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日本義肢装具学会日本義肢装誌具 Vol. 学 32 会 No. 誌 特 集 Vol. 32 No パラリンピック最前線 パラリンピックスポーツにおけるクラス分けの動向 指宿立 1) 三井利仁 2) 池部純政 3) 田島文博 4) キーワード パラリンピック, クラス分け

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Vol. 32 No. 4 2016

パラリンピック最前線

パラリンピックスポーツにおけるクラス分けの動向

宿

1)

三井 利仁

2)

池部 純政

3)

田島 文博

4) キーワード パラリンピック,クラス分け規程,参加資格 抄録 パラリンピックには機能障害を伴う競技者が出場している.国際パラリンピック委員会は競技者が公 平に競技できるシステムとしてクラス分けの導入を各国際競技団体に義務付けている.クラス分けシス テムは「第一に誰がパラリンピックスポーツに参加する資格を有しているか,誰がパラリンピック競技 者になりえるかを明らかにすること.第二に機能障害の程度が軽いので有利ということでなく,最もス ポーツパフォーマンスの優れた競技者やチームが勝利するよう,競技者を公平にグループ分けすること」 である.クラス分けシステムの導入はアンチドーピングと併せて競技者が公平に競技するためのシステ ムでもあり,公平なクラス分けのためには競技者と指導者の協力も必要となっている. 1. 序 論 2020 年東京オリンピック・パラリンピック競技大会開催 決定後,我が国でもパラリンピック競技者への注目も日々 高まっている.2016 年 9 月に開催されたリオパラリンピッ ク競技大会には世界 159 カ国・地域から約 4,300 人の競技 者が出場し,オリンピックと同様に熱戦を繰り広げた. パラリンピック(夏季・冬季)はオリンピック後に開催 され,実施競技はオリンピックとは異なる.また実施され る競技において,競技者の障害特性を考慮し競技規則が変 更されている. パラリンピックには様々な健康状態による機能障害を伴 う競技者が出場している(脊髄損傷による両下肢麻痺を伴 う競技者,事故や疾病による下肢切断を伴う競技者など). また,これらの機能障害はスポーツにおける活動制限を生 じている(図 1).これらのスポーツにおける活動制限を 考慮した上で競技者が公平に競技できるシステムとして, 国際パラリンピック委員会(International Paralympic Com-mittee:以下,IPC)はパラリンピックスポーツへのクラス 分けの導入を IPC クラス分け規程として義務付けている. この規程はパラリンピックスポーツの最大の特徴でもあ る.オリンピックスポーツである柔道やウエイトリフティ ングは男女体重別に階級を分けて競技するが,パラリン ピックスポーツのクラス分けでは競技者の機能と活動によ るスポーツパフォーマンスをグループ化し競技する. パラリンピックスポーツにおけるクラス分けシステムは 「第一に誰がパラリンピックスポーツに参加する資格を有 しているか,誰がパラリンピック競技者になりえるかを明 らかにすること.第二に機能障害の程度が軽いので有利と いうことでなく,最もスポーツパフォーマンスの優れた競 技者やチームが勝利するよう,競技者を公平にグループ分 けすること」であり,エリートスポーツだけでなく,障害 のある競技者が地域でスポーツに参加する場合にも不可欠 なシステムである. 2. クラス分けの歴史 パラリンピック初期の頃のクラス分けは,医師による診 断名を基準としたクラス分けであり,競技に影響する競技 者の運動機能の評価は十分に考慮されていなかった.その 後 1980 年代後半から 1990 年代にかけて,より競技者のパ フォーマンスに焦点を当てた機能的クラス分けシステムが

Movement for classification in Paralympic sports

1)和歌山県立医科大学みらい医療推進センター 〒640-8033 和歌山市本町 2-1 フォルテワジマ 5F Wakayama Medical University

2-1 Honmachi, Wakayama-shi, Wakayama, 640-8033 Japan Tatsuru IBUSUKI(理学療法士) 2)日本福祉大学 Toshihito MITSUI(教員) 3)社会福祉法人 太陽の家 Sumimasa IKEBE(理学療法士) 4)和歌山県立医科大学 Fumihiro TAJIMA(医師)

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整備され,医師のほかに理学療法士や元競技者等もクラス 分けに参加するようになった.この時点では,クラス分け システムを整備する上で指針となる IPC の規程は存在せ ず,国際障害別競技団体や国際競技団体ごとにクラス分け の整備にばらつきがあった.そのようななか,IPC 理事会 はパラリンピックスポーツのクラス分け整備のために, 2003 年クラス分け戦略を承認し,2007 年 IPC クラス分け 規程および国際基準を発表した.この規程は各競技のクラ ス分けの基盤となり,今日のスポーツ特性に基づくクラス 分けシステムとして発展している(図 2). また,2015 年 12 月に新しい国際クラス分け規程と 5 つ の国際基準が IPC 総会で採用され 2018 年 1 月から施行さ れる(表 1).これらの規程と国際基準はパラリンピック スポーツである国際競技団体および各国パラリンピック委 員会のクラス分けシステムにおいて順守される必要があ り,国内競技団体も今後早急に対応する必要性がある.現 在,公益財団法人日本障がい者スポーツ協会医学委員会ク ラス分け部会にて,国内クラス分け規程と国内基準の整備 を進めている. 3. クラス分け委員とクラス分け委員の養成 競技大会でクラス分けを実施する競技役員をクラス分け 委員という.クラス分け委員は国際競技団体または国内競 技団体による養成講習会を受講後,知識と技能が認められ クラス分け委員として認定される.国際競技会でのクラス 分け委員は,競技役員として委嘱され競技期間前から競技 終了最終日まで現地に滞在し,その任を務める.ただし, 視覚障害のクラス分けは競技期間前のクラス分け期間と なっている. 国際競技団体によって異なるが,クラス分け委員は通常 二人または三人一組でクラス分けするが,これをクラス分 けパネルという.クラス分けパネルは医学的クラス分け委 員と技術的クラス分け委員により構成される. クラス分け委員養成講習会を受講できるものは,医学的 クラス分け委員として医師または理学療法士等,技術的ク ラス分け委員としてスポーツ科学者あるいは元コーチ・元 競技者等である.お互いの専門領域はもちろんのこと,医 学的基礎知識や健康状態・機能障害・活動制限等がどのよ うに競技者のスポーツパフォーマンスに影響しているか, 4.抗議と上訴の国際基準 3.競技者評価の国際基準 2.出場資格のある機能障害のための国際基準 1.2015 IPC クラス分け規程 表 1 新 IPC クラス分け規程と国際基準 6.クラス分けデータ保護の国際基準 5.クラス分け委員と養成の国際基準 図 1 国際生活機能分類と IPC クラス分けの関係 図 2 パラリンピッククラス分けの歴史

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いかなる時も国際競技団体クラス分け規則に準じ,公平に 厳格にクラス分けする能力を必要とする.

近年,IPC はスポーツ教育機関(World Academy of Sport) と連携しながらクラス分け委員養成講習会のほかに,競技 役員や競技ボランティア等の養成に取り組んでいる. 4. クラス分けの実際 クラス分けは通常,国際競技大会の競技期間前から競技 中まで実施される.競技者がクラス分けを受ける場合,事 前手続きを経てクラス分けと国際競技大会に併せて出場し なくてはならない.また,何らかの理由でクラス分けを完 了 で き な か っ た 競 技 者 に つ い て は「Classification Not Completed(以下,CNC)」と判定され,国際競技会に出場 できず,かつ次回再度クラス分けを受ける必要がある.以 下,概要を項目ごとに述べる. 4-1 クラス分けへの参加と医学的診断書 国際クラス分けを受ける場合,医学的診断書(Medical Diagnosis Form:以下,MDF)の提出が義務付けられる. MDF は肢体不自由の場合,医師または理学療法士により 作成されるが,診断名や既往歴,機能障害や活動制限の概 要を詳細に記述する.MDF の記述内容が競技者の実際の 機能と異なる場合や,記述されている情報が不足する場合 は CNC と判定されることもある.競技者の健康状態や機 能障害により,必要に応じて画像所見や筋電図所見等の詳 細な所見を MDF に添付することも必要である. 4-2 健康状態と参加資格 健康状態は,病気(疾病),変調,傷害などを意味するが, 脊髄損傷や脳性麻痺,切断など恒久的あるいは進行性に機 能障害を生じるものである.痛みを引き起こす疾病(顔面 筋疼痛機能不全症候群,線維性筋痛症,複合性局所疼痛症 候群)や疲労を引き起こす疾病(慢性疲労症候群など),関 節過可動性や筋緊張低下(エーラス・ダンロス症候群)な どの疾患は参加資格とならない. また,競技者の健康状態や機能障害を偽りクラス分けで の諸検査に不正を示した場合,「故意の不実表示(Inten-tional Misrepresentation)」に該当し,ドーピング違反と同 様に出場停止を含む厳しい処罰が下されることがある. 「故意の不実表示」は不正するように指導した指導者に適 応されることもある. 「故意の不実表示」はフェアプレーの精神に反するもの でありドーピング対策と併せて,我が国のパラリンピック スポーツでも不正行為が行われないよう対応策が必要であ る. 4-3 機能障害と参加資格 IPC はパラリンピックスポーツに参加可能な機能障害タ イプ(Eligible Impairment type)(表 2)を 10 と定義した. これらの機能障害の程度は固定していることが原則であ り,健康状態が進行性疾患で,機能障害の程度が重度化す るものにおいては定期的にクラス分け対象となる.また, 痛み,聴覚障害,筋緊張低下,関節過可動性,反復性関節 脱臼,内部障害等は参加資格に該当しない.これら一部の 機能障害は,我が国の身体障害者福祉法における身体障害 者の規程とは異なる. パラリンピックの柔道やゴールボールは視覚障害を伴う 競技者のみが出場し,他の 9 の機能障害を伴う競技者には 参加資格がない.このように,参加資格である機能障害が 限定されるスポーツは,パラリンピックスポーツとして競 技者を限定することにもなっており,パラリンピックス ポーツとして採用するにあたり否定的な意見もある.国際 競技団体はクラス分けの国際基準も踏まえ,競技者のクラ ス分けシステムを新たな視点で構築する必要がある. 4-4 障害の最小基準と参加資格 前述した機能障害タイプはそれぞれ最小限の基準(Mini-mum Disability Criteria:以下,MDC)が設定されており, MDC は競技ごとによって異なる.陸上競技の切断の MDC は片上肢切断では手関節離断,片下肢切断ではショ パール切断となっている. 機能障害は該当しているが,MDC に該当しない競技者 は参加資格を満たしていないことから Not Eligible(以下, NE)と判定される.ただし,パラ陸上競技で NE と判断さ れた競技者がパラ水泳で Eligible と判断される場合もあ る. 近年,ランニング用義足装着者は増加傾向にあるが,パ ラ陸上競技における両下肢切断者には義足装着時の最大立 位長(Maximum Allowable Standing Height:以下,MASH) が適応される.MASH の算出方法は現在 Demi-span と尺 骨長を基に算出しているが(図 3),2017 年より大(切断 か下(切断,男女別に異なる計算式で算出される. 4-5 競技クラスとクラスステータス はじめて国際競技会に出場する競技者は,必ずクラス分 けを受ける必要がある.競技者の競技会前のクラスは暫定 的なものであり,競技会申込時のクラスから変更となる可 能性もある.また,一度競技クラスの決定した競技者はク 4 .脚長差 3 .四肢欠損 2 .他動関節可動域制限 1 .筋力低下 表 2 参加可能な機能障害タイプ 10.知的障害 9 .視覚障害 8 .アテトーゼ 7 .運動失調 6 .筋緊張亢進 5 .小人症

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ラス分け規則が変更しない限り,次回以降クラス分けの対 象とはならないが,進行性病変により将来的に競技者の機 能と活動が変化する場合,再度クラス分けが必要となる. 競技者がクラス分け対象となるか否かの状態を競技クラ スの後に表示するが,これをクラスステータスという(図 4). 4-6 クラス分けの手順 クラス分けの手順は身体機能評価,技術評価,競技観察 の 3 段階に分かれる.競技期間前のクラス分けで身体機能 評価と技術評価を実施する.また競技観察では,競技期間 前のクラス分けと競技者のスポーツパフォーマンスで大き な差がないことを観察する(図 5). 身体機能評価は,競技者の機能障害に応じて各種検査測 定が実施され,競技者の既往歴やスポーツ歴,競技様式, 使用する補装具やストラップ等を問診し,次に該当する検 査測定を実施する.クラス分け委員は検査測定結果をクラ ス分けシートに記述し,残存機能や活動性を明らかにする. 競技観察中のパフォーマンスが競技期間前クラス分けと 異なる場合,次回の国際競技会でもクラス分けが必要と判 断される.また症状の固定していないもの,18 歳未満の競 技者や競技歴が浅いものにも再度クラス分けが必要と判断 されることがある. 5. クラス分けゼロポリシーについて これまでパラリンピックでは,競技者のクラス分けを競 技期間前より実施してきた.開会式前に数日かけてクラス 分けを運営することは,クラス分け対象競技者の滞在期間 の長期化,競技役員としてのクラス分け委員の確保と滞在 期間の長期化につながり,大会運営面に経費的負担を生じ た.また初出場の競技者がクラス分けの結果 NE と判定さ れ出場を認められない場合や,競技クラスの変更により競 技プログラムが変更になるなど競技運営面においても不都 合な点があった. パラリンピック期間中の競技運営をより安定化するため に,IPC はリオパラリンピック大会では一部の競技を除い て,クラスステータス C,あるいは FRD2017(2016 年はク ラス分け対象とならない Review ステータス)の競技者のみ 出場できるよう限定し,パラリンピックでのクラス分けを最 小化するために「クラス分けゼロポリシー」を採用した. 「クラス分けゼロポリシー」においても,国際クラス分け の機会のなかった一部の開発途上国の競技者を支援する, あるいは競技中の観察としてパラリンピック中のクラス分 け自体は実施される. 今後,パラリンピックに競技者を派遣する場合,競技者 のクラスはすでに確定しているか否か,また計画的に国際 大会に派遣し,国際クラスを取得するような取り組みも必 図 3 両下肢切断者の義足装着時の立位長算出方法 Maximum Allowable Standing Height(MASH)

1.尺骨長から仮身長を計算

2.胸骨中央から指先までの長さより仮身長を計算

3.1 と 2 の平均値の 1.025 倍を義足装着時の最上限値と算定 4.競技時の義足を装着し 3 以下で競技(図は競技前検査)

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要である. 6. クラス分けの課題 クラス分けは競技するグループのみを決定するものでな く,「だれが競技者となりえるか」を判断するものでもあ る.我が国では,これまでの IPC クラス分け規程や国際基 準に関して積極的に取り組んでこなかったため,国内競技 団体のクラス分け整備は遅れ,2020 年に向けて「だれが競 技者になりえるか」を明確にしてこなかったこともあり, 新たな競技者発掘は遅れているといえる. また,クラス分けはパラリンピックスポーツの根幹で, アンチドーピングと併せて競技者が公平に競技するための システムである.クラス分けを受ける競技者や指導者の中 には不正を企て「故意の不実表示」と判断されるもの,検 査中に最大努力せずに手を抜いて取り組む競技者もいる. 公平なクラス分けのためには,競技者と指導者の協力も必 要不可欠であり,正しいクラス分けへの教育活動も取り組 まれる必要がある. クラス分けシステムは,機能的クラス分けからスポーツ 特性に基づくクラス分けへと発展しており,各競技の特性 を科学的に分析し,クラス分け規則づくりに反映すること が必要となっている.また前述したように,視覚障害のク ラス分けは医学的検査のみで判定され,競技特性に応じた 視覚障害のクラス分けは導入されておらず,今後,競技ご との視覚障害のクラス分けシステムの再構築も望まれる. クラス分けの研究において,IPC は国外の 3 大学と連携 し,肢体不自由・視覚障害・知的障害のクラス分け研究機 関を設置している.今後,我が国でパラリンピックスポー ツを発展させていくために,国内パラスポーツクラス分け 研究所の設置が必要である. クラス分け委員の養成は国内外でまれにしか開催されて おらず,またクラス分け委員養成にかかわる教育者とクラ ス分け委員養成講習会受講者の質と経験が低ければ,正し いクラス分けを推進することにならない.今後,国内での クラス分け委員養成の機運が高まった時に,精度の高いク ラス分け委員養成研修の開催が望まれる. 筆者らは,これまでパラリンピックのスポーツにかか わってきたが,我が国のパラリンピックスポーツにおける クラス分けの現状は改善する点が多々ある.今後は 2020 年に向けて関係団体と協力しながら一つひとつ解決してい きたいと考えている. 文 献

1 )International Paralympic Committee (IPC) : IPC Clas-sification Code and International Standards Retrieved, November, 2007. URL : https : //www.paralympic.org/ classification-code

2 )International Paralympic Committee (IPC) : Interna-tional Paralympic Committee Athlete Classification Code November 2015, Retrieved November, 2015. URL : https : // www.paralympic.org/sites/default/files/document/ 151218123255973_2015_12_17%2BClassification%2BCode_ FINAL_0.pdf

3 )IPC Athletics : International Paralympic Committee Athletics Classification Rules and Regulations Retrieved, January, 2016. URL : https : //www.paralympic.org/sites/ default/files/document/160428154429528_2015_12+IPC +Athletics+Classification+Rules+and+Regulations_ WEB2.pdf

4 )International Paralympic Committee (IPC) : Rio 2016 Classification Guide Version 2.0 Retrieved, March, 2016. URL : https : //www.paralympic.org/sites/default/files/ document/160404093217097_Classification%2BGuide% 2B-%2Bupdated%2Bversion_0.pdf

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Abstract : Since the Paralympic Games have brought the ability of athletes with impairments to compete in sports, each

International federation is obliged by the International Paralympic Committee (hereinafter IPC) to introduce and follow the classification system for fair competitions. The classification system has enabled us to identify who is eligible to participate in Paralympic Sports and how athletes are fairly grouped by the degree of their impairments to lead to victory for the best performer in each group. Along with the Anti-Doping system, the classification system has been introduced for fair competitions and has required athletes and coaches to cooperate for fair classification. At the early stage, on the ground that classification was simply done based on medical doctors’ diagnosis, it did not fully take their performance into consideration. However, from the late 1980s and throughout the 1990s, a functional classification system had been agreed upon in terms of athletes’ performances. The IPC has identified ‘Eligible Impairment Types’, which clarify the groups of limitations of functions for competitions.

図 4 競技クラスと競技クラスステータス
図 5 クラス分けの手順

参照

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