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「ラグビーワールドカップ 2019™ファンゾーン運営計画書等作成業務委託」
業 務 説 明 資 料
本資料に記載した内容には、現在、検討中のものも含まれるため、本プロポーザルのみの設定条件と し、将来の業務委託の条件となるものではありません。契約に際しては、改めて仕様書を提示します。 １ 件名 ラグビーワールドカップ 2019™ファンゾーン運営計画書等作成業務委託 ２ 業務目的 ファンゾーンとはラグビーワールドカップ 2019™大会期間中（平成 31 年９月 20 日から 11 月２日） に各開催都市に設置され、大型スクリーンによるパブリックビューイング、ケータリング及びラグビ ーの普及活動等が行われるイベントスペースです。 大会期間中は、国内外から多くの観客やメディアが神奈川、横浜に来訪し、その多くがファンゾー ンを訪れ、パブリックビューイングやステージイベント、飲食ブースやラグビー体験コーナーなどを 楽しみます。 このファンゾーンにおいて、訪れたすべての方々が試合会場と同様にワールドカップの興奮と感動 を共有し、ラグビーの魅力を体験でき、また神奈川、横浜らしい景観や歴史、文化などの魅力を世界 に発信し、より魅力のあるファンゾーンの運営計画を策定します。また、ファンゾーンの非開催日に ついて、会場の効果的な活用について検討することを目的とします。 ３ 事業概要 (1) 契約期間 契約締結日から平成 31 年３月 31 日までとします。 (2) 概算業務価格 参考見積書は、業務価格 5,000 千円（税込）を上限として作成してください。 (3) 履行場所 ア 横浜市市民局ラグビーワールドカップ 2019 推進課 イ その他本市が指定する場所 ４ ラグビーワールドカップ 2019™日本大会の概要 ４年に一度開催され、代表 20 チームが世界一を競い合う世界最大のラグビー大会です。オリンピ ック、FIFA ワールドカップと共に世界三大スポーツイベントの一つとされています。第９回の 2019 年大会は、ラグビー伝統国以外で行われるアジア初の大会です。 横浜国際総合競技場では決勝戦や日本戦などを含む７試合が行われます。 開催期間 平成 31 年９月 20 日(金)から 11 月２日(土)（約７週間） 参加チーム数 20 チーム 試合数 全 48 試合（予選プール：40 試合・決勝トーナメント：８試合） 試合会場 全国 12 会場 開幕戦 平成 31 年年９月 20 日(金)【東京スタジアム（味の素スタジアム）】2 / 7 ※横浜国際総合競技場での開催試合 ﾌﾟ ｰﾙ 戦 ニュージーランド VS 南アフリカ 9 月 21 日（土） 18:45～ アイルランド VS スコットランド 9 月 22 日（日） 16:45～ イングランド VS フランス 10 月 12 日（土） 17:15～ 日本 VS スコットランド 10 月 13 日（日） 19:45～ 準 決 勝 準々決勝 1 勝者 VS 準々決勝 2 勝者 10 月 26 日（土） 17:00～ 準々決勝 3 勝者 VS 準々決勝 4 勝者 10 月 27 日（日） 18:00～ 決 勝 準決勝 1 勝者 VS 準決勝 2 勝者 11 月２日（土） 18:00～ ５ 委託業務概要 (1) 委託内容 ア ラグビーワールドカップ 2019™ファンゾーン運営計画書の作成 「ラグビーワールドカップ 2019™ファンゾーンガイドライン」を踏まえ、以下に示す内容の運営計 画書案（※別添指定様式を使用）を、それぞれ日本語版・英語版の２ 種類作成すること。 ［1-1 全体テーマ・コンセプト］ ラグビーワールドカップ 2019 の大会ビジョンやファンゾーンガイドラインに掲げる「ファンゾー ンポリシー運営ビジョン」（2016 年 9 月策定）及び、次に掲げるコンセプトを踏まえ、ファンゾーン の全体テーマ（コンセプト）を作成してください。 決勝戦 平成 31 年 11 月２日(土)【横浜国際総合競技場（日産スタジアム）】 渡航者数 約 40 万人（想定） ・オール神奈川・横浜でおもてなしし、神奈川・横浜の魅力を世界に発信 ラグビーワールドカップ2019™決勝戦の地 神奈川・横浜 大会期間中は日本全国・世界中から多くのラグビーファンが訪れます。 神奈川・横浜らしい特色をいかしたファンゾーン空間を演出し、 オール神奈川・横浜でおもてなしし、神奈川・横浜の魅力を世界に発信します。 ・決勝戦開催地ならではの興奮と感度の共有 ラグビーワールドカップ2019™の準決勝戦・決勝戦の開催地として、 訪れたすべての人々と最高潮の興奮と感動を共有し、ラグビーの魅力とともに、 忘れられない記憶を刻む観客体験を創出します。 ・神奈川・横浜ならではの雰囲気の創出 神奈川・横浜は、国内ラグビー発祥の地とも言われ、1859年の開港以来、 欧米文化をいち早く受け入れ、日本を代表する国際港都として発展してきました。 そうした港町を象徴する景観を背景に、神奈川・横浜の魅力や歴史、文化を 感じてもらえるファンゾーンとします。
3 / 7 ［1-2 会場情報］ 設置候補地については、参加資格を有する参加意向申出書を提出した事業者に個別に通知します。 ［1-3 開催概要］ 想定される開催日は別紙「ファンゾーン開催想定日」のとおり、15 日間を基本としますが、これに とらわれず下記に示す事項を考慮の上、開催日及び各開催日の営業時間を記載すること。 ※ファンゾーン必須開催日は、以下の日を含み最低 10 日間 ・自開催都市での試合開催日 ・すべての日本代表の試合開催日 ・準決勝、決勝開催日 ・ファンゾーン会場までの交通機関及び所要時間 ※営業時間の設定上、配慮すべき点 ・全国各会場での試合のキックオフ時刻 ・公共交通機関の営業時間 ・市民の安全確保 ・近隣住民への騒音の影響 ［1-4 会場図］ ・想定される最大収容人数 ・下記内容を盛り込んだ会場図 → 一般来場者・関係者の入退場口 →パブリックビューイングエリア（大型スクリーン、座席等）＊ →ステージエリア＊ →ケータリングエリア＊ →ラグビーアクティビティエリア＊ →コマーシャルパートナーエリア（公式グッズ売店含む）＊ →トイレ →運営本部 →警備本部 →救護室 →インフォメーション →喫煙スペース（設ける場合） →雨天などの天候対策（例：大型テント等 ○m×△m） →会場周囲のフェンス等（例:H1,800 仮設フェンス等） →その他 ＊それぞれのスペースについて㎡数（○m×△m）を記載してください。 ※設置したフェンスやブース等の装備は、開催期間終了まで原則、撤去の必要はありませんが、安 全面、セキュリティ等の観点から、一般の利用者に著しく影響を及ぼすと判断される場合等には、 撤去が必要となります。 ※開催期間終了後は原状回復していただく必要があります。 ［1-5 プロモーション］ ファンゾーンに特化したプロモーション計画内容について記載してください。指定様式記載欄「上 記の具体的計画」欄には、制作物の仕様や作成部数、プロモーションの実施時期等について記載して
4 / 7 ください。 [1-6 事前準備体制] 事前準備の体制図を記載してください。事前準備に関与する本事業受託業者の業者名、部署名等 (想定で構いません)についても記載してください。 [1-7 事前準備スケジュール] 開催 12 か月前からの大まかな準備スケジュールについて記載してください。 [1-8 開催期間中の運営体制] ファンゾーン開催期間中の運営体制図を記載してください。 [1-9 開催期間スケジュール] 開催日ごとの運営スケジュールを記載してください。 [2-1 人員一覧] 実際の運営を想定した際の運営スタッフ、警備員、ボランティアそれぞれの業務内容、人数、配置 場所を記載してください。「その他」欄には、上記以外の人員について職種等も含めて記載してくださ い（救護室に配置する看護師等を想定）。 ※開催都市職員等については、本市担当者と協議の上、決定します。 [2-2 人員配置図] 2-1 の各人員の配置場所について、会場図に色分けしてプロットするなどして記載してください。 [2-3 来場者対応] ・遺失物・拾得物の取扱い、迷子を保護した場合・迷子の問い合わせを受けた場合の対応についてフ ロー図等により記載してください。 ・その他来場者サービスがあれば記載してください。（例：外国語対応、ファンゾーンガイドマップの 制作・配布、応援グッズの制作・配布など） ・障がい者向けのサービスについて記載してください。（例：スクリーン観覧スペースの確保、身障者 トイレの設置、介助スタッフの配置等） [2-4 来場者アクセス経路・車両搬出入経路] 最寄り駅等からファンゾーン会場までの来場者アクセス経路図、資器材の搬出入を行う車両経路図 について記載してください。また、誘導スタッフの配置場所を地図上にプロットするなどして明示し てください。 ［2-5 シャトルバス計画] ファンゾーン会場（周辺）－スタジアム間のシャトルバスの運行について記載していください。シ ャトルバスの運行を行わない場合、どのように観客を輸送するのか、交通手段、（公共交通機関の場 合）時間当たりの輸送可能人数等についても明らかにしてください。 [2-6 警備] ・警備体制は、ストラクチャー図等により記載してください。 ・営業時の警備内容は、手荷物検査の方法についても記載してください。また、非営業時の警備内容 は、夜間の警備内容についても記載してください。 ※非営業日については、フェンス囲いはあっても、出入りは自由としますので、それを踏まえた警 備体制としてください。 ・混雑対応は、ケータリング等の行列整理や収納可能人数を超える来場があった場合の対応について も記載してください。 ・持ち込み禁止物、制限物（手荷物検査時に判断する物）について記載してください。
5 / 7 [2-7 危機管理] ・「緊急事案に対する基本方針」欄には、方針のほか、想定される緊急事案の整理、危機管理会議や緊 急対策本部等の設置、これらの構成について等記載してください。 ・緊急事案発生時の体制図、自衛消防隊の体制図、防火管理責任組織体制について簡潔に記載してく ださい。 ・緊急避難場所、ファンゾーンからの避難場所までの導線を示した避難経路図について記載してくだ さい。 [2-8 救護] ・「救護室の体制」欄には、配置人数や人員の資格、救護室に配備する資機材等について記載してくだ さい。 ・対応フローは、平常時及び多数傷病者発生時に関して、傷病者発生から救急車の要請や運営本部へ の連絡等までの流れが分かるフロー図を記載してください。 [2-9 清掃] 「清掃内容と運営体制」欄は、清掃人員、清掃頻度、体制図等を記載してください。 [2-10 保険] イベント保険（賠償責任保険、傷害保険）の種類、保険の対象、填補限度額、被保険者等について 記載してください。 [3-1 大型スクリーン] ・大型スクリーン（大型映像装置 LED ビジョン等）及び音響機器の機器情報及び立面図を記載して ください。 ・パブリックビューイングを行うラグビーワールドカップの試合情報を記載してください。 ・試合映像以外の放映内容（以下に示すものも含む）について記載してください。「放映サイクル／ 日時」については、「○時間に１回放映」などと記載いただくか、一回のみの放映であれば「○月 △日●時●●分～●時▲▲分」と具体的な日時を記載してください。 ※放映内容例 ・ファンゾーンに関係する交通サービス情報 ・ファンゾーン内で行われる活動やエンターテイメントの情報 ・ラグビーワールドカップリミテッドに承認されたイベント等に関する情報 [3-2 ステージ] ・ステージの立面図及び平面図を記載してください。 ・全体詳細構図については、観覧スペースを含めステージエリアの全体図を記載してください。観覧 スペースに座席を設ける場合は座席数やレイアウトが分かるように記載してください。またステー ジエリアに境界を設ける場合は、境界線をどのように設けるのか、来場者の入退場口やエリアの面 積、収容可能人数についても明記してください。 ・ステージで行う演目に関してのテーマやコンセプトについて記載してください。またステージ演目 の情報を記載してください。 [3-3 ケータリング] ・ケータリングエリアのテーマやコンセプトについて記載してください。 ・出店する事業者の情報を記載してください。店舗外観には、写真（あるいはイラスト）を添付して ください。
6 / 7 [3-4 ラグビーアクティビティ] ・ファンゾーンで行うラグビーアクティビティについて記載してください。 ・「設備・用具写真（イラスト）ほか」欄には、常設のアクティビティ（キックターゲットやトライ フォトなどを想定）についてはその写真（イラスト）を添付してください。特定の日時に行われ るアクティビティ（タグラグビー教室やラグビースクールなどを想定）については、その実施日 時を記載してください。 [3-5 その他活動] ・地域との連携など神奈川、横浜の特色を生かし、それぞれの魅力の発信につなげることも鑑み、 自由に提案してください。 [3-6 装飾] ・個別アイテム（入場アーチ、フェンス幕、フラッグ、大型スクリーン周辺等）についてイメージ図 を添付してください。 ・全体の様子が分かるようにパース図を記載してください。 ※平成 30 年 5 月に「ファンゾーンのブランドガイドライン」が示される予定のため、ガイドライン に沿った内容に調整する可能性があります。 [3-7 ファンゾーン非開催日の会場利用] ・大会期間中、ファンゾーン開催日以外に会場を別イベント等で利用する場合、該当イベント の情報を記載してください。 ・「ブランディング対応」欄は、ラグビーワールドカップ 2019™の公式ロゴマーク等の各種ブラ ンディングをどのように露出しないようにするか（装飾の撤去、マスキング等）について記 載してください。 イ ファンゾーン非開催日の会場有効活用の調査・検討報告書作成 ファンゾーン非開催日について、既存イベントとの連携の可能性や収益性を踏まえた、会場の 効果的な活用方法を調査、検討し報告書にまとめること。報告書は中間報告と最終報告と２回提 出すること。 (2) 成果品 名称 様式 納入媒体 納期等 運営計画書 Ver2 案 別添 Microsoft PowerPoint 形 式で作成したも のを CD－ROM で 格納すること。 日本語版：平成 30 年 8 月 10 日（金） 英語版 ：平成 30 年 9 月 14 日（金） 運営計画書 Final 案 別添 日本語版：平成 31 年 2 月 28 日（木） 英語版 ：平成 31 年 2 月 28 日（木） ファンゾーン非開催 日の会場有効活用の 調査・検討報告書 指定なし 内容データを CD －ROM で格納す ること。 日本語版のみ 中間報告：平成 30 年 8 月 10 日（金） 最終報告：平成 31 年 2 月 28 日（木） 納品先：横浜市市民局ラグビーワールドカップ 2019 推進課 ６ 条件・仕様など
7 / 7 (1) 本業務受託者は本市「委託契約約款」に定める事項を遵守すること。 (2) 「ラグビーワールドカップ 2019™ファンゾーンガイドライン」及び設置候補地（図面及び関連資 料）については、参加資格を有する参加意向申出書提出者に提供します。 (3) 運営計画に基づくファンゾーン実施運営に係る予定概算額（31 年度）については、参加資格を有 する参加意向申出書提出者に提供します。 (4) 履行場所等、所属名については平成 30 年４月１日以降の名称で記載しています。 ７ 業務進行上の注意 (1) 受託者は、業務全般の管理監督及び本市との連絡・調整を行う管理責任者を置き、当該業務に関 し十分な知識・経験を有する者を充て適切に行うこと。 (2) 業務の実施に当たっては、会場周辺の地域特性等を十分に考慮した上で、具体性の高い内容とな るよう配慮すること。 (3) 他の個人・団体等の著作に係る文献や資料等を引用する場合は、受託者において著作権者の了解 等を得た上で、引用した文献等の名称を明記すること。第三者が権利を有する資料を使用する場合 には、第三者との間で発生した著作権その他知的財産権に関する手続や使用権料等の負担、責任は、 受託者が負うこと。
