• 検索結果がありません。

会社の政治的言論権 : ベロッティ法理の批判的考察: 沖縄地域学リポジトリ

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "会社の政治的言論権 : ベロッティ法理の批判的考察: 沖縄地域学リポジトリ"

Copied!
27
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

Title

会社の政治的言論権 : ベロッティ法理の批判的考察

Author(s)

中原, 俊明

Citation

琉大法学 = RYUDAI LAW REVIEW(35): 117-142

Issue Date

1984-10-30

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12001/10054

(2)

│ │ ベ ロ ッ テ ィ 法 理 の 批 判 的 考 察 │ │ │ 主』 A

原 一 、 は じ め に アメリカでは、会社企業がその資金を慈善的目的のために献金する乙とについて、伝統的に判例及び制定法 (とくに税法)は明確に乙れを奨励する姿勢をとっても r それとは対照的に企業の政治献金属しては、福七 年に制定されたテイルマン法(寸昆

B B

-一九二五年の連邦腐敗行為防止法(司

E2

色 の O 円 円 高 同 司

E

2

H

S

印﹀口同)を経て、現行の連邦選挙運動法(司

a

q

o n t o ロロ自国富喧回﹀己)四四一条

b

項に至るまで、少くとも連邦レベルの公職選挙との闘係では一貫して禁止政策がとられてきたし、それは各州法 にも多大の影響を及ぼしてきが v ﹀ 三 ) を起点に、 その禁止立法の本来の目的は次の二点であった。第一点は政治過程からの金権支配の排除である。即ち、会社 利益の増進が意図されて政治献金が行われる乙とによって政治過程を腐敗せしめるので、乙れを防止する乙とで ある。第二点は少数文は反対株主の利益保護である。即ち、企業献金が経営者の政治的見解の反映としてなされ る以上、彼らは自己の見解のために株主へ資金の拠出を強要している乙とになるのでその不当さを排除する必要 がある、というものである。 ただ、実状としては違法な政治献金が潜在している乙とや一九七一年年改正によって、会社から分離独立した

(3)

118 基 金 色

o

z

t

s

-﹀

25

ロ ロ

O

B

B

5

8

H

同戸口)を設置運営するための支出が許容された乙となどもあるが、依然と して連邦法の基本が禁止政策に立脚しており、判例もその合憲性を承認してきたことは疑いの余地がない。 しかし政治献金の周辺部に横たわる企業の政治的関与の問題、例えばレフェレンダムやイニシァティブにおい て会社が自己に有利な結果を導くために金銭的支出をなし、意見を表明する行為等、については連邦法による規 制は存在せず、専ら州法に一任されてきた。そして比較的多くの州で乙れを禁止文は制限する法律を有している が、そのことが会社にも認められるべき言論、表現の自由への不当な制約として違憲ではないか、とする立場か 第35号(1984) らのチャレンジを許す余地を残していた。 このような問題を争点として連邦最高裁判所の判断を真正面から迫ったのがボストン第一ナショナル銀行対べ ( 5 ) ロッティ事件(以下本件という)であった。最高裁判所では乙の種の禁止法たるマサチューセッツ州法を違憲と する判決が出たわけであるが、本件において会社にも表現・言論の自由を、自然人とパラレルに承認する乙とに よって、会社企業の政治的関与に大幅にゴ l サインあるいはグリーンライトを与えたものと評しうる。 一九八一年一一月一二日に琉球大学アメリカ研究会で報告したのであるが、甚だ遅れ馳せな 琉球大学 本 件 に つ い て は 、 が ら 、 それに多少の加筆をしてまとめたのが本稿である。乙乙に含まれた問題は、意法、会社法、政治学等の各 分野にまたがっており、筆者の能力では不充分な考察とならざるをえないことをお断りせねばならない。 なお本件のテ 1 マ に 関 し て は 、 できれば判例史的パ 1 スペクティヴの中で改めて追求し深化する機会を得たい と思っている。以下に事件を紹介したあと、多数意見を特徴づける﹁ベロッティ法理﹂とも呼ぶべき考え方につ いて批判的見地からさ、やかな検討を試みる。

(4)

二 、 事 案 の 翻 芥 事実関係

マサチューセッツ州では、 一九七六年一一月二自に行われる選挙の際に州憲法改正のためのレフェレンダム投 票が予定されていた。そのレフェレンダムの提案内容は、憲法改正により州議会に対し、個人を対象とする累進 課税を制度化する権限を付与しようとするものであった。しかし本件上告人(ボストン第一ナショナル銀行他四 社)は乙の憲法改正に反対だったので、投票をなす有権者にむけて自らの立場を訴えたいと願い、 そのために会 社資金を支出しようとした。そ乙で被上告人(マサチューセッツ州検事総長ベロッティ)は上告人らに対して、 もしかかる支出をなせば一般州法八条の規定を同人らに執行する旨通告をし牽制球を投じた。しかし上告人らは 乙れに納得せず、その州法八条自体が憲法に違反している主宇 ν 、その旨の宣言的判決を求めて一九七六年四月 二六日に州最高裁判所へ提訴した。その一般州法八条の大要はこうである。 マサチューセッツ州法の下で設立された会社又は同州で営業活動を行う会社は、有権者へ提示される問題に ついてその投票に影響を与える目的を以て、金銭その他の有価物を直接間接に与え、支払い、支出し文は献金 しではならない。但し、その問題が会社の財産、営業等に重大な影響を与える場合は乙の限りでない。専ら個人 の収入、財産、取引に対する課税に関する問題は、会社の営業等に重大な影響を及ぼすものとは看倣さない。 の 違 両 反 刑 し を た 併 会 科 社 す ~Iと る旦は 。 五

ド Jレ 以 下 の 罰 金 その取締役には一万ドル以下の罰金もしくは一年以下の懲役、又はそ

o

上告人の主張

(5)

120 上告人らの主張の要点は、かかるレフェレンダムに関連して言論活動のための会社支出を禁じた州法八条が連 邦憲法の修正一条(言論、報道の自由)、修正一四条(デュ l プロセス、平等保護条項)そして同旨の州憲法に 違反する乙と、会社の如き人工的人格主体はその代表者を通じてしか行為し意思表示をなしえないのでそれは必 然的に会社資金の支出を伴う乙と、個人的累進課税の採用は上告人らの営業に重大な影響を及ぼすので許容され る 乙 と 、 等 で あ っ た 。 (ヨ マサチューセッツ州最高裁の判決 (1984) 州最高裁は本件の争点を﹁上告人の知き事業会社は自然人と同じく修正一条の権利を有するか﹂としてとらえ 次 の よ う に 判 断 し た 。 第35号 即ち、修正一四条でいう﹁人﹂ ( H U 叩 吋 凹 O ロ ) の中に会社が含まれることを認めるが、修正一条の下では自然 人の権利に比べて会社の権利が制限される乙と、従って一般的な政治問題が会社の営業や財産に重大な影響を与 琉球大学 える時だけ会社は言論その他一般公衆に自己の立場を知らせる活動のため修正一条の保護を求めうるにすぎない こと、州法八条は企業利益に重大な影響を及ぼさない投票事項への投票に影響を与えるための会社支出を禁止 し、同時に専ら個人の租税に関する事項への投票に影響を与えるための会社支出をそれ自体で(即ち重大な影響 の立証なしに)違法としている乙と、個人の累進課税に対する自社の見解を伝えたければ株主苑の通信で行える 乙と、かくて上告人は法の平等保護を何ら否定されてなく州法は合憲である乙と、を判示した。 乙の判決に不服であった上告人らは連邦最高裁判所へ上告したのである。 四 連邦最高裁判所の判決 連邦最高裁は、五対四という一票差の判決でマサチューセッツ州最高裁の原判決を破棄した。多数意見はパウ

(6)

エル裁判官によって執筆されたが、 その概要は次のとおりである。なお、パ l ガ l 長官による補足意見とホワイ ト 、 レ i ンクィスト両裁判官による反対意見も述べられている。 多数意見によると、原審での争点の設定は間違いであり、本件の真の争点は﹁州法八条は修正一条が保護しょ うとする表現の自由を制限するか否か﹂である。そして結論は﹁制限する﹂とした。その理由として、言論の目 由は修正一条の保護の中心をなしており、上告人が発言しようとしたレフェレンダムの問題はまさにこの範鴎に 入る。もし本件で会社が発言主体でなかったとしたら、州がその言論を止めさせうるとは何人も考えるまい。 般へ知らせる力という観点から言論固有の価値は、会社であれ、組合や個人であれ、 その発言者のアイデンティ たまたまその主体が会社だと そしてその会社の営業や財産に対する重大な影響を立証できないとの理由のみで、その保護を失う という立場はとれない(判決文七八四頁)。会社の思想表明を禁じた州法八条が合憲とされるためには、言論の テ ィ l k 左 右 さ れ な い 。 つまり、当然修正一条の保護の範囲内であるべき言論が、 い う だ け で 、 自由に関する厳格な審査な自丘町何回

n E

民 ミ

要な利益(口

O

B

宮 -一

5mE

芯 足 早 )を通過せねばならないが、 そのためには禁止政策を支える緊 )が立証されなくてはならない。 乙の点に関し、被上告人は会社の言論禁止法を次の二つの州利益により正当化しようとした。 投票過程における市民個々人の積極的役割を確保し、政治への信頼低下の防止を計るという州の利益 ① 会社を代表する経営者とは異なる意見をもっ株主の権利を守るという州利益 ①点に関し、パウエル判決は、川マサチューセッツでのレフェレンダムで会社の声が圧倒的な影響力をもった そのために市民の政治に対する信頼が損われたという証拠はない乙と、川ある意見が選挙民に説得的だと ﹁憲法は雄弁な表現も、説得力のない表現も等しく保護 ② と か 、 いう事実が直ちにそれを抑圧すべき理由にはなりえず、

(7)

1

2

2

( 7 ) す る ﹂ の で あ り 、 アメリカの民主々義の下では国民が対立する議論の相対的価値について、自らこれを判断し評 価する責任を与えられている乙と、川国民が聞く乙とのできるものを制限する州法八条の如きパタ 1 ナリスティ ックな法律は修正一条が拒否する乙と、を述べた。 @点に関して、州法八条が少数株主保護の目的をもっとの理解は正しくない。 乙の条項の規制は一方では不充 川﹁不充分﹂とい 分

(E

丘 町 立 ロ 己 ロ 回 目 ︿ 巾 )であり、他方では過剰 ( O 語 コ ロ

n

E

E

︿ 巾 )であるからである。 う 点 に つ い て 。 一方ではレフェレンダムへの会社支出を禁止しておきながら、他方では議会へのロビ l 活動のた (1984) めの支出やレフェレンダムの主題となる以前の争点への支出を許容しているが、反対株主の不快感はいずれも同 じである。また八条は事業会社に適用されるが、ビジネストラスト、不動産投資信託、労働組合その他の組織を 第35号 川﹁過剰﹂という点について。仮に全株主が献金や 支出を承認した場合でも八条は会社がレフェレンダム提案に賛成文は反対する乙とを禁じている。究極的には、 株主が会社民主々義の手続を経て会社は公的問題の討議に参加すべきか否かを決める乙とができるはずである。 除外してあるのも少数者保護を配慮した可能性を疑わせる。 琉球大学 少数株主の救済は、取締役選任における権利行使と代位訴訟による司法的手段等によって可能である。 結論として、州法八条は州の緊要な利益によって正当化できない熊様で言論を禁じているから、 効としてマサチューセッツ州最高裁判決を破棄する、とした。 乙れを違憲無 パ l ガ l 長官の補足意見の要旨は次のとおりである。即ち、 マサチューセッツ州の立場でいくと、報道事業を 行うため会社型態をとった者の修正一条の権利を侵す危険をもたらす。なぜなら、事業会社と報道会社は憲法上 も事実上も区別できないからである。古典的解釈では報道の自由と言論の自由は同義であったし、報道の自由条 項は報道会社だけに特権を与えることを意図したものではない。新聞という手段で思想を伝達する者の権利と講

(8)

義やスピーチを行う者の権利との聞に違いはない。 次に多数意見に反対の立場をとったのは、 ホ ワ イ ト 、 や フ レ ナ ン 、 マ ー シ ャ ル 、 レーンクィストの四裁判官であ る ホワイト裁判官の反対意見は乙うである。本件の争点は﹁州は、会社の営業に関連のない事項について自己の 見解を公けにすべく会社経営者が会社財産を使用する乙とを禁止できるか﹂である(八

O

三 頁 ) 。 州の立法者たちの最も高度の専門性に裏づけられ、修正一条の趣旨を生かすという政治的判断に基づいて制定 された法律に対して、専門性の最も低い裁判所が自己の判断を以てこれに置き代える乙とができるであろうか。 修正一条は、本来個人の自己表現(忠之

12

℃吋冊目的古口)を保護するものだが、同時に情報を聞く権利文 は受ける権利も包含する。しかし、だからといって、会社の支出でまかなわれたコミュニケーションを受ける権 利と然らぎる形の表現を受ける権利とを同次元のものとみるわけにはいかない。つまり、政治目的の会社支出は 修正一条の言論保護の基礎をなす個人の自己表現とは無関係であって、政治的問題に関する会社の言論を制限し て も 、 それは個人の言論への制限と同程度に深刻な影響を及ぼすものではない。会社は、元来、経済的目的を達 成するため法によって創造された人為的、擬制的主体であり、法の認める地位のおかげで巨大な経済的パワーを 支配しており、それに何の規制も加えなければ民主々義の中核をなす選挙過程をも支配する危険が存する。従っ て本件におけるが如く、会社がその財力を用いて会社の営業に無関係な問題に関しても、政治過程から不当な利 益を得るのを防止しているのである。多数意見は、会社の声が影響力を及ぼした証拠はないと認定したが、その 証拠がある(カリフォルニアでの原発問題のレフエレンダム始めいくつかの実例を摘一否。元来コモンローは、 一般的に会社の政治参加を禁止したと解されているし、 アメリカでも国民は永年

E

E

り政治過程での会社支配を

(9)

124 防止する施策の必要を是認してきた。例えば、 一 九

O

七年の腐敗行為防止法では連邦の選挙における会社の政治 献金を禁止し、今日までそれは一貫して継承されてきたし、 その法律の合憲性も判例が承認してきた。 規制によって州が保護しようとする利益は、当裁判所がこれまで修正一条で保護されると判断してきたものと 同一である。即ち、自己の信条に固執する権利、他人の個人的政治的意見の伝播を支持しない権利である(八一六 頁)。他方、株主の立場からみると、株式を買う乙とにより、 その会社が定款に従って広告その他営業活動に関 する事項を決定していくという事実を受けいれる。しかし会社に関係しない問題で、しかもある株主は支持しな 第35号 ( 1984) いかもしれないイデオロギー的クルセ I ドに資金を出すことになると、株主にとって修正一条の問題となる。な ぜかかる株主を守るという州の利益の方が、選挙過程に資金を投じて参加する会社の利益よりも憲法上重要性が 劣るのか、多数意見では説明がない。また多数意見の示した株主の救済も問題である。結論として原判決を支持 す る 、 と 述 べ て い る 。 琉球大学 レーンクィス卜裁判官の意見では争点は﹁事業会社が政治的活動に従事すべく憲法上保護された自 由を有するか﹂に存するとなし、結論を﹁否﹂と出した。マサチューセッツほか三

O

州で事業会社の政治活動へ の制限を望ましく、かつ憲法上も許されると解してきたが、それは支配的判例とも合致する。自然人と会社は明 最 後 に 、 確に区別されるべきで、政治的言論権は初めから政治目的で作られた法人を例外として(同

-h

-Z

﹀ ﹀ 口 問 M ︿ ・ ∞ 三 円 。 ロ ・ ω

C ・

ω

・ 丘 町

(

E

S

)

)

、事業会社がその機能を営むのに必要なものでない。そして政治的言論権が そもそも存在しない以上、州が乙れを規制する利益を問題にする余地もない。また情報の自由な交流は原審の判 決によっていさ、かも損われない、と判断した。

(10)

三、問題と考察 付本件の意義と争点 本件によって修正一条所定の表現・言論の自由という基本権の亨有主体が、個人から会社へ明確に拡大された 結果、会社が政治的問題へ金銭的支出をなして意思の表明を行う権利が聖域化され、州の立法権といえども実質 的に立ち入れない乙ととなった。 ( 9 ) 本件はレフェレンダムにおける会社支出を前提としており、判決文中(七九

O

頁)でも立候補者への政治献金 とは一応区別しているようにみえる。けれどもパウエル判決が問題を言論の自由そのものとして位置づけたので 判決の射程は単に会社のレフェレンダム支出という枠を越えて政治献金の問題にまで及んでくる乙とが懸念さ ( 日 ) ( ロ ) れる。それだけに大きな反響を呼び、賛否双方からの論評も数多く出されている。 本件では、まず紛争の中核をなす争点をめぐって原審と連邦最高裁、そして多数意見と反対意見の聞に微妙な マサチューセッツ州最高裁は争点を﹁会社は自然人と同じく修正一条の権利(言論の 認 識 の 違 い が 看 取 さ れ る 。 自由)を有するか﹂と設定した。ホワイト裁判官も基本的には同じであるが、少々ニュアンスを違えて﹁州は会 社がその営業に関連を有しない事項に関し、自己の見解を公けにすべく会社財産を使う乙とを禁止しうるか﹂と した。乙れに対し多数意見は原審の争点把握を誤りと断じた上で憲法は単に当事者が求める以上に幅広い利益保 護を与えるとの前提で、真の争点を﹁マサチューセッツ州法が修正一条の保護する表現の自由を制限するか﹂ (七七六頁)﹁言論主体が会社であるとの理由により、本件の如き言論から通常与えられるべき保護を奪われる ( 七 七 八 頁 ) と い う 風 に と ら え た 。 か Lー 争点の設定の仕方の中に、すでにその結論まで暗示されているようで興味深い。まさに﹁異なる問いを発せよ

(11)

126

( ω

巴 円 釦 仏 即 時 四 円

m

E

G

g

m

t

o

-m

m

w

H

m

E

$

2

5

2

目 当 巾 吋 ) で あ る 。 す な わ ち 、 パウエル判決の措定した争点の構造は、言論主体のもつ意味を稀釈化したうえで、一般論で修正一条の言論に焦 点をあわせ、支出を行う会社の問題を不可避的に第二義的なものへと転落させている。換言するならば、それは 予め図式化した経路に合わせつつ、まず言論(的

H

M

0

2

v

そ し て 異 な る 答 を 得 べ し ﹂ 第35号 ( 1984) )を言論主体(由。

g

E

吋)から切断し、それか ( M ) ら言論主体が会社である場合にその言論から修正一条の保護を奪うのか否かを決める手法をとっており、こうし て州法が禁じたのが会社支出の形をとる言論である乙とを看過し、ついにカテコリ l ・ミステイクの落し穴には ( 日 ) まり乙んだという批判を招いている。さらに保護されるべき言論を州が例外的に規制できる余地を認めつつも、 その要件としての緊要の州利益

(

8

5

3

-E

m

田 門

m H

m

百宮沼田仲)の存在につき、州側に立証責任を負担させ、 そしてその立証がなかったとして州に不利益な判断を導いている。 本件にはいくつかの間題が含まれているが、次のように整理して考察したい。会社の基本権と言論権の主体、 能動的言論と受動的言論、州の規制利益(少数株主の保護など)等である。これらの点が組合されてベロッティ法 琉球大学 理を構築しているように思われる。

会社の基本権と言論権の主体 ベロッティ法理を支える第一の住は自然人と会社の同一視である。 連邦憲法の文言中に﹁会社﹂という語は見当らない。従って会社にいかなる憲法的基本権が認められるかとい ( 凶 ) う問題は不明であり、結局、判例や学説の発展に待つほかなかった。 (げ) そ乙には大きく三つの流れが見出されるという。第一は﹁フィクション説﹂である。即ち、初期の頃から会社 は州(独立以前はイギリス国王) その権利も創造者の認める範囲で許容され、 によって創造されたものとして、

(12)

州の規制に服すると考えられてきた。しかし一九世紀になって会社の独占や腐敗が生じてとの説も不人気となり、 第二の﹁契約説﹂が登場する。乙れによると会社は契約的結合体とみられ、その構成員たる個人の有する権利に ( 刊 日 ) 準じて、それ以上でも以下でもない権利が承認される。次に第三の﹁リアリズム説﹂は一九世紀後半あたりから これによると近代的会社は法的フィクション以上の存在であり、 最高裁判例の中にも散見されるといわれるが、 株主の権利義務の総和以上のものとして、それ自体の論理をもっ。ベロッティ法理は第三説に依拠しているとみ ( 日 ) られている。乙れら三つの流れは必ずしも、 一方が消えて他方が表われるという関係でなく、今日に至るも鼎立 し て い る と み ら れ る 。 もともと会社の権利が問題になるのは、当然乙れを規制する立場にある州との関係においてであった。と乙ろ が、修正一条の言論・報道等の自由は連邦との関係を前提としたものなので州による侵害から守られるためには、 修正一四条によって媒介されねばならない、という構造になっている。そ乙で、先づ修正一四条の特権・免責条 項の﹁市民﹂(己江

N

g

)

の語に会社が含まれるかどうかが問題となる。しかしそれは自然人のみを指し、会 ( 初 ) 社の知き州の人工的被造者に適用なしとする解釈が判例を支配した。 他方、修正一四条のデュ l プ ロ セ ス 条 項 の ﹁ 人 ﹂ )の概念中に法人・会社を含めるについては ( 幻 ) 憲法起草者の意図にも合致したといわれ、判例も早くから乙れを承認してきたし、本件の原審も同じ解釈に立 っ た 。 ( H U 叩 吋 凹 O

( 幻 ) こうして判例が会社に認めた憲法的基本本権としては、修正一条の報道の自由、修正一四条の不当な捜索押収 ( お ) からの自由、平等保護、修正五条の二重危険からの自由、定款中に含まれた﹁契約﹂につき連邦、州からの不可 ( M ) 侵性、等があり、他方認められない基本権として修正五条の自己負罪特権がある。

(13)

128 けれども注意しておきたい点は、会社に憲法上の自由や権利を肯定したのは、それが本来、会社のような人工 的法主体に固有のものとしてでなく、自然人の自由や権利を指すという前提に立ち、会社の営業や財産に直接関 連をもっ場合に限定されてきた乙とが指摘されているのである。つまり財産権保護という場面だけで会社の憲法 上の権利は、株主が会社形式によらず営業活動をなす乙とを選択した場合の権利と同延、同範囲のものであるべ (初日 きとの認識があったといわれる。 第35号(1984) さて、本件における被上告人側では、言論の自由の主体として会社と自然人の区別を前提とし、例外的に区別 されないのは本来言論活動を目的として設立される報道会社の場合である乙と、そして通常の事業会社に関して はその営業文は財産に関連する場合に限られる乙と、を主張したが、乙れは従来の判例の流れを踏まえたものと い え る 。 しかし多数意見は乙れを採用せず、会社の営業との関連を立証できなくとも保護を失わない乙と、報道会社の みが修正一条の保護を独占すべき理由はない乙とを説いた。とくにパ 1 ガ l補足意見では後の点が強調された。 琉球大学 パウエル判決は、報道の自由に関する先例によって報道会社主言論が保護された乙とを根拠にして、事業会社一 般にも、自己の見解を表明すべく金銭支出をなす行為としての言論の自由を肯定した。しかし乙れらの先例はあ くまで﹁報道﹂を保護したものであり、その主体がたまたま会社だったにすぎないので本件とは明らかに区別さ ( 幻 ) れるべきであった。その意味で飛躍があるように思われる。 言論主体が会社である乙とを理由花憲法の保護が減ぜられるべきでない、とするベロッティ法理に同調する学説 ( 柏 崎 ) もあるが、しかし、むしろオケリ 1 教授の次の批判の方がより説得的な響きをもつのではあるまいか。即ち同教 授は、言論や表現は人間の思考作用の産物として自然人のみに可能である乙と、すべて法的人格主体だからとい

(14)

って等しく物理的身体的行為をなしうると考えると﹁カテゴリー・ミステイク﹂になる乙と、自然人のみが政治 的支出によって自己を表現できるのであって、政治目的のためのいかなる会社資産の支出も乙れを指示する自然 ( m U ) 人の表現にほかならない乙と、等を力説する。 目 能動的言論と受動的言論 ベロッティ法理を支える第二の住として、修正一条の言論の自由が単に発言主体の側だけのものでなく、 そ れ を受けて討議へ加わる側のためにも存在意義を認められる、とした点である。 ( 鈎 ) 多数意見の中に明確な表現としては見当らないが、文脈から﹁情報を受ける権利﹂ ﹁ 聞 く 権 利 ﹂ を 意 味 し て い る乙とは明らかである(七八三頁)。伝統的な﹁話す権利﹂ 凹匂目印}内 )を能動的言論権と呼ぶ乙 と が で き る な ら 、

( ユ

m V H 同 O V 巾 釦 円 ( 立

m

F

件 件 。 )は受動的言論権と名づけてよいのかもしれない。 乙 の ﹁ 聞 く 権 利 ﹂ 多数意見によれば、たとえ個人的な自己表現のようにみえても、 言 論 に は 社 会 啓 発 作 用 ( )が重要である乙とを強 m o n 岡 山 白 色 呂

g

z

o

ロ)がある乙とや、情報の自由な交流(骨

2

ト 喝 一 口 問 。 口 出 ω -Z O D 204 ﹃ 調 し た う え で 、 州 法 に よ る 会 社 の 一 一 一 一 口 論 制 限 は 、 こ の よ う な 受 動 的 言 論 権 を 妨 げ る と の 認 識 に 立 つ よ う で あ る 。 そ して情報受領者側の権利を承認した先例として、パージニア州薬務委員会対パ 1 ジニア市民消費者協議会事件 ( 一 九 七 六 年 ) を 引 用 し て い る 。 けれども乙の先例は果して本件が踏襲するのに適切であったかどうかについて、若干の疑問を禁ずることがで きない。何となれば、消費者が薬剤処方料金を知る利益は、消費者保護の理念から容易に導かれるし、 そ 乙に聞く権利や情報受領の権利が成立すると考えて何人もその正当性を疑わないであろう。しかし、本件のよう に、ある会社の政治的見解を知る利益というものが有権者側に一般的、普遍的に認められるのか、仮に存在する

(15)

130 としてもそれはや、異質のものではないかと思われるからである。そうであれば、その先例と本件は区別するの が合理的ではなかったであろうか。 ホワイト裁判官は、受動的言論権を認めつつも、 一般公衆にとって会社支出でまかなわれた情報を受ける権利 と然らざる表現をきく権利が異なる乙とを鋭く指摘している。 第35号 ( 1984) 乙の受動的言論権についての反応や論評を一瞥すると、先づドナヒュl論文は修正一条が単に自己表現の個人 的利益だけでなく、有用な情報へ接触する社会的権利

(

g

E

Z

巴 ユ

m

Z

ω

n

n

g

回)をも包摂すべき乙と ( 犯 ) を述べ、最高裁判所が判断を誤まらなかった乙とを高く評価する。他方、グリーン論文は、受動的言論権の承認 によって結局個人が政治的問題を自由に考え、論じあう乙とを困難にするとの危倶をもち、多数意見が乙のよう { お ) な現実的な気配りを怠った乙とを論難する。 琉球大学 やはりパウエル判決は、会社の政治的な能動的言論権を認めるために、ゃ、安易または性急に一般有権者の受 動的言論権に依拠したきらいがあり、乙乙でも少しく論理の飛躍を印象づけられる。むろん受動的言論権そのも のは認められるであろうが、それを直ちに会社の政治的言論権の根拠とはなしえないはずである。 回 州の規制利益l少数株主の利益保護など ベロッティ法理を成り立たせる第三の支柱は、州の規制利益の問題であり、 乙れに対する実質的にネガティヴ な 立 論 で あ る 。 多数説といえども、州による会社言論の規制を全面否定しているのではない乙とに気づくであろう。ただ会社 にも認められる乙とになった言論の自由それ自体が極めて重い価値を有するだけに、乙れを制約するには州の側 でそれだけ緊要な利益が存する乙とを主張立証して、厳格な審査

(

Z

h

Z

H

g

m

帥口門口昨日ロ︼﹃ )を経なくてはな

(16)

らないとしている。乙れは、ある意味で比較考量( 件。白骨 )の余地を許容するかのようにも U 削凶︼ m w ロ ロ 山 口 伺 み え る 。 乙の点に関する州側(被上告人)の主張した規制利益は、第一に選挙過程に会社が不当に影響を与え、 不当に利益を得る乙とを防止し、同時に個人に積極的役割を果たさせる州利益、第二に経営者の見解に同意でき ない少数株主を保護する州利益、であった。 { 鈍 ) 第一点に関して多数意見は、会社の不当な影響があったとの証拠がないとしたが、同時にパックリ 1 対パリオ 事件(一九七六年)を引用しつつ、そもそも州が政治過程での会社の影響力を公権的に規制するという発想自体 が 修 正 一 条 に な じ ま な い と し た 。 乙の点に関する多数意見支持の論評によると、仮に会社による不当な影響が立証できたとしてもまだ不充分で あり、その結果として実際に政治的腐敗が生じた乙とや、民主的過程の崩壊の脅威が存在した乙とまで立証され ( お ) る必要があるとしており、そうなると州の規制利益ありとされる可能性は極度にせばめられるであろう。 第二点に関しては、多数意見では州法八条が一方ではロビ l 活動、レフェレンダムの主題となる以前での会社 支出が許されている乙と、会社銀行以外の団体(ビジネス・トラストや労働組合など)が規制されないとと、を あげて規制不充分(ロロ

a m

江 口 口

Z

曲 目 4 叩)となし、他方、株主全員が同意しても支出できない乙とを理由に規制 過 剰 (040 江 口

n

E

E

Z

)

だとして、州の利益を否定した。 ﹁不充分﹂とした点については、もし州がロピ 1 活動やレフェレンダム提案前の事項等への支出を規制してい 一貫性はあるにしても、それは逆にまた﹁過剰﹂という攻撃材料にされる可能性があったと考 ( 幻 ) えられる。そのようなディレンマの中で、ダイクストラ論文が指摘するように、 た と 仮 定 し た ら 、 マサチューセッツ州は必ずしも

(17)

132 あらゆるビジネス、グループを網羅しない乙とによって﹁過剰規制﹂となる乙とを回避したのであって、その努力 を認めなかったパウエル判決は妥当でない、との批判につながっていく。 次に株主全員が支出に同意した場合にも、州法八条は禁止している乙とを﹁過剰﹂とした点について、恐らく 州側としては連邦法の政治献金禁止というパブリック・ポリシーを承けたものとして当然視した乙とであろう。 また、かつて連邦第九巡回区控訴裁判所で、ある会社が予備選挙に際し有権者へアピールすべく会社支出による (1984) 広告を出したケ l スにおいて、たとえ全株主が同意しても有罪の結論は変らない、としてパブリックポリシーを ( お ) 優先させる判決を出した乙とがある。 多数意見は乙れと真向うから対立しており、常に全員同意を前提とするかどうかは不明であるが、株主が会社 第35号 民主主義の手続を経て、会社の政治的言論活動を決定できるとしている。ただ、 は、会社の営業に重大な影響を及ぼす事項であれば、 乙乙で再確認しておくべき乙と レフェレンダムへの支出が経営判断上の問題として当然可 琉球大学 そ の 限 度 で は 従 前 か ら 言 論 の 自 由 が 存 在 し て い た わ け で あ る 。 そ し て 、 乙 の ﹁ 重 大 性 ﹂ ︿ ヨ 主 巾 ユ 竪 許 可 ) ( 鈎 ) の要件は﹁取締役の政治的気まぐれの全面禁止と会社の金庫の全開との妥協﹂の産物といわれるが、実際上は、 会社支出と営業への影響との聞の関連性はどのようにでも説明がつけられるので、株主利益保護という面で余り 有効な歯止めとして機能していないらしい。 能 で あ る か ら 、 ﹁全員同意﹂は結局、重大な影響のない事項に限って提起された問題という乙とになる。乙乙でもダイクスト

( ω )

ラ論文が指摘する如く、全員同意は大会社の場合によほど重要でない事項に関して起りうることだとすれば、そ の実際的意味は疑わしいけれども、 ﹁全員同意﹂という発想自体は少数株主の利益保護に寄与するものである。 ではべロッティ法理の枠組みの中で少数株主にはいかなる保護と処遇が考えられるのであろうか。判決中では、

(18)

代位訴訟、取締役選任過程での権利行使、それに判然とした表現ではないが株式の売却(七九四頁注三四)等が 示唆されている。その根底には、会社が任意加入制である以上、少数反対者のために多数が沈黙すべき理由はな いとしつつ、少数者の締め出しもやむを得ぬとする意識がひそんでいる乙とをのぞかせている。乙の点は、 ノ、 バード・ノ l トにも共通し、会社は株主の加入を強制しているわけではないので、 いやなら去るべし、との口吻 を一方ではかくそうとせず、他方では同時に州による可能な対応策として、会社の政治的表現の提案につき株主 の多数決を要求し、少数(反対)株主に対しては会社による特別配当の支払を義務づけることを提唱する。パー ( 付 ) ンパウム論文もやはり少数株主の利益保護の方法として、持株比例方式による払戻を示唆する。思うに少数株主 保護は﹁いやなら去るベし﹂という発想でなく、せめて州が会社に対し上記の持株比例による特別配当を要求す る乙とには、充分に正当な規制利益あるものとして是認しうると乙ろであろう。乙の方法はすでに最高裁判所が ( 必 ) 国際機械工協会対ストリート事件(一九六一年)において、労働組合の政治目的の支出に関し、同意しえない組 合員への救済措置として示唆した比例的払戻(、さ ( 必 ) やかな解決策のように思われる。そして何よりも、全員同意をとらない場合の唯一の現実的代償措置かもしれな 可 hHHRN 叶巾回同二一己円一 O ロ )と軌を一にするものであり、穏 b

さらにベロッティ法理のフレームワークを離れて、より望ましいあり方は、連邦選挙運動法の予定する方式を 借用して、株主が任意に拠出した分離独立の基金を作り、 そ乙から会社の政治的支出をなす乙とを許容すればよ 回、ベロッティ法理の影響

l

結びに代えて

(19)

134 こうしてベロッティ法理は、 いくつかの論点において従来の判例の到達点を微妙に変更し文は飛躍させつつ、 ついに会社に営業上文は財産上の重大な影響がない事項であっても、そして会社が報道事業に従事する場合でな く て も 、 レフェレンダムの結果を有利にすべく会社資金を投入して政治的発言をなすことを認め、 これに対して 州規制はほとんど及、びえない乙とを明らかにした。 判決は五対四という僅差であったが、 その背景として念頭に入れておいてよい一つの事情は、 パ l ガ l ・ コ l ト の 構 成 で あ り 、 そこでは長官を始めとしてニクソン、 フォード両大統領によって任命された裁判官により保守 (1984) 派が強化されている点である。両大統領の下で就任した五人の裁判官のうち四人までが本件での多数意見に組み したのは注意されてよいだろう。 第35号 とくに本判決を執筆したパウエル裁判官の場合、プラドニ 1 教授(ハーバード大学)の指摘すると乙ろによれ 琉球大学 ば、最高裁入りする前年の一九七一年に 4 ﹀

3

2

w

凹 豆 町 召 = 凹 巾

ω

3

z

g

‘ と い う 標 題 の極秘覚書を書き、その中で、企業界の意向に沿いつつ、世論へ影響を与えるための会社支出を推進すべく、積 極的

(

ω

m

m

2

回一︿巾)な全国キャンペーンを展開する必要を訴えたといわれる。そのような持論が多数意見を ﹀

g

m

ユ ロ 何 回 口 ﹃円角川叩

ロ リードし、代表する形になったわけである。 こ う し て 本 件 で は 、 コ ン サ l パティヴの価値観とリベラル・ブロックの哲学が鮮やかなコントラストを示し、 そして前者の優位を印象づける乙ととなった。 ではベロッティ法理は、充分な説得力を以て受けいれられていったであろうか、またいかなる影響を及ぼしつ つあるであろうか。判決から数年を経て書かれたプラドニ l 論文では、依然として、 乙の種の支出を会社利益に 結びつく乙とが合理的に期待できない﹁会社の浪費﹂ ( 口 O 円 H U O 吋釦仲叩 )あるいは ﹁浪費的言論﹂ 4 ﹃

g

z

(20)

曲 目 ︼

2

n

v

)

としてとらえ、 ζ れを規制する州法の合憲性判断のために修正一条を基準として用 ( 鈎 ) いる乙とへ疑問を投じている。かくて説得から程遠い状況をうかがわせている。 けれども、大勢は乙の判決のもたらす影響から自由ではありえないであろう。そして、それはさまざまな局面

(

4

Z

で表われるであろうし、現実に表われつつある。 第一に、連邦の公職選挙における企業の政治献金(支出)を禁止した連邦選挙運動法四四一条

b

項 と 、 現 在 三

O

州前後に存するといわれるマサチューセッツ州法型の規制法の合憲性に対する挑戦を誘発する効果をもつであろ ぅ。もっとも、判旨支持のコメンティタ l の中にも同判決以後も会社の政治献金規制は、修正一条の下で不動の )という形をとる場合に限定されるとの見方をす ものであって、同判決の先例拘束力は支出

(

2

一 旬 。 ロ 仏

E

M

g

{ 印 ) るものもある。しかし楽観は許されないであろう。 第二に、企業が現実にレフェレンダムその他の選挙過程へ堂々と参加し、支配力を及ぼしてくる乙とが判決直 ( 日 ) 後から予測されたが、乙れは的中した感がある。 第三に、第一と関連して、それ以後の判例の動向をも大きく規定したといえるであろう。本件が明らかに影響 を及ぼしたと思われるケ 1 スとして、少くとも現時点で筆者が知りえただけで以下のものがあるが. 乙れらの詳 細 な 検 討 は 後 日 を 期 し た い 。 ① k r ロ︻同叩門田 O ロ ー‘-ーa αコ ON ∞(冨釦目印・

E J

﹃∞)" ω

z

・開・ t¥) c. 4

n x

u

﹃ 。町田 O 凹 件 。 ロ ・ ω

g

m

( 臼 ) ︼ 000(HeJ ﹃ @ )

ω 2

u

・ 円 同

z

s

z

g

a

C

-m

h F ω @ @ の O ロ 白

o - z

a m

凶件冊目凶

?

O

B

B

-〆園、 ド ー ‘ uコ ,... OO~ 』 品 Cコ53 Uコ...~ α)~

、-"5) 4 A F A F 吋 己 ・

ω

m ω o 開 門 同 時 回 O

の 0 ・ 4 ・同 M Z σ

ロ 口

口 広 時 N O ロ 4

n x

u

﹃ 切

R

W

Z

O

︼ ご H O N m -n H -A F ω A F ﹀ 伺 釦 -ロ 白 骨 o

-

.

同 州 叩 ロ 仲

。 。 ロ 一 定

1 0 ] @

(21)

136 もし、ベロッティ法理によって会社がその巨大な資金力を背景に、政治的言論をほしいま、にする乙とになる のであれば、民主主義の政治過程がゆがめられる危険が大きくなる。かつてアンドリュ l ・ハッカーが、大企業 と個人が共存する今日の社会を評して、 n y R w m ι 号、と述

d ﹃叩 ベた乙とがあるが、 巾 -m U F E M H m 仏 m g n z m E H H O ロ m か弱い鶏が踊り狂う象に踏みつけられないように生きのびる道は決してなまやさしいも -M 釦︿叩 のではないはずである。 ( 一 九 八 四 ・ 六 ・ 三

O

)

第35号 (1984) 註 ( 1 ) 拙稿﹁米法におけるの o 弓 O

門 主

ω o 己 主 河

2

匂 O ロ 主 主 日 時 H M 可 ・ 頁 以 下 ( 一 九 七 五 年 ) 。 ( 2 ) 同 条 ( N C ・

ω

・ 0 ・

E

σ { 国 } 二 σ } { N } ) によれば、会社、労働組合が正副大統領、上下両院議員等を選出する選挙 に関連して、献金又は支出をなす行為、立候補者、政治団体その他の者がかかる献金を事情を知って受領する行為、会 社や労組の役員が禁止された献金に同意する行為等を違法とする。そして﹁献金又は支出﹂とは候補者、政治団体、政 党等に対し本条所定の公職選挙に関連して、金銭、役務もしくは有価物を直接間接に支払い、分配し、融資し、前貸し、 預入れ、贈与する乙とを指す。但し、会社がなすその株主、役員、その家族等への通信、会社による非党派的登録、

m

z

l

o

E

1

5

1

4

0

Z

キ ャ ン ペ ー ン 、 及 び 会 社 及 び 労 組 に よ る 政 治 目 的 に 使 用 さ れ る べ き 分 厳 独 立 の 基 金 の 設 立 、 運 営 、 献金勧誘等はとれを除外する。さらに罰則(主︼﹄)をみると、故意に違反した者はニ万五千ドル以下又は献金もし くは支出額の三

OO

パーセントの罰金、又は一年以下の懲役もしくはその両刑に処せられる。 ( 3 ) 拙稿﹁米国における企業の政治献金をめぐる法と現実﹂琉大法学二

O

号五五頁(一九七七年) ( 4 ) m -切 ・ 宮 町 ロ σ 白 ロ

E

-司 、 w a 喝 の ミ ? な た 芯 さ え た い 宅 司 、

.S

崎 、 時 礼 儀 刊 号 、 。 。 司 、 ﹃ H h 、 ミ ミ 風 向 司 匂 与 円 H b h 向 可 、 守 色 ミミ gahHhhwaab--¥hwq 句 古 溝 型 ・ h w ミ h q H H r N ∞ ﹀

g

申 立 白 血 ロ ロ ロ 言 ・ 問 、 曲 者 何 冊 4 ・ H S ( 冨 支 出 ) 一 切 白

W E

-河 町 R H h 帆 N ご 9 九 円 町 、 ¥ 1 1 河 崎 ぬ と N a ﹄ ミ ロ ヨ 一 。 ロ 司 、 ロ コ 同 同 町 、 qh 凧 h t n h H h 同 H h v 誌 札 止 震 ﹃ 島 句 ぬ き 同 勾 R H R a h w t 守 、 芯 て h H h H h 向 ' 旬 、 s v q h p ・ 同 一 w O C ロ

Z

・ 0 同 司 白 ・ 円 、 曲 者 同 四 ︿ ・ 四 士 山 ・ 由 品 目 w ロ -H H の発展と現状

H

﹂民商法雑誌七二巻三号四

O

七 琉球大学 句

、 司 -向 崎 ( ︼ 由 ∞ N ) ・

(22)

Bank of Boston v. Bellotti , 435U.S. 765(1978) ホ:-'1'< -4 Q 紺田砲事事~ドニ ~O See , Wa Il St.

J.

Nov. 4 , 1977 , p. 14. (坦) Mass. Gen. Law Ann. ch , 55 , Sec. 8. (ト) Kingsley InII Pictures Corp , v. Regents

360 U.S. at 689. (∞) Trustees of Dartmouth College v Woodward , 17 U. S. ( 4 Wheat ) 518 (1 819) ; United States v. White , 322 U.S. 694 (1944). (∞) ~ 1"¥吋斗入、-4 :!!'傾:泡Q-:出 .Q :æ似同省 b 信越怜 'j到諮問自称回以磁 l時ヤ岬於:砲や'向型車争!!I{:t hJ~ .!:;l吋 F い判斑:lf;'華軍選出 4K~~きや哨 utQ~:b \u4QtQ::çミ'閉経 Q 州制\ft.~昼下 J~ ト{P. {l '(J ~~<4 l!器司自, ~1llII(4.~榔橋'巡回iIIÞ~田詩型,."ト QQ ¥u緩和:!!ニOllUね c 剤 事事!!I{~'(ミゃに~~tQ JJ~ .!:;l~さむ, 4.~:;!<!..6l*, JJ ど~尽私的 U ベ JM4 当時。時 JQ !!l出鰍 1時邸.!:;l:!!:I!l::記事 E堅ミミロ .:;.Q \tJ'喜志軍部 附会.!'-t寺中 Qm 誕1lE~ト砂器製守hS \u..6l~週刊~tQ叫ニ小。 I.P.Maloney , From Market

ρ

lace to Ballot Box: The Co

r:

ρ

orate Assertion of Political Power , 12 Conn.Law Rev. 14 , 51-52 (1979). (S) ヤ、\u~税制 Q {j;;~警やさま, '(ロト Ih~ 喜宇都主主。期 *Q 書~~錘姻秘 -!:::h み'..6l 11生重量 ....)~~Q+ ←!日長守'(J吋 4 制.t:r~例会心用 F いニtQ .!'....)ニ。 Maloney , ibid. a t 57. (::!)喜f: llm .!:;l~包ljm:{P.;I~.(::.6判部会必紘~....)~..6l Q~....) トJ L.

J.

Donoghue , Cor ρ o rat e Free S ρ eec h : First National Bank of Boston v. Bellotti , 20 Boston C. Law. Rev. 1003 ( 1979) ; E. W. Tucker , Use of Corporate Funds for Political Speech , 53 Conn. B. J. 185 (1979) ; M. Goss. First National Bank of Boston v. Bellotti : The Reo ρ ening of the Cor , ρ orate Mouth -Co ゆ orations Right to Free

S.

ρ

eech , 21 Ariz. Law. Rev. 841 (1 979) ; Supreme LawRev. 57

163 (1 978). (;::1)額際:!!~~tQ iミ'穿 llm~ 謁穿:lf;'.(::.6 ~l 援会.!'~署 ι){:! ・"'Q ベ J....) い D.D. Dykstra , Political Contributions-First National Bank of Boston v. Bellott -Another Hurdle for Shareholder Protection 4

J.

of Corp. Law 460 (1 979); C. R.

o'

kelley , The Constitutional Rights of Cor ρ orations 持主主:!!綴喜宇~m:B--R'!'~:-'令ー (凶) First National Court 1977 Term , 92 Harv.

(23)

Revisited: Social and Political Ex

ρ

'ression and the Cor

ρ

oration after Nationa/ Bank Boston v. Be//otti , 67 Geo. Law J. 1347 ( 1979 ) ; T. Green , Prohibition of Cor ρ o rate Political Expenditures: The Effects of First National Bank of Boston v. Bellotti , 1979 Utah Law Rev. 95 (1979) ; Note , Beltotti -Corporation; Freedom of S.ρ eech

39 La. Law Rev. 1225 ( 1979 ) ; Comment , From Dartmouth Co//ege to Be l/ otti : Th e Political Career of the American Business Co ゅ oration , 6 Ohio Northern U. La w Rev. 392 (1 979) ; V. Brud ney

Bu si ness Co r , ρ orations and Stockho/ders Rights under the First Amendment , 91 Yale L. J. 235 ( 1981 ) ; R. B. Birnba um , su ρ ra note 4 , 28 American U. Law Rev. 149 (1 979); Baker , supra note 4

130 U. of Pa. Law Rev. 646 (1982 ). (~) Green , 0ρ • cit. 1979 Utah Law Rev. 97. (ヨ) Ibid. at 98. (自) O'kelley

su , ρ ra note 12

67 Geo. Law J. 1370. (虫)回特宇 Jt..) Q 吋小担霊盟主 l.æ::b.1\~~制側主君臨量点 -1.)...) い'!tb措豊岡旧 r<l.~:;l4i Q 湖特製ー i岳綿密剤、総 J 同キ k匿~~州刑畳程 纏争〈題担『橿怖噌 Q 糠

E

J

1111

低。 (~コ) Note , Constitutional Rights of Co r, ρ orate Person , 91 Yale Law J. 1641 , 1645 et seQ. (1 982). (包) Trustees of Dartmouth CoIIege v. Woodward , 17 U. S. (4 wheat.) 518 (1 819). +骨建:!!' I・tJ K~ l:lth:!旅田岡、 m _~>.川割 Q :!tÇ:紘h:!吋心掛剖1tI~~剥-<~崎、ーム Pκ+< 帯l, ME 霊...)'岩出h:! 11 tIーく入 T、ふ+-~割軍司 Jfi ミIi[+<寄j. Q Ii[制収...)h:!*, Q~ 婚外 l鮒|叫...)' 時 JQ 窓-R iミ朴.c ~~t 骨~\tJ.lQt-Q。剤事 t噌 lDI[穏:!!Ii[+<動 ~<4* 包 -<\tJ~ き vii 手斑 -<-1.). 昔、, 。現有露。騒 K~ -I.) 必~小吋 V ミ;::h:!~時 1~~ .t6似書面制 l副主主縦士自\tJ二,小「騒 K~ ..y Q 制覇総 J(ob Ii gation of a contract') 偽 1m 組制 E私的 ..@Q -I.)...)ド'剣髄議設や栂時'弐 J事:密 ...)~O t..).('¥...) い奇襲 IIQ r 麻薬穏 J Q<<~~ 穿 電 ~-I.) I昔、.1\~的。 of ~

(司∞∞

3

常国間総 制貯 υ 水艦伯国情

(24)

(~) Note , Ioc. cit. at 165 1. (お ) E. g. Paul v. Va. 75 U. S. (8 Wall) 168 ( 1868 ); Hague v. CIO , 307 U. S. 496 (1 939) ; +!製紙穿 4年 l小主 P崎製~~Ç\o!10 414 却特 J-!ëlll{-\j,号、+!!時~~OlQ・ QO Bank of the U. S. v. Deveaux , 9 U.S. ( 5 Cranch) 61 (1 809) , ci ted in O'kelley , at 1352. (~) E.g. Santa Clara v. So. Pacific Ra ilroad , 118 U. S. 394 (1886) *, Q 君。 (~) Grosjean v. American Press Co. Inc. 297 U. S. 233 (1 936) 特まぬま話純眠毛主総匪 ..)+!~-κ !UolQlQ

i

ミ, IJ~~ ミ、,~~、+、~~吋時場 igg ど Q~ 枯草 ~ß 毒事 *i ミ巡回 I ~様 Q 覇世相 Q 田-æ ~m 出制 Doþ lQベ J客寄..)+!・$I Q やolQlQ。 (~) Minneapolis

&

S t. Louis Railway v. Beckwith , 129 U. S. 26 (1889) 懸命。 (~) Okelley , 0 ρ . cit. at 1347 -8; Note , SU. ρ ra note 17 , at 1644. (お〉 E.g.Northern National Life Insurance Co.v.Riggs , 203U.s.243 〈 1906 〉 .See also , dkeIl ey ,

ρ

.

cit. at 1359; Note , 0

ρ

.

cit. , 39La Law Rev. 1228-29. (お) -R・ト=--~軍属(ト'1'\てr-+<脅 r) ~j ;;æ;~*,入、、'1'\'1'\齢社(制~)即 Q 君 I j現 Q 喜+:~~訴櫛 J い IJQ 吋小羽田君接 ~1 時 J +!I'\~ーミ zι 穿櫛, Q~~ 眼前ト.J r l'\~ーミ::...間程 J ベ J皆勾。 O'kelley ,。 ρ'. cit. at 1356. (~) IJ Q

.rm

Q 謡穿-¥j..)ト.J' See , Comment , supra note 12 , 6 Ohio No. U. L. Rev. 404 et seq. (8S) Goss

supra note 11

21 Ariz. L. Rev.850. (毘) O'kelley , 0

ρ

.

cit

at 135 1. (~) j;;æ; ~Q~ 小~' i寺t',; "'l ぱ寂偶 E耳 Q 任!U~ O!lO ε 、ペ J ヨヨい v lQ O ( く

OK

IIl1()

(~) Virginia State Board of Pharmacy v. Virginia Citizens Consumer Council , 425U.S. 748 ,7 臼 (1976). *主I:!U~機寝 Q .'i裂~ø;: 4同 Q~ :lI日~尊 ~-:!:P+! て-~';\ 11 トヨミ灘~端艇-\j ..)+!i ミ, *, Q -I H. 噛叫蝶 Q 越鱒奈r.l" Q 燃側唱。 ( source )叫-¥j-",1i{T(思蜘( receipients ) ~・ 6 崎,,~ . .i\~時ベ J..) い, right to reaive information and idea

w

時騨..) +! -'" Q

!u

OlQ 1(1' 0 -\jニ小嶋廊~~(' informat i on recelve or hear to Right

(25)

140 (1984) 第3!i号 琉球大学 ( 泥 ) U o ロ o m y g 巾 ・ 旬 H H ﹄ 守 主 同 ロ O 丹 市 W H H ・ N O 回 O 目 立 ︼ ロ の -F -H N 叩 4 ・ H O H

( お ) の ﹃ g p 句 足 、 E g g -N -E S C Z F F ・ 河 内 w d H O ω ・ な お ベ イ カ l 教授(オレゴン大学)も聞く権利と古典 的な思想の自由市場論による理由づけで、会社言論を正当化した乙とを批判する。回白

- a

ア 言 、 ミ ロ

o

z

p

同 ω o

c .

司 白 ・ F ・ 河 町 ︿ ・ 由 印 、 ア (鈍)しかしホワイト裁判官は、マサチューセッツ州で累進課税の創設を内容とする憲法改正に関する一九七二年のレフェ レンダムにおいて、反対派の活動団体には大企業を中心に約一二万ドルの資金が集まったのに対し、賛成派の活動団体へは 主十ドルしか警

E

岳かった事例、カリフォルニア州で原子力発電の立地選定に議会の承認を要する乙とに制度を改める為 の一九七六年のレフェレンダムで、改正反対の企業(二

O

三社)が二五三万ドルの支援金を出したが、賛成派は一六

O

万ドルを支持者から集めえたにすぎぬ事例、モンタナ州の原発規制問題イニシアティヴで反対企業から一四万ドルの資 金援助があり、他方賛成派の運動資金はわずか四五一ドルしか集められなかった事例、をあげて投票過程での金権支配 の実態を注意深くみている。やはり、マディソン街から提供された金やエネルギーが効果的に使われたら、不可避的に 政治過程から個人参加を締め出すという懸念

(

E

3

c

z

v

v

-F

W

4

5

H

)

には充分な理由があるように恩われ る 。 ( お ) ∞ E E q ︿ ・ ︿ 印

Z

0

・ b A F C -ω ・ 円 ( E S ) ・本件は、連邦選挙運動法の下で個人やグループが政治献金や支出をなす場 合、文は候補者が選挙支出をなす場合にシ l リングが設定されていたととろ、最高裁判所がとれに関し、献金制限は合 意なるも、支出制限は修正一条に違反すると判断したものである。ただそ乙では会社でなく、個人が問題とされたので、 ベ ロ ッ テ ィ と は 区 別 さ れ る べ き で あ る と の 批 判 が な さ れ て い る 。 回 何 回 } 内 叩 ♂ 握 、 ミ ロ

o

z

( お ﹀ U O ロ o m F ロ タ 旬 酬 も ﹃ ぬ ロ O 同 角 川 口 ・ N O 切 O 凹 件 。 ロ の -F -m 叩 ︿ -H O N 0 ・ ( 幻 ) U M L 内 田 可 p h R i も 3 H ロ o r w H N ・ A F ﹄ ・ 0 向 。 。 円 目 y F ・ 品 目 由 ・ ( お )C ・

ω

・ 4 ・ F 刊 当 時 国 司 0 0 ι の 0 ・

ω

白 血 司 N 円 四 叫 H O ( 由 同 町 の 山 門 -由 自 由 ) ( 鈎 ) U M L h 帥 仲 円 m w 旬 、 色 町 ・ ミ H -印 H A H 叶 N ・ ( 川 叩 ) L S 定 ・ 同 仲 品 斗 0 ・ 九 日 ・ H ω

c

・ 同 u 白 円 、 . 日 N04 ・ 田 町 一 ω ・ なお、拙稿、前註 ( l ) 四 一 九 頁 参 照 。

(26)

(川む少数株主のイメージは具体化しにくいかもしれないが、伺人ベ l スで活動する株主

(

g

G

O

B

Z

2ZZZ)

だけではなく、機関投資家の中でも倫理的投資者

(

a

z

s

-5

4

2

Z

同問﹀とされる大学や教会関係が考えられよ う。それだけ少数株主のもつ重みは大きいし、それを切りすてるという発想では問題の真の解決に至らないととは云う ま で も な い 。 (必)同趣旨の救済策を示すものとして、。。曲目

- h ε

ミ ロ

O z

-ど ﹀ 立 N ・ F -河 叩 ︿ ・ ∞

2

・しかしこれらの方策 のいずれも実効性が期待できないことにつき、 U M ﹃

w a

g

-L

﹃ 色 町 ・ 円 H . H -忠 告

N l ω

・ ( 必

) ω

居 間

u

-Q

H

U

J

3

H

RB

2

§

E

P

o

g

z

C N

阿 佐 円

4

・ ﹁ ・ 河 叩 ︿

-3

・ ( 川 明 ) 回 可 ロ σ 白

g

g

2 a

w

﹃ h H ロ

o

Z

H

N

-N

∞ ﹀

g?C

F

-河 虫 、 ・

H 4 A F

・ ( 必

)

Z

H

m

円 ロ 己 目 。 ロ 巴 ﹀ 回 目 ロ

O

同 窓 同 円 窓 口

Z

Z

4

ω

仲 円 四 四 デ ω ミ ロ ・

ω

4

品 。 ( 呂 田 乙 本 件 は ホ ワ イ ト 裁 判 官 も 援 用 し た が 、 多 数 意 見 では、組合費を強制徴収する労組の場合と任意の出資制をとる会社の場合を区別すべき乙とを説いている。なお、拙稿、 前註 ( 3 ) 六 一 一 員 参 照 。 (必)しかしとの方法ではフリ l ライダーを防止できないので現実的でないとの批判もある。の

0

8

・ h R h q E ロ

o z

=

-N H

﹀ ユ N ・

F

-H

N

2

・ ∞ 色 ロ

- H

∞ 叶 ・ ( 円 引 ) 切 円 邑

g u

J

句 虫

、 ミ

8

2

H

N

s

J

E

-叩

-N

S

ー や ( 泊 四 ) ﹄

1

F

E

-E

N

S

-( 川 叩 ) 句 。 ご 同

-E

N

l

N

g

プ ラ ド ニ l 説によるとかかる浪費は全株主の同意なしには行えず、乙れをあえてなした会社経営者は、 反対株主への責任を免れない。修正一条の下で、会社の社長は言論の自由を有するとはいえ、その権利を行使するために 会社の資金を盗取(凹芯巴

Z

m

)

するととまで州法が禁じえない道理はない。それは丁度、社長が会社資金を使って自 分の子供に家屋を買い与えるといった滋費行為を有効に制約できるのと同じだとみる。

N

A

F

1

2

( 印 ) の

g

p

h

色 町 -n H H ・巴∞白?なお、献金 ( n o 己ユ σ 己目。ロ)は、公職候補者へ向けられるのに対し、支出(叩与

g

-品 目

Z2w)

の方は、有権者への影響力行使(例えば、争点の広告、レフェレンダムに関する草の根キャンペーンへの 支出、会社の物的、人的施設の無料提供、ロビ l 活動のため部外者への支払、等)に向けられる、とされる。回円旦ロ

4

(27)

loc. cit. at 238 -9. (:i)) See , Comment , su

ρ

ra note 12 , 6 Ohio Northern U. L. Rev. 428. 14-喜宇部認巡.!::!.\Wí'~aI喝さ 24 望。鍬霊 刷、 Q M(~;(<J æ{;...)~ ..61 Q 叫 J い, Baker , su

ρ

ra note 4 , 130 U. Pa. L. Rev. 647-8. (岱)14-主主 Q 紘~央 J...) い, 47 Fordham Law Rev. 1111 , 1125 et seq (1 979). (巴)特設 QI 誌~-\.J...)い, 58 U. DeLJ.Urb.L. 531 (1 98 1) ;1981 Wisc.Law Rev. 399 (1 98 1) ;30DePaul Law Rev. 705 (1 981);30 Emory Law Rev. 893(1981);62 B.U. Law Rev.215 (1 982);8Pepperdine Law Rev. 1087 (1 98 1); 66 A. B. A. J. 1118 (1 980); 1982 Wi SC. L a w Rev. 43 (1982) 紳為嶋崎。 (苫)持金 Q~ 主~-\.J...)ド, 68 A. B. A. J. 200 (1 982); 36 Miami Law Rev. 563 (1 982); 96 Harv. Law Rev.161 (1 982);8J. Corp. Law 79(1982); 件緩榔喜宇部 .!::!0 ニド:!!' 69 Cal if. Law Rev. 1001 (1 98 1); 79 Mich Law Rev. 1421 (1 981); 3 Whittier Law Rev. 431 (1 98 1). 田14-jU Q~ 令-\.J...)ド'-!-Q量雪国軍!t' ~:-,同士、r-(.L.くけ 11 国r~ く同|叫 (1 ~く国社)。 (巴) Cited in E. R. Harris , The AMERICA , p. 38 (Nader N 司 YH (苫∞ご-V 由同線 POWER IN CORPORATE

PO

ω er , in of Cor

ρ

orate Green eds.1973 ). Politics and 制貯 υ ホ後回同

参照

関連したドキュメント

Key Words: Geolinguistics (linguistic geography), Willem Grootaers, Bernhard Karlgren, Language Atlas of China (LAC), Project on Han Dialects (PHD), Huaihe line, Changjiang

地図 9 “ソラマメ”の語形 語形と分類 徽州で“ソラマメ”を表す語形は二つある。それぞれ「碧豆」[pɵ thiu], 「蚕豆」[tsh thiu]である。

38  例えば、 2011

人間社会学域 College of Human and Social Sciences 理工学域. 医薬保健学域 College of Medical,Pharmaceutical and

In the case of the former, simple liquidity ratios such as credit-to-deposit ratios nett stable funding ratios, liquidity coverage ratios and the assessment of the gap

[文献] Ballarino, Gabriele and Fabrizio Bernardi, 2016, “The Intergenerational Transmission of Inequality and Education in Fourteen Countries: A Comparison,” Fabrizio Bernardi

 

Emmerich, BGB – Schuldrecht Besonderer Teil 1(... また、右近健男編・前掲書三八七頁以下(青野博之執筆)参照。