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複式学級の特性を生かした児童の「書く力」「書く意欲」を育てる学習指導に関する研究 ~国語科におけるノート指導・活用を通して~

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Academic year: 2021

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複式学級の特性を生かした

児童の「書く力

J

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書く意欲」を育てる学習指導に関する研究

国語科におけるノート指導・活用を通して

学校教育専攻 授業開発コース 草 下 博 昭

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.

罰題の所在

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1

)児童数が少なければよいのか。 現在、教育施策により“少人数学級"の導入 が図られている。一方、筆者の勤務する地方で は、過疎化による児童数の減少により“少ない ゆえ"の指導の悩みを抱えている。はたして、 児童数が少なければよいのだろうか。 「学級規模に関する調査研究」の結果をふまえ、 清水 (2

3)は、学級規契と成績(算数・数学) には相関が認められないとし、少人知橡の指 導法の開発を求めている。児童数や実態に応じ た授業設計が求められているので、あるが、でき ていないのか芳討犬といえる。 (2)複式学習指導のメリット 「複式学級jに対して、孝蜘も保護者もネガ ティブ、な印象をもっているが、児童は大人ほど ではない。複市縛の場を、「学習者」として児 童が成長する場と捉えることにより、授業構成 も改善されると考えられる。 (3)国語科での“へき地特性"の克服 へき地児童は、一般的に「思考力J

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表現力」 が劣りがちといわれる。その克服には、言語活 謝旨導の中J心である国語科の授業の充実例ミ可 欠である。中でも「書くこと」を重視すること で、「話す・聞く・読む」という他の言語活動に もよい影響を及ぼすと考えられる。その具体的 な糸口として「ノート」を取り上げ、このこと が

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上3つの問題意識をつなぐ役割を果たす。 指導教官 小 野 瀬 雅 人

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研究の目的 ①複式学級における学習指導の関する実態を 明らかにし、その問題点を明らかにする。 ② 日常最も頻繁に「書くこと」の活動として 活用される“ノートの指導"に関する実態を 調査し、複式授業での効果的活用の方法を明 らかにする。 ③複式学級の特性を生かし、主にノートを活 用した「書くカJ

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書く意欲」を育成する国語 手当指導モデルを提案し、どのような指導・支 援によって「書く力J

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書く京欲」か育成され るのかを、授業実践を通して追究する。

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研究の方法 (1)複式学紛旨導の実態調査 調査の結果、「複式学級」とし1う特殊な形態に 悩みながらも、創意工夫をこらし児童に学力を つけようとしていることが明らかとなったが、 一方では“デメリット"として捉えていること や、学級芳搬に関わらず同じ指導方法を行うと いう回答もあった。このことから、「複均鴇」 を生かすか否かは、都市や瓢市集団の構えによ って左右されることカヰ佳察できた。 なお、この調査の結果、授業設計にあたり重 視する「複式学級の特↑白として、次の3点、と 定めた。 ①少人数であること ②自学自習における「書くこと」の推進 ③異学年の存在 n u ρ h u

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ノート指導・活用jの実態調査 調査の結果、次のことが明らかとなった。 ① 「単式学級J と「複式学級」とし1う学級形 態の違いや人数の多少では、「ノート指導・活 用jの変化の必要を感じていなし、口 ②複式学級の場合、「ノートjに関しては“練 習民放能"“備忘民雄能"を爵見してし、る傾向 がある。 ③ 高学年では、「整理・探求機能jを求めるが、 その具体的権幕がなされず、指導頻度も低い 傾向が見られる。 (3)複式学級の特性を生かした f書く力J

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書 く意欲Jを育てるための授業設計・実践 授業設計では、表 1に示す5点を柱に授期普 成した。 表1撹業設計における授業構成の柱 ①ノートに書くことへの手だて ②授業の終末に授業感思を書くことの習慣化 ③国語ノートの回収・点検 ④予習的課題の習慣化 ⑤両学年が同時に学習する機会の設定 授業実践の結果、次のことが明らかとなった。 ①授業計善成のしザれの要素も効果があり、単 独ではなく関連しあって効果が高まることも 明らかとなったO また、児童は「自らの手で 書き、さらに書き増やし、

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刊面を受けるJと しづサイクルの確立に伴い、授業内での他の 言言吾活動にも好影響を及ぼしていったと考え られる。 ② 児 童 の f書く力J

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書く官欲Jにつしては、 可巴童のノート"“作品"の剤耐吉果から、それ ぞれ育成が図られたことが明らかiこなった口 しかし、教師の指導の軽重が児童に反映され ることも明らかとなったむ 図1は、説明的文章単元指導モデ、ノレに実践後 修

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去を書き加えたものである。 圏1 脚屈町文章単沼縛モデルと修正点

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本研究のまとめと今後の課題 本研究の成果として次の 2点が明らかとなっ た。 ① 「ノート指導・活用」は、「書く力jだけで はなく、「話す・聞くJ

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読むJ力の育成に影 響を及ぼす可能性が示唆された。 ②学習内容・方法や学習計画を児童自身が判 断し実行する裁量が大きくなるほど、児童の fノート活用jの充実が図られる。これは、 「複式指導Jの充実につながるものである。 最後に、今後の課題として次の2点が提出さ れた。 ①児童の学習の「個別化jと「共有化jの共 存を教師がどう図るカ三 ②教師の指導スタイルの「個月IJf七J と「共有 イ 七Jをどう図るか。 p o

参照

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