通貨ペア 基調 ページ数
ドル/円
米雇用統計を睨んで
2-4 予想レンジ: 82.50 ~ 85.00 円カナダドル/円
加経済指標にも要注目
5-6 予想レンジ: 81.10 ~ 84.10 円香港ドル/円
欧州の財政不安も波乱要因に
7 予想レンジ: 10.60 ~ 10.93 円経済指標
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8-9 2010/11/29 本レポートは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。 投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。また、本レポートに記載された 意見や予測 等は、今後予告なしに変更されることがございます。 なお、本レポートにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、株 式会社外為どっとコム総合研究所ならびに株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。 Copyright©2010 Gaitame.com Research Institute Ltd. All Rights Reserved. www.gaitamesk.com「米国の指標」と「欧州の報道」が軸になる週
※4時間足
ドル/円 11/22~26の主な推移
USD/
JPY
外為どっとコム総研 外為ウィークリービュー http://gaitamesk.com ③ ② ① ④11/22
Monday 日中は小動き。ただ、ロンドン市場で格付け会社ムーディーズがアイルランドの格下げを行うと の見方が強まると、クロス円'ユーロ/円など(が下落し、ドル/円も小幅に下落した。11/23
Tuesday 一部報道が「韓国軍部は北朝鮮から数十発の砲撃があったと確認」と報じると、アジアの地政 学的リスクを嫌気した円売りなどにより、ドル/円は83.85円まで急騰'①(。ただ、その後は上値 が重く、夕方にアイルランドの政局不安やその他ユーロ圏重債務国の先行き不安などを背景 にユーロ/円で円高が進むと、ドル/円でも円高が進行。さらに、北朝鮮の砲撃報道はNY市場 でも材料視され、リスク回避の動きが強まって米国債利回りが低下すると、ドル/円は一段安と なり、82.78円まで下落した'②(。しかし、その後の米5年物国債入札が不調に終わると、米国 債利回りが反発。ドル/円は小幅に値を戻した。なお、日本時間24日4時発表の米連邦公開市 場委員会'FOMC(の議事録では「一部参加者は量的緩和でドルが望まない圧力に晒される ことやインフレを懸念」「2011年の実質国内総生産'GDP(の予想値は3.0~3.6%(6月時点:3.5 ~4.2%(、失業率は8.9~9.1%'同:8.3~8.7%(」等との内容だったが、市場の反応は限定的 だった。11/24
Wednesday 夕方にユーロ/円で大きく円高が進むと、ドル/円でも82.94円まで円高が進んだ。だが、その後 は米国債利回りが上昇に転じ、ドル/円は上昇転換。22時30分発表の米経済指標結果は、10 月耐久財受注が前月比-3.3%'予想:+0.1%(、10月個人支出は前月比+0.4%'同:+0.5%(、11 月20日までの週の新規失業保険申請件数は40.7万件'同:43.5万件(と好悪入り混じる内容 だったが、市場では新規失業保険申請件数が2008年7月中旬以来の好結果となった点を好 感し、ドル/円では83.49円までドル高が進んだ。さらに、米7年債入札が不調で米国債利回り が上昇すると、ドル/円は83.64円まで上昇した'③(。11/25
Thursday 夕方、対ユーロやポンドでドル高が進む中、ドル/円でも83.69円までドル高が進行した。ただ、 ウェーバー独連銀総裁が「ユーロは危機に瀕しておらず、依然として世界で最も安定した通貨 の1つ」などと発言したことや、一部報道が「欧州連合'EU(が欧州金融安定ファシリティ'EFS F(の規模を倍増させる検討を行っていた」と報じたことでユーロ/円が上昇すると、米国が祝日 '感謝祭(で薄商いの中、ドル/円も連れて83.68円まで小幅ながらも上値を伸ばした。11/26
Friday 朝鮮半島の緊迫化等を背景に全般的にドル買い優勢の展開となる中、ドル/円は上昇。NY市 場に入ると、格付け会社S&Pがアングロ・アイリッシュ銀行の格付けを従来の「BBB」から6 段階引き下げてジャンク級としたことから、対ユーロでドルが上昇すると、ドル/円でもドル高が ⑤Page 3
上昇要因'ドル高・円安(
下落要因'ドル安・円高(
・米政策金利の早期引き上げ観測 ・米長期金利の上昇 ・米金融緩和策の巻き戻し観測 ・日本の財政悪化懸念 ・日銀による追加金融緩和への期待 ・日本の円売り介入 今週のドル/円相場の鍵は、①米11月雇用統計、②欧州の重債務国への不安の2点となりそうだ。 米国の雇用統計については、前月は非農業部門雇用者数が市場予想を大幅に上回る増加となったこと から、ドル/円ではドル高・円安が進行した。今回の米雇用統計では失業率は前月に続き9.6%、非農業部 門雇用者数は14.5万人増と、2カ月連続の増加が予想されている。予想よりも良好か、それとも弱い内容に なるかがドル/円相場のポイントとなろう。ただ、雇用統計はもちろんだが、その前に発表される雇用関連指 標の内容にも注目が集まる見通しだ。30日には11月シカゴ購買部協会景気指数および11月消費者信頼感 指数、12月1日には11月ADP全国雇用者数、11月ISM製造業景況指数、米地区連銀経済報告、2日は週 次の新規失業保険申請件数や10月中古住宅販売保留なども発表される。これらはどれも材料視されるとみ られるが、雇用統計を睨んでADP全国雇用者数などの雇用関連指標はより手掛かり材料になりやすいと 考えられる。 また、欧州の重債務国に対する懸念については、アイルランドへの支援が週末の間に決定したものの、足 元では急速にポルトガルの財政不安が広がっている。スペインの財政不安も度々意識される様子が先週か らも目立っており、これらに関連した報道によって不安が高まり、ユーロが円やドル対して大きく下落する場 面があれば、ドル/円は「ユーロに対してどちらがより買われたか」という綱引きでの値動きになるとみられ る。関連報道およびユーロ/ドルとユーロ/円の値動きにも同時に気を配る必要がありそうだ。 また、朝鮮情勢を見ての相場の動きにも注意したい。米韓合同演習が実行された他、中国によって6カ国 緊急会合の開催が提案されるなど、少しずつ動きはあるが、再び朝鮮半島情勢が急速に緊迫化する場面 では円安・ドル高が進む可能性がある。'ジェルベズ( '予想レンジ:82.50~85.00円( ・米超低金利政策の長期化観測 ・米長期金利の低下 ・外貨準備通貨としてのドル需要の減退 ・米財政赤字悪化懸念の高まり ・米追加金融緩和観測の台頭今 週 の 見 通 し
USD/
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外為どっとコム総研 外為ウィークリービューUSD/
JPY
巻末の特記事項を必ずお読みください。 http://gaitamesk.com●USD/JPY 11/26週足引値:84.06円'移動平均、ボリンジャーバンドから見た相場展開( 先週は、高値84.18円~安値82.78円の1円40銭の幅であった。小さい値幅の中、直近上値をトライする動きが 見られた。 週末の引値84.06円は、200日線'87.72円、11/26(を下回るも、20日線'82.44円、11/26(、60日線'82.82円、 11/26(を超えて上昇している。ボリンジャーバンド'11/26時点(は上限が84.75円、下限が80.13円である。 週足チャート'図1(では先週で4週連続の陽線となった。直近の上値抵抗線を超えて上昇しており、上昇傾向 の動きが見て取れる。 日足チャート'図2(では、11/1に安値80.24円を付けて以降は陰線よりも陽線が目立っていることに留意した い。ボリンジャーバンドはバンド上限、下限ともに上向きになっており、ドル/円が上昇トレンドであるのを確認 する動きを見せている。上値の売りをこなしながらの上昇であるが、一進一退の中で気がついたら上昇してい るといったところではなかろうか。83.40-85.00円。'岡田(
テ ク ニ カ ル 分 析
外為どっとコム総研 外為ウィークリービューUSD/
JPY
http://gaitamesk.com '図1(週足ャート '2008年2月~( '図2(日足チャート '2010年7月~(上昇要因'カナダドル高・円安(
下落要因'カナダドル安・円高(
カナダ/円 11/22~26の主な推移
・世界経済回復期待の高まり →リスクを取ることへの積極性が増す ・カナダ中銀の追加利上げ観測 ・原油など資源価格の上昇 ・日銀の追加金融緩和への期待 ・日本の円売り介入 ・世界経済の回復期待の後退、先行き懸念 →リスクを取ることに消極的になる →日米(主要国)株価の下落 ・原油などの資源価格の下落 ・カナダ中銀の追加利上げ観測の後退 ・中国など新興国の引き締め観測 巻末の特記事項を必ずお読みください。CAD/
JPY
外為どっとコム総研 外為ウィークリービュー11/23
Tuesday 一部報道が「韓国軍部は北朝鮮から数十発の砲撃があったと確認」と報じると、アジアの地政学 的リスクを嫌気した円売りなどにより、カナダ/円は小幅に上昇。ただ、その後は上値が重く、夕 方にアイルランドやその他ユーロ圏重債務国の先行き不安などを背景にユーロ/円で円高が進 むと、カナダ/円でも円高が進行。さらに、北朝鮮の砲撃報道はNY市場でも材料視され、リスク 回避の動きが強まって株が下落する中、カナダ/円は80.72円まで下落した'①(。なお、この日 はカナダの経済指標が発表され、10月消費者物価指数は前年比+2.4%'予想:+2.2%(、22時30 分に9月小売売上高は前月比+0.6%'同:+0.7%(という結果になったが、反応は限定的だった。11/24
Wednesday 夕方にドイツとスペインの10年債利回り格差が2002年以来の水準まで拡大したことで欧州の重 債務国への不安が強まり、ユーロ/円で大きく円高が進むと、カナダ/円でも一時円高が進行し た。ただ、ロシア中銀のウリュカエフ第一副総裁が「我々は最近、カナダドル建て資産への投資 を始めた」「これまでのところ、投資額は小さいが、将来的に'カナダドル資産の(保有を高める 可能性がある」などと発言したことが報じられると、カナダドルは大幅に上昇'②(。さらに、22時 30分に発表された複数の米経済指標のうち、新規失業保険申請件数が2008年7月中旬以来の 好結果となったことなどを背景にNYダウ平均や原油価格が大幅に上昇する中、カナダ/円は上 値を伸ばした。11/26
Friday 豪ドル/円やユーロ/円が軟調に推移する中、カナダ/円も連れて下落し、81.71円の安値を付け た'③(。NY市場に入ると、序盤に100ドル以上下げたNYダウ平均が下げ幅を縮小する流れに なったことで、カナダ/円は小幅に値を戻した。 http://gaitamesk.com ③ ② ①今週の米国では雇用統計を始め、多くの重要指標が発表される予定となっており、これらを中心に為替相 場全体が動く見通しだ。強い結果が続けば、株や原油が上昇し、カナダ/円には上昇要因となろう。逆に弱 い結果が続けば、株安・原油安→カナダ/円は下落、という展開が予想される。また、引き続き欧州の重債 務国への不安が高まる場面ではリスクを回避するムードが広がり、カナダ/円にはマイナス要因となると考 えられる。 ただ同時に、カナダ国内の経済指標にも注目したい。今週は30日に同国の9月及び第3四半期の国内総 生産'GDP(、12月3日には11月の雇用統計がそれぞれ発表される。先週発表されたカナダの消費者物価 指数が市場予想以上に上昇していたことから、今週発表の指標に強いものが並んだ場合、カナダの追加利 上げ観測が再び浮上することもあり得る。そうなればカナダドルは上昇しよう。'ジェルベズ( '予想レンジ:81.10~84.10円(