雑
報
東京女署雲高評議員會
昭和14年12月15日午後3時嘲り會議室
忙於て東京女馨畢會評議員會を開催せり
出席者左の如し,吉岡會長,吉岡副會長,吉岡博人,戸
←田,高辻,安川,佐藤,磯田,今村,石 原,冨田,岡本,大村重光,大村久榮,二村,堤,中西,淺田,鬼頭,三藤,二
丁,末吉,池田,二野,田宮,美濃部。決議事項
1,次同総會期日の件
昭和15年10月19日(土),20日(日) 12,Ji〈 re特別講演甘口者の件 田村教授,吉岡博人i敦授Q3,雑誌に關する件
東京女讐學二三四十九同例會記事
昭和14年12月15日(金)午後6時1東京女子数槍専門學校臨床講堂に於て
演題
1左側上顎響町噛腫の一例 小谷、愛子 六十四歳男子、約8年前よη雨側鼻閉塞及び .鼻汁過多を訴へ、8ケ月前より左側鼻出血を作 ふに至れり。左側中門道には友白色を呈する乳 嚇歌、小指頭大の腫瘍を認め出月し易し。節骨 .蜂案鼻内手術及び上顎賓根治手術を施行せるに 鷲骨蜂案及び上顎賓には柔軟弾力性の腫瘍充浦 ・せり。企腫瘍を摘繊せる實内を検するに上覧簑 iは著しく鑛大し、内側骨壁は甚だ菲薄にして紙 倣を呈し、下牛部は一部之を鋏損せり6経過は 良好にして約1ケ月にて杢治せり。摘鵠せる腫 瘍の全:重量は 1S,5gr にして、 腫:上組綴は約 1cmの長さに乳嚇歌響殖を螢み、毛細學的には 圓柱上皮細胞孚L眠薬なVo 2所彊鼻性観石経炎の治認可 松本 ラネ 第一例 患者27歳女子、既往雁として鼻汁過 多及び獲病前剛直前より病人看護のための疲宇 瓦あyたYo現症胚、約三週問前より右眼の今 日及び異物感を訴へ附近一眼科讐を訪れ診療を 受くるも攣らず却って響悪の傾向あ9たるに:左 眼もN一週間雨より同年の訴へあるに依り該眼 科讐より當眼科に紹介し來れるものなり。初診 時全身的所見異常なく、閥力右:=e.04(g.1,.n)、 左=0.4(g.b.n)o瞳孔反礁右は左に比し稽逞鈍 なり、眼底左右共中等度の麗紳経炎を認む。観 照左右共マリオヅト氏盲国守立大とそれを含む比 較的中心暗黙を讃明す。 第二例 患者18歳女子。既往薄給家族真野に 特別の事なし。現症歴、何等前駆症歌無く急に前 日の朝左眼に鼠壁あるに病付きたりO漸次櫓賦 すると言ふ。初診時全身所見に異常を認めず」 観力左=G.2(9.b.n)右=1.2(gj).n)外眼所見と して上眼瞼結膜割球癒着及ザ上鴛薩部に軸比大 の嚢腫を認むる他特別の事:なし。瞳孔反歯は左 は右に比し稽遅鈍且多少散瞳す。賑底所見、左 は中等度の麗憩測距を、右は輕度の競憩輕炎を 認め、笹野は左眼にのみマリオット氏盲黙籏大 とそれに隣る比較的中心暗黒占を謹明す。 、以上二例は、その諸症歌、鼻科的所見、一レ線 所見、並びに鼻科的根治手術に依り覗力及び眼 底所見の第一例は殆んど正常近く痙、第こ二例は 全く正常に復せし事よりして、副鼻腔疾患によ る所謂鼻性覗棘輕炎としてこM(報告するものなVo
第三例 患者12歳女子。既往歴として初生児 一一@第 10 雀…87 __88 難 報 膿漏眼に罹れる外報患を知らざるも此夏頃より 頚色悪く鼻汁過多あり且詑憶力悪くなれηと謂 ふ」,現職歴は、昭和13年9月中旬頃右眼の限球 痛及頭痛ありたるも充」血は無かりしが、9月23 日頃其等の苦痛甚だしくなりたるに依り附近一 診療所に診を乞ひたるに既に右眼は明暗を辮ず るのみなりしと言ふ、更に二、三日後には睡眠障 碍及食慾不振あyて右限明暗さへも辮ぜざるに 氣付き、該診療所より護病後二週聞目に當眼科 に紹介し降れるものta V o初診時愚身的所見は 特別の事なし、覗力右=O。左 =1.2(9.b.n)瞳孔右 は牢に比し散大し且光線反慮不正なり。眼底右 は高度の駆血.乳頭の所見を認むれど左は斜頭輕i 度の充血を見るのみ、観望右測定不能、里親の 比較的中心暗紅を謹明するのみ。上記諸症駅、 レ線及鼻科所見に依り右鼻性馨血乳頭と診虚し 直に雨側鼻科的根治手術施せるも獲病後逞くな りて當眼科に來りし爲め術後65同にして漸く軸 力右;30Cm/F.z.を得たるのみなりき。此の程 度にて治療を打切P居たるに1年後の昭和14年 9月6日今度は左眼の眼球蓮動時の眼球痛を訴 へ來る。覗:力右==20cm/F,Z.左=1.2(2.0×十 〇.5D)o瞳孔左は右より散大し且光線反発邊鈍 なり。眼底右は昨年の萎縮像を、左は馨血乳頭 を認む。麗野右測定不能、左マリオット氏望薄擾 大と比較的中心暗貼を語明す。鼻科的所見は昨 年左側も念のため鼻科的根治手術をせし爲疹一 般に清潔なy。依て鼻科的保存療法のみを行ひ しに観力は低下する事なきも眼球痛再び高度と なり眼底の浮腫御湿も槍籍せる爲、自家血液球 後注射を行ひ又沃剥内服等により再び漸次輕快 し;來り獲病後3ケ,月にて全く治癒し得たりっ海 雲の右眼は所謂鼻革艶紅乳頭なれども、左眼は 上蓮の濃紅欺並びに輕過よPして副鼻腔と㊧關 係も杢く否定し得られぎるも密接なりとは考へ られず、興味ある一例としてこ」に報告せし所