lor 1 誘興せしものならん。 三、野崎重威 ︵市立札幌病院︶ X線照射に依り臨床的並に組織的に治癒を確認し得たる結 膜プラスマ細胞腫の一例。著者は二+三歳の女にして上下激 論荊.結隙眺の全部に亙りて増殖せるプラスモームにX線⋮照射を行一 へり、鶴翼同の照射後に於て一時反慮的に自豊症状増し、腫 瘍も浮腫状に糊張を増加したうも組織的検査に於て腫瘍細胞 は漸次壊死.退行蔓性に傾き、之に代りて結締織の新生を見 腫瘍は漸次治癒に向ひつ玉あるを讃明した砂、侮ニク月経過 勤再検するに自劇症朕甚しく輕快し腫瘍も縮小せるを認めた り〇 四.池間昌紀 Q量申馨院眼科︶ 結膜先天異常の一例D三十八歳の女子、左眼、疲痕、トラコ ーマ及角膜軽質炎あり、右眼に於ては綾痕トラコーマの他虹 彩炎を写せり、特有なるは翠蔓内皆部及外罐部に継て上下眼 瞼結膜間に外観上全く結膜と同⋮標の観を呈するに三角形の薄 膜の存するにあり、著者は左右爾眼に然も内及外背部に相封 的に同檬なる結膜異常の存する鮎よ珍見て純然たる先天性結 膜異常と徹の。 五葛大野治文 ︵京都府立警大眼科︶ 抄 録 互大なる眼窩皮膚襟嚢腫並に之に因箔欝血軋頭。本例は三 十六歳の女子の左眼窩に磯生せる重大なる度膚樺嚢腫にし て、十八歳の頃よの其存在に氣付き徐々に増大し漸諌観力障 碍を現し葛眼球突餓頓に増加し.醗力障碍著しくなりたるた め眼球及図嚢と共に眼窩内容吻を摘出せるものなり。 該嚢腫によりて眼球は羅臼の状態を呈し,眼墜下降し眼球 は直接の駆迫により攣形せゆ侮組織露塵には定型的の欝血乳 頭を認めたり適而して欝血乳頭の成因につきて述べるに、眼 塵下降も其成因に或る閃果關係を照せし事は想像し得るも、 該嚢腫の塵迫の爲に網膜及び乳頭よゆ描法方里稀経幹中への淋 巴流出が障碍せられて、蝕に鰐血乳頭の成立を見るに至りた るものならん。 六陶鍋島種幸、郭竹光 ︵同仁會青島諮院眠科︶ 外傷性近硯に外眼筋麻痺の合併せる一例。三十八歳の男子 右眼の打撲により九ヂオプトリーなる高度近覗、調節力.滑失 零下直筋並に上農筋の不全堂上を起し、眼底に於ては乳頭よ り黄斑部にかけての網膜漏濁及静脈に嘗ての小出血を認めた り、而して一ケ月乃至一ク月牛の経過後に以て全治せ診。 外傷性近観の成因としては,從來の説のみにては説明に困 難を感ずる鮎ありて、或何等かの不明の因子の介在するに非 第三巻 一五一
1 ro2 抄 録 ざるやと思考す。外眼筋麻痺の褒生機韓に就きては、上斜筋 は打撲による眼球移動の爲の強度伸張により、下直筋は張度 伸展或は難壁への歴追に困りて、筋肉内或は其附近に出血せ るものと考へ得らる。 七、木村菊太郎 ︵阪大眼科︶ 初生見最高度近覗の一例。生仙後二十日の三兄、右眼は検影 法にて三十六ヂオプトリーの三口あり、眼底は一般に豹紋朕 を呈し題⋮瀬側コーヌスを認む、左眼.角膜に於ては止+眼に団見 るが如き紐状湖濁存する嘗めに明瞭ならざれ共右眼と略同程 度の近覗あるが如し。 講本例は最強度の先天性軸性近覗の一例にして頭蓋露華異 常を件ふ一種の特異なる先天塁ハ例なり。 八、酒井重太 、東京澁谷︶ 距離判定と眼調節力量の關係及び﹁閥隔の法則﹂に就て, 距離制定は覗角及び目標吻腿以外の光燈の關係して行はれ るものにあらすして、次に示す所の﹁間隔の法則し及び眼と目 標物膿間に介在する光一より沸する光線の網膜の親神経繊維 に投輿する刺戟力が、眼前より目標に接近するに從って逓減 する場合に於て可能なるものなり。﹁眼と光膣の像の聞隔は繍⋮ 膜の頑御薄繊維に投與する光刺戟力量に逆比例し眼楽曲力に 第三巻 一五二 正比例す。L