論理的思考力を育てる文学的文章の学習指導に関する研究
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(2) 【論理的思考力の構成要素一覧表(試案)】. 中心要素. 自分の読み. 中心要素に関連する要素. 比較. 対比ノ類比噸別/順序畑違性ノ同一性. 比較:. 理由. 原因ノ根拠ノ帰結. 対比・類比. 推理. 類推/推論ノ推移/変化ノ変換ノ転換. 仮定条件 批判. 多様な. 思考操作. 批判的に聞く DWC構文で話す. 制限/限定ノ前提/場合ノ確実度ノ選択/添加. 文章. 他者の読み. 構想/展開/過程/発展ノ抽象/評価. 多様な思考操作. これらの論理語と論理的思考力育成の構成要 素に関わって①論理語の活用②論理語同士の関. 「批判的に聞く」力を育てる提案. 係③論理的思考力の構成要素④論理語と論理的. 提案1 差異に気づく. 思考力の構成要素の関係の4点から考察を行い、. 提案2 論理の不整合に気づく. 論理語は〔日常的〕なものと〔非日常的〕なも. 提案3 話し合いの流れを捉える. のに分類できることを確認する。非日常的な論理. 語(下図に例示*1)に慣れさせ積極的に活用さ. 4 今後の課題. せるため、意図的・計画的な指導の必要性を提. 今後の課題として、. (1)文学的文章の学習における論理的恩考力. 案し、具体的な指導法を提案している。. ②DWC構文. の育成を図る三つの指導法(①論理語. DWC構文が成立するまでの流れと論理語の. ②DWC構文③共同思考)を授業実践に. 関係は、以下のように考えられる。. おいて検証する。. (2)批判的思考についての理論研究を深め、 論理的恩考力の育成に関連づけていく。. 【DWC構文】 D=データ’事実. *ことば・文に. (3)論理的思考力の育成を図るための指導者 【主として働くと思われる論理語】. の役割について追究する。. 注目する。. 以上の3点を考えている。 反対・理由など. 指導法の授業実践にあたっては、まず、年間計. W=理由. 画の中に位置づける作業が急がれる。主となる. 言い換え. 日常的. 非日常的 *1. 関係づけ. 理由. 転換限定!添加糧択’. 文学的文章の学習単元の配置、また帯単元とし. *多様な思考 操作が必要と. 帰結. 但し書き’制限確実度. て論理的思考力のスキル学習の位置づけも検討. 反対. 反論の先取條件仮定. 事項になる。批判的思考については、「批判的に 聞く」ことを実践しつつ、読みの段階から取り入. なる。. 帰結・理由など. れられるように、先行研究と先行実践の両面から. C=主張’意見. 研究を続ける予定である。また、実践にあたって. *要約力が働く. は、指導者の役割、具体的指導の記録をとり、. 学習者の成長段階を考慮に入れた学習指導のあ ③共同思考. り方を明らかにしていくことも課題と捉えている。. 共同思考について下図のような関係を示してい る。主として働く論理的恩考力の構成要素は、r比 較」を提示した。さらに、r批判的に聞く」ことの. 主任指導教員 堀江 祐爾. 必要性に焦点化し、分析に用いた発話を例示し. 指導教員 吉川芳則. ながら提案1∼3を行っている。. 一275一.
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