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もののあたたまり方を調べよう

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Academic year: 2021

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-第4学年理科学習指導案

指導者 ○○ ○○ 1 単元名 「もののあたたまり方を調べよう」 2 教材について 教材の価値 児童の素朴概念等 ○ 本単元は、金属はその一端を熱しても、中 ○ 本学級の児童は、「やかんでお湯をわか 央を熱しても、熱した部分から順に温まって す」「電子レンジであたためる」など、日 いくことや、水や空気は熱した部分が上方に 常生活の中でものを温める経験をしている。 移動して全体が温まっていくことを調べ、も ○ ものの温まり方については、「やかんが のによってその温まり方にはちがいがあるこ 熱くなるから水が熱くなる」「フライパン とをとらえることができるようにすることが に火が直接あたっているから熱くなる」「ス ねらいである。 トーブの火が空気を温める」など、火(熱) ○ この時期の児童は、活動的であり、自然の によってものはあたためられるということ 事物・現象に対する知的好奇心も旺盛である。 は経験的に理解しているものの、熱の伝わ 一方で、ものが温まるという事象は、児童 り方やそのちがいについては理解できてい の日常生活の中に当たり前のように存在して ない。 おり、自分の生活経験と照らし合わせながら ○ 「電池のはたらき」や「ものの温度とか 学習していくことができる教材である。 さ」などの学習では、予想(仮説)を立て ○ 本単元は、温度の変化や温まっていく様子 て実験を行い、わかったことをまとめると に着目し、自分の見通しをもって実験を行い、 いう活動に取り組んできた。しかし、自分 金属・水・空気の温まり方と温度の変化を関 たちの気づきや疑問をもとに問題をはっき 係付けながら、それぞれの温まり方のきまり りさせ、見通しをもって実験や観察するこ を見出していくことができる。このことは4 とや、現象や事象の変化に着目し、それに 年生における「関係づけながら調べる」とい 関わる要因を関係付けながら調べ、問題を う問題解決能力の育成に適している。 見出し追究していく力は十分に身に付いて いるとは言えない。 主な支援 【着眼1】 金属・水・空気を温める実験を行い、その温まり方のちがいを比較することから、素朴概念に ズレを生じさせ、「なぜ?」「どうして?」という追究の視点を明確にして問題の自覚化ができ るようにする。 特に本時においては、水を入れた試験管の上部と下部にセットしたグミを温める実験を通して、 金属の温まり方で学習した「火に近い位置からものはあたたまる」という素朴概念とのズレを生 じさせ、温められた水の性質を調べる見通しを持たせたい。 【着眼2】 単元の各段階において、主に学習のまとめとしてコンセプトマップを位置づけ、ものの温まり 方やそのきまりについて、児童自らが整理し、知識として構造化できるようにする。 特に本時においては、グミを温める実験を通してわかったことや気づいたことをもとに、水の 温まり方についてコンセプトマップを書かせ、水が上から温まる要因について考えることができ るようにさせたい。

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2 -3 単元の目標 金属、水および空気を温めて、それらの変化のようすを調べ、金属、水および空気の性質につい ての考えをもつようにする。 4 評価規準 A 関心・意欲・態度 B 科学的な思考 C 技能・表現 D 知識・理解 ア 水・金属・空気を ア 水・金属・空気を ア ものを温める実験 ア 水や空気は温度が 温める実験に興味・ 温める実験を通して の結果を記録し、そ 高くなると上に移動 関心をもち、不思議 気づいたことを交流 の要因について説明 し、低い部分が下に なことや気づいたこ したり、生活経験と することができる。 移動して全体が温ま とを進んで見つけよ 関係づけたりしなが イ ものを温める実験 ることがわかる。 うとする。 ら問題を見いだし、 に必要な器具を正し イ 金属は温度の高い イ ものの温まり方に 問題解決の見通しを く安全に使うことが 部分から低い部分へ 興味・関心を持ち、 持つことができる。 できる。 順に熱が伝わってい 水・空気・金属の温 イ ものを温める実験 くことがわかる。 まり方の秘密を見つ の結果と予想を照ら けようとする。 し合わせたり、話し ウ 水・空気・金属の 合いをしたりして自 温まり方の特徴を生 分の考えを深めるこ かしたものづくりや とができる。 調べ学習をしようと する。 5 単元構成(コンセプトマップによる) 1次 2次 3次 金属 水 空気 熱 傾き 熱 形 上 下 順に温まる 高い 移動 低い 温まる 6 単元計画(全10時間)丸数字は時数、アルファベット,カタカナは評価規準 学 習 活 動 教 師 の 支 援 キーワード 1.やかんで水を熱してお湯を沸か ○熱しているときのやかんや水の ・水 つ し、やかんや水の様子を観察する。 様子を観察させたり、お湯を使っ ・金属 た 飲 み物 を 飲ま せた り して、「も ・空気 か のが温まる」ときの変化に気づか ・熱 せる。 ・温まる む 2.熱いお湯に銅棒、水棒、空気棒 ○3つの棒に触らせ、金属・水・ を入れて、温まり方を調べる。 空気の温まり方にはちがいがある ① Aア ことに気づかせる。

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3 -3.金属の温まり方を調べる。② ○銅棒や銅板に温度変色絵の具を ・金属 塗り、熱の伝わり方が目でとらえ ・熱 (1)金属の性質を生かした実験を られるようにする。 ・傾き・形 し 行い、金属の温まり方を予想す ○温める位置や銅棒の傾き、銅板 ・温まる る。① Aア Cイ の形を変えて実験させることで、 (2)金属の温まり方の秘密を調べ 素朴概念にズレを生じさせる。 る。① Cア Dイ ○温度変色絵の具を使い、熱が伝 ら ・銅棒をつかって わっていくことが目に見えるよう ・銅板をつかって にする。 4.水の温まり方を調べる。③ ○グミを温める実験を行い、グミ (1)水の性質を生かした実験を行 や水の様子の変化を観察させる。 ・上 ・下 べ い、水の温まり方を予想する。 ○上下のグミのとけ方のちがいか ・水 ①本時 Aイ Bア ら素朴概念にズレを起こさせ、問 ・冷たい 題をはっきりさせる。 ・温かい ○実験結果から、水の温まり方を ・動く る 予想させイメージ図に表させる。 ・熱 ○サーモテープや温度変色寒天を (2)水の温まり方の秘密を調べる。 使って温まり方を実験・観察させ、 ② Cア Dイ 水が対流しながら温まることを実 感させる。 5.空気の温まり方を調べる。 ② ○電気コンロの上や横に火のつい ・空気(煙) (1)空気の性質を生かした実験を た線香をかざし煙の流れを観察さ ・熱 行い、空気の温まり方を予想す せ、素朴概念にズレを生じさせる。 ・上 ・下 る。 ① Aイ Bア ○サーモシートや煙、温度計を使 ・動く って実験・観察させ、温められた ・色 (2)空気の温まり方の秘密を調べ 空気も水と同じように対流しなが ・温まる る。 ① Cア Dア ら温まることを実感させる。 6.ものの温まり方について学んだ ○ものの温まり方についてコンセ ま ことを整理し、ものの温まり方は、 プトマップに整理させる。 と 生活にどう利用されているか調べ ○ミニ気球を製作させ、温められ め たり、ものづくりをしたりする。 た空気が上昇することを実感させ る ② Aウ る。 7 本 時 ①本時学習の主眼 水を入れた試験管の上部と下部にセットしたグミを温める実験を通して、上部のグミの方が早く 溶けはじめるという結果から、「火に近い位置からものはあたたまる」という素朴概念とのズレを 生じさせ(逆説的提示)、水が上から温まっていく要因について考えることができる。 ②日時・場所 平成20年11月14日(金)第5校時 於:4年教室 ③準 備 試験管 アルコールランプ マッチ スタンド グミ ストップウオッチ ワークシート

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4 -⑤展 開 過程 学 習 活 動 主 な 支 援 1 前時学習を想起する。 ○金属の温まり方を表したコンセプトマ 生 ップを提示し、前時学習を想起させる。 み 2 本時のめあてをつかむ。 ○左の実験図を提示し、水をあたためる A B と上と下のグミはどちらが早くとけ始め だ るか(逆説的提示)仮説を立てさせる。 ○仮説の根拠をはっきりさせるために、 す 水の温まり方を黒矢印でイメージ図に表 させる。 <予想されるイメージ図> 水を温めると、上と下のどちらのグミが早くとけ始めるか調べよう。 3 実験の準備をする。 ○実験方法について説明する。安全面に ついては特に留意する。 4 実験を行い、観察する。 ○子どもたちに次の視点を持たせ観察さ (1)変化の様子や実験結果をワークシートに せる。 書く。 ・グミの様子 ・水の様子 ・火の付近 組 5 実験結果から予想される水の温まり方をイ ○結果をもとに水の温まり方を予想し赤 み メージ図に表し、全体で交流する。 矢印で表させる。 立 て 6 交流したことをもとにコンセプトマップを ○交流の中で出された言葉を概念ラベル る 書く。 として提示し、コンセプトマップを書か せる。 見 7 コンセプトマップをもとに、温められた水 ○金属の温まり方と比較させる(逆説的 直 について調べようとするめあてを持つ。 提示)ことで、水は上から温まっていく す 水 火(熱) ことと、「水の中のモヤモヤ」との関係 ・ に視点をあてさせ、調べていくようにさ ま もやもや あわ せる。 と 上 め 温まる る 水の中の「モヤモヤ」の正体を調べよう。

参照

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