68 抄 録 て騰脊髄液蛋白の分割測定を行ひ次の如き結果 を得た。即ち第1期に於て既に総蛋白量並に「グ Wプリン」量の」曾加を認め、第2期に於ては総蛋 白量、蛋白商の年均値は第1期よりも高く、1例 に総てぱ中櫃紳紹徹毒に見る如き櫓加を認め た。.第3期に於ては百里謄脊髄液反鷹に比べて 蛋白の響加は著明である。(ぺ木抄) 猫に於ける鼠鳴瀦巴肉算腫症の捜種 實鐡 山本欽三郎 著者は成熟若:小猫を以て鼠践淋巴肉芽腫症の 移植實験を行ひ、その肝内接種により猫を本症 に罹患せしめ得る事を、組織學的所見並に皮内 反磨iによりて髄め得た。然し猫は:事誤羅馬淋巴 肉芽腫症に於ける猿或は栗鼠の如き顯著なる固 有県歌を示さな)・o「マウス」を通過する接種原 を用ひ猫を2代迄累代移植し得たが3代目に於て 中絶した。直接入盤材料を用ひての接種は接種 原が二十日鼠を立派に罹患せしめ得られる充分 なる病原性存するに不拘猫を罹患せしめ得なか った。(ぺ木抄) 金運の雄踏織内穰細胞系に及ぼす影 響に畿て(生謹内金建分県に浮する 實強酌購窺 4同報告) 佐野 次郊 著者は金盛の生駅内分布に關する賢目的研究 を行ふに当り、國産一蔀新金製齊ll AUrothioph. el・・1metacarbonsaures N・一triuin 3%水溶液を使 用し、之が綱様内被細胞系に及ぼす影響を見る べく注射家兎に就きAdler−Reimann氏「コン ゴー・赤」試瞼及びK:auffmann氏皮膚永癒内「モ ノチー一一テンJ試験の爾機能槍査法を施した。絢 注射後一定時間に於ける家兎の組織取的所見を 綜合するに、金の生母内分布に於て綱様内被細 胞系に沈着するものが多い事實は明かである が、輩に此の如き所見より金の該細胞系に及ぼ す影響の特殊性を臆測する事は鵠來ない。(ぺ木 耳)
皮膚科泌尿器科雑誌
第41巷 1號こ昭和12年1月) レツタリングハウゼン民病無見補逡一第 7 岱
軍賀 芳雄 著者は12・洌のレックリングハウゼン氏病患者 に就て、弛緩性皮膚厚層症、臓脊髄液、謄髄「レ ントゲン」像、植物紳紹系機能及び皮膚腫瘍中の 「ズダン」嗜好性穎粒細胞等を研究し、其結果皮 膚腫瘍或は青色斑多き部位に於て皮膚は弛緩し 柔軟に肥厚して異常な伸展性を有すると認め、 假令肉眼的には腫瘍を認め得ざる揚合と錐も、 此に豫って皮膚深層に於ける腫瘍の存在を祭醜 し得られる場合があり、此の症駅を祠1輕繊維腫 性弛緩性皮膚厚暦症と稻して本疾患の症朕中に 加へる事を適雷と思惟すと。(八木抄) 實譲酌家兎磁毒に於ける画清「り潔. 6 ド」量に就て(第2毒艮) ヰε西 正勇 脾捌単独毒家兎にては脾別出が』L清「リポイ ド」に及ぼす影響と同時に「スピロへ{タ課種 が血清「リポイド」に及ぼす影響を認め得られる r コレステリン」は接種後下癖の護生と共に櫓聾 し、或は檜上せずとも減量の傾向は緩慢となり 血清反礁陽性期には反って僅かに:減量し、最1低 贋となり、下清の玉矛時には再び櫓量を下すが 下瘡全く吸牧さるれば再び海量を來す。脂贈答 燐脂禮も「コレステリン」と強面同様の輕過を取 る。且無脾徽毒家兎にては有脾懲毒家兎よりも 臨床徴候が著明である。(へ木抄) 人髪度膚組織に離する研魔 第3篇霞膚諸要素の都位的及年齢的 i差異に麟iて(特に聾力懇雛の年齢的 攣化との瀾係に翻iて) 江尻伊三郎 著者は初生見より77歳迄50例の屍膿に就き、 頭部、前額、眉部、眉間、上眼瞼、ド眼瞼、顯 瀬部、前田部、腿骨部、瞬結境、鼻背、上唇、 上紅唇、下顎角、膜部、耳朶、側頸郎、上博伸 側、前軍伸側、手背及足背等より総計7エ8個の 皮膚片を切除し、弾力繊維の年齢的攣化との關 係を劉卸した。角質暦、頴粒層、皮脂腺、細胞 浸潤は年齢的愛化を認めないが、表皮突起、色 素潜加ζ毛孔籏大、毛細血管鑛張は年齢の糊す に從ひ輕度の攣化を示し、特に棘歌層は頭部、 頻面に於て萎縮し、上豚伸側、手背及足背にて162一
抄 録 69 暦殖する。叉結締織萎縮の年齢的憂化は署明で ある。弾力繊維の年齢的攣化との關係は一般に 高齢者に於て;其攣化納々高度となるを以て弾力 繊維の羽化と關係ある如く思はれるが、其問因 果關係を認める事は寓來ない。(八木抄) 癒疹竈細醜業の皮膚羅微鏡紫野見 小松 茂治 臨床上に常態と認める癩患者の皮膚の毛細管 出題は、健康者のそれに比して籏大して居る。 此の愛化は知畳麻痺部、斑紋部、結節部の順序 に大である。然し癩患者の臨床上健常と認める 部位及び患部に於て血.管敷の一網は認めな〉・。 荷癩性病憂のある時は、磯械的、温熱的刺戟、叉 は「アドレナリン」注射による血管の擾大或は縮 少は、病漿の程度により往々之を欲く事がある (八木抄) 膀胱綱菌結石の1例 階尿踏蛋白結石の丈溶卵考察 小野 森 著者は膀胱細菌結石の1例を経験し、本邦に 於ける第1例である。本結石は尿中に存在せる 葡萄釈球菌と一纏せる「グラム」陽性球菌のみよ ぢ成るものである。文鰍を考察し其の獲生機韓 を大恥に於てBGrnemann説に賛意を表して居 るt:(八木抄) Chromoblkstomycosisに凝て(臨 一報) Torula Poikilosh⑪ra夏・SOs・に よる本症に諺て 高橋 吉定 本症例は58議の農ヲミに於て;左弧圷肢1〈 15年以 雌雄生せる結節、潰瘍、乳騰朕及び涜贅歌櫓殖 であるp畿疹は組織學的に褐色の蕾芽胞を有す る肉芽腫である。病竈iより丈獣に朱だ記載せら れぎる一綜扶菌を分離し、本薦をTorula Per soonに所幽せしむべきを論じ、之を TOrala− Poikilas pora n. sp.と名づけて居る。(八木抄)
皮膚科泌尿器科難誌
第41巻 2號(昭和i2年2月) Chromohlasちomyeosis に就て(第2幸艮〕 一第 7ffOl−modiert d.roit 」’aponiC眠m n・sp・に よる本症に凝て 高橋 吉定 本症例は管歳の農夫に於て11年前霜側手業羅節 部に外傷を受けし後に嚢生せるもので、乳嚇歌 回議駅櫓殖を示す潰瘍である。皮疹は組織學的 に褐色の菌要素を含む肉芽腫で、病竈より_綜 妖菌を分離し、本菌は丈献に朱記載の菌種であ る。之を分類遡上より論じてHormO(!endrOn に勝干せしめUormedefidron japonicam n・sp. と名づけ、Chr・m。blユstomyc・sisの一新菌なる 事を確定した。(八*抄) Se鼠igrahによる皮膚灘墾の睡麟漉 降現象 中西 正男 著者は Stammreich氏のSedigraphにより て画聖男女16例及び諸種の皮膚疾患約3GO例に 就て沈降曲線を撮影し、赤血倭琴の沈降現象を観 察した。健康人男女に於ては第1時問の沈降速 度が最大で館2、第3時間と漸次に沈降速度が減 少する。病的に:なると沈降曲線の轡髄の度が著 明になって大燈第1、第2時冊内に墾化が完了す る様になる。.要する}(Sedigraph i(依れば赤 n’E球の沈降速度が曲線として自延せられるので 糊察のξF数が省け且速度の憂イヒが明瞭に獅噛し 得らるる利黙がある。(八木抄) プリングル糊置鯛鬼繍鍾 卒賀 芳離 著者は4例のプリングル氏病に就き其の予想 髄液及び脳「レントゲン」像を検索した。謄脊髄 液所見としては3例に輕度の四郷充進を認め、 其の内1例は(}10bulin反鷹も痕跡陽性であっ た。隅「レントゲン」像によって3例に側臓室像 の鑛大を謹勝した。(八木抄) 人腱皮膚組織に上する購窺 第4篇 年齢鹸皮脂縫化の本態 江尻伊三郎 著者は初生見より77族迄、50例、718個塵の 皮膚を検査し弾力繊維の本態に就を研究した結 果、弾力繊維は軍に繊維のみより形成せられる ものでなく、少なくとも入盤皮膚に於では種々 な形態を有する塊歌物を形成することを認め た。且弾力繊維は年齢的漿化に於て肥厚し穎粒