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ハワイにおけるデンファレの栄養診断と施肥管理技術: 沖縄地域学リポジトリ

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Title

ハワイにおけるデンファレの栄養診断と施肥管理技術

Author(s)

関塚, 史朗

Citation

沖縄農業, 34(2): 50-61

Issue Date

2000-06

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12001/1449

Rights

沖縄農業研究会

(2)

ハワイにおけるデンファレの栄養診断と施肥管理技術

関塚史朗

(沖縄県農業試験場園芸支場)

FumiakiSekizuka:DiagonosisofnutrientconditionsandfertilizerapplicationfbrDendrobium

inHawaii. な業務を兼務している.大学の通常の授業に関する業務 分野を「Institution」といい,その他試験研究等の分野を 「Rese2n℃hmdExtension」と呼んでいる.ADSCは,この Exbension分野の一機関である.CIA、の組織図と ADSCの業務内容を図1と図2にまとめた. ハワイ大学マノア校トロピカルアグリカルチャー・ヒ

ューマンリソースカレッジ(CIAImは,ランの研究で長

い歴史を有し,数多くの研究成果や優良品種を発表して いる.ラン類の中でも特にデンファレの生産が当地で盛 んなことから,デンファレの肥培管理,栄養生理面の研 究も早くから行われており,生産者へのサポートも進ん でいる.筆者は沖縄県人材育成財団の国外派遣研究員制 度により,当大学園芸学部教授YbneoSagawa博士を基 点にラン類の栄養,培養関係の研究手法と,デンファレ 生産者の肥培管理の実態調査を行う機会を得た.本稿で ハワイの栄養診断と施肥管理技術を紹介する. 2ADSCにおける作物体分析方法 ADSCで採用している作物体分析手法の概略を図3 にまとめた.乾物で約19あれば窒素をはじめ多くの元 素含量が測定できる.全窒素分析はフローインジェクシ

ョン式の分析装置を用い,塩基分析にはICP(プラズマ発

光分析装置)を使用している.ICPは,リンをはじめ20 余りの元素が同時に定量できる. 1.AgriculturalDiagonasticServiceCenter (ハワイ大学における栄養診断機関) AgricultulnlDiagonasticSewiceCentel(ADSC)はハワイ 大学マノア校CTAImの付属機関で,有料ではあるが, 農家が依頼する作物体・土壌の栄養診断,理化学的分析, 病害虫診断を行う農家のサポート機関である.アメリカ における州立大学の農学部は,学生に授業を行う教育機 関としての役割と同時に,州の農業振興に関する試験研 究・調査を実施したり,農家の生産を指導・支援する役 割を担っている.つまり,大学の中に農業試験場や専門 技術員,農業改良普及センター,病害虫防除所のような 職階・組織があり,大学の教授陣も授業の他にいろいろ 3ラン類の栄養診断基準 ADSCでは,ハワイ州で栽培している野菜類,果樹類, 花き類等の栄養診断に対応できるように,作物別の診断 基準値(成分別適正成分含量範囲)を準備している.こ の基準値はPlantanalysis(Reuter&RObinsonl986)やPlant analysishmdbookⅡMlls&BentonJ99のに記載されてい る分析値を基礎に,生産者から持ち込まれたサンプルの 測定値を利用してハワイ州用に改編したものである.表 1にラン類の部分を抜き出した.基準には分析に供する 株の条件や部位が定められている.これを決定するまで

(3)

51 関塚:ハワイにおけるデンファレの栄養診断と施肥管理技術

UniversityofHawaiiatManoa

CollegeofTropicalAgricultureandHumanResources(CTAHR

AcademicAfTairs

Onstitution) andHumanResouces(ReseachandExtensionHawaiilnstituteofTropicalAgriculture Agriculturaland Resource DeveloDment Agricultutal andSocial Sciences Cooperative Extension Service(CES

Departments(11)

Agriculturaland ResourceEconomics

》町

四四匹回

Agronomyand SoilScience Programs/Projects/Services。 Entomology Seed Proram Horticulture HumanResouces PlantMolecular PhvsioloEv Aglicultural Diagnostic ServiceCenter PlantPathology Agricultural Developmentin theAmerican Pacific(ADAP) ●●● Family Community LeadershiD Biotechnology Pro2ram 図1.CollegeofTropicaIAgricultureandHumanResourcesの組織図(-部).

LSoilandWaterAnalysis(土壌・水質分析)

2.PlantTissueAnalysis(作物体栄養分析)

3.InsectPestldentification(害虫診断)

4.PlantDiseaseldentification(病理診断)

5.FeedandForageAnalysis(飼料及び飼料作物分析)

Agricultural Diagnostic ServiceCenter 図2.AgricultureDiagnosticServiceCenterの業務内容.

(4)

52 沖縄農業第34巻第2号(2000) 作物体サン 65℃;葉で由 ノレMま約24 且 ;ThomasWilevMilLModelED-5

<全窒素分析2

<塩基分析>

秤量(0.2509)

100mldilZestiontubeに採 ルツボに採I

量(0.509)

Na2So4を混和(1/4teaSpoon;約29)

径4mmlZalassbead3-4ケ挿入 マッフル炉で灰化 (550℃、一晩)

Digestionmixture7ml添加(ドラフト内)

sulfilricacid・salicvlicacidselenium 冷却後 5NHCl5ml添力 化合・2時間静置・冷劃 ホット Fラフト内。

レート上で融解

計Ⅲ使用、10-20 SodiumthiosulfatesoL 3-4droDs滴下・混合、 30%HvdroRenDeroxide4ml

冷却後,融解液をmes-tubeに

移動し25mlにfilluD

発泡終了後410℃で分解一

陣装置;TechniconBD20/40

希釈(2倍)

iiiはlNHClに

品.液澄んだら分解総

後分解液はmes-tubeに

;動し25mlにfIlluD 、 ICPspectrophotometer

(P,K,Ca,Mg,Fe,Cu,Zn,

Mn、MqA1andNaetc.

全窒素測定装置

TechniconAutoAnalvzerⅡ 図3.作物体分析(TissueAnalysis)手順

(5)

53 関塚:ハワイにおけるデンファレの栄養診断と施肥管理技術 表1.ADSCにおけるラン類の栄養診断基準. には,生育時期別,部位(葉位)別の検討が必要である. デンファレについては,大学の研究レポートで報告され ている. 表2,3に示した.なお,供試株はCinderとBluemck(と もに火成岩)を培地としてにポット植え付けられた品種

UH44とUH232(ともにハワイ大学育成切り花品衝であ

る.施肥は窒素,リン,カリウムともに360ppmの濃度

で隔週施用して管理されている.品種間で多少異なるが, 葉位の違いにより大半の元素含量が変化した.特に大き く変動したのは窒素,カリウム,ケイ素,亜鉛であった. 逆に変化が小さかったのは,リン,マグネシウム,鉄, 銅であった.ナトリウムはリードバルブが成熟に達して おれば葉位間差は少ないようである成熟,未成熟の違 い,つまりリードバルブの生育ステージの違いにより含 量が変化した元素も多く,リン,鉄,銅以外の元素は変 化している.以上のような結果は,展開葉を用いてデン ファレの栄養診断を行う場合,採取葉位とリードバルブ の生育ステージを定める必要があることを示唆してい る.この結果を踏まえてADSCでは,測定部位を6枚以 上の完全展開葉を持つリードバルブの第3葉位完全展 4デンファレの葉位別栄養分析 通常植物体の栄養診断を行う場合,診断部位は葉また は葉柄などの葉周辺の組織を用いて行う.それは,生長 のための同化産物を合成する組織であったり,同化に必 要な窒素や塩基類を直接供給・貯蔵する部位であるから である.実際に栄養診断のために葉の無機成分を測定す

る場合,採取する株齢や葉位(葉齢)によって結果が異な

ることが予想されるため,一般にはこれらを限定して分 析部位を採取する.デンファレの場合も同様にバルブの 種類や葉位を限定して分析する必要がある.Kunisaki

(1983)によって,伸長中(未成熟リードバルブ)または伸長

が終了したリードバルブ(成熟バルブ)における完全展開

葉の葉位別無機成分含量が調べられている.測定結果を 品名(株条件 /分析部位) 要素別適正含量範囲 窒素 % リン% カリウム% カルシウム% マグネシウム% イオウ% ホウ素ppm 鉄 ppm マンガン ppm デンファレ(切り花成熟株 /第3葉位完全展開葉) シンビジウム(若年・未開花 株/最新完全展開葉) シンビジウム(成熟・開花株 /最新完全展開葉) カトレア(成熟・未開花株 /最新完全展開葉) レリオカトレア(成熟株 /最新完全展開葉) オンシジウム(成熟・未開花 株/最新完全展開葉) コチョウラン(成熟株 /最新完全展開葉) パフィオペディラム(成熟 株/最新成熟株) 00005400 95558055 ● ● ● ● ● D C ● 1 2221233 53008405 43506502 ● ● ● ● ● ● ● ● 1 1 1 1 1 1 22 25058800 27370537 ● ● ● ● ● ● ● ● 00000000 -一一 53006670 1 1 1 1 0212 ● ● ● ● ● ● ● ● 00000000 45027905 00047560 ● ● ● ● ● の ● ● 23342373 - 50004300 70009290 ● D ● ● ● ● ● ● 1 2221232 00003990 00006070 ● ■ ● ● ● ● ● ● 1 2121122 50005105 65450757 ● ● ● ● ● ● ● ● 00001010 87674407 00003875 ● ● ● ■ ● ● ● ● 00001010 09009800 41339242 ● ● ● ● ● ● ● ● 00000000 0.15-0.50 0.15-0.75 0.15-0.75 0.15-0.39 0.20-075 22-75 25-50 25-75 11-21 25-50 25-75 50-150 28-200 50-133 50-200 295-405 16-61 80-170 50-200 30-100 30-200 40-80 40-200 724-1047 243-772 100-250 50-200

(6)

沖縄農業第34巻第2号(2000) 54 表3.デンファレのリードバルブにおける 完全展開葉位別無機成分含量(品種;UH232). 表2デンファレのリードバルブにおける 完全展開葉位別無機成分含量(品種;UH44). パノレ 23456 成分 23456 熟熟熟熟熟熟熟熟熟熟熟熟熟熟熟熟熟熟熟熟熟熟 成成成成成成成成成成成 未成未成未成未成未成未成未成未成未成未成未成 窒素 (%) リン (%) カリウム (%) カルシウム (%) マグネシウム (%) ケイ素 (%) ナトリウム (%) マンガン (ppm) 鉄 (ppm) 銅 (ppm) 亜鉛 (ppm) 8875925829613895206465 1JJ1116844011156331135 11002200000000 11 7465296430734917295221 12111169450111 ...,・・........77321158 11002200000000 11 9966390231835873274275 1211127945011177321178 11002200000000 1I 1966321152936982963224 221123〃945011187221199 11002200000000 11 、、旧旧、妃Ⅶ印柘引四Mロ旭65164257 ・・・・..........97321199 11002200000000 1I 犯犯岻旧““岡躯兜兜加旧旧灯20756298 ....・・..・・....17221199 110022000000001 11 2766400151836842075255 2211237945011187321178 11002200000000 11 窒素 (%) リン (%) カリウム (%) カルシウム (%) マグネシウム (%) ケイ素 (%) ナトリウム (%) マンガン (ppm) 鉄 (ppm) 銅 (ppm) 亜鉛 (ppm) 熟熟熟熟熟熟熟熟熟熟熟熟熟熟熟熟熟熟熟熟熟熟 成成成成成成成成成成成 未成未成未成未成未成未成未成未成未成未成未成 11002200000000価躯理加配型鋼釘如加畑嘔晒皿叩即弧狙胆以妬皿 111 1 “幻、、皿如抑“、加畑旧胴、釦叩妬配旧旧扣印 11002200000000 111 1 164 1.521.611.611.62 0.22 0.220.250.240.27 2.15 2.592.802.892.92 0.34 0.500.470.480.46 0.27 0.340.340.340.33 0.12 0.210.220.240.26 0.18 0.220.240.250.26 8.0 18.016.017.017.0 132 127123123123 17 16171818 58 194164163164 、麺趣、田“鍋印幻蝿皿、nm叩、羽泌旧Ⅳ仙卵 11002200000000 111 1 ハブ伸長終 、;バル 産者の話でも,施肥において窒素,リン,カリウム に次いで,カルシウムとマグネシウムが重要である そうである.オアフ島の多くの生産者は,潅概用水 として地下水を汲み上げた上水道を使用している が,極めて軟水であるためミネラル分が少ないこ のため,炭酸カルシウムと炭酸マグネシウムを豊富

に含有するドロマイト(白雲岩)を潅概用水に漬け込

んで潅水することがあるとのことであった. 開葉と規定している.ハワイでは数9の乾物重があ れば分析可能であるので,数枚の生葉が入手できれ ば栄養診断ができるのである. 5.文献に見るラン類の要素別過剰・欠乏症状 Bakerら(1980)によってまとめられたラン類の要 素別過剰・欠乏症状を表4に紹介した.本報告から すると,ランは他の一般作物に比較して微量要素の 過剰,欠乏症状は発現しにくいということである. 実際,ADSCにおいて,ラン類で要素過剰・欠乏症 状で,生産上問題が発生したケースはこれまでなか ったという.Bakerらの報告で,ラン類の要素過剰・ 欠乏症状で特徴的なこととして,開花にリンの影響 が大きいことと,カルシウムとマグネシウムの欠乏 が生じ易いことが記載されている.ハワイのラン生 6.ハワイと沖縄で栽培されたデンファレの栄養分 析値の比較 ハワイで生産されているデンファレとエピデン ドラム,カトレアの株を入手し,ADSCで栄養分析 を行った.デンファレについては,ハワイの分析値 と沖縄で栽培した株の分析値を比較してみた.それ

(7)

55 関塚:ハワイにおけるデンファレの栄養診断と施肥管理技術 表4.ラン類の要素過剰及び欠乏症状概要. 過剰症状 元素名 過剰症状 欠乏症状 備考 窒素(N) 葉色の暗緑色また は黒色化。新成長 部分が軟弱または 先細りになる。 全体的に緑色が減少し、生長速度 が低下。葉色が赤または紫色化。 古い組織にクロロシス症状発生。 過剰問題は施肥成分のアンバランスから発生し易い。やや過剰気味のレヘ・ル でも病気への感受性が増す。高レヘ・ルの過剰では、低温時に発生するよう な葉色の黒色化が生じる。 欠乏はバランスのとれた施肥であれば発生しない。欠乏症状はリンやマグネ シウムの過剰によっても引き起こされる。 リン(P) 症状は出にく い。他の要素の欠 乏を勝発。 葉色の赤みがかった暗緑色化また は葉脈沿いが紫色化。未成熟葉の 落下。新葉が紫色化。開花数の減少。 植物体の嬢小化。ステムが細くな る。 過剰は問題になりにくい。 欠乏もバランスのとれた施肥をしておれば滅多に発生しない。過剰に窒素 のみ施用すると、生長の先細りや葉色の低下等の軽い欠乏症状が生じ る。低光線、低温度下やリン施用が不十分であると開花数の減少が引き 起こされる。 カリウム(K) 過剰症状は出にく い。他の要素の欠 乏を隣発 葉縁部が焼けたまたは黄化症状。 葉にクロロシス症状や壊死斑 発生。植物体の嬢化。短節間 化葉脈間にしわ。 過剰は問題になりにくい。 欠乏もバランスのとれた施肥をしておれば滅多に発生しない。過剰に窒素 のみ施用すると吸収のバランスが崩れ、欠乏症状が生じる。施肥のN/K比 が重要。 カルシウム (Ca) やや古い葉や葉脈 間、葉縁部にクロロシ ス症状。成熟葉に 巻き症状が発生し たり、カップ状葉が 発生。やや古い葉 の落葉。未成熟葉 の落下。 葉の先端が黒色化。生長部位 (新芽)の発育不全。カップ状葉発 生。根端壊死。生長速度の低 下。未成熟葉の黄化、後に褐色 化や壊死。 Caの過剰はMgの吸収を阻害し、Mg欠乏を引き起こす。また培地等のp Hを上昇させ、微赴要素を不可給態にする。 欠乏は生長旺盛期に起こりやすく、他の主要要素よりも問題になり易い。 Caを追肥する場合、症状の原因について再鯛査すべきである。葉先端 の暗色化は極端な水不足や施肥過剰によっても引き起こされる。新芽の 問題は光や温度不足で生じたり、虫害や薬剤障害でも生じる。生育不良 や黄化葉は他要素の欠乏であったり、根の陣害で生じたりする。Mgやり ンとのバランスが重要である。 マグネシウム (Mg) 過剰症状は出にく い。他の要素の欠 乏を瞬発。 カップ状葉発生。成長速度の減 少。成熟葉の黄化(葉脈は緑色)。 過剰はラン体内では有毒になりうる 。 欠乏は他の主要要素より問題になりやすい。瀦概水中のMg濃度が低く Caが高い場合、Mg施用は生長にとって有益となりうる◎ イオウ(S) 過剰症状は出にく い。他の要素の欠 乏を隣発。 ステムが細くなる。発根阻害、根趾 減少。植物体または葉色が黄味 がかり、青白くなる。 ラン栽培においてイオウの収支は問題になることは少ない。 過剰は滅多に生じない。欠乏も希である。不適当な光条件や多量要素 のアンバランスにより葉の退色がよく生じる。発根不良は潅水不足から、ステム が細くなるのはリン欠乏から生じる。 鉄(Fe) 過剰症状はない。 葉に褐色斑発生。葉組織の黄化や白色化。 過剰はラン体内では有毒である。欠乏は滅多に生じない。欠乏の判断はラン栽培において鉄の収支は問題になることは少ない。 施用前に栄養分析を実施すべきである。 マンガン (Mn) 葉に褐色斑発生。 生長減少。鉄欠乏 を隣発。 葉色が褐色に変化。新葉の葉脈 間が黄化。緑色ステムが黄味黄味 がかる。 ラン栽培においてMnの収支は問題になることは少ない。 過剰は低pH条件下で生じやすい。過剰施用は鉄の吸収を阻害する。欠 乏は滅多に生じない。微避要素供給の一つとして施用するだけで十分。 ホウ素(B) 葉脈間組織の黒色 化、壊死。 ステムの黒色化。頂芽または側芽の黒色化、壊死。稲子不稔。発 根不良。植物体嬢'1、化・ ラン栽培においてホウ素の収支は問題になることは少ない。 過剰はランにとって有毒である。欠乏は滅多に生じない。天然の培地で は通常可給態で存在する。欠乏の判断は施用前に栄養分析を実施す べきである。 亜鉛(Zn) 鉄やマグネシウム 欠乏を瞬発。 新葉の葉脈間退色化(クロロシス)または青、白色化。葉の倭化、ロゼッ ツト症状。葉縁部が波打つ。古葉 に白縞条痕発生。生育不全。 ラン栽培において亜鉛の収支は問題になることは少ない。 過剰は滅多に生じない。欠乏も希である。天然の培地を使用すれば供 給される。欠乏の判断は施用前に栄養分析を実施すべきである。 モリブデン (Mo) 過剰症状はない。 古葉の葉脈間の淡黄色化(クロロシ ス)。葉が展開せず捻れる。 ン栽培においてMoの収支は問題になることは少ない。 過剰はラン体内では有毒になりうる。欠乏は滅多に生じない。施用前に 欠乏判断は栄養分析を実施すべきである。 銅(Cu) 鉄欠乏を瞬発。新葉で黄色または白 色斑(葉脈は緑色) 葉の萎れ,退色。新生長部分が 腰小または奇形化。側芽の萎れ。 過剰はラン体内では有毒になりうる。欠乏はカリウム過剰で引き起こされラン栽培において銅の収支は問題になることは少ない。 る。微赴要素供給の一つとして施用するだけで十分。 塩素(Cl) 葉の先端組織から 基部に向けて褐色 化。 葉の青銅色化、クロロシス症状と鰻 死。根の奇形症状。先端葉が萎 れ、潅水しても回復しない。 ラン栽培において塩素の収支は問題になることは少ない。 過剰は葉質が柔らかいランで問題になりやすい。高感受性のランでは潅概水 を一晩溜め、塩素を揮散させてから使用するとよい。欠乏は希である。施用前 に欠乏判断は栄養分析を実施すべきである。 コバルト (CO) 過剰症状はない。 古葉にクロロシス症状発生。葉色が 赤または紫色化。 ラン栽培においてCOの収支は問題になることは少ない。 過剰は滅多に生じない。欠乏も極めて希である。微避要素供給の一つと して施用するだけで十分である。

(8)

56 沖縄農業第34巻第2号(2000) 表5.ハワイと沖縄で栽培されているデンファレの成分含量比較. 栽培地・品種 測定部位 備考 (株条件,培地) NP %% KCa%% 9% M NaMn %% FeCuZnBppmppmppmppm 栽培地;ハワイ 定植2年目 品種;UH800 開花株,5株平均 LB完全展開葉1960.503.31L010.460.92312153132027リート`バルブ成熟時 培地;Bluerock リードバルプ2.240.350.940.470.190.4956164161910 花器1.470.242.820480.320.477492122119 根1.660.370.460.330230.644031261806010  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄-- ̄-- ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄- ̄------- ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄- ̄,---- ̄- ̄- ̄ ̄■---- ̄---------■ ̄● 栽培地;iWn縄 定植3年目 品種;Ekapol 開花株,3株平均 LB完全展開葉1.160.153.092.630.234161174リードバルプ成熟時 培地;ヤシガラ リードパルプ0.850.14L150.650.07971070.4 花器0810.162160.850.12881170.9 根L180.180.320.720.196928010 品種;ブラモト 定植3年目 LB完全展開葉1.043.090960.46 培地;ヤシ板 品種;マナホワイト 定植3年目

LB完全展開葉1.423.281.340.380.331801090.236培地;ヤシガラ

表6.カトレアとエピデンドラムの成分含且. 上刀リノコX女 測定部位 N% P% KCa %% MnFeCuZnB備考%ppmppmppmppm(品種,株条件,培地)

雌%

Ⅲ%

カトレア 栽培地;ハワイ

完全展開葉L980.201.901.530.750.2667796144429品種;Blc・AtsumiPurple

開花株3株の平均

バルブ・根2.850.390.770.550.290.46177175143510培地;水苔

一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一 エピテ,ント,ラム 栽培地;ハワイ

完全展開葉1.270.130.690.950.721.50153136234734品種:Epi・radicans

開花株3株の平均

バルブ・根0.610.100.280.200.220.54212018597培地;火山性石

(9)

57 関塚:ハワイにおけるデンファレの栄養診断と施肥管理技術 ぞれの器官1811成分含量を表5と表6にまとめた.異なる 品種間における植物体成分含量の比較は,培地や施肥量, 栽培環境等を揃えて行うべきと思われるが,とりあえず 単純に測定値を比較して考察してみたい.ハワイ産のデ ンファレでは窒素,リン含量が,完全展開葉,リードバ ルプなど全ての器官で高かった.これは,ハワイでの栽 培では施肥量が多いことと,品種特性(吸IIB力など)の 違いが表れているのではないかと思われる.また,逆に ハワイ産ではカルシウム含量が低めであった.潅概用水 中のカルシウム含量の差が表れているのであろうか. 沖縄産デンファレのリードバルブ完全展開葉の測定 値をハワイの栄養診断基準に照合してみると,カリウム, カルシウム,マンガンは適正範囲以上,窒素,マグネシ ウムは範囲以下の傾向にあった.供試した3品種は,園 芸支場と農家で標準的に施肥され,何の支障もなく切り 花生産している株である.もっと詳細な検討が必要では あるが,ハワイの基準は当地で多く生産されているケー ンタイプの切り花品種用に設定されたものであること から,沖縄で使用される品種群に対応できるか疑問であ る.ハワイの基準を改編した沖縄用の基準が必要かも知 れない. なお,ハワイ産デンファレの根において鉄含量が異常 に高かった.これは使用している植え込み培地のBlue Rockの影響であるとのことであった.高含量ではあるが, 根群の発達には全く問題はなかった. あるDI:LeonhaIdtに画妾解説していただいたので,施肥 研究の一部を紹介する. 1)緩効性肥料の施用量

表7に緩効性肥料(Osmocote)の施用量試験の結果を示

した.これは,DenJaquelynThomasの定#直1年目の株を 表7繩MH1tHE料施用量と切印、収量 本数輪墾 ■■■ 晋地種類ha:Z 10.5 12.0 9.6 335 ●●● 735 393 786 1179 TreeFern (シダ) 10.5 12.4 11.8 6.2 14.4 17.5 393 786 1179 BlueRock (火成岩石) lmamuraら(1986)-部緩効性肥料(14--14-14)使用 品種;DenJaquelynThomascv、0580 定植後1~5年間の平均値 用いて5年間試験されたものである.植え込み培地に

TiEeFbm(シダ)またはBlueRockを使用している.Tiee

FCm培地の場合は,収量に施肥の効果は認められなかっ たが,BlueRock培地では662肥量を増やすことにより, 採花本数及び切り花品質が増加した.この試験結果から すると,ハワイのデンファレ切花生産における適正窒素

施用量は16.8kg/ha/年となる.ハワイの平均的栽植密度

は32100株/haであるので,この施用量を株当たりに換

算すると,529ノ株という値が得られる.筆者が沖縄で調

べた軽石培地における適正窒素施用量は1.79/株であっ

たので,ハワイの施用量は沖縄の約3倍もあることにな

る.沖縄で5.29/株もの窒素を施用したら,バルブ・根の

生長や切花に障害が生じることが予想される.このよう な適正施肥量の相違は,沖縄ではビニル被覆したハウス の中で栽培しているのに対し,ハワイでは遮光ネットだ けの栽培でスプリンクラーやミストで多量に潅水して 7.ハワイ大学におけるデンファレの施肥試験 1970年代後半から80年代にかけて,ハワイではデン ファレの切花栽培面積が急激に増加した.この期間にハ ワイ大学でも施肥関係の研究がいくつか実施されてい る.これらの研究成果はローカルなシンポジウムなどで 発表されている.研究内容について試験実施者の-人で

(10)

58 沖縄農業第34巻第2号(2000) 表9窒素の有機能含量の違いが切り花に及ぼす影響. いるというような栽培環境の違いが大きいものと思わ れる.しかし,ハワイ産では窒素,リンの成分含量が高 いことから,多IEI栽培であっても障害が起こらないよう な品種を使っていることも理由として十分考えられる. 2)施肥におけるNPK比 表8に窒素,リン,カリウムの施肥の比を違えて,大 学育成品種UH306を栽培した時の切り花収量と葉分析 の結果を示した. まず,NPKともに施肥することにより採花本数が増加 し,施肥効果が認められた.葉中のNPK含量も増加し ている.次に,窒素をそのままにしてリン,カリウムの 比率を増カロした場合では,収量及び葉中成分含量には施 肥効果はないという結果となった.この試験は,緩効性 朱/15months 試験陞名肥L-. %%%% 0030 053 1 機機機機 有有有有 8815039 ●●●●●●● 6181188 111 DynamicLifter DynamicLifter+MagAmp DL+Osmocote DL+MagAmp+Osmocote MagAmp+Osmocote Osmocote MagAmp '3.5 14.9 12.6 13.4 14.9 12.6 13.1 Higakiら(1989)一部,N施用量;168kg/10a(緩効性) 品種;UH232,培地;BlueRock,定植後2年株 収量が得られているのは肥料成分中の有機態の比率が 50%から0%までの範囲で,窒素成分を全て有機態 (100%)にしてしまうと,減収することが示された.ただ し,有機態50%や0%区で使用する肥料の種類により異 なる結果が得られている.この考察として著者は,リン

成分量の高いMagAmpと他の肥料を組み合わせて,窒

素:リンの比率を約1:3にして施肥することにより,切 り花の収量増加と品質向上が得られるとしている.しか し,この結論は前述のLeonhaldtらの結果とは異なる. 表8.施用NPK比と切花収量、葉中成分含量 ,05-K,【 0-0-0 1-1-1 1-2-1 1-3-1 1-3-2 22.6 28.0 27.1 27.2 27.9 1.83 1.95 1.85 1.88 1.91 0.13 0.16 0.15 0.15 0.16 1.37 1.88 1.78 1.90 1.96 1.02 0.70 0.91 0.85 0.87 0.91 0.77 0.75 0.68 071 8ハワイにおけるデンファレ生産者の施肥管理技術 ハワイのラン切り花生産者及び種苗・鉢物生産者の施 肥方法について,聞き取り調査を実施した.調査に協力 していただいたラン園は,HonoluluO1℃hidCompanM KogachiOmhids,KiilaniGifts&Galdens,S&WOmhidlnc.,

KodamaOmchids,OmhidCenteH;H&RNulselyの7カ所で

ある.ハワイでは多様な肥料資材が実用的に使用され, 個々のラン園が独自の処方と施用スケジュールを持ち 施肥管理を行っている.以下に調査したものをまとめた. 1)育苗時の施肥管理 フラスコから出した実生あるいはメリクロン苗は,コ ミュニティーポット定植後,2週間以上経過してから施 肥を開始する.ここでの肥料は苗質をしぼりこむために, NPKの比率がl:3:1あるいは':3:2の液肥を用いるのが好 Leonhardtら(1987)一部,緩効性肥料使用 品種;UH306,培地;BlueRock,定植後3年株 肥料のNPK成分比を決めるために実施されたもので ある.本試験の結果からNPKの比率は,1:l:1が適当で あろうという結論が得られている.現在,実際にハワイ で使用している緩効性肥料のNPK比も1:1:1である. 3)有機質肥料と無機質肥料の比較

表9に有機質肥料DynamicLifterと無機質肥料

Osmocote,MagAmpの3種類の肥料を組み合わせて,

全窒素肥料成分中の有機態窒素の比率を違えて栽培し

DenJaquelynThomasの切り花収量と品質を調査した結

果を示した.使用した肥料はいずれも緩効性肥料で,試 験区の全窒素成分量は同量にしてある.この試験で高い

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59 関塚:ハワイにおけるデンファレの栄養診断と施肥管理技術 ましいという.生産者が実際に使用している肥料は,ピ

ータースの仰30-20(NPhO-K20)が多いが,1052-10や

945-50のような特殊な銘柄を使用している農園もあっ た.また,1030-20と15-1617を交互に施用する生産者 もいる.施肥間隔は植え込み培地により異なる.細かい パークを使用する場合はj園に1回である.苗の生長に伴 い週2回に増やすこともある.使用i震度は,苗を肥焼け させないために成株での使用i農度の1/2~1/4で|更用して いる. 2)移植後と成株への施肥管理 コミュニティーポットから2インチポットに移植し た株や,さらに切り花,鉢物生産用に大きなポットに移 植した成株に対する施肥管理は,緩効性肥料を使用する ラン園が多い.この他,獅巴単独で管理する方法や,緩 効性肥料と液IIBを併用する場合があり,各ラン園でそれ ぞれ管理しやすい方法を選択している. 一般的に使用される緩効性肥料は,NPKの比率がl:l:] のもので,ニュートリコート(13-13-13)とオズモコート

(14-14-14)が推薦されている.多くラン園では溶出期間が

180日タイプのものを年2回施用しているが,このタイ プではハワイの高温,多潅水条件下では,早めに溶出し 旧コオLすると指摘する生産者もいた.ハワイ大学での調 査によると,オズモコートの平均的Iiti用量は1050ポン

ド7エーカー/年(118kg/lOa)である.株あたりに換算すると,

窒素施用量は5.29となり,ハワイ大学での試験結果が反

映されている.なお,リンやマグネシウムを効かすため

に上記の肥料に加えてMagAmp・を施用するラン園もあ

る.液肥は,緩行性肥料と併用する場合には補助的に用 いられ,週1回または隔週で施用されていた.液肥単独 で施肥管理しているラン園では薄い濃度で,潅水と同時 に施用している.使用されている液肥の多くは,微量要 素が含有されているものである.大部分のラン園で2つ 以上の種類を準備し,交互に使用したり,生育ステージ 別に使い分けている.主にバルブ成長期に使用するもの は,15-5-15,15-1617のように窒素含有率の高い液肥が 用いられ,開花期に使用するものは,lO-3020のように リン含有率の高いものを選んでいる.また,使用する水 が軟水であることから,液肥にカルシウムとマグネシウ ムが2:lの比率で含有する特殊液肥を用いたり,ドロマ イトまたは硫酸マグネシウムを混入して施用する場合 もある.なお,カルシウムを添加する場合は,15-5-1S のようにリン濃度の低い銘柄を用いた方がよいという ことである.ストックタンク内で沈殿が生じるのであろ う.施用する液肥濃度は,いず》れの生産者に聞いても水 1ガロンに対して肥料は1~l/2テイースプーン位であ るという.具体的には,25ポンド入り粉末肥料2袋 (22.7kg)を50ガロン(190リットル)の水に,または,25 ポンドを30ガロンの水に溶解してストックタンクに貯 蔵し,200:1希釈の液肥i昆入器を用いてスプンクラーあ るいはミストで散布している.希釈倍率は1600~2000 倍になる.窒素濃度として計算すると,ピータースの

15-1617の場合であれば,75~90ppmになる.以上のこ

とを表10にまとめた. 9.あとがき 沖縄のデンファレ切り花生産で,多肥等の栽培管理が 原因で株の営利的寿命が短くなる事例が観察されてい る.筆者は,株の寿命が長いと言われるハワイではどの ような施肥管理がなされているのか非常に興味があっ た.しかし,大学での試験研究や生産現場での施肥管理 を調査してみると,沖縄の基準の3倍もの施肥量が一般 的になっており,植物体の窒素含量も沖縄のサンプルよ り有意に高く,大学作成の栄養診断基準値も予想以上に 高い範囲にあった.気象条件や栽培環境,植え込み培地

(12)

60 沖縄農業第34巻第2号(2000) 表10.ハワイのラン生産者が実施している主な施肥管理方法. の違いを考慮すべきではあるが,派遣前の予想は見事に はずれ,両地域の違いは使用している品種の特性に依る ところが大きいのではないか考えるに至った.ファレノ

プシスタイプとハワイの切り花品種(ケーンタイプ)の特

性差異は,花器やバルブの形態,生産性だけでなく,栄 養生理的な面もあると思われた.両タイプを作物学的, 生理学的に比較した研究はまだなく,栽培条件を揃えて 施肥試験と植物体分析を実施すると整然とした結果が 得られるものと考える.本派遣研究に協力していただい

たハワイ大学Sagawa博士,ADSCのUchida調整官,

Huang研究員,Leonhalt博士,Kunisaki専門技術員,

MeIsino普及員,大学院生のMJWeemboonに感謝を申し

上げるとともに,Sag曰wa博士を紹介して下さった勝浦

孝昌氏,派遣に先立ちアドバイスを頂いた琉球大学上里 健次教授,勝連盛憲花き研究室長,派遣を承認していた だいた沖縄県人材育成財団,農業試験場に深謝申し上げ る. 引用・参考文献 LUChida,R19W・Recommendedcmptissuenu面entIevels、 CmALIRHawaiiSoilFertiUUManualJ-1. 2.MaltinPreveI,P,J,GagnaIdandEGautiaP19MPlant analysis,LavoisierPublnc、 3.Mms,H、A、andJ.J・Bentonl996・Plantanalysis handbookⅡMicmMaclDPub・Inc, 4.LeonhaldtlKandKSewakel999・GmwingDendmbium omhids:inHawaiilⅡIAIⅢL:25-26. 5.Kgunisaki,』.,ISUwaandnHigakil983・TYssue

施肥方法及び使用肥料

施用量または希釈倍率

育苗期

の施肥

●液肥による場合

定植、移植2週間後から施肥開始。

10-30-20(N-P-K)を週1~2回散布。

15-16-17と10-30-20を交互に散布する場合

もある。

成株での濃度の2~4倍

に希釈

成株

‘~ の施肥

●緩効性肥料(固形)による場合

14-14-14または13-13-13を年2回施用。

MgAmpを追加する場合もある。

●緩行性肥料十液肥(微量要素入り)による場合

上記緩効性肥料を年2回施用。液肥は混入

器を用いミストまたはスプリンクラーで散布。

使用する液肥のパターンは以下の通り

①15-5-15と15-16-17を交互に使用。

15-5-15はCaとMgが補強されたSpecial

を用いる場合もある。

②15-16-17と10-30-20を交互に使用。

③パルプ生長期に15-16-17、開花期に10-30-2 ●液肥単独

1妻]鶏:合

15-16-17と10-30-20を交互に潅水時に施

用。

10a当たり118kg

緩行性肥料は10a当た り118k9 液肥は最終的には1600

~2000倍に希釈

通常濃度の2~4倍に希

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61 関塚:ハワイにおけるデンファレの栄養診断と施肥管理技術 analysisofDendmbiums、IⅡ、dLmRReseamhSeries ExtensionO37:145-148. KunisakLJ、1983.Dendmbiumtissueanalysesand fbUtilizationPiDc.,CommeTcialDelXhDbiumGmweTs ConfandFieldDay:58-70. Imamula,』.,THigakiandJKunisakil986、IIItelactions ofculture,medium,andfbrtilizeronDendmbium JaquelynThomasIⅡT)dLImReseatchSeriesO50. 8.LeonhaldLKWandD、0.Evansl987、Dendmbium nutlition-pmgBsslBpoltIⅡmdLIRPmc、l988Hawaii CommemialO1℃hidGInoweIsConf:62毛6. 9.Higaki,TandJ.S、Imamuml”4.Dendmbiumfbutilizer testlⅡI)ALIⅡ<PYDc、1”4HawaiiTTopicalCumowerand OmamentalPlanthdustlyConf:53. 10.Bakel;ML,andC・OBakerl980、OmhidSpiciesCultule 6. 7. DendmbiumTYmberPICss.:795-798.

参照

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