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口腔癌動物モデルにおける抗癌剤の抗腫瘍効果に及ぼすプロスタグランジンE1の影響

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Academic year: 2021

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Title 口腔癌動物モデルにおける抗癌剤の抗腫瘍効果に及ぼすプロスタグランジンE1の影響( はしがき ) Author(s) 藤塚, 秀樹 Report No. 平成14年度-平成15年度年度科学研究費補助金 (基盤研究(C)(2) 課題番号14571884) 研究成果報告書 Issue Date 2003 Type 研究報告書 Version URL http://hdl.handle.net/20.500.12099/706 ※この資料の著作権は、各資料の著者・学協会・出版社等に帰属します。

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1)研究の背景と位置づけ

近年、プロスタグランジンEl(以下PGElと略す)が血管拡張作用

のみならず血管新生作用をも有することが明らかになりつつある (Ben-AvPetal.:FEBSLetters372:83・87,1995;Gullino,RM.:Acta Oncol.34‥439・441,1995)。抗癌剤が効率良く癌組織に到達するため にはその経路としての血管が確保されている必要があるが、臨床的 には抗癌剤自体の血管障害によりしばしば抗癌剤の癌組織への移行 が阻害され、十分な抗腫瘍効果が得られないことがある。そこで抗 癌剤とPGElとを併用することにより、PGElの血管新生作用を介 して癌周囲組織に血管新生を促し、抗癌剤の癌への移行を促進する ことによって抗癌剤の抗腫瘍効果を増強できる可能性が考えられる。

しかしながら一方、癌の発育・進展(転移も含む)には腫瘍血管

の新生が重要な役割を演じていることが知られており

(Thkahashi,Yet al.: Cancer Res.55:3964・3968,1995;

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管新生を介して逆に癌の発育・進展を促進してしまう危険性もある。 本研究の目的は、PGElと抗癌剤を併用し、PGElの血管新生作用 を介して抗癌剤の癌組織への移行を促進することによる抗癌剤の抗 腫瘍効果増強の可能性について検討するとともに、PGElの血管新 生作用が逆に癌の発育・進展を促進させる危険性の有無についても 検討することである。

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