83 房切断術施行.病理では,非浸潤性乳癌(面疸癌)と 診断されたが,リンパ節転移を認め,詳細な病理学的 検索を行ったが,浸潤病巣は同定され得なかった. 非浸潤性乳癌の診断と治療について,文献的考察を 加え検討した. 5.術前に診断し得た直腸平滑筋肉腫の1例 (第二外科) 田中裕子 症例は45歳,男性.主訴は便柱狭小.平成3年主訴 出現し,近医で直腸指診施行するも異常なし.平成5 年7月,検診で便潜血陽性,CEA6と上昇していたた め,精査施行したところ,直腸粘膜下腫瘍と診断.精 査加療目的にて当科入院となった.入院時,直腸指診 にて直腸肛門管右後壁中心に小児手拳骨,表面平滑で 弾性硬,可動性のない腫瘤触知.画像検査では,同部 位に6×4cmの腫瘤を認めた.質的には直腸平滑筋肉 腫,平滑筋腫,カルチノイドが疑われるも確信つかず, 経直腸的超音波ガイド下押生検を施行.直腸平滑筋肉 腫と診断され,腹会陰式直腸切断術を施行した.直腸 平滑筋肉腫は比較的稀な疾患で,術前に診断されるの は約30%程度で,そのうち90%近くは生検による.今 回術前に直腸平滑筋肉腫と診断し,根治手術をし得た 症例を経験したので,文献的考察を加えて報告する. 6.劇症潰瘍性大腸炎の1症例 (第二外科) 山中一輝 潰瘍性大腸炎の手術適応および手術適応に関して議 論の多いところである.今回我々は保存的治療に抵抗 し,結果的に手術適応となった初回発作型の劇症型潰 瘍性大腸炎症例を経験した.症例は42歳,男性.1993 年11月19日,粘血便を主訴に近医を受診.SASP, PSL にてしばらく経過観察するも下血治まらず1994年1月 5日多量の下血を認めたため1月16日当科紹介入院と なった.入院後も引き続き保存的に経過観察(プレド ニン2,235mg/月,ソルメドロール1g/day,3日間2 クール,ステロイド潮岬2回,ミラクリット30万単位 7日間)するも改善傾向見られず,2月16日緊急手術 施行した.手術は全結腸切除術(IACA)兼,回腸痩切 除術を施行した.摘出標本には穿孔部を認めた.病理 所見は活動型であった.以上のごとく初回発作型の劇 症型潰瘍性大腸炎を経験したので手術適応,手術時期 および術式について文献的考察を含めて報告する.
術前CAF療法で組織学的に完全消失をみた炎症性乳癌の治療経験
1
0
0
全文
関連したドキュメント
6.結節型腫瘍のCOPPとりこみの組織学的所見
、術後生命予後が良好であり(平均42.0±31.7ケ月),多
今回completionpneumonectomyを施行したが,再
高齢者の性腺機能低下は,その症状が特異的で
たRCTにおいても,コントロールと比較してク
がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤の投与が適切と判断さ
病理診断名(日本語) 英語表記 形態コ-ド 節外性 NK/T 細胞リンパ腫、鼻型 Extranodal NK/T cell lymphoma, nasal-type 9719/3 腸管症型 T 細胞リンパ腫
膵管内乳頭粘液性腺癌、非浸潤性 Intraductal papillary mucinous carcinoma(IPMC), noninvasive 8453/2 膵管内乳頭粘液性腺癌、浸潤性 Intraductal papillary mucinous