*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・* 言語研究センター共同研究
大学での学習研究活動 を支 える日本語能力の分析
富谷玲子 ・高木南欧子
近年、 日本語教育の分野では、人 と人が協力 し 合 い、新たな意味や価値 を共有 し学びあ う学習形 態が注 目されている。読解では仲間と意見 を交換 し知識やス トラテジーを共有す るピア ・リーディ ング、作文ではフィー ドバックを互いに行 い推敵 を深めるピア ・レスポンスなどがある。 このよう にピア
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仲 間) 同士 の相互支援 のなかで進 められ る学習活動はピア ・ラーニングと呼ばれ る が、ゼ ミナールなどの少人数で行 う学習はピア ・ラーニングを利用 した学習形態であると言える.
本研究では、 このような ピア ・ラーニングが複数 の大学生によって行われ る場合 にどのような日本 語能力が必要 とされ るかの分析を行 った。
前年度 までの研究において、使用 され るパラ言 語 の種類は日本語母語話者 の大学生の方が多 いこ
と、また、教師や仲間か らの指摘 に対 して日本語 母語話者 の大学生は短期間の うちに改善が見 られ たケースが多かったのに対 し、学部留学生は短期
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間での改善が難 しい傾向があることが明 らかになっ ていたO本年度は、フィー ドバックの時間を前年 度 より多 く設定 し、フィー ドバックの時間にもピ ア ・レスポンスを導入 した結果、フイ‑ ドバック 後 のアウ トプッ トにおいて語嚢面での改善が見 ら れた。 このことか ら、テーマに沿 った語嚢 をあ ら
か じめ獲得 し、 内容 に関しても十分理解 してお く ことが言語 を運用す る上で重要であることが示唆 された。今後は、 さらに分析 をすすめ、研究成果 を留学生対象 日本語教育、及び 日本語教員養成課 程 におけ る日本語教育学研究へ還元す ることを目 標 とする。
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