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1. 軽傷型骨形成不全症患者の変形・脚長差に対する創外固定術併用の有用性(第14回群馬整形外科研究会<一般演題>)

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Academic year: 2021

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1.軽症型骨形成不全症患者の変形・脚長差に対する 外固定術併用の有用性 富沢 仙一 (群馬県立小児医療センター 整形外科) 浅井 伸治 (原町赤十字病院 整形外科) 斯波 俊祐 (桐生厚生病院) 徳間 太郎 (整形外科とくまクリニック) 【はじめに】 軽症型骨形成不全症患者においては, 独歩 可能なことより成長に伴い長管骨骨折を生じやすく, ま た, 変形治癒を伴いやすい. そのために時に大きな脚長 差を伴うこともある. 変形の矯正には軟部組織解離を 伴った変形矯正が必要であるが, その時に, 骨短縮が必 要となることがある. この場合, 脚長差はさらに増大す る懸念がある. その一方で本疾患に対する骨 長術は成 績が安定しておらず, 等長化のための骨 長術という補 正手段もとりずらい. 今回, 大 骨変形治癒, 脚長差を有 する例に対し, 術後に予測される脚長差の可及的な縮小 目的で 外固定器を用いて 2期的な手術による治療を試 み, 良好な経過を得ているので報告したい. 【症 例】 10歳, 女児. 【診 断】 左大 骨骨折後変形, 脚長差, 左股関節外転拘縮. 【基礎疾患】 骨形成不全 (Sillence -B). 【現病歴】 平成 19 年 1月 1日, 左大 骨骨折 し, 保存療法を受けたが, 左大 骨には前外方凸の弯曲, 左下肢に 8 cmの脚長差が残存した. 標準的な矯正骨切 り術では, 10cm程度の脚長差の永久的残存が予想され た. そこで左大 長を可及的に温存し, 神経血管系に障 害を生じないようにするために ILIZAROV法による変 形術漸時矯正をし, 2期的に髄内釘固定とする計画をた てた. 初回手術では, 左股関節外転拘縮観血的授動術と IL-IZAROV法による変形術漸時矯正を行った. 2ヵ月後に は神経血管系の障害も生じることなく, 左大 骨の変形 矯正が得られた. 第 2回目の手術では, Telescopic Rodによる髄内釘固 定術を施行した. 術後 8ヶ月の現在, 脚長差は 3cm残存 しているが, 変形は改善し, 骨癒合も良好である. ADL では走行可能である. また, 骨形成不全症患者の骨折につき, primaryの治療 についてお願いしたく, この点についてもアピールした い. 2.大 骨頸部骨折に対するハンソンピンによる骨接合 術の短期成績 内田 訓,土田ひとみ (サンピエール病院 整形外科) 米本由木夫,高岸 憲二 (群馬大学 整形外科) 【はじめに】 転位型大 骨頸部骨折に対しては合併症に より人工骨頭による治療を躊躇する場合もある. 当院で は 2007年 4月より症例により転位型も含め大 骨頸部 骨折に対してもハンソンピンを用いた骨接合術を行って おり, その短期成績について報告する. 【対象および結 果】 対象は 21例で男性 5例, 女性 16例 (1例は両側) で手術時平 年齢 75.3歳, 術後平 経過観察期間 7.5か 月である. Garden 類では 型 2例, 型 6例, 型 3 例, 型 10例 で あ り 安 定 型 38%, 不 安 定 型 が 62%で あった.骨癒合率は , 型で 100% ( : 2/2例, : 6/ 6例), 型で 33% (1/3例), 型で 60% (6/10例)であり 転位型 ( , 型) 全体で 54%であった. 【 察】 転 位型骨折の骨癒合率が 54%と諸家の報告に比べやや低 い傾向であったが適切な整復とピンの刺入により成績の 向上が見込まれる. また医療コストも比較的安価である ため患者の状態を 慮し転位型骨折にも適応はあると思 われた.

主題 >

手指骨折の保存療法(手関節は含まず)

座長:後藤 渉(済生会前橋病院 整形外科) 1.指節骨骨折の保存治療経験∼小児の指節骨頸部骨折 を中心に∼ 澁澤 一行,後藤 渉,中島 一郎 長谷川 仁,田鹿 毅 (済生会前橋病院 整形外科) 指節骨頸部骨折は一般的に小児に多い外傷である. 遠 位骨片が背側へ転位している場合, 徒手整復が困難で あったり, 整復後の整復位保持が難しく, 保存治療より も手術治療の方が成績がよいとの報告が散見される. 今 回, 我々は徒手整復後に保存治療で良好な結果を得られ た 5例, 変形が残った症例において, 保存治療で良好に リモデリングされた 2例を経験した. 正側面のレントゲ ンで骨折転位を評価し, 徒手整復後には PIPまたは DIP 関節を確実に屈曲位で固定することが必要である. 小児 において, 指節骨頸部は骨端線からより遠位であるため にリモデリングはあまり期待できないとの見解が一般的 である. 今回, 初期治療が不適切と思われた症例で, 手術 第 14回群馬整形外科研究会 286

参照

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