令和2年6月18日(木)
Google Classroom プロジェクトチーム
テーマ:
Google Classroom を軸としたオンライン学習
Google Classroomとは
遠隔授業の種類と役割
Classroomの振り返りと活用法
利用上の注意点
今後の展望
Google Classroomとは ~学習指導に関する通知~
指導計画等を踏まえながら家庭学習を課し、教師がその学習状況や成果を確認し、学校における学習評価に反映すること ができること。家庭学習の学習状況及び成果の把握に当たっては、(略)これらを適切に組み合わせて行うこと。 <学習状況及び成果の把握の方法の例> ・ワークブックや書き込み式のプリントの活用 ・レポートの作成及びそれに対する教師のフィードバック ・ノートへの学びの振り返りの記録 ・登校日における学習状況確認のための小テストの実施 2.家庭学習について ( 学習評価への反映) (略)、指導計画等を踏まえながら、主たる教材である教科書に基づく家庭学習を課すことが求められる <家庭学習の内容の例>(一部抜粋) ・パソコンやタブレット端末等による個別学習が可能なシステムを活用した学習 ・テレビ会議システム等を活用した教師による同時双方向型のオンライン指導を通じた学習 2.家庭学習について (家庭学習に関する基本的な考え方) 臨時休業期間中に児童生徒が授業を十分に受けることができないことによって,学習に著しい遅れが生じることのないよ う,学校や児童生徒の実態等に応じ,可能な限り,紙の教材やテレビ放送等を活用した学習,オンライン教材等を活用し た学習,同時双方向型のオンライン指導を通じた学習などの適切な家庭学習を課す等,必要な措置を講じること。 1.(略)臨時休業等に伴い学校に登校できない児童生徒に対する学習指導に関する基本的な考え方 新型コロナウイルス感染症対策のための臨時休業等に伴い学校に登校できない児童生徒の学習指導について(通知) <2文科初第87号 令和2年4月10日>Google Classroomとは ~Classroomの特徴~
Google と米国内の教育者が協力して構築。教師による課題の管理をサポートするシンプルなツール。
教師はクラスの作成、課題の出題と採点、フィードバックの提供などを 1 か所で行える。
クラスの管理、課題の共有・複製など 反復的な作業を効率化
どのパソコンやモバイル デバイスからでもログイン・アクセスできる
投稿やコメント機能でクラスのディスカッションを促せる
「学校での“閉じた” 講義」から広がる可能性
(4)補講への応用
配布資料のアーカイブ、テストの活用で成績に加味
(3)学習の履歴と評価
リアルタイムな対応が可能。進路指導にも期待度高
(2)個別指導
音声や動画配信、Meetを使った
オンライン授業
(1)遠隔授業
遠隔授業の種類と役割 ~同時双方向型~
多様な人々とのつながりを
実現する遠隔授業
他校とつなぎ、生徒同士が交流し、 多様な意見に触れる教科等の学びを深める遠隔
授業
ALTや大学、企業等の外部人材、 専門的な知識に触れる個々の児童生徒の状況に応
じた遠隔授業
不登校の生徒や病弱生徒、入院中 の生徒など、個別の支援を行う 3 つ の 分 類 学校から離れた空間へ、インターネット等のメディアを利用して、リアルタイム
で授業配信を行うと ともに、質疑応答等の双方向のやりとりを行うことが可能な方式●有効な活用法
「HR・ゼミ形式・演習」
向き(英語、数学や少人数の補講など)
●注意事項
① きちんとした準備やリハーサルが必要。 (会議、打合せなど)
② 生徒の受信状況確認が必須。
メリット デメリット ①生徒の理解度を確認しながら授業を進めることが できる。 ②リアルタイムで質問を受け付けられる。 ③生徒同士のグループワークなどが可能。 ①教員側に一定のスキルが必要 ②動画配信の場合、データ量が大きい ③ネットワーク障害による中断リスク ④生徒全員が同時にパソコンの前にいる必要 →家庭の環境による影響が大きい遠隔授業の種類と役割 ~オンデマンド型~
別の空間・時間で事前に収録された授業を、学校から離れた空間で、インターネット等のメディアを利用 して配信を行うことにより、視聴したい時間に受講をする
ことが可能な方式コンテンツの種類
・音声のみ
・スライド+音声(教員の解説する声等)
・動画(講義動画等) ・スライド+音声+動画(教員の話す様子等)
メリット デメリット ① 「同時双方向型」に比べ、高いスキルを要さない。 ② ネットワーク障害などによる中断のリスクがない。 ③ 生徒は授業時間に限定されず学習できるため、理 解するまで何度でも学習に取り組むことができる。 ① 双方向性に欠け、生徒の理解度を確認し難い。 ② 質問をその場で受けられない。 ③ 生徒のグループワークができない。 ④ 学習習慣の身に付いていない生徒が、 きちんと資料などを読まない危険性がある●有効な活用法
「
講義
向き」(国語、社会、復習内容など)
●注意事項
① 学習時間を見積り、課題や確認テスト等で取組み状況を把握。
② 質問やフィードバックできる体制を整える必要がある。
遠隔授業の種類と役割 ~調査と位置づけ~
高等学校等におけるメディアを利用して行う授業に係る留意事項について(通知)<令和元年11月26日> 高等学校段階の病気療養中の生徒に対する遠隔教育について、受信側の教員の配置に関する要件を緩和 →学校教育法施行規則を一部改正 病室等において、疾病による療養のため又は障害のため相当の期間学校を欠席すると認められる生徒に対し、 (略)メディアを利用して行う授業の配信を行う場合その他の特別な事情が認められる場合には、受信側の病室等に当 該高等学校等の教員を配置することは必ずしも要しない。(保護者や医療・福祉関係者) 新型コロナウイルス感染症対策に関する大学等の対応状況について(令和2年5月13日)文科省遠隔授業の活用について
は、ほぼ全て(96.6%)
の大学等で実施又は検討
する方針となっている。
生徒は進学先でも対応す
る力が必要となる。
Classroomの振り返りと活用法 ~導入からここまで~
時 期
内 容
4/2 管理職よりClassroomの活用について指示 4/10 導入についての提案(職員会議) → 教職員の登録 4/13本格導入
。プロジェクトチーム発足(マニュアル班、動画班、事例収集班) 4/14・15 分散登校にてClassroomの活用について連絡・登録 4/15 課題等の投稿方法について周知(資料配布) 以降、教職員の連絡ツールとして活用 4/20初の動画アップ
(校長からのメッセージ他) 5/1 休業中の課題や動画、その他の連絡事項をUP 5/7 休校時のオンラインによる学習支援に関するアンケート実施 以降 教科や学年から多数の資料や動画が提供される動画の配信数 5月末までに
114本
約 10 日 約 20 日Classroomの振り返りと活用法 ~プロジェクトチーム~
YouTubeへの動画の
アップ方法の研究
動画の撮影
デモンストレーション
スタジオの設営
3つの班に分けることで各分野の調査・情報提供をスピーディに対応
Classroomの振り返りと活用法 ~一般的な活用~
Google Meetの活用 Meetのリンクを生成す ると、クラスルームに 参加している人専用の ビデオ通話ができる。 「ストリーム」→掲示板の役割 「授業」→課題等の投稿(一覧にして捉えやすい) 「メンバー」→教師、生徒の登録状況 「採点」→各課題等の採点状況一覧 新しい投稿 「授業」タブで作成できるのは 「課題」「テスト付きの課題」「質問」「資料」 の4種類 トピックを使って、整理すると見やすい トピックClassroomの振り返りと活用法 ~課題の提示と比較~
「授業」タブでの4種類の投稿の比較
課題
テスト付き課題
質問
資料
アイコン ファイルの添付 〇 〇 〇 〇 ドキュメント作成 〇 〇 〇 〇 採点機能 (教師が手動で行う)〇 (自動で採点・集約)〇 (教師が手動で行う)〇 × 期限の設定 〇 (Chromebookで〇 画面ロックが可能) 〇 × その他 生徒は、添付ファイ ルを返却することも 可能 テスト用のフォーム が自動作成 回答は1回のみ 一つの質問のみ 詳しいものは フォームを使用する 必要があるClassroomの振り返りと活用法 ~フォームの活用~
課題等の追加で「+作成」を選択すると、 各ファイルを作成することができます ドキュメント →Wordのようなもの スライド →PowerPoint スプレッドシート→Excel 図形描画 →ペイント フォーム →??? 複数の質問やテストを作成する際に便利 ●回答を自動で集計し、グラフにしてくれる ●スプレッドシートに回答の一覧を出力で きる ●複数の教員で共有し、編集等を行える ●ドライブに保存されるので過去に作成し たものも使えるClassroomの振り返りと活用法 ~収集情報の処理~
フォームで回答された情報を集約し、データ処理をする
※
Classroom上からフォームを選択してもデータ処理はできません。
生徒が見えている画面が閲覧できるだけです。
①アプリ選択で「Forms」を選択する ②集計したいフォームを選択する ③「回答」タブで右のマークをクリックする ④スプレッドシートが表示される ⑤ExcelシートにダウンロードするClassroomの振り返りと活用法 ~動画の配信~
課題等の追加で「📎追加」を選択すると、 ファイルを添付することができます 以下のものを貼り付けられます Google ドライブ→Googleドライブに保存されたもの リンク →外部リンク ファイル →PDFファイル等 YouTube →YouTubeにUPした動画 動画の配信 ●志木高校専用のアカウントに動画を投稿 (方法は別途参照) ●動画のリンクをコピーして貼り付けるだけ ●動画は組織単位で作成・配信が必須 ●反転学習等には効果的 動画の作成 ●ポイントを絞って短時間にまとめる(10分程度) ●音声のみや細切れ等でファイルサイズを小さくする ●既にあるもので積極的に代用するClassroomの振り返りと活用法 ~Meetの活用~
Meetを使って、生徒とオンラインビデオ会議をする
※家庭環境の整備が必須です。全生徒を対象とした活動には課題あり。
リンクが生成されます クリックするとこのリンクをさらにクリックすると自動的にビデオ会議画面に切り替わります
生徒にこのリンクを共有することで、ビデオ会議が簡単にできます。
スマホの場合 ①Meetのアプリを ダウンロード ②ビデオのアイコンを クリックするだけMeetの特徴と
活用法
・250名まで同時に参加可能 ・PC上の画面やファイルを共有し、同じ画面を見ることが可能 ・会議を録画し、ドライブに保存できる ・カメラをオフにして、データ通信量を抑えることもできる・オンライン授業や授業の一斉配信
・PTA 会議、保護者面談、個別指導、学校の懇親会など
利用上の注意点 ~著作物の取扱い~
平成30年の改正著作権法第35条 によると、「学校その他の教育機 関」で「教育を担任する者」と「授 業を受ける者」に対して、「授業の過程」で著作物を
〇無許諾・無償で
複製
すること、
〇無許諾・無償又は
補
償金
で
公衆送信
(「授
業目的公衆送信」)す
ること、
〇無許諾・無償で
公に
伝達
すること
を認めています。 一般社団法人 授業目的公衆送信補償金等管理協会 資料利用上の注意点 ~生徒の家庭での通信環境1~
自宅に光回線やケーブルテレビなどの、通信制限に ならない回線はありますか? あなたは、学校から配信される動画を、何を使って 見ることができますか?(複数選択可) オンライン授業への支援として、各携帯電話会社がデー タ容量を無料で追加していますが、その対象者ですか? 課題等の印刷について 自宅での使用ならほとんどの生徒 は通信量を気にする必要はない 格安スマホ(MVNO)だと対象でない可能性がある スマホで動画を見るのは、 画面が小さく不便な場合も。 この割合と学校で印刷した生徒の割合の実際は???生徒の心配の声
●パソコンの購入を考えていますが、姉妹との共有 になるため自由に使用できるか不安です。 ■塾でオンライン授業をやっていて伝わりずらい事 があるのでオンライン授業で理解できるか不安。 ●タブレットもパソコンもなくて普通のスマホしか ないからオンライン授業をもしするとなったら画 面が小さくてやりにくいと思いました。 ■パソコン操作に不馴れなのでついていけるか不安。 ●自分専用の携帯はあるが、携帯内の容量が も 余っていないので今後追加で使用されるアプリが あった場合、ダウンロード出来ない可能性がある。 ■通信に問題はあまりないが、オンライン授業に、 抵抗がある。利用上の注意点 ~生徒の家庭での通信環境2~
や有線でインターネットにつながるパソコン について ネット配信でのオンライン授業について 積極的意見が多数を占めるが、 「活用しない」の割合も一定数存在 家族での共有が半数で、兄弟などが いると自由な使用は難しい利用上の注意点 ~生徒に伝えるべきリテラシー~
学びに向かう力・人間性等 知識及び技能 思考力、 判断力、 表現力等新学習指導要領では・・・
教師や家庭にも必要 教科横断で学習の基盤に アカウントや パスワードの管理 インターネット上 の情報の収集 SNSやブログ等に関する知識 図示による手順の 表現方法 表やグラフを 用いた情報整理 目的に応じたプレ ゼンテーション ネットワーク上の ルールとマナー 情報メディアが及 ぼす健康への影響 アプリケーション の選択と活用利用上の注意点 ~学習の評価について~
●配信側において日常的な生徒理解に基づいた指導が十分でないこともあり、
適時・適切な指導や声かけ、
的確な学習評価に限界がある
。
●実践の蓄積が少ないため、
効果的に行う指導方法等が明確とは言えない
。
●机間支援や個別支援ができないため
生徒の学習状況を確認しにくい
。
遠隔教育における評価についての課題
やはり、基本は “目に見える”もの
そして、
対面式
の学習活動
★小テスト 到達度の測定 ★課題、レポート 理解度の測定 ★アンケート 活動の前後の変容ただし、
学習指導要領改訂に伴い、評価の在り方も変わっていきます「観点別評価」
の導入
評価の必要性がないものに対して、現時点で は特に効果的。徹底した個別指導に特化!今後、研修予定です
今後の展望 ~クラスルームの構成~
各団体 学年 1-〇HR 2-〇HR 部活動 〇〇部 生徒会 文化祭 球技大会 英語 C英Ⅰ 1-〇〇 アドバンス 1-●● ベーシック 英表Ⅱ 2ー〇 英表Ⅱ 3-〇 英表Ⅱ 進路 大学 四年制 短大 専門 医療看護 就職 公務員 民間企業 個別指導 夏期補講 受験数学 上級英語 受験対策 小論文 面接練習 資格 英検 漢検今後ルール作りを進めます
現時点では、クラスルームは
必ず
2人以上
の教員で管理
今後の展望 ~平常時の活用~
授業での提出物
提出物の締切
委員会の招集
生徒総会
文化祭
体育祭
科目選択
交通安全
不審者情報
衣替え
食堂連絡
休校など緊急連絡
部活動報告
資格申込み
ガイダンス連絡
あいさつ運動
模試連絡
求人票情報
生徒向け
教師向け
会議連絡
資料提供
外部研修お知らせ
軽微な連絡事項
機動力のある組織の実働
各種締切の連絡
アンケートの実施
Meet会議
図書館情報
発想豊かな
アイデア
を
共有しましょう
今後の展望 ~発展させるために~
Gmail
Excel
You
Tube
Google ドライブMeet
フォト
Classroom
Word
Google カレンダーPowerPoint
併 用 す る ア プ リ
整 備 す べ き 環 境
タブレット(Chrome Book)、プロジェクター、
校内Wi-fi、マイク、スピーカー、大型モニター、
カメラ、デジタル教材、人的サポート(ICT支援員)
失敗を恐れず
前向きな姿勢で
トライ
しましょう
今後の展望 ~コロナ禍のあとに~
時 間
Time management物
Management of things情 報
Information management学 習
Learning management目 標
Goal management Dream management
夢
Self-management
Shiki Diary
に続く次の一手になるか!?
新たな社会を生き抜く力を
志木高生が身に付けるために
できることをチーム志木高で
ともに考えていきましょう!
●情報活用能力を育成するための カリキュラム・マネジメントの在り方と授業デザイン ー平成29年度 情報教育推進校(IE-School)の 取組よりー(文科省 平成29年度)
●遠隔導入ガイドブック―第3版-(文科省 平成30年度)
●高等学校における遠隔教育の在り方について(報告)(高等学校における遠隔教育の在り方に関する検討会議 平成26年12月8日)
●新型コロナウイルス感染症対策のための臨時休業等に伴い学校に登校できない児童生徒の学習指導について(通知)(文科省 令和2年4月10日)
●Google Classroomについて(Google 公式HP)
●遠隔教育の推進に向けた施策方針(遠隔教育の推進に向けたタスクフォース 平成30 年9 月14 日) ●遠隔通信授業における主体的・対話的で深い学びを取り入れた授業実践 ― 指導と評価の一体化(PDCA サイクル)を目指して ― (静岡県総合教育センター研修資料 平成30年) ●高等学校等におけるメディアを利用して行う授業に係る留意事項について(通知)(文科省 令和元年11月26日) ●学習系システムにおけるクラウドを用いた高等学校遠隔授業運用ガイドブックVol.1.0 (慶應義塾大学 SFC 研究所 平成30年10月) ●「新型コロナウイルス感染症対策一斉臨時休業に伴う家庭学習・遠隔授業講習会」資料(福島県立ふたば未来学園中学校・高等学校 令和2年4月20日)