町c, 1998).
十Jllr�B党↑!?仰のILjfl\J的なずれは これら2つのîlJIJ御機構を通して机党的注意と聴覚的注 意に対して影響を及ぼすと考えられる. 注,立を祝党情報とlfE党情FiiとにfjE動[I'Jに分割す る場合は, 侃覚情報とMill!ljキI�に刈ーして注意を配分する能動的(1付(I�)なrtjlJ御機構が働 く. それに力11えて, 京lJi放によってボトムアップíl�に駆動される受動的(外的)なnJIJ御機構 も働いている. そのため, 11:,立を机党とl他党に能動的に分書IJする場介は, ね�m主党Ní f-liの 1時間的なずれは能w))(J� îlìlJ f前!と受動的11jl目前lの�IÏJJjの機構を通して机党情報とlbEft情報に付 する注意の:切り当てに影響を及ぼすであろう. 一方 注意を視覚情級かifE党情報のどち らか一方に選択的にrÎIJける場令には, 能動的(内的)な制御機構の働きは制限され, 受動 的(外的)なmlJ御機構のみが十J�j't'htj報とlfE党'11j宇佐に対する注窓の割り当てを制御すると与
えられる. 従って 机jt↑!?FliとIr@j工|宵tllとの時間的なずれは 受動的なflJlJ 1前Jf設備を通し てのみ祝党情報と聴党'l'f'jtliに刈する注意の訓り当てに影響を及ぼすであろう.
注意割り当ての受動(I':J (外IYJ)なr!JIH�1l機怖とは, 入力情報を後の処理のために受け入れ たりfllU限したりするゲート機付与のようなものであると考えることができる. そして, こ のゲート機備は意志による能動的な制御を受け付けない. そこで もし侃党情報かl出党 情報のどちらか一方にのみ能動的に注意をIÎIJけ 他方のモダリティーの|庁践を無似した 場合にも悦党と聴覚に刈ーする注怠の剖り当てに対して侃l惚党情報の11�j間的なずれの影響 が見られるのであれば 机党'11541iと聴覚情報のII�j11日|切なずれは, 能動的な注怠を必要と しないjB42, すなわち!日注広過れ(pr・c-attcutive process; Ncisscr、19G7)で既に処JI[lされ ているとifEi!!lJすることができょう�J注意過程は昨化と分化によって対象と事象の知覚 を予備的に体制化するjtirl:で、あると与-えられている.
木市で'f.li告する実験(実験G, ヨミ!倹7)のrJ的は, 祝覚情報と仰党情報のH51iij的なずれ が視覚的jt立と聴覚的iÌ:立に対してどのような効果を及ぼすのかを般討することである.
尖験Gおよび実験7では 一定のfI引iljiHj陥で繰り返し呈示される悦党刺激と聴覚刺激を
�� 5 l� fJUf��� j�jlJ Y:I{のIIS:IH]的IriJWJが1L:怠に及ぼす形響 。ら
I riJ 11 :j=に宅示して両者のII.}= II\J (1ななずれを操作し, 机党プローブおよび聴覚プローブに1.Jす
る単純反応lI.f rnJを測定した. このような単純反応諜Jむの'夫!検パラダイムでは,十}�j'[もし くは聴覚刺激系列に対してよりjhE;を向けているならばそのモダリティーのプローブに 対する反応n.J問はより似くなると子測できる. また実験Gおよび実験7ではり�lr��(党刺激 に対する注意の備えの影響についても検討を加えた. 実験G では机党と!他党のrdl] )Jに注 意を分剖させ, 実験7では悦党と聴覚のどちらか一方に対してのみ選択的に�t怠を[nJけ させた. これら2つの尖!投の結果を比較することで, 視l他党刺激の1l.}:[1\J的なずれの�;f� ��I がどのような過程を通して生じているのかを吟味することができる.
5.2 実験6:注意を視覚と聴覚の両方に分割させた場合
5.2.1
方法
5.2.1.1 被験者
九州�Wr-仁科大学の大学生および、大学院生G人が尖験に参加lした. 年齢は23才から32 才(平均年齢は約2G才)であり, ヲJ性が5名, 女性が1名であった. 全ての被験者が, ll�
常な侃ブJ(矯正視力を合む)と百� r{;�.なIf�B)Jを1、子っていた.
5.2.1.2 実験装置
付l党刺激とlfE党刺激の:Il示のflìlJ1�IJと反応IlÏ問の測定には, シリコングラフィックス社 (8ilicon Graphic8 Inc.)のワークステーション(Incly R4400)を111 v、た. 反応fI.'j:tfnの測定
精度は, 1 1118以下である.
視覚刺激は17インチのコンビュータ・ディスプレイ(80ny GDf\I 17E11) 1-_に2示し,
lm党�ilj激はオーデイオ信り-をアンプ(AlpincjLux111an LV -117)によってi削II�\し, ヘッド フォン (8tは8R-X I\Iark3)によって呈示した. 実験は|的背ブース|付でj別府いft\H妥!!({,1り!
(被験者のIIRの位置での!何度は約1 lllX)の下で行なった. 被.!�食�-とCI1T岡1mの�Iï.自!Éは約 50011であった.
第5主主 侃脱党|白半11のII.jIIU (I� IlîJ Jりjがü:_:なに及ぼす;ガ空�Ii けJ ρυ
5.2.1.3 実験素材および実験計画
行1党刺激は,CRT �IIÎ r目上の大きさが一辺約3.3 C1nの白色のjfブi }r�であり,Wí!L J交は 3 Ccl/1l12,持続I1手間は331n討である. 背宗となるCRT画而の輝度は約0.02 cd/m2であ る. 十兄党プロープは,亦色である以外は似JjtjilliBKと同じ属性を持つ. 聴党�I1Ji��は,Ud波 数が1000 IIzの純1子でありfli示行) 1�レベルは86 dß (A), 1.}:�;.充II.ÏIIIJは33 111S ( �i�ちLがり /立ち下がり11寺IHJはG111S)である. 聴党プローブは,周波数が500 1Izの純背であり,出 示背圧レベルは83 dß (A), iS:紘H与問はlfUZ刺激と同じである.
視覚刺激の系列と lI511刺激の系列を以下の3通りの条件で互いに組み合わせた. (1)制 党刺激と聴覚刺激とが11.7:11"1 Il'Jに同期している条件(同月j条(午),(2)視覚刺激と聴覚刺激 のオンセットがずれている条1'1二(位相ずれ条件),(3)視覚刺激と聴覚刺i放が�I:同WJであ
る 条件(非|百JW]条件)の3条件である. 同月j条件では,行1党,Jf�B党刺激ともに,束Iji敗の立 ち上がりから次の刺j般の立ち上がりまでのf1U附(IOI: Intcr Onset Intcrvëll)は990 lllSで あり,机党刺激と収党刺激のオンセットは同別している. 位相|ずれ条1'1:は,行l党,lbt党 刺激ともにIOI は990 111Sであるが,J他党刺激のオンセットが悦党刺激のオンセットよ
りも495111Sだけ遅れている. JI: 1引りj条1'1こでは,杉l党刺激の10Iは92--1 111δ,lfE党刺激の IOI は105G 111Sであり 11之初のみ祝党聴覚刺激が同期しているが,時IBJとともにif512刺
激のオンセットが祝党刺激のそれよりも次第に大きく遅れていく. 各jJ説会条件での,十J�
党刺激と l問、党刺激の呈示のイt:プJ , およびび、フプ。ロ一 フ 、守、点刺|リlJi激3敗kの呈示11川L日昨.!5l?ιj,1:ι,
5.1に示す.
実験計阿は,2 x 3 x 4の被!倹名-内要因計画であり,プローブ刺激のモダリティー(悦 党,聴覚),机党刺激とJr��t j!�ilJ i��の11与[In n'Jな同)öJ(1引切,í立中11ずれ,�I�同月1),プローブ世 示11511(4ノk準),の3つの安凶を実験安囚とした.
5.2.1.4 手続き
実験の各試行では,侃党刺激(l' I色の正)j形) と聴覚刺激(1000 Hzのわ七子)がfljJ 11寺に
似r�食おに;li示され,しばらくす ると祝党プローブ(赤色の正方形) かM11プローブ(50()
IIzの純丘)のどちら か一方がりl党刺j放もしくはlm党刺激の代わりに早示される. 凶5.1
に示されている ように,プローブ刺激の呈示!I.j点は3つIlからGつけまでのいずれかの 刺激勺心!I,j':/.f.で、ある. 被!i実名ーの課題はプローブ刺激を検知したらできるだけぷ述く!え応
第5 l主 制m�lJt'l白宇11の11,):[I\J (I�J 11 îJ WJが�lJまに 及ぼす影響 けd
33 ms Probe
Visual 副 回 回 固 E 回
Auditory
戸 戸
日l 回 回 回。 990 1980 2970 3960 4950 time (msec)
Synchronous
495 ms
Fl;J61
ProbeVisual 回 国 固 回
Auditory 回 回 国 国
、.EEE'c e s m ,a・‘、e m &冒且にdnU1 nuy にdnu FD nHd 凋UTFb にd凋UTAUT nu au Gd qJ FD Fo nuy 内Jnu 7' n3 qL にd7' nuT qJ』nu 。onHd 4・・Fhd no n同14E-nu QJ Qd にdnv 泊UT
nu
Phase-Shifted
Auditory Visual
o 924 1848 2772 3696 4620 time (msec)
1056 2112 3168 4224 5280
Asynchronous
図5.1 似党刺激系列とlft党刺激系列の組合わせ方とプローブ呈示n:j},t.�についての悦式|χl
第51F 4;llfE党情報の11.)': IIIJ íl�J 11 ïJ W Jがy ì:広に及ぼす影響 {・1・J 、,、、,
キーを1[1'すという単純反応訓題である. プローブのモダリティーと1_l1/J�II�j点は試1i lliJで ランダムに変化させた. 各試行では, 机党プローブと聴覚プローブのどちらが日示され るかが事前に分からないようになっている. 被験者に対しては机j'tとl他党の阿}Jに花怠 を払うように教示した. さらに, 被験訴の不川意な反応、をjfp �Jljするため, 悦12プローブ
も
jft iZプローブも27F
されないキャッチ試行
を川 fました.;jL15会の1セッションは54試行からなり, 2411úJの全ての尖験条1'1二とプローフーが主ぶされ ない3 つのキャッチ�A1 J: (1百ljUl,fU;日ずれ, 非同期jの各条1t-につきそれぞれl 試行ずつ) を併せた27試行の2
[
日の繰り返 しから構成 さ れる. 1セッションに市めるキャッチ試行 の剖合はがj 11 %である. 被!験者-は, 最初に27試行の練習を行なってから2-lセッション からなる実験を行なった. 各被験者が実験に姿したWJ問は2 [1ないしは3 I1 rHJであり,1
日あたりの実験11,)"=11"1は約1 1I.�: 1
1り
であった.5.2.2
結果
各被!倹_fj-について何られた, 1152試行の反応昨日]データを分析の対象とした. 反応時 間がlsをl也えた試行とプローフ11示前に誤って反応、した試行はミス反応と凡なして分析 から除外した. 残りのデータについて, 6人の各被験者, 24の各実験条件ごとに外れ他 の分析を行なった. 外れ他は, 反応時間の分布の第一四分位数からIllI分(立鈍fmの1.51{'f 以下のデータと第三四分位数から1m分位範囲の1.5倍以上のデータとした. 除外したミ ス反応と外れ他のデータは各被験者につき2,O%�5.8%であった.
各反応ll�:rl\]データは, モダリティー( 2)x同期(3) X プローブ位世(4)の2-l条件につ いて, 48 fñlの各試行ごとに被験者!日jで平均した. この平均反応11日!日データに対して, プ ローブのモダリティーごとに, 机党刺激 と!惚党刺激の時間的同WJ( 以下, [ïi同古司lリ!則り引jとUI時|栴作す)X
プロ一フブブ、o、d点刷刺j打司|リJì激3数kの5巳i示11川1.巧‘与.�:}
配i位在の分i欣孜分析を行なつた. イj立ノA木J(く1リ巾ilV佐tj主f�は5%に設ユ定i己ごした. さらに, 尖験�r)�の効果の大き さを比較するために, 各支!倹�I思の効果の大きさを偏イータ2来仙(partial et a 出luarcd,
以下7fとIl併記する)によって正いに比較した(式3.1参照)"
分散分析の結果, 行l党プローブではプローブ呈示Hキ点の主効果
[
F(3,L11)
= 30B.Gpく 05, 7}'2 = .87]と, 同月Jxプローブ.Ë'GIl.J,点の交互イ1:Jfi [F (6, 282) = G.l. ]Jく 05
1}2 = .
11]がイJ立
となり
, J他党プローブでは[
fiJNJの主効果[F (2, 0-1) = G-1.0. jJ く 05,お11 ;) ì;l 十jliftrtIfljネ!iのII.�: 11\j( 1りl'íJjり!がjì:,むに及ぼす彩響 けd什υ
400
(ωE)ωE戸cozυ悶ω広CCω言 390 380 370 360 350 340 330 320 310 300
口Synchronous
� Phase-Shifted 口Asynchronous
Visual Probe Auditory Probe
図5.2 実験Gでの同)切の各条件での祝党プローブおよび聴覚プローブに付する平均反 応時間と平均値の傑準誤差
ポ= .58 ], プローブ日不11!j:点の主効果[F(3,141) = 12G.7, ]Jく05,7/'2 = .73], [lïJHJ] xプ ローブ早示時点の交]工作Jl1[F (G, 282) = 4.0, pく05, 1/2 = .08] fJ{有立となった. r�1 5.2 に, プローブ位置の要因を込みにした場合の同期の各条件での平均反応|時間を, 視覚プ
ローブと聴覚プローブのそれぞれについて示す.
� 5.2には示されていないものの, 視覚および聴党でのプロープイ\f�置の主効果は, プ ローブ位置が時間的に後になればなるほど反応IIS:flUが短くなるということを示していた.
この{頃向は, プローブ{立泣カ可愛になるほどプローブのIlllj JJ2に対する被験者の即日、子がltiま り, 被験者がプローブに対してより注意するようになったためであると解釈することが できる.
また, 視覚, 聴覚プローブともに同矧× プローブ呈示11ι1,1,(の2要|刈の交正作j日の効果 泣('l�)は小さくはなかった(悦党プロープでは11%, J1�党プローフーでは8%)ものの, IríJWJ 安内の効果の傾向は各プローフー呈示時点問で安打似していた. そこで, この交正作川はE
�ではないと45-えた. 以下, H�J間党刺激の同月jの!呉川のJ:効洪についてさらに牧討する.
侃j'tプローブの場介は, 同期Ð!:悶の.:E効果はイj怠とはならなかった(p > .0,,)). このこ
第5世十j11!日t l',lj:'(f{の11.}=!I'd的[討JWJがìì::立に及ぼす;彩響 1Eι l de-E、 ) (
とは, I日] Jり1, f:L +11ずれ, JI:jIÎJ WJの作条1'1:II\Jの、|乙より反応11.]: II\Jにイj怠なJEがないということ を示している. -)iIr�tl).tプローブの場合, 同月J�[羽の二ì:効果がイJ立となった(/)く (5) . これをうけて, BonfcrrOlli 11によって条fl� r�'dの多重比較を行なった結月�, 1司則条件の平 均反応11寺fIりが, 位ネfIずれ, 非同)り!条件でのそれよりも有意に短いといつことがゆjらかに された(ρ<
.05).
また位相lずれ条1'1二と�1:llîJ WJ条flの平均反応IIjnqには有志な22が見ら れなかった(p > . 05). [可)りj条1'1:での平均反応11日'dは, 位打|ずれ条件と非1riJ則条件の平均 反応11!j:[lUよりも約18111Sだけ短かった.ここで, G人の各被験者の平均反応H寺11りを図5.3に示す. 図5.3からは, 視党プローブ では同J�1, 位十Llずれ, 非同月jの各条件11りにだがないという傾向が, 被験者C, D, Eの3 人の被験者で兄られている. また, 聴党プローブで同月]条1'1二での反応が(立中11ずれ, JI: [lîJ jり]条1'1こよりも迷いという似げIJ は, 被験者A, ß, D, Eの4人の被験者で見られている.
W�人差はやや大きいものの, 被験者全員の反応11.): I問データを平均した結果(図5.2)は)�
体性を欠いたものではないとI îえる.
5.2.3
考察
lfE党プローブに対する平均反応時間についての分散分析からは, 同期条flでの子均jえ 応n�J:問が, 位キ11ずれ, ゴドl切りj条件のそれよりも有志に短いといつことが示された. これ に対して, 視覚プローブに刈ーする平均反応[I�:IIIJは同月J, 位相ずれ, 非同月!の各条(午tHJで 司杭)文であった. これは, IWj't(I'j注意は視聴覚刺激の時間ずれに影響される一方で,行L1't 的j主主;は影響されないということを示している. つまり, H5111ずれが注意に及ぼす効県 は机党と聴覚とで非対林((Jである. また, 聴覚プローブに付する反応時間jは位相!ずれ条 件と非同期j条件とで差が兄られなかった。位打iずれ条{午は, 祝党刺激と!他党刺激の101,
すなわちII.�:n日パターンはjlfJ -であり刺激のオンセットのみがずれている. 非同月j条1'1:で は, 視党刺激とlfB党刺激の101が呉なり(つまりIIÒ=n�Jパターンが異なり), しかも(紋初の .:-E示11.): /.�を除けば)刺激のオンセットもずれている. つまり, 悦覚刺激と!出党刺激の11!j:
li'dパターンが34なっていることではなく, 机党刺激と聴覚刺激のlI!f[l\J的なずれそれr'1体 がm�IJ't (111]:立に対して彩741を及ぼしているということである.
m@1'1:(J0ì L怠に対する悦lfEIZ刺激のi時間(I'jなずれの効果はどのようなメカニズムによっ てつ二ーじたのであろうか. 夫.!�� Gの結果からは依然として明確でない点がある. 第lに, ゾ三
at57;そ 十jliftjtIlij十11のH、?川(1')[rïJ Jリjが?L広に及ぼす影守山
380 370
( 2 350 360
-; 340
E 330 ト 320 c o 310 -υ 300
� 伺 290
r:: 280
偲ω 270
� 260 250 240
nu《unununu内ununU内ununun
u nu nu oOマ'F。nu r3 a喝内dq4・,nunヨaa
,,
FO F3
必喝
必匂au司 aqaa司 aa守a崎 au守A崎 aa司勾d 司・u内・d 内d1v 司d
(回E)ωE戸cozυRWEC伺ω三
内unu nunu nunu nunu nunu nunu nunu 内U 内4・,
nUAud 白。、,
por3 a句。d q4・,
nunヨ ao a匂au守 凋崎qu qu崎d 内Jqu qw内J quqω 内‘dn,ι ヲ‘
(ωE)ωE戸cozυRw江C伺ωE 出凶川町市町n』Homeい川
』H 白』
F』
FU C叫 nH n a y uy hH
CJV S
P A
口口町
Visual Probe Auditory Probe
380 370
( 2 360 m
c1l 340
E 330 ト 320 c o 310
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r:: 280
悶ω 270
� 260 250 240
400 390
( 380
g m c1l 360
E 350
← 340 c o 330
.凶eυ 320 主e m
r:: 300
伺ω 290
� 280 270 260
420 410
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(e) i�,�実1'í-E ( f)被験者F
|記1 5,3 実験Gでの各被11会芥ごとの悦党プローブと!?51Iプロープに対する-,[;:より以応II!ffl\J と、下.t�J 1u'Iの限付ji誤た
第5章 視聴覚Nf 011のIl.jII'd n'j I rïJ HJJが注意に及ぼす影響 10:2
!倹Gでは視党とl出党のI,flj )jにj(むを,nJけるように与え心したため, tr�jtとjfEjZにn:志;をうJ Z|lするという能動的(1付lí�)な;!IIJ佐11+設備をJiliしてIls:[mずれの効果が生じたのか, それとも 刺激によってボトムアップ的に駆動される叉・動的(外的)な;IJI]御機構を泊してfI.jrHlずれの 効果が生じたのかという点が明確ではない. �\ 2に, 実験Gではちl党刺激のみ, 聴覚刺 激のみを51示する条1'1"-を川立しなかったため, 時間ずれの効果が“同月]による花志の促 進効果"なのか“時!日HI�なずれによるjl}��のfill;!IIJ効果"なのかが明確ではない.
これらの点を明らかにするために 次の尖験7では注怠を机党かlfE党のどちらか一方 にのみ払わせる条件で実験を行なった.
5.3
実験7:注意を視覚か聴覚の一方にのみ向けさせた場合
実験7では, 相l党刺激にのみ能動的に注意を向けてl他党刺激は1r叶見するか, 逆にifut 刺激にのみj主主を向けて行2jI刺激は慨視するという条1'1:下で侃lf�@j�jJlJì放のlI.j[l\J (I'Jなずれ がプローブに対するrìí-*'�反応Il.j= 1mに及ぼす影響について検討する.
注怠を祝党刺激かlfuz刺激のどちらか一方に対して能動的に,-rTjけさせ, 他方のモダリ ティーの刺激は無机させることによって, 能動的(内的)な注意HJljf�ll+幾併の働きを�II日以す
ることができる. 仮にこのような状況下でも視聴党刺激の時間的なずれがプローブに付 する反応時間に影響を及ぼすのであれば, この効果は無視すべきモダリティーの刺激に 対して(,動的に注意が引き1Jけられてしまうことによって生じたと推測することができ る. つまり, 祝聴覚刺激の時間的なずれの効果には受動的(外的)な注意HlIJ御機怖が関与 していると結論づけることができる.
さらに, 実験7では尖!投Gのように視党刺激と聴覚刺激が同Il.jに呈示される条fl: (丸I2 示条1'1"-と11千ぶ)に加えて, 祝党刺激のみ,jfE党�!IJì��のみが百示される条í'l二(単独主ぷ条件 とn子ぶ)を新たに川志する. これにより, 丸j呈ぷ条件とlìí_10� Ë不条件との比I肢が可能とな り, 実験Gで観祭されたmIIflqj EIEに対する視聴覚刺激のII.j: I日j的なず、れの効県が,十JV惚 党刺激のH刊n n'jなずれによって恥党的jt:ながド[J ;111]されたために生じたのか, それとも悦 lm党刺激の同月]によってl惚党(I�ì J:立が促進されたために生じたのかをIYjらかにすること ができる.
第5章 十rrJr��1党情報の11,): ll\llYj rliJ J!Jlがj主主に及ぼす影符
5.3.1
方法
5.3.1.1 被験者
尖験Gに参加したflJill会右と同ーの被験者G人がった!検に参加した.
5.3.1.2 実験装置
実!検討[:Itl�は, 実験Gで月]し、たものと同ーである.
5.3.1.3 実験素材および実験計画
1()3
侃覚刺激と悦覚プローブ, およびlft覚刺激とlm党プローブは実験Gと同ーである. 悦 党刺激と脱党刺激が同11手に呈示される対呈示条件では, 実験Gと同t1tの設定で同Wl条件 , 位相ずれ条件, 非同則条i'1�の3つの条件を川悲した. これらの条件に加えて, 視覚刺激 のみもしくは聴覚刺激のみが呈示される単独呈示条件を新たにJ日立した. 単独T.7Jミ条件 では, 侃党刺i敗もしくはn��� j'tWIJ?放の101は000 nlSとした. この他は, 同期条1'1こと位十11 ずれ条件での101と|可ーである. またj単i江1犯独!呈示条l'刊件q午|十:でで、のフプ。ロ一ブの主示H
条l'刊'1午|ド二と同椛に, 刺激系列の3脊1-=1からG番目の4つの位置のいずれかとした.
尖.験言1-Dllïは, 2x4x4の被験者内要凶三1-,固となり, プローブ刺激のモダリティー(悦 党, 聴覚) , 祝党刺激と恥江刺激のn手11\] (Iiな同期(同)りJ, 位相ずれ, ゴ1=同)り], 単独) , プ ローフ、、呈示rl.j点(4水準) , の3つの要囚を実験要因とした.
5.3.1.4 手続き
刺激系列に対する注意、の例えが34なっている点以外は, 尖!倹Gと同ーの手続きで実験 を行なった. 実験は十n党プロープのみが呈示される机党セッションと聴覚プローブのみ が呈示される聴覚セッションという2つのセッションから併jえされる. 机党セッション では, 机党刺激とlbUI刺激が同11.):に呈示されるか , もしくは机覚刺激のみが単独で主心 され, 判長!倹1Jは侃党プローブに付して反応する. 侃党セッションでは, 被!段11に付して 祝党刺激にのみ注意をI fl]けて 聴覚刺激は無視するように教示した. 一方, 収党セッシヨ ンでは, 悦党刺激とjfB党刺激が同Iljに.Ë7Jミされるか, もしくはlU51Z刺激のみがljí_独で日 示され, 被験者は聴覚プローブに対して反応する. 被験者に対しては聴覚�ilJâjíにのみd:
第54そ 悦lU57t情報の11 �j: 1m rl�J Jrij 1りjがた;立に及ぼす影響 ー ( ) a,E-A
怠をItlJけて机党刺激は.f!lf;悦するように教示した. また実験GとIlïJ徐に, rJl.!段者の小川む;
な)メI,l:\をtfl1 ;ljljするために, プロープ刺激が呈示されないキャヅチ試1J二をrrJ ?Jした.
おlTCセッション, 目覚セッションはそれぞれ36試行からなり, これには, 16の実験 条件の2同の繰り返しに加えて, .:.1つのキャッチ試行(同期, 位十日ずれ, )1=1日jWJ, rp_似の 各条1'1てにつき1 試行ずつ)が合まれている. 1セッションに占めるキャッチ試行の割合は,
実験Gと同級に約11 %である ,夫!倹の1 ブロックは, 1 つの机党セッションと1 つのl他 党セッションからなり,十J�党セッションと聴覚セッションの遊行)llftl r:はブロックごとに
カウンターノてランスした.
被験将は, 最初に机党セッションと聴覚セッションのそれぞれについて1G試行の練習 を行なってから, 24ブロックからなる実験を行なった. 各被験者が実験に要したWJI日!は 4日rtりであり, 1日あたりの実験11 �:問は約1 11引I'dであった.
5.3.2 結果
各被!倹有について符られた1536試行の反応HSill]データを分析の対象とした. 反応fI切り が18を越えた試行とプローブ主示前に誤って反応した試行はミス反応と見なして分析ーか ら除外した. 残りのデータについて, 6人の科被験者, 32 の各尖!倹条{午ごとに外れ仙の 分析を行なった. 外れ仙の定義は実験Gの場合と同様である. 除外したミス反応と外れ 他のデータは各被験者につき2.5%----6.2%であった. 各反応11与mJデータは, モダリティー (2) x同期(4)x プローブ位置(4) の32条1'1ニについて, 48回の各試行ごとに被験省出jで
平よりした.
実験Gの結果と比較するために, I司)切, 1針;11ずれ, 非同期jの3 つの対呈示条(午でのザ 均反応n.}:IHJに対して分散分析を適Jnした. 祝党プローブと聴覚プローブのそれぞれにつ いて, 同月Jx プローブ位位の3 x 4の繰り返しのある2元配置の分散分析を行なった.
有志水保は5%に設定した.
視覚プローブでは, 同月jの主効果[F(2, 9-1) = 12.23, Pく05,η2 = .21] とプロープ位置 のキ効果[F(3,141) = 484.25, pく05,ポ=.91], そして同期×プローブ佐佐の交互作川 [F (6, 282) = 6.28, ]Jく05, 7J2 = . 12]がそれぞれ有意となった. 聴覚プロープでも, 同月jの
主効果[F(2 , 94) = 15.5-1, pく05,η2 = .25], プローブ位置の主効果[F(3. 1-11) = -100.22 ρく05、lf=.901, そしていj別×プローブ位泣の交互作用[F(61282)=626.jJく(),5
第5市 侃ilgj引行幸11の11.):川的Irî]WJが注意に及ぼす;形響
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!羽5.4 実験7での|百J J[JJの各条刊:での机党プローブおよびlfE党プローブに対する平均反 応時間と平均値の標準誤差
η2
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.07] が有怠となった. 図5.4に, プローブ位置の要凶を込みにした場介の[rî]WJの各 条件での平均反応H51111を, 祝党プローブとl偲党プローブのそれぞれについて示す.区15.4には示されていないものの, 祝覚および収覚でのプローフ、イ0= ïL1の主効果はプロー ブ位置が11手間的に後になればなるほど反応時間jが短くなるということを示していた. こ の傾向は笑!倹Gの結果と同じであり, プローブ位置が後になるほど被験者がプローブの U'I現に対してより注立するようになったためであると解釈することができる.
また, 打悦l党, J制f惚E覚プロ一ブともに同!則 明 × フプ。ロ一ブ呈示[日時|咋守i ,J点I主の2�袈lz〔凶の5交; ミミ互(作 下}川{日!の勿効 j
果量(7ポI
I川lぺi]J月矧U切]の主幼梨の効月来4主5E;T: (祝党フプ。ロ一フ では2幻1 %, 聴覚プローブでは25 %)の�!三分以ドで
あった. そこで, この交互作用は重要ではないと考ぇこれ以上の分析を名目白した. 以ド,
侃jfE党刺激の同期の安囚の主効果について検討する.
視党プロープでの同期の主効果について, Bonferroni 1.tにより条{午!日jの多重比較を行 なった結果, 同)則条f!:での平均反応n!J: rl\jが位十日ずれ条(午と非同月j条1'1こでの千均反応H51111
よりイT怠に長く(各1)く05), それぞれ約7 111S, 約-1 111Sの完が見られた. しかしながら,
第52;t 杉liftiz-|育i:liのno'f H'd (1') 11 iJ !りiがj主主"(に及ぼす彩縦
位十[1ずれ条件と非11t] J切条í'l:とのn日の差はイf怠ではなかった(/)> .(5).
l()心
|司係に, 聴覚プローブに付する平均反応時間についてもIri]WJの各条件rl\]の多主比較を 行なった. この結果 |切りj条件の平均反応II,ÏfH]は位相ずれ条{午と非同月j条í'l二でのヱ|乙より反 応ILf nIJよりも有意に短く(名pく05), それぞれ約4111S, 約7111Sの差が見られた. しカ し, 位�;Ilずれ条件と非IlïJJりj条件との問には布意な差が凡られなかった(ρ> .(5).
さらに, 効果が促進(1りなのかそれともlJIl;!J!J (1りなのかを検討するため, 1日JJm, 位相ずれ,
�l: 1百JWJの3つの対2示条íl-に単独呈示条1fl二を力11えて新たに分散分析を行なった. 分以分 析は, 机党プロープ,lfE31プロープのそれぞれについて, 侃!他党の同期(同期, 位十IIずれ,
非同J�], 単独) を要r)�1とした繰り返しのある1元配置とした. さらに, 4つの条ítll\Jの多
Tlf比l伎をBonferrOlli 1去によって行ない, 単独呈示条1'1二と3つの士、IE示条1lとのと1'-均反応
n.j-: II'dの22を比較した.
祝}iプローブでは 同月j 位相ずれ 非|引り]の3つの対呈示条1'1二での平均反応Iloÿ IUlが 単独主示条件のそれよりもイJ意に長く(各pく05), それぞれ約171ns, 10n1s, 13111吋 の差が見られた. 聴覚プローブでは同月]条1'1ニの平均反応時間と単独呈示条件のそれとの
|同に有志な差は見られなかったものの 位相ずれ 非同月jの各条件での平均反応[101 mJは 単独呈示条件のそれよりも有意に長く(各pく05), それぞ、れ約4 lns, 7 1l1Sの左が凡ら れた.
ここで, 6 人の各被験1í-の平均反応|昨日'dを図5.5に示す. 出15.5からは, 似党プローブ に対する反応では同月j条件での反応が位相jずれ, 非同WJ条1'1こよりも遅いという傾向が,
被験将C, D, E, Fの4人の似!険者で兄られている. また lfUZプローブに対する反応 では同月]条(午での反応が位十rIずれ, 非同WJ条件よりも述いという傾向が, 被験者A, 8,
D, Fの4人の被験者で兄られている. しかしながら, 実験Gと比i政して概してどの被験 者でも111-1W1, 位行|ずれ Jl: 1可)り]の各条1'1:の22がry J維には現れていない.
さらに3つの村主不条1lと単独呈示条件との廷に関しては, 悶5.5からは, 視覚プロー ブに対する反応では同月J. í\/� 1[1ずれ 非同月jの各条件での反応が単独呈示条什:よりも遅 いという傾向がほとんど令只の被験者で凡られている. また 聴覚プローブに対する反 応では同月j条件の反応、と単独呈示条件での反応とがほぼ同じ速さであるという傾向がほ とんど全員の被験ぷーで兄られている. 同)切条1l-と単独呈示条件との差に関しては被験有
問での一致は非常に高いと言える.
第5章 視聴覚'l"tJr:li_のnsql\]的[iÎ]WJがj1:窓に及ぼす影響
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r;zl 5.5 実験7での各被験者ごとの悦党プローブと聴覚プローブに対する平均反応II!iH\]
と平均仙の標準誤だ
第5市 付lift党情報の11,)= Il\J的|口JJリjが?f:広に及ぼす影響 l-A i l 、
5.3.3
考察
実験7(図5.4)では, 実験G(fヌ1 5.2)と比較して, 祝党刺激とlr!�lJt刺激を同n,)=にlllfjlす るJJ�1ぷ条件で、は, 侃党プローブの場合もlP51Iプロープの場-合も, 同期, 位十11ずれ, JI:
同月!の全ての条件で平均反応11.)= 11�が短く なった. この平均反応時間の短縮は, ?ì:立をねi
党かifMtのどちらかーブjにのみ払うことで悦 党とlfE32に;t立を配分する処 理のコストが なくなったためにIJ�じたとffH釈することができる. これは、 被!倹名ーが教不通りにH�党の みもしくは!惚党のみに1 ì:立を払っていたことを示している.
同Jtn, 位十1Iずれ, 非同)り!の3つの対呈示条{'Iニに関する分散分析の結果からは, 行l党(17) 注意とlfE党的注志の阿)Jがおliftft刺激のn,j[1日(11なずれによって影響を受けていた. すな わち, 机党プローブの場介は同朋条件での反応が位相ずれ条flと非同月]条1'1:での反応よ りも遅い-}Jで 聴覚プローブの場合は同月]条件での反応が位相ずれ条flとJI:lríJ)りj条f'j:
での反応よりも速いということが示された(図5.4
)
. 祝聴覚刺激のIl,j間的なずれが悦党 的注意とlm党的注意に及ぼす効果が非対称的であるという点は実験Gと同級であるもの の、 悦党(11注意に刈ーして11 �J= 11日ずれの効果が旬1�きされた/,�が尖!倹Gと呉なっている ;(立 を祝覚か聴覚のどちらか-)iにだけ払わせて他ノiを無視させた場合には,十52党刺激と聴 覚刺激との時間的なず、れは受動的(外的)なftiJ御機構を通してのみ注意の剖りこ11てに影響 を及ぼすと考えられる. このことから, 実験7で視覚的注立と聴覚的注意の同点に対し て祝1153Z問のn,} n\J 1'1<)なずれの効果が観察されたことは, 制服党nuの時間(Jjず、れが能動的(
内的)
注意を必wとしない前j主 主 過程で既に処 埋され, これにより ボト ムア ップ的に.�I� 動さ れた受動的(
外的)なf!J1j fJ=lI機備を通しておl覚的注意とlfB覚的注意が影響を受けたこと をさtn未している.また, f立中Ilずれ条件と非11 iJ Jりj条1'1:とのflりには, 行liftijJZのド!日)Jで反応の速さに?1:がJ�られ なかった. 位相ずれ条刊二では侃Jr!�\tt刺激の時間]パターンは同ーであり 刺激のオンセyト がずれている. 非11 iJ JtI J条件ではオンセット がずれているだけでなく悦聴覚刺激の1() 1 (時
!日jパターン)も児なっている. 実験Gの考察で述べたように, ね1党刺激と聴覚刺激のH引日j
パターンが呉な っていることではな く 視覚刺激と腿党刺激の時間的な ずれそれ肉体が 視党(I� 1Î: ,t!�と聴覚的�J:広に刈ーして影響を及ぼしていると言える.
また, iii犯!呈示条件とlfî] WJ条{千との比較からは, 視覚プロープでは同月j条1'1ニでの反応 が単独!日不条flよりもj[fい一方, m�jtプロ ーブでは両 者にたがみられなかった
(
I'x]5.-1).
第5 Z� 悦聴覚的tliのn叩U (I�同月]が注立に及ぼす影響 官tEA ) ( t、、‘.,J
これは, 侃党刺激と同月jした!他党刺激が制党的注意に対してr沙している-}fで聴覚的 注意に対してはlfE党刺激と同月jした十J�Jt刺激の干渉効果が凡られないということをノドし ている.
そして, 1他党的注立に刈ーするII.):fll]ずれの効果が同)切による促進かそれと もIIÏI日jずれに よる抑制かという川辺(5.2.3項参照)に関しては, 聴覚プローブでは同月j条件と単独主ぷ 条件とのI1jjに有立な差が見られず 位相!ずれ条件および非同朋条fj二と単独呈示条件との 間に有なな走が見られた. このことから l他党的注意に対するfI手間ずれの効果は抑;HIJ的 なものであると言える.
祝党(I�注意と聴党íl�注立とのflíjにfFJl察されたこれらの非対-称性から, t視j見,t'党i党 主的j注主J怠窓とi聴惚
党的注とな〈の場合でで、はそれぞぞ、れj具足なつたメカニズムによ つて視l聴P惚5党刺i激3数kのf1.J引刊fI問!悶司自的守なずず、れの 効呆が山現したことがJ佐住訓川測|リjされる. 次の全イ体本的考察では 1尖実ミ三.1.験!
呆を比11蚊!佼皮しい,
侃]聴惚党刺i激放の[1川I�司U)別切が机党lí的1竹�ì注主;怠怠と!聴偲党的j注主意におよぼす効果のメカニズム についてさら に考祭を進めることにする.5.4 全体的考察
5.4.1
モダリティー間の干渉効果の非対称性
実験7では, 同月]条件と単独呈示条1'1二との比較から聴覚から悦32への干渉が兄られる 方で悦党からJnB党への干渉は見られないということが示された. つまりモダリティー 問の干渉効果は非対件(I�に生じていた. まずず、この3引非|ド2文対、J布羽称Fγ,性|
祝党的注意の1場易〈合守
同j月則U切]条f件?午|二だけでなく {位 立4杵相;千刊J日|ずれ条f竹 T午|二と非|同司)月 則U別j条l'刊7午|二での反応が単5釦独リ山!呈示条イf刊件�I午!ド:の反L応乙より遅カか、つた('�実足験7η). このことは, 机党刺激とlfE党刺激とが同月jして いるかいないかに関わらず, lf�5:}'t刺激のイJ )j日によって机党的注意が妨害されるというこ とを立|床している.
行l党刺激と比べてlft党刺激の注意|喚起)Jが偵いことはしばしば指摘されている(�Iarlω 1987; Posncr, Nissc凡& Klcin, 107G). Posllcr et al. (107G)は,十J�党的な警;片刺激は悦 党刺激に刈ーする反応を促進するが聴覚刺激に付する反応、を促進しない一方, 聴覚的な警 台刺激は両方のモダリティーの刺j般に対する反応を促進することを示した. Spcnce &:.
Drivcr (1907)も同係の実験をさらに系統的に行ない, ほぼ同じ結果を件ている . この結
果から彼らは,mtjI刺i放に対してはり�j'i(l�j �l広が仁l動的にJZえられてしまう - )iで, 机
第5章 悦Jf@:ft'l古tliの11,ll1H] ÎI� 1日J J切が�1しなに及ぼす影響 'EEA 1EA ) (
党刺激に対してl他党(101 ì:立が日動的にJZえられてしまうことがないと考えた. 実験7�六、
rm祭された侃党的j主広に対する!他党刺激のr-i歩効果は, 聴覚刺激に対してÎI動的に悦1't 的注立が捉えられてしまうメカニズムによって生じた可能性がイ考えられる.
その一方if512的jiiiEの場合, 同月]条1'1二と単独fR示条件とを比較すると(実験7), 悦j't 的注意の場合とはJ14なり両者の反応、の速さに差は見られなかった. この結果は, 同時に
王示された侃党刺激がJr��l J't ÎI':)注意に対して妨害的な効果を及ぼしていないということを 示しており, 視覚刺激に付して聴覚的注怠がじl動的に捉えられてしまうことがないとい
うPosncr ct al.
(197G)やSpCllCC
& Drivcr (1
99
7)
が得た結論にinうものである.このように, 机党(lljJ=_立は聴覚刺激に対して臼動的に捉えられてしまう一方, 聴覚的 注怠はおi党刺激に1:1重)) lí0'こJjdえられてしまうことがないということ('受動的な注怠rtjlJ伺l メカニズムの机聴党問での非刈-称性)から, モダリティー11日の下渉効来の非対抗性につ いて説明することができる. しかしながらこの説明だけからは, 視聴覚刺激の時間的な ずれがかl党的注意とJf��l1'1: (I� j ì:立に及ぼす効洪が非対称的であることまでは説明できない.
次節では, 視覚的なIlS=[H]パターンと聴覚的なH寺問パターンの統合という観点から, Il.fl閉 す、れの効果の非対称性とモダリティー間の下沙効果の非対称性
5.4.2
聴覚的捕獲
般的に, 聴覚は侃党に比べて1時間処理に優れていると言われている(Frciclcs, 197-1;
寺西, 1989;
Wclch &Vý乱rrell, 1980)
. このことから, 視覚的な時間パターンと聴覚的な時間パターンが同Il,j:に呈示された場合には, 聴覚を基準系とした11手間パターンの統合 がなされることが卜分に予怨される. Gebhard & rvlowbray (
19
59)
は, tL!(験1fに対して 祝党刺激が断続して世示されるフリッカー刺激を聴覚刺激が断続して呈示されるフラッ ター刺激に対して, またlfE党的フラッター刺i散を視覚的フリッカー刺激に対して, それぞれ調位法によりマッチングさせる課題を行なわせた. 実験では, マyチングを行なう モダリティーの刺激の主示íl\J隔が, 1主権となるもう一方のモダリティーの京IL散の主/f ï�\]
陥からどの程度ずれているかという弁別閲が測定された. この結果, フリッカ-�ilJì散を フラッター刺激にマッチングさせる場合の弁別問はその逆の場合よりもノトさかった. さ
らに実験に参加した被験若は, フリッカー刺i散をフラッター刺激に対してマッチングさ せる)jがその逆よりもよりそ平易であると報告した. また被験者は, 聴覚的なフラッター
第5 I;î U� m�l :f't '1'11-1:11のn.'þ r/\J的flîJ !切が注広に及ぼす彩縦 EEEA ・B-A 'IEA
刺激を悦覚的なフリッカ一点Iji放にマッチングさせる場合には, フラッター刺激がフリy
カー刺激を,I.m勤しているように感じられたと報告した. f日j係の報行はi\Iyers et al. (l07�) によってもなされている(\Velch & \Varrcll(1980) で引月1). このよつなJJL象は, lfB1I刺 激の系列によって机党中Iji)J�の系列がIrn獲されることを示しているょっに忠われる (\\'elch
& \Narrc l l) 1980). これは, 視覚刺激系列のf1.'J:t同情造が聴党刺激系列のrl.�:IHl情jEを基準系
として統合されるということを怠l床しているといってよいであろう. この!他党的Irtì獲の 現象は, 5.4.1項で述べた収党刺激は悦覚的注意を引きイJけやすいといっ現象と頴似して いるものの,lfE党刺激の11511l1115造が侃党刺激の時間構造の知覚に対してまで影響を及ぼ しているという点で異なっている.
5.4.2.1 視覚的注意に対する聴覚的捕獲の影響
5.4.1 J11で述べた注意の割り当てに関する受動的(外的)な;jJIJ御機怖の働きと, 聴覚的
捕獲のメカニズムによって モダリティー間の干渉効果の非刈称性とH引ifjず、れの効果の 非対称性を説明する.
視覚的注意の場令, 机党刺激が聴覚刺激によっており獲されることによって, 視覚的注 意は帖党刺激に自動的に捉えられてしまう. つまり, 聴覚刺激を能動的に無促すること は難しい. これには受動的(外的) な注意flJlj御機構が関与しているものと忠われる.
視覚にのみ注意を向けさせた場合(実験7), 受動的な注意nII]佐IJ機構は視覚的YÌ:意を!他 党刺激へと向かわせようとする一方, 被験者は視覚にのみ能動的に注立を払おうとする (能動的な注意制御). この2つの働きは互いに桔抗し令うものであり, 何らかの処四負 荷が生じることがtf日IJ される. そして この処理負イ'lfJは机覚的注意をtfll �lìl]するJnnJに影 響すると考えられる. このようなメカニズムによって, 聴覚刺激の侃覚的注立に刈ーする 干渉幼県, すなわち実験7で対呈示条件での祝党プローブに付する王子より反応II.ÏI1りが単独 呈示条件でのそれよりも長くなったこと(図5.4)を説明することができる.
そしてこの能動的なílj'IJ御と受動的な;!jlj御との括抗は,十JU他党刺激が同月jしている場合 に肢も強く生じるであろう. なぜなら, 祝服党刺激が同期して呈示される条件では,十見 32刺激へ能動的に注意をrnJけようとする能動的な制御と, 聴聴、覚刺i激敗による祝覚的j注主意の
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れる(付似占ι川: 1十判州;1リ|ずず、れとヨ刻非!ド::IIÏ可!υ}却矧U切]の条f刊'1ド二では 悦1党.Itμ4京如刺II司lリJi激3放tにj注主志意:を�百刈lリJ1;カか、わせようとする能動的 な ;市制IJい川jl川|リH御却