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感覚統合治療の試み : CT上両側前頭葉にLow Densityを認めた患者への,感覚統合療法の応用

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Academic year: 2021

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い.光応答がgradedなものであり,テトロドトキシン にも影響を受けない事等から, この伝導は電気緊張的 なものと推定される.しかし,軸索のlengthconstant を計算してみると, 100-150μm程度にしかならず, 400μm以上ある軸索を伝導する聞には,数パーセント まで減衰してしまうはずである.従って,軸索の長さ が変わらないかぎり,単なる電気緊張的な伝導では説 明できず,光応答の信号がどの様にして斡索終末部に 伝わっているのか謎であった. 本研究では,ノレシファーイエローの細胞内注入と, HRP電顕法により,水平細胞軸索の機能的な長さに ついて調査した.ギャップ結合部を通過可能な蛍光色 素であるルシファーイエローを細胞内に注入すると, 軸索の途中の部分で,軸索から周囲の軸索終末部への 色素の拡散が認められた.これは,この部分の軸索一軸 索終末部聞にギャップ結合が存在する事を強く示唆す る.そこで, HRP電顕法を用いて軸索終末部の微細構 造を検索してみると,車由索終末部と,その直径から軸 索と思われるものとの間に,ギャップ結合を確認でき た 軸索終末部を再構成すると 1つの軸索終末部は, 8本の軸索及び60本の軸索終末部とギャッフ。結合を形 成していた.光応答の信号がこの軸索一軸索終末部聞 のギャップ結合を経由すると考えれば,軸索終末部の 大きな光応答を説明できると思われる. 質問 ( 第 二 病 理 ) 小 山 生 子 Gap junctionについて axonのbranchのようにみ えるが別のneuveのprocessなのか,その証明は? 応 答 ( 第 一 生 理 〉 神 山 陽 夫 Gap junctionを 通 過 可 能 な ル シ フ ァ ー イ エ ロ ー を 使用すれば,スライドのように軸索の途中に,他の軸 索終末部が染まってきますが,通過不能な分子量の大 きなHRP等を使用すると,軸索しか染まってきませ ん.従ってここで染まってきたのはGapjunctionを経 由して染色された他の水平細胞の軸索終末部だと考え ます. 4,日本人における Plasminogenの遺伝的多型 (法医)

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中 村 茂 基 ・ 阿 部 和 枝 我々はすでにisoelectric focusingとimmunofixa -tionを 用 い て 日 本 人 に お け るplasminogenに は 遺 伝 的多型が存在し, さらに抗原量は正常であるが活性を ほとんど有さない変異型の存在することを見い出し報 告した.今回我々はneuraminidaseにより脱シプル酸 処理を行なった試料についてisoelectric focusingと 69 immunoblottingを用し、て検討を行なった.まず1,223 例のEDTA-plasmaを 用 い て 検 討 を 行 な っ た と こ ろ 7種 の 表 現 型 が 検 出 さ れ , そ れ ら は3種のcommon alleleと1種のrarealleleにより発現さわしていると考 え ら れ た . こ れ らcommon alleleの 遺 伝 子 頻 度 は PLGN*A=0.956, PLGNホB=0.006,PLGN*MJニ 0.026, PLGN*BI]=0.012であった. 次 にneuraminidase処 理 し た 試 料 に つ い て 検 討 を 行なった.未処理plasmaでは約10本のバンドが検出 されたが, neuraminidase処理により 2-5本に減少 した.しかし未処理plasmaと同様な等電点の異なる 泳動パターンが示された.plasminogenの遺伝子頻度 を人種により比較したところ PLGN*Aの頻度が日本 人の方が高いことが認められ人種差が存在していた. また, PLGN*M,JPLGN*BI]についてはCaucasians においては未だ報告されておらず日本人に特徴的な変 異遺伝子であると考えられる.さらに今回は日本人に お い て す で に 報 告 さ れ て い る 命 名 法 の 異 な る struetural variantを照応しalphanumeric nomen. clature systemを用いて統一することを試みた. 質問 (限科〉小暮美津子 allelevariantsの出現頻度と疾患との関連について これまでに報告はないでしょうか? 応 答 ( 法 医 〉 中 村 茂 基 Plasminogenの 活 性 を ほ と ん ど 有 さ な いMJ型 を もっ血栓疾患者の報告が1例ありますが,他は特に疾 患と関係があるという報告はありません.

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感覚統合療法の試み-CT上両側前頭葉にLow Densityを認めた患者への,感覚統合療法の応用ー (中央リハビリ〉 O高 橋 邦 延 ・ 蟹 沢 優 子 ・ 比 留 間 ち づ 子 感覚統合療法 (SensoryIntegretion以下SI)は,J, Ayeres(作業療法土〉が, 1960年代より唱え始めたも ので,学習障害児におけるその行動の異常さ,ぎこち なさを,感覚刺激→入力→統合→出力→適応行動の上 から評価し治療しようと考えた.方法とし前庭一固有 受容器系,触・圧覚系の二つの刺激法がある.これら によって, Body Imageや空間内での身体操作,注意、 集中力の向上を働きかけた. 今回学習障害児がもっ症状(注意集中力の散慢さ, 運動計画の下手さ,緩慢な動作)に似た症状を主訴と する.両側前頭葉に梗塞を認めた患者に, SI的な観点 からリハビリテーションを行なったので報告する. 症例は,心研5階に入院し,僧帽弁狭窄,狭心症の 1247ー

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70 診断で,左房血栓除去の手術後である.昭和58年 1月 より作業療法〔以下, OT)を行なった, OT初期評価 は,身体機能面では,麻癖等も軽く自発的な動作はス ムースに行なえた.精神面では,自発性が低く,注意 集中力に欠け,動作の手IJ原等のぎこちなさ,姿勢保持 の際筋緊張の克進など,作業を遂行する上での問題点 が掲げられた. 本症例は, OT継 続 期 間 に も 何 度 か 軽 いattackが あったと考えられ, OT中止後より精神的機能が低下 した.身体機能の回復・改善を目標とし,自主性・自 発性を高めることをOTの目標とした.昭和58年 8月 以後は,より一層に精神機能を重視し,指示的または, 支持的な指導を行なった.その結果,既製的に手順を 追いながら行なえる作業は,注意散慢であっても動作 を続けることは可能であるが,想像性を要素とするも のは,動作が不可能で指示,支持しても言葉による返 答をするのみであった. 今回昭和59年4月16日より約3週間計9回に亘って SIを行なった.椅子から自発的に立ち上がれず,体を ゆする,前屈させる.体幹を回旋させる等の重心移動 を行なうと,必要以上に恐怖感を訴えた.これは,重 力不安があるものと考え,動作面と同様にSIの対象と 考えた.訓練として,マット運動・ハンモック等を用 いて行なった. 結果は,歩容・姿勢の改善が自他共に認められた. CT に大脳・小脳の萎縮,前頭葉の梗塞等が認めら れ,運動の発動性・制禦調整の困難さが予測される者 に, SIは有効であると考えられる.今後, SIと自発性 との関連も併せて考察したい. 質問 ( 薬 理 〕 野 本 照 子 1)SI療法の適応できるのは,どのような疾患が最 も適するか. 2) 治療例患者は本療法中薬物療法を続けていたか. 応答 (中央リハビリ〉高橋邦延 1)発達というレベルから人聞をとらえる持Ayves のいう学習障害児だけにとどまらず行えると思う. Ayvesはまた適応行動という場について問題として いるため,このような行動に対しても有効と思われる. 2) カルテにおいては特に記載されていなかった.

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尋常性痩藩より分離したブドウ球菌に関する研 究 (皮膚科〉西村 素 研究対象は昭和57年 5月より昭和58年2月までの聞 の本学学生16名および外来患者39名の計55名で,いず れも種々の程度の尋常性座療の認められた者で、ある. このうち細菌学的検索においてブドウ球菌の得られ たのは47名では76株の検体を分離した.次にアピスタ ブシステムにて菌の同定を行ない, Staphylococcus (St.)aureus 6株, St. epidermidis45株, St. sapro phyticus 1株, St. cohnii 1株, St. hemolyticus type 11 1株, St. hominis type 1 2株, St c.apitis 5株で, 同定不能は15株であった. これら分離菌の抗原性については,患者血清と分離 菌抗原とのゲル内沈降反応を行なったが, Ouchter -loney法で患者血清と St.aureus標準株との沈降帯は 47例中40例 (85%) に認められ,そのうに l本は同一 反応系と考えられ, St. aureusの保有するproteinA 抗原と考えた.また, St. aureusが分離された患者群 5名の血清中 4名では患者株,標準株の各ブドウ球菌 抗原と反応を示さなかった.しかし, St. aureus以外 のブドウ球菌の分離された患者群および正常健康人の Control群では患者株,標準株の各ブドウ球菌抗原と 反応を示した 寒 天 内 拡 散 法 に よ り 患 者 株St. aureusは す べ て protein A保有株であることがわかった. また検出菌と臨床症状の関係においても若干の考察 を加えた.女性ではSt.epidermidisが多く,膿癌から はSt.aureus, St. capitisが高率に検出され, St. aur -eusは10歳代に多く見られ,また重症化に平行して,St. epidermidisの検出率が減少する傾向がみられた. 質問 ( 薬 理 〉 野 本 照 子 ~癒からの分離層に性差があるようにみえました が,その原因について考えられることがあればお示し 下さい. 応答 (皮膚科〉西村 素 男性の症例数が少ないためはっきりしたことは言え ない.もうすこし症例を集めた場合差異はなくなるか もしれない.特にCapatisが男性に多いという原因は はっきりしない. 7.興味ある例外状態を呈した側頭葉てんかんのl 例 (神経精神科)

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加 茂 登 志 子 ・ 平 沢 伸 一 ・ 堀 川 直 史 ・ 柴 田 収 ー 症例はN.すくね.昭和30年4月25日生まれの28歳 の男性.家族歴 4人同胞末子の3男,両親健在 1 女の父.精神科的遺伝負因なし.既往歴 骨盤位,未 熟児で仮死状態で出生.生活史:新宿で生育.母方の 祖母が神道の熱心な信者で,患者の名前も祖母が武内 -1248ー

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